【みんな】ハーレムな小説を書くスレ【仲良く】 10P

694 :名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 22:16:52 ID:KYwpqK7G

こうなんというかレアなハーレムはないか、電波を拾ってみる



本命にはふられるのに本命の家族親友にはモテまくりだよハーレム
最近妻は冷たく娘に邪険に扱われるけど妻の友人や娘の友達には(ryハーレム
付き合い始めた彼女がバイのタチだったのには驚いたがネコだった女の子たちが押しかけてきてすったもんだしてたらいつのまにかハーレム
孤独のグルメみたく食べ歩いてたらそこの女将やウェイトレスも食べちゃったよハーレム
超現実主義者だけど寄ってくる女の子は自分が本物のオカルト(幽霊やら宇宙人やらUMAやら)だとか言うんだ俺は信じないけどハーレム
正義の味方と悪の組織の戦いに親族が巻き込まれた被害者の会ハーレム
銀行強盗立て篭もり事件人質ハーレム
近隣市町村との合併を拒んだ過疎村役場ハーレム



ダメでしたorz

704 :キャプテン・ラブ:2007/08/12(日) 23:57:12 ID:Qz3fMV7M
>>694>近隣市町村との合併を拒んだ過疎村役場ハーレム

「・・・・うるさい」

 都市部よりまだましで、しかしミーンミーンと蝉が泣き喚く暑い真夏の午後二時。
山間部の片隅の、何処となく明治を感じさせる村役場の一室で
私、こと 竹取 おきな は何の罪もない蝉に対し罵倒の言葉を吐いていた。

「そのようなこと、おっしゃらないでください、村長、かぐや村の品位に関わります。
第一、貴方が何を言っても、蝉も、書類の量も何も変わりません。」

一部のすきもないスーツ姿に、きらりと光る銀縁眼鏡
容姿端麗、眉目秀麗、全身から“私はデキル女です”と主張する
この場にまったく不釣合いな、いわゆる妙齢の淑女は
なんでも、他所の国でお勉強なされた中央のキャリアなんだそうだ、エリート様だ。
・・・セクハラ上司の金玉を蹴り潰したあげく、ド田舎に放逐されたという曰く付の。

「そうは言うがね、月読助役、こちらは夏休み返上で働いているのにね・・・。」
「はい、手を動かす。」
「・・・・はい・・・。」

ぽむぽむと判子をつきながら、私はため息をつく。
私はたしか高校生のはずだ。
今はたしか夏休みのはずだ。
ほんの100kmほど離れた隣町の男性の友人達は
今頃さらに100km先の海水浴場で、真夏の狂い咲いた青い春を満喫していることだろう。

「・・・・なんたることだ・・・・」

705 :名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 23:58:42 ID:Qz3fMV7M


私の口から零れ落ちたわずかな怨嗟の念は、部下たる月読諒子女史の耳に届き。
まことに残念ながら、物凄い目で睨まれました。ちくしょう。

村の、けっして破ってはならぬ鉄の掟に、こうある。
・村を代表するものはこの村で生まれた健康な男でなければいけない
たしかに、過疎の進んだこの村には健康な男子など他にいない。
そもそも、男が他にいない。いるのは男性機能を失ったようなご老体と
そもそもついてない人々だ、ナニが。
「おきなさーーん、桃、とれましたよーー」
外から、鈴を鳴らすような美しい声が聞こえ、私は目線を窓に移す。
真っ白なワンピース、つばひろの麦わら帽子をかぶった乙女水樹女史が、
おおきな瑞々しい桃を、もっと瑞々しい顔をほころばせながら両手にささげ持っている。

「いいところじゃないですか、村長、都会のごみごみしたところより・・・ずっと。」
「そうはいうがね、部下A。」
「休憩にしましょ。」
「・・・・はい・・・。」

いい所なのはしってる。ここで生まれ、ここで育った。
みんないいひとなのも知ってる。乙女水樹女史、鬼ヶ島桃乃女史、浦島籐子女史
個性を煮詰めて出来たような人々だが、良い人だ、間違いなく。
みな美しく目の保養にもなる。・・・・・・決して無害ではないが。

でも、だからってあんまりじゃないか。
飾りで村長席押し付けられて。

「そんちょー、まいどでーす御伽市地域課の御門です!!とりあえず、がっぺいしましょー!!
あっ、もも、清水白桃じゃないですか!!それ、私の分ですか?!乙女さん」
「貴女のぶんなどありません、おきなさんにちかづかないで、回れ右して帰りなさい!!」

変なのに目をつけられて。

「・・・私だって都会とか海とかで青春したり遊びたいんだ。」

頭をかかえた私を見て、私の麗しき部下たる月読女史は少し笑ったような気がした。
「ふふっ・・・・すねないすねない、仕事終わったら諒子おねいさんが遊んであげるから、ねっ?」

いかん、幻聴が聞こえる、もう駄目だ。



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