【ロリも】ハーレムな小説を書くスレ【熟女も】 12P

496 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 09:36:45 ID:PqfG6BHZ



これが世に言う、『モテ期』というやつか。



僕は、つい先月、この学校に転入してきた。
季節もちょうど初夏にさしかかった頃、4月に始まった高校2年生の新年度も、ようやく新しいクラスに馴染みだした頃合い。
そんな時期に、新しく仲間になった僕を、まぁそれなりに暖かくこの学校は受け入れてくれた。

「よ! 山下、ハヨーっす!!」
「おはよ、川上」

クラスで最初に友達になった気安い男、川上が僕の背中に追いついた。
登校中、のんびり歩く僕にスピードをあわせて彼は早朝の猛ダッシュを停止。
あ、その山下ってのが僕の名前。山下二郎(やました じろう)、平凡でしょ?

「でさ、古文の宿題やった?」
「もちろん、やってないよ」

「だろうなぁ、アハハハハ」
「ハハハハハハハハハハ」


などと、朝のほのぼのとした会話を交わしながら、僕たちは学校に着いた。
そして、僕の靴箱、いつものように校内用の上履きを取り出そうとしたらば。

ぱさぱさ、ぱさ。

と、こぼれ落ちる封筒が、いち、に、さん。
桜色の封筒に、小さな花のシール。
水色の封筒に、小さな貝のシール。
浅黄色の封筒に、小さな星のシール。

三通とも、何とも可愛らしい封筒に、小さなシールで封をしてある。
差出人の名前はなく、表には、これまた可愛らしい女の子の字で、

『山下二郎くんへ』

と書いてある。

僕は、くわ、と刮目した。




これは!


これが!


これこそが、あの、伝説の!!


ラブレターというヤツか!!



497 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 09:38:59 ID:PqfG6BHZ

いやー、本当にあったんだ、ラブレターなんて。
噂ばっかり聞くけど、実物を見たことないから、UFOやらツチノコやらの仲間だとばっかり思っていたよ。
しかも、三通!!

「おう、早く行こうぜ!?」

僕が生まれて初めてのラブレターに、感動して浸っているあいだに、川上が僕を促した。素早く封筒を拾い集め、かろうじて
こいつの目に留まるのを避けた僕。
とりあえず僕は、封筒をポケットのしまい込み、教室に向かった。


『突然のお手紙でごめんなさい。
 私は、あなたのことが好きになってしまいました。
 できれば、私とおつきあいしてほしいと思っています。』

とまぁ、そんな風な内容が書かれていた。
三通とも。

それぞれ、文体は違っている。丁寧な言葉遣いと大人っぽい字、かわいらしい女の子の字で気さくに書かれていたり、少し
子供っぽい字で遠慮気味に書かれたものと、三通それぞれに女の子達の個性が溢れている。
共通しているのは、三人とも手紙に自分の名前を書いていない点。名前を書くと来てくれないかも、とか、少しびっくりさせ
たいから、とか、恥ずかしいから、などと、それぞれの理由で名前を記入するのを避けていた。

僕は、一時間目後の休み時間、校内で手軽に一人きりになれる空間、つまりトイレの個室にこもって、その三通の手紙を
読んでいた。

うーん・・・。

正直に言うと、僕は悩んでいた。
確かに、女の子からラブレターをもらえたのは嬉しい。
でも、三人から同時に告白されるのって、問題じゃないか。結局つき合えるのはその中の一人だけだから、残りの二人には
ごめんなさいをしないといけない。でも、それならば、誰とつきあって誰に断るのかも、さっぱり分からない。まさか三人同時に
つきあって、三股をかけるわけにはいかないし。

もちろん、これが誰かのイタズラだって可能性はある。それならそれで、もちろん残念だけど、ダマしたなー、とか言って笑い
ながら怒る器量の深さくらいは持ってるつもりだし。

何にせよ、会ってみないと分からない。幸い、向こうが指定してきた待ち合わせの時間はバラバラで少しずつずれているので、
とにかく一人ずつ会いに行くしかないだろうなぁ。


教室に帰ってもうんうんうなってる僕を見て山下が、おめー、どうかしたんか?とか聞いてきたが、もちろん誤魔化しておいた。
もしばれたりしたら、根ほり葉ほり聞かれて、最悪は待ち合わせ場所で覗き見されるかもしれない。そしてすぐに噂にされて
しまうだろう。
相談はしないで、自分だけで解決しないとなぁ。これが幸せな悩みという奴だろうか。



そして放課後、手紙をくれた女の子が待つ校舎裏へ。
そこにいたのは、すごく可愛い女の子だった。

「山下さん・・・来てくれて、ありがとう」


498 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 09:41:04 ID:PqfG6BHZ

彼女は、僕が来たのに気が付くと、ほっとしたように表情を和らげて、言った。
なんというか、僕の貧困なボキャブラリーで言うならば、鈴の鳴るような声、とでも言えばいいのか。
ほっそりとした肩、すらりと伸びた四肢、そんなか細い印象だけど、胸の大きさはそれなり以上で、身体の細さと相まって、やけに
目立つ。黒く艶やかな髪は腰のあたりまで長く、リボンやバレッタを使っているわけでもないのに少しも乱れていない。耳の側の、
星形の小さな黄色の髪留めがワンポイントになってる感じ。
こないだ変わったばかりの夏服の、白いブラウスが清楚で似合ってるよ、すごく。
顔? もちろん可愛いに決まってる。少しはにかんだような表情が、彼女の美少女ランクをさらに高く上げている。

「私、一年の「中森あさぎ」っていいます」

僕が彼女の可愛らしさに目を奪われてるうちに、彼女の方から自己紹介。僕もつい釣られて自己紹介したけど、彼女は僕の名前
知ってるんだから意味ないよね。舞い上がってるのがまるわかりで、ちょっと恥ずかしい。

「ところで、僕はまだここに転校して間がないし、君のことも知らなかったんだけど、どうして僕のことを好きになってくれたの?」

僕は、とりあえずそう聞いてみた。いきなりあけすけなことを聞くみたいでちょっと抵抗あったけど、やっぱりこれだけははっきり
させておきたかったんだ。
中森さんは、やっぱり僕の質問に面食らったのかもしれない、最初は驚いた顔をした。だけど、だんだんその顔が赤くなって、
そして、ぎゅっ、て目をつむってから、やっと声を出した。

「山下さんが、車にはねられた子猫を、必死で助けたところを見てたんです。
 優しい人だなぁって思って。
 それから、なんだか気になってしまって、いつも山下さんを目で追うようになりました。
 もうわたし、自分が山下さんのことが好きになってるって、気づいちゃって・・・」

顔を真っ赤にしての告白。
あー、そういえばそんなこともあったっけ。結局その子猫はお腹が裂けちゃってたんだけど、手当が早くて助かったんだよね。
手術代は結構かかったけど、まぁ無事だったからよしとしとこう。

それから僕と中森さんは、話をした。話題は主に僕のことだったけど。
前の学校のことや、趣味のことや好きな音楽、カレーライスと肉じゃがのどっちが好きか、等々。
そしてしばらく喋った後、正直、僕ばっかりが喋るのも不公平だと思ったので、中森さんのことが聞きたい、と言おうとした。
でも、言えなかった。どうしてって、急に真剣な、思い詰めたよう中森さんの表情に圧倒されてしまったから。

そして、中森さんは言ったんだ。

「山下さん、わたしとキスしてくださいっ!!」

ええっ! と僕はみっともない声を出して驚いてしまった。だって、告白してすぐにキスなんて、どうかしてるよ!それにまだ、
僕は告白に返事もしてないし。

「知ってますか? 山下さん、もてるんですよ?
 いつも、ほかの女の子が山下さんに告白しようと、チャンスを窺っているんです。
 私、臆病だけど、これだけは負けたくないから、勇気を出して手紙を書いたんです」

中森さんは、強く思い詰めた表情で、そういった。
驚きだ。僕がモテるなんて、初耳だ。僕の知らない水面下で僕争奪戦が繰り広げられていたなんて。
もしかして、これはドッキリなんじゃないかとも疑ってしまったけど、中森さんの真剣な表情に嘘はなさそうだ。

「だから、勝手なお願いなんですけど、私とキスしてください・・・」

どうしようか、僕はすごく迷った。ここでキスするっていうのは、中森さんの告白に応じたってことになるんだから。
あともう二人に会って、それからどうするかを考えようと、僕は思っていたんだけど。

ああ、中森さんが僕の前で、目をつむった。僕より少し背の低い彼女だから、少し顎を上げて、唇を差し出すような格好に
なっている。そして、よく見てみれば、中森さん、震えてるよ。

彼女はもう、覚悟を決めてるんだ。


499 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 09:43:15 ID:PqfG6BHZ

ここで僕は、拒めるのか? まだほかに会っていない女の子がいるから、ひとまず全員に会ってその中から選ばせて
もらうよなんて、そんな傲慢なこと、言えるのか?
言えるわけないよ!

僕は馬鹿だ。
断るつもりだったり、今すぐ答えを出さないつもりだったら、最初にそう言わないとだめなんだ。曖昧な態度で話を進めて
しまったら、その分、相手が期待しちゃうんだ。そうなると、僕はもう、断れなくなっちゃう。自分が、期待させた相手を
裏切れない性格だって言うのは、自分が一番知ってるはずなのに!

僕も、覚悟を決めよう。

ごめんね、中森さん。
責任とか義務とか、そんなことは考えないようにするよ、僕。
だから、このキスから始めてもいいかな?
このキスから始まったおつきあいがちゃんと恋になって、僕も君も楽しく過ごせるように、一緒にいても、いいかな?


そうして僕らは、二人で初めてのキスをしたんだ。





「・・・嬉しい。私のファーストキス、ちゃんと受け取ってもらえて」

「うん。僕もこれ、ファーストキスだったんだ」

僕が、正直にそう言うと中森さん、本当!? と驚いて、僕の手をがっしと掴んだ。そして僕がそれに頷いたのを見て、
見てるこっちも幸せになるような笑顔を浮かべた。

そうして僕たちは、一緒に帰る約束をした。中森さんはこのあと部活があるから、少しのあいだ時間をつぶす必要が
あったけど、僕にとってはちょうど良かった。
僕にラブレターをくれた他の二人に会って、ちゃんと断らなきゃ。



僕と中森さんは、一緒に靴箱に向かった。彼女はソフトボール部で、僕は次の待ち合わせの場所に。だから靴箱で
いったんお別れだ。
裏庭から靴箱までの手前、まだ校舎に入っていないあたりで、僕は少し考えた。

それにしても、未だに信じられないのが、僕がモテてるって話。これから断りにいく女の子も、中森さんみたいに真剣に
僕のことを好きなんだろうか。それを考えるとちょっと憂鬱だけど、誠実に、きちんと断ろう。
僕は、残る二人のことを中森さんに話してはいなかった。余計なことだと思ったからだ。
でも、僕がそんな風に考え事をしてたら、中森さんが心配そうに僕を見つめた。

「山下さんがモテるって言う話、本当なんですよ?」

そう言って、僕の手をぎゅっと握る。彼女の掌の熱は、本気の熱さだった。

「でも、僕らがもうつきあってることが知れ渡ったら、みんなあきらめるんじゃない?」

ある意味、楽観的な僕の意見を、彼女は首を振って否定した。みんな本気だから、そう簡単には諦めません、と彼女は言う。


500 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 09:44:22 ID:PqfG6BHZ

今から会う他の女の子には、そうやって断るつもりだったんだけど。もし僕が、中森さんのことを理由にして交際を断ったり
したら、場合によっては中森さんにしわ寄せがくるかもしれない。いじめられたり、仲間外れにされたり。
そこまで僕が人気者なの? というといまいち自信がないけど、ここは慎重にいった方が良さそうだ。

じゃあ、しばらくは二人がつきあってること、内緒にしておこう、と僕が声に出して持ちかけようとしたそばから。

「おー、山下じゃん、なにしてんの?」

川上だ!
よりによって、中森さんと一緒にいるところを見られた?

川上は、噂話が好きな軽い男だから、僕たちがつきあってることなんて、すぐに周りに広まっちゃうよ!!

