【みんな】ハーレムな小説を書くスレ【仲良く】 10P

547 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/08/06(月) 21:06:50 ID:l2RwcrJO

天井の見えない闇の中、祝福された泉の光がわずかに、うごめく男女の影を映す。

「ふぁあ!やだミスラ!ひっぱらないでよ!」
「ちょ…調子にのるなよエロ猿!!」
「ミスラ君…ダメだよそんなの…」

「うっせー!!オレは勇者だ!勇者はオレだ!!」

ミスラと呼ばれた少年は、沐浴用の聖服に身を包んだ少女たちを、手当たりしだいにひん剥いていく。

「ダメよミスラ!この子達を犯すというならまず私を…んあう!!」

一際威厳を放つ少女は、しかし豊満な乳房をたゆませながら、泉の縁に押し倒される。水に濡れた黒髪は色香を放ち、これからまさに成熟せんとする彼女の未来を予感させた。

「意味ないよセー先生、こんなかでオレとヤってないのセンセーだけだ」
「…うそ、貴方たち…」

ロセル・スルス・セーナイン、聖職街道まっしぐらの少女のうったえは天に届かず、泉に浸かる他の十数名は一斉に目を逸らす。

今日は勇者ミスラの旅立ちの儀。どうせ茶番なら、思う存分楽しんでしまおうというのがミスラの主張だった。祝福するなら尻をだせ。


「見なよセー先生、あのお姫様、魔王を倒そうって人間に、こんなボロッちい剣しかよこさなかった。オレのこんぼうのほうがまだ斬れる」
「ミスラ…悲しいこといわないで…」

そう、この国の勇者制度は、一種の魔女狩りだった。

ルルカナンは大陸の端に位置する小さな都市国家。近隣の都市はとっくにつぶれ、明日とも知れぬ滅びの足音に、人々は必死になって耳をふさいだ。
狂気に陥らぬための集団ヒステリー、この都市は、武勇に優れた男を勇者に祭り上げて城壁の外に放りだした。

もう大丈夫だ、勇者様が何とかしてくれる、おかしいぞ?そうかアイツはニセモノなんだ、今度こそお願いします本物の勇者様…

勇者を送りだすスパンは日に日に短くなり、一人、また一人と、未来を嘱望されるはずの優秀な人間が、望みのない狂気の海に漕ぎだしていった。


「んっ…ぁ、泣かないでミスラ…うん、やさしくね…?」

ミスラはセーナインのあたたかい乳房に顔を埋める。城壁をでれば、もう二度とこの人に叱ってもらうことなどできないのだ。グーで前歯を折られたりはしないのだ。

「ふぅ…ふぁ……。くっ…ぅん」

どびゅ…どびゅ…

膣道から逆流した精液が、乳白色の泉の水に溶けこんでいく。達する瞬間、身体を引こうとしたミスラを抱きしめたのは、セーナイン自身だった。



結果としてミスラが最後まで残ったのは、彼が出来損ないだと自他共に認めていたからで、実際彼の前には男装した少女が数人、ヤケクソのように城壁の外に放りだされていた。

彼の誇りを傷つけるような慈悲無き仕打ち、少女の背を見送るミスラの心はいかほどのものか。

そう、だから彼は、盛った。

誰彼構わず夜這いを仕掛け、手段を選ばず同情を引く。畑の真ん中風車小屋、小川の中州に城の中。ところ構わず交尾の連続、ついには城主の姫もブチ切れて、めでたく今日に至るとなった。


548 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/08/06(月) 21:07:33 ID:l2RwcrJO

「ふぁあああん!!」

アルクリル・テシア、何かにつけてミスラを慰み者にしてきた隣の家の少女も、今では立派に聖職につき、こうしてミスラに後ろから突上げられている。

忘れもしない少女の家のトイレの裏手、一度として空気に触れたことのない亀頭をひん剥き、気持ち悪がりながらそのまま放置したのはこの少女。
あのあと皮の戻し方がわからずに、泣きながら当時のシスターに相談したのはセピア色の思い出だ。

「アンタねぇえ、…もう、バカ…ぁう!、…ぅぅぅ、ぅあ!ちょ…調子こくんじゃないわよバカミスラ!!」

ぎゅぶぶぶぶ…ぐぽぉ…ぐびゅぅ、ぐびゅ、

「それが勇者様への口の利き方かよ、エロ貧乳…うがが」
「なにさえらそうに、イきそうなの?イかせてあげようか?…ふあああ!!」

互いに互いを罵り合って、結局達するのはいつも同時。キスというよりは、合法的に噛みつく手段。触りなれた彼女の2つに結った髪を、今生の別れといじくりまわす。

「いってくるよアル…」
「子供の…名前さ、アンタからとるからね…」



祝福の秘蹟は滞りなくすんだと姫に伝わった。姫にしてみれば想像するだけでイライラするアブラムシを、窓から放りだすのと同じことだ。

城門を開けるのも怖いこの国の衛兵は、ここから飛び降りろ、と高い高い城壁の上で指示した。


・・・・・・。


早くも全滅の兆しだった。

舐めてかかったスライムは仲間を呼び仲間を呼び仲間を呼び…
勘定できないほどに大量のスライムは、周囲の自然を飲みこみながらドロドロに溶けあって、恐怖にひきつるミスラを見下ろす。

もっていたはずの武器はとっくに波にさらわれて、鼻からはいった残骸が大腸で暴れている。


「乗れ!!」


夢か現か、しこたま打った頭を抱えて雑木林に飛びこむと、開けた空き地にアホでかいモグラが顔をだしていた。

最も覚えていたのはそこまでで、急に壁に激突したと思ったら地面だった。



549 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/08/06(月) 21:08:28 ID:l2RwcrJO
ぐぽぶ…ぐぽぉ…ぇろ…ぶぷぷ…

「……ん?」
「ふぼ…んぷ…起きました?」

ぢゅるるるるる……どぴゅぐ、どぴゅ

「誰アンタ?」
「ルルノっていいます、こんにちわ」

清楚な顔立ちをした少女は、ゴクゴクと豪快にノドを鳴らしながら精子を飲みこんでいく。

「大丈夫よ、悪いスライムは全部追いだしました」
「全部?」
「ウンっ、お尻の穴も尿道の奥のほうも全部っ」


「おっ、起きたか?」
ガシャガシャと響く鎧の足音。現れた女性は、伸ばすに任せた赤い髪を腰まで伸ばして、剣の刃でまとめて切ったことが容易に想像できる毛先。

「私のこと覚えてっか?でっかくなったなーミスラー」
「ざ…、ザクロねーちゃん?」

男に勝るその長身、こんなデカイ人はミスラの記憶に一人しかいない。
ヘルザクロ、ミスラの前に城壁を追いやられた少女。簡単にいうと近所のガキ大将だった人。

「おーしおしおしおし、ちゃんとメシ食ってっか、オメー?」
「うわ、…やめろよねーちゃん、ガキ扱いすんな!」

はげるほど撫で回す無骨な腕は意外に細い。記憶のなかのヘルザクロは基本的に無敵で、インチキで、なんのダメージも受けない鉄板のようなイメージがあったのだが。

「ねーちゃん、ここは一体…」
「んー、お前さ、そのさ、あのさ、その前に一個いいか?」
「ん?ん?…なになにねーちゃん、おっぱいが…」
「で…でるようになったか?」
「なにが?」
「大人になったかって、だから…もー」
「だからなにいってんのねーちゃん?」
「せ…っ、せーしだよせーし!せーしでるのかお前?お前のせーしはちゃんとせーしなのか!?」
「ななな…なんなんだよ!せーしせーしって…」

ミスラは気まずすぎて逃げだそうとするも、満身の力をこめた両手で抑えこまれる。


「ザクロ様ザクロ様、これこれ」
「ん?」
後ろから声をかけたのはルルノ。

…うべ…こぽこぽ…どろぉ…

彼女は先ほど吸いとったスライム交じりの精子を両手に出してみせる。


「……。…よし」
「いいの!?」
「あのなミスラ、ねーちゃんスゲー困ってんだ、マジなんだよこれ」
「…ん、そう?」
真正面から見るヘルザクロは驚くほど美しい。まだ原石で、荒削りで、それゆえの誇りがある。
「ねーちゃん助けてくれよミスラ、な?な?」
「んー、そりゃもちろん…」

550 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/08/06(月) 21:09:09 ID:l2RwcrJO

そうして連れていかれた先は地下の地下。

ルルカナンの地下にこんな空間があったのか。城壁の外はミスラが考えていたより圧倒的に巨大で、刺激に溢れていた。遠くのどこかで、地下水が流れる音が聞こえる。

城壁を追いだされたヘルザクロは、滅亡した近隣諸国の生き残りと手をとりあって地下にもぐり、いつの日か魔王を討つ日を夢見て、ずっと力を蓄えているのだといった。

その名もそのまま、ザクロ団。

「ザクロ様!」

倉庫のような扉の前で、ビシリと背筋を伸ばした鎧の女性。
七三に撫でつけた黄金のショートヘアは、彼女のようにキリリと陰影の刻まれた顔立ちでなければ似合わないだろう。

「ユピゼル、この子、頼んだわ」
「…ハッ!」
「ねーちゃん?」
「あのさ、ミスラ」

酷く懐かしい、安心するようなにおい。
「ほんっと私、また生きてお前に会えるなんて思ってなかった…」
そのくちびるが近づいて、彼女の舌がミスラに絡む。

ぢゅぷ…ちろ。ちゅぅ、ちゅっく…
愛情の濃縮された、本心からのキス。

「終わったら部屋にきてな、ちゃんと祝おうぜ、朝までな」
そういいながら、走り去る彼女は少女のように浮いていた。

「初めてはとっといてあるから!!」


・・・・・・。


「ミスラ君」
「あ、ハイ、」
「ユピゼルだ、よろしくたのむ」
「…ども」

ズシリと重い扉の向こうには、冷たく光る少女が壁に繋がれていた。

「この子は…?」
「宝剣クリステスラ、多くの犠牲を払って我々が手にいれた、我々の希望だ」

少女の瞳は無関心で、ミスラのほうを見ようともしない。

「封印の術式がやっかいでな…その、女性の形をしているというのが」
「いうのが?」
「つまりその、我々の仲間には男性がいなくて…解除できない…」
「あー、なるほど」

つまりはセックス。

「勃起は大丈夫か?」
「はい?」
「コホン、一人で…可能か?」
「あー、そいや、なんか寝てる間に搾られてたから…」
「か、かしてみたまえ…」

551 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/08/06(月) 21:10:17 ID:l2RwcrJO

彼女は鎧を軋らせながらひざまずく。気品ある舌がソロソロと、ミスラの性器を包んでいく。

ちゅぶぶぶ…くぷ、くぷぷぷ…ぷぶぶ、
「うあ、」
ぶびゅ、びゅるる…ぶ

「コ、コラ…。だ、だしてはだめだろう…」
「あ、つい…」

ユピゼルはモロに浴びた精液を気にしながらも再び性器を愛撫する。

ぐぷぷぷぷ…ちゅぼ、ぷ、ぢゅっぷ……ぷぷぷ
「ぐあ」
どぶぶ、びゅ

「だ、…だから…」
「たんま、まって、まって、やっぱいいや、一人でなんとか…」
「わ…私はなんのために…」


クリステスラはそんな馬鹿げたやりとりに、クスリともしない。

「先あやまっとく、イヤだったら勘弁な」
「……ワタシとするの?」

少女が初めて口を開いた。

「ああ、キミの力が要るみたいだ」
「…そう、別にすればいいと思うよ」
「いいの?」
「…知らないし、ワタシのことなんて」

彼女を覆っていた布がするするとはだけていく。露になる無毛の性器。

ちゅぷ、ちゅく、…ちゅ
「やっぱこれ、中にだしたほうがいいのか?」
じゅぱんっ、じゅぱん、じゅぱっ、じゅぷぷぷ…
「スキにしてたらいいと思うよ…」
ぐぷ、ぐぷぽ、じゅぼ、じゅっぽ、じゅぽ…じゅっぽじゅっぽ…
「スキにったってさ…」
じゅぷぷ、ぷぱん、ぷぷ、じゅぷ、っぷぶぶ…どびゅ、どびゅ…

「……でてる?」
「…?、…ああ」
「一生ついてくね、御主人様」

ちょっと笑った。


・・・・・・。

552 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/08/06(月) 21:11:11 ID:l2RwcrJO
「ふあ…、ん、んん、ああ、ミスラ…ミスラぁ!!」

ヘルザクロの裸体がランプの光に照らされる。

あれからミスラは、身体の奥から湧きあがる精力を抑えるのに必死だった。
射精するたびに、毎回毎回生まれて初めてそうしたように、滂沱の汁が流れでて、萎えるどころかさらに屹立する。頭の中で爆発する快楽の雷。クリスはクスクス笑うばかり。

「ぅああああ、…ひぐ……ミスラぁ…ねーちゃんもうダメだよ…腰が…んああああ」
「ゴメンねーちゃん…あと一回…」
「さっきも…ぁああ、さっきもそういったぁぁぁ……んぁ!!」

ぎゅぶ、びゅぼ、びゅぽ、…びゅぱん、びゅぱ、びゅぽぉ…
「ひっ…ひぅ。ダメ、ダメぇ、!!たひゅ、たふけて…」
びゅぅぅぅ、ぐぼ、どぷ、どぷどぷ、じゅぷぷぷ…
「ぁっ、ぁっ、…ぅぅぅ。」


ミスラはそんな調子で、部屋の中に駈けこんできた兵を犯し、休息中の兵士を犯し、見張りを犯し、平和に眠る非戦闘員を犯しぬいてから戻ってきてヘルザクロを犯した。

びゅぶ、じゅぶ、ぎゅぼぼ、ぬぽぉぉ…じゅびゅ…
「ひゃあ、っあぁ、また、またぁ、…もおお…やぁぁあ……」
「これ、を、…さ、さ、最後に…するから…んあ」
「ウソつき…ぃぃ、んああ!!イグ、いぐ、んも、もぅ、ぅぁ、やああああ!!!!」
びゅるぶ…びゅう、びゅびゅびゅ…



翌日、壮絶な、絶望的な、圧倒的自己嫌悪。

ザクロ団、総勢82人。降りかかった汁の量に多少の差はあれど、皆一様に子宮を満タンにしながら、こぼれる肉蜜を気にしつつ、内股で、アジトの清掃に精をだした。


「て…手伝うよ…オレも…」
「ひゃう!ミスラ様…や、だめ…またでる…」
ごぽぽ…ぽたぽたぽた…ペタリ

「あの、なんかやること…」
「……ぁ、…ぁ」
「どうした?」
「すごかったです…あの…ふ…なんでも…ないです。ぁぁ、やっぱりだめ…」

こんな調子で、皆ミスラを見ると、昨日の亡霊を見つめながら、震える声で挨拶した。

作戦室に入ったときも、幹部はみな遠くを見ていて、ヘルザクロはルルノに軟膏を塗ってもらっていた。

「ん、…ミスラ、ちょーっと話が…ある」
「…うん、ゴメン」
「あやまるこたーねー、チッ、…宝剣っつーか、魔剣だろありゃ」


553 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/08/06(月) 21:12:06 ID:l2RwcrJO

ヘルザクロの横にいた紫がかった黒髪の女性が声をあげる。
遠く東方、月国の民族衣装を身にまとい、咥えた楊枝と、腰に下げた大小が特徴的。

会ったことはないが、昨日散々犯したのだろう、イスがあるのに、一向にかけようとしない。

「カリンザだ、…ぃやあ昨日は…クソの穴までほじくられるたぁ…」
「そ、そんなことしたのか…オレ。…ごめんなさい」
「いやぁ…よかったぜぇオメェ、ケケ…、ありゃぁすげーわ、前も後ろも」

馴れ馴れしげにミスラの肩を抱く。しっとりと、なまめかしい白い肌。投げやりな口調と、ズボラそうな外見とは裏腹に、長いまつげと、鼻に通るような香のにおいは、はかなげな女性らしさを強調している。


「ミスラのさ、力を貸してもらうことになるんだ…予定外だったんだけど」
「宝剣が…どうもあなたしか使えないみたいで…」
これはルルノ。

「ああ…そんな気してたよ。別にオレ、ねーちゃんの力になれるならなんでもするけど」
「ミ…ミスラ……かわいいなぁー、かわいいなぁーお前は。…昨日みたいのもいいけど…ねーちゃんはじめてだったのに…」


「本当になんでもするというのだね…?」
これもまた見たことのないが多分散々犯した女性が、横から現れる。華奢な、魔術師特有の三角帽を目深に被った彼女は、その底冷えするような目でミスラを見つめる。
わずかにほおが赤いのは、昨日の狂態を思いだしているのだろう。

「グ…グリオーだ、団長、作戦の説明を?」
「あーうー、たのんだわ。私、今日ムリだー。」
「では説明しよう…ってオイ!な…なんてものをおったててるんだ…」
「うあ、…こ、これは」

世にも天晴れな朝立ちである。


・・・・・・。


「あっ、がぁ!!っふぁ、っふ、ひぐ…!!!」
ぶぎゅ…じゅぶ…じゅぶぽ…っじゅぶぽ…ぐぶぶ
「ひあ、っや!ああっ!!!…死んじゃう!!死んじゃうよ!!!」
じゅぶっじゅぶ…ぐぶぶ……ずびゅる、じゅじゅじゅ…

次から次へと捕獲されてはつれてこられる、アンデット。
ゾンビ、スケルトン、レイス。彼女達はかつて、自分達の祖国を守るために戦い、死に、死んでから、祖国を滅ぼすために魔物に利用された戦士だった。

要塞王国ザゲドマ、防御に優れたこの国は、死体魔術師オドケナウの手によって、わずか三日で内側から崩壊した。手をとりあった者たちに殺しあいをさせるという、おぞましき暗黒戦術。

「ふぁぁっぁあぁああ!!!」
どびゅぷ、どぷ…

また一人、死の世界からの転生が完了する。若々しい、最も生気に満ちた年齢の女性。もちろん全て宝剣クリスの力だった。


554 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/08/06(月) 21:12:49 ID:l2RwcrJO

一歩間違えば死姦だが、宝剣の加護を受けたミスラの精液は、一振りかければ死体に肉をとりもどし、絶頂に導けば精神をもとりもどす。

無限に思えた軍勢は、ここ一週間の乱交でもって、怒涛の勢いで数を減らし、ザクロ団の戦力はそれに比例して増加していた。
男のアンデットは残念ながら転生の手段がなく、ザクロ団の面々が派手に吹き飛ばしている。


「ミスラ君!きたまえ、親玉をたたくぞ!!」

踏みこんできたグリオーが、あまりの臭気に嗚咽を漏らす。半泣きで、それでも歯を食いしばって陣を引くと、空間上に真円の目玉が現れた。

「さぁきたまえ…んもぅヌルヌルするなぁ…、手ぐらい拭きなさい!!」

ギョロギョロと媚びる様にこちらをみる悪魔の目玉に頭をつっこむと、その先は戦闘の真っ最中だった。

「オラァ!!くたばっちまえ!!」

カリンザの刃が一閃、空間を切り裂くと、おぞましい数の人骨がバラバラと吹き飛んでいく。
彼女はここ3日、食事も睡眠もとらずに戦闘にでずっぱり、袴でとめた着物を背中にたらしながら乳をだし、血と汗で濡れた髪が丁度乳首を隠している。

「奥義、骨吹雪っとぉ…なんでぇミスラ、オレの乳がめずらしいかよ?」
「うぷ…は、離せよカリンザ!…すげぇ汗臭い」
「この餓鬼…、よーしよーし、アジト帰ったらいくらでも吸わせてやるからよー」
「やめないか2人とも…」
グリオーが一歩前へでる。相対するのは、死体魔術師オドケナウ。

「クソ…人間が、…人間風情が…!!!」

彼女はまだ、年端もいかない少女だった。ただ人間と違うのは、羊のような角がとぐろを巻いていること。

「元人間が偉そうにすんねぇー、その首落とすぜ?」
「やめろカリンザ、もう抵抗する力など残っていないんだ、…ミスラ」
「ん?オレ?」
「あの、アンデットと同じ要領だ、たのんだ…」

「殺シテヤルゾ人間ガァ…貴様なぞ、…食肉用の肉ゾンビにしてやる…!!!」

ちゅぶぶぶ…

「ふぁあああああ!!!!」
「牙しまえよ…すぐ治してやるから」
「…クソ!!くっそ…ぅ…あ、あああ!!!んああああ!!」

ちゅぶん、ちゅぶ…じゅぱんっ、じゅぱん、じゅぱ…

「嫌いだ!!人間なんか大ッ嫌いだ!!!殺せよ!!人間に戻るくらいなら…!!!!」
「それはさ、人間になってから、…もっかい考えようぜ」

どびゅる…どびゅ…

555 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/08/06(月) 21:13:46 ID:l2RwcrJO

目を覚ましたラブラノ・オドケナウは、長い長い悪夢を見ていたようだと話した。覚めても覚めても繰返される、悪夢。悪夢。悪夢。悪夢。

ザゲドマの玉座には彼女の母が座っていた。権力闘争に巻きこまれ、王の子を宿しながらも殺されたその女性は、死してなおラブラノを産み落とした、この国原初の屍だった。


・・・・・・。


「んぁ!!ああ、ミスラ!!!お前、そこは…ぁ、あん!」

攻撃に必要な筋肉のみを備えたカリンザが、ミスラの上で腰を振る。グリオーが、待ちきれぬようにミスラの顔に秘所を寄せる。

ちゅぶ…ちゅぐ…
「ミスラ…くん。ふぅ…ぁぁ…やぁ……」

2人は今回の作戦の論功行賞で、ミスラの一晩独占権を授与されていた。

ぶぎゅ…ぶぶ…。じゅぷぷ…びゅ、どびゅ
「んん!!ん、んっ、っは。ふあ!」

カリンザはふくらはぎを震わせながら崩れ落ちる。彼女の意思とは無関係に痙攣する膣口が、ミスラの精液を噴出する。

使用者のいなくなった肉物にグリオーがその手を添える。彼女を責めるミスラの舌が、その指から残り少ない力を奪いとる。

「うあん!!!…ちゅぶ…ちゅご…ふむ。…ひゅごい…ぶぷぷ」

舌の愛撫に、眠たげなカリンザが加わる。巻きつき、搾りとる、粘膜とくちびる。

「ちゅぼ…ぅああ、なぁ?もっかい、もっかいいいだろミスラ?…ぁ」
「ず…ずるい、…ぁ、や、ふにゃぁ!!順番は…守れカリンザ…ぁ、あ、あっ!!!」
「2人とも並びなよ、…一緒にするから」

ミスラの鼻腔に流れこむ汁が、グリオーの絶頂を伝える。彼女を抱え、カリンザと並べ、交互に交互に肉物を埋めていく。

じゅっじゅぽ、ぐぽ、くぽ…ちゅぐぐぐ…
「あっ!!あ、いぁ、…んんん!!ぃいの!ぃい!!!」
ちゅぼ…ちゅぶぐ…くぽっくぼ、っじゅ、、ちゅぶぶ
「ふにゃぁ!!だめぇ…も…だめ…ぁあああああぁ」

ずびゅん…びゅっ、びゅぐ…



遠くで、兵士たちがあわただしく動き回る音が聞こえる。また戦闘が始まったのか。

ザクロ団、総勢507人、剣一本、ただいま増加中

17 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:34:25 ID:RSpM90X7


魔王城はグロイったらない。人間が最も吐き気を催すその造型、材料は黒い肉で、常に不規則に脈づいている。
もはや建築物というよりは献上品の山が積み上げられたといったほうがいいだろう、丁度鳥や虫が、巣をこしらえるために分泌液でゴテゴテ固めるように。その様は乱雑で、なぜか揺らがぬ秩序の芯を持っている。



「ごきげんようドラディエラ」

一人の女が暗闇の海を歩く。褐色の肌、黄金の毛並みは、炎のように闇に映える。
闇からの声に彼女は足を止め、振り返るでもなく声の主に応える。そのくちびるは宝玉のように美しい。

「グルボロス…我々はむやみに接触しないほうが双方のためだと思うが?」
「フフ…寂しいことをおっしゃいますのね…わたくしはあなたに会える理由ができて、嬉々としておりますのに…」

