無題

夢…というものは案外脆く崩れたりもする。
彼女、ミサの夢(っていうほど大したものでもない)もつい先ほど崩れた。

「…はあ…。」
彼女は今までになく落胆していた。
彼女には好きな人がいる。…正確には先ほどまでいた。

「…御姉様…。まさか男と付き合ってたなんて…。」
…彼女の好きな人、それは彼女の通う学校の生徒会長、ユキである。
カリスマ性があり多くの生徒から人気だ。
しかしミサの場合、「人気」という枠に収まってない。純粋に愛だった。

ミサは彼女を追って生徒会に入り毎日ユキだけを見ていた。

「御姉様とお付き合いしたい!お付き合いして…ムフフ。」みたいな事も考えていた。

が、彼女は見てしまう。ユキが生徒会室で…。

「ヴァーーー!思い出すのも腹立たしい!あんの男ー!」
「…こらこら、とんでもない声を出さない…。」
「あ、サキ。」

後ろから声をかけられミサが振り向くと親友のサキがいた。

「部活終わったの?」
「うん。さ、帰ろ。試合前の練習、ハードで疲れちゃった。」

サキは競泳部に所属している。この学校の競泳部は県では強豪校で全国でも通用するぐらいである。
ミサはサキをまじまじとみた。
「な…なによ。」
湿った髪、結構グラマラスな胸…。
(サキでもいいかも)

「…バカな事考えてないで帰るわよ。」
ミサの考えを見透かしたようにサキは帰るのを促す。
そんなこんなで帰宅の途につく二人だった。


「ただいま〜。」
「お帰り。」
夕飯の準備をしていたミサの母親が台所から出てくる。
「あ〜ミサ。今日あなた宛になんか来てたわよ。」

「…?なんか注文したっけ、あたし…。」
「一応部屋に置いておいたから。」
ミサは通販はよくする方だが最近は注文した記憶がない。
(ま、いっか)

部屋についたミサは着替えた後、自分の机に置いてあったダンボール箱を見つけた。

「これね…。何々?村越ショッピング?」
見るからに怪しい会社名である。
(まーた父さん、あたしの名前使って注文したな?)

ミサの父親はカモフラージュのためか度々ミサの名前で通販をする。
母親がなかなかのケチで父親にはあまりお金を使わせないのだ。
「全く…。まあ…あたしの名前なんだから開けてもいいわよねぇ。」
前回は開ける事もなかったが今回はミサの好奇心の方が勝った。
「ん〜…何これ?」


中にはライトみたいなものに銃のグリップが付いたものが入っていた。
「えーと…何々?催眠光線銃?」
説明書にはこの銃から発せられる光をみた人は誰でも催眠術にかかった状態におとせると書いてあった。

(また…とんでもない物を…)
我が父親ながら情けないなぁと思う。
「しっかし…筆者もこんなもんだすなよ…。」
ぶつぶつ独り言を言うミサ。しかし…
「ん…?催眠術?ということは…。」
…何を思いついたのやら…。

晩御飯の後、ミサは部屋に父親を呼び出した。
「入るぞ〜。」
ノック音が聞こえ父親が入って来る。

「お前が部屋に入れてくれるとは珍しいなあ。父さん嬉しいぞ!」泣き真似しながら父親がいう。

「ていうか父さん、またあたしの名前使って通販したでしょ!」
「あ〜届いたのか。悪い悪い。まあお前には何の迷惑もかかってないからいいじゃないか。」

ははは、と笑い飛ばす父親。
「で…荷物は?」
「ああ、これ?」
あらかじめ取り出していた光線銃を父親にみせつける。
「な…、お前!中身みたのか!」「べっつに〜。あたし宛の荷物なんだから見たって良いでしょ。」ニヤニヤしながらミサは父親に言う。
「で?こんなもの使って何をしようとしたの?」
「…なんだっていいじゃないか。とにかく!ソレをかえしなさい。」
奪い取ろうとした父親に銃を向けるミサ。
「あ〜…分かった。」
両手を手を挙げながら降参を示す父親。

「最近、アレがマンネリ化してなぁ…。」
「あ、そゆこと。」
少し落胆気味にミサが答える。

「で、趣向を変えようって事?」「ま…まあそういうことだ。」
「ふーん…。」
考えるミサ。
「結局、母さんに使いたい訳ね。分かったわ。」
「だから、かえ…。」
「実験もしてみたかったし、ここはあたしが一肌脱ぐわ!」
「…。」
独りノリノリなミサに父親の声は届かず…。

「母さ〜ん。」
「な〜に?」
リビングでテレビを見ていた母親の所へミサが来る。
「父さんと話は終わったの?」
「うん。でね、母さん…。」
「?どしたの?急に」
不思議に思った母親がミサの方をみる。

「ごめん!」
言った瞬間銃を構えトリガーを引く。すさまじい光が明滅し、母親を包む。
「あっ…。」
母親は気の抜けた声を出したかと思うと、目が一切精気がない状態に陥っていた。

椅子に座りながらフラフラする母親。まるで操り人形の様だった。
試しに母親の目の前でお〜いと手を降るミサ。しかし全く反応がない。
「すごい…。ホントにかかっちゃった…。」
効果に驚くミサ。
「父さ〜ん。成功したよ〜。」
ドドドっと走ってくる父親。
「本当か?!」
「ほら、このとおり。」

未だに椅子の上でフラフラする母親。
「す…すごいな。」
「でっしょ〜?ほらほら、後は父さんのお好きなよーに。」
母親を差し出すミサ…。
「そ、そうだな。」

どうしようかと考えてる父親を尻目にミサは部屋に帰る。
「ふふふ…これさえ有れば御姉様だって…。」

次の日…。
ミサはこれまでにない興奮にわくわくしながら登校。
今日はちょうど、生徒会の会議でユキと会える日。
「終わった後…ふふふ…。」
「なーにが、ふふふなんだ?ミサ。」
授業担任が妄想に耽るミサをこずく。
「全く…。今は授業中だ。ちゃんとしなさい…。」
周りからクスクスと笑い声が聞こえる。
赤面するミサであった。

で、放課後。
「はい、今日の会議はここまで。リョウタ君〜ちゃんとまとめといてね〜。」
「あの…会長。」

ミサがユキに話しかける。
「どうしたの?」
「少しお話が…。いいですか?」「うん。いいよ。皆には秘密のお話かな?」
にっこりしながら聞いてくるユキ。
「え、ええ。できれば人気のない所で。」
ユキの笑顔にドキドキしながら答えるミサ。
「そうだね。それじゃ、三階の空き教室行こっか。」


「で、どうしたの?秘密のお話って。」
「ええ、実は…。」
ドクンドクン。
トリガーを持つ手が震える。
ドクンドクン。
大丈夫、大丈夫…。そう言い聞かせながらトリガーを握るミサ。

「ミサさん?」
「ごめんなさい!会長!」
トリガーを引くミサ。一瞬で光が広がりユキの脳に響く。

「えっ…。」
光を直視したユキは昨日の母親同様、目からは光を失い、夢遊病者のようにフラフラしながら立っていた。
(やっちゃった…)
ほう、と息を付く。
「ユキさん…貴女は今とっても深い場所に堕ちています…。キモチ…いいですか?」
「…は…い…。とてもいいキモチです…。」
催眠状態に堕ちていることを確認するミサ。

(たしか説明書には…キーワード決めとけって書いてあったわね…)
その事を思い出すミサ。
「ユキさん…。貴女は私に“綺麗な御姉様”といわれるといつでもこの催眠状態に堕ちますよ…。いいですね?」
言われたユキはゆっくりと頷いた。
「後は…ユキさん、今貴女は付き合ってる男性がいますね?」
「はい…います…。」
「クラスと名前は?」
「2組の…エイジ君…。」
情報を聞き出すミサ。
(ふふふ…二組のエイジね…。後で痛い目見せてあげるわ…。私の御姉様に手を出した罪は重いわよ!)