「中森さん! ここは僕が誤魔化すから、君は逃げて!!」

とっさに彼女を背中にかばったけれど、川上は僕の方に近づいてくる。だから、中森さんを促して、先に逃げてもらった。
一緒に帰るときの待ち合わせは、学校そばのコンビニって話しておいたから、後で僕がそこに行けば大丈夫だろう。

「おい山下、おまえ、誰と一緒にいたんだ?」

僕の側にきた川上は、案の定そんなことを聞いてきた。もちろん、僕が喋るわけにはいかない。
先に逃げてもらった中森さんの姿が見えなくなった頃合いに、僕もこいつから逃げだすことにした。

まてっ、と叫んで川上が僕を追いかけてくる。
僕は、ひとまず校舎の中に逃げ込むことにした。中森さんは部活に出るから、グラウンドに向かったはずだ。
少しでも関係ない方に向かうべきだろう。
靴箱にたどり着き、僕は手早く上履きに履き替えると、そのまま階段を上がっていく。
踊り場を回り、2階へ向かってそのまま進む。下から聞こえてくる川上の声も、僕を追って階段を駆け上がってくる。

と、僕が2階に到着すると、先に逃げた中森さんが待っていた。

「山下君、こっち!!」

中森さんは僕の手をぐい、と掴んで、走り出した。そして、そのまま階段を上がり続けることはしないで、2階の廊下を走り出す。
僕は、正直まだこの学校の土地勘はない。中森さんに手を引かれるまま、走り続けていった。

そして中森さんは、僕を連れ回し追っ手を煙に巻きながら、ようやく足を止め、とある教室に入った。
そこは、化学実験室の隣にある、小さな準備室だった。
扉を閉め、しばらく息を潜めていると、廊下を川上が通り過ぎていった。

「・・・いったみたいね」
「そうだね」

そうやって、ようやく安心して、大きな息を吐いた。そして二人して、なんだかこみ上げてくるみたいな衝動のまま、くすくすと笑った。

「まるで、あのときの君みたいだね」

ひとしきり、抑えた笑いを楽しんだあと、中森さんが言った。

「町で、不良にいじめられてる子供を助けて逃げ出したはいいけど、結局、山下君の方が子供に手を引かれて逃げてるんだもの」

は、恥ずかしい、それまで見られてたのか。
あれは、まだ僕がここに来てそれほど日が経ってなかったから、逃げ道が分からなかったんだよね。そのうち、助けた子供の方が
道に詳しいって分かって、その子に手を引かれて逃げてたんだった。

「助けなきゃ、ってわたしも思ったから追いかけたんだけど、途中で見失ったんだよね」


501 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 09:45:49 ID:PqfG6BHZ

「・・・恥ずかしいところ、見られちゃってたんだなぁ」

僕が、照れ笑いを浮かべて誤魔化そうとすると、中森さんは優しい表情になって、言ったんだ。

「でも、あんな怖そうな奴らを相手にして、子供を助けようとしたのは、すごく格好良かった。
 わたしも、周りの大人達も怖くて一歩も踏み出せなかったのに。
 この人は、勇気のある人なんだ、って思った」

そう言ってくれた中森さんは、ほんのりと頬を赤らめて、ちらりと僕を上目遣い。そして、そんな、か細い瞳のままで。

「山下君、好きだよ」

僕の胸に身体を預けて、そう言った。

「うん、僕も、中森さんのこと、いいな、って思う」

まだ僕は、中森さんのことをあまり知らない。だから簡単に「好き」なんて言えない。今ここで僕がその言葉を使っても、なんだか
軽く聞こえてしまう。中森さんの想いに比べてしまうと、ずいぶん安っぽくなってしまう。
でも、なんだか彼女に惹かれ始めているのは、間違いない。

僕の言葉に中森さんは、ほんと!? と驚いて僕を見る。そして頷く僕に、嬉しそうに微笑んだ。

「わたしね、君にしてあげたいことがあるの」

彼女はそう言って、僕を教室の壁際までそっと押し進めていった。僕は柔らかな彼女の手に押されながら、ゆるゆると後ずさり、
そして壁に背中がついてしまった。

「そのまま、動かないでね」

そして彼女は、するすると身体を沈め、僕の前で膝建ちをするような姿勢になった。彼女の、火照ったような真っ赤な顔が、ちょうど
僕のズボンの股間に寄せられる。
え! ちょ! これって、もしかして!?

「好きな男の子ができたら、してあげようって決めてたの・・・。
 スケベな娘だなんて思わないでね?
 もちろん君が、初めてなんだから・・・」

驚いて固まった僕を、言うとおりに動かないで期待してると思ったみたいで、中森さんは遠慮なく僕のズボンに手をかけ、ジッパーを
おろしていった。
そして、空いた隙間に指を忍ばせ、トランクスの前開きからまだ小さいままのチンコを取り出した。

「わ、けっこう、大きいんだね・・・。これ、まだ大きくなるんだよね?」

そして、指をチンコに絡ませて輪を作り、優しくしごき始めた。
う、って、そんなことされたら・・・。

「あ、だんだん堅くなってきた。すごい、だんだん大きくなってくるよ・・・」

僕のチンコは中森さんの指にしごかれて、だんだん大きくなってくる。最初は人差し指と親指だけで作っていた輪も、しだいに遠慮が
なくなって、指全部を使って握り始めた。

「すご・・・い。指全部よりも、大きすぎるよ・・・」

中森さんは、僕のチンコを握って、ゆっくりとストロークを始めた。僕のチンコはもう完全に勃起し始めていて、亀頭まで露わになった。

「じゃあ、するね?」

502 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 09:47:45 ID:PqfG6BHZ


僕の答えを聞かないまま、中森さんは口を大きく開け、ぱくりと亀頭を口に含んだ。同時に僕は、ゾクリと背中を走る快感に襲われた。
さっき、僕とキスした唇が、今度は僕のチンコをしゃぶっている。
前に見たアダルトビデオの女優みたいな手慣れた感じはしないけれど、それでも懸命に僕のチンコをしゃぶり、頭を上下させている。
中森さんの頬の裏側を亀頭がずるりと擦り、亀頭のカリが彼女の唇をめくりあげながら引き抜かれる。

「ン、ンン、ンむぅ・・・」

口で息のできない彼女は、鼻で荒く息をしながら、少しもチンコから顔を離そうとしない。懸命に吸い付いて、唾でグチョグチョに
なった口の中で僕のチンコをなぶっていく。

「な、中森さん、まずいよ、このままじゃ、出ちゃうから、口を離して!」

もう、僕は限界だった。生まれて初めてのフェラチオに、あっさりと高められてしまった。中森さんにチンコから離れるように
言ったけど、彼女はそれに従うことなく、ますますチンコを強烈にしゃぶりたてる。

「う、うわっ!」

僕はとうとう、いってしまった。腰の奥からつぎつぎと、精液が出口に向かってひしめき合い、駆け上っている。僕は最後まで、
中森さんを汚さないように必死で堪えていたんだけど、限界だった。

びゅう、びゅうう、びゅーーーーーーーーーーーーっ!!

「んんっっ!!!」

どくどくとチンコの先から精液がほとばしり、中森さんの口の中を満たしていく。
彼女は、精液をこぼさないように強く唇を締め付けて、僕の射精が収まるのを待った。

「ん、んん・・・」

ようやく粘液の噴射も止まったけれど、中森さんは動かない。
たぶん、その口の中に溜まった精液を、どうしていいのか分からないんだ。

「中森さん、無理しないでいいからさ、吐き出していいんだよ?」

無理に飲まなくて言いよ、精液なんて。僕はそう言ったんだけど、かえって彼女の選択を狭めてしまったんだ。
中森さんは、ぎゅ、と目をつむって、少しずつ、こくり、こくりと精液を飲み干していく。その、喉の動きに連動してすぼまる
口の中で、残った精液を僕の亀頭がかき回すように動かされると、ぞぞぞくりと怖気るように気持ちいい。射精したあとで、
かなり敏感になっているからだ。
そしてようやく、何度目かの嚥下でおおかたの精液を飲み干してしまった中森さん。ぬるり、と精液と唾液で粘つくチンコを
口から離した。

「・・・すごいのね、ザーメンって。わたし、これに慣れていけるかな?」

眉根を寄せて、弱音を吐きながら、苦笑する中森さん。口の周りはまだ僕の精液でぬるぬると滑ってる。苦しかったり、
気持ち悪かったりもしただろうに、そんな感想すらなんだか可愛らしい。スカートのポケットから、水色のハンカチを取り
出して、口の周りを拭っていく。なんだか僕は、そんな姿がいじらしくて、つい彼女を抱きしめてしまった。

「きゃ、山下君!!!」

503 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 09:49:59 ID:PqfG6BHZ


僕の突然の行動に驚く中森さん。僕の気持ちの中で、彼女を愛おしく思う気持ちが、なんだかだんだん大きくなってきたみたいだ。
だから、僕はまた、キスしたくなってしまった。

「だ、だめ!!」

それを中森さんは拒んだ。

「今の口の中って、君のザーメンがまだ残ってるよ」

だから、キスは明日までお預け、中森さんはそう言って、茶目っ気のある笑みで僕にいった。






「ね、今から、一緒に帰ろうよ」

中森さんが、僕の腕にそっと寄り添って言った。でも、部活はどうするの? って僕が聞いたら、今日はサボる!! と元気に
答えた。その元気さのうち、いくらかを僕が作ってあげられたのなら、それは結構、僕も嬉しい。中森さんが僕と一緒にいることで
幸せを感じることが、僕にとっても幸せにつながるんだったら、それはもう、立派な『恋』なんじゃないかな。

ずいぶん単純だけど、それはそれで、まぁいいかと思える。

でも、とりあえず他の女の子に誠意を持ってお断りして、今日のけじめだけは付けておかないと。



準備室を出て、廊下を歩く。
とりあえず、やっぱりコンビニで待っててもらおう。僕は、そう思い、それをどう話そうかを迷っていた。彼女に嘘をつくつもりは
ないけれど、気を使わせるのはもっといやだ。僕が、他の女の子に断りにいくから待っててくれ、とかをモロに言っちゃうと、
彼女も微妙な思いをするに違いない。黙っておこう。普通に、適当な理由をでっち上げて、先にコンビニで待っててもらおう。

とまぁ、そんなことを考えて歩いていると、前方に川上発見。

まずい、僕と中森さん、腕なんか組んでるよ!!

僕はとっさに、中森さんを側の教室に押し込んだ。そして手早くドアを閉め、自分から川上の方に近寄っていった。

「やぁ、川上」
「あ、山下、てめ!」

山下は案の定カンカンで、何で逃げた、なにを隠してる、と僕に詰め寄った。
よかった、中森さんのことは気付かれてないみたいだ。

僕は適当に、川上から借りた昼飯代を返すのがいやで逃げたんだ、とか冗談ぽく誤魔化した。そして財布から500円硬貨を
取り出して川上に渡してやると、それで納得したみたいだった。
もちろん僕は川上からそんなお金を借りた事実はないが、川上もそれでなんだか納得してくれそうだったから、まぁそれでいいか。




504 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 09:52:43 ID:PqfG6BHZ





僕は、さっき中森さんを押し込めた教室に戻ってきた。このあたりは一年の教室が並んでいるところで、僕はほとんど通ったことは
なくて、あまり教室の区別は付かないんだけど、ドアの付近を見渡したときに『1ー3』の表示があったことは覚えている。

そして、『1ー3』の教室に入ると、ちゃんと中森さんは待っていてくれた。

「ごめんね、川上の奴を黙らせるのに、時間かかっちゃったよ」

僕がそう言って近寄っていくと、中森さんは、ぜんぜん待ってないから大丈夫よ、と控えめな笑顔を見せてくれた。
彼女は窓際の席に座り、校庭を眺めて待っていたみたいだ。
僕も彼女の前の席に座り、一緒に窓の外を眺める。校庭が一望でき、部活に励んでいる運動部員達がよく見えた。

「どうして、部活に入らなかったのですか?」

中森さんが、そんな風に聞いてきた。校庭では、野球部達のたてる金属バットの快音が響き、サッカー部達のランニングの
かけ声が響く。

「やりたい部活が、この学校には無いから、なんだ」

前の学校では、僕は体操部だった。結構がんばってて、一年生だった去年からいくつかの大会にも出て、いい成績も
だしていた。跳馬に関しては、県でトップにもなった。
でも、この学校には、体操部もないし、もちろん十分な設備もない。だから部活は諦めた。そのかわり、県の有名な
クラブに入ることになっていて、今はいろいろと難しい手続き中なんだ。

「噂で聞いたとおりです。体操、すごいんですってね?」

「すごいかどうかはともかく、好きなんだ、体操。すごく好きだ」

一度、中森さんにも、僕が体操やってるところ、見てもらいたいな。
僕、体操でなら、カッコいいところ見せることが出来るから。

と、僕が言うと中森さんは、是非拝見したいです、といったあと、でも、と言葉を区切った。

「体操以外でも、十分格好いいんですよ?」

少し憂いを含んだ笑顔で中森さんは言う。

「ここで山下さんの体育の授業を見ています。
 短距離や中距離走でもトップでゴール。サッカーでも、サッカー部レギュラーをかわしてゴールを決める」

まぁ、そんなのもあったっけ。

「格好いい転入生が、スポーツ万能で体育の時間に大活躍、十分人気が出ると思いますよ?」

そういうものなんだろうか。体操にしてもそうだけど、運動で集中してるときは、外野とかぜんぜん気にならない質なんだよね。
だから、運動会なんかで母さんが応援してくれても、ぜんぜん分からなかったりで。
そうかー、そういうところでモテてたのか、僕。

「だから、山下さんが活躍してるところを見るのは嬉しいんですけど、ちょっと複雑な気持ちです。
 そうやって格好いいところを、あんな目立つところで見せたりしたら、どんどんライバルが増えちゃいますから」

いや、それはない、と思うよ。そういうのって、ただ珍しがってるだけだろうから、そのうちみんな慣れちゃうよ。
現に僕は、男子校から転入してきて今まで周りにいなかった女の子の同級生に、最初は珍しくてどきどきもしたけど、今では
もう慣れちゃったし。


505 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 09:54:48 ID:PqfG6BHZ

「でも、本気で好きになった女の子は、ちょっとやそっとじゃ諦めたりしません。
 あなたに好きになってもらうためだったら、どんなことだって出来るんです」

そして中森さん、前の席に座っている僕の手を取って、自分の胸にあてがった。

「早く、あなたと特別な関係になりたい、って、はしたないかもしれないけど、私は思うんです」

と、特別な関係って、まさか・・・。
だ、だめだよ、これもしかして、エッチしちゃうってこと!?