声の主はゆっくりと、黒々と煮えたぎる闇から顔をだす。暗闇が糸を引いたように、光のない髪。彼女もまた、人の姿をしていた。その姿、いわゆる一つの巫女装束。

「ではその理由を聞こう、それがすんだらまた眠りたまえ。あなたの力は夢の中でさえ強すぎるのだから」


「クリステスラが目覚めたのだよ」


2人の前に、また1人黒い鎧に身を包んだ女が現れる。彼女が女だと分かるのは、心臓を直接握り締めるような、溶け始めた砂糖にも似た、蠱惑的な声による。彼女が美人でなかったら神様に苦情が殺到するだろう。まぁ魔族なのだが。



「サロ殿。…それは件の宝剣のことか」
「その通りですわ。貴方がまだ生まれる前の話。…少し懐かしいわ」
「貴公には一度アレの力を見ていただく必要がある。我々とて絶対ではないのだということを」

「…あなた方が一時に集まるほどのものなのか」
「そう、次に貴方がいないということも十分にありえるの。1000年前もそうでしたわ」
「…いいだろう」

ひるがえる黄金の髪。

「私の友も喜んでいる」

彼女の腰に吊るされた剣が、闇の中で、少女のように少し笑った。


・・・・・・。


18 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:35:25 ID:RSpM90X7

「あちーな、どちくしょー…」
「そーだそーだ、あっちーゾ。なんとかしろよミスラのくせに」
「ひっつくなよ2人とも…あちぃ」

フライパンみたいな太陽が、ジリジリと熱砂を炒める。ここは白骨砂漠、あまたの生物が死に死に死んで、骨やら殻やら積もりに積もった死の砂漠。

うかつに眼を開ければ、一瞬で眼球が半熟になる。そんな砂と光の嵐の中、小さな鉄の塊が、虫のように這っていた。

「も、も、もう少しひだ、ひ、ひだりですよミスラさん」
「おめー、適当にいってねぇだろうなーメロ助」
「ししし、失敬な…、こ、こ、ここはぼくのに、に、庭みたいなモンですよ…」

状況だけ説明すると、彼と彼女等5人と剣一本は、復活させた古代の文明兵器「戦車」の中ですし詰めになって、砂嵐の中を行軍している。ここはハッキリと遭難というべきか、先行する本隊と連絡がとれなくなってずいぶんたってしまった。

全員汗ダラダラ。腕の位置を変えようと思えば誰かの股間にはさまる、そんな状態。



「あー、あちぃ」
「尻を乗せるな!ウゴッ」
「ひぁ、ミスラ君…そこは…」
「あぅー、おしっこもれそうです…」
「痛って!ひっぱんなよボケ!バカ!」


ばたばたもにもに…


―――そんななか操縦桿を握るのは勇者ミスラ。


並以下の凡人でありながら寝ぼけた故郷の風習によって勇者となった少年は、同じく勇者として故郷を追いだされた少女、ヘルザクロと合流し、彼女の率いるザクロ団の一員として、今日も今日とてがんばって生きようとしている。

ミスラが腰に下げているのは宝剣クリステスラ。ルール無用の生命力を備えたその力は思いのほか強く、おかげでこの世界ではゴミ屑同然の人間集団が、今ではそこそこ魔物達と戦えるようになっていた。

そんなこんなで調子に乗ったのが運のつきか、もう一本もう一本と宝剣を求めて砂漠を探索、今死にかけである。

「ホントにこんなトコに宝剣なんてあんのかよー」
「あ、当たり前じゃないですか!ぼ、ぼ、ぼくらの一族が100年かけて追い続けてるひ、ひ、悲願なんですから!!」
「ウケケケ、世の中にゃ、無駄死にって言葉がたらふくあるぜ、ココの砂漠みたいにな」
「あ、あ、ひどい!侮辱です!これは侮辱ですよ!!」

19 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:36:41 ID:RSpM90X7

車内は蒸れ蒸れ、詰め詰め、怒声が飛んでは誰かが泣いて、最終的にはミスラを巻き込む。

そろそろこの騒がしいメンバーの紹介をするべきだろう。まずは丁度今、車中のどさくさコレ幸いと、ミスラにペッタリとくっついて涼んでいる少女…

「すまんミスラ君、肌を貸してくれ…ああ、大気が熱すぎて人肌のほうがひんやりする」
「ぐ、グリモー…おっぱいが…」

魔法少女グリモー、現在はトレードマークの三角帽子をうっちゃって、おでこ丸出し、MPギリギリ。切れやすいのが玉に瑕で、このパーティーでは一応リーダー。

「ミスラよー、一人で操縦しててしんどいだろ?…こうやってこうやって、いたわってやるからよ…あむ」

ちゅぶぶぶ…

東方剣士、カリンザのくちびるが、揺れに乗じてミスラの一物を咥え込む。砂漠の只中、久しぶりの潤みが、ジワジワと皮膚に浸透してゆく。

ザクロ団古参にして主力。荒々しい気性ながら、容貌は極めて艶やか。肌が白く、すこし蒸気して、ペッタリと張付く黒髪がやたらとなまめかしい。彼女は既に、ベタ濡れの湯文字一枚細い腰に貼り付けて、あとは真っ裸だった。



「うぐ…すっげぇでけぇ、…オレ様もまぜろよー、ボケミスラー」

金色の巻き毛の少女が、裏側から肉茎にほっぺたをよせる。ラブラノ・オドケナウ、通称ラブ。職業ネクロマンサー。魔物に操られて、一度はミスラ達に牙を向いた少女である。
小悪魔的な、というかまんま小悪魔。この頃は、一度ポロッととれた牙がまた生えてきて、かゆいかゆいとよくミスラに噛み付いている。言葉遣いは超ぶっきらぼう。あんまり胸をペタペタやると超切れる。

「…ちゅぶ…ちゅ、はいんねぇぞ…ん、んく、こんなの」
「へへ、じゃぁもーらい」
「あっ、ずるいぞカリンザ…」

ちゅぷん、…ちゅぐぐ…。ぎゅこ、ぎゅぽ

「お前等…いいかげんに…うぐ」
「ホレホレミスラ、ちゃんと前見て運転しろよー…ん」

汗でぬらぬらする肌と肌のこすれあい。グショグショになった下着と女のにおい、腋の下。もうずいぶん前から、鼻の奥の方で女体のにおいが固まったやつが詰まってる感じがして、脳みそはとっくに桃色に窒息している。



「なな…なな、なにを、な、なにをしてるんですか…皆さん…。ここ、こんなところで、俗にいう、そそそ、そうにうを…」
「…んぁ?おめーも勉強しとくかメロ助?…ぅが、せめぇなちくしょー」
「ケケ、まだガキだからなメロは」
「お前が言うな」これはグリモーのツッコミ。

「わわわ、わかり、わか、わ、わかりません、ぼぼぼぼくは…」

ガニメロは自称考古学者。通称メロ。ボッサボサの鳥の巣頭にでっかいめがね、よくドモり、隅っこでブツブツいつも独り言をつぶやいている。これでも女の子。今回の作戦の原因というかきっかけ。

「あう、あう、ぐりおさん、みすらさんー、あれみてくださいー」

最後に見習い魔術師ミルケロル。綿菓子みたいにピンク色の髪をして、一応魔法使いなのだが使える魔法は一個もない。魔法がでそうででないのーともだえる練習風景は、周りをやきもきさせ、チビっこいクセにたまにエロっちい。

2人は新参で、共にモンスターに食われかけているところをザクロ団に助けられたのだった。


20 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:37:28 ID:RSpM90X7

「んあ?なんだー?」
「ぅん…ミスラく、ん。…途中で止めるなんて…」
「ぐ、…グリオー、、あれ、あれ」

「おっきなダンゴムシさんですねー」

なんであろう、砂嵐の先にたたずむのは砂漠の王、骨壷具足虫。別名戦艦フナ虫。
体長数百メートルにも及ぶソレが、こともあろうに集団で寄り添って、ケナゲにも砂嵐に耐えている。



「ぎゃーーー!!!きめぇ、ききき、きめぇよぉ!!!」
「な…なんて数だ…、ここは巣か?」
「ぐぐ、ぐ、具足ぶぶ、虫は…。ここ、こっちから仕掛けなければだだ、だい、大丈夫で、です」
「ヘイけってーい、逃げろ逃げろオメーら」
「いって、捻るなカリンザ…」

「あぅー?どーしたんですかー、みなさー…ふぁ、ふぁ」
「ん?お…おいミル…まった、まったまった!」
「だだだ、だめですよ、ま、ま、万が一あの群れの真ん中にいる生まれたての子供達を攻撃しようものなら…ぜぜ、ぜったいダメですよ!!」


「へっきひ!」



ポチリ



ところでミスラたちの乗っている戦車は通称ケルベロスといって、主砲を横に3つならべて、同時に発射できる優れものである。口径88mm。グリモーお手製の魔法弾も積んでいて、これがまた騒々しいくらいの音と光を炸裂させる。

丁度そう、今現在、フナ虫たちの群れの、丁度そう、真ん中の方でビクビクしている子供達に炸裂しているソレのように。


「ぶぁぁあああっああああっか、やろぉぉぉおおおお!!!!
「右右右!!!だぁあああ!!よっけろぉぉ!!!」

もう数えるのもめんどくさい足足足足。

一本一本が爆撃のように砂塵を巻き上げて、そんだけいっぱいあっても結局2発目が直撃したのだからもったいないというかなんというか、ミスラはあっさりこの辺でもう気絶した。


・・・・・・。

21 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:38:36 ID:RSpM90X7
ちゅぶっ…ひゅぶ。きゅっきゅぶ、じゅぷじゅぽ。

「ん?」

ぢゅっぽぢゅっぽぢゅっぽぢゅっぽ…
くぷ…ぷぷぷ。じゅる
ちぃぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、っぽん。…あむ。

「クリス?」
「ふへ?あるひ…、ひふひはへ?」
「く…咥えながらしゃべるな」
「はふっ…」

ちゅぱん

「元気になった?」
「ん…」
「じゃぁ帰る」
「まてまてまてまて、そんなあわてんなよ」
「…なんで?」
「なんでってか、…その格好も久しぶりだし」
「…いいの?」
「ん?…ああ」
「じゃぁいる」

ちょこりとミスラの横に座る少女は、淡く青白い光を放っていて、ゆったりとしたローブに身を包んでいる。

宝剣クリステスラ人間形態。眉が隠れる程度の前髪、その下の潤んだ瞳はいつも心ココにあらずといった感じ。
こまったことに、本来そのキレイな足を保護するはずのスカートはなんの意味もなく、ふとももまでまくれあがって、少女が位置を変えるたびに果肉がのぞきそうになる。

「ここは…地下か?どれだけ落ちてきたんだ?」

見上げれば、まったく光のない天井。サラサラと砂のこぼれる音だけが耳に残る。地表ははるか遠くにあるのだろう、星の底に見捨てられて、とり残されたような感覚がミスラを包む。

「みんなは大丈夫かな」
「…」
「クリス?」

彼女はミスラの瞳を覗き込んで離さない。

「クリスってば」
「…」
「傷とか、治してくれたのか?」
「…あるじ、内臓でてた」
「…そ、そっか」

ミスラが腰をあげると、クリスはぺったりと地面に尻をつけ、主人の手を掴んだまま。なにをいわんとしているか、一発で分かった。純粋な瞳がキラキラと、エメラルドのように光っている。

「…」
「…」
「…」
「…」

「まぁ、その、なんてか…」
「…」
「したいのか?」
「…」
「するか?」
「あるじ!!」


22 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:39:24 ID:RSpM90X7
そのまま少女は、ミスラの下腹におでこを押付けて、加減もせずにゴリゴリしながらミスラを押し倒しす。お前は犬かといいかけたが、彼女がいなければミスラはただのゴミなので、実際の立場は逆でなければならない。

彼女の要望を汲みとることはミスラの義務だ。決して無毛の性器に頭を焼かれたとか、仲間の命より性欲をとったとか、そういうわけでない。決して。


・・・・・・。


降り注ぐキスの嵐、2度3度と噛み付くたびに、少女はうかがう様にミスラの顔を覗き込む。

「…そんな、気にせず好きにしなよ」
「…」
ホント?見たいな顔。

「…クリスには世話になりっぱなしだし、たまには…」
「…」
噛むよ?見たいな顔。

「あんまりこういうこと…してやれないしなぁ…」
そう、彼女とのセックスは強烈な副作用がついてくるのだ。



「……ッ!!、ぐぐぐ」
「ン…あむ…ちゅぶ」

少女は噛み付きながらも、己の果肉をミスラにこすりつけるのをやめない。

ペタペタと、ほほにひっつけたり、自分の口に飲み込みやすいよう、亀頭をきゅうきゅうと搾ったり、与えられたオモチャで遊んでいるような愛撫。

そんなでも気分は徐々に高揚する。桃色のソコは、窮屈ながらも十分なとろみをもってミスラを迎え入れる。

「…っ」

声にこそださないが、この頃の彼女は初期の頃と比べ物にならないほど、表情のバリエーションが増えていた。
眼を伏せる、涙を絞る、少しだけくちびるを噛む、時折はねる様に首をそらす……などなど。

23 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:40:05 ID:RSpM90X7

「…っ!!」
「…クリス」
「……?」
「…今の顔、もっかい…」
「…ふぁ!…ぁ…ぁ」

っちゅぶ、ちゅぶっ、っぷ、

「…あるじ」
「ん?」
「…あるじ…、ぃ」
「どした?」
「…ソコ、…そこがそこきもちーの」
「ん?ここ?」

ちゅっぽちゅっぽちゅっぽ、ちゅく

「っぁぅ!、ぁつ!っぁ、っん!!!」

ついに決壊したそのくちびるを指でつまみ、少しの間ふにふにともてあそんでから、ゆっくりとうながすように開く。あたたかいソコへ、舌の肉を流し込み、ぎゅぅぎゅぅと首に抱きつく彼女のだ液を飲み込んだところで下腹部は共に絶頂へ。

びゅぷ、びゅっ、びゅく

「…ふぁ、あぅ、…いっぱいでてる…。」

相変わらずミスラの瞳を除き続けるクリス。試みに覗き返してみたら、案外簡単に眼をそらした。


・・・・・・。

24 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:40:45 ID:RSpM90X7

白骨砂漠の地下に、膨大な空間が存在することは昔からほのめかされていた。周囲にはソコの見えない裂け目、光源は発光するクリスのみ。

「いって…」

つまずいてバランスを崩す。砂の中からヒョッコリ顔をだした石版を蹴っ飛ばしたのだ。

「文字…か?…じゃぁやっぱここは7層文明遺跡なのか?」



―――7層文明、遥か昔の話、彼の文明郡は滅びた先人達の上に新たな文明を重ねることで進歩を続けた。
めくるめく人種と民族の坩堝。彼等は文明の層を重ねるごとに栄華を増し、繁栄を極め、最後には大地に別れを告げて天空へと飛び立ったという。

遠い神話、今では誰も信じていない。子供でもウソだといって笑う話。

7層文明に祭られている剣は、伝説の宝剣と酷似している。そんな話をもってきたガニメロは、みんなに笑われ、指を指され、絶望のうちに一人でザクロ団を飛びだした。
今回の行軍は、そんな彼女を保護しつつ、ついでだから宝剣も探してきちゃえ、と、そういう話なのだ。

「メロにあやまらないとな」
「あるじ」
「!?」

いつの間にか、クリスの発光が気にならなくなっていた。地面が、砂が、自ら光を放っている。

「これは…すげぇな」

それは塔、7つの層を貫く白き支柱。全長数百メートルにも及ぶ砂漠の王、彼等の死骸が、砕け、積もり、幾重にも幾重にも積み重なって、はるか地表まで伸びている。

「お墓だね…」
「ああ…」

そこは彼等が最後に行き着くところ。終末の地。彼等は骨となり石と化し、この地で、悠久の時間を、白く白く積み上げていた。

「上にいたヤツラは…ここを守ってたのか?」
「…」
「どうしたクリス?」
「…」
「クリス?」
「…なんでもない」

彼女は泣いていた。静かに。


・・・・・・。

25 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:41:26 ID:RSpM90X7


「あれ?ミスラ?」
「ティコ!」

ギルジム・ティコネット、職業銃士。ザクロ団一の射手にして料理長。趣味は掃除。黒髪のセミロングは隅々まで若さに満ちて、黒々とした瞳に直視されるとまずウソをつけない。
くるものは拒まず去るものは追わず、結構なリアリストで年齢的にはミスラより少し上。

今回の作戦の、ミスラ達に先行していた本隊のメンバーである。

「アンタ無事なの?ケガない?」
「ああ…死にそうだったみたいだけど」
「おっ、そっか、クリスが守ってくれたか」
「…うん」

彼女にかかるとクリスも少し素直になる。

「ティコこそ、みんなは?」
「ああこっちは大丈夫、みんなそろってるよ」
「ふぅ、よかった…」



先行部隊にはガニメロとミルケロルもいた。よくもまぁ無傷でいられたと思ったが、垂直落下を経験したのはミスラだけらしく、他のみんなは滑り台で降りてきたのだそうだ。
ティコによれば、おそらくここは7層文明の最下層、脱出には相当骨を折るハメになるだろうとのこと。しばらくのダンジョン生活は覚悟しなければならなかった。

「あぅー、みすらさんです」
「無事だったかミル」
「あぅ、でもメロちゃんおかしくなったです」

「あ、ああ、あ!ほら、ほらほらほらぁ!!!あったでしょ!?いったでしょ!?やっぱり存在してたんですよ7層文明は!!」

小さな学者は狂喜して、その辺に転がっている石をスケッチしている。無理もない、聞けば彼女が受けた迫害は今回だけに限らず、父も祖父も曽祖父も、皆7層文明を追い続けて、笑われ、追いやられ、こころざし半ばで死んだというのだ。



ベースキャンプでは調理用の煙が上がっていた。キャンプの中央にはミスラ達の乗ってきたボロボロのケルベロスと、それを牽引する先行隊のモグラ型戦車。通称モグタンク。コイツはだいたいバスくらいの巨大さがある、軽い基地だ。

近くに水脈が走っているらしく、水はストックを使わずに済むらしい。

「あとはカリンザ、グリオー、それにラブか」

テントにて。先行隊隊長のエルサが、肉感的な脚を組みかえる。長い耳に夕日に映える麦穂のような金髪、彼女はエルフだった。
装備は軽装の鎧。レイピアに似た細い剣を用い、魔術の斬撃で敵を貫く。天然というか、大事な部品を一個ハメ忘れたような性格をしているので、要所でボケる。

「よし、ほっとこう」
「え…エルサ…?」
「あいつらなら自分でなんとかするだろう」
「…まあそうだな」
「それよりミスラ…少しにおうぞ」
「う、…ずっと砂漠行軍だったし」
「モグラの裏手に風呂を沸かしてある。ここを発ったらしばらくは入れないんだ、アカを落としてこい」
「うん…」

26 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:42:08 ID:RSpM90X7

改めてみればエルサの肌はつやつやしている。たぷんたぷんのおっぱいと、その谷間に流れ込む
汗の雫。

「ど、どこをみているんだキミは…」
「あ、ごめん…ってうわ!」
「きゃっ、ちょっ…まって」

がしゃごーん

「ごごご…ごめんエルサ…!!…ちょっと眩暈が…」
「ぁう……いいからその…手を…」

ふにんふにん

「ゃぅ…ミスラ…」
「エルサ…」

乳房をおおう布がするりと外れて、ピンク色の突起のはじっこがあらわになる。とろけそうな肉の熱が、指の先から血管に流れ込む。

「はぅ…ん…ミスラのココ、ものスゴイことになってる」
「そ…それは…」


それは宝剣クリステスラの副作用。初めてミスラが彼女と契約したとき、暴走したエネルギーは性欲へと転換され、当時のザクロ団82人はことごとく破瓜を散らした。もちろんエルサも。

「よし…」
「ん?」
「よしわかった!お、お…おフロいこうミスラ!そうしよう!!」
「うわ!え、でも、もうはいったんじゃ…」
「別に何回はいってもいいだろ!…いくぞ、キミの汚ないところを全部スミズミまで洗い流してやる!」
「ちょ、ちょ、エルサ!おっぱいしまって!!」

そんな会話が成立し、コソコソと、それでいてどこかしら浮ついた気分をかかえながら一路フロオケへ。



「フォフォ、ミスラ、きておったのかえ」
「あらー、ミスラちゃん」

「おわぁ!ビックリした」
「なんじゃけったいな奇声をあげよって、失礼なヤツじゃのう」
「も…モナメテオ、トロピア」

モナメテオ、職業大魔導師。ロリロリした外見ながらじじいみたいな言葉でしゃべる少女。年齢不詳。
地面につきそうな長い髪をたらし、いつも寝てるのか起きてるのか分からない眼をしている。、その手にはいつも湯気がでてる湯のみ。とてつもない魔力をもっているといわれながら誰も戦闘に参加しているのを見たことがないので真偽は定かでない。

トロピア・ストランテ、職業遊び人。上半身は至極伝統的なバニー衣装、下半身はケリの威力を倍化させそうなゴテゴテしたズボン。これは冷え性だから。
フサフサの髪の毛は10mくらい離れててもいいにおいがして、ミスラに対しては時折赤ん坊をあやすように話しかける、極めてタチの悪いエロスの申し子。

27 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:42:49 ID:RSpM90X7

2人はねめつける様にミスラとエルサを見る。上気した男女が互いに手を握りながらどこへ行くのか、ははんさてはコイツラ…

「よいのう、若いのは…フォフォ、はげめよーはげめよー」
「な…な、な!なにをいってるんだモナ!変な想像はよせ!」
エルサ一歩前へ。

「ミスラちゃん、苦しいんでしゅかー?おねぇちゃんにいってくれれば抜いてあげたのにー」
「そ…そういう卑猥なジェスチャーはやめろよ…」
「あは、あいかわらずかわいーんだー、ヨチヨチ」
「ど…どこをかわいがってんだよ!」
「い…いくぞミスラ!こいつらにかまってられるか…!」
「フォフォ、エルサよ、そっちは人がおる…逢引きにはむいとらんぞえ」



「え?」
「んー?」
「あれ?なんでミスラがいるネ?」

忠告を振り切って向かった暫定お風呂場、ミスラが見たのは丁度ぱんつ脱ぎかけ状態の少女3人。

「わぁああ!!ごめ、ごめん…ぶは!!」

一人目の尻はギルジム・ティコネット、他の2人はヒスカとザラクというのだが、確認したところで目の前は真っ暗暗転。ザクロ団一の長身、ローキス・マルスのおっぱいに直撃したのだ。

そのままズルズルと意識を失うミスラ。噴出す鼻血。

少しばかり彼のために説明をしておくと、別に衝突が激しすぎたとか興奮したとかそういうわけではなく、元々クリスの副作用の関係で、血圧関係がギリギリだったのだ。

早いトコ精子をださなければ爆発する、そうクリステスラが皆に宣告しているのを、ミスラは滑落する意識の中で聞いた。都合7人の美女少女が、ミスラの顔をのぞいている。その眼はミスラの正中線をなぞり、ちんこへ。

「ふむ、なるほど…」
「いつものことだな」
「なら…まぁ…仕方ないよな…」

そんなうれしげな声がどこかで聞こえる。


・・・・・・。

28 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:43:35 ID:RSpM90X7

「ふむ…ん、ふぁ…ちゅぶ、ちゅぶ、ぷ」
「ん、んっ、ん、ふっ、ん、あ」

びゅる、びゅじゅぶ、ぶる、ぶ

「……ん?」

「ん、ちゅぶ、…んぁ?気づいたか?」
「ふぁ、ん、…全然とまらないネ」
「寝ててもいいよ…全部おわらしといてあげる」



薄明かりの中、角膜が捉えたのはテントの天井、誰かの陰毛。下腹部を見ればヒスカとザラクが、汁まみれになりながら陰茎を上下にしごきあげている。

「水飲むか?」

ストローからぬるい水が流れ込む。それでもノドは大歓迎、同時にほほを撫でる陰毛の持ち主がティコネットであると分かる。

「…オレ…なんで」
「んっ、ん、んぁ、お前倒れたんだぞ…ん、ん」

ヒスカが根元まで性器を加え、くちびるの力で、尿道に残った精液を搾りだす。



ヒスカ・クランクアイ、職業泥棒兼墓荒らし。常に冷静というのか一種の無感動。鋭く細い眼を彩るは小さめのメガネ。その黒髪のポニーテールが動揺で揺れるところなど人に見せたことがない。
それでも内に秘めた情熱はマグマのようで、親しくなればその恐ろしいまでの妄念にイヤでも気づく。頭のキレはピカイチ、戦闘は常に最後の手段と心得よ。