何やら勝手な事を考えてるミサ。
「ユキさん、貴女は今、エイジさんに愛情を抱いているようですが…催眠から覚めた時にソレはすっかり忘れてしまっています…ていうかその愛情は嘘!大間違い!きっぱり忘れましょう!」

ミサの無理矢理な要求に少しながら困った顔をしながらも頷くユキ。
(よしよし…後は…)
次はどうしようかと考えていると…。
ユキの胸が目についた。
ゴクッと生唾をのむミサ。
(ちょ、ちょっとくらい良いよね)自分を正当化しつつ恐る恐る胸に手を伸ばすミサ。
むにゅ
ユキの胸は予想以上に柔らかく易々とミサの手を包みこむ。

(御姉様の胸…すごい…。)
そのまま揉み続けるミサ。
むにゅ、もにゅ。
揉まれると徐々にユキの頬が赤くなってくる。
(催眠状態でも感じるんだ…。)
息を荒くしているユキを見て…。
(あ、だめ…あたしも…。そうだ…、せっかく催眠術かけたんだし…。御姉様に襲って貰おう!)
…。

「ユキさん…。貴女は目が醒めると発情したようにムラムラしてあたしを襲いたくなります。良いですね?あ、あと貴女は普段は言わないような淫猥な言葉が出てくるようになります…。321で目が醒めますよ…。3、2、1…。」
パンっ!と手を叩くミサ。
叩く音を聞いたユキは目に光が戻り正気に戻った。
…が、暗示が効いているらしく、ハアハアと息はあらく、頬もかなり上気していた。
「…会長?」
恐る恐る顔を覗きこむミサ。
すると…。
「ミサさん!」
言うが早いか、次の瞬間ユキはミサに抱きつきキスを…。

「くちゅ…あむ…。」
互いに舌を絡めながら抱き合う二人。
「ちゅっ…じゅる…。」
恋人同士がやるような本気のディープキスが続く。
「ごめん。なんかミサさんを見てたら急に我慢できなくなっちゃって…。」
「い、いえ…。」
「…も…もうだめ…。ミサさん…。貴女を…抱かせて…。お願い…。」
「…良いですよ。そのかわり…ミサって呼んでください…御姉様…。」
そういうと再びディープキスをする二人。
「「ちゅ…あむ…」」
ねちっこく舌を絡めあう二人。

するとユキがつつつっと首筋を舐め、そこから下へ…。
「あっ…御姉様…。」
「ほら…ミサ…。貴女の乳首…。こんなに勃たせちゃって…。」
ねぶるように乳首を舐めるユキ…。舐めると同時にミサの秘部もさすり始めた

「ちゅ…じゅっ。ふふ…あなたのあそこ、お汁でスッゴい濡れてる…。」
「やめて…言わないでぇ…御姉様ぁ…。」

と、急に愛撫を辞めるユキ。
「ふぁ…?御姉様…?なんで?」
「だって…貴女だけ気持ちよくなるなんてズルいわよ。」
と、穿いていたショーツを脱ぎ秘部を露にするユキ。
「舐めて…。貴女のエッチな舌で私を狂わせてちょうだい…。」
と。
「“綺麗な御姉様”」
言われた途端にユキは催眠状態に堕ちる。
「どうせなら…感度を通常の五倍で…。」
そう暗示を掛けて催眠から醒ますミサ。
「では御姉様。ご奉仕させていただきます…。」

ミサがユキの秘部に舌を這わせると…。
「あっ…!?何これ…っ!気持ち…良すぎる!」
「むっ…ちゅ…じゅるる…ぴちゃ…。」
「だめ!だめだめ!トんじゃう!あたしトんじゃう!イクッ!まだイキたくないのにっ!イっちゃう!イっちゃうぅぅ!」
ぷしゃぁと勢いよく潮をふきその場にへたりこむユキ。

(あたし…まだイってないけど…いいや…。今日はここまでにしとこ…。)
「“綺麗な御姉様”」
そう言って催眠状態に堕とすミサ。
(ちょっといたずらしちゃえ)
「ユキさん。これから貴女は私を見ると今日みたいにムラムラするようになり、家に帰れば私を想像してオナニーしちゃいますよ。いいですね。」
「は…い…。」
息をあらげながらユキが答える。「それじゃ、私が部屋から出ると同時に貴女は何事もなかったように着替えて帰宅します。」
最後に暗示を掛けるミサ。

「それではごきげんよう…御姉様。」
頬にキスをしてミサは教室から立ち去った…

「あっ…!いい!御姉様の舌が…っ!良すぎるっ!。イクッ…!イっちゃう!御姉様ぁ〜!」

…。
「はぁ…はぁ…。うーん…やっぱり…妄想オナニーじゃ…。」

ミサがユキに催眠術をかけたその日の夜…。
結局先にユキが果ててしまった為に満足できなかったミサは一人自慰に耽っていた。
「やっぱり…御姉様に…抱いて貰いたいなぁ…。」

自慰の余韻に浸りながら考えるミサ。
「…最終的には催眠なんか使わずに御姉様から襲って欲しいんだけど…。」

うーんとうなりながら更に考える。調教…。そんな言葉が頭をよぎるミサ。

(ううん…そんな…御姉様にそんな事…。)
「う〜…ま、いいや!明日明日!寝よ!」

悶々とした思考を振り払い、就寝するミサであった。

…次の日。
「おっはよ!ミサ!」
登校中、いつもの陽気な声と共にサキが挨拶してくる。
「うん、おはよ。」
対するミサの声は少し元気がない。
「どしたん?」
親友がいつもと様子の違うのに気づいたサキが不思議そうに聞いてくる。

「ちょっとね。」
「考え事?」
「う、うん。まあ…そんなとこ…かな。」
さすがに、“御姉様に襲って貰うにはどうすれば”なんて聞けるわけがない。

「ふう…考え事なんてあんたらしくもない。」
やれやれ、とため息をつくサキ。
「な、なによぅ。私だって考え事くらいするわよ。」
サキの態度にちょっとムッとするミサ。

「考える前にまず行動!それがあんたのモットーだったでしょ!」
ずびし!っと指をさすサキ。
うっ…と後ずさるミサ。

サキの言う通り、ミサはどちらかと言うとやはり行動派の部類に入る。
長く付き合ってるサキはそれが良くわかっていた。

「あんたらしく他人の迷惑にならない程度に好き勝手やりゃいいのよ。」
助言(?)を聞いてミサが考える。
(好き勝手…ね。)
「…おーい?ミサ?」
「ありがと!サキ!おかげで吹っ切れたわ!」

サキの腕をぶんぶん振り、目を輝かすミサ。
「あ、あぁ。うん、力になれて何より…。」
ミサの変わりっぷりにちょっと引き気味なサキ。
「さ、学校遅れちゃうよ!行こ!」
(元気になったのはいいけど…、すっごい不安…。)
どことなく嫌な予感がするサキだった。

その日の放課後…。
(そうよ、考える必要はないわ。だってもう御姉様は私のもの…。)
そんなことを考えつつ生徒会室に向かう。


「お疲れさまでーす…。あれ?」生徒会室にはユキの姿はなかった。変わりに二人の女生徒。

「あっ、ミサ先輩。お疲れさまです。」
一人は後輩のマリだ。小さめのポニーテールを揺らし笑顔で会釈をしてくる。
「お疲れさま。ねぇ、会長知らない?」
ユキの所在を聞くミサ。
「…会長ならここには居ないわよ。」
奥に座っていた、もう一人の女生徒がマリの代わりに答える。
(…気が付かない振りしてたのに…。)
ミサがこの学校で一番苦手な人物、アユだ。
「…そうなんですか?」
「まあ昨日の会議で話し合った事を提出しにいってるだけだから、すぐに帰ってくるとは思うけど。」
淡々と話すアユ。
「そうですか。んじゃあたし、会長に用があるので探しに…。」
「まちなさい。」