「や、やっぱりそういうのは、早すぎると思うよ!
 僕たちこれから付き合っていくんだし、こういうことはその流れで、自然に・・・」

僕がそう、あわてて言うと、中森さんは幸せそうな笑みを浮かべて。

「あなたが、私との交際を真剣に考えてくれているの、すごく嬉しいです。
 私、あなたを好きになって、良かった・・・」

だから、こういうのは、今しなくちゃいけない、ってわけじゃないよね?
僕は中森さんにそういって説得したんだけど。

「いいえ。こんな幸せなときにこそ、あなたに私の初めてを受け取ってほしい。
 あなたに私を受け入れてもらえた、一番素敵な日にしたいんです・・・」

そうして中森さんは、席を静かに立って、僕の前に立った。夕暮れの教室で、窓を背中にして、静かに夏服のブラウスに
手をかけた。夕焼けを背に受けているから、僕に向かっている正面はやや影になってしまってる。それでも、ブラウスの
ボタンを外し、現れた桜色のブラジャーはすごく清楚で、可愛らしかった。

「胸、大きくてあまり可愛くないんですけど、こんな胸は嫌いですか?」

嫌いなんてとんでもない。大好きです、僕。

やっぱり僕も男だから、目の前で可愛い女の子が服を脱いで迫ってきてくれたりしたら、すごくドキドキする。さっきは
あんなこといっておいて、なんだか格好悪いけど、仕方が無いじゃないか。
もう僕は、中森さんのことを好きになりかけているんだ。可愛らしかったり、お茶目だったり、いろんな面を僕に見せて
くれて、その心の中の迷いや苦しさ、健気さをさらけ出してくれた。
そんな女の子の魅力に、僕はどんどん惹かれていったんだ。

その娘が決心して、僕に抱いてほしいって思ってるのに、僕は我慢して、拒んでるだけでいいんだろうか。

よし、僕も、本当に腹をくくろう。

「僕も、中森さんを抱きたい。
 中森さんと、もっと親密になりたい」

僕も立ち上がって、向かい合うようにして彼女を抱きしめた。出来ればもう一度、エッチの前にキスしたかったけど、
さっきキスはお預けって約束したからなぁ。

「山下さん、私、幸せです・・・」

その言葉には、少し涙が混ざっていた。そんなに嬉し泣きまでされたら、その気持ちは僕にまで移ってしまう。しっかり
抱き合っているから、そんな感情が伝ってくるのも、ずいぶんと早い。

「僕も、なんだか幸せだよ」


506 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 09:57:18 ID:PqfG6BHZ

僕のその言葉に、中森さんがびくりと反応し、僕に抱きつく力を強めた。そうするとあの、大きな胸が僕にぎゅう、と押しつけ
られてしまう。しかもブラウスがはだけて、ブラのサラサラした布地がやたらと艶めかしい。

「・・・僕、もう、あんまり我慢できない。中森さんとこうしてると、心臓がドキドキして、頭がボーっとなって、だんだん自分が
 押さえられなくなってくるよ」

「・・・はい、私もです。こうして山下さんに抱かれていると、それだけで私、はしたなくなってしまいそう・・・」

僕と中森さん、二人の気持ちはたぶん、同じ方向に向かっている。それはあえて下品な言い方をすると、セックスしたい、
と言うことなんだと思う。でも僕は、そんな身体の欲求よりも、中森さんを自分のものにしたい、っていう我が儘な気持ちの
欲求でいっぱいだった。

「あっ、」

僕の手が動いて、中森さんの柔らかいお尻を撫でることで、彼女の唇から小さな喘ぎ声が漏れた。
それは本当に小さな声だったけれど、僕にとっては凄く大事な声だった。僕の動きで中森さんが喜んでくれている、僕の手を
中森さんは拒んでいない、そう確信できたから、僕は、猛自分を縛ることを止めた。
つまり、欲望のまま、中森さんを貪ることにした、ってこと。

「中森さんの身体、柔らかいよ・・・」

僕は、服の上から彼女の身体を撫で回し、そのなだらかなカーブやくぼみを、掌と指先で堪能した。
服の上からだったけれど、それもなんだか独特の味わいというか。
中森さんのお尻、そのスカートの上から撫でていると、指先が布地の起伏を見つけだす。そしてその起伏に沿って指先を滑らせ
ていくと、スカートの下に隠された、ショーツの縁をなぞっていた、みたいな。
僕の指、掌が中森さんを撫でるたびに、向かって抱き合った僕の耳に、彼女の小さな声が聞こえてくる。
僕が新しい場所に触れるたびに、びくっ、と強く震え、なぞるように指を走らせれば彼女はゾクゾクと長く身体を震わせ、身悶える。

僕は、女の子の身体を可愛がり、震えさせることが楽しくて、つい夢中になってしまった。

でも、調子に乗った僕のせいで、先に我慢できなくなったのは中森さんの方。

「ああぁぁぁ・・・、だめ、もうだめですっ、それ以上いじられたら、私、狂ってしまいますっ!」

はく、と吐いた息を詰めるようにして、僕の首筋に中森さんが食いついた。
まるで吸血鬼みたいだったけど、もちろん歯を立てたりするわけじゃない。
自分の身体に起こる疼きを我慢するために、何かで気を紛らわせたいということなんだと思う。中森さんは、ちゅうちゅうと僕の
首筋に吸い付いてきた。

僕も実際、余裕があるわけじゃない。
さっき中森さんに口でしてもらっていたから、むやみにがっつかないでいることが出来る、というだけで。

脱ぎかけの制服に包まれた中森さんを、早く抱きたかった。


そして僕の指は、スカートをまくり上げてとうとうショーツの上を直接触りはじめる。初夏の暑い夕方ということもあって、スカートの
中は熱気で蒸れていたから、そのショーツもじっとりと汗で湿っていた。

「ひああああん、あっ、お、お尻、あまり触らないでください、恥ずかしいですっ」

そんなこと言われたって、僕は触る。触りたいから、触るのを止めない。指先で、お尻の谷間をなぞってやると、それだけで
中森さんはぶるぶると震えるし、汗で湿ってお尻に張り付いた布地をつまみ上げ、少し強めに引っ張ってあげてから手放すと、
ぴちゃ、と湿った音を立てて再び肌に張り付いた。仰け反るようにしてびくりと大きく震える中森さんを、僕は残った片方の手で
抱きしめながら、どんどんいろいろと、好きなだけいじくり倒した。


508 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 09:59:15 ID:PqfG6BHZ

「ひやああ、ああん、や、山下さんの触り方、意地悪ですぅ・・・」

僕だって初めてだから、加減が効かないのは許して欲しい。
でも中森さんの言葉には特に嫌がっているような色は感じなかったから、あまり僕は反省もしていないのだけど。

「じゃあ、今度は胸にも、意地悪していい?」

僕がそんな風に言葉にして伺いを立てるのも、中森さんの言う意地悪の一環なんだろう。彼女は、顔を真っ赤にして恥ずかしがり
ながらも、こくりと頷いて僕の意地悪を許可してくれた。
僕は早速、さっき中森さんの背中をさんざん撫でたときに発見した場所に指をあてがい、ブラウスの上からブラジャーのホックを
外した。とたんに僕の胸に押しつけられていた中森さんの胸がブラの支えを失い、ゆさり、と柔らかく形を崩した。

「ねぇ、聞いていい?」
「は、はい・・・」

失礼なことだから聞かないでおくべきかとも思ったんだけど、それを押さえる理性もなくなり欠けてるみたいだった。

「中森さんの胸って、サイズはいくらなの?」

っ、と息をのむ音が聞こえ、僕はやっぱり聞くべきじゃなかったのかと少し後悔したけど、中森さんはちゃんと答えてくれた。

「92の、じ、Gカップ、です・・・」

凄い。僕はごくりと唾をのんだ。なんだか数字と記号を聞いただけでも興奮できそうな、インパクト。

「じゃあ、そのGカップの胸に、意地悪しても良いの?」

僕が、あくまでも意地悪の一環でそんな聞き方をしてみる。
中森さんはどうも、胸が大きいことにコンプレックスみたいなものを感じてるみたいだ。
中森さんは、僕のそんな意地悪に、またまたかぷりと首筋を噛んで、こくりと頷いた。噛み癖でもあるのかな?

僕は中森さんの背中やお尻に回していた手を引き戻し、僕の身体に押しつけられてひしゃげたGカップ、その両側に
はみ出した部分を撫でてみた。

「んん!!」

首に唇を押しつけていた中森さんが、呻くように甘噛みを始める。首筋に震えるように擦りつけられる女の子の唇や
歯の感触が気持ちよくて、これけっこう癖になりそうかも。

「ん、んん、んんむんんんむむんんんんんんっっっ!!」

僕と彼女が密着している隙に指先を忍び込ませ、中森さんの乳首に指を届かせた僕は、思いつくままにその乳首を弄り倒した。

何となく分かった。

「中森さん」

「は、はい・・・」

彼女が僕の首筋を甘噛みする理由。

「声出すの、我慢しなくていいんだよ」

「・・・・・・え?」

「おもいっきり、気持ち良い声を上げて欲しいんだ、中森さんに」


509 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 10:01:38 ID:PqfG6BHZ

僕がそういうと、中森さんは恥ずかしそうに、いいんですか、と聞いてきた。

「いやらしい女の子だって、軽蔑しませんか?」
「しないしない」

「声、廊下に漏れたりしたら、見つかっちゃうかも」
「大丈夫大丈夫」


「とにかく、なにがあっても、中森さんだけは僕が守るからさ」


我ながら、なんてこっぱずかしいセリフを口走ってるんだろう、僕は。
ほんの数時間前までは、ラブレターに浮かれていたとはいえ、ここまで一人の女の子に夢中になっちゃうなんて、夢にも
思わなかった。けっこう惚れっぽいんだな、僕。

で、中森さんはと言えば。
とろんと瞳を潤ませて、熱っぽく僕を見ている。
身体はがくがくと震え、立っているのも辛い様子。

これは大変だ。

早く僕が、中森さんを楽にしてあげなくちゃ。



「いた、いたいっ、いたいいいいいいっっ!!」

僕の耳元で、彼女が叫ぶ。
なんとか、僕のチンコが中森さんの膣奥に潜り込んだ。
彼女は、ブラウスをはだけ、スカートはまくり上げてあられもない格好をして、僕に抱かれている。いざとなったらすぐに
取り繕えるように、完全に裸にならないようにしてみました。
それでも、ブラジャーは外され、ショーツは脱ぎ捨てられているので、たとえとっさに服を整えたとしても、その中身は凄い
ことになったままな訳だ。

そんな、乱れた布を纏った女の子を、僕は椅子に座ったまま貫いている。向かい合って跨らせ、僕の頭にしがみつかせて、
そして僕は彼女の腰を掴んで。
何とも凄い彼女の胸が、僕の顔に押しつけられる。汗で蒸せて、ミルクのような甘い香りがする中森さんの胸元。呼吸する
たびに体内に入り込むその匂いは僕の脳味噌をぼやけさせ、おかしくする。僕の血液は、心臓によってどくどくと力強く送り
出されるものの、なんだかそのほとんどが股間にいってるみたいな気がする。

そしてその、僕のチンコは、中森さんのバージンを突き破り、その一番奥に到達したところです。

「いた、いたいっ、山下さんの、大きすぎるっ!!」
「中森さんっ、少し、我慢してっ!」

大丈夫、とは言ったものの、さすがにこんな声ばっかり出されては、まるで僕がレイプしてるみたいな誤解を受けそうだ。
かなり中森さんも高まって、十分な愛撫をしたつもりだったんだけど、そこはそれ、処女と童貞の初結合だから、いろいろと
段取りの悪いところもあった。試行錯誤、トライアンドエラー、押してもダメなら引いてみな、ってかんじで、やっとの事で一つに
慣れたわけだけど。
それでも、中森さんのアソコに入るには、僕のはちょっと大きすぎたみたいで。

せめて少しでも中森さんの痛みを和らげなくちゃ、と僕は思った。
せっかくの初体験だから、痛いだけ、って思い出にはしてあげたくない。さすがに最初っから逝きまくり、ってのは無理だろうけど。