「クリスあやまってたネ…あむ、ミスラの世話頼まれたよ…ちゅぶ、ちぅ」

ザラク・ニー、職業武道家。肩口から胸元にたらした髪の束が動きにあわせてくるくるはねる、
元魔法使い。
才能があったのに、まだるっこしいからと拳の殴り合いを選んだ彼女は、性格そのまま単純一番。その集中力は他を圧倒、本気になったら格闘も魔法も冷静に切り替えるバトルマシンと化す。



「うあ…」
びゅぅ、びゅぶっ、びゅ

「気持ちいいネ?ミスラ…フフ…」

ザラクの左手が、射精直後の亀頭を包みながらクネクネと動く。素早いスナップは緩急がついて痛くなく、加えて玉のところをヒスカの舌が這う。

ちゅっ、ちゅご、きゅぶ、ぷ、きゅ…

29 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:44:15 ID:RSpM90X7

「ねーえー、そろそろ入れてもいーい?」
「…ガニメロとミルケロルはちゃんと寝ただろうな」
「ふぉふぉふぉ、その辺はクリスがちゃんとやっとるようだぞ…あの子はようできとるのぉ」

トロピア、エルサ、モナメテオ、みんな裸。端っこにはローキスが、股を広げながらボーっと傍観しているがやはり裸。

「ヨフネとナキリコは呼ばないネ?」
「ヨフネは寝てるよ、ナキリコはなんか照れてたな」

ザラクとヒスカの舌は、相変わらず肉物に絡む。

「もー、代わってよー」
「おトロ…お前はその辺のこんぼうで十分だろ」ティコの、お前のことなんかどうでもいいみたいな口調。
「えーなにそれ!やーだー、ミスラちゃんのち○ぽじゃなきゃやーだー!!」
「順番的に私だろう!!お前たちが邪魔しなければいまごろ私が…」
「ふぉふぉ…ではあいだをとってワシがいただこうかの…ん」
「モナ!?」「ずるっ!」「汚っ!!」

ちゅぷぷ…ぷ

「んっ…は、ふふ…お前は寝ておれ…まだ意識が朦朧としておるじゃろうに…ん」
「モナ…」

じゅぷ、じゅ、ぷっ、ぷぢゅ、ぷ

モナメテオのいうとおり、ミスラの意識は熱に浮かされたようになっている。それでも本能なのか、腰だけは微妙に動く。ジワジワととろけるような快楽。記憶で知った、モナメテオの神経過敏なところ。

「んっぁ!っく、お…お主それは…っ」

抱き寄せられたモナメテオは、おっぱいがないせいで身体の表面全部が密着する。直接聞こえる心臓の鼓動。小さなくちびるから、だ液を吸う。

ぶっ、じゅぷ、じゅっ、じゅく…く

「…ふ…ん!…っっ、っあ」
「はいちぇーんじ!!」
「のぁ…こ、これ、まだゼンゼン…」

味わうまもなくミスラの肉物はトロピアの肉に包まれる。自分勝手に上へ下へ、左へ右へ。楽ではある、が、その快感はオナニーのときのソレでもある。

びゅっ、ぴゅぅ

「え?ウソ!?」
「はいどけー」
「えーん、今のなしでしょー!?ちょっとミスラちゃーん!」
「ふふ…ミスラ、アタシはちゃんとしてやるぞ…」
「ヒスカ…」
「おっ?なんだ、少しは元気でてきたか?」

ミスラはヒスカの手を借り、身体を起こして座位へ移行。頭を胸に埋めてできるだけ揺らさないようにしながらも、乳首を吸って、わき腹を指で愛撫。


30 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:45:05 ID:RSpM90X7

「ほらミスラ、口開けて」
「ん…」

とくとくと、くちびるを通じてオレンジジュースが流れ込む。舌を舌で捕まえ、少女の口内に残った果汁の味を残らず吸おうとする。

ちゅぷ、くち、ちゅ…

最後にはヒスカに覆いかぶさって、ミスラが腰を前後。

「ぁん、ん、…ん、ぁ、無理すんなよ…」
「うぐ…ん」

びゅる…びゅ…ぴゅ


・・・・・・。


肉欲の宴は続く。ミスラはそれを重く垂れた幕越しに見る。視界に映る映像は、ひどく他人事のよう。

―――ミスラはボーっとした頭のまま、エルサとティコネットのおっぱいにはさまれる。愛撫の手。精液のついた亀頭が、少女達の指のつけ根を抜ける。興奮したエルサは何度も何度もミスラの鼻に甘い吐息を吹きかける。
―――ティコネットは本来左利き。それゆえ右手での愛撫はつたなくぎこちない。ミスラは少女の髪に鼻を突っ込み、断わりもなく首筋を舐める。こそばゆさ。自分の指よりも何倍も熱いミスラの手を使い、何度も何度も恥丘の少し下を摩擦する。



「んぁ…ミスラ…すごいネ…」

ほんのりという言葉が的確なくらい意識が戻ったミスラは、ザラクの小さな身体を抱えたまま後ろから突上げる。小さな脚。これが本気をだせばミスラの胴など轢断してしまうだろう。

窮屈な膣から抜けだした肉の茎部は、深海から浮上でもしたのか、外の空気をありがたがり、コリもせずまた奥に潜る。あとはもうぬっこらぬっこらの繰り返し。

ちゅぱんっ、ちゅっ、ちゅぷ、…っぱつ、ちゅぱ…びゅく、びゅる

「んっ…はやいよ…モウ…」

小さな膣にあふれる射精液。少女を引寄せながら、雛尖に汁をまぶしてこねる。不満げなザラクから肉物をぬきとると、重心を制御できずにフラつくミスラはそのまま肉の花園へ。



「…危ないなぁこの子は」
「ミスラ…もうお願い…私…」

エルサとティコに左右から抱かれ、乳と乳に両頬を挟まれながら、どちらかの尻を握るようにつかむ。ビクリとはねたのはティコの乳。
ミスラのちんこは入り込める場所を探してうろうろ。先端でフサフサとした陰毛の周囲をまさぐっていると、ぬるりとばかりに滑り込み、熱湯のような体温で、それが膣の内壁だと分かる。

「ミスラ…ん、ぁ」

声の主はエルサ。吐息がミスラの鼻にうらむように吐きかけられ、くちびるからいやらしくこぼれただ液が、糸を引いてミスラと繋がる。

「あっ…っくぁ…はぁ」
「ズルイなぁ…もう、こうしてやる」

31 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:45:49 ID:RSpM90X7

もにゅん

「やぁ…なにをする…ぁ、ティコ…ぉ、つねら…ないで…ぁ!」
「エルサも…してよね…ここ」

つぷっ…くち、ちゅぅ…

「こ…こう…?」
「ん、ぁ……そう…、ソコ…ひっかいて…エルサ…ぁ」
「あぅ…だめこんなの…あ、ぁう、…もういっちゃ…ぅよ」

「…エルサ、ティコ」
「んぁ?ぁ、ぁっ…、ぁん!ミスラ?」
「ん?目ぇ覚めた?」

「……2人がキスしてるとこみたい」
「な…なにをいってるんだキミは…ゃ、あん!」
「ん…ふふ、こう?」
「ゃう…ん、ちゅぶ…ぁ、あ、はぅ」

ちゅぷ…ちゅぅ…

3人はくんずほぐれつ、抱き合って寝転がって、べたべたとよだれでひっつきあう。

エルサから肉供物を抜きティコへ、ティコからエルサへ、ときに愛液まみれになった2人の陰毛にやわらかいたわしでするように洗われ、射精。その頃になるとミスラの意識もだいぶ戻って、自分が今異常な環境にいることを改めて知る。

ローキスを除く6人の少女が、いずれもミスラに膣を向けて、白くこぼれたアンをさらして物欲しそうな顔。まるで虫から見た食虫花だ。

「…じゃぁオレはこれで…」

「まて」
「だめよーん」
「なに寝ぼけてるネ」
「まだ夜はながいぞえ」
「ん、…ぁふ、もっとぉミスラ」
「ロー、アンタもきなよ」

「んー?」

ローキス・マルス。重装歩兵。泰然自若として、どっしりかまえ、どっしり過ぎて自分からはあまりアクションを起こさない。
例えるなら長生きなゾウの長老。バッサバサの髪に鍛えられた肉体はまさに野生。その美しさもまた大自然のそれだ。


32 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/11(木) 00:46:31 ID:RSpM90X7

「ミスラちゃーん!おねぃちゃんのココつねってー」
「そうネミスラ…もっと腰ふるヨ」
「若いのはいいのう…」



結局足首をつかまれたミスラは肉の獣の群れに食われ食まれ貪れら、明け方まで搾れるだけ搾りとられた。最後に起きていたのはローキスとミスラの2人。

「ロー…、嫌ではなかった?」
「んー?楽しんでるぞ、十分」
「ん、ならいいや」

じゅっ、じゅぷ、じゅっ、じゅこ

「…むしろお前のほうこそ…私相手は退屈だろう?」
「そんなワケないよ…むしろ落ちつく、…他がアレだから」
「ふーん、まぁ、ヘルザクロの代わりとはいかんが」
「な…なんでザクロ姉ちゃんがでてくるんだよ…」

ローキスのくちびるを吸いながら、今日何度目かの射精を行う。その後、後ろからついたり、正面から押し倒したり、他のメンバーが起きだすまで、2人は繋がっていた。



そして朝。



目覚まし代わりに、女の子がテントを突き破って降ってきた。


・・・・・・。

114 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/18(木) 23:48:36 ID:S0vI6bCS

↓これキャラ


ミスラ:主人公

クリステスラ:反則的な生命エネルギーを内包する宝剣。人間になったり剣になったりする。人間形態時は青白く光る長髪、伏し目がち、なげやり。
カリンザ:着物剣士。横暴、粗雑な外見に反して容姿の方は艶やかな黒髪、白い肌。
グリオー:召喚魔術師。魔術師特有の三角帽、その下はショートカット。ちょっとしたことですぐ怒る。
ラブラノ・オドケナウ:ネクロマンサー。金髪巻き毛、羊みたいな感じ。ツリ眼、キバ、乱暴、わがまま。

ミルケロル:魔法使い見習い。ピンクの短髪くせ毛。よく指をくわえてあぅあぅいっている。天然。ちびっこい。
ガニメロ:学者。黒髪寝癖、鳥の巣頭。どもる。ちびっこい。

エルサ:エルフ騎士。金髪、長髪。サラサラしたのが腰まで。眼は細い。
ギルジム・ティコネット:銃士。料理長。赤みがかった黒髪セミロング。
ヒスカ・クランクアイ:泥棒。青みがかった黒髪ポニーテール。近眼めがね、細い眼で睨むように人を見る。よくヘラヘラ笑う。
ザラク・ニー:武闘家。黒髪。結った束を二つ肩から胸に垂らす。デコが広い。
ローキス・マルス:重戦士、でかい、バッサバサの髪。いつもぼーっとしてて、眼とじてるように見える。
トロピア・ストランテ:遊び人。ピンクの巻き毛腰まで。冷え性。人のこと赤ん坊扱いする。
モナメテオ:自称大魔導師。ロリロリしてる。長髪。じじくさい。
ナキリコ・ニルバナ:僧侶。エロの大好きな娘。
シラカワ・ヨフネ:歌人。いつも寝てる。

マユー:謎の少女。白い髪白い服。14・5歳に見えるのに、精神の方は3・4歳。

ゾゾルド:銀髪、神父っぽい服。魔族。
ドルキデ:ツリ眼、銀髪、黒ワンピース。魔族。

マルキアデス:暗黒騎士。黒髪焦げ茶まじり。

115 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/18(木) 23:49:37 ID:S0vI6bCS

「名前は?」
「……ふに?」
「名前」
「…なぁー。はー?」
「な・ま・え」
「…きゃーぅ」
「…ダメだこりゃ」



7層文明探索2日目。

空から降ってきた少女の正体はいまだ不明。白い髪、白いローブ、まるで色という装いのない少女は、肌がわずかに真珠のように輝くばかり。歳はミスラと同程度、でるとこはしっかりでていて、長いまつげがやはり白い。

どこから降ってきたのか、見上げれば具足虫の柱を挟んで、霧がかったモヤのむこう、朽ちた文明の断面が見える。そのどこかからの来訪者なのだろうか、それにしても、無傷ですんでいい高さではなかった。

「も、も、モンスターに決まってますよ!たたた、退治するべきです!!」
「いやそういうわけにも…」

いかないので、連れて行くことになった。一つ分かったこと、それは彼女はその年恰好に反して精神の方の発育が不十分であるということだ。

「やーう」
「あぅ、くすぐったいですよー」
「あーぅあー!!」
「あああ、や、や、やめてください!ボクなんかおいしくないですよ!」

丁度チビ2人と同等程度か、波長がピッタリ、なんだか仲良くなっている。

「みすらさん、この子なんてよんだげますか?」
「んー、そうだなぁ…」
「マユー」
「クリス?」
「この子、マユーだよ」
「あうー、まゆーちゃんですかぁ、いいお名前ですねー」
「きゃぅ、あうあー」

「ん?クリス、どこいくんだ?」
「散歩」
「散歩って、戦闘中だぞ!?」



おかまいなしの少女がハッチをあけると、鼓膜を震わす爆裂音が流れ込んでくる。斬撃、魔法、モンスターの断末魔。

モグタンク内にはミスラとミルケロル、それに謎の少女とその舌で溶けかけのガニメロがいて、ドアを隔てた操縦席にはヒスカが収まっているはずである。

「あぅー」
「あぅ、まゆちゃんみるのマネしてます」
「もういやだ…ぼ、ぼ、ボクの貞操が…」
「はは…」

白い少女は舐めるところがなくなったガニメロをほっぽって、じゃれつくようにミスラに頭を寄せる。お腹をだす。お腹をだすとは文字通り、肌がでている。布一枚のローブでお腹をだす、すなわち股間もあらわになる。
ミスラ、見ないようにしてそれを隠そうとするが、少女、きゃぁきゃぁ笑いながらミスラの手を弾き飛ばす。

「こ、こらマユー、暴れるな…」
「きゃぅ、きゃー」


116 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/18(木) 23:50:21 ID:S0vI6bCS

こうしてマユーの呼び名は無事に定着。少女を押さえようとしたミスラの右手は神のイタズラか、モロに股間にはさまって、すべすべの肌にすべる。ぼやかす程度に薄っすらと生えた陰毛。わずかな汗。

「うぐ…」
「あぅ、みすらさんえっちぃことしてます」
「み、み、ミスラさん…そんななにも分からない子をテゴメにするだなんて、じじ…獣畜にもおとりますよ!!」
「あが、ち、違うぞミル、メロ…こ、こ、これは…」
「あーぅ!」
「あだ!」

ミスラはありえない角度から現れた少女のかかとに蹴っ飛ばされて毛布の塊に倒れる。マユー、果肉と肛門を丸出しにしながら、動物の格好でミルに飛びつく。じゃれあい。もうミスラは蚊帳の外だった。

「なんだよもう…」
「ふにゃ!」
「ふにゃ?」

見ればよっかかった毛布の下から、ほっそい手がのぞいている。何者か、まだ増えるのか。

「あれ…ナキリコ?いたの?」
「ああ…ミスラ様…ご、ごめんなさい…わたし…その」


ナキリコ・ニルバナ、僧侶、見習い、ド天然。


「…ずっと寝てたのか?ここで…」
「ち…ちがいます、…私見てません、皆さんがその…テントの中であんなことやそんなこと…」
「そうか見てたのか…あんなとこやそんなとこ…」
「ちがいます…その…わたし…」

何も違わない。この少女の性格は、彼女を覆う毛布をめくっていけば一発で分かるものだ。こもった体温、妙な湿り気。特に股間部分。

「…………してた?」
「してません…そんなわたし…自分でアソコをなぐさめるだなんて…ああやだ!!」

そういいながら少女は股間に左手をあてがってモジモジしている。本当に単純に、覚えたての少年少女のように、彼女はそういうことをし始めると止まらないのだ。というかもう、ある種開き直っている。

「もうだめ、ミスラ様!!」
「おわぁ!」

毛布の中に引きずりこまれるミスラ、驚いたことに、薄暗い毛布の塊の中にはもう一つ人影がある。ヨフネ・シラカワ、歌人。一度寝だすとなかなか起きないので、紹介は後回し。今はミスラに腰をすりつける少女だろう。

「ああだめ…ごめんなさいミスラ様…こんなこと…」
「だだだ、駄目だってナキリコ…ガニメロ達がそこに…」
「そう…もう駄目なんです私…ああ」

そういって押付けられたくちびるからは、ぬらぬらとしただ液が糸を引く。

「昨日こればよかったのに…」
「だってああいうのは…はずかしくて…」

よくわからない価値観。

117 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/18(木) 23:51:03 ID:S0vI6bCS

ナキリコははぁはぁと熱い息をミスラの鼻に吹きかけながら、こもったような声で口早にしゃべる。布越しにミスラに果肉をこすらせ、首をよじり、もう何度目かのオルガズム。

黒髪が涙に濡れる。彼女の下半身は比較的長いスカート。不自由な体勢で、じれったそうにそれをまくる。ふとももから直接伝わる体温。ショーツからのぞいた毛をつんつんとひっぱると、それにあわせてくちびるから白い歯があらわれる。

「はぁ…ふぁ…んっ、くっ!」

無言の愛撫はなお続く。しだいに大胆に広がる少女の脚。その中央に中指を埋めると、悲鳴のように呻いて果てる。透明に噴きでる愛液。毛布内の湿度の上昇は天井知らず。

「あっぐ…ん、ん、ああ!!」

そんな少女を密閉空間で眺めていて、むらむらとこみあげてこないはずもない。毛布の外では、チビ2人がマユーと絡んで、こちらを気にする様子もない。

「で…できないこともないか…うん」
「はぅ…ぁ、ぁ、っく……、ゃぁ、…。」

ミスラがバカになった瞬間である。

ミスラはそのまま柔穴を指で広げながら、窮屈な体勢で肉物をとりだすと、そろそろと挿入。少女はのたうち、毛布にしがみつきながら後ろから責められる。
彼女に対して遠慮が要らないと知っているミスラは、特に間も開けずにびゅーびゅーと注ぎ込み、甘い痺れを共有する。

気にせず再開。毛布の外で勝手に流れていく時間。毛布の中では吸う空気もロクになくて、少女はノドの奥から、感嘆するようにあえぎ悶える。
また射精。何度も何度も繰り返し、休みはない。そのうち、少女の開いた口が閉じなくなる。甘みを増した体臭。あふれた精液がボトボトと毛布に垂れる。

「うっ、…ひぅ、あ、…あっ!」
びゅぽっ、ぶ、びゅぷ、っびゅぶ…ぶぽ…
「ああぅ、あ…や…うぁ…やぁ…」
ずぼっ、びゅぼ、っじゅ、っじゅっぽじゅぽ…
「だ…めぇ…。ふぅ…ぁ、ぁっん!」

感覚が麻痺し、摩擦の変わりに痺れだけが交尾の事実を伝えるころ。少女は息の吐き方を思い出せなくて意識が朦朧とし、霧の中で、人間の脳内に隠された麻薬畑に迷いでてぶっ倒れる。

「あぅあ…ふぅ…ふ、…ぅあああああ」

緩んだ尿道から流れる黄金の液。外ではとっくに戦闘が終わっていて、毛布を引っぺがしたエルサは度を越えた交尾に腰が砕けた。


・・・・・・。

118 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/18(木) 23:52:14 ID:S0vI6bCS

「で?エルサはなんて?」
「…せ、節度は必要だって」
「ははは、バカだねー」

探索2日目真夜中。ミスラはヒスカと共に見張り番をいいつかった。顔にはもみじの跡。
予想外のタイミングでナキリコとの交尾を目撃したエルサは、教育的見地からミスラをはっ倒してお説教。子供の前でなんてことをしているのだ、仰る通りである。



「うー、冷えるな…」

2人は周囲を見渡せる遺跡の上にいた。7層遺跡、第2層。滅びた文明の痕跡が、うっすらと白い光の中に浮かび上がる。
羽織っている毛布はモグタンクにほったらかしてあったもの。どこかにナキリコとの交尾の痕跡が残っている可能性は十分にある。特に尿。



「ヒスカ、何か収穫はあったのか?遺跡の探索」
「いんや、…もうほとんど残りカスって感じだな」
「残りカス?」
「誰かが荒らしてった後ってことさね」
「…オレたち以外にも、いるんだなそんなヤツラ」
「まったく罰当たりもはなはだしいさ、役目を終えた遺跡に土足でズカズカと…」
「自分の職業を棚に上げんな」
「あげちゃいないよ、泥棒はもっとスマートにやるもんだ」
「スマート?」
「盗んだほうも盗まれたほうも、気持ちよくね」
「…なにいってんだ」

「……へへー、なぁミスラ」

ヒスカが、背中合わせだった身体の重心をずらして、ミスラの肩に寄りかかる。

「なんだよ…」
「私が何で泥棒やってるか知ってるか?」
「さぁ」
「ヒヒヒ、あのな」
「な、なんだよ…!」

黒い瞳がするすると近づく。空気が冷たいせいで、一際際立つ人肌のぬくとさ。

「悪いことは気持ちいいぞー…」
「ひ…ヒスカ…」

冷たい指が腹をまさぐり、そのまま下降。衣服のスキマにおかまいなく進入してちんこをつまむ。ゾクリとするしびれ。

「あー、あったかー…」
「エルサにいわれたばっかなのに…」
「だ・か・ら、だろーこのやろ」
「ま、まてってば…!!」

119 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/18(木) 23:53:06 ID:S0vI6bCS

さて、クリステスラなしでは何もできないミスラはロクナ抵抗もできず、あれよあれよとひん剥かれてひっくり返され、世にも恥ずかしい格好で地面に押さえつけられてしまった。両膝が地面につく勢いの例の格好だ。

ヒスカが、天井を向いた肛門を指で開きながら、睾丸を反対の指で撫でる。

「はー…あんたこうしてるとかわいいねぇ…ちゅむ。」
「……。」
「ありゃ、なに照れてんのこの子…あむ、…いつものことだろーに」

冷たい外気にさらされた下半身を、ヒスカの舌が這いながら暖めていく。丹念に丹念に、肉茎をゆっくりとしごきながら、冷えないように。

ちゅぶ…つぷっ…ちゅぅぅ。ちぅ。

「……。」
「ん…はむ…ちぅぅぅ…」
「……。」
「…ん、ちゅぶ…あのなミスラ」
「ん?」
「おまえそんなにエルサが好きか」
「な…なんだよ」

ミスラの自由を奪っていたヒスカの脚がはずれる。少年はじっとりと睨みつける黒い瞳の意味をはかりかね言葉に詰まる

「目の前にこんないい女がいるだろうがっての」
「う…」

少女の言葉に誇張はなく、スルスルと装備を脱ぎさるその身体は、地面の燐光に照らされて神秘的な陰影をまとっている。月や骸骨、日陰に潜む住人に義務付けられた翳り。
見られていることにいささかの羞恥もなく、命を誇り、無防備な格好で毛布を拾い上げるその様子は、幾度となく芸術家達のキャンパスにえぐられてきた、人間、特に男の奥底でくすぶる闇の熾火を象徴している。死とエロティシズムの内包…

簡単にいうと、ちょっと危険な感じにエロイ。影すらも匂いそうに。

毛布一枚はおっただけのヒスカは、そのまま寝そべっているミスラの腹にのっかって寒い寒いと身を震わす。こすれあう性器の肉。彼女はメガネを外そうとするが、おき場所に困って結局そのまま。

「ん…ミスラあったかい」

くちくちと前後にこすれる性器の肉。外側と外側でこすれあう性器の肉。申し訳程度に潤む肉。肉のあいだに陰毛が割り込み、肉が陰毛に割り込まれる。要はスマタ。

「一回夜這いとかしたら?エルサに」
「な…なにいってんだよ…」
「あんたの立ち位置はメンドくさいんだよ。自由に誰とでもやりたい放題なキャラをつくってしまえ」
「そんなこと…」
「ホントはそうしたいんだろ?アンタはね、私と似たトコあると思ってんだ…」
「どこが…」
「バカなくせに認めないトコ…」

ミスラはヒスカの瞳を見、自分が故郷にいた頃を思い出す。当時のミスラは夜這い三昧、それは復讐と自暴自棄とほとんどのヤケクソ、その他の暴挙。


120 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/18(木) 23:53:59 ID:S0vI6bCS

「バーカバーカ」
「ちがう…」
「へたれ…へへ」
「ちがうわい…」

ヒスカの舌は長い。口の中に逃げ場はなく、どう逃げても舌は舌に絡めとられる。

「ぁ…っ、いきそう?ミスラ…」
「うん…ヒスカ…」
「だめ。エルサのこと考えながらイきな」
「な…なんだよそのプレイ…」
「それともヘルザクロがいい?」
「うあ…」
「ふふ、いい顔。そのままだしな…ほら」

ヒスカが、射精を促進するような腰の動きで、根元から肉物をすりあげる。欲しいところにだけかかる体重、そうしながらも少女は指の先で鈴口をさする。
最後に、少しだけ果肉に亀頭をくわえ込んで、2度3度腰を捻ると、それで達した。

「そろそろ見張り交代だな…ちゃんとやれよ」
「なにを…」
「夜這い」
「ホンキか…」

ヒスカはくったりとしたミスラに意味深に笑い、とっとといってしまった。

「なんだよ…」

頭の中で、バーカバーカという声が鳴っている。


・・・・・・。

121 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/18(木) 23:54:43 ID:S0vI6bCS
「痛っ!…ふにゃむにゃ…誰ネ…」
「う〜、大根が抜けないのじゃ…ふにゃふにゃ」

モグラの中は人多すぎ。ローキスとティコネットが見張りに抜けたとしても、ミスラをいれて11人もの人間が詰め込まれることになる。ちなみにクリステスラは剣状態になって眠っているので一人分のスペースは節約。

いい感じにぬるくなり、酸素も薄くなったタンク内、先に着いたヒスカはにやにやと笑いながらエルサの位置を指差す。一番奥の隅っこ、まるで夜這いのための寝床である。

「ん…っ」

タンク内は暗い。陰がエルサだと分かるのは耳の形と頭髪のにおいのおかげ。
平時は凛々しい彼女でも、一日の代謝が完了しつつあるこのときはさすがに少しボサっとした感じで、その無防備さにちんこが直に反応する。

めでたく思考は停止。ただただ脳髄は、少女に近寄る自分の手を眺めるだけ。



「ん…?……んん…ゃ」
もにゅん
「ん…ぁ、…」
ぷにゅんもにゅん
「ぅえ…?…んん?」

(おはよ…)
(…ミスラ?え?ふぇ?)