そそくさと立ち去ろうとするミサを呼び止めるアユ。
(ぎくっ…また説教?勘弁してよ…)
ミサがアユを苦手な理由…。それは何かにつけてミサに罵倒を浴びせてくるからだ。

「あなた、また授業中寝てたそうね。」
「え、ええ…。」
「前にも言ったはずよ。授業すらまともに受けられない人は生徒会辞めろって。」

剣呑な空気が流れる。
「遅刻は多いわ、授業は受けないわ…。全く…、これだからクズは…。」
「アユ先輩…。そんなこと言わなくても…。」
見かねたマリはミサの援護に入る。

「いいのよ、マリちゃん。全面的に私が悪いんだし。先輩、申し訳ありませんでした。以後、気をつけます。」
「…ふん、まあいいわ。用がないならさっさといきなさい。」
追い払うように退室を促すアユ。「それじゃ失礼します。」
その言葉に従うミサ。その背中をマリが心配そうに見送っていた。
「…あ〜イライラする!何よアイツ!ちょっと自分のほうが上だからってお高くとまっちゃって!」先ほどの生徒会室での出来事に腹を立てるミサ。
「…一回くらいアイツの驚いた顔を見てみたいわね。なんとかならないかしら…。」
今までアユに対してためてきた鬱憤をどうするか考えていると…。
「あら、ミサさん。」
後ろからの声にびっくりするミサ。振り向くとユキがいた。
(あ…御姉様…。)
ユキをみると自然にドキドキするミサ。
「どうしたの?暗い顔をして。はっは〜ん、ま〜たアユに怒られたな?」
「は…はい。」
しどろもどろに答えるミサ。
「まあ気にしない、気にしない!元気が一番だよ。」
ミサを励ますユキ。

「…?会長?どうしました?」
ミサがユキの異変に気づく。顔が上気し、息も荒くなっている。

「…ん?あぁ、大丈夫、大丈夫。なんかちょっと急いでいろんなとこ回ってたから息があがっちゃって。」

(あぁ…そういえば…。)
ミサは昨日の暗示を思い出した。ミサを見ると欲情し、家で自慰をする…。そんな暗示をかけていた。

(これは…チャンス!)
「会長…、ちょっと休憩したほうが…。」
「あ〜大丈夫大丈夫!コレぐらいで休憩なんかしてらんないよ。」
手を振って遠慮するユキ。しかし…。
「駄目です!休憩しましょう!」何が駄目なのか、ユキを強引に引っ張って自分の教室につれこみ椅子に座らすミサ。

「ちょ、ちょっとミサさん…。」「会長は疲れてるんです!ちょっとは休憩しないと駄目になっちゃいますよ!」

無理矢理な理由をつけてユキを逃がさないミサ。
「そ…そうかしら。」
「そうですよ…。“綺麗な御姉様”…。」
さりげなくキーワードを言うミサ。
「えっ…?」
キーワードを聞いたユキは瞬時に催眠状態に堕ちる…。ぼんやり開いた目は輝きを失い、フラフラ頭が揺れる。

「よしよし…。良好良好…。」
そんなユキを見てにんまり笑顔。
「今日は…どうしよっかな…。」考えるミサ。
(御姉様って…同性愛に抵抗ってあるのかな…。)
「ユキさん…。これから貴女は椅子にぴったりひっついてしまって立つことも暴れることもできなくなりますよ…。」
完全に拘束した状態を作るミサ。「意識は通常通り。それでは目を醒ましましょう…。3、2、1…。」
ぱんっ、と手を鳴らすとユキが目を醒ます。
「…んっ…。」
「…会長?」
「あれ?あたし…寝ちゃってた?」
もちろん催眠術にかかっていたなどと知る由もない。
「ええ…、まあ…。」
「あ、そうなんだ…。あれ?もうこんな時間…。帰らなきゃ。」

立ち上がろうとするユキ。
しかし腰が椅子から離れない。

「あ…、あれ?」
困惑するユキ。そんなユキを見てミサは妖しく微笑む…。
「どうしたんですか…?」
「いえ…なんか…椅子から…立てないのよね。」
「それは当然ですよ…御姉様。」
ふふっと笑いミサはユキの後ろへ回る。
「え…?どういう事…?それに御姉様って…?」
「御姉様は私のモノ…。誰にも…誰にも渡したりはしない。」



自分が相手を束縛している異常な行動にハイな状態になっているせいかユキの言葉はミサには届かない。

すると。
「あっ!ちょ…ちょっと…くっ…あ…やぁ…ミ…サさん…。」
ユキの胸を揉み始めた。

やはりユキの胸は柔らかくミサが揉む度にすぐに形が変わる。
「昨日も触ったけど…やっぱり御姉様の胸…気持ちいい…。」
(え…昨日?)
ミサの言葉に疑問を覚える。
しかしそんな疑問も快楽におしながされる。
「や…やめて…ミサさん…んっ…こ、こう…いうのはおんな…の子同士でやるもんじゃ…。」

椅子に固定され、暴れたりできないため言葉で必死に抵抗するユキ。
「大丈夫です、御姉様…。こういうのは男女関係ありませんよ。それとも、御姉様は…同性愛は否定派です…?」
不安げに聞くミサ。
「えっ…ふぁ…べ、別に…ん…そんなことは…。」
ユキは艶っぽい声を上げながら答える。

「よかった…。」
安堵すると耳を甘噛するミサ。
「あ…や、やめて…みみ…。」
言う間にミサの右手はユキのショーツに手を入れ、秘部へ…。
「ひうん!だ、駄目!そんなとこ…。」
「ほら御姉様。もうこんなに濡れてますよ。」
じゅっぷじゅっぷと卑猥な音をたてるユキの秘部。
廊下でミサと会ってからというもの軽い発情状態に陥っているため当然といえば当然である。

耳、胸、秘部を同時に責められて完全に成すがままのユキ。
「あ、ミサ…さん…っふぁ…だ…だめ…。」

(昨日は積極的にしてみたけど…こんな御姉様もいい…。)
そんなことを考えつつ愛撫を続ける。
「あっ…だめっ…、なんかくる!きちゃう…!だめっ…だめだめ!イク…いっちゃううう!」
ぷしゅっと潮を吹きびくんびくんと痙攣しながらぐったりするユキ。

「はあ…はあ…。」
「うふふ、イッちゃったんですね。御姉様…。」
ぐったりしているユキをみながら満足げなミサ。
(でも…まだ…。御姉様には悪いけど…。)
「“綺麗な御姉様”」
「…えっ…?」

催眠状態に堕ちるユキ。
「ユキさん…。この催眠から目を醒ませば椅子から離れることができます…。が、意識はあってもも体が私の命令通りにしか動きません…。良いですね?」
コクンと操り人形の如く頷くユキ。
手を鳴らしユキを催眠状態の淵から戻すミサ。



「御姉様…。立ってください。」「え…。」

命令通り立ち上がるユキ。
「そのまま…ソコへ仰向けになってください。」
「ちょ、ちょっと待って…体が勝手に…。」
自分の意識とは別に動く体。驚くのも無理はない。

仰向けになって倒れているユキに多い被さるミサ。
「御姉様…。」
そういうとディープキスを始めるミサ。昨日同様、いや、昨日以上にユキを求める。
「ちゅ…あむっ…じゅ…、御…姉様…。…むっ…。」