僕は、自分の顔に押しつけられる中森さんの胸の先端、乳首を口に含んだ。


510 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 10:03:18 ID:PqfG6BHZ

「ふあっ! やっ、だめえっ!!」

そして、乳房の一部ごと頬張るようにして吸い付いたあと、口の中でべろべろと乳首を舐った。

「ひゅああああああっ! ひゃあん!」

中森さんの乳首、美味しい。舌で押さえ、口全体を真空にするつもりで、ちゅうううううう、と吸い上げる。そんな風にされると、
中森さんも声を長く響かせてよがり泣く。
僕はそんな風に、中森さんの乳首を噛んだり、吸ったり、潰したり、唇と舌、歯、口全体を使って苛めてあげた。そうすることで、
彼女は声を震わせて悩ましい声を上げ、その刺激にのめり込んでいく。
僕はまだ、中森さんの中にチンコを入れたけれども動かしていないまま、膣の動きに少し神経を集中。挿入した頃のような硬さや、
痛々しい痙攣も薄れ、程良い柔らかさになりつつある、と思う。
まぁ僕はさっきまで童貞だったんで、あまり信憑性のある判断じゃないけどさ。
とにかく、中森さんの痛みが薄れていってるならば、もっと気持ちよくなってもらおう。

僕は中森さんの腰を掴んでる両手のうち、右手を自由にした。そしてその手を、二人繋がってる部分に忍ばせ、中森さんの
クリトリスをつまんであげた。

「ひいっ!!」

びくり、と中森さんは震えた。でも、さっきまでの苦痛による震えじゃなくて、快感の震えだって事が分かる。体の固さもほどけ、
熱っぽい体温を汗に放射しながら、ゆるゆると身体を震わせて、快感のやり場に困っているみたいだ。

僕は、中森さんの身体をもっと柔らかくしてあげようと、ぐりぐりとクリトリスをこね回してやる。

「あああああっ、んんおおおおおおおっ、そ、それえっ、だめええええっっっ!!」

女の子の言う『だめ』には、本当に止めて欲しい『だめ』と、もっとやって欲しい『だめ』の2種類ある、って、昔お父さんがいっていた。
たぶん、今の中森さんの『だめ』は、もっとやって欲しい『だめ』だろう、何となく分かる。
僕は、中森さんがかなり気持ちよくなっているようなのを確認したので、ゆっくりと、腰を回すように動かした。チンコの先が、
中森さんの膣の奥、子宮口の辺りを掻き回す。

「ひ、ひいいっ、ひああああああんっっ!!」

掻き回して分かったことは、中森さんの膣肉は十分にこなれてきたって事。
これならば動かしても、もう痛がったりすることもないだろう。
正直、僕の忍耐も限界に近づいてきている。中森さんのフェラで抜いてもらっていなければ、あっさり暴発、してたに違いない。

と言うわけで、中森さんを気持ちよくして、僕も気持ちよくなるための、動きを開始する。

ずん、ずにゅ、ずにゅう、ぐりぐり。

「あひ、あ、ああああああああああああっっ!!」

よし、中森さんの喘ぎ声に、苦痛の色はない。
もうこれで、遠慮はなくなった、っと。

僕は、もうおもいっきり中森さんのアソコを突きまくった。正直僕は我慢の限界に近かったものだから、加減も何も無し。
とにかく激しく動かして、おもいっきり射精してやるつもりだった。

「あっ、あっ、ああっ、ああっあうっ、あっあっあっあああっ、あああっ、あ、あひ、ひぐっ、ひん、ひああああっっ!!」


511 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 10:04:06 ID:PqfG6BHZ

もうとにかく力任せに、押して引いて突いて捏ねて、回して捻って掻き回す。腰の奥で感じる爆発を、必死に尿道を締めることで
堪えに堪えて我慢する。もうだめだ、これ以上射精を引き留めておくのは、無理だ。

「う、く、中森さん、もう、いくよ・・・!」
「うん、うん! いって、いってくださいっ!!!」

僕のせっぱ詰まった声に、中森さんもせっぱ詰まって答えた。
だけどこのままじゃ、中森さんの膣内に出してしまう。さすがにそれはまずい。
もう限界、僕は中森さんの腰を持ち上げて、膣の外に射精しようとしたんだけど。
中森さんは、そうはさせじと僕の腰に絡ませた足をぎゅう、と引き締めた。

「駄目だっ、膣内(なか)に出ちゃうよっ!!」
「出してっ!! 山下さんの精液、私の膣内に全部ぶちまけてっ!!!」

そんなことを言われても、もう僕も限界で、なんとか説得して外に出すべきか彼女の言葉に甘えて中に出すべきか迷って迷った
けれど、もうそんなことを考える余裕もとっくになくなって。

びゅうっ、びゅくっ、びゅううううううううっ、びゅううううううううううううううううっっ!!!

「うわあっ!!」
「んあああああああっ、でてる、でてるぅっ!!!」

そうして、僕の抵抗も虚しく、中森さんの力一杯押しつけてくる膣の奥、子宮の中に精液をぶちまけてしまった。
女の子の膣内に、避妊も何もしないでおもいっきり射精してしまったことにはもちろん罪悪感たっぷりだけど、今のこの瞬間だけは
それも忘れて、膣内射精の気持ちよさと、中森さんへの愛おしさで心の中が満たされていた。




「中に出しちゃって、ゴメン・・・」

謝るのは男らしくないって、僕も分かってるんだけど、つい言ってしまった情けない僕。
心の中では、『責任』という言葉がぐるぐると渦巻いていたけれど、ここでそんな言葉を使っても結局はその意志を軽く思わせる
だけのような気がして、言えなかった。本当の『責任』は、こんな場面で使うものじゃないって思う。
それでも中森さんは、ようやく人心地付いて下着と制服を正しながら、にこりと笑って答えた。

「気にしないで下さい。今日は大丈夫な日ですから」

中森さんのその笑顔が、僕を気遣ってのものでなく、本当に彼女自身の笑顔なんだと思えたから、少し僕の心も軽くなった。
あとの心残りはと言えば。

「痛くして、ゴメンね・・・」

僕自身の身体は気持ちよさに満たされていたけれど、最初の頃苦痛に顔をしかめる中森さんを見て、正直辛かった。

「いいえ、山下さんも初めてだったし、私も痛がってばっかりで、協力できませんでしたから、おあいこです」

それに途中から、凄く気持ちよかったですから。声を少し小さくして、恥ずかしがりながら中森さんは言ってくれた。

「これからいっぱい、いっしょにエッチをしてたら、もっと気持ちよくなれると思います、私も」



確かに、僕たちはこれからなんだから、いっしょに気持ちよくなることも、これからいっぱい機会はあるだろう。
そう考えると、こうして僕といっしょに『初めて』を乗り越えて、いっしょにセックスをして、二人いっしょに慣れていけるということが、
何とも嬉しく思えてきた。




512 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 10:05:40 ID:PqfG6BHZ




身繕いを終えて、二人して教室を出ることにした。
夕焼けもだいぶ弱まって、空の上の方はもう夜になりつつある頃合い。

いっしょに並んで廊下を歩きながら、僕たちは手を繋いだ。

処女をなくしたあとで、中森さんの歩き方はずいぶんと頼りなく、僕もそのペースにあわせてゆっくりと歩いた。

僕は、こうやって彼女に寄り添いながらも、心の隅に引っかかる事があって、少し悩んでいた。
もちろん、僕にラブレターをくれた、残りの二人のことだ。
待ち合わせ場所は確か、どこか一年の教室と、特殊教室だったような気がする。場所を確認しようにも、中森さんの目の前で
そのラブレターを開けて見る、っていうのは気が引ける。それに、もう時間はとっくに過ぎてしまっている。

明日、もう一度そこに行って、もし本人がいたら、ちゃんと謝ろう。
いなかったならば、それは、無責任な言い方だろうけれど、縁がなかったんだ。
名前を書いていない手紙を出す、ということは、僕がその場所に来ないということが答えになるはずだから。



僕がそんなことに少し心を捕らわれていると、中森さんは、幸せそうに僕に話しかけた。

「これで私、あの子達に負けないっていう自信がつきました・・・」

ライバルの女の子達、のことだろう、『あの子達』っていうのは。
いまだに自分がもててるというのは実感がないけれど、こうして僕のことを好きになってくれた中森さんがいてくれるだけで
十分な気がする。
あとは、その女の子同士で、変な揉め事があったりしないでくれると嬉しいんだけど。そのときに中森さんに迷惑が
掛かるようならば、僕が守ってあげないといけないなと、そんなことも考えた。

「実は、私の姉さん達みんな、山下さんのことが好きなんですよ?」

と、中森さんの発言に、僕もびっくり。
彼女に姉妹がいたのも驚いたけれど、姉妹で一人の男、僕に好意を持つっていうのが珍しいことなんじゃないかと思う。
しかも、『姉さん達』というからには、一人だけじゃないわけだ。

「だから、山下さんが私を選んでくれて、本当に嬉しかったです」

実際のところ、選んだというより、最初に向かった先にいたのが中森さんだったというだけなのだけれど。
でも、そんなことは今となっては関係ないと思うし、わざわざそんなことを話して幸せそうな中森さんに水を差すこともないはずだ。


513 :『ラブレター、貰いました』:2007/11/12(月) 10:07:17 ID:PqfG6BHZ


靴箱まで来たところで、中森さんは僕にいった。

「私、ここからは一人で帰ります」

いっしょに帰らないの? と僕は言ったけれど、中森さんは、恥ずかしいですから、と顔を真っ赤にして答えた。
確かに、あんまり二人でいるところが目立つと、僕のことを好きだって言う他の女の子を変に刺激して、中森さんが
迷惑するかもしれない。



そうして、中森さんは帰っていった。

僕は一人、彼女より遅れて学校をあとにしながら、今日のことを思い返す。
今まで男子校ということもあって、彼女とかには縁のない僕だったけど、初めて彼女が出来た。
そして、キスもしたし、フェラチオまでしてもらって、その上セックスまでしてしまった。

明日からの、僕の高校生活が、急に潤いだしたみたいだ。



とにかく、明日、中森さんといっぱい話をしよう。
だって、彼女のことをもっと知りたいんだ。




僕は、なんだか清々しい気持ちになって、思わずスキップなんかしちゃった。



END OF TEXT

60 :名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 09:32:48 ID:PqfG6BHZ

「おう、なんだよスキップなんかして、気持ち悪いな」

川上だ。

「うん、まぁ、嬉しいことがあったからね」

「へぇ、彼女でも出来たか?」

ぎくり。鋭いね、川上。

「いや、そんなことはないよ」

「ふうん、ま、いいや」

川上はそれっきり、そのことには興味をなくしたみたいだ。正直ホッとした。
やっぱり、中森さんに迷惑をかけないためにも、川上にはばれないようにしないとね。

「ところでさ」

川上が、話題を切り替えた。

「噂で聞いたんだけどさ、一年の六つ子に、好きな男が出来たらしいぜ?」

へぇ、一年には、六つ子がいるのか。

「ふうん。やっぱり似てるの? その子達」
「一卵性なんだかどうだか知らないけれど、これがもう、クリソツでさ。
 一部では、クローン実験で生み出されたんじゃないかって噂されてるくらい、似てるんだ」

「一度、見てみたいなぁ」

僕が、適当に話を合わせていると、川上も楽しそうに話を続けてくる。

「よし、明日、見せてやるよ」
「見せてやるよ、って、川上の知り合いなの?」

「いや、違うけどさ。遠目に見るだけだよ。それでもバッチリ、似てるのが分かるから」
「なるほどね、じゃあ、明日、頼むよ」

僕は、適当に相づちを打った。こういう、馬鹿話をしてくれる川上は、賑やかな気分になれるから好きだ。いい友達だなと思う。



そういえば、中森さんにも姉がいるっていってたっけ。
そんなことも明日、いろいろと聞けるといいな。
そうして、中森さんのことを、もっと知りたい。

「・・・・もり』っていうんだけどな、その女の子。オッパイもでかくて、めちゃくちゃ可愛いんだよ」

僕が別のことを考えているあいだも、川上の話は続いていたみたいだ。
所々言葉を聞き落としているからはっきりとは分からないけれど、さっきの六つ子の話題がまだ続いているみたいだ。