毛布のなかでエルサの身体を抱きしめる。あふれんばかりの、肉と熱気。

(なに…ミスラ…こんな…)

モゾモゾと抵抗する年長の少女は、戦闘が始まればすぐにでも飛びださなければならない義務感から、スネや間接を保護する金属をまとっていて、その下に汗を封じ込めている。

ある意味で彼女の一日はまだ終わっていないのだ、いないはずなのだが…

(…ものすごいぐっすり寝てたねエルサ)
(ん、やめ…)

胸当てを外し、押し込められていた彼女の胸が零れおちる。まとった布はほとんど厚みがなく、目の粗い繊維は、乳首への摩擦を増やす。

(やめなさいミスラ…おねがい…んっ、ぁ)
(ゴメンエルサ…ゴメン…)
(ん、あっ、……ゃ…)

硬く閉じた股に脚を割り込ませ、腰紐を解くと、艶やかな尻がミスラの手に触れる。まさぐり、茂みの辺りを指でなぞると、汗ともつかぬ湿り気がねっとりと絡みついた。
完全に休眠し、外敵に対する備えをまったくしていなかった秘肉は、物憂げに肉物を迎え入れ、熱湯のように暖められた膣は投げやりに亀頭を包み込む。はりつくような肉。互いにひっぱりあうような肉の接点。

(ん、…ふぁ…ぁ、ぁん…もっと…おねがいゆっくり…)
(エルサ…っく)

ずるずると前後し、ゆさゆさとゆすり、間がもたなくなったころに射精。まだ夢への名残惜しさを残した、とろりとした眼でミスラを見つめるエルサ。少し困った顔になり、いそいそと尻をしまいだす。

122 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/18(木) 23:55:26 ID:S0vI6bCS

「もうすんだ…?」
「うん」
「じゃぁ…もう休みなさい。…ね?」
「うん…ごめんエルサ」
「ううん、大丈夫だから…」
「うん」

ところが、である。

ミスラの陽物はまったく萎える気配がない。丸一日眠っていないのに眠気など微塵も感じない。
疲れ?その感覚すら思い出すことができない。

「なんだ…これ…」
「あるじ」
「クリス…?」

少女が、闇の中で揺れている。はかなく消入りそうに。

「ごめんねあるじ」
「クリス…、お前の力なのか?」
「はやくしないと…あるじがあるじでなくなっちゃう」

淡く光る少女はポロポロと泣き始める。エルサはクリスのそんな姿を見るのは初めてだろう。ただならぬ事態を察し、すぐに頭を切り替えてリーダーの顔になる。

「クリス、落ち着いて…。どうしたの?最初からゆっくり話して…」
「私…知ってていわなかったの…ごめんね…あるじ…」



クリスいわく。

現在ミスラの身体にはクリスの生命エネルギーがあふれかえっている。
交わることによって、クリスから与えられてきたその力は、本来数日でミスラの身体から抜ける仮初のもの。
しかし常に前線に立ち続けたミスラは、借りた力を使い切る前に次の力を借り、また次を借りる、その連続。換言すれば、例の副作用に対する抵抗感を差し引いても、結構マメにクリスとえっちらおっちらしてたのである。

「本当は…使えもしない人にこの力をあげたら駄目なのに…私…ふぇ…」

クリスはエルサの胸で泣き崩れる。

ミスラの体内に注入され続けた生命エネルギーは蓄積、凝固し、やがて新しくできた星のように、自らのエネルギーで回転を始める。それこそが、宝剣の真の意義なのだとクリスはいう。

「あんまり強くない人がこの力を手に入れると、力を制御できずに爆発しちゃう…分かってたことなの…」
「クリス…」
「私分かってたのに…あるじがへなちょこだって分かってたのに…できそこないだって分かってたのに…ふぇ…」
「いやクリスあのな…」
「…ガマンできなかったの…あるじと…私…いっぱいしたかった」

面と向かって役立たずだといわれるとズシリとくるものだ。だが同時に、いっぱいしたかったという言葉でズシリときたところが甘くなる。


123 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/18(木) 23:56:26 ID:S0vI6bCS


「時間は…猶予はどれくらいあるんだ?」
エルサが、そっとクリスの髪を撫でながら問う。その様子は妹思いの姉のようにも見える。

「3日…くらい」
「3日…アジトには戻れないか…なにか、回避できる方法はある?」
「…うん」
「ん?」
「とにかく力を使い続ける…それと」
「うん」
「あるじがへなちょこじゃなくなる」
「なるほど…確かにミスラの虚弱さは何とかしないと」
エルサ、うんうんとうなずく。

「力を使うというのは、つまりセックスか?」
「…あれが一番直接的…命そのものだから…」
「あとは戦闘…それにダメージを回復したりするときにも力は使われているな…?」
「うん」
「ということは…」
「あ…」
「どうした?」
「メルがいれば助かる」
「メル?…宝剣メルズヘルズか?」

宝剣メルズヘルズ。忘れちゃいけない、この遺跡に来た目的である。
こめかみに手をあてて、一生懸命しゃべろうとするクリスと、辛抱強く聞くエルサ。ウンウンとうなりながら言葉を捜すクリスに、当のミスラは笑いそうである。爆発するというとるに。

「メルズヘルズはこの遺跡にあるのだな?」
「多分…」
「つまり…」
エルサ、素早く整理。

「ミスラを特訓でしごきあげ、できる限り戦闘にはでてもらう。かつ、適度に性の処理を行い、あまったメンバーは全力で宝剣を探索、最終的に宝剣の力の総量をミスラの肉体が上回れば…」
「死なない」

「と…特訓?」

「よし決まった!24時間体勢で誰かがミスラに着く、皆起きろ!」

いわれるまでもなくみんな目を覚ましていた。事情を理解したものしないもの。股間が濡れているものいないもの。


・・・・・・。


124 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/18(木) 23:57:41 ID:S0vI6bCS

「ホラホラミスラ、ペースあげるネ!」
「うー…ゲホゲホ」

探索3日目。一向は下から3層目の文明まで来ていた。

「もっと地面を蹴るネ!!」
「げっほぁ…がっは…」

過酷の極地である。

ミスラをしごく修羅はザラク・ニー。シャツにスパッツ、いつもは両胸に垂らしている結び髪を、今日は一つにまとめている。汗と、滝の飛まつで、キラキラと光る黒色。



ミスラの身体は放っておけば回復するから容赦はいらない。むしろどうすれば死ぬのか試みるかのように、細胞と細胞が潰れては膨れ上がり、膨れてきたところを狙って消し飛ばされる。限界状態を維持したまま、死ぬに死ねずに駆けずり回る。

想像してみるといい、地獄の修羅に踏みつぶされるもやしの気持ちを。

「キンタマがガラ空きネ!!」
「ごっふあぁ!!」

ランニングの後、こん睡状態のまま組み手を強いられたミスラは、睾丸を蹴り上げられて自分の身長より高く飛ぶ。受身も取れずに頭から落下、どこやらの骨が折れるが治る。

「ハイ休憩ネー」
「だっふぁぁぁああ」

息を吸い、一巡して吐きだされる頃には、もう破壊された筋繊維が修復され、結束力を強めていく。送りだされる血液の量が増え、流れる酸素も速度を上げる。

「ミスラちゃーん、水汲んできまちたよー」
「あぅぅ…」



時に、驚くべきことだが第3層には雨が降る。仕組みなど分かったものではないが、下から上に常にしとしと、それが壁を伝い、流れをつくり、合流し、河になる。
ザラクとミスラと、おっぱいまるだしのトロピアの目の前にある滝つぼは、なんだかよくわからない文明の産物だった。

ちゅぶ…ちゅぼ…くぽぉ。

「んふ、…おいひ…」
「なにしてるネトロピア」
「あん、まだ休憩でしょー?」

トロピアは寝そべったミスラの下半身にかがみながら、とろとろとしただ液をおっぱいに塗り、それでもって肉物を包み込む。眼を閉じれば、肉が熱で溶けて、自分の股間と少女の肌との接点がどこにあるかわからなくなる、そんな浮遊感。

「焦らしてる時間がないといってるネ」

武闘家少女は靴を脱ぐと、コレまでの走り込みで散々蒸れに蒸れた足の親指で亀頭を弾く。

「うあ…」

びゅく、びゅるく。

125 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/18(木) 23:58:32 ID:S0vI6bCS

「あらー、ふふ、いっぱいでまちたねー」
「まだまだ全然ネ、手加減しないヨミスラ」

そういいながら、2人の蛇は飲み込むように肉物を口にふくむ。トロピアは裏から、ザラクはミスラの顔をまたぎながら。この時点でミスラは裸、少女2人は上半身丸出しで、トロピアは腰巻のしたにもう茂みが見えている。。

「ん、…ふ、ひゅぁ…ちゅぶ、きゅぷ。…ん」
「あらザラクちゃん、うっとりするくらい上手…」

ミスラの眼からは、すりすりと胸板の上で前後するザラクの股間が見える。少女の形に添うように食いこむスパッツ。その攻撃的な愛撫にあわせるように、トロピアの舌やくちびるが、丁寧に睾丸を覆う。

「んぢゅ…ぶ、ぶぶ…ぷ。…ん、なかなかイかないね」
ザラクは指ごとに異なる圧力を欠け、遠慮なしに肉物を上下。

「ふふ、もう少しやさしがあるといいわねー」
ザラクの指からはみでた亀頭を、トロピアのくちびるが濃厚に吸い上げると、それを待ち望んでいたかのように尿道が震え上がる。

びゅる、びゅぐぐ…

「う…さすがといわざるをえないネ」
「えへへー、先、もらっちゃうね」

相変わらずとっぷりとした胸で、2度3度包まれれば肉物は即リロード。そのまま、あれよあれよと桃色の肉海原に飲み込まれる。機嫌よく、うねうねと縦横に動くトロピアの腰。ミスラはそれを眺めながら、ザラクの汗と愛液に潤む股間のスジに鼻を押しこむ。

「あっん!…これ…だめぇ…」

ゴボゴボと汁があふれる接合部には、ザラクがトロピアの動きにあわせて舌を押し当てている。身体やらけーなーとか寝ぼけているのはミスラ。

肉の芯が溶けていく。金属の様に硬かったそれが、熱でとけ、どろどろと交わっていく。

ごぼっ、びゅぶっ…ぶぶぶ…

「んぁ…だめ…ん、んっ!!」

最後に少女は、そのやわらかい尻を強靭なザラクの手に押さえつけられて、一番深くまでミスラと繋がりながら果てた。



「寝ぼけてるヒマなんてあげないネ、ミスラ」
「ふが?」
「女の子からいわせるんじゃないネ」

石灰質の岩肌に手をつき、ミスラに尻を向けるザラク。準備OKである。全身水を浴びたように濡れて、その中でも少女の中心は一際暗い。それはもう、言い訳不可能なまでにビッタビタ。

「ぐぅぅ…あーぅあー」
「ぁん、もっとネミスラ、今日の怒りを全部ぶつけるネ…そうヨ、そうヨー」

それにしてもノリノリな少女を前に、かたやゾンビなミスラ、後ろから少女の尻を乱暴につかんで、スパッツをヒザまで降ろすと、ゴチゴチの肉物を入口になすりつけてそのまま最深部へ。

126 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/18(木) 23:59:30 ID:S0vI6bCS

「んぁ!!…ぁ、…ぅぁ!…ッ、きゃぅ!!」
ちゅぶっ、ちゅぱん、…ぷぶ。……じゅっぱじゅっぱじゅっぽじゅっこ…
「ん、ん!…いいヨ、ミスラ、ミスラ!!」
じゅぱんじゅぱんじゅぱんじゅぱん、…ちゅぶ、じゅぱん、びゅぐ、びゅく
「あっ、あっぅ、ゃ、…でてる…すご…ぅぁ!!」
びゅぱん、びゅぱん、じゅっ、じゅこ、びゅー…こ、びゅぶぶ…
「んっ、ん、ぁぁぐ…うぁ…あっ!!ぁ!」
じゅぱんじゅぱんじゅぱんじゅぱん、ぶぱ、ぶぷ、ぶぱん、ぷぱん
「あがぅ…ぅぅ…」

つま先立ちで、ほとんど宙吊り状態の少女に、構わず後ろから叩き込み、垂れ流す。

「あぐ…あぁぅ…ひぐ…ん」
ぎゅぶ、ぎゅびゅ、びゅぐぐぐ…

ボタボタとあふれる汁。肉物を抜くと、勢いよく一本の線を引いて、スパッツの内側に溜まっていく。

「ん、…終わりネ?」
「ぐるるる…」

べっとべとのスパッツを元通り履かせるとそれで終了。荒れた息を整えるだけの間があって、よしとばかりに訓練に気持ちを戻す。

「さぁあとこの階層を3週ネ…はぅ」

だが残念、ザラクの足取りは内股でフラフラ。ふとももから伝いおちる精液でない液体。震えるふくらはぎ。そのまま、似たように桃色の海から水揚げされたトロピアにつっこむ。

「あーん、立てないわー…」
「なに見てるねミスラ!この先もっとぐちゃぐちゃのどろどろになるヨ!」
「うがー」

ズビシとばかりに親指を立て、ザラクはぜぇぜぇと息を吐きながらも、笑顔を決めて走りだす。ミスラ、ボケた頭のままフラフラとついていく。トロピア、ほったらかし。


・・・・・・。


155 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/10/25(木) 17:51:35 ID:3tatJpRS

↓これキャラ


ミスラ:主人公

クリステスラ:反則的な生命エネルギーを内包する宝剣。人間になったり剣になったりする。人

間形態時は青白く光る長髪、伏し目がち、なげやり。
カリンザ:着物剣士。横暴、粗雑な外見に反して容姿の方は艶やかな黒髪、白い肌。
グリオー:召喚魔術師。魔術師特有の三角帽、その下はショートカット。ちょっとしたことです

ぐ怒る。
ラブラノ・オドケナウ:ネクロマンサー。金髪巻き毛、羊みたいな感じ。ツリ眼、キバ、乱暴、

わがまま。

ミルケロル:魔法使い見習い。ピンクの短髪くせ毛。よく指をくわえてあぅあぅいっている。天

然。ちびっこい。
ガニメロ:学者。黒髪寝癖、鳥の巣頭。どもる。ちびっこい。

エルサ:エルフ騎士。金髪、長髪。サラサラしたのが腰まで。眼は細い。
ギルジム・ティコネット:銃士。料理長。赤みがかった黒髪セミロング。
ヒスカ・クランクアイ:泥棒。青みがかった黒髪ポニーテール。近眼めがね、細い眼で睨むよう

に人を見る。よくヘラヘラ笑う。
ザラク・ニー:武闘家。黒髪。結った束を二つ肩から胸に垂らす。デコが広い。
ローキス・マルス:重戦士、でかい、バッサバサの髪。いつもぼーっとしてて、眼とじてるよう

に見える。
トロピア・ストランテ:遊び人。ピンクの巻き毛腰まで。冷え性。人のこと赤ん坊扱いする。
モナメテオ:自称大魔導師。ロリロリしてる。長髪。じじくさい。
ナキリコ・ニルバナ:僧侶。エロの大好きな娘。
シラカワ・ヨフネ:歌人。いつも寝てる。

マユー:謎の少女。白い髪白い服。14・5歳に見えるのに、精神の方は3・4歳。

ゾゾルド:銀髪、神父っぽい服。魔族。
ドルキデ:ツリ眼、銀髪、黒ワンピース。魔族。
キルソロ:銀髪、短髪、活発、イライラしてる。魔族。

ミルチア・マルキアデス:暗黒騎士。黒髪焦げ茶まじり。


156 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/25(木) 17:52:46 ID:3tatJpRS

高台に3人の魔女がいる。影は妖しくたゆみ、かさぶたのように黒い。その眼は、たらふく血をすすったダニやしらみの腹の色だ。

「みつけましたよー、んふふふふ」

中央にいる銀髪の魔女は一見、人間に蔓延した宗教の聖職者を思わせる格好をしている。もちろん神をあがめたことなど一度もない。コレはただのジョーク、自分でも結構気に入っている類の、タチの悪いやつだ。

丸い帽子に分厚い教本。不気味な棺おけ肩に抱き、口からのぞくキバは肉食魚類のそれ。その視線はじっとりとモグラの戦車を追いかけている。もちろんミスラ達の乗ったバスみたいなヤツ。。



「ゾゾルド…コレ、命令違反なんですケドー」
「ぬあーにをいっとるのですかドルキデ、コレはチャンス!我等が神ドラディエラ様に日々のご恩をお返しするチャンスなのですぞ!!」
「いやだから命令違反なんですケドー」

ドルキデと呼ばれたのは、終始世の中どうでもいいオーラを撒き散らす少女。同じく銀髪、黒のワンピのミニスカート。

「んふふふふ、ハイハイと命令にしたがっとるだけが武将にあらず、そうでしょうキルソロ!?」
「……。」

キルソロと呼ばれた少女は黙して腕組み、明らかにイラついている。やはり銀髪、少年を思わせる容貌、格闘を念頭に置いた鎧に、野山を駆けずりそうな手足がついている。

はっきりいってしまえば彼女はドルキデが嫌いだった。ゾゾルドはまだマシ、それでもこの諦観少女の、舞台に上がらず人を見下す態度は殴ってやりたくなる。
彼女は嫌いなのだ。分をわきまえない存在はすべて嫌いなのだ。しゃしゃりでる者、怠惰に怠ける者、あきらめる者、斜に構える者、コイツラが全部いなくなれば、この世は少しはマシになる。彼女が心を許すのはそう…

「ドラディエラ様…」

3人の魔女は、魔族の長たる三貴神ドラディエラが部下ティラティスの部下のそのまた部下の部下の…要は一般兵だった。たまたま家から歩いて5分のところに7層遺跡があったため、主の命に応じてはせ参じ、主の命に背いて勝手に攻撃しようとしている。


157 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/25(木) 17:53:27 ID:3tatJpRS

「全滅ですぞ!全殺しなのです!!」
「だからそんな命令はでてねーつってんですケドー」」

それでもゾゾルドがやるというならやるだろう、それが友人思いのドルキデにできること。彼女の目は、ゾゾルドを見るときだけ少しやさしくなる。

「コレ、いてーんですケドー…」
「どぁーいじょうぶですドルキデ、アナタの処女性はわたくしの口から将来のダンナさんに証明してあげるのでぇす!!」
「ですケドー…」

ドルキデはおへそのあたりに手をあてる。断わっておくが彼女はぱんつはいてない。ふるふると震えるまつげ、涙の雫。下腹に力を入れる魔族少女はなんたることか、その大きいとはいえない果肉の割れ目からまるまる肥えたミサイルを産み落としたではないか。

火薬を着床してミサイルを育む。それこそがドルキデの、人知を超えた異界の能力。

「……もうなれましたケドー」
「すんばらしぃぃぃいいいい!!!さすがドルキデ!あなたのエグゾセと私の力をあわせれば必殺!撃滅!!チリも残さず蒸発コレせしめましょうぞ!!」
「……うるさいなぁ…」
「なんですかぁキルソロ!?さては戦を前にぶるっとるのですかな、ぬははは、もらされよもらされよ!誰も気づかん!!!」

ゾゾルドが高らかに叫びつつ、つま先でもって、もっていた棺おけを蹴り飛ばすと、中からワラワラと黒い影が現れる。人の形をした、鎧の集団。どれだけつまっていたのか、ぞろぞろぞろぞろ…
見ればなんと、現れた影は一度整列。前に習えで列を整えてから、互いに互いと組み合って、見事な要塞、強固な戦車を構築する。異形の、巨大な鉄カブトムシ。

これぞ魔界のエンバーミング、魔界の組体操、死したる人間のオスを、超絶なパワーアップを施した上で犬にする。

「ぬはははは!!全滅です!全滅ですぞ!!」
「聞き飽きたんですケドー…」

「いわれなくてもやってやる……ドラディエラ様のために…」

キルソロのイライラも頂点に、右手一つで両のこめかみを押さえるように顔を覆い、ギリギリギリギリと歯を軋らせる。牙を研ぐ獣の音。その音は口からでなく、彼女の腹の底から響いてくる。

「私一人で…」

次の瞬間、少女が弾け、弾けた肉を中から飛びでた鎧が覆う。白い白い、骨の鎧。
これこそは魔界の外骨格。一騎当千、生者の肉を喰らい尽くす、死神の戦装束である。

いずれもとらぬ悪魔の申し子、ああミスラ、どうするミスラ。


158 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/25(木) 17:54:10 ID:3tatJpRS


「んぁあああぁぁっあああ!!!」
「ふぎっ、あぅ、あっぐぁ…!!!大き…あうぅぅぅ」
「ふぁぁぁ、ゃぅ、なにこれ…こんな…こんなの…!!」

爆発した精液が3人の少女に降りかかる。痙攣の止まらないうち股、力の入らない尿道。あわれ魔族少女の面々は、精液で溶けたトイレットペーパーみたいにドロドロにされて半泣きである。