ユキも自然と舌を絡め、ミサを求める。
「…ふぁ…ミサさん…だめよぅ…こんなこと…。」
口では否定してるものの体が否定してはいない。

しばらく続けた後、ミサはユキとは逆方向に多い被さる。いわゆる69の形。

「御姉様…舐めて…あたしの…。」
またもやミサの命令通りに動くユキ。
(なんで…?なんで体が勝手に…)自分の体の異変に混乱するユキ。「…ぴちゃ…じゅ…んあっ…御姉様…気持ちいい…。」
「くちゅ…あっ……むちゅ…。」自分の意思に反しユキはミサの秘部を一心不乱に舐める。

「あっ…ん…御姉様っ…私、もうっだ…めっ。気持ち良すぎて…。」
「あっ…あっ…私も…イっ…クッ…!また…イっちゃう!」
二人とも限界が近づく。
「あっあっ…!だめ…またいかされちゃう!」
「御姉様っ!私もっ!私も一緒にっ!」

「「ふぁぁぁ!いっくぅぅ!」」
夕日の差し込む教室に二人の快楽の叫びがこだまし…同時に果てた。



「御姉様…ごめんなさい…。酷いことしちゃって…。」
気絶しているユキに昨日のように暗示をかけて部屋を後にするミサ。

申し訳なさそうな言葉と裏腹に退室するミサの顔は満足げだった…。
些細なことではあるが…ミサの夢の一つがすこしだけ叶ったのだから。


(会長…どこいったのかしら?)
…なかなか生徒会室に帰ってこないユキを探しているアユ。
ユキが部屋を出てから一時間が立っている。

(まったく…今日中にやらなきゃいけない仕事がまだあるのに…。)
少しイライラしながら歩く。
すると…。
「…!…………あっ…や………。」
近くの教室から声が聞こえる。良く聞くとユキの声だった。
「…?何してるのかしら…?」
教室の扉の隙間から覗いてみると…。
「…いやっ…ミ…サさんっ…も…止めて…。」
「そんな事言っても御姉様のアソコぐちゃぐちゃじゃないですか…。」
ぶっ、と吹き出しそうになる。
(なっ…なななな?!)
中ではユキとミサが淫猥な行為をしていた。

「ほら…御姉様…、あむ…。」
キスをしつつ、ユキの秘部を愛撫するミサ。
(…仕事ほったらかして何やってんのよ!)
内心では怒りつつも目の前の淫行から目が話せない。
「…ん…?」
(!!!)
ミサに気づかれそうになったアユは素早く身を翻し教室を後にした。

「…って!なんで私が逃げてるのよ!」
少し行ったところでたち止まる。
(ここは生徒会副会長として止めなきゃ…。)
しかし、先ほどの光景を思い出し歩を止める。
(大体、何であのバカと会長があんな…あんな…あんな…。)

わずかとはいえ二人の淫行が頭から離れない。
(…ま…まあ今日はいいわ、時間も遅いし。)
止めに行くのをやめて帰宅の途につくアユ。
(…あのバカに一度痛い目をみてもらわなきゃいけないみたいね…。)
そんな事を考えつつ帰るアユだった。

…それからしばらく立ったある日、生徒会の会議が開かれた。
いつものようにアユが1ヶ月間の行動予定を報告。
「…1ヶ月の予定は以上です。」「…うん…まあ、そうね。それでいきましょう。」
一通りの報告を聞き決定するユキ。
ユキの頬は火照り、息が荒かった。
「会長?」
ぼーっとするユキの顔を伺うアユ。
「え?ああ…まあ今日はこれといった議題も無いし、終わりましょうか。」
ユキが解散を宣言すると生徒会メンバーは各々で帰宅準備する。

「…ミサさん。」
アユはそそくさと帰ろうとするミサを呼び止める。
「後で話があるの。付き合ってもらえる?」
「…えぇ〜…。」
明らかな不満の声をあげるミサ。「すぐ終わるわ。部屋に残ってちょうだい。」
「…わかりました〜…。」
しぶしぶ了承するミサであった。

…メンバーは全て帰宅して部屋に残ったのは二人。

「…で、何なんですかぁ?話って…。」
「率直に聞くわ。2週間前、三階の空き教室であなた何してたの?」
ぎくっとミサの顔がひきつる。
2週間前と言えばミサとユキの淫行をアユが目撃した日…。
「…べ、別に何も…。」
「じゃあ、私の見間違いだったのかしらねぇ〜?。あなたと会長が口では言えないよう事をしてたようにみえたんだけど…?」

アユが全てを知った上で意地悪くミサを問い詰める。
(あっちゃ〜…よりによって一番見つかりたくない奴にみつかっちゃったよ…。)
己の不注意を呪うミサ。
「黙ってるって事は認めるって事でいいのかしら?」
全て事実。ミサには言い返せるはずもなかった。

「全く…あんたがここまでバカだとは思わなかったわ。どうしようもないクズね。」
アユの言葉にミサはカチンときた。
(…このタカビー…)
そう思っているとミサはあること思いついた。
「…すいませんでした…。」
「はっ!謝って済む問題?!こんなこと学校中にしれわたったらどうするつもり?!」
ただではすまない事ぐらいミサでも解ってる。
「ったく…どいつもこいつも…バカバカバカ!皆バカ!」
部屋中にアユの怒声が響く。

「とにかく!今回は見逃してあげるけど、次にやったらわかってんでしょうね!?」
「…はい…申し訳ありませんでした…。」
肩を落としつつ謝るミサ。
「もういいわ。帰って。あんたみたいなバカと一緒にいるとバカがうつるわ。」
そう言われてミサはすごすご帰る準備を始める。
…が、その手には…。
「アユ副会長。」
「何よ。」
ミサが後ろ手を隠しつつアユに近づく。
「副会長は他人を自分の思うように操れたらどう思います?」
唐突にそんな質問をし始めるミサ。
「はぁ?」
(この子、何考えてんのかしら?)それでも何か嫌な予感がしたのか警戒するアユ。
「すごいですよね。自分の好き勝手に相手を操る事ができるのって。」
「あんた…、まさか会長に…。」何かに気が付いた今までそっぽを向いていたアユがミサを見る。それが命取りだった。
「ごめんなさいね。」
ミサのそんな言葉とともに強烈な光がアユの目の前に広がる。
アユの意識はそこで消えた…。




「………………。」
(何…?)
どこか遠い所で声がする。アユの意識はその言葉が分からないのだがその声は彼女の意識に砂糖が水に溶ける様に浸透していく。
一言一言がなぜか心地よい。
「………………。」
(気持ち…いい…。)
アユの意識は深い所でふわふわと浮いている…。それが今までに感じた事ないくらいの安らぎを彼女に与えていた。

「………。」
パン!
言葉とともに手を鳴らす音が聞こえた。
その音にアユの意識が覚醒していく。
「…ん…。」
徐々に意識がはっきりしてくる。
「…あれ…?なんで…私…。」
アユは驚いた。なぜなら学校にいたはずが今は自分の家、自分の部屋にいるのだ。
「ふふっ、おはようございます。副会長。」
アユはさらに驚いた。目の前にミサがいたのだ。
「あ…あんた、なんでここにいるのよ。」
「え?何いってるんです?副会長が案内してくれたじゃないですか。」
クスクスと笑いながらミサが言う。
「ど、どういうこと…。」
「忘れちゃったんですか?もう…仕方ないなぁ。」
ミサはそう言うとパンと手を叩いた。
すると…
「え…なによこれ…。」
アユの頭に生徒会室での出来事から今に至るまでの事が全て浮かぶ。
「思い出しましたか?」
「ど…どういうことなの…。」