ひとしきりその六つ子鋸とを話したあと、また別の話題に変わった。

僕は川上と、そんなくだらない話をしながら、すっかり日の落ちた帰り道を二人して歩いていった。


END OF TEXT

62 :『中森あかねは、手紙を書く。』:2007/11/13(火) 01:43:20 ID:yvwJQRkP



動悸が激しい。
心臓が、爆発しそうだ。


苦しい。
呼吸が、うまくいかない。
一歩歩くたびに、目眩がするようにくらくらと、視界が揺れる。
まるで空気が壁になっているかのように、私の行く手を塞いでいる。

なんで、『手紙を靴箱に入れる』っていう、簡単な行為がこれほどの抵抗を受けてしまうんだろう。


分かっている。
私は、その理由を分かっている。
分かっているから、抵抗になる。

この手紙を、あの人が読んで、そのあとに起こること。

イレギュラーはあるだろうけれど、たぶん手紙はあの人に届く。
そしたら、そのあとの結果はだいたい三つ。

あの人は来ない。
あの人は来る。だけど、私は振られる。
あの人が来て、私を受け入れてくれる。

結果は三つだけれど、その確率は三等分じゃない。
私を受け入れてくれる確率は、低い。

あの人が、『中森あかね』という存在を認識し、そして恋人として隣にいることを許可してくれる確率は、どう見ても低い。

この手紙を出すことで導かれる結末は、私を否定する結末になる可能性が高いと分かっている。
だけど、この手紙を出さなければ、私は先に進むことが出来ない。

マイナスに進むベクトルの不安と、プラスに進む希望、その絶対値、両者が大きく釣り合っているからこそ、私の動きを縛る抵抗になる。


だけど。
だけれども。

あの人が、あのとき私に向けてくれた笑顔をもう一度見るためには、前に進むしかない。


私はそうして、あの人の靴箱に手紙を入れ、本当の一歩を踏み出した。


END OF TEXT

65 :『がんばれ中森みどり』:2007/11/13(火) 01:51:34 ID:yvwJQRkP


さっきから、心臓が痛いほど鳴り響いてる。
ああ、どうしよう・・・。


大好きなあの人、山下二郎さん。
その人のことを好きになってからしばらくは、どうしようか悩んだボク。

『告白する』か『諦める』
出来ればあの人と、恋人同士になりたかった。そのためにはこっちから告白しないといけない。
だってあの人は、もてる。
女の子同士の噂でも、何組の誰それが山下さんのことを好きになったとか、上級生の誰それさんが山下さんに告白して振られたとか。
それに、どうもボクの姉妹全員が山下さんのことが好きみたいだ。
だから、その2択。
『告白する』か『諦める』
悩んで悩んで悩み抜いて、やっぱりあの人のことを諦めることは出来ないと分かったから、告白することに決めた。

で、それから今日まで。
いったい何枚の便せんを無駄にしたことか。
目の前に過激環境保護団体『緑豆』がいたら、絶対殺されるよ、ボク。

そうやって、地球の資源を費やして作り上げたボクの手紙。
いよいよ、いよいよあの人に渡す日が来たんだ!
よし、あと数歩、足を進めてあの人の靴箱へ!



66 :『がんばれ中森みどり』:2007/11/13(火) 01:52:23 ID:yvwJQRkP

・・・・・・あーーー、
やっぱり、明日にしようかな?
今日は魚座はラッキーデー、金星人も絶好調、ラッキーアイテムのピンクの消しゴムも持ってきた!
でも、ボクの好きな緑色じゃないし・・・。


いや、ダメだ!
そんなこと言ってたら、絶対誰かに先越されちゃう!!

勇気を出して!
がんばれみどり!
さぁ、この手紙を、山下さんの靴箱に入れるのよ!!


って、なに、これ。

手紙?

えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!?

よりによってボクが告白の決意をした日に、他の誰かが同時告白?!


これは、ボクは今日、告白するべきじゃないって事だよね?
ラッキーアイテムが、緑色のナニかになってる日にしなさい、ってことだよね?
ぜったいぜったい、今日はダメーーーーーーーーっっっ!!!





はぁ、はぁ、はぁ、つい、逃げて来ちゃった。
やっぱりダメだ、ボク。
他の人の手紙が入った封筒を見ただけで、勇気がなくなっちゃった。

おまけに、ついこの白い封筒まで、持って来ちゃった。
どうしよう?


END OF TEXT

67 :『中森さくらは、教室で待っている。』:2007/11/13(火) 01:53:57 ID:yvwJQRkP


胸が痛い。




私は、誰もいない教室の、普段自分が座っている席で、あの人を待っている。

窓際にある私の席からは、少し首を動かせば、夕焼けの校庭が一望できる。グラウンドではクラブ活動の賑やかな声が聞こえるけれど、
なにも音がしない教室から聞くそれは、かえって寂しさを演出してるみたいに思える。

初めてあの人を見たのも、この席。
それからずっと、あの人を見続けたのも、この席。
体育の授業、走り高跳びの綺麗なフォーム、ボールを自在に操るサッカーのドリブル、ハードルを越えて突き進む軽快なリズム。
間違いなく、他の人よりも飛び抜けて高い運動能力とセンス。

だけど、初めてあの人を見たとき、その活躍ぶりよりもなによりも、その楽しそうな表情に心を奪われてしまった。


自分には出来ないこと。
胸の病を患い、激しい運動に耐えられない。

そんな私から見たあの人は、なんだかとても、輝いて見えた。

そして、あの人を見るたび、胸の病とはまた違った、甘い痛みが走るようになった。


もうそろそろ、約束の時間。
あの人が来るか、来ないか。


来なければ、諦めなければいけない。
私の手紙に込めた気持ちが届かなかった、ということ。
それとも、私の手紙の前に入っていた、浅黄色の封筒の女の子の元へ向かったか。
なんとなく、その手紙はわたしの姉、あさぎの手紙だろうと分かる。

もしも、来てくれたならば。
私は、そのときの気持ちのまま、私のしたいことをやろう。
私の心が悔いることのないように、自由に振る舞おう。


さっき、隣の教室に、誰かが来た。
あわただしく、閉じられたドアの音。

いつもはもう、誰もいなくなる時間だから、少々の話し声が他の人の耳にはいるとは思っていなかったけど。
もし、あの人が来たのなら、少し声は抑えた方がいいのかもしれない。



がらり、と教室の扉が開く音。
私がそちらを向くと。

来てくれた、あの人が。



END OF TEXT

68 :『わんだりんぐ中森みずき』:2007/11/13(火) 01:54:51 ID:yvwJQRkP




ドキドキしてる。


『待つ』ってことが、こんなに苦しくて、怖いことだとは思わなかった。

彼が、わたしのところに来てくれるか、これはなんだか分の悪い賭のようなものだからね。

私が彼の下駄箱に手紙を入れたとき、すでに先客がいたようで、ピンクの封筒と、浅黄色の封筒。
彼に恋するライバルは多いと思っていたけれど、あともう一日待ってくれたらよかったのに、そう思ってしまう。
都合がいい、ってのは重々承知。

でも、たぶんこの子達も、真剣に彼のことを想って、手紙を書いたんだ。
だったら、フェアな勝負をしなきゃ。


だから、わたしはそこに自分の封筒を重ねておいて、同じスタートラインに立った。

そして今、わたしは自分のテリトリー、化学実験室の隣、準備室にいる。
ここで、彼が来てくれるのを待つしかない。


でも、『待つ』ってことが、こんなに怖くて、切ないことだと、初めて知った。
自分では何も出来ないで、ただじっと、相手が自分を選んでくれるのを待つだけなんて、自分の性に合わないことはよく分かっているはずなのに。
それでもあえて、手紙なんて手段を選んだのは、あかねが手紙を書いてるのを知ってしまったからだ。
わたし達六つ子の中でも、一番人見知りが激しくて、気難しくて、他人を拒絶する、臆病なあの子。
そんなあかねが、たぶん初めて、好きなヒトに手紙を書こうと決意した。

そんなことを知ってしまったら、それを先回りして直接告白する、なんて出来ない。
あくまでもフェアに、あの子とだって、対等なスタートラインで。



あーーーー、もう。
それにしたって、待つってのは辛い。

よし、時間までは少しあるから、ちょっとだけ散歩でもしよう。
階段の方に姿見があるから、髪のチェックでもしにいこうかな。



END OF TEXT

69 :『中森ましろ、でも黒い。』:2007/11/13(火) 01:55:45 ID:yvwJQRkP



ドッキドキ。



今日こそ、あの素敵なカレと結ばれる!!

っていうか、それが目標。


ワタシが、カレのことを好きになる。
    ↓
実は、カレもましろのことがスキ。
    ↓
ワタシが手紙を出す。 ←いまココ。
    ↓
待ち合わせ、来てくれた山下サンに愛を告白。
    ↓
もちろんカレも即おK!
    ↓
相思相愛、ふたりはラブラブ!
    ↓
そのまま山下サンにお持ち帰りされちゃうワタシ!!
    ↓
   (加速)
    ↓
もしも私が家を建てたなら。
白い家、大きな窓と小さなドアと部屋には古い暖炉、
真赤なバラと白いパンジー、子犬の横には、アナタ、アナタ、アナタがいて欲しい〜
    ↓
   (超加速)
    ↓
縁側で、二人並んで仲良くお茶をすする。
「ましろさん、ほんにええ天気じゃのう・・・」
「そうですわねぇ、じろうさん・・・」


かように、私の建てた遠大な野望に向かって、着実な一歩を今日、刻むのよっ!!


70 :『中森ましろ、でも黒い。』:2007/11/13(火) 01:56:41 ID:yvwJQRkP



さて、山下サンの靴箱に、この手紙を・・・って。
ムッ、これは!

私を差し置いて、先に誰かが手紙を入れている・・・・・・。
いったい誰が・・・って、あかねかっ!!

あの子、引っ込み思案で影が薄いから、ライバルになり得ないと思ってたけど、侮ってた!


仕方がない、あんまりこの手は使いたくなかったけど。


あかねの手紙は、ワタシのポッケにないないして、っと。
かわりに、ハイ、ワタシの手紙を山下サンの靴箱に・・・っとこれで完璧!!


よし、これであとは、山下サンが放課後に、屋上まで来てくれるのを待つだけ!!


さぁて、早く放課後になあれ!!


時間を加速させるのには、お昼寝がいいのよねぇ。
授業はサボって、屋上でお休みして待ってましょう!



END OF TEXT

71 :『中森あさぎは、待ちぼうけ。』:2007/11/13(火) 01:58:00 ID:yvwJQRkP




まだ、ドキドキしてる。



山下君との、ファーストキス。

私、本当にしちゃったんだ。

でもこれで、私と山下君は、恋人同士。



そして今日、いっしょに帰る約束。

ソフトボール部の部活が終わって、シャワーも浴びて汗も落としました!
さぁ! 早くコンビニに行かないと!


山下君、まっててくれてるかなぁ?


END OF TEXT

54 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:08:48 ID:lpbGeWB.0






「あの・・・」

「なに?」

「おはなしがあるの・・・」

夕暮れの教室、窓から差し込むオレンジの光が幼い少女と少年を照らす。
少年はランドセルを背負い、今にも帰宅の途につこうとしていたところを、クラスメイトの少女に呼び止められたのだ。
しかし、少年は先を急ぐ。
ごめん、早く帰らなくちゃいけないんだ、と素っ気なく言い残して、教室を出ていった。

残された少女は、そっと涙をこぼす。



これが、二人が交わした、最後の言葉となった。










唐突でしたか?

このような出だしを、アバンタイトル、などとも言います。
作品によっていろいろな役割を持ちますが今回の場合、重要な意味があります。
物語の導入部でありながら、核心に迫るキーを含ませた、小さなカットです。




さて、みなさま。

山下君と中森さん、その交際のいきさつを読んでいただいた方のなかには、その後の彼らにいくらかの興味をお持ちになった方もいらっしゃるかも知れません。
そういった方々のために、その顛末を掻い摘んで紹介していこうと思います。

それでは、オーソドックスな作劇の基本である『起承転結』になぞらえて、お話ししていきます。





『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』

55 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:09:53 ID:lpbGeWB.0


『起』

はい、これが『ラブレター、貰いました』本編と、その付属7篇にあたります。

ここでは、あえて補足すべき事はありません。






『承』

おそらくこの部分が、彼と彼女らの関係において最も重要で、かつ長い時間が費やされた部分です。
平たく言えば、修羅場です。


山下君はといえば、彼女らからの告白の翌日、激しい衝撃を受けました。

一人の女の子と思って心奪われだした女の子が、実は3人の少女が間の悪い具合に入れ替わってしまっていたのです。
まさか、顔形が全く同じ女の子が、同時に告白してくるとは夢にも思わなかったわけですから、途中で気が付かなくとも仕方がないのかも知れません。
そして根が真面目な彼ですから、そのことを知って激しく動揺しました。
一人の女の子と誠実な交際を、と考えていた彼としては、思いもかけずに不義理な行いをしてしまっていたわけです。


同様に、中森の6人姉妹も、大きく揺れました。
自分一人が彼に受け入れてもらい、他のライバルに大きく差を付けたと思っていたら、実はそうではありませんでした。また、手紙が届かず気持ちを伝えられなかった三人も、大変なショックを受けました。
そして、ある者は心を閉ざし、ある者は涙に暮れ、ある者は他者を攻撃し、そして怒る者、逃避する者、いじける者と、姉妹はバラバラになってしまったのでした。


山下君は、彼自身もはっきりと心が定まらないまま、それでも性根の真面目さから姉妹それぞれと向き合っていくことになるのです。
そうやって姉妹一人一人と接していくうちに、同じ顔かたちをした姉妹ながらも、それぞれに明確な個性の差があることに気付きます。