「…ぁぁぁあ、オレは何を…」

魔族であるから無垢とはいわない、だが確実に処女であった3人の魔女は、本能のまま一人でモンスターを蹴散らしていたミスラを強襲、2秒で返り討ちにあい、ひん剥かれ、ズコズコと前も後ろも犯されてしまった。
射精するだけ射精して、少しだけ冷静になったミスラの絶望感たるや、石筍の先に頭を打ちつけて死のうとするも、即座に回復、跡も残らない。不死者の自殺はただの喜劇だ。

「ぁぁぁぁあ、最低だ、最低だオレは…」

「ああ…ふぅ…はぁ…生きてますかドルキデ…」
「ミサイルより…大きかった…ん…ですケドー…ぅぁぁ」
「こんなの…初めて…はぅ」

肛門を締めようとしても、コポコポと精液の漏れが止まらないゾゾルドは、まだ潰された神経が回復しないのか、身体の奥に残った肉物の感触に時折ビクリと跳ね、甘い電気に身体をよじる。

他方のドルキデ、その目のウツロなこと。果肉から垂れる朱の筋。甘にがい蜃気楼に誘われて、もう一度ミスラのソレに蹂躙されたいと、心の底から望んでいる。身体の中で爆発したあの爆弾とその威力。

キルソロは涙。イヤなのに、身体の内側から逃げ損ねた快楽を求めて、その指は恥ずかしい場所をなでたりなぞったり。脊髄が砕ける音、内側からドロドロに液状化する感覚、全てが、彼女の未成熟な人生にはあまりに衝撃的過ぎた。

「わたくしはぁ…たった今神というものを信じる気になったのであります…あぅ」
「同感ですケドー…ぁ、や…やぁっ!」
「ごめんなさいドラディエラ様…キルは悪い子になりました…なります…ぁう」

3人は半ば夢の中で新しい主を眺めながら、ゆるんだ門から放尿した。



シャァァッァァァァアアア……


159 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/25(木) 17:54:51 ID:3tatJpRS

「また次から次へと…」

エルサの艶やかな肌が、さすがにブチ切れそうだった。

カリンザやグリオーが行方不明なのはいつものこととして、途中で拾った白い少女、爆発をひかえたミスラ、魔族の出現…既に調教済み。
モグタンクにもはや足を伸ばせるスペースはなくなった。

「もうウチでは飼えません!捨ててきなさい!」
「そんなこといわれても…とりあえずコイツらの話を…」

「エルサ!」
「なんだティコ…」
「怪我人が倒れてる、冒険者みたいだ」
「うう…もうだめ…」

「ふぉふぉ、なんぞにぎやかになったのう」
「モナ、こうなったらお前にも働いてもらうぞ、ロー!魔族を警戒、ザラク!ヨフネをたたき起こせ!!殴れ殴れ!!」

ワタワタワタワタ

騒々しい中でもナキリコは物陰にミスラを引っ張り込む、探索から帰ってきたヒスカは汗も拭かずにミスラを押し倒す、あられもない姿のマユーをたしなめる、さらには…



「あの…キルソロ…ちゃん?」
「……気安く呼ばないでください」
「なんでついてくるの?」
「……だめですか?」
「いいけど…」
「じゃぁいいじゃないですか」
「なんで怒ってんの?」
「うっさいなぁ…」
「え?あ、ごめん…え?」

キルソロは距離を開けながら、うつむき加減でついてくる。その眼、相変わらずイライラして。

「認めませんから…」
「へ?なんて?」
「……レイプ魔」
「わぁあああああ!!!まったまったまった、なにを…」
「……ロリコン」
「落ち着こう…!話し合おう…な?な?」
「触らないでくれませんか」
「ひ、ひ、人聞きの悪いことをいうなよ…」
「そういうことをしたのはあなたじゃないですか」
「う…ぐ…」

まったくその通りである。

160 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/25(木) 17:55:32 ID:3tatJpRS

「ごめんなさい」
「許しません」
「どうすれば…」
「はぁ?自分で考えてください」
「う…」

その怒り、はぁ?の部分で人を刺せそうな気さえする、まぁ、悪いのはミスラだし。

「そんなこといわずに…その」
「……。」
「こちらとしてはその…キルソロ…さんの意見を最大限尊重することで誠意を…」
「……。」
「見せたい…んだけど…ん?」
「目、つぶってください」
「へ?」
「つぶってください」
「ん…」
「かがんで」
「へ?」
「かがめって」

蹴り。

「あぐ…こう?」
「もっと」
「こう…ですか?」

さても、意味が分からないが逆らうわけにもいかない立場。キャラも忘れてへりくだり、背筋を伸ばして座して待つ。するとまもなく、聞こえてくるのは少女の吐息…

「……なにしてんの?」
「うひゃぁぁ!!…開けないっていったじゃないですか!!」
「…いや、一言もいってないけど…」

ミスラが見たのは、鼻先でキスしようかどうしようか迷いながらはぁはぁと熱い息を漏らす少女のドアップであった。そう、どういう理屈か知らないが、要は奇特な少女になつかれたのだこの正座のレイプ魔は。

「許してませんから!」
「ああ…うん…、こっちきたら?」
「……ヘンタイ」
「うーん…」

キルソロはまたキョリをあけ、ちょっと遠くからミスラについてくる。わからない、なに考えてるのか全然わからない。


161 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/25(木) 17:56:20 ID:3tatJpRS
さて



とりあえずケルベロスの中に運ばれた怪我人は、騎士のような身なりをして、どうやらトラップにやられたらしかった。血の色をした呪いの文字が、少女の鎧を食んでいる。漆黒の鎧に黒い髪、わずかに焦げ茶。もはや流れ的に、確認するまでもなく女性である。

「何をしていたんだミスラ」
「あ…うん、ごめん」
「…まぁいい、さっさと脱げミスラ」
「え…?え?」
「キミの力で浄化するのが一番合理的だ。済んだらナキリコに引き継いでモナと修行、私は新米2人を見てくるから…いや、3人だったか…」
「別にキルソロはこっちでみてるよ」
「ああ、いい、もう…、なんでもいいやなんでも、たのんだ」
「エルサ…」

エルフのリーダーはトボトボしながらでていった。入れ替わり現れたのはモナメテオ。

「なんじゃカリカリしとるのうあの娘は、手伝うぞえ、ミスラよ」
「うん…」

仕方がないのでミスラがちんこをだす。キルソロ、チラチラ見る。外では爆裂音、誰かがバトル。

「やっぱこう…無抵抗な子にイキナリってのは…」
「なにをいうとるのじゃ、お主はワシが300年守った処女を3秒で散らしおったくせに…」
「いやそれは…」
「ふぉふぉ、まぁこの程度の呪いなら塗布するだけで消し去れようぞ」
「とふ?」
「胤を、じゃ」
「お…おっぱいに?」
「ほぅれ、グズグズしておるから顔にまで呪いが…」
「あ、あ、あ…さっきまで鎧の上だけだったのに…」

毒々しい黒い血管が、少女のほほ、くちびる、まなじりへと伸びていく。これはもうやるかたない、顔射顔射。

「ホレホレ、あいかわらずたくましいのぅ…はむ」
「うあ…」
「こ…コリャ…ワシにだしてどうする」
「ああーもう…」
「ん…あふ、ほれほれそこの童も、そんなほこりっぽいところでなにをしておるのじゃ…」
「え、…や、ちょ…」
「また奇異なものを拾ってきたのうお主…」

そういってモナメテオはキルソロの頭をナデナデする。

162 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/25(木) 17:57:14 ID:3tatJpRS

引きずりだされたキルソロからしてみれば、自分よりちんまい少女に上から見られるのはどうにもやりづらいだろう、彼女のトゲのある性格は、突き立てることが許される相手にのみ成立するシロモノだ。

ぢゅぷ…ちゅぷ…

「いつも…こんなことばっかしてるんですか…?」
「いつも?ふぉふぉふぉ、いつものミスラはもっとがっついとるかのお」
「犯罪だ……」
「ち…ちがうぞキルソロ…!誤解だ、誤解なんだって」
「なにあわててるんですか?…バカですか?」

などというキルソロの言葉に覇気がないのは、どう見ても丸出しのちんこのせいだろう。彼女の視線は他所を向いてはちんこに戻り、他所を向いてはちんこに戻る。

「こんなの…こんなの…」

キルソロの指は肉茎にのび、触れるか触れまいか散々迷った挙句ひっこむ。再び伸び、亀頭に触れ、透明な糸に驚き、一つため息。

「おぬしきれいなくちびるをしておるのう」
「うぁ…な…なに…」
「若いのう、若いのう、すべすべじゃ…」
「あ…や…」

焦れたのか、モナは戸惑う少女に絡み、腕やフトモモの内側に己の四肢を挟み込んでいく。導くようにてのひらを開かせ、肉物へ。ようやくまともに接触したその手は、肉の外周を伝いながらゆっくりと上下、銀髪の少女は、自分の動きに魅入っている。


…………じゅ…ちゅぐ。……ちゅ……くち…く………

「お主、もうミスラの毒牙にかかったか…」
「ぁ…ん、はい…」
「気の毒にのう…はてさて」
「あ…あの…」
「ほぅれ、口をあけるのじゃ…一緒に……」
「ん……ふぁ……ぁ、やぁ…」
「せーのじゃ、…ほれ、せーの…」
「…ぁぅ…はい…」

2人のくちびるが、同時に迫り、同時に開き、同時に着肉。じっくりと、ゆっくりと。

ちぷ…ぶ…ぢぅぅぅ…ぷん。
ちゅぶぷ…っ。
ぢゅ…。
るろ…。ちゅ、…ちぅ。…ちゅっ。…はむ…ん。
……ぇふ、ん、…ちゅっぢゅぶ、ぢゅ、っぷ。ちゅぶ。
ぢゅぷぷぷ…ぷぷ…。
ちゅぽ。
っぁむ。…ん。…っふぁ…こうえふか?…ん、ん
ん、ぁ。…ふふふ、んぷ。
ちゅぷぷぷ…っ。
ちぅぅ…。
ちゅぼ。ちゅぼ…
ちゅぶぶぶ…ぇふ。けぽ。
ちゅむん。
ずぷ、ずぶぷ。ちゅずずずず…ちゅぱ。ちゅく、んぁ…
はむ…ん、ん、ん、あふ。


163 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/25(木) 17:58:11 ID:3tatJpRS

熱い舌がねっとりと湯液を垂らし、れろれろともつれ、じゅるじゅるとフライパンの上の脂身のように溶け、ぷくぷくと気泡を弾きながら、るろるろと少女同士でだ液の交換をし、きゅぶきゅぶと尿道の精液をすすりつつも、ざらざらと表面全体でやする。

…ぢゅ、ずずず…つぷち。…ぢゅぢゅ。…つぷ…

「うぁ…」

そうして盛大に放出した精液はキルソロの頭からヘソまで満遍なく降りかかる。皆して予想外に熱中するものだから、当然、鎧の少女の呪いのことなど見事に忘れた。


・・・・・・。


「ぁ…ぁぅ…やぁ…動かないでください…動かないで…あ、や、動いちゃだめ!!」
「お、落ち着いてキルソロ…」
「いぁ…う、うぐ…キルって…キルってよんでくださいぃぅ…うあぅぅ…痛ぁいぃい!!!」
「うんうん、落ち着いて落ち着いて…キル…」
「う、ぁぐ…み、ミスラさん…!ミスラさんミスラさん!!!」
「うおお…なになにどうした」
「あっ、あぅ、ギューってしても…ぅぁ、や」
「ん?」
「ギューってしても…ぅぁ、あ、ふぇ、いいですか…ぅぅぅ」
「へ?なにを?」

ぎぃううぅぅぅぅううぅぅ

「あだだだだ!!!」

座位で、対面しながら、バカ力で、ギューッとされるミスラ。やわらかい胸がどこにもないせいで、肋骨が露骨に痛い。

「なんで…なんで、なんでこんな痛いの…っぁあぁぁぅぅ…!!!」
「いやなんでっていわれても…」
「うそつき…ぃ!!!ぃ、い、…うそつきぃぃぃぅ、…ぅぇぇえええん!!!」
「ついてない、ついてないよ…」

キルソロは泣き叫んだその口で、がぶりとミスラの鎖骨に喰らいつく。もちろん痛いので、一緒になって叫ぼうとしたその時、少女の口から牙がとれた。

「ふぁ、ぅあ、…ぅぇ?」
「あー、なるほど、つまり…」

クリステスラの力が、魔族の身体に浄化の作用を及ぼした最初の交尾と、人間になりつつある今とでは、何かしら勝手が異なるのだ。

「ふぐ…ぁぅ…ぅぁ…」
「ふぉふぉふぉ、愛いのう愛いのう…」

モナメテオは後ろから少女の尻の穴を舌でなぞっている。ゆさゆさと少女の身体を揺すり、傷口を広げているのはこの妖女だ。

164 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/25(木) 17:59:01 ID:3tatJpRS


ちゅぱん、ちゅぱん、づぷ、じぷ、…ちゅく。
「ん…ぁ!?なに…はぅ…むぁ、ゃぅ…ちゅく」
ちゅっちゅぱ、ぢゅ、…ぢゅぅぅぅ…。ちぷ。
「痛いのは若者の特権じゃて…はむ」

うすい緑の髪が銀髪ととろけあう。見た目自分の方が乳臭いこの仙人少女は、戦車内の段差を利用して、キルソロのおでこ越しに彼女にキスを見舞う。キルソロがのけぞる形で上を向き、モナがそれを覗き込む形。
ミスラは銀髪少女の尻をつかみ、その目からはモナのつむじと、キルソロの白い下顎、それに絡み合う舌が見えていた。

「どうじゃ?はむ…そろそろ慣れてきたかの?…ちゅぶ…ちぅ」
「ふぐ…う、うぅ…ん、ん」

緑ぃ仙女は、とろとろとこぼれただ液をすくって、キルソロの胸にペタペタと塗っていく。小さな指に挟まれる乳首。ヌラヌラとてかっていく肌。

「う、ぅぅ…ぅぁ、ぅぅ…」

ほほ、鼻先、まぶた、はえぎわ。熱を帯びたモナメテオの舌は、もはや後の処理など考えずに、銀髪少女をよだれまみれにしていく。キルソロは目をとろりとさせ、両手で2・3回空をつかむと、ミスラの髪を見つけてわしづかみ。

「あだだだ…」
「ふぁ…ぅ、ふぎゅ…もぅやぁ…」

ミスラの胸の中に戻ってきた少女は、もういいですとばかりにモナメテオのちょっかいを拒否し、ミスラにおでこを擦り付けながら、それっきり黙ってしまった。



ぎぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…


・・・・・・。


―――そうこうしているウチに、モグラ戦車とりかこむ敵の軍勢はもりもりと数を増していた。明らかにレベルの上がった装甲、迫りくる魔人の力の余波で、本来眠っているべき者々まで起きだしているのだ。

ゾゾルドがもたらした事実は、一瞬にしてザクロ団の面々を凍りつかせる。

「ンフフフ、皆ドラディエラ様の到着を感じて殺気だっておるのですな…」
「ドラディエラ…?」
ティコが問う。

「魔族の長、三貴神が一人ドラディエラ様ですよ。あのアバズレ、宝剣奪取がどうのとぬかしとるようですが、なぁにミスラ様にかかれば一発で…」
「魔族の…長だと…!?」

時間が止まる。エルサの顔がひきつっている。

165 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/10/25(木) 17:59:54 ID:3tatJpRS

「どういうことだ…詳しく話してくれ」
「詳しくも何も、魔族が扱えなかった宝剣を人間が手に入れたとなってはね、山だって動きますとも」

ゾゾルドは調子に乗ってしゃべりだす。エルサに、その内容が半分も聞けたかどうか。

「勝てると思うか?」とティコ。
「無理だろ…多分、今のミスラじゃ…」ヒスカが返す。

「狙っているのはクリステスラだけか?」
冷静なのはローキスだった。その言葉にはもちろん、少女を切り捨てることが含まれている。

「その他を見逃してくれるほど甘い女ではないですケドー」



広がる絶望感。エルサはティコを見て、ティコはエルサに、決断するのはあなただという。相対するには早すぎる敵。
ミスラが爆発するというだけで、エルサには結構重かったのに、最後に随分、身に余る危機が降りかかったものだ。ヘルザクロならなんというか、こういう重大な決断は彼女が下してくれるものだとばかり思っていた。

「…引き続きメルズヘルズを探す」

「迎え撃つのか…私たちだけで」
ティコの暗い顔。ザラクが応える。
「私たちの最大戦力がミスラとクリス。その力のせいで敵が追いかけてくるならやることは決まってるネ」
「ふんばりどころ、か…」
「まぁー、確かに、ここでクリスを切ったら、次なんて一生こないかもしれないな」と、ローキス。
「準備万端の人生なんかありゃしないネ」
3人は敵の集団めがけて走っていく。

「トロピア、お前はミルとメロ、それにマユーを連れて、最悪我々が全滅しても生き残る準備をしておいてくれ」
「エルサちゃん…うん、…わかった」



のろしが上がった。

戦車の周囲に、敵の魔法が炸裂する。予想外の威力。深々と開いた穴は下の階層に続いている。

「あ、あ、あ、ケルベロスが!!」

モグラとケルベロスを繋いでいたワイヤーが切れ、番犬は重心を失って落下、中には…

「あるじ!!」

クリスが飛びだす、よりにもよってマユーがつられ、ミルがちょろちょろ歩きだして押さえられる。弾丸の雨はやまない。飛びだしかけたエルサを、ヒスカが制する。

「私がいく!!」

崩落は止まらない。エルサはモグラを発進させ、ヒスカが、少女2人を腰に抱いて、帰還かなわず深い闇に飲まれていく。崩壊の音。こんなときミスラは、番犬の中で少女2人とセックスしてただなんて、口が裂けてもいえない。


・・・・・・。
284 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:23:30 ID:oXqDBrr+

↓キャラ

ミスラ:主人公

クリステスラ:反則的な生命エネルギーを内包する宝剣。人間になったり剣になったりする。人間形態時は青白く光る長髪、伏し目がち、なげやり。
カリンザ:着物剣士。横暴、粗雑な外見に反して容姿の方は艶やかな黒髪、白い肌。
グリオー:召喚魔術師。魔術師特有の三角帽、その下はショートカット。ちょっとしたことですぐ怒る。
ラブラノ・オドケナウ:ネクロマンサー。金髪巻き毛、羊みたいな感じ。ツリ眼、キバ、乱暴、わがまま。

ミルケロル:魔法使い見習い。ピンクの短髪くせ毛。よく指をくわえてあぅあぅいっている。天然。ちびっこい。
ガニメロ:学者。黒髪寝癖、鳥の巣頭。どもる。ちびっこい。

エルサ:エルフ騎士。金髪、長髪。サラサラしたのが腰まで。眼は細い。
ギルジム・ティコネット:銃士。料理長。赤みがかった黒髪セミロング。しっかりしすぎてたまにもろい
ヒスカ・クランクアイ:泥棒。青みがかった黒髪ポニーテール。近眼めがね、細い眼で睨むように人を見る。よくヘラヘラ笑う。
ザラク・ニー:武闘家。黒髪。結った束を二つ肩から胸に垂らす。デコが広い。
ローキス・マルス:重戦士、でかい、バッサバサの髪。いつもぼーっとしてて、眼とじてるように見える。
トロピア・ストランテ:遊び人。ピンクの巻き毛腰まで。冷え性。人のこと赤ん坊扱いする。
モナメテオ:自称大魔導師。ロリロリしてる。長髪。じじくさい。
ナキリコ・ニルバナ:僧侶。エロの大好きな娘。
シラカワ・ヨフネ:歌人。いつも寝てる。

マユー:謎の少女。白い髪白い服。14・5歳に見えるのに、精神の方は3・4歳。

ゾゾルド:銀髪、神父っぽい服。魔族。
ドルキデ:ツリ眼、銀髪、黒ワンピース。魔族。
キルソロ:銀髪、短髪、活発、イライラしてる。魔族。

リリィ:亡国の姫君、歌がうまい、黄色い髪・量多
ミルチア・マルキアデス:暗黒騎士。黒髪焦げ茶まじり。ムラっけのある精神
エルエン・トラキストラ:リリィの家臣、緑髪の中わけピッチリロング、ボクっていう
アザカゼ:リリィの家臣、赤い髪、ちょいウェーブ、自分の世界作り上げてる人


↓そろそろキャラわかんなくなってきたと思うけど、特に分かりづらい2人のオマケ
ttp://cgi2.coara.or.jp/~negichan/imgloda/src/img4461.jpg

285 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:24:17 ID:oXqDBrr+


「ん…」

ミスラに意識の断絶はなかった。

無重力状態の番犬の中で、モナと騎士の少女をかばい、キルソロを胸でうけて胸骨が潰れる。それでも着地の衝撃、転がるあいだ、止まった瞬間、全部その眼で捉えていた。

「モナ、キル…無事か?」
「ん…ぐぅ…ふがふが」
「きゅう…」

呼吸も脈拍も乱れがない、気を失っているだけだろうか。むしろ急なのは、呪いが進行している騎士の少女。ぬこぬこしているあいだに、毒々しい悪魔の血管が全身を覆ってしまっている。

「ああくそ…こうなったら…」

四の五のいってはいられない。萎えることのない剛物を少女に向け、一心不乱にしごきあげる。

びゅく、びゅる……。
びゅー、びゅくびゅく……。
びゅ、びゅく…。

またたく間に白濁に溶け始める少女。しかしいくらか顔色はよくなったものの、依然として苦悶の表情が残る。

「そうか…鎧の下…」

重厚な殻を剥ぎとると、中からでてきたのは意外にも細い身体のラインだった。

感心している間もない。呪いの血管が、丁度岩をどけられた日陰の虫たちのように跳ね回り暴れまわる。

「ああ…ふ、服の下にも…、いやいやさすがに…ああでもこんなとこにも…うあああ…違うんだ違うんだぁぁぁ…」

仕方がないので。

仕方がないので。



もにゅん。



もにゅん、もにゅもぷ…にゅぷねぷ…にゅぷにゅぷ…

服の上からもみしだくことになったしだいである。

「ん…あっ」

甘い心臓を搾ったような声を聞き、ミスラの頭はいつものようにおかしくなる。おかしいおかしい、少女の苦悶は続いている。まだ呪いが?どこにどこに?塗れるところは塗ったのに…ぬるぬるぬるぬる…少女は悶える…こうなったらもう…ずるずるずるずる…

「うむむ…いかんのコレは…」
「…も……もな……?」
「甘く見ておった…根が心の臓まで…これでは…」
「…ぅぅ…」
「直接注ぐしかないのう…ミスラ?どうしたのじゃミスラ…ほれ」

いつもの発作。もう聞いてなかった。


286 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:24:58 ID:oXqDBrr+

――――――。

精液まみれの、眠り込んだ少女。半裸と半裸で。あらわになった肌を、ぬるぬるのまま抱きかかえる。摩擦がないから、両腕の中からするりと抜けようとする肢体。つるつると光るおでこ。黒髪のはえぎわは、こびりついた精液が少しだけ乾きはじめている。
ミスラは浮力の大きい夢の海でぷかぷかとただよっている。こんこんと湧き上がる変態性欲の泉に溺れている。少女たちもそうしているように見える。飲んでも飲んでもお腹にたまらない愛液。初めて空気に触れた少女のソコは、大きく深海からため息を吐く。
ミスラは3人の少女を一つの塊にする。肌と瞳と淡いピンク、あとは髪と陰毛の色だけが残り、そのどれもが、白く濁った精液によって輪郭を不確かにしている。ミスラのちんこは気持ちよくはまり込む場所を探し、一時休み、休んでは精を吐きだす。
モナの果肉を指で開く。くちびるを押し当てる。くちびるの裏のを押し当てる。柔らかい毛が鼻にこすれる。その毛の根元を舌でなぶる。味の変わる場所がある。水分を失ってベタベタするところがある。そんなところはすぐに、だ液と愛液の津波の下に沈んでなくなる。
キルソロのぬるぬるする肛門に鼻の頭を押付ける。すぐにうわくちびるが会陰に触れ、したくちびるがシワの数を数える。舌の進入を拒む肉。ミスラの尿道は、モナメテオのノドの奥で破裂する。嗚咽と、幸福を搾りだしたような涙声。
名前も知らない少女の膣は、丁度ノドの奥の肉に似て、生まれたばかりの肉のように、抵抗する力もない弾力でふるふるとしがみつく。
ぬるま湯が、プリンのように固まったその肉の、奥の奥にたどり着くと、また一つめくれあがった肉が亀頭の先端ふさぎ、ふるえながら尿道のヘリを刺激する。何度も何度も射精し、達するうちにもやが晴れ、霧のむこうの少女は、眼を開いてミスラを見ていた。