困惑するアユ。
「まあ早い話、催眠術をかけさせてもらったんですよ。」
「…はぁ?!何よそれ?!いつの間に…!」
アユは思い出した。生徒会室で浴びたあの強い光を。
「へぇ…わかったみたいですねぇ。賢い賢い。」
完全に小バカにしたようにミサは言う。
「あんたっ…!!」
ミサを殴ろうと椅子から立とうとするアユ。が、それは叶う事はなかった。なぜなら椅子から離れることができなかったからだ。
「な…なんで…。」
「便利ですよねぇ、催眠術って。」
ミサは再び手を叩いた。
「こんなこともできるんですから。」
すると、アユの手が胸と秘部に伸びる。
「な、なによこれぇ…。」
度重なる不測の事態に脅えた表情を見せ始めるアユ。
左手は胸を揉みしだき、右手はショーツごしに秘部をなで始めた。「あら、副会長。大胆ですねぇ…そんなに股広げてそんなことするなんて。」
ミサは目の前で始まった自慰行為を見下した表情で見つめる。
(何…なの…これ…。こんなとこ触るだけでなんだか…。)
「あぁ副会長、オナニーしたことないんでしたっけ?大変だったんですよ〜?やり方をいちいち刷りこむの。」


「…え…?オナ…んっ…ニーって?」
感じた事の無い快楽に惚けた表情でミサを見る。

「まぁいいです。今度は直に触らしてあげますよ。」
ミサがアユに近づくとカッターシャツの胸元を開け、更にはショーツも下げる。
「んっふふ。副会長、もうびちゃびちゃじゃないですか〜。」
先程まではアユの小さな喘ぎ声だけだったがじゅぷじゅぷと卑猥な音が加えられた。
「あっ…ひ…、もう…やめ…てぇ…。止…めてよぉ…。」
言葉とは裏腹に自慰行為は続く。
「い…やっ…なにか…なにかくるっ…!だめ…だめだめっ…!」
「はい、そこまで。」
手を鳴らすとアユの手が止まった。
「えっ…何で…。」
「だって副会長…。自分で止めてって言ったから止めてあげたんじゃないですかぁ。」
意地悪くアユに言う。
「それにぃ、副会長だけ楽しませるっていうのもどうかと思うんですよ。なので…。」
そう言うとミサは自分のショーツを脱ぐ。
「舐めてもらいましょうか。副会長のエッチな事見てあたしもぐちょぐちょなんですよ…。」
「なっ…!」
明らかな嫌悪を示すアユ。
「そ…そんなとこ…!」
先程の自慰行為から少し落ち着いたかキッとミサを睨む。
「仕方ないなぁ。」
毎回のように手を叩く。
すると今度は光線銃を浴びたときの様にアユの目から輝きが失われ力が抜けた状態になった。
「命令には従わないといけませんよねぇ?」
「は…い…。」
(…え?!ちょっと待って!)
先程まで椅子に固定されていたアユが立ち上がり、ふらふらとミサの前に行き、跪く。
「じゃあお願いしますね〜。」
そう言うとアユがぼーっとした表情で秘部を舐め始める。
「ぴちゃ、じゅる…ちゅっ…。」(いやっ…こんなこと…なんでこいつのなんかっ…!)
必死の抵抗虚しくアユの考えに反し、体はミサの秘部を舐め続ける。
「あ…ん、ふふっ…。流石優等生です…ね。上手じゃないですか…副会長。さっきのオナニーといい…んっ…えっちなんで…すねぇ…。」
「ちゅるじゅる…ちゅ…ペロペロ…。」
ミサの言葉など聞こえてないように一心不乱に舐める。
「ん…あっ…イっちゃうっ…!」アユの余程愛撫が気持ちよかったのか軽く達した。
「ふぅ…んっふふ、副会長…ふう…よかったですよ…。」
未だ催眠状態に陥っているアユに話しかける。
「どうしよっかな…。」
(ま…まだ何かするつもりなの…?)

アユは精神的に憔悴していた。自分の意に反する行動、さらに見下していた相手に完全に主導権をにぎられたからだ。

「うん。決めた。“高飛車お嬢様”」
(…え…?)
今まで意識だけ自我を保った状態のアユだったが言葉を聞いた瞬間それすらも眠りに堕ちた…。


「…ん…。」
目を醒ますアユ。
「起きました?副会長。」
先程と変わらずミサが部屋にいる。
「あんた…いい加減にしときなさいよ…。」
「ふっふ〜ん。そんなに凄まれたって怖くないですよ。」
挑発するミサ。
「あぁ副会長。さっきのお礼、あげますよ。」
そういうと自分のスカートを捲りあげた。そこには…。
「な…なによ…それ…。」
そこには男根を模したモノがあった。
「さっきのがスッゴく気持ちよかったんですよ…。ほら、アユ先輩もさっきのオナニーでイってないし…。これで喜んでもらおっかなって…。」
ニコニコしながら言うミサ。
「ホントは最初は御姉様に使いたかったんですけど…。特別ですよ?」
「い、いや…こないで…。そんなの…。」
アユが今にも泣きそうな表情になる。
ずぷっ
そんな音と共にアユの秘部に入っていく男根。
「!!!!」
激しい痛みがアユの体を貫く。秘部からは血が出てきた。
「あっ…かはっ…。」
「あ、やっぱり処女だったんですねぇ。」
全く悪びれた様子もなくミサが言う。
「じゃ…動きますよ…。」
じゅっぷじゅっぷとリズミカルな音が部屋中に響く。
「…んっ…いたい…いたいよぉ…。」
破瓜の痛みが余程だったのかそれとも犯されてなのか…涙を流しアユ。
「様がないですね、副会長!あれだけ見下し、罵ってた相手に犯されるなんて!」
「うっ…ひぐっ…んっ…んぐ…。」
あまりの悔しさに言葉が出ないアユ。
「まあ…あんまりいじめるとさすがにかわいそうなので。」
そういうとミサはアユの額をちょん、とつついた。
すると…。
「え……?!なにこれぇ…!」
突然の快感に困惑するアユ。
「んふふ…痛みを消してあげたんだから感謝してくださいよ?」
そういうと腰振りを再開するミサ。
「あっ…な…なんでぇ…なんでこ…んなに…あぁん!気持ちいいのぉ…!」
先程とはうって変わりズチュズチュ突かれながら嬌声をあげるアユ。
「あはは!どうしたんですか副会長!気持ちいいんですか!?馬鹿にしてた後輩に犯されて気持ちいいんですか!?」


「だってぇ…だってぇぇぇ…。」
「とんでもない変態さんですね!そんな変態さんは…イッちゃえ!イってしまえ!」
そういうと更に激しくアユを突く。
「あっ!くる!また…きちゃう!いっちゃう!いっちゃうよぉぉ!」
アユは激しい嬌声をあげたかと思うとビクンと体が弓なりに跳ね、そのまま倒れた。
「はぁ…はぁ…んふふ…副会長…どうですかぁ…イカされた感想は…。」
アユは答えない。いや、答えられなかった。
「あんまり気持ち良すぎてとんじゃいました?…ま、いいや。」
そう吐き捨てると付けていたディルドーを取り外す。
「あぁ、そうだ。副会長にプレゼントがあるんですよ。」
何かを思い出したように部屋の扉を開けて誰かを招き入れる。
アユはぼーっとした表情でその人物を見た。が、その表情はみるみる青ざめる。
「い…いや…あんた…まさか…。」
そこに立っていたのはアユの母親。
…が、その表情は発情した牝のように顔が惚け、スカートの中からは足を伝って愛液が垂れていた。「ふふ。そのまさかですよ〜。」「ああん…ミサ…さまぁ…。」
無邪気に微笑み、アユの母親の秘部を愛撫するミサ。アユの母親は快楽の虜につかれ、ミサの愛撫に身を委ねている。
すると、ミサは先程まで自分が付けていた双頭ディルドーを母親につけ始めた。
「ああん…スッゴ〜い…私…女の子なのにぃ…チ○ポが生えちゃったぁ…。」
うっとりしながらディルドーをなでるアユ母。
「じゃあ、あたしは帰るから…それで副会長を喜ばせてあげなさい。できるわね?」
「はぁ〜い…わかりましたぁ…。」
そういうとアユに近寄り始める。
「いや…いやぁ!来ないで!正気に戻ってよ!母さん!」
「あらぁ…母さんは正気よぉ?それにぃ…今からアユとエッチな事できるって考えるだけで…あぁん…スッゴい疼いちゃう…。」
それを後目にミサは部屋を出ていく。
「どうぞ、親子水入らずでごゆっくり…。あはは…!あはははは!」
廊下にミサの笑い声が響く…それはまるで全てを支配した悪魔のようだった…。