『あかね』は引っ込み思案で、自分の殻に引きこもりがちです。
『みどり』は幼く、少女趣味なところがあります。
『ましろ』は腹黒いのですが、どこか憎めない愛嬌があります。
『みずき』は明るく、曲がったことが嫌いな性格です。
『あさぎ』は恥ずかしがり屋ですが、健気で前向きです。
『さくら』は控え目な性格で、ほとんど自己主張をしません。

はじめはどう見ても見分けの付かなかった6人ですが、性格を理解していったことでようやく山下君もその雰囲気の違いを感じ取ることが出来るようになりました。
そうして彼と彼女たちは、しばらくの時間を共有し、お互いの理解を深めていきます。
最初は、漠然とした『中森さん』に好意を持っていた山下君ですが、次第に6人それぞれに惹かれていくのでした。


しかし結局は、姉妹の誰も彼を諦めず、彼も姉妹の一人を選ぶことが出来ずに、膠着状態に。

56 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:10:36 ID:lpbGeWB.0


そのあとさらに、とうとう6人姉妹の大喧嘩、平手が舞い拳が唸るドタバタ騒ぎ。側にいた山下君も止めようと分け入ったのですが、何しろ相手は顔も身体もまるで同じの6人姉妹、頭がこんがらがってもう訳が分かりません。髪を乱し声を荒げ、張られた頬を赤く腫らしての大喧嘩は続きます。
山下君が仲裁に疲れヘトヘトになった頃に、ようやく掴み合いの喧嘩は終了しましたが、まだまだ修羅場は続行中。今度は6人が彼に詰め寄り、今すぐ誰か一人に決めてくれ、と究極の決断を迫ります。

さて。
こんな時あなたならどうしますか?
やはり、6人全部コースを選ぶのでしょうか。

しかし、この場面、この作品の主人公である山下君はどうでしょうか。
生真面目な彼は、複数の女性を選ぶ、などという選択肢を思いつくはずもありませんし、よしんばそれを閃いたとしても彼に、たった今まで大喧嘩していた6人を全員まとめて説得できるような胆力はありません。そんなものがあれば、そもそもこんな大喧嘩にはなりません。
そうするとやはり、とにかく一人を選ぶしかないわけです。
ですが、情の深い山下君ですから、6人それぞれに愛着を持ち始めています。その中から一人だけ選ぶということは、残りの5人にはごめんなさいをするということですが、その5人の傷心をさらりとスルー出来るほど、山下君はドライな性格ではありません。

というわけで、山下君は逃げました。

彼を責めないであげてください。
極限まで追いつめられた人間の精神がとった防衛行動です。



気が付いたとき、彼は、日本人の心の癒し場、箱根温泉郷にいました。



はい、そこ、いまどき箱根かよ、とか言わないように。

57 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:11:28 ID:lpbGeWB.0


ぼんやりと温泉に浸かる彼ですが、ここでとある男性と出会います。

陽に良く焼けた、20代くらいの青年です。旅先の気安さからでしょうか、山下君の隣に並んで湯に浸かり話しかけてきました。
他愛のない世話話でしたが、その男性は、山下君がなんだかとても疲れ果てていることに気をかけてくれたのです。
そして山下君は、その青年にほだされて、今までのいきさつと悩みを打ち明けました。それまでは、こんな境遇は誰にも相談できずに一人で抱え込んでいた山下君でしたから、愚痴にも似た悩みをとにかく聞いてもらえただけでも、ずいぶんと心が安まってきます。もちろん、話すだけでは解決しないのですが。

一通り話し終えた山下君が青年を見ると、彼は何とも微妙な表情をしています。

実はこの青年も、若い頃、同じような悩みに苦しんだことがあるのです。
多情な性格故に、血の繋がらない姉や妹に肉親以上の好意を抱き、葛藤した少年時代。他人を傷つけ、自分も傷つき、そして逃げ出すように家を出ました。
もちろん今は、彼なりの答えを出して、愛すべき人たちと共に生活しています。

それから彼は、なにやら運命じみたものを感じながら、目の前の少年に、かつて自分を救ってくれた先輩の言葉を託すのです。

「なぁ、少年、・・・・・・ハーレムはいいぞ?」






『転』






激しく、強く降りしきる豪雨の中、一組の男女が叫んでいました。
傘もささずにずぶ濡れで、二人は車道の傍らにうずくまって叫んでいます。
しかしその声は、滝のように降る雨の音に掻き消されて。

それでも二人は、もはや動くことの無くなった少女の身体を抱きしめて、ただ懸命にその名を呼ぶのです。

最愛の、娘の名を。



暗転、そして現在へ。

58 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:12:30 ID:lpbGeWB.0



結局、山下君の箱根逃避行は、一晩で終わりました。
中森さんの家に行き、まずは平謝りです。

ちなみに中森さん宅は、大層豪華な邸宅で、そこそこ広い庭持ちです。

箱根の夜、出会った青年から聞かされた彼の過去は、少年にとっては衝撃でした。自分と同じ悩みに苦しみ、そして出した青年の答えは、山下君にとっては考えもしなかったことです。

つまり、6人姉妹すべてを受け入れろ、と。

もちろんこの山下君、だからといって一晩で直るような優柔不断ではありません。未だに6人全員を平等に愛していく、などという踏ん切りはついていません。
青年に諭され、逃げるのをやめて戻ってきただけなのです。

さぁ、これからどうしようか、などと考えながらの平謝りでしたが、姉妹たちの様子が変であることに気が付くのです。
姉妹の一人、みずきが代表して、口を開きました。

「『パパ』がね、山下君と話がしたいって・・・」

さてここで、今更ですが彼女らの家族構成を説明します。
中森姉妹には、父と母がいます。
両親は海外の研究施設で指揮を執り、現地で暮らしています。
そして姉妹だけが日本に残り、時折帰ってくる両親を待っているのです。
以上。

とまぁ、そんな風に簡潔に説明されたくらいの情報しか山下君は知りません。ですので、ここで唐突に出てきた人物の名前に、かなり動揺します。

たしかに、可愛い愛娘のほとんどを傷物にされたとなれば、たいていの父親ならば憤慨するでしょう。しかもたった一人の男に。

山下君は、帰ってきていきなりですが、再び箱根に逃げ出したくなりました。
しかし、さすがにそれを踏みとどまった彼は、それなりの覚悟を決めて、姉妹の父親に会うことにしました。

しばらくして姉妹の家に到着した男性は、中学生の親にしては少々年かさのはった老人でした。それもそのはず、彼は姉妹の父親ではなく、両親に雇われた弁護士で、保護者代理のような仕事をしている人物だったのです。そして山下君は、彼に導かれ車に乗ってべつの場所に移動します。

59 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:13:13 ID:lpbGeWB.0

・・・ところが、ずいぶんと時間をかけた割には、車は出発地点である中森さん宅からそう遠くない場所に止まりました。そして駐車場に車を止めた後、老人は山下君に徒歩を促し、結局中森さん宅に戻ってきたのです。
状況を掴めないまま、弁護士からいわれたとおりこっそりと裏口から庭に入ります。後に従っていくとそこはひっそりとした庭の隅、なにやら深く茂った植え込みの足下をまさぐったかと思うと、地下へと続く階段がありました。
山下君、成り行きに理解が追いつかないまま老人の後に続くと、地下室の一つ、大型のコンピュータ筐体が立ち並ぶ制御室に案内されました。
なぜ地下にこんな部屋が?と混乱する山下君に、老人はいくつかの端末を操作しながら話し始めます。

「これからここで知る事柄は、彼女たちには他言無用に願います」

家の地下に入るために車で遠くに出かける素振りを見せたりする念の入れ様から、中森6姉妹には絶対に秘密なのだということは、山下君でも分かります。
そして老人が語った内容は、確かに、彼女らには秘密にせざるを得ないものでした。
以下、簡単にかいつまんでお話します。



中森の6人姉妹は、元は一人の人間から作られたクローンだったのです。



昔、一人娘を事故で失った夫婦は、とある異端の技術を取り入れ、ぼろぼろになった娘の肉体、その遺伝子から、新しい身体を作り上げました。そして、瀕死の脳から出来る限りの記憶を抽出し、その肉体に移し込んでいったのです。娘の身体を何人分も用意したのは、この記憶転送が非常に困難であり、一度失敗した肉体は再使用不可能だったためなのです。
この、倫理的に問題のある方法で娘を甦らせようとした夫婦ですが、何度も失敗を繰り返し、使えなくなった肉体を破棄するうちに歪みが生じ始めました。或いは、もとより狂っていたのかもしれませんが。
愛し合い、同じ目的に向かって行動してきた二人ですが、ある日諍いが起こりました。夫は成功を焦って何体ものクローン体を同時に調整し始め、妻は失敗して破棄される娘の肉体に心を痛めていたのです。
その諍いの結果。

「彼は、妻を殺しました」

はたして、『娘の姿をしたクローン体の失敗作』を潰すのと、『普通の人間である妻』を殺すのと、いったいどんな違いがあるのか?
そのあたりの考えが彼の中でどう捕らえられていたのか、もう今となっては窺う術はありません。そのあと彼は自ら命を絶ったからです。

60 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:13:49 ID:lpbGeWB.0

「・・・そんなの、すごく自分勝手だ!」

山下君は、その話を聞いて憤慨しました。
淡々と続けられる老弁護士の言葉、それは山下君には、現実味を帯びないまるで出来の悪いSF映画のようなストーリー。それらを信じるか否かを別にしたとして、山下君が素直に思ったことは、それだったからです。

そして老弁護士の話は、ようやく6姉妹のことに及びました。

姉妹は、夫婦の死後に生まれた、6体のクローンです。
父親は死ぬ直前、残ったクローンすべてに記憶転送の処置を施しました。この処置は完了するまでの期間にばらつきがあり、数ヶ月〜数十ヶ月を要するのですが、彼はその結果を見る前に死んでしまいました。皮肉なことですが、夫婦の死後になってようやく、彼らの願いが叶ったのです。
記憶転送に成功したクローン体は、夫婦の残した莫大な資産とともに、この弁護士に委ねられました。そして彼は遺言とも言える生前の指示を元に、姉妹の身元引受人となり、修学の手続きや援助を継続し続けているのです。
もちろん、姉妹はこのことを知りません。
記憶転送に成功し、クローン培養槽から出てきた彼女らは、自動的に記憶補完がなされ、そのことを忘れてしまうのです。

完全な人間のクローンを成功させたなどという話は、まだ聞きません。
衝撃的な内容に山下君は混乱しますが、弁護士から語られる数々の言葉や、次々と見せられる研究施設などの証拠に、それらのことを信じるしかなくなっていきました。

そしてそれらの話が一区切りついた頃合い、扉の後ろで物音が聞こえました。
ぎょっとした山下君が扉を確かめると、そこには、二人の後を付けてきた6人が。



中森姉妹は、自分たちの出生についての驚くべき事実を知り、青ざめた表情で山下君を見つめるのでした。

61 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:15:29 ID:lpbGeWB.0


『結』





どきん、どきんと激しくなる動悸。
じっとりとにじみ出す、嫌な脂汗。
ぐらぐらと眩暈を起こし、今にも倒れてしまいそうなほど。

山下君は、いま、逃げられない決断を迫られているのです。


「わたし、本当に『人間』なの?」

中森姉妹の絶望は、自分たちが作られた存在であること、つまり、まっとうな人間ではないという事実から来るものでした。
死んだ博士とその妻が、自分たちの娘を甦らせんとして始めた禁忌の研究、その果ての産物です。
人間よりもむしろ、人工物としての工業製品に近い存在だと、思い知ってしまったのです。

そんな絶望を、山下君はどうしたら救えるのでしょうか?