――――――。

じゅぱん、じゅぱん、じゅぱん、じゅぷ…

「は!?…オレは何を…」

ちゅぶぶ…ぢゅ…ちゅぷん、ちゅぷ…じゅぷ。

「……ふぁ…ぇ?ぅぁ…なに…いや…」
「ち…ちがうんだこれはこれはこれは…」
「ぁ…やだ…なに、なんだ…お前は…痛っぁ!!」
「話せば分かる…!まず話を…」
「こ…ぁ、痛ッ…動くな…痛い!!」
「ああ…ごめんごめんごめん…」

びゅく、…びゅる

「ぁぅ、…や、ぁ…ひぁ…」
「あ…」
「いや…」
「その…」
「いやぁぁぁぁあああ!!!」

吹き飛ばされたミスラは狭い戦車の中で乱反射し、奇跡的にも意識を失った。まぁ、全部ミスラが悪い。


・・・・・・。

287 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:25:51 ID:oXqDBrr+

「気がついたかえミスラ?」
「…ん…ここは…」

あたりは暗い岩肌。黒でなく、わずかに青い。その青みで、人影が確認できる程度の明かりがもたらされている。
辺りにはモナ、その横ですやすや寝息をたてるキルソロ。

「ふむ、…ずいぶんと入り組んだところに落ちたようじゃぞ」
「あの子は…騎士の…」
「ふぉふぉ、肌を洗っておるわ。…お主が念入りに練りこんだからのう。ホレ、ワシもまだにおうわい」
「いやあれは…」

言い訳の仕様もない。あの形の良いおっぱいを思いだすと、コリもせず血流が流れ込む。いい加減ウンザリするほど健康な身体。

「あやまってこないと…」
「事情は説明してある。放っておくのが一番じゃぞ」
「でもなぁ…」
「どうせ嫌でもあの娘と睦みあわなければならなくなるのじゃ」
「…どういうこと?」
「あれは特殊じゃて。あの呪いは…そうじゃの、例えば目当ての宿主に食べられるのを待っておる寄生虫の様なものじゃ。念願かなって、今一番のりにのっておる。」
「消せなかったってこと…クリスの力でも」
「ふむ…やっかいじゃのう…やっかいじゃ。お主のだけでも手一杯というに、黒の心臓…魔族…パーティーはバラバラ…宝剣は探さねばならぬ…」
「そうだ魔族…!あれ?モナにいったっけ…」
「ふぉふぉ、キルソロに聞いたぞえ、…ほんにやっかいじゃのう…」

老練の少女は深々とため息をつく。その息の向こうに、騎士の少女が顔をだした。鎧はない、濡れた髪でミスラに気づき、ものすごい眼で睨みつける。

「ふぉふぉ、火でも起こそうかの、まずはメシじゃ。おおいヨフネや」

暗がりで何かが動く。シラカワ・ヨフネ、モグラの中でずーっと寝てた女の子。彼女も上層の崩落に巻き込まれ、番犬の近くに落下したのだった。

「あらーミスラはん、おはようさん」

夢から抜けだしてきたような少女は、ふらふらしながらミスラの前を通り過ぎる。すべるように、体重を感じさせないその足は、いつだって素足。浮世離れとはまさしく彼女のためにある言葉だ。

「ゆうげの用意をしたいのじゃて」
「はいな」

少女が白の襦袢をヒラリと振ると、またたく間に新鮮な魚貝、野菜がボトボトと零れ落ちるのであった。

彼女こそは歩く収納ダンス。夢に物質を保存し、取りだせる力。その夢の空間は睡眠時間分しか維持できない、それゆえ、彼女の睡眠は義務でもあるのだ。

288 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:26:32 ID:oXqDBrr+

調理のにおいにつられて、キルソロももぞもぞと起きだした。相変わらずミスラにつっかかり、ぶすぶすと文句をたれる。それでも、真向かいの騎士の少女に比べたらやさしいものだ。結局夕食の間、騎士の顔から眉間のしわがとれることはなかったのだから。

「ミスラさん…」
「ん?」
「ついてます…ごはん」
「ん、ああ…」
「もう…!!しっかりしてください…まったく…!」

キルソロはゴチャゴチャいいながら、ミスラのほっぺたについたゴハン粒を指でとると、虫でも潰したかのように汚がる。
改めてみるにこの小娘は、イライラしながらミスラと腕を組んで離さなかったり、野菜も食べてくださいといいながらつねったり、いちいち難解。


ちなみに騎士の名前はマルキアデス、それも、モナメテオ伝いに聞いた話。


・・・・・・。


真夜中。遺跡探索は4日目にはいった。

「急ごうかの。休憩は交代じゃ。お主もくるじゃろう?」

モナメテオがもっていた湯飲みをひっくり返すと、アツアツのお茶が湯気を上げて雲になった。この雲、なんと乗降可能である。

「いや…私はいい」
「うむ?なぜじゃ?」
「友を…遺跡の奥に残してきている。世話になったな」
「友…他にも仲間がおるのか」

マルキアデスは黒々と悪魔を模した兜を被ると、そのまま立ち去ろうとする。人を寄せつけぬ剣のようなオーラ。それでもまぁ、黙ってみてるわけにもいかないミスラは…

「ま…待てよ…」

と少女の肩に触れる。

「私に触るな!!」

一閃、ミスラの手から消えた少女は、下段からきらめく剣閃を残し、ミスラの眉間に切っ先を押付ける。丁度自分の苛立ちを他人にも刻みつけるように。

「恥を知れケダモノ…!本来ならとっくに切り捨てているところだ…」
「うぐ…」

現在絶好調のミスラをもってしても、その太刀筋を追いかける事ができなかった。体躯に比べて大振りの剣を、身体全体で振り切ってなおその鋭さ。

まっさきに怒りをあらわにしたのはキルソロだったが、これはヨフネがキャッチ。



289 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:27:13 ID:oXqDBrr+

「じゃがのうお主…お主の身体は浄化しきっておらぬのじゃぞ」
「これ以上汚れることがあるか!!」

切っ先が、また少しめりこむ。

「こんなゲスに身体を許すことは二度とない…例えキサマが私の死体にまたがっても…朽ちゆく身体で貴様の首を締めてやる…!!」

兜の悪魔に、そのまま睨まれているようにも思う。意思や殺意で人をどうこうできるなら、とっくに切り刻まれていることだろう。実際ミスラは随分ヘコんだ。

「お主がおもっとる以上に長くはもたんぞその身体」
「ならばこそ……こんなところで時間を潰しているヒマはない」

その言葉が終わるか終わらないかで、少女は剣を納めて歩きだしてしまった。

「お…追いかけなきゃ」
「まていミスラ」
「だって…」
「時間がないのはわしらとて同じこと、お主自分が爆発するという自覚がないのか自覚が」
「だからってほっとけないだろ…いくのはオレ一人でいい、モナは皆を探してくれれば…すぐに追いつくよ、絶対…」
「ミスラよ…」

ピシャリ、と張り手。

普段はもふもふと、ひねもすまぶたを閉じて、寝てるのか起きてるのかよくわからない彼女の目が開いている。細胞の継ぎ目にまで入り込まんとするその眼。その力。

「も…な…?」
「三貴神というのはのミスラ…」

ミスラはヒザから崩れる。世界がたわむ。

「巨大な自然現象が集約したようなものじゃ…嵐…落雷…地震…人間など地の底でもがくアリに過ぎん…」

頭痛、吐き気、眩暈。世界がぐるぐるぐるぐる。止めてほしいのに止まらなくて、限度を知らないその力は、ミスラが許可をする前に胃液をぶちまける。世界は止まらない。ミスラを置いてグルグルグルグル。

「お主の全細胞に魔術的な負荷をかけた。そうじゃの、今のお主はアリ。せめて巣穴からでれたのなら、再び人の子になることもできようぞ」

げろげろげろげろ、嘔吐は止まらず、体中が発汗、熱をもち、毛穴が針で刺されたように痛い。表皮の全てがめくられてペンチでねじられるように電気が走り、ハリネズミがグルーミングでもしているのか、内臓にブツブツと穴が開いていく。

「生きるのじゃぞミスラ。まぁ巣穴からどのように這い上がるかはお主の自由じゃ」
「げっ…ぼ」

モナのお茶雲は見る間に高度を上げていく。残されたのはミスラ一人。血を吐き、重力のリンチにあいながら、彼がたどったのは騎士の足跡だった。


・・・・・・。

290 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:27:53 ID:oXqDBrr+

「どういういことですか!!」
「ふむ?どうしたキルソロよ。ミスラが心配かの?」
「ち…ちがいます!……あんなヤツ…。」
「ふぉふぉ…少しばかり試したというかの、レベルアップ用のバネをしこんでやったのじゃ、強力なヤツをの。あの状態でお使いをこなし、ワシ等に追いつく…これぐらいのできぬようではどの道全滅じゃのう。じゃができれば…」
「もういいです!ここで降ります!お世話になりました!!」
「ヨフネや」
「はいな」
「うにゃ!や、離して!!」

「まぁ聞くのじゃキルソロ。ワシとてやらずにすめばやりとうないこと…じゃが今はやれることは全てやるべき時…お主の上司が迫っておるからの」

「…じょ、上司なんかじゃ…あのお方は…」
「ふぉふぉ…いっそのこと三貴神も骨抜きにしてくれたら楽なんじゃがのう…お主みたいに」
「な…なにいってるんですか!…誰があんなレイプ魔…」

「なんやしらへんけど、こんなかいらしい子ぉに心配されるなんて、ミスラはんも幸せやねぇ」
「だ…だからちがう…!!ちがうちがうちがーう!!」



その頃ミスラはといえば、崖から転げ落ちて脾臓が潰れていた。モナの仕掛けた魔力の枷は、魔力で持って対抗しなければ即座に体中がひき潰される。痛みの激流。嫌でも、身体の中を走る力の流れを意識することになった。

「……。」

本来のミスラが持ち合わせた、水たまりのようなちっぽけな魔力。その横でみるみる太る、小惑星。

「で…でっけぇ…げほ」

ミスラの横を、てくてくと歩いていく影が2つあった。ちっこいミスラと、それを追いかけるクマのぬいぐるみ。クマは手にツルハシをもって、えいさとばかりにちびミスラの頭にぶち込む。

「あだだだ…」

気がつけば、方々で似たような虐殺が繰り返されている。ちびミスラをふんずけ、ゲシゲシ笑うクマ。するとどうか、小惑星から次々と人影が現れ、クマの前に立ちはだかる。ちょっとちっこいが、それはクリスの形をしていた。

「うう…クリス?」

ちびクリスはゲンコツでクマを殴る。クマは泣きながら逃げていく。戦況は一変した…かに見えたのだが。

「あだだだだだ!!!」


291 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:28:34 ID:oXqDBrr+

あろうことかちびクリスは、クマを追いかけながらちびミスラを踏みつぶしてしまった。よく見れば、あちこちで似たようなことが頻発している。かばった拍子に抱き潰し、クマと一緒にふきとばす、どのちびクリスも半泣きだった。

これではいかん。

ミスラは意識を集中し、ちびミスラに集合をかける。お前等情けなくないのか。

「クリスにばっか迷惑かけて…」

ちびミスラはぶーぶーと帰れコールを始めた。しらねーよバカめんどくせーよバカ…しゃしゃりでてくんなよできそこない…と、主もあきれ果てたその時である。
一人のちびが群れを割って前に進んだ。その手に、怪我をしたちびクリスを連れて…



オレはやるぞ



そのちびは笑われた。こづかれ、突き飛ばされ、泥にまみれた。

「このやろ…」

そこへクマの群れが襲い掛かる。ちびミスラの群れはパニックに陥り、ザクザクと叫び声をあげながら殺されていく。歯向かったのは、泥にまみれたちび一人。



オレがやってやる



ちびはまた笑われた。バカかアイツ、頭おかしいんじゃねぇの。

ちびはクマの群れに立ち向かう。案の定、ちびはリンチされ、ツルハシで内臓を穴だらけにされ、ボコボコにへこんだ頭蓋骨にうんこをされ、ぐずぐずになって死んだ。腹を抱えて笑うちびミスラの群れ、だがしかし



オレもだ!!



また一人、新たに現れたちびのミスラが躍りでた。そのちびは目玉を吹き飛ばされながらもクマの耳に噛み付く。戦場に衝撃が走る。小さいが、確かな波。

292 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:37:03 ID:oXqDBrr+
オレもやるぞ!!オレもだ!!



ちびミスラの群れから、次々と無謀な勇者達が飛びだした。
砕かれ、踏みつぶされ、かかとでぐりぐりされながら、しがみつき、もがいた。
ついにクマの一匹が倒れ、二匹目が倒れる、群れがひるむ。

「なんだ…」

勇者達の群れは勝どきをあげていた。めんどくさがっていた連中も、しぶしぶと武器をとる。クマは続々と援軍を送っている。だがもう、やられるだけのミスラではなった。

「なんとかなるもんだな…」

ミスラは、ゲロを吐きつつも立ち上がる。ちびクリスが笑いながら喜んでいる。はしゃぎすぎて、なにも履いてない果肉がチラッと見え、少しだけ元気がでた。


・・・・・・。


「なぜきた…キサマ…」
「手伝う…げほ…うげっぇぇ」

マルキアデスに追いつけたのは不思議という他ない。視界の端にちびクリスが見えた気がして、その影をとぼとぼ追いかけていたらマルキアデスの尻に抱きついてしまった。

「殺してやりたいところだが…なんですでに瀕死なんだお前…」
「げろ、げほ、…やらなきゃいけないことが山ほどあるんだ…だから早く済ませよう」
「寄るな気色悪い…うっ…」

かくいう彼女も死にかけだった。心臓を押さえて呻く。

「茶番だな…はは」
「げほ、げほ、…あれ?…もしかして初めて笑ったな」
「笑わずにいられるか…くはは、くだらん」
「はは…げほ」
「お前は…ははは、それ、ふは、…なにをおったててるんだ…はははは」
「ああ、いや…これは…げほ、調子が戻ってきたっていうか…」
「ふはははは…」
「ははは…」
「あはははは」
「はは…」
「あっははははは!!!」
「は…」

「何がおかしい」

「うぐ…」

少女が兜を脱ぐ。ゼンゼン笑ってない。

293 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:37:47 ID:oXqDBrr+
「そこから一歩でも動けば本当に殺す」
「やめとけよもう…お互い時間の無駄だそんなの…」
「黙れ、舌からえぐるぞ」
「あー…もう、わかった、わかったからコレで許してくれ…」

というとミスラ、両手をあげ、ひざを突き、かつてカリンザに教えてもらった、東方月国に伝わる最大限の謝意のポーズ、土下座のまま…



地面に頭を打ちつけて脳漿をぶちまいた。



これが治る。治ってしまう。丁度モナメテオのスパルタ教育のせいで、頭痛が止まらなくてイライラしていたのだ。ミスラには見える。ちっこいクリスがオタオタしながら肉片のパズルを組み立てていくところ。

まったくの余談だが、めんたまのままちびクリスのローブの中を覗いたら、股間を押さえながら舌をだしてベーっとやった。そのほほえましさはまぁいいとして…

「な…あ…?な…」

マルキアデスは腰が抜けてしまった。なんたるムチャ。なんたるバカ。

「お前…なんだそれは…?グールか…」
「うごえぐあご…えべれべ」
「いや…くるな…」
「えぼ…げほ、げほ、さぁいぐそぼう…げほげほ、後でいくらでも殺されてやるから…」
「や…」
「あ…」

マルキアデスの抜けた腰の下。広がる染み、黒い染み。

「あああ…よしわかった、いうな、なにもいうな、とりあえず先に進もう…な?な?」
「ふ…う…ぐぐぐ…」

人間、最初に決めておいた一線を現実が余裕ですり抜けると、その瞬間からいろんなものがどうでもよくなるものだ。
彼女は吹っ切れた。まともに考えようとする事がバカバカしくなった。バカバカしいからとりあえずこいつを受け入れよう。深く考えるのはひどく億劫。切れてしまえば少しは楽だ。
鎧の下にはいているハーフパンツの裾が、ペタペタとフトモモに張付くの鬱陶しいとか、尿のにおいが鎧の中からあがってくるとかもう知らない。

「ミルチアだ」
「へ?」
「マルキアデスは一族の名だ…」
「そっか…よろしくミルチア…」

ミスラの手にはゲロと脳漿、ミルチアの手にはしっこ。お相子だとばかりに交ぜ込み合い、がっつりと手を結んだ。


・・・・・・。

294 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:38:29 ID:oXqDBrr+

「今から数千年前の話だ…人間がまだ、そこそこの栄華に酔いしれていた時代。人間は分際もわきまえず好き勝手に想像力を膨らませた。あらゆる饗宴、拷問、呪詛…例えば政敵の子を、先祖代々呪いが遺伝するようなおぞましい儀式に捧げる…そういうことを平気でやった…」

ミルチアとミスラは肩を組んで、足を引きずりながら歩く。荒い息。汗とドロのにおい。尿は置いといて。

「私の母も、母の母も、そのまた母も…皆生まれながらにして呪われてきたんだ」
「じゃぁ…その心臓は…」
「ずっとおとなしくしてたんだがな…子供だましのトラップを喰って飛び起きてしまったらしい…」
「……。」

ひょこひょこと襲ってくるモンスターを張り倒す。2人で話しながらだと、痛みや吐き気もずいぶんごまかせた。

「断ち切らなければならないんだ…だから少しでも年代の古い遺跡を見つけたらすぐにでも飛び込んでいった…ヒントが少なくてな…我々の祖先の…」
「……。」
「そんな時一人の商人に声をかけられた…興味深い文明がある、その文明は処女の心臓に種を植え付け、その少女が将来に産むであろう子供たちのエネルギーを吸って魔法の花を栽培したという…」
「ちょっとだけ…似てるかな」
「ああ…」
「ソレが…」
「ここだ」

眼前に広がる、黒い鉱石の遺跡。深いヒダが織り込まれ、まさしく、毒々しい魔界の花を思わせる。

7層文明、第2層。

「正確には2.5層だ。3層からしかこれん」
「ああ、そうなのか…」
「お前に意味があるかどうか分からんが…」
「ん?」
「ここはな、迷うぞ」
「なにが?」

ミルチアはかがみこんで、地面の鉱石をコツコツやる。

「全部麻薬だ」
「な…」
「いやらしい夢とか見る」
「なな…」
「正直お前も夢なんじゃないかと思ってる」
「な、なにいってんだよ」

よく見れば、女性の裸像がそこかしこにある。どれもこれも、股間に花が咲いて、造ったやつの頭の具合がうかがいしれる。なんかベタベタしてるし。

「と、ところでさ」
「なんだ…」
「ヒントはあったのこの遺跡」
「え?」
「ヒント」
「よく…きこえない」

295 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:39:13 ID:oXqDBrr+

ミルチアの顔が近づく。妙にあだっぽいくちびる。少し焦げ茶の混じった髪が、ほっぺたに張付いている。

「葉っぱ…」
「ちょ…ミルチア?」
「この葉っぱをかじってないと駄目なんだ…お前は大丈夫か…?」
「いや、いまさら…」

少女が口を開けて舌をだし、だ液でくちゃくちゃになった緑色の葉っぱを見せる。どうみても乙女のやることではないのだが、偏頭痛でよどんだ脳に、ハッカ系の息は心地よい。

襲ってきたモンスターをミルチアが叩き潰す。2人は遺跡の中へ、光はない。
ないのだが、不思議なことに、お互いの身体だけが鮮明に浮かび上がっていた。



「シャマニ…商人は私にキャラバンの護衛を依頼した。いや、私の主人にだな…順番が逆になってしまうが…」
「うん…」
「歌姫リリィ、滅びた国の王女でな…あの子は、流れ者の私を拾い、命を助けてくれた…。不思議な歌を歌うんだ…私の心臓も彼女の声のおかげで今日までもったといってもいい…あぐ…」
「だ、大丈夫か?」
「…ちが…これはお前が…」

彼女が抑えているのは、股間。

「あ…その…ごめん」
「と、とにかく!リリィは私なんかのためにキャラバンに同行することに決めたんだ…おい、いやらしい顔をするな!いい話なんだぞ!!」

歌姫リリィはミルチアの忠節を知っている。ミルチアが自分を置いては遺跡に向かわないだろうということ。それゆえ彼女は、自分には直接利益のないこの遺跡に、自ら望んでおもむいたように振舞ったのだ。
キャラバン隊と分かれた一行は遺跡内遺跡に到着。魔物に襲われ、ミルチアは葉っぱを吐きだしてしまい、幻覚の霧の中第3層まで迷いでてしまった。そのまま、彼女いわく子供だましのトラップを踏んで呪いが発動、そこをティコネットが見つけたのだ。



「ついたぞ」

一面の、花畑。

「ここは…」

光が部屋を包んでいた。色とりどりの花弁、蔓草。中でも目を引くのは、赤。

「魔物を喰ってるんだ…いいかミスラ」
「ん?」
「コレから襲ってくるヤツ…ためらわずに吹き飛ばせ」
「え…?」

296 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:39:59 ID:oXqDBrr+
巨大な影法師が広がる。ミルチアがミスラを弾かなければ、2人して飲まれていただろう、蜜の塊。

「な…なんだこれ…」

脳を貫く甘いにおい、見る間に、服が溶けていく。もうもうと上がる白い煙、床も壁も、まとめて溶けているのだ。

(やばい系の煙か…これ)

ミルチアを探して周囲を見回す、煙の中には無数の影、囲まれていた。

(こいつら…!!)

裸像。

無数に林立していた女の裸像が、意思を宿したように動いている。それも皆、明確な殺意をもって。
ミスラは息を呑む。自分を殺しにくる裸像の顔が、皆ミルチアのソレだったからだ。

(そういうことか…!)