「・・ったく、なんだってんだ?」
男子生徒が毒づきながら廊下を歩く。

生徒の名前はエイジ。
成績は中の上、ルックスもそこそこ。いたって平凡な青年である。

(誰だよ・・・こんな時間に呼び出しやがって・・・。)
時刻は午後5時。生徒は部活、あるいはもう既に帰宅している時間だ。
エイジはもう既に部活は引退した身。はっきり言って学校に残っている必要性は無い状況である。

とはいえ少し前までは多少遅くまで学校に残っていることもあった。
理由は恋人との下校があったから。

・・・しかし最近では一緒に帰ることもなくなってしまった。
付き合っていた女生徒のほうが別れを告げられたからである。
エイジには別れを告げられるような行為はまったく記憶に無かった。それどころか別れる前日まで他人が見ても解るくらいのラブラブっぷりだった。

そのこともエイジのいらいらの原因の一つだろう。


さて、エイジが向かってるのは3階空き教室。
「ここか・・・。」
教室前でポケットから一枚の紙を取り出す。
エイジがここに来た理由。それは・・・
紙をしまって扉を開けると、そこには見慣れぬ女子生徒が一人居た。

「おい、来てやったぞ。」
苛立ちの混ざった声で女子生徒に声をかける。

「あ、来てくださったんですね、先輩!」
女子生徒がエイジの来訪を嬉しそうに迎える。
「あんたか、俺を呼び出したのは。」
「はい・・・。私、ミサっていいます。」



ミサと名乗った女子生徒はにこにこしながらたたずんでいた。
「でだ、あんたこの手紙の内容・・・、どういうことだ?」
「書いてある通りですよぉ。私、ユキ先輩がエイジ先輩をフった理由・・・知ってるんです。」
手紙に書いてあったのはまさにそのことだった。
「・・・なんであんたがそんなこと知ってるんだ?」
ミサのしゃべり方に多少いらいらしつつ、問いただすエイジ。
「まあまあ、立ち話しもなんですから座って・・・。」
「うるさい!」
怒りを爆発させ、エイジが怒鳴りあげる。

「そんなことはどうでも良いんだ!知ってるなら教えてくれ!頼む!」
懇願するエイジにミサは答える。
「んー・・・・。なら本人に聞きましょうか。」
そういうとミサは携帯電話を取り出し電話をかけ始めた。
「少し、待ってくださいね。」


五分後・・・。

教室のドアが開いて、一人の女子生徒が姿を見せた。
「じゃ、ごゆっくりー。」
そう言うとミサは教室から出て行った。
「ユキ・・・。」
「・・・。」
エイジの呼びかけにうつむいたままのユキ。

「どうして、突然別れようなんて・・・。」
問いかけにもユキはうつむいたままだった。
「ユキ!なんとかいってくれよ!」
エイジはユキに近づき、肩を揺さぶった。

「え・・・?」
エイジは驚いた。ユキの目、表情全体に生気の色が見られなかった。言うなれば気を失ってるような。
「どうしたんだよ!ユキ!」
すると、ユキはエイジの手を振り払い、素早く銃みたいな物をエイジに向ける。


「え?」
エイジの視界は強いフラッシュに覆われ、そこでエイジの意識は途絶えた。


「っつ・・・。」
どれくらい経ったのだろうか、エイジの意識が回復した。しかし・・・
「・・・なんで俺縛られて・・・。」
エイジは椅子に座って後手を縛られている状態だった。周囲を見渡すが、先ほどと変わらぬ教室内。外の様子は先ほどと変わらぬ夕暮れ風景。意識がなくなってからそんなに時間は経って無い様子だった。
「・・・ユキはどこいったんだ?」
エイジは徐々に思い出す。虚ろな目をしたユキ、向けられた機械。強いフラッシュを浴びたそこからの記憶が一切なかった。
「とりあえず、これを何とかしないと・・・。」
「あ、起きました?意外と早かったですねえ。」
エイジが縛られた手を解放しようとしているところに不意に声がかかる。
先ほどのミサとかいう女生徒が近づいてくる。
「あんたか、俺を縛ったのは。」
「まあそう言うことになりますねえ。」
エイジの問いかけに少しも悪びれた様子も無く答えるミサ。
「・・・ユキに何した。」
「え?特に何もしてませんよ?」
「はぐらかすな!!さっきのあいつの目は普通じゃなかった!それとあいつの持ってた機械はなんだ!」
激昂するエイジ。彼の心情はもっともだ。一時とは言え自分の恋人だったのだから。
「んもう、そんなに大きな声でいわなくたってわかりますって。」
縛られているエイジに対して余裕の表情を浮かべるミサ。
「機械って言うと・・・これの事ですね♪」
ごそごそと鞄を探っていたミサが何かを取り出す。それは間違いなく先ほどユキが持っていた機械。
「そうですねえ・・・説明するより実際に見てもらいましょうか。」
そう言うと教室から出て行くミサ。
程なくして帰ってくると、エイジの目にはもう一人映っていた。
「ユキ!」
それは紛れもないユキだった。先ほどとは違い目にはしっかりと意志の光があったのを確認するエイジ。しかしユキにその声は聞こえてないような感じである。息が上がり、頬がほてり、ふらふらしている。その様子は妙に艶っぽく見えた。


ふらふらしながらエイジの前へ来るユキとミサ。
「じゃあ実演してみましょうか!」
ミサがそういうと持っていた機械をユキに向け引き金を引く。その瞬間強い光が発射され、ユキを包んだ。
一瞬の光が消える。するとユキはエイジが先ほどみたような、目に意志がなく夢遊病者のように立ちながらふらふらしていた。
「先輩、催眠術ってしってますよね?」
「・・・。」
「これは催眠術にかかった状態に一気に堕とせる機械なんですよ。」
淡々と説明するミサ。
「だからこんな風に・・・。」
そういうとミサはユキになにやら耳打ちする。すると・・・。
「!!!」
エイジが驚くのも無理はなかった。
普段は活発で少し清楚なイメージのあるユキ。そのユキがスカートをめくりあげた。そしてユキの秘部とショーツの間には男性器を摸したものがブブブブ・・と音をたて揺れている。さらには秘部からは愛液がだらだらと垂れていた。
「あ・・・あ・・・。」
「くすくす・・・。命令一つでこーんなやらしいかっこだってしてくれるんです。御姉様のこんな姿見るの初めてですか?」
意地悪く、妖艶な笑みでエイジを見下しつつ、ミサがユキに近づく。
「ああ・・・御姉様・・・。綺麗・・・。」
そういってミサはユキの後に回りこむ。耳たぶを噛み乳房を揉みしだく。
「や・・・やめろ・・・!」
「ふふっ・・・綺麗でしょ?先輩。私、この状態の御姉様だーい好き・・・」
「やめてくれ!」
一人淫行にふけるミサに怒鳴るエイジ。バイブ、さらには乳房に刺激をうけ意識のないユキの息がだんだん艶っぽいものになっていった。
「いやですよー・・・。御姉様は私のもの・・・。」
エイジの制止を軽く拒むミサ。
「・・・あんたなんかに・・・あんたなんかに!御姉様は渡さない!」
「なっ・・・?!」
いきなりの怒声にエイジが一瞬怯む。
「御姉様は私のもの!唇も!胸も!全部!全部、私のものなの!」
ユキ個人の所有者を宣言し、一気にまくし立てるミサ。その怒声は教室の外まで響きわたった。