混濁する意識の中、山下君の思考は、縋るように昨晩の記憶に辿り着きました。




箱根の温泉につかりながら、山下君は、この日初めて出会った青年と、いくつも話をしました。
その中で青年の言った言葉があります。

「ハーレムの良いところは、『振られて悲しむ女の子がいなくなる』ということだ。つまり、みんなが幸せになる、ってこと」

山下君は、その言葉に、少々遠慮しながらも素直に返します。

「ずいぶん、都合がいいですね」

確かにその通りだ、と青年は、山下君の言葉に気分を害した風もなく、むしろ笑って応じました。
しかし、青年は表情をやや真面目に整えてから、山下君を諭すようにいったのです。

「でもそのぶん、男の度量が問われるんだ」

「度量、ですか?」

青年は、そうだ、と深く頷きました。

「普通の、1対1の恋人同士だったら、男は一人の相手だけを深く愛してやればいいわけだけど、ハーレムの男はそうはいかない。
 女が二人、三人と増えていって、男が一人の女に注ぐ愛情が1/2、1/3に減っていくようだったりすれば相手は満足しないし、偏りが出来るようならそれは浮気と同じようなもんだ」

そして青年は、だからこそ、と言葉を区切ってから、言った。

「ハーレムの男は、それでも女達全員を満足させてやる必要がある。
 かなり難しいことだけど、それが度量の大きさだよ」

青年の言葉を、山下君は昨夜の記憶から引き出し、反芻します。
今こそ、その度量を問われるときなのだ、と山下君は、ここで強く、腹を据えたのです。

62 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:16:22 ID:lpbGeWB.0



「僕は、君たち全員が、好きだ!!」

強く、叫ぶように、山下君はいいました。
その言葉に、6人の姉妹は、絶望の縁から顔を上げるのです。

「僕は、誰か一人だけを選ばない。
 勝手だと思うけど、そのかわり、絶対誰も、不幸にしないって約束する!!」

(そうだ、僕が望んでいたことは、誰も悲しまないことなんだ。)

山下君は、その決意がごく自然に自分に馴染んでいくことに不思議な爽快感すら感じていました。

「君たちが、たった一人の人間から作られたことは事実なのだろうけど、一人一人が違う人間なのも、これだって事実なんだ。
 だから、君たちの事実すべてを、僕は拒んだりしないよ!」

言葉にして口に出すと、その言葉は強い誓いになる。山下君は、彼女たちに宣言することで、混乱していた思考がクリアになっていきます。

「・・・・・・信じて、いいんですか?」

姉妹の一人、みどりが言いました。
声に出したのは一人ですが、残りの姉妹も皆、同じことを思っていたようです。
まだまだ迷いを振り切れないまま、それでも彼に縋りたい、そんな気持ちが、その表情から伺えます。
山下君は、そんな彼女を見つめて。

「信じてくれ!!」

と、強く応じました。



一度腹さえ据わってしまえば、山下君にもう迷いはありません。





山下君は、箱根で出会った青年に連絡を取りました。
別れ際に、何か相談に乗れることがあれば、と彼から連絡先を教えて貰っていたのです。
青年が、青年のもつハーレムでやったことを、自分もしたいと思った山下君は、彼にその手配を依頼しました。

さて、その手配とは。

「僕も、『ハーレム婚』をやりたいんです」

『ハーレム婚』、それは、一人の男とたくさんの女が、夫婦として結ばれるための儀式。
もちろん、日本の法律ではこれを『重婚』として処罰の対象にしています。だから、あくまでも形だけの結婚式なのです。

しかし、形だけの式で、法律的に認められないとしても、当人達の心を強く結びつける誓いの儀式であることにはかわりありません。


温泉で出会った青年は、山下君の要望に応え、式場と神父の段取りをつけてくれました。

63 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:17:09 ID:lpbGeWB.0



そして、それからしばらくの月日が経ち、いよいよ明日に式を控えた夜のことです。
青年の好意で、結婚式場の近くにあるホテルに招待されました。大きなベッドを備えた、スィートルームです。

このころまでに山下君は、中森姉妹全員とすでに結ばれ、心も身体もあわせて彼女らを愛するようになっていました。
姉妹もまぁ、だいたいが仲良く、みんな一緒になって一人の男を愛することにすっかり馴染んでいる様子。
今夜もまた、姉妹達と山下君のハーレムセックスが始まります。




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「もういいかい?」
「まぁだだよ♪」

僕は、みんなに言われるまま目を閉じて、そしてまた目を開く時を心待ちにしている。
そして、何度目かの『もういいかい?』のあとで、ようやく『もういいよ♪』のお許しがでた。
ドキドキと期待に高鳴る胸。僕がゆっくりと目を開くと、そこには素晴らしい光景が。

「「「「「「はい、お好きなマンコから召し上がってね」」」」」」

6人の中森さん達が、四つん這いになったままお尻を高く上げて、僕にアソコを見せつけている!
細身の身体にボリュームたっぷりの胸、白い肌に黒い髪。そして同じ顔をした可愛い女の子達。みんなが、僕一人のために、一番恥ずかしいところを並べるようにして捧げてくれるなんて。

これこそ、ハーレムの醍醐味!

「ねぇ、はやくボクにいれてよぅ」
「だめ、ぼ、ボクに、ください・・・」
「なにいってんのよ! あた・・・ボクが一番最初に決まってんじゃないの!」
「はぁん、もう我慢できません、ボク・・・」
「ボク恥ずかしいですぅ・・・じらさないでくださいぃ・・・」
「ボクのマンコに、はやくブチこんでぇ・・・」

みんながみんなボクボク言ってるけれど、6人の中で自分のことを『ボク』っていうのは、みどりちゃんしかいない。つまり残りに5人はみどりちゃんのふりをしてるってことで。
これはどういうことかというと、僕たちのあいだで行われているゲームなわけ。

僕が、みんな一人一人を誰が誰なのか見分けることが出来るようになる練習をかねて、6人全員を当てていくゲーム。

一人の人間から複製されて全く同じ外見の彼女たちは、普段はリボンやヘアバンド、チョーカーなどのアクセサリーで見分けがつくように工夫してるんだけど、このゲームに至ってはそれも無し。純粋に、彼女たち個性を見抜いていく力を養うというもの。

最初の頃は間違うこともあった僕だけど、最近はだいぶ的中率も上がってきた。
こうして、6人が素っ裸でお尻を並べながら、見分けがつかないように演技していても、何人かはだいたいの目処はつくようにはなってるんだ。

64 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:18:00 ID:lpbGeWB.0

「もう、!はやく、はやく〜っ!」

まず最初は、このお尻。
僕は、その一人目の中森さんのお尻を掴むと、もうすっかり濡れて柔らかくなっているアソコに、一気に挿入した。

「んあああああっっ!!」

そしてそのまま、チンコを彼女の子宮口まで突き上げて、ぐりぐりとこね回す。

「どう? 君はこうされるの、好きだよね、ましろちゃん?」

「ひゃあん、あ、あたりよッッ!!」

ましろちゃんは、嬉しそうに答えた。
演技にアラがあるとか、表情に何か違和感があるというか、全体的に黒いオーラが隠せない感じがして、いつも一番にましろちゃんだけは分かってしまう。
そんなわかりやすさから最初に見分けることが出来るんだけど、そのあたりを勝手にましろちゃんは「愛の力」とか言って納得している。そんなに大げさなもんじゃないけど、でもやっぱりそう言ったところも可愛い。
とにかく、まずは一人目正解に僕は安心して、ましろちゃんのアソコをバックから犯し始めた。

「だめ! だめ! そんなに激しくしたら、あたし、壊れちゃうーーーーーーッッッッ!!!」

こりこりとした子宮口の感触をチンコの先で感じながら激しく突きまくり、僕は最初の精液をましろちゃんの膣内に注ぎ込むと、同時にましろちゃんは全身をがくがく震わせてイっちゃった。

気持ちよさに気が遠くなるのを堪える僕。もちろん、たった一回だけでギブアップするわけにはいかない。最低でも後5人は満足させてあげないといけないし、不公平がないようにそれぞれちゃんと射精してあげようと僕は決めているんだ。

僕は、バックから犯していたましろちゃんの真っ白な背中に覆い被さるようにして、彼女の顔に自分の顔を近づける。そしてアクメに息を荒くしてうつろな表情をしていたましろちゃんの唇にキスをした。

萎えはじめていた僕のチンコだったけど、ましろちゃんへのキスを続けるうちに、復活を開始した。アクメで痙攣するような彼女の膣から受ける刺激と同時に、キスによる彼女への愛おしさがチンコに力を与えたんだろうと思う。
でもまぁ、次が控えている。名残惜しいけど、僕はましろちゃんのあそこから、ずるーりとチンコを引き抜き、彼女から離れる。
そうすると僕の支えを失ったましろちゃんは、とさりと軽い音を立ててベッドに倒れ伏した。

射精したばかりだったけど、僕のチンコにはまだまだ力が漲っている。僕は休み無く、残り5人のうち隣にいた中森さんに狙いを定め、ずぶりと一気に挿入した。

「はうっ!!」

するとこの中森さん、僕の最初の一撃に、苦しそうな表情を一瞬だけ浮かべた。
それだけで十分、この子が誰なのかが分かった。

「さくらちゃん、だよね?」

「・・・っく、は、はい・・・」

65 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:18:46 ID:lpbGeWB.0

姿形はまるきり同じ姉妹であっても、その中身は個人差があって、中には少し、身体の弱い子もいる。さくらちゃんは、急激なショックは辛いらしく、挿入の衝撃にいつも胸の苦しみを感じているんだ。

「だいじょうぶ?」

ましろちゃんと同じように激しくバックから犯そうとした僕だったけど、相手がさくらちゃんなら、いきなり荒々しくするわけにはいかない。彼女が馴染むまでゆっくりと愛してあげるためにいったんチンコを抜いてから、姿勢が楽になるように四つん這いのカッコを崩して、うつぶせに寝かせてあげた。

「じゃあ、最初はゆっくり、するね?」

こくり、と肯定するさくらちゃんの答えを確認して、僕は彼女を寝かせたまま太股を開き、間に身体を割り込ませた。そして僕は正座のように座ったまま、さくらちゃんのお尻を引き寄せ、アソコにゆっくりとチンコを嵌め込んでいく。

「はあああああああああああっっ・・・・・・・」

挿入されるチンコに膣内の容積を奪われると、その圧力に押し出されるようにさくらちゃんは声を上げる。
ゆっくりした挿入だったけど、だから余計に僕のチンコはさくらちゃんの膣壁を十分に堪能できた。身体の弱さ、儚さからは想像できないくらいに、さくらちゃんのアソコは僕を強く締め付け、貪欲に蠢く。

「あああああああっ、あっ、あああっ、おおきい、おおきいのがはいってますぅ・・・」

最初は、息を吐き、息を詰め、苦しそうなさくらちゃんだったから、しばらく僕が彼女の呼吸にあわせたゆっくりペースで抜き差しをしてあげた。
でも、だんだんとさくらちゃんも僕もそのゆっくりペースが我慢できなくなってくる。

「は、はうっ、も、もうだいじょうぶですから、おすきなように、うごいてくださいっ」

すでにさくらちゃんのお尻は、もっと気持ちよくなろうとしてくねくねと動き始めた。そんな動きをされると、僕だってもう我慢できないわけで。
僕はさくらちゃんの腰を抱え込むように引き寄せて、彼女の膣奥をえぐるような突きを開始した。
あとはもう、僕もさくらちゃんもがむしゃらで、最初の頃のデリケートさが嘘のような乱れよう。大声を上げてアクメを迎えたさくらちゃんの膣奥に、僕も大量の精液を放った。

どさりと倒れて動かない彼女にちょっとびっくりした僕だったけど、息はしているようなのでとりあえずは安心。

さて、半ば偶然にも、比較的見分けやすい子を先に当ててしまったから、残りの4人は慎重にいかなきゃ。
先の二人が僕にいかされて、残ったみんなはかなり焦れているみたい。4つ並んだお尻を後ろから眺めて、どんな作戦でいこうかを考える。

あんまり自信がないけど、アソコの手触りとか?

「あん」「ひあ」「くふ」「はう」

媚肉の柔らかさや濡れ具合、指を入れたときの感触。しばらくぐにぐにしてみたけれど、残念ながらそれで区別が付くような違いは見つからない。

ここで僕、そういえばと思い出した。

66 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:19:26 ID:lpbGeWB.0

「ひ!」「あ!」「ふ!」「は!あぁ〜ん!」

「わかった、君があさぎちゃんだね?」

「あ、あたり、だから、お、おねがい、ゆび、ぬいてぇ〜!」

4人順番に、指でお尻の穴をなぞってあげると、やっぱり一人だけ反応が違う。
あさぎちゃんは以前、僕がはずみで触ったお尻の穴がすごく気に入って、6人の中で唯一アナルセックスでいけるようになった女の子なんだ。
僕が確信を持って、この子のお尻の穴に指を入れてあげると、それだけで感じすぎたあさぎちゃんが指を抜いてと哀願してくる。
恥ずかしがり屋のあさぎちゃんは、お尻で感じてしまうことをはしたないと思っているから、あんまり僕にそこをいじられすぎると泣いちゃうこともある。
はしたないと僕に嫌われると思っているみたいだけど、僕はそんなことは絶対ない。むしろ、恥ずかしがりながらも感じまくり、泣きながらお尻でいっちゃうあさぎちゃんをすごく可愛いと思う。

だから僕は、お尻から指を抜いてとお願いしてくるあさぎちゃんに、逆に意地悪っぽく、指を奥まで差し込んで、ぐにぐにと中をかき回してあげる。

「ひゃああああああああんんんんあああんあんあああんううううあああああっっ」

僕の指に操られるように、あさぎちゃんが悲鳴を上げながらがくがくと身体を震わせる。
しばらくそうやってほぐしてあげてから指を抜いた。あさぎちゃんの悲鳴もようやく途切れたけど、もちろんこれで解放されたとは思っていないだろう。
あさぎちゃんの恥ずかしげなあえぎ声を聴いているだけで完全回復した僕のチンコにアナルセックス用のコンドームをかぶせて、彼女のお尻に穴にあてがった。

「あっ、」

次の段階を察したあさぎちゃんは、小さく息を吸い込んで、受け入れの準備を整えた。なんだかんだ恥ずかしがって抵抗しながらも、最後は従順に僕をお尻で受け入れてくれるあさぎちゃんを、僕は愛おしく感じながら、ずぶずぶとチンコをそのすぼまりに埋め込んでいった。