身体はまだ思うように動かない。一撃受け、二撃受け、三撃目をつかんで反撃。金属音のなる間接を軋ませながらふりかぶり、集団を弾き飛ばす。
幻覚か、現実か、裸像の肌は肉のように柔らかく、そのにおいは、とろけたミルクのように甘い。

「ミルチア無事か!!」

際限のない暴力の時間。モナメテオの言葉が頭をよぎる。確かにここはアリの巣。密にたかる群れ群れ群れ…

「!?」

その時、肌色の塊から一つの影が躍りでて、手刀でもってミスラのわき腹を貫いた。血しぶきが、美しい裸身を朱に染める。

「この…」

ミスラは右腕を振り上げる。逃がすつもりはない。左手は自身を貫く狂気の腕をがっちり掴み、満身の力でもって殺戮破壊者の…



もにゅもん。



おっぱいをもんだ。

「うひゃぁぁあ!!」
「オレだってミルチア…」
「ミ…ミスラか…」

それからは一方的だった。協力したタッグに、裸像の群れはスナック菓子のように飛び散り、幻惑の花は根こそぎ踏みつぶされた。ああ無残。

297 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:40:45 ID:oXqDBrr+

煙が晴れ、空間の粒子が安定し始めた頃、部屋の中心にはぐったりとした2人の姿が残るだけであった。

「無事か…ミルチア…」
「ぅぅ…ちょっと…疲れたかな…」
「うん…」
「武具が溶けてしまったな…こんな攻撃は知らなかった、スマン…」
「肉以外はいらないってことか…ヤな花だな」
「……ミスラ?」
「ん?」
「…やはりお前は幻覚にかからなかったんだな。こっちは大変だったんだぞ、大量のお前が…」
「いや、かかってたよ…っていうか幻覚とはちょっと違う感じだったな。ミルチアがいっぱいだった」
「だってお前…じゃぁなんで私が私だとわかった?」
「それはほら…その…」
「ん?」
「あいつら皆甘ったるいにおいだったからその…」
「その…?」
「……。」
「……。」
「……。」
「…おい」
「へ?」



「私がオシッコくさいっていいたいのかお前は!!!!!」



「違う違う違う違う!!!…いや、そうだけどその…まった!落ち着いて…その」
「なんだ…」
「いやその…なんかで隠したほうが…」

仁王立ちのミルチアは、素っ裸。

「う…うるさいなぁ…!一回見たんだろ全部…!」
「そうだけど…ほら…」
「……まぁいい」
「ん?」
「おあいこにしてやる」
「なにが?」

ミルチアの、艶々した膝頭が地面につく。強靭な戦闘力からは想像できないほどに白く、長い指が、地面をする。白刃のような爪はミスラの血を吸ってなお美しい。その爪が、傷跡を探すようにミスラのわき腹に触れる。


298 :お試し勇者 ◆.qH/g3E8zU :2007/11/02(金) 05:41:31 ID:oXqDBrr+
「私はな」
「うん」
「お前なら死んでも大丈夫だろうと思って、一切手加減しなかった。楽しかったぞ、200回くらいお前を殺してやった。うん、だからもう殺さないでおいてやる」
「うおーい…」
「ふふ…」
「何がおかしいのさ」
「おかしいよ…すごく」
「ミルチア…」
「まだ傷…残ってる…」
「ん?どこ…」
「見えない?」
「残ってないよ」
「ホラ…これ」
「え?」


ちゅぷ…


その瞬間だけは、ミスラを縛り上げている魔力の枷が全部止まって、単純に肌を走る少女の舌だけを感じることができた。


・・・・・・。

405 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:49:04 ID:m9LEoY30

でっかいケーキがある。遺跡の上からクリーム代わりの石灰が塗られ、蝋質の石筍が、祝福するように燃えている。巨大な砦、人工物を覆うように誕生した自然の造型。

7層文明第6層、探索5日目。



ミスラは土鍋の中でゆだっていた。

白く濁ったお湯には酒を混ぜているらしい、ミスラはすこぶる上機嫌で、なんだか久しぶりに安らいだ気分になる。
目の前には、モナメテオの尻、キルソロの尻、ヨフネの尻、ミルチアの尻、歌姫リリィの尻、その騎士エルエンの尻、同じく騎士アザカゼの尻…なぜこうなったのか、ティコネットの尻、ゾゾルドの尻、ドルキデの尻もある。

ミスラは昨日の出来事を思いだす…



「リリィ!エルエン!アザカゼ!皆無事か!?」

目的の歌姫はすぐに見つかった。命とイロドリを備えた黄色の髪。宝石のような瞳。
そんな可憐な少女を守るようにして、2人の騎士、これもまた女性というには一歩及ばない少女が抱きかかえている。赤い髪と緑の髪。スラリと美女少女が並ぶその姿は、幾重にも織り込まれた花を思わせた。

全員図ったように裸だし。

「ミルチア…君。本物…か」
「エルエン…どうした、怪我を…?」
「ボクは…マシなほうだ…うぐ。…リリィ様が…」

緑色の少女が苦しそうにしゃべる。ペッチリと中央から分けた髪型は凛々しく、見るからに優等生の顔立ち。中央の歌姫リリィは、悲痛の表情で彼女をいたわる。

「……!!…っ!……っっ」
「り…リリィ?…おいどうした…お前…声が…」
「…!!…っ、っ…!」

白く細い首を、搾るように訴える少女。音はなくとも、見ているだけで痛みが伝わってくる。

「……。」

突然、横から音もなく伸びた左手が、歌姫のきれいな髪の毛をクシャクシャにした。いかにも攻撃的な、明度の高い赤い色。その目は一度ミスラを捕らえ、実に興味なさそうにスルーする。

「アザカゼ…」
「……コレ」

少女はやさぐれた目でミルチアをねめつけ、何を思ったのか、歌姫の足首をむんずと掴んでひっぱりあげる。あらわにされる、一番大切な花園。

「……!!…っっ!!っ!っ!!!」

リリィはポカポカと、多分全力なのだろうが全然威力のない抗議の拳をあげる。ミスラと目が合い、真っ赤になる。そんなこと、まったく意に介さないアザカゼという名の少女。

「これは…封印か…」

示された足の裏には、小さな針が突き立っていた。ぐるぐると空間を回る呪文。

406 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:49:45 ID:m9LEoY30

「…私……もう寝る……あと…たのむ」
「おいアザカゼ…」
「ア…アザカゼ君が…げほ、一番重症だ。毒が…うぐ…」
「そんな…おいエルエン!!しっかりしろ!!」

2人の騎士は意識も途絶えがち、満身創痍だった。そう、満身創痍といえば…

「ゲホッ、ゲホ…」
「ミ…ミルチア…」
「……くそ…こんな時に…、ミスラ!!」
「え?あ…」
「その…あぅ、あの、…例のアレを…」
「あ、あ、よしわかった…………いいの?」
「ぐ…ぐずぐずいってるヒマはないんだ…か、勘違いするなよ!!バカ!!」

不思議そうな顔をするリリィから隠れるように、瓦礫の陰に引っ込むミスラとミルチア。アレっつったらもちろんエロいことだ。…なのだが

「ん?あれ?」
「…どうした?」
「ん?お?」
「おいなんだ…?」



「起たない…」



「なにぃぃぃいぃい!!?」

客観的な事実を一つだけ述べると、今この空間で一番満身創痍なのはミスラなのだ。
彼は今、ただ死んでないというだけの存在。ちびクリスはどこへ行ったのか?ミスラは自身の魔力の流れを見つめる。

「いない…?」

小惑星のようだった力の奔流が、影も形もない。

「おいミスラ!!これでもか!!?私のここをこうしてあーしてもか!!!?」
「どああぁぁぁあ、ミ、ミルチア…そそそ、そんなはしたない…」
「これはどうだ!!?こんなとこやあんなとこをこうしてこうして…」
「だぁぁっぁぁぁぁあ!!!やめろよミルチア!自分を大切にしろ!!!!」
「うが…もうだめ」
「ミ…ミルチア!!…くそ、早くモナのところに!!!」



それが時間でいうところの夜6時。それから日が変わるまでのおよそ6時間、ミスラは4人の美女少女を背中にしょって、2.5層から第6層まで、休みもせずに駆け上った。

それはもう聞くも涙、語るも涙の6時間。5人は励ましあい、互いを鼓舞し、生ききった。それはもうすごかった。とんでもなかった。えらいことだった。もう、筆舌に尽くしがたいくらい、あんなことやこんなことがあった。


・・・・・・。

407 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:50:26 ID:m9LEoY30

「ふむぅ…これほどとは…」
「モナ…はやくこの呪縛をといてくれ…!!」
「もう解けておる」
「へ…?」

「ヨフネやヨフネ、これからいうもの造って欲しいのじゃ」
「はいな」
「ミスラよ、これから儀式を行うぞ。クリステスラの力を抑えねばならぬ」
「モナ…?どういうこと…?」
「見えぬのかお主…今は引き潮、すぐに全てを飲み込む巨大な波になるぞ…」

ミスラは魔力の流れを見つめる。驚くべきことに、いかにもひ弱だったちびミスラの集団は、モナメテオのスパルタ教育によって選り抜かれ、鍛えられ、今ではたくましく思える軍団に育っていた。
モナメテオのもくろみは成功したといえる。これならちびたクリスのおっちょこちょいで踏みつぶされることなどないのではないか。その力を自分のものにすることも可能なのではないか。

そう思い、フラリと空を見上げる。



――絶望。


そこには、空を埋め尽くさんばかりに膨れ上がった、巨大な星があった。

その中には、胎児のように丸まった、巨大なクリステスラが眠っている。もしも彼女が目覚めたなら、指先一つでミスラの軍団など潰されるだろう。彼女は懸命に己を抑え、ミスラの世界を破壊せぬよう、死力を尽くしている。


「見えたかの?残念ながらワシのしたことは徒労に終わったようじゃ。今のままではお主、とても明日までなどもたん」
「そんな…」
「これからその繭に亀裂をいれる。…要はガス抜きじゃの、ワシの魔力の全てを使って破裂を抑えてやる…それで一日はもつ。」
「一日…」
「あとは最後の可能性、メルズヘルズに託す。よいな?」
「……うん」

「メテオはーん、こんな感じでどうですのん?」
「うむ、ご苦労じゃったの。では早速始めようぞ…」

そうしてできたのが、土鍋である。


・・・・・・。

408 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:51:07 ID:m9LEoY30

「そりゃ」
「いって…」
「ふむ、こんなもんかのう…」

土鍋はそこそこでっかい。直径5M前後、登るための木製の階段がついており、その一番上の段に、ミスラとモナメテオがいる。ちなみに鍋の中には高さの違う段差がいくつかしつらえてあり、お湯に浸かりながら寝そべったりなども可能である。
仙人少女は指をペロリと舐めると、ミスラの額に文字のようなものを書く。わずかなツバのにおい。それからの変化は早かった。

中心から、ボコボコと湧き上がるエネルギー。このところ頻発していた理性の消失もなく、快眠ののち、ゴハンをしっかり食べて、しっかりウンコをした後くらい絶好調。

当然ちんこも絶好調。

「この鍋は中の人間の魔力を集約させる効果を持つ。それをクリスの力にぶつけるわけじゃが、女衆の魔力はお主がまぐわっとれば回復するからうまく循環して…まぁ魔力の調整はワシがするからの、後はお主の好きなように射精せよ」

カンラカンラと笑う長老少女にもはや悲壮感はない。ミスラの精神も、春の訪れのように澄み渡っていた。

「これなら別に、爆発なんてしないんじゃね?へへ…」
「…お主、…いや、何もいうまい」
「どーしたのさモナ…はは、今のオレなら魔族だろうがなんだろうが、一発で倒せる気がする…うげ…」



げぼぼぼぼ。ぶちゃ。ぶちょん。



なんか、白いぶよぶよしたのが、いっぱいでた。



「うはははは、大丈夫大丈夫…手が…はは、手が滑った…うははは、げぶ…」
「そうじゃのうそうじゃのう、ホレ、はよう湯につかれ」
「だーいじょうぶだいじょうぶ…あっははっは、今日もかわいいよモナモナ」
「うむうむよかったのう、足元に気をつけよ」

土鍋の中では、10人の美女少女が具材のようにダシをだしている。ザクロ団の中で過ごしていても、そりゃぁ今から乱交しようぜなんていいだせないから、こういうお祭騒ぎはめったにない。
それもちゃんと意識がしっかりしていて、能動的にこの状態を楽しめるのだ。クリスの力も手伝って、ミスラの脳は幸せ汁でずるずるだった。

409 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:51:53 ID:m9LEoY30

「ぬはははは、ゴキゲンですなミスラ殿。このゾゾルド、不束者ながらご奉仕させていただきますぞ!!」
「よ…よろしくです…ケドー」

先陣を切ったのは2人の小悪魔。この2人、パーティーが二手に分かれた後、自由気ままにミスラを探しにでて、モナメテオに合流したのだ。
ティコネットは2人の保護者代わりに、エルサの元を離れざるをえなかった。少女等にとっては庭みたいなダンジョンかもしれないが、そのあまりのフリーダムさに、いつもなら冷静な彼女もさすがにピリピリムード。

そんなところに爆発寸前のミスラが戻る。ティコネットの感情優先順位は即座に切り替わり、今はもうただただミスラの身を心配するだけ。

「ミスラ…」
「ああティコ、なんでそんな死にかけのリスを見るみたいな目してんの、こっちこっち」
「うん…」

ミスラの指はいきなりティコネットの股間に伸びる。表面をくすぐる程度のたわむれ、やわらかい陰毛を分け入り、まさぐり、性器の周囲を指でなぞる。

ティコネットは困ったような顔をする。深く考えれば泣いてしまうだろう、それでは、今この幸せそうな少年の心に水を差してしまう。一つ息を吐き、何とか笑う。この場に涙は必要ない。


ちゅぶ、ちゅむ…


土鍋のヘリに腰掛けたミスラの股間では2人の悪魔が奮闘していた。

「すんばらしぃ…はむ、いやぁミスラ殿、難しいものですなぁふぇらていおというものは…」
「あむ…すみませんミスラ様…空気読めない相方で…」
「おんやぁドルキデ!?なにいい子ぶってかわいく見られようとしとるのですかな!!口グセが消えとる消えとる!!」

ゾゾルドはドルキデの尻をぺちぺちと叩きながら、熱心に肉物を上下。心の底から楽しそうなその顔はミスラの琴線をかき鳴らし、共鳴し、反響する。

「だっはっは、ちこうよれゾゾルド、ここか!ここがよいのか!!」
「ぬはー、ミスラ殿!お戯れををを…」

ミスラは都合よく置いてあった瓶の中に手を突っ込み、ぬるぬるの液体をヒザの上の少女にまぶしていく。これぞモナメテオ特製、飲んでよし、触れてぬるぬる、お肌つやつや、薬草ローションである。

「ぬあああ…ミスラ殿…そんな、先っぽばっかり責められては…うはぁ」
「ぐへへへへ、先っぽといっても三つあるぞ、どれじゃ?これか?ほれドルキデ、尻をあげろ」
「うぁ…ミスラ様…あえて不器用な親指で責めるなんて…いいですケド」


410 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:52:39 ID:m9LEoY30

そんなやりとりを、顔真っ赤にして眺めているのがリリィ筆頭、通称百合騎士団の皆さん。全員一応応急処置が済んで、当面命の心配はない。
それどころかミスラの事情を知り、恩人の助けになればと、乙女一生の決意を持って土鍋に魔力を捧げることを承知したのだ。が、待っていたのは予想のはるか上をいく乱交。

「ボクはもっとこう…粛々としたヤツを思い浮かべていたのですが…大恩なればやむなしと思っていたのですが…リリィ様、やっぱり辞退したほうが…」
「…!…っ、っ!!」

騎士エルエンが主に英断をうながす。この少女、真面目一徹、父の代からリリィに仕えている見本のような騎士である。ちなみにリリィの声と、ミルチアの心臓だけはミスラの精子待ち。

「……私は…別に…いい……なんでも」

一人投げやりなのが騎士アザカゼ。本当に、処女くらい今捨てても後で捨ててもかわんねぇんじゃね?くらいにしか思ってない性格で、完全に自分独自の世界を脳内に構築している女傑である。
純潔ってなんか意味あんの?その頑なさが元でよくエルエンにしかられるが、それで曲げるような行動なら最初からしないのだ。



一方怒りすぎてお湯の温度を上げているのがキルソロ。真っ先に自分が抱かれることを想像して悶々としてたのに、よりにもよって選ばれたのがゾゾルドとはどういうことだ。
ミスラが見てなかったらグーで殴ってたかもしれない、いや殴ってた。

「キルソロー」
「ぅあ!…は、はい!!なんですかミスラさん」
「なにしてんのー、キルソロいないとさびしいよ」
「うっぇぇええ…な、な、な、なにいってんですか……ばか」

今にも頭からバラでも咲きそうな笑顔を撒き散らす異常なミスラに、それが異常とはわからないから素直に喜ぶキルソロ。敏感に充血したところを触れられビクリと跳ねる。

「キルソロは最近どうなの?悩みとかないの?あったらミスラ兄さんにまかせとけよ」
「や…やですよ…そんな……ばかぁ…ふく」

いまだに刺激が強すぎて、腰が引けた少女のそこを遠慮なくこねくり回すミスラ。ヒザの上ではゾゾルドが、既に熟練した技術で腰を振っている。背中をミスラに貼り付け、えげつないくらい挑発的にうねる腹筋、それでいかにも楽しそうだから底が知れない。

「ふあ!ぬああ……み、ミスラ殿、そ、そ、そんな角度をいきなり…あ、…ぅん」

ミスラの首に腕を回し、ひとまず体重を預けてから、浮いた腰でぐねんぐねん肉物をひねり回す。その巧みさ。腰だけでない、身体全体を使っているのだ。

「ぞ、ゾゾルドよ…それは、反則…おが」
「ぬはははは、だらしがないですぞミスラ殿、…ん、んん!!」

びゅ、びゅぶぶぶ、ぶびゅびゅぐ…ぅぅぅぅびゅく、ぼちゃぼちゃぼちゃ

それこそ差し湯でもしたかのようにあふれる最初の一発。はたから見ても少女の腹筋が震えているのがわかる。すかさずドルキデが、ゾゾルドの乳首を食んで快楽を助長。その尻にはさっきからずっと、しつこいくらいミスラの指がもぐりこんでいる。


411 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:53:22 ID:m9LEoY30

「おやぁミスラ殿、ぁふ、このまま2周目に突入ですかな?」
「んな!?ま、待ちなさいよゾゾルド!!…その、…次は」
「どうしましたぁキルソロ?したいならしたいといわねばわかりませんぞ、ほれほれ」
「ち、…ちが、私は…」

「そーいえばさー、3人ってどんな関係なの?」

ミスラはゾゾルドの膣に怒張を押し込めたまま、あふれた汁で雛尖をいじる。ただ射精することだけを目的に奥の方でもぞもぞと亀頭を動かし、裏側をこすこす圧迫。

「腐れ縁デスケド…」
「実家が隣同士でしてな、何の因果か、学校でもずっと同じクラスなのです」
「学校ー?なにそれ」

魔界の学校。いわく、魔族というのは自然発生するわけでも、雌雄交わって繁殖するわけではない。人間をさらって、魔力を特化し、魔族化する、それゆえ当然、教育も必要。

ミスラがゾゾルドの子宮を満杯にするべく射精しているとき、さらりと重要なことをしゃべる魔女たち。魔力特化という性質上、男は魔族に向いていない、ゆえに魔族は宝剣もつかえないうんぬん。

「ぬはははは、昔はよく、こうして一緒におフロに入ったものですよ」
「へー、仲いいんだね」
「だ…だれがコイツと…!!」
「ん?キルソロはゾゾルドが嫌いなの?」
「一方的に嫌われておりますなぁ!だっははは」
「な…ちょ、ゾゾルド!!」

人を毛嫌いするなんていう矮小な性質を、大好きなミスラにバラされる。隠せてなくね?などという疑問は置いといて、キルソロからしてみればこれは一種のチクリ行為。よりにもよってゾゾルドなんかに…

「プライドが高いのですよ、自分のコトは棚に上げて、人には常に最高を要求する。私のようないい加減な性格はしゃくにさわるのでしょうとも」
「ははぁ」
「いい加減でいえばどっこいどっこいなのですがなぁ。彼女の場合、先生が見てないところで露骨にサボるのです。例えば掃除、気の弱い生徒がちょっとでも非難のまなざしを向けると、私は忙しいのよ、こんなのはヒマなやつがやればいいのよ、と、こうくる」
「あー、それは駄目だねぇ…」
「まったくその自信はどこからくるのですかなぁ、こんな有様で、自分だけは公明正大な人生を歩んでいると信じて疑わない。一度など、授業中に注意をした教師を、逆ギレして泣かせたこともあるのですぞ。耐えられんのですな、自分がバカだと自覚する事が」

次々と明らかにされるキルソロの恥部。ねちねちねちねち、いちいち事実。最終的にいわれた少女は…



「う、う……うるさいうるさい!!黙れよゾゾルドのクセに!!!」



切れた。


412 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:54:03 ID:m9LEoY30

土鍋の中で発動する魔界の外骨格。周囲が止めるまもなくその拳はゾゾルドに一直線、その無防備な顔面を粉砕……したと思ったのはキルソロだけ。

ゾゾルドは大した力もかけず、小指一本でその拳を止めてしまった。

「な…!?ウソ…」
「今までは…アナタを傷つけぬよう黙っておりました。自由奔放に育っていくアナタがほほえましくもあった。…だがそれがいけなかったのですかなぁ、私はもう、私達の不自然ともいえる関係を解消したいのです」
「ウソ…なによこれ…ゾゾルドなんかが…」

信じられぬキルソロは何度も何度もかいなをふるう。一発一発が軽くはないこと、それは振動する空間が告げている。

「アンタなんか…死体遊びでもしてればいいんだ!!」

最も力ののった必殺の一撃。それをゾゾルドは、あえて払いもせず顔面に受けた。すさまじいエネルギーの衝突。痛みによる絶叫、しかしその声の主は、拳をいためたキルソロだった。

「なんで…アンタなんかが…こんな」
「ゾゾルドは魔界上層部のスカウトを何度も蹴ってるんですケドー」
「ウソ…そんな…私なんか候補にすらあがったことないのに…」

「ケンカはだめだよー、2人ともー」

陽気なミスラが割ってはいる。間が悪い。全部ミスラに見られていたことに気づいたキルソロは、最も効果的な形で己の惨めさを突きつけられるハメになる。

「う…うぐ…」
「あれー?どうしたのキルソロ、手、痛いの?」
「ふぇ…ひぐ、…ふぇぇぇ」
「どしたのキルソロー、なんで泣いてるの?」
「ふえぇぇぇ、ふぇ、さ、触らないで…くだ…くだ…うえええええぇぇ!!」

湯船に落ちる、涙涙。

「泣かないでよキルソロー」
「ふぇぇぇぇぇえええん!!!!ばかぁぁあ!!」

涙の熱で、プライドが溶けたプラスチックのように破壊されたキルソロは、大きく一度跳躍すると、素っ裸のまま走って逃げた。

「あ、キルソロー」
「あいや、あとは私が…」

ゾゾルドが、今まで自分を犯していた肉物をとぷりと抜き、最後にミスラのほほにちょっぴりキスをしながら、開いた口がふさがらない一同を見渡す。

「今が我々2人、本当の信頼関係を築く分かれ目と存じまする。すぐに戻ってまりますので、これにて…ああどうぞどうぞ、皆さん続きをお楽しみください」

そのまま彼女も素っ裸のまま、一度跳躍、キルソロを追いかけていった。

嵐の後。


413 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:54:48 ID:m9LEoY30

「ぷっ…」
「なんじゃなんじゃ…そうぞうしい連中じゃのう…」

ティコネットが笑いだし、モナメテオがつられる。嵐は、ティコネットの中の霧も晴らしてくれたようだった。

「くく…あはははは!なんだあの2人は…あは…ダメだ苦しい…」
「やーんティコはん、なんですのん」

ヨフネの首筋に抱きついて、ぶるぶる震える自分を抑えるティコネット。その横で、あきれるミルチア、エルエン両氏。リリィは、なんか感動している。もちろん、アザカゼは地蔵のモノマネ中。

「ミスラ様…私はあの2人とは関係ないデス」
「おードルキデ、おいでおいで、愛いのう愛いのう」
「はぅ…スゴ…、ミスラ様ぁ…」

ぬこぬぷ。ぬこぬぷ。

「あははは、ミスラ!私も混ぜてくれ」
「ええなーミスラはん、ウチもウチも」
「ミスラよ、ここに呪われとるのが2人ものこっとるぞえ」
「…っ!…っ、…」
「え?いや、私は別に後でも…なぁエルエン?」
「な…なぜボクに振るんだ!!」
「…どうでも」

土鍋の中が、ようやく煮えてきた。


・・・・・・。


ちゅぷ…

「あ…、ん、…」

ちゅっ、ちゅぷ

「……ゥ。」

土鍋のヘリに手をつき、ミスラの方に尻を向ける騎士エルエンと、騎士アザカゼ。2人の艶々した肉の中で、ミスラの指が一生懸命蠕動している。
指で肉にくぼみをつくれば、そこにまた新たな肉が流れ込む。熱湯のように蕩けたゆたう膣内。湯気にのって、そのにおいが鼻まで昇る。

ミスラとしてはリリィに精を注いで、早く封印を解いてあげたかったのだが、エルエンがいきなり過ぎると異議を唱えた。まずは手本を…ミルチア君キミが…な、なんで私が!…いいだしっぺがすればいいだろ…た、たのむアザカゼ君一緒に…そんな流れ。

「ミスラ…ちゅむ、あむ。ちゅぶ…ちゅぼ…お前は…こんなに大きかったっけ?…はも」

ミスラの股下ではティコネットがきゅうきゅうと肉物をほおばっている。同時に、薬草ローションを塗ったドルキデの舌と手が、尻の穴をぬらぬらとほじくりながら、右足にしがみついている。
視界の端では、モナメテオとシラカワヨフネが、残りの2人に性の手ほどき。ミルチアもリリィも、ものっそい真面目な顔。