「・・・ふふっ・・・まあ、でも・・・。」
何か思いついたのか、先ほどの剣幕が嘘のように再び妖しく微笑むミサ。
「先輩も一応御姉様の彼氏さんだった訳ですから・・・。」
「・・・?なんだよ・・・?」
ミサはエイジに近づく。するといきなり・・・
「ぐぅ!!!」
「あらあら・・・?やーけにここが硬いんですけど?」
エイジの股間をいきなり鷲摑みにするミサ。ミサの言うとおりエイジの股間はギリギリまで膨張していた。
「ははっ、もしかして御姉様のエッチなかっこ見てこんなにおっきくしちゃってるんですか?変態さんですねえ。」
股間を鷲摑みにされ前のめりになっているエイジを嘲る。
「ぐっ・・・。」
「さっき言いましたけど、い・ち・お・う御姉様の彼氏だった訳ですから?思い残しのないようにしてあげますよ・・・。ありがたく思ってくださいね?」
そういうとエイジの股間を解放し再びユキに耳打ちをするミサ。
するとユキは虚ろな表情なままエイジの間近まで近づき、ミサが準備した椅子に座る。さらには靴下を脱ぎ始めた。
(なにを・・・。)
エイジがそう思っていると、ユキはいきなり足で股間を踏みつけた。
「!なっ・・・!」
いきなりの出来事に目を白黒させるエイジ。驚くエイジを気にもとめずぐりぐりと股間を踏みつけるユキ。いまだにユキの秘部に挿さっているバイブも相まってかなりの淫靡な姿を晒していた。
「あっ・・・ぐ・・・。」
「ははは!無様!無様すぎるわ、先輩!ばかじゃない!?踏まれて気持ちよさそうにするなんて本当に変態よ!変態!」
踏まれて少しよがるエイジを罵倒するミサ。そんな状況も気にせずに続けるユキ。
さらには足でズボンのチャックを下ろし器用にエイジのイチモツをあらわにさせる。
「あらあら・・・?すっごい我慢汁・・・。てかってるんですけど。」
くすくす笑いながらエイジを見下す。
「て、てめえ・・・ぜってえに・・・ぐっ!。」
何かを言おうとしたエイジをユキの足がそれをさえぎる。
「絶対に・・・なんです?言葉はちゃんと最後まで言わないと通じませんよ?ていうかそんなかっこで粋がってもぜーんぜん怖くありませんよー。」


小悪魔のように答えるミサ。
「あ、そーうだ。」
何かを思いついたミサはまた、ユキに耳打ちし始めた。すると先ほどまで無表情だった顔に意識の火がともる。しかしその表情はいきなり妖艶なものに変わった。
「あらあら・・・誰かと思えばエイジじゃない。」
先ほどまで眼中になかったかのようにエイジを確認するユキ。しかも彼女にはありえないような口調だった。
「くすっ、なんてかっこしてるのかしら。ほんと、あんたみたいな男と別れてよかったわぁ。」
「ぐぅ・・・ユ・・キ!やめてく・・・れ・・・!」
「ふふっ、あなたのチ○ポは全然そんなこと思ってないけど?なんなの?女の子に踏まれてこんなにがっちがちにしちゃって。」
意地悪く、妖艶にエイジにしゃべりかける。ぐりぐりと踏みつけ、包皮を剥いたり戻したり・・。ユキは秘部にあるバイブのせいで愛液まみれになっている椅子など気にした様子もなく足コキを続ける。
エイジは自分のイチモツを足で扱われる屈辱感より、股間から来る快楽、そしてユキの変貌ぶりに驚いていた。
「びっくりしました?」
エイジの心を見透かすようにミサが話しかける。
「催眠術って便利だよねー・・・こうやって人格も変えることもできるんですよ?すごいでしょ。」
「ミーサー。こいつ、そろそろイキそうなんだけど。」
ユキがミサに話しかける。
「どうしましょうか?」
「そうねえ・・・こんな奴の精液が足にかかるとかすっごいいやなんだけど。」
「じゃあ・・・。」
鞄を探り始めたミサ。すると取り出したのは包装に使うような紐。
「これを・・・。」
なにを思ったかエイジのイチモツをきつく縛るミサ。
「お・・・おい・・。」
「ははっ!この変態には一番のかっこね!」
イチモツに縛り付けた紐を見て嘲るユキ。
「んじゃー変態さんの為にもうちょっと気持ち良くしてあげよっか。」
そういうと足コキを再開するユキ。先ほどより強く行為を続ける。普通だったら射精してもおかしくないような勢いではあったが、きつく縛った紐のせいでイくことすら許されないエイジ。


「あっ・・・あぅ・・・。」
「ほら!どうなの!変態!」
先ほど以上の快楽に前屈みになるエイジにサドっ気全開でエイジのイチモツを攻めるユキ。
「ほら、イカして欲しかったら哀願してみなさいよ!変態!」
「・・そ・・そんなこと言えるわけ・・・。」
さすがに男としてのプライドが許さないのだろう。相当な快楽であろうが服従だけは頑なに拒むエイジ。
「ふーん、じゃあやめてもいいのね。」
そう言うと、意外とあっさり足コキを中止した。更なる快楽を求めるようにびくんびくんとイチモツが痙攣する。
「ほらほらぁ・・・あんたのチ○コはいきたがってるわよ?」
意地悪く話しかけるユキ。
「うあ・・・ああ・・・。」
「・・・。つまんない。興ざめだわ。ミサ、帰りましょう。」
「・・・え?あ、はい。」
そう言ってバイブを外しつつ席を立つユキ。虚をつかれたミサもそそくさと帰り支度をしている。
「あ・・・待って、くれ・・・。」
消え入りそうな声で二人を呼び止めるエイジ。
「なによ。あんたみたいな変態なんか、そこで朝まで無様なかっこ晒しときなさいよ。」
「・・・して・・さい。」
先ほど以上に小さな声で何かを喋るエイジ。
「なーに?聞こえないんだけど?」
おそらくは何を言ってるのかユキは理解しているのだろう。それでも意地悪く聞き続けた。
「イかしてくれ!お願いします!おねがいしますううぅ!」
「ははは!本当に無様ね、エイジ!いいわよ、イかしてあげるわ。ただしどうなってもしらないわよ。」
そう言うとイチモツを縛っていた紐を一気にほどく。
「ぐっ・・・あああああ・・・。」
びゅるびゅると溜まっていた精を一気に吐き出すエイジのイチモツ。普段ではあり得ないような量が椅子、床にと飛び散っていった。
「あらあら、きったなーい。女の子二人に射精見られて恥ずかしくないのかしら?」
「御姉様、逆でしょう。変態さんなんですからきっと嬉しいんですよ。」
くすくすと二人がエイジを見下す。
「・・・御姉様ぁ、さっきから御姉様のえっちな姿ばっかりで私・・・。」
ミサが切ない声を上げる。


「そうね・・・。私もまだイってないし・・・。ミサ、あれあるの?」
「もちろん!」
そう言って鞄の中から先ほどユキの秘部に入っていたものとは別の、男性器を摸したものが両側に着いているものを取り出した。
「あなたの鞄って・・・。」
「それはいいっこなしです。」