「うああああああああああああああっっっっ!!!!!!」

僕はあさぎちゃんのお尻をがっしりと固定して、お尻の穴にチンコを一気に挿入した。あさぎちゃんは狂ったように泣きわめいたけど、そのあたりは可愛いもので。
前の穴と違って、行き止まりを感じることなくチンコの根本まであさぎちゃんのなかに入ることが出来た。ぎっちりと輪のように食い込んできる入り口でチンコをしごきたてるように、僕はピストンを開始する。

「だ、だめだめぇ! おしりかんじすぎちゃうのっ! へんたいになっちゃうーーーーーっっ!」

恥じらいながらもあさぎちゃんは、僕にお尻を犯されて何度もいきまくった。
僕がようやく射精したときには、いきすぎて気を失っているようだった。

僕はあさぎちゃんにキスをして、耳元に「変態でも、僕はあさぎちゃんのことが大好きだよ」、と囁いた。聞こえてないかもしれないけど。

あさぎちゃんのお尻からチンコを抜いた僕は、ゴムを外してチンコを濡れタオルで拭った。あさぎちゃんはなんだかんだいいつつも、あらかじめ腸の洗浄をしていたみたいだし、ゴムもつけてたから大丈夫だろうけど、それでも菌がかもすといけないから、清潔にね。

早く他の子もお尻でいけるように慣れていってもらうべきか、それともこういう時に見分ける目安にするために、あさぎ=アナルで固定しておこうか、なんて馬鹿なことを考えていると、早くしてよと残る3人から無言の催促が。

そういえば、と僕は思いだした。アナルでいけるのがあさぎちゃんだけ、みたいにもう一人、アソコ以外でいける子がいるんだった。

6人姉妹はみんながみんな、僕とのキスが大好きだ。キスをするだけでみんな気持ちよくなってしまう。
そんなふうに唇が弱い姉妹だけど、中でもとりわけ唇で感じまくる子がいる。
それがみずきちゃんだ。

67 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:20:03 ID:lpbGeWB.0

僕は三人に、代わる代わる順番にキスをして、唇の感度を確かめていった。案の定、一人だけ、僕が唇に触れるだけで腰砕けになってよがる子がいる。

「みずきちゃんだね? どうする、唇とアソコ、どっちで逝かせて欲しい?」

キスの判定でクロと出た一人に、僕はリクエストを聞いてみた。
そうするとその子、正解のみずきちゃんが、とろんと潤んだ瞳で僕を見つめながら、

「く、くちびるを、犯して欲しい・・・」

そう言って、ねだるように唇を半開きにした。
僕は早速、力を失ってベッドに臥せるみずきちゃんの顔の側に跪き、彼女の顔を持ち上げてあげる。
そしてその唇に、僕のチンコを呑み込ませた。

「ん、ふ、んぐぅ・・・・・・!」

チンコの先端が、みずきちゃんの喉を突く。みずきちゃんは、反射でえずいてしまうのを必死で堪えて、んぐ、んぐと呻きながら、僕のチンコをしゃぶりあげてくる。
僕は、そのまま遠慮無く、みずきちゃんの喉を犯す。バキュームで吸い上げられ、密着する咥内の粘膜や舌のうねりにチンコを刺激されて、凄い気持ち良い。唇を必死にすぼめて、僕のピストンでこすれる唇からの性感を受け取り、どんどんとみずきちゃんも高まってくる。
我慢できずに、僕はみずきちゃんの口をアソコを犯すみたいな勢いで突き上げ、とうとうそのまま喉奥に射精してしまった。

「ン、ン、ンンンンン!!!!」

同時に、みずきちゃんも、いっちゃった。唇から送られてくる刺激以外に、喉を突かれるマゾっぽい性感も加わっているのだろう。
最後の一滴まで出し終えた僕は、ずるりとみずきちゃんの喉からチンコを抜いた。さすがにみずきちゃんも、このマゾアクメに失神しちゃったみたいだ。

さていよいよ、残るはあと二人。
見分けクイズもここまでくれば、あとは何とかなりそうだ。

僕は残る二人のみどりちゃん、あかねちゃんの特徴を思い浮かべながら、二人をいっしょに抱きしめて比べてみる。キスしたときの反応や、耳元に囁く言葉に対する反応、身体をいじってあげたときの反応の違いなど。

そうこうしていくつかの検証の結果。

「きみがみどりちゃん、そしてきみがあかねちゃんだ!」

「あたり、です・・・」「ごうかく、だね・・・」

とまぁこんなふうに、6人姉妹の見分けクイズ、今日のところは正解できた。いつもいつも、こんな風に上手くはまってくれると良いんだけど。
あとは二人を抱いて、いかせてあげればいいだけだ。

僕はまず、甘えん坊のみどりちゃんを抱き寄せて、体面座位でセックス。僕の首に腕を回して、必死にキスを求めてくるみどりちゃん。

68 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:20:44 ID:lpbGeWB.0

「ん、んちゅ、んはぁ、すき、すきぃ、きす、すきぃ・・・」

ちゅぱちゅぱと音を立てて唇を貪りあい、同時にアソコをチンコで突きまくる。
姉妹みんな、だいたいが共通してキスが好きなんだけど、それぞれのキスに違いがあるような気がする。まだ僕はそれで見分けることは出来ないけれど。
でも、みどりちゃんのキスは、なんだか少し、分かるような気がする。
そうやって僕は、みどりちゃんの唇を吸ってあげながら、子宮めがけて射精した。同時にみどりちゃんも痙攣して絶頂した。


これで、5人目。
ちょうど僕の背中側に、さっきまで僕が抱いた4人がぐったりと倒れている。このみどりちゃんで連続5人目の射精になるわけだけど、なんとかまだ残り1人くらいは抱いてあげられそうだ。
箱根温泉で出会ったあのお兄さんや、そのハーレムの先輩さんたちは、一晩でもっと回数をこなせて、しかもそれを連日続けられる、なんというか常人離れした絶倫の人たちばかりだ。だけど聞いてみると、ハーレムを作った当初は精力が追いつかないこともあったらしい。
じゃあ、どうやって絶倫になったのか、クスリとかつかったのか、とたずねれば、笑って否定された。
ようは、『愛情を持って接していれば、おのずと精力は付く』なのだそうだ。

確かに、分かる気がする。

正直、最初の頃は、6人均等に抱いたとしても、最後の方はどうしても疲れたり、次の日はぜんぜんダメだったりと、きついことも多い。
だけど僕は、愛情だけは薄れていない自信があった。
それを続けてきた今、こうやって最後の一人に臨んでも、かなり頑張れるようになった。
翌日も連チャンで、彼女たちを可愛がってあげることが出来る。

僕もだんだんと、ハーレムの主として、少しずつでも成長していってるんだろうか。




「あと一人でしょ?」

僕がさいごに残ったあかねちゃんを抱くべく、彼女の身体を愛撫していると、僕の背中にぴったりと誰かが張り付いてきた。

「ボクも付き合ってあげるよ」

そして、そう言ってから僕のチンコに手を伸ばしてきた。
しゃべり方からして、みどりちゃんだろうか。って、そんなわけはない。みどりちゃんは今さっき抱いたばかりで、このあかねちゃんのすぐそばに倒れているのだから。たぶん、このゲームが続いているから、なんて律儀にみどりちゃんのふりを続けてる、別の誰かだろう。まぁどっちにしろ、手伝ってくれるって言うのを断るつもりもない。
そしてみどりちゃん(仮)は僕の足の間、背中側から頭を潜り込ませて、僕のチンコをフェラチオしてくれた。

「ン、ン、すごい、まだこんなに元気だね」

もう準備満タン、あとはこの完全復活したチンコを、あかねちゃんのアソコにぶち込むだけだ。

69 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:21:29 ID:lpbGeWB.0

「ねぇ、おもいっきり恥ずかしい格好で、犯してぇ・・・」

あかねちゃん、実はけっこう淫乱。エロイ格好で犯されるのが大好きな、変態チックなところがある。
それならばと僕は、彼女の足を持ち上げて、まんぐり返しのポーズにしてあげた。

「これで、僕のチンコがあかねちゃんのマンコにズボズボはいってるところが、バッチリ見えるね」

そのまま、まんぐり返しのポーズで犯してあげた。

「あーーーっ、いい、すごい、ずぼずぼはいってるーーーッッ!!」

ぴゅっ、ぴゅっ、とこぼれる愛液が、あかねちゃんの顔にかかる。もちろんそんなエロさも、あかねちゃんの性感を高める刺激になったみたいで。
そして僕はそんな姿勢で、彼女を辱めるようなエロイ言葉を囁きながら、力任せに犯していった。

「はああああああああああああああああああっっ、だめだめ、いく、もうだめ、いく、いく、いくううううううう!!!!!!」

そう言って、盛大に声を上げてあかねちゃんはアクメを迎えた。
このエロさを見れば、一番見分けやすそうに思えるけど、普段は凄い引っ込み思案なんだ。だからこうやって抱いてみて、初めて分かるというわけ。





さて、これで6人コンプリート!

と、一息ついた僕だったけど。

「ねえ、お願いがあるんだけど・・・」

と、さっき僕のフォローをしてくれたみどりちゃん(仮)がいう。

「さっきは、お口でしかザーメン飲んでないからさ」

そう言って、M字開脚で、とろとろに濡れたアソコを僕に見せつける。
そうか、このみどりちゃん(仮)は、みずきちゃんだったか。

「今度はわたしのオマンコの奥に、精液注いでくれないかな?」

6人均等じゃないけど、仕方がないか。手伝ってくれたお礼だし、いくらフェラでいけるといっても、アソコで得られるアクメに比べたらまだ少し浅いみたいだしね。
幸い、まだ僕にもあともう一回くらい出来る体力は残っている。

そうして僕は、最後の精液をみどりちゃん(仮)改め、みずきちゃんのアソコに注ぎ込むべく挑みかかった。

70 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:22:22 ID:lpbGeWB.0


カーテンの隙間から指す朝の光で、僕は目が覚めた。
昨夜は、さいごにみずきちゃんを抱いたあと、そのまま眠っちゃったみたい。

僕は、ベッドから身を起こし、大きく背を伸ばした。
6人姉妹は先に起きていったらしく、ベッドには僕一人だけだった。
ちょっと寂しいけど、彼女たちは今日、いろいろ忙しいわけで、仕方がないか。
せめて起こしていってくれてもよかったのに、とは思ったけど、たぶん僕は疲れ果てて、なかなか起きなかったんだろう。
昨夜は頑張ったから、無理もないよね。


さて、今日は僕たちのハーレム婚の日だ。

素敵な式にしてあげよう。
それで、これからみんなを、ずっと幸せにして上げなくちゃ。

僕はそんなことを考えながら、ホテルの窓を開けた。

窓の外は、雲一つない晴天。


最高の結婚式になる、と、僕はそう確信した。








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以上です。
もしこれが映画やテレビのドラマであれば、ここでエンディング曲が始まり、スタッフロールが流れることでしょう。
エンディングの主題歌が心に沁み入り、ドラマをきれいに締めくくってくれます。



さて。
ここで唐突に、謎の博士が登場。
さもすべてを悟ったような台詞をたれ、警鐘を鳴らすのです。

「あれが最後の中森さんだとは思えない。いつかまた、第8、第9の中森さんが現れるに違いないのだ」

そして場面切り替わって薄暗い地下の研究所。
少年達が見た研究施設の、さらに地下。
無数に並ぶ円筒型の、大きな試験管を思わせる調整槽には、それぞれに一人ずつ、全裸の少女が浮かんでいました。その少女を照らすのは、水底に描かれた魔法陣の発する朧気な灯り。

そのとき突然、一つの調整槽が音を立てて排水を始めました。
しばらくして、中を満たしていた大方の溶液を排出し終え、がこん、と低い音とともに開いた調整槽からは、わずかに残った溶液とともに、そこに納められていた少女の姿が。
その少女は、あの中森姉妹と、まるで同じ姿をしていました。
それどころか、無数に並ぶ試験管の中の少女は、すべてがみな、同じ姿をしているのです。

そう、彼女は、科学と魔術の融合によって生み出された、複製の人造人間『クローニング・ホムンクルス』なのです。



そうして、ぱちり、と目を覚ました彼女は立ち上がり、濡れた足音をさせながら地上への通路に向かっていくのでした。






はい、こういう、韻を持たせた終わり方を、GODZILAエンドといいます。

そこ、海外B級ホラーみたいだ、なんて言うもんじゃありません!



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71 :『ラブレター、貰いました騒動の起承転結』:2008/10/20(月) 23:23:09 ID:lpbGeWB.0






これでおしまい、以上です。
以下、新キャラ。
中森くろの  悪戯好き。姉たちにも存在を知られぬまま隠れて共同生活中。もちろん山下君が好き。
NO.003265  今さっき生まれた。性格はまだ固まっていない。名前もまだない。
       だが彼女も『オリジナル』の影響で、確実に山下君を好きになる。




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