僕の節分

僕の節分

今日は2月3日。
いわゆる節分だ。

僕は毎年この日をちょっと苦手にしている。
僕は今14歳なんだけど。
14個豆を食べないとならないが、結構大変だ。


いってきま〜す
今日はちょっと早めに学校へ行く。
もちろん節分の為だ。

早めにいけば、部活の朝練があるみっちゃんがいると思うし。
早いところ豆を食べてしまいたい。


学校へ着くと予想通りみっちゃんが居た。
練習が終わったばかりみたいで、まだジャージ姿だ。

おはよー。
え、今日は早いねって? うん、節分だからね。

着替えるから外に出てって?

じゃあちょうどいいや。みっちゃんに豆を貰おうとしてたから。ついでに今いい?
OK? 良かった。まだお母さんとお姉ちゃんからしか貰ってなかったから。

話しながら、みっちゃんはズボンとパンツを下してくれた。
足をM字に開いて椅子に座ったみっちゃんの前にしゃがみ込む。

わぁ、みっちゃん毛が生えてるね。
去年の節分は生えてなかったから、この一年で生えたんだね。

え、僕? 教えないよ、恥ずかしいじゃん。
あはは、ずるくないよ。今日は節分だからしょうがないでしょ。

じゃあ、豆食べさせてね。
僕は目の前の割れ目をむにっと広げて、上の方にあるポッチに吸いついた。

ん、ちゅうぅぅ……ぷあっ
ちょっとみっちゃん声大きいよ。我慢してね。

ちゅる、れろれろ、クリクリ……

僕がみっちゃんの豆を食べてると、みっちゃんが悲鳴ばっか上げてちょっとうるさいんだ。
もう、さっき我慢してって言ったのに。そうだ、お仕置き代わりにちょっと噛んでみちゃお。

ぢゅるるるる〜!!
へへへ、思いきり吸って、油断してる所に……

カリッ

うわぁっ、豆を噛んだらみっちゃんおしっこ漏らしちゃった。

あ〜あ、制服がビシャビシャだよ。これがあるから節分は嫌なんだよなぁ。
みっちゃん大丈夫? あ〜あ、白目むいてイっちゃってるね。

まあこれで3つ目の豆を食べれた。
あと11個か〜。とりあえず制服洗ってこなきゃな。

僕がとりあえず制服を脱ごうとしていると、ガララッと音をたてて武君と舞ちゃんが教室に入ってきた。
2人は、下半身裸で気絶しているみっちゃんに驚いたみたいだけど、今日が節分だってことを思い出したみたいで、納得してくれた。

武君と舞ちゃんは、3か月前ぐらいから付き合っていて、この間武君の家に泊まった時キスをしたって話を聞いて、ものすごい興奮したんだ。

今も仲良さそうに手なんか繋いじゃっている。いいな〜。
あ、そうだ。舞ちゃんの豆も食べていい? みっちゃんで3つ目だからさ。あと11個も食べないといけないんだよ。

大丈夫? 良かった、ありがとう。
じゃあ、そこに座って。うん、スカートは捲るだけでいいよ。

僕は、スカートを捲って、パンツを脱いだ舞ちゃんの前に、しゃがみ込む。
僕の後ろには武君も立っていた。

わあ、舞ちゃんってまだ生えてないんだね。ツルツルで可愛いよ。
え、武君も知らなかったの? ああ、まだキスまでしかしてないって言ってたもんね。
じゃあ舞ちゃんの豆、頂きます。

こうして、僕は彼氏の武君の前で、舞ちゃんの豆も食べることが出来たよ。
ふう、やっと4つか。やっぱり大変だよ、節分って。

学校からの帰り道、僕は疲れた足取りで家に向かっていた。

因みに恰好は、学校指定のジャージ。
制服は紙袋に入れて持っているよ。

あの後、休み時間とか使って委員長とかクラスメイトの豆を食べることが出来たんだけど、
いろんな液で制服がとてもじゃないけど着れなくなっちゃったんだ。
まあ何とか14個の豆を食べれたから良かったけどね。

今年も何とか食べれたけど、年々大変になっていくな
子供の頃は楽だったけど。

あれ、子供の頃に豆なんか食べたっけ?

何かここ2、3年の記憶しか……イタタッ!

うう…なんか頭が痛くなってきた。
あれ? なに考えてたんだっけ?

まあいい、なんかどうでも良くなっちゃった……



ふう、やっと家に着いた。
今日はもう疲れたし、ゴロゴロしようっと。

ただいまー。あ、兄ちゃん。
家に入ると、ちょうど玄関に兄ちゃんが立っていた。

兄ちゃん18歳だから、もう18個豆食べた?
へぇ、もう食べたんだ。やっぱり兄ちゃんは凄いな。

僕? 僕もちゃんと食べてきたよ。14個。
偉いでしょ。えへへ……

え、恵方巻き? なにそれ。
ええっ! 豆を食べさせてもらった女の子に、僕のおちんちんを咥えさせてあげなきゃならなかったの!?
あれ? でも去年はそんな事……

え、兄ちゃんの手が目の前にかざざれて……
パチンッ

………
……


あれ? 僕何してたんだっけ?
あ、兄ちゃん。そうだ、僕恵方巻き食べさせに行かないといけないんだ。

わ〜、時間が無いよ。急いで学校に戻らなきゃ!
みっちゃんとかまだ学校に居るかな〜。

僕は慌てて、家から飛び出した。

家から飛び出していく弟を見て、俺はニヤリと笑いを浮かべた。

ちょっとした節分にちなんだ悪戯だ。
かわいい弟に、いい目を見させてやっても良いだろう。

さて、俺も妹と母親に恵方巻きを食べさせてやるか。
そう思いリビングに戻ろうとした時、俺は弟に大切な事を伝え忘れたのを思い出した。

慌てて玄関から飛び出すと、走っていく弟はかなり小さくなっていた。

「お〜いっっ!!」

俺があらん限りの言葉で叫ぶと、弟が立ち止まりこっちを向くのが見えた。

これだけは伝えなければ

「今年の恵方は東北東だぞ〜っ!!」


おわり

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