「はぁぁぁ・・・。」
ずぶずぶと自分の秘部に双頭ディルドを入れるミサ。
「じゃあ・・いれますね。」
先ほどのバイブのおかげでユキの秘部は充分すぎるほどに濡れていた。
「・・・うん。いいよ。」
エイジへとっていた態度とは全く正反対な態度で対応するユキ。
ずぷり、と双頭ディルドのもう片方がユキの秘部へ挿入される。
「はああん・・。さっきのとは比べものに・・・。」
「ああん・・。御姉様の膣の締め付けが・・きちゃううん・・・。」
二人がつながれている下には・・・エイジが仰向けに寝かされていた。口にはギャグをはめられながら。顔には二人の愛液がぽたぽたと垂れている。
「はあ・・・どうですぅ?先輩?特別サービスですよぉ?御姉様のこーんなえっちな姿見られるなんて・・・。」
じゅっぷ、じゅっぷと卑猥な音が教室に響く。エイジにはうめく事しかできなかった。
「みてよ、ミサ。こいつあれだけ、あん、だしたの・・にまーだこんなにおったてて・・・。」
先ほどのの射精があったにも関わらず、エイジのイチモツは再び膨張していた。
「しかたないですよぅ・・・先輩は変態さんなんですから。」
「そうね・・・あん・・・。」
女子二人にもてあそばれる男子。哀れとしか言いようがない。
「御姉様・・・!あたし・・・もうイきますぅ・・・!」
「うん・・・!あたしもっ・・・。」
高まる二人。そして・・・
「いっくううう!」
「はああああああん!」


「じゃ、先輩。お先に失礼しますね。」
そう言ってミサはエイジに別れを告げる。エイジはと言うと先ほどの足コキ、性行為の見せつけが余程ショックだったのか、半ば放心状態だった。
「さっきも言いましたが・・・、御姉様はあたしの物なんですからね?分かりました?」
ミサの問いかけにも聞こえているのか聞こえていないのか・・・。
「まあこのまま壊れてくれるのが一番良いんですけどね。あと今日の事は記憶から消さないであげますよ。帰ってからのズリネタにでもどうぞ。ああ、この事は他の人に言っても無駄なんで。」

くすくすと笑いながら教室を後にする。
・・・しばらくして教室には嗚咽の声が響いていた・・・。




黒百合

「二人とも、今日の晩御飯は如何かしら?」
人を見下した目で眼前の女性二人に尋ねるミサ。
普通の光景ではなかった。女性二人の首には鈴のついた首輪、さらには猫の尻尾が彼女らのア○ルから伸び、ブブブ…と音をたてていた。
「おいしいですにゃぁ〜ん、ご主人様ぁ〜ん」
1人がそう言って目の前に置かれたペット用の餌入れに入った白い液体を一番の大好物だと言わんばかりにペロペロと舐めている。
もう一人の方は目に涙を浮かべ白い液体を舐めていた。しかしそれは嬉し涙などではなく完全に嫌悪し、そして悔しさがにじみ出ていた。
「あら先輩、涙が出るほど嬉しいんですね?用意した甲斐がありましたわ。」
先輩、アユを見下し心底嬉しそうにミサが言い放つ。
「…どうして…。」
「?」
「どうしてこんな事するのよぉ…。もうやめてよぉ…。」
本当に嫌なのだろう。餌入れに顔をうずめながらも嗚咽が漏れた。
しかし、彼女にはどうすることも出来なかった。先日からアユはミサの命令に逆らえなくなり、彼女の命令通りに動く傀儡と化している。
「嫌よ。」
ミサはそう言い放つ。悪意などではなく純粋にただそう答えた。
「だって私、先輩の事嫌いですもん。」
クスクス笑いながらミサがそう続けた。
…もし悪魔というものが存在したのなら、彼女の事を言うのだろうか。

「ご主人様ぁ〜ん、おかわりがほしいにゃ〜ん。」
もう一人の女性…アユの母親がミサに餌のおかわりを求めすり寄ってきた。
「ママァ…もうやめてよぉ…元に戻ってよぉ…。」
猫なで声でミサにすり寄る母親を見てボロボロと涙を流すアユ。その沈痛な声すら母親には届かないだろう。
「よく食べたわねぇ〜。じゃああなたにはご褒美をあげるわ。」
そう言ってミサが、アユの母親の目を手で覆い耳元でなにか囁いた。

時間にして数分もなかっただろう。ミサはサッと手を避ける。
すると虚ろだった彼女の瞳に意識の光が戻る。
「…え?」
何が起こったのか理解ができてないのか。しばらく彼女の表情に戸惑いしかなかった。しかし周りを見るにつれだんだんと理解してくる。見慣れた娘の部屋。なぜか首輪をつけ、泣いている裸の娘。そして…
「おはようございます、お母さん。」
その声に彼女はミサの方を向く。
その瞬間だった。
「い、いやぁあぁ!」
彼女の脳に今までミサが催眠術で閉じ込めていた記憶が蘇る…。

娘の学校の男子生徒に犯され、浮浪者に犯され、また時には自ら男を犯し…
そしてつい先ほど美味しそうに食べていた誰の物かも解らぬ精液。
全てを思い出し、絶望に顔が歪む。
それで終わりではなかった。

ミサが唐突に手を叩く。同時に母親の体がビクンと震える。
「あひゃぁぁぁ!」
秘部から盛大に潮を吹き、目がの焦点が定まらぬままびくんびくんと痙攣していた。
ミサは彼女に自分が手を叩く度に、今までの性行為の快楽を思い出すように暗示をかけていた。
そして、またミサが手を叩く。「ひゃ、ま、またいきゅっ、いっちゃうぅ!」
パン!
「も、もうらめっ!とめっ…」パン!
「ひぐっ!あひっ!」

…20回以上、手を叩いただろうか。
「ひゃひゃひゃ…ち○ぽぉ〜…きもちひいれすぅ…」
あまりの快楽に脳が耐えきれず白眼を向き、だらしなく舌を出しびくんびくんと痙攣していた。自分の手を秘部に伸ばしぐちゅぐちゅとかき回す。譫言のようにぶつぶつと呟く姿はもうアユの知っている母親ではなかった。

一部始終を見ていたアユの表情に絶望が浮かぶ。
「いやっ…いやぁあぁ!ママァァァァ!
「あらら、壊れちゃった。」
ミサは全く悪気もなさそうに呟く。
「…ま、いいか。」
興味を失った様で、スッと立ち上がり部屋を出ようとする。
「…さない…」
「?」
恨みを込めた瞳でアユがミサを睨む。
「私はあんたを絶対に許さない!絶対いつか…!」
「…あー…」
アユの言葉を全く聞いていないのかミサは完全に別の事を考えていた。
「そうですよね、先輩もご褒美ほしいですよね。」
全く見当違いの事を呟くミサ。
そして、部屋のドアを開け、はいっといでーと誰かを呼ぶ。
ミサに呼ばれて入ってきた人物…
目隠しをされ、口にはギャグ、イチモツはしばられてびくんびくん脈打ち、手は後ろで縛られ…。まさにSMプレイを彷彿とさせる恰好の男が部屋に入ってきた。
「先輩の他にもこの人でいろいろ遊んでたんですけど、飽きちゃいまして。先輩にあげますよ。」

初めてみる男の裸に固まるアユ。その顔には先程の怒りの色は無く、ただただ驚愕、そして恐怖だった。
「どうしました?嬉しすぎて動けない?そうですか。」
そう言って指を鳴らすミサ。
するとアユが急に立ち上がり男の方へ歩を進める。
「いやっ…いやぁっ…」


これから起こるであろう最悪のシナリオがアユの脳裏によぎった。そして男のイチモツの前にかがむ。
「あ。」
何かを思い出したかのようにミサが声をあげる。
「いつだったかなぁ…。先輩の口内に通常の何倍もの性感をつけときましたんで。じっくりと味わってくださいねぇ〜。」
そんな言葉などもうアユには聞こえていないだろう。ふるふると震え、徐々に男のいちもつを口に入れていく。
男のイチモツが喉奥を衝いた瞬間だった。
「ふぐぅぅぅ!」
脳の処理が追いつかない位の快楽を受け母親同様に潮を吹く。
「気に入ってくれて何よりです。存分に楽しんでくださいねぇ〜。」
そう言ってミサが部屋を後にする。
…その後、アユの家では一日中嬌声が響いたと言う…


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