414 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:55:34 ID:m9LEoY30

「ふ…ん、ひゅむ…ぢゅぷ…みふら…そろそろださないと…んむ」
「ティコ…」
「ん、ん、…ぢゅっ、ぢゅぽ、ぢゅっ、ぢゅぷ…らひて…ん、ん」

びゅく、…びゅる
びゅー…

「んむ…ぁ…ん」

びゅー…くぷ、ぷこ。ぶぽ。

「ふぁ…ゃ…あむ…」



ミスラにしてみれば不意打ちだった。

ただただ騎士2人の膣の奥がどうなっているか知りたくて、中指でぬこぬこ肉を広げていただけなのに、ティコネットのくちびるはそれを邪魔しようというのだ。けしからん、実にけしからん。

「まだでるよティコ…」
「んぁ…ひゅご…ん、んぐ」

彼女は舌の根で、ビクビクと震える亀頭を味わい、ノドの奥に流れ込む流動体にこの上ない幸せを感じる。彼女の場合、窒息しかけた時の意識の麻痺を、快楽ととらえる変な性癖があった。

食道から全身に伝わる吐き気、ゾクゾクとあわ立つ肌、そういうのが心地よい。

「あむ…はぷ。…ん、まだでるの?」

そういいながら指で作ったリングで肉茎をしごく。2射3射が顔にかかり、最近シワのとれない眉間からおでこに広がる。目を閉じ、好きにしてくれとばかりに無防備な、精液だらけのその顔。肉物はすぐに再装填され、彼女の美しい鼻梁に、ベタベタとくっつく。



「うぁん!…み…ミスラ殿……その、…もう…」
「んー?どしたのエルエンさん」

ちぅぶ…ちゅぅ…ぷ。……くぷ、くぽ。

「なんというかその…あぅぅ、ハッキリしてほしい…ぅぁ」

ねちねちねちねち、自分勝手に膣肌をいじくるだけのミスラの中指は、ひどくじれったい快楽を少女騎士に与えていた。自身の探求に熱心な夫が、しばしば妻の感情をおいてけぼりにするのと同じこと。

「なにをー?具体的にどこのお肉がどのくらいデリケートなのか、エルエンさんこそハッキリしなきゃ…」
「や、やだ…そんなの…」

エルエンは痛みと快楽の混交液に身をよじる。


415 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:56:15 ID:m9LEoY30
世間は淫乱な騎士だとなじるだろうか。出会って間もない男に性器をさらけだすその神経を疑うだろうか。だがそれには胸を張って反論できる。6時間に及ぶ地獄からの脱出劇を考えれば、これくらいもののかずではない。
筆舌には尽くしがたい、経験した者にしかわからぬ圧縮された時間。この男はそんな濃密な地獄の中から、見ず知らずの自分達を、命を賭けて救ったのだ。

そして今、その恩人が死に直面している。助けるために封印した女の部分が役に立つ。ならそれを使うのにためらいは…確かに少し揺らいだが、今はもう、自分でも納得した。

それでも…それにしてもの話だ…



ちゅぷ。……ちゅぽっちゅぽっちゅ。
ちゅぷぅ。…ちゅ、ちゅご。

「あー、とろとろ過ぎてよくみえないよエルエンさん」
「あっ、や!…いたぃ…ぅぅ」

ぷくくく…ぢぅ。ぢゅく。
ちゅぽ。



もう少しデリカシーってものがないのだろうか、このミスラという男は。

自分ですらよく知らない、ずっと使うことはないだろうと思っていた女の部分を、そんな風に鼻息を荒げながら覗かなくても。息を吹き込まなくても。

ああでも、こんなことになるならもうちょっと綺麗にしておくべきだった。髪の手入れだって、ここ数ヶ月していない。職業病、そんな言葉が頭をよぎる。

どんな炎天下でも年がら年中暑っ苦しい鎧を着て、戦場に立てば小便まみれになるコトだって多々あるのがこの仕事。
汗が溜まりにおいがこもり、馬に乗れば擦り切れるし、風呂に入らなければかゆくなる。今だって、ホントはもっと念入りに洗いたかったのに、人がいっぱいいるからまさか股ぐらをいじくるわけにはいかなかった。ああ…におってないだろうか…私の性器は…

以上、騎士エルエンの妄想癖。いつものことである。

実際体質もあいまってか、彼女の身体は湯気でうすまってもにおった。

「ぇ……だめ…そんなに…ひろげないで」
ぷぢぅ。…ぢぷ。ちゅこっちゅこっちゅこ…

普段のミスラならば、こんな綺麗な少女から発せられる異国情緒あふれるにおいに困惑し、どうしていいかわからなくなったかもしれない。だが今は無敵タイム。においなどむしろ、食欲を増進させる香辛料に過ぎない。

「じゃぁいただきます」
「…ぇ?…な、なに…?」
ちゅぷ…ちろ。

ちぅ。

「ひぁ、…え?ゃ、あ、…」

ちゅぷぷぶ。ひゅぷ。じゅぶ。

「―――んぁ!や…―――ッ!!」

416 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:56:59 ID:m9LEoY30

いつもより長く肥えた、触手じみた舌が、エルエンの気になる膣道を埋め尽くす。古くなり、はがれた粘膜や組織片を根こそぎかきだし、下り物の残りをすすり上げる。少女にしてみれば、永遠にも感ぜられる苦痛と疼痛。何より羞恥。

ちゅぽん。
「―――はぁ…ん、っく!!」

痛みが去り、膣口の周囲に痺れが残る。痛かったけど、もう一度くらいなら……彼女は焦げつく脳の表面で、ぼんやりと、男と女がこういうことにふける理由を考えていた。



「エルエンさーん?」
「……ふぇ?」
「いれちゃうね…ふへへへ、いやだっつってもいれちゃうね、げへははは」
「――――ッ!?…ぁや、ちょ…っとま…ぅあ!!」

後ろから、騎士の内股にできたアセモをいやらしく撫でていたミスラが、獣のような本性を解き放つ。とぽとぽと、精液で満杯になったティコネットの口壷から肉物を抜きだし、白く引き締まったエルエンの尻へ。

軽く邪険にされたティコはちょっとスネ、疼きをぬくためにドルキデとキスをする。2人はそこそこ仲が良い。その眼は挑発的に、こっちの方が気持ちいいよ的な雰囲気をかもしだすも、そんな誘惑には後で負けることとする。

―――つぷ。とぷぷ。ぷ。

「ふぃ…った…ぁ…くぁ」

なんと無慈悲な獣の交尾か。少女騎士に打ち付けられる腰は一片の慈悲もなく…とはいかず、根っこが気弱なミスラは、本性だしたところでついつい少女に気を遣う。ゆっくりゆっくり、様子を見ながら前進後退。

くぷ、ちゅぷ。…ちゅっちゅぽ。ちゅぷぷ。
ちゅ、ちゅぶ…ぢゅっぽぢゅっぽ…

「おおお…エルエンさん…なにこの綺麗なおっぱい」
「ふぁ!!ダメ…そこだめ…」

ちゅぱん、ちゅぱん、ぢゅぱ…
じゅっじゅっじゅこ、ずぷぷ…ちゅぶぅ。

「痛いのっ、…やぁ、いたっ…あぅ!ああん!」

ちゅぼっちゅぼっちゅぼっちゅぼっ…
じゅぷぷ…

じゅぱん、じゅぱん、じゅぷ、じゅぷぷ
びゅぐ、びゅぅぅ…ぢゅる

417 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:57:41 ID:m9LEoY30

少しだけぎこちなさの残る、ちょっと年上の、普段は凛々しいおねぃさんが、尻をだし、甘えた声で身体を許し、なおかつ困った顔をしつつも、心の底では喜んでいるという、意味が分からないくらい幸せな状況証拠で死刑が確定したミスラ。

少女の身体を少し抱き上げ、指の先の、神経が一番張り詰めたところで、おっぱいの重みを十分に味わう。弾みか否か、身体の芯に隣接する奥の方で、なみなみと注がれる精子。

「うぁ…なにこれ…ん、気持ち悪い…ああちがう、悪い意味でとらないでほしい…」
「ウー…フー…ぐぐぐ、だめだ、またでる」
「えぁ!?はぅ…」

びゅく…びゅく…ビュル…ぶ



余韻覚めやらぬ中、エルエンの抱き心地がなんだか気にいってしまったミスラ。結合し、くちびるでうなじや耳の裏をねぶったまま、次なる獲物へと向かう。

騎士アザカゼ。

この女傑。土鍋のヘリにひじを乗せ、お湯にたゆたいながら豪快にオナニーしている。しているのだが、ケバケバしく喘いでいるとかそういうのでなくて、あくまで自己満足的に、見ているこっちが悪者であるかのように、堂々と。
そう、必要なことを処理しているだけなのだ彼女は、自然の理にしたがって。

「ふふふふふ、さっき途中で止めたからガマンできなかったんだね…」
「……別に。」

言葉攻めにも動じない。正面か迫ってくる汽車のような視線。むしろ、この人をそんな眼でみた自分の方が恥ずかしい。幸福すぎるミスラの脳みそすら反省させる、そんな意志力。

「うぐぐ、…その、…よろしいんでしょうか?」
「……ん?」
「いれても…」

「ミスラ、その子は嫌ならこの場にいないよ」

ミルチアが声をかける。わずかに上気した顔。ミスラからしてみればナイスアシスト。

「コホン、そ、そうかね…ではミルチア君、尻をだせ」
「ぇえ!?わ、私…?」

見渡せば、リリィはなにやらモナとヨフネに囲まれて、性器の解説をされている。ティコとドルキデは遊びのつもりが互いの舌に夢中になって、エルエンはミスラの腕の中でダウン。助けはいなかった。

「ん…ど、どうすればいいんだ…」
「ぐへへ、もっと突きだすのだ…ちがうちがう、そんないつでも逃げだせる体勢じゃなくて、もっとこう、服従的な…いー感じいー感じ…」
「こ…こんな格好…」
「ピ、ピンクい…」

ちゅぷん

418 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:58:25 ID:m9LEoY30

「うひゃぁ!!……ヤダ…こんなの…ふざけてるならやめる…!」
「大真面目だよ…ミルチアのここ…きれいきれい…げははは」
「や…恥ずかしい…もう…」
「もうちょっと上にあげて…お尻」
「…うん」

ははん、さてはミルチア、押しに弱いな。と、バカながらにミスラ思う。両腕を投げだし、限界まで尻を上げる四つん這い。お湯の水面が、ほほを濡らす。

つぷっ。ちぷ。

入口を、中指でいじる。耐えるミルチア。震えが伝わる。



「あ、あの、アザカゼさん?」
「なんでアザカゼに敬語なんだ…私より年下だぞ、ぁく…まったく」
「あの…ミルチアのここをこう…舐めて」
「…ん」
「…ウソ」

ミスラが指示したのは、尻の穴。アザカゼ、嫌ともいわずに舌をよせ、ちゅぅちゅぅと、空気を弾きながら吸い上げる。

「いや…ぁぁぁ…ちょ…っと、アザカゼ…ぇ」
「……ん、じゅぷ、ぢゅ、あむ。…ん?……ちゅぅぅぅぅ」
「そこは…ぁ!…やめて、力…はいんない…ぁぅぅ…ん!!」

まるで自分の尻の穴まで舐められている様な気分にさせる、濃厚で丹念な愛撫。白い両足が抵抗の意思を示す度に、容赦のない中指が膣に押し込まれ、ネコがずっこけたような声が上がる。
ミルチアは自然と下手にでて、少し加減をするようにアザカゼに懇願する。お願いだから、お願いだから、真新しい粘膜は透明な液であふれ、だ液と混じり、性器周辺を光の粒で埋めている。ご満悦な、赤い舌。

2人の痴態に触発され、エルエンの膣内で、また少し肉物が膨れる。敏感そうなわきばらを押さえながら引き抜こうとすると、膣肉が絡まって、させまいとする。させまいとされつつも、ゆっくりとぬきとる。

「ん…ぁぅ」

果肉から、一度ピュゥっと精液がこぼれ、とろとろと、白いふとももを伝っていく。ミスラは散々まぐわっておきながら、それでもその肌が名残惜しく、内股にねとねとと尿道をこすりつけ、雁首で濡れたヒダに触れる。

熱い体温。射精したい欲求は際限がない。

「あ…ふ、ミスラ殿…」

泣きそうなエルエンのくちびるを吸い、辛抱たまらず土鍋内段差部分に押し倒して性器を擦る。境目が分からないくらいに蕩けたソコ。2人を繋ぐだ液の糸。ああちがうそうじゃない、目標はアザカゼだ。

ミスラの気持ちはあっちへいったりこっちへきたり。ティコやモナの尻がいつも異常に艶やかに見えて、味を確かめてみたくなる。そう思えば、騎士エルエンの髪から漂う女の匂いが、脳みそをグチャリとわしづかみにする。順番…まずは一つ一つこなすのだ…

419 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 18:59:06 ID:m9LEoY30

「あの、エルエンさん」
「は…はいミスラ殿」
「その…ミルチアとキスを…してもらっても…」
「…え?…うん。……あ…あの」
「へ?」
「こういうのは…ボクはその…初めてで…あぅ」
「うん」
「…あ、…後でまた…!……その…ちゃんとしてもらっても…」
「へ?なにを?」
「バ…バカ!…いわずとも…」
「……う、うん…」
「こ…!…こんなこと…笑われるかもしれないが…いちおう…乙女チックな欲求みたいなのがボクにもあって…諦めてはいたんだが…」
「エルエンさん…」
「淫乱な女だと思うだろうか…?自分から誘いをかけるいやらしい女だと…」
「そんなわけないよ…!」
「…ミスラ殿」
「エルエンさん…」

言葉なく、2人だけの世界で見詰め合う。変な間。モジモジモジモジ、互いに性器をつまんだり、撫でたりなぞったり。こういうたわけた時間が蔓延したとき、人間理性の大切さというもの身に染みるというもの。

「あ…あの…」「み、ミスラ殿…」
「な、なにエルエンさん?」
「いや…その、…ミスラ殿から先に…」
「いやエルエンさんが…」

「たわけ」

ズビシ、と、両者にチョップ。

「何をしとるのじゃお主等は…」
「痛っ!も…モナ…!」
「ひゃぅ…」
「精液まみれでどんな青春映画じゃ。青臭いどころか生臭いわい。後がつまっとるちぅに、ペースをあげよペースを」
「ご、ごめんごめん…」



気をとりなおしてアザカゼに視線をやると、見間違えかなにか、ローションでどろどろになったナメクジみたいになのがそこにあった。

「…おおお、コレは…」
「やめろ…あぷ、あ、アザカゼぇぇえ!せめて……せめて口ゆすいで…んむぅぅぅ」
「…………んぷ、…ヤダ」

そんな歪んだ光景を見て、ミスラの肉物はヘソまでベチベチ反り繰り返る。アザカゼ、とろりとしたたる果肉を広げて、穴の奥の穴まで見せる。その眼、はよこいよ、みたいな。

「じゃ、じゃぁ遠慮なく…」

ぺち、ぺち…。ちゅむ。ちぷ。ぷぶぷぷぷ…

「……ゥ…。……ン」

挑発に乗り、後ろからの挿入。入口で少し抵抗があり、亀頭を過ぎたあたりで推進力を失う。皮の裏地の部分がコリコリとこすられて、いくべきかいかざるべきかでわずかに迷いが生じる。先端だけがやけに心地いい。探るように、奥へ。

420 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/08(木) 19:00:22 ID:m9LEoY30
紅蓮の騎士は、その痛みも衝撃も、ほとんど身体の外に示さない。わずかに筋肉が強張る程度の反応、それも、自分でやっているのかちんこの刺激でそうなっているのか、まったく判断がつかなかった。

ぶぷ、ぶぷっ、…ちゅぼ、ぢゅぱん。
ぢゅぽっぢゅぽっぢゅ、ぶっぶぷ、っぶぱん、ぢゅぱん。

ローションごと空気を巻き込んで、派手な音をたてる膣口。反応がないから、ついつい加減を忘れて打ちつけてしまう。

ぬもも…ぷちゅ。ちゅぼ、ちゅぽ。…びゅる。びゅるる。
ぷぱん、ぶぷ。

じゅぷんぢゅぷんじゅぷんぢゅぷん…ぶぷぶ。ぢぅぅ。
びゅっ、びゅく、びゅぷん。
じゅっぢゅぽ、ぢゅぷぷぷ。
びゅぅ

「……ンッ」

あまり育ってない胸。傷だらけの肌。わずかに波打つ髪が、ローションで濡れて腰の辺りにたまっている。やわらかい筋肉のスキマ。痩身なのに、獣のような力強さ。

びゅっ、びゅぼっ、びゅぽ…っぷ。ぬぬぬ…

「……。」

あえて…

あえて…

無表情だからこそあえて…



むにゅー



っと、ほっぺたをつまんで両側にひっぱってみちゃったミスラ。

ちょっとやってみたいと思ったことを、ガマンできないのが今の彼。やった後で、なにやってんだオレはと思ったのももう遅い。

「プハ…!み、ミスラ…お、おまえ…」

噴出したのはミルチアとエルエン。

「……ふぁひ?」
「あ…、いや…その…………イエーイ」

ゴツリ。

金属の衝撃を、大地が吸収するような音がわき腹にして、ミスラあえなく吹き飛ぶ。お湯を飲み、後頭部をうちつけ、チカチカする星の向こうに戦場現れた修羅を見る。

「ご、ご、ごめんなさいごめんなさい、アザカゼさん…その…」
「……。」

修羅はかがみこみ、ミスラの顔へと口を寄せる。喰われる…否、その口、その舌、その舌はさっき何を舐めていたか。

ちゅるるるるるる…ちゅぶ、ちゅぱ、ぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅ…

「あーーーー!!!」

そうしてミスラの顔は、少女のだ液の中に沈殿した。騎士3人はご丁寧に、互いの尻を舐めあって悪魔分を補給し、タチの悪いノリでミスラの顔を舐めまわす。複雑な気持ち。セーフかアウトか、ソレが問題だ。

628 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:32:25 ID:rLkASWkD

↓キャラ


●ザクロ団の皆さん
・ミスラ:主人公

・クリステスラ:反則的な生命エネルギーを内包する宝剣。人間になったり剣になったりする。人間形態時は青白く光る長髪、伏し目がち、なげやり。
・カリンザ:着物剣士。横暴、粗雑な外見に反して容姿の方は艶やかな黒髪、白い肌。
・グリオー:召喚魔術師。魔術師特有の三角帽、その下はショートカット。ちょっとしたことですぐ怒る。
・ラブラノ・オドケナウ:ネクロマンサー。金髪巻き毛、羊みたいな感じ。ツリ眼、キバ、乱暴、わがまま。

・ミルケロル:魔法使い見習い。ピンクの短髪くせ毛。よく指をくわえてあぅあぅいっている。天然。ちびっこい。
・ガニメロ:学者。黒髪寝癖、鳥の巣頭。どもる。ちびっこい。

・エルサ:エルフ騎士。金髪、長髪。サラサラしたのが腰まで。眼は細い。
・ギルジム・ティコネット:銃士。料理長。赤みがかった黒髪セミロング。しっかりしすぎてたまにもろい
・ヒスカ・クランクアイ:泥棒。青みがかった黒髪ポニーテール。近眼めがね、細い眼で睨むように人を見る。よくヘラヘラ笑う。
・ザラク・ニー:武闘家。黒髪。結った束を二つ肩から胸に垂らす。デコが広い。
・ローキス・マルス:重戦士、でかい、バッサバサの髪。いつもぼーっとしてて、眼とじてるように見える。
・トロピア・ストランテ:遊び人。ピンクの巻き毛腰まで。冷え性。人のこと赤ん坊扱いする。
・モナメテオ:自称大魔導師。ロリロリしてる。長髪。じじくさい。
・ナキリコ・ニルバナ:僧侶。エロの大好きな娘。
・シラカワ・ヨフネ:歌人。いつも寝てる。

・マユー:謎の少女。白い髪白い服。14・5歳に見えるのに、精神の方は3・4歳。

・ゾゾルド:銀髪、神父っぽい服。魔族。
・ドルキデ:ツリ眼、銀髪、黒ワンピース。魔族。
・キルソロ:銀髪、短髪、活発、イライラしてる。魔族。


●百合騎士団の皆さん
・リリィ・ルルクトラ:亡国の姫君、歌がうまい、黄色い髪・量多
・ミルチア・マルキアデス:暗黒騎士。黒髪焦げ茶まじり。ムラっけのある精神
・エルエン・トラキストラ:リリィの家臣、緑髪の中わけピッチリロング、ボクっていう
・アザカゼ:リリィの家臣、赤い髪、ちょいウェーブ、自分の世界作り上げてる人

629 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:32:57 ID:rLkASWkD

●黄金猫商会の皆さん

・シャマニ:商人、金髪めがねポニー、いつもスーツ。
・スケアクロウ:魔術師。モナの知り合い。黒いワカメみたいな髪の毛。フケ。げはげは笑う。床に落ちたものそのまま食べる。幼女。袖口で鼻水すする。
・ブラッドダリア・ゼグデス:マッドでサイエンスな人。吸わないタバコ咥えつつ、黄色い髪にいつもの白衣。
・一号:ロボ的な人。ブラッドダリアの助手。超棒読み。

・ミルキフィリオ:めがね、元奴隷にして死刑囚、いつもいつも懺悔懺悔。生まれてきてごめんなさいが口癖。現在巡礼中。
・セネア・セピア:劇団員。紳士過ぎる。歯白すぎる。背高い、黒髪長髪。
・キャリベルローズ:酒場担当、踊り子、金髪ウェーブ。足長。
・エノ・アセアリア:賞金稼ぎ。歳と性格の割りにチビぃ。首の骨をベキッておる武器使う。通称スコーピオン。
・ロト・ハーヴェル:魔術師。無口。本と小動物以外あんまり興味ない。灰色おかっぱ。
・キゥリート・セグネスシティ:保安チーフ。商隊内の規律担当。厳格なモラリストにして超ナルシスト。黒髪、おでこ。
・アリスナイン:キゥリート部下、氷使い、事務全般をこなす。青みがかった白い髪のショート。大人。
・ギャラ・メイラ:キゥリート部下、ムチ使い、事務全般をこなす。しなったムチみたいな髪の毛があっちこっちに跳ねる長髪、たまにめがね。大人。

・ドミニク・コードウェル:3文モノ書き。ぱっさぱさのみつあみ、帽子、めがね。小悪党みたいなしゃべりかた。シャマニの妹。
・シェロソピ・ミステリオーノ・ロンドンドン:マジシャン。深緑の髪の毛、適当すぎる性格。痴女。
・トメキチ:幼女。サラサラ金髪。大理石みたいな肌。天使そのもの。ただし手にフル回転の芝刈り機をもつ。一人称、オラ。

・ムナク・ジャジャ:商隊守備隊長。戦闘力は一番高いのだがいかんせん自由すぎる。
・ユイラ:傭兵。ムナク部下。顔傷だらけ、超暴力的。っだこぅるぁ、みたいなしゃべり方。武器、ギロチンの刃。ミスラに完全服従。
・ユキボタル:傭兵、というより用心棒。ムナク部下。喪服、西洋顔で顔面蒼白、線香臭い。ミスラに完全服従。

・フラミア・ラミアミア:名家のお嬢様、ですわ口調、金髪、わがまま。現在没落してバイト中。
・セルヴィ:その従者。スーツ。背筋伸びすぎ。涙もろい。白髪交じり。
・リットーサ・メルメルヴィ:名家のお嬢様。吸血鬼、牙、赤い髪中わけおでこ。別に知らんし、みたいなしゃべり方。現在没落してバイト中。
・モチャ:その従者。薄い黄緑いろのふわふわした髪の毛。目隠れてる。
・ミリモ:東方の辺境民族ユモウ族が姫君。日本人形みたいな感じ。没落してバイト中。うっかりさん。
・タツカゲ:その従者、九の一。あわて者。ポニーテール。

・テンネ:頭脳労働担当。東方月国出身。語尾に「ね」ってつけたがる。目見えない。
・クロル:テンネの弟子。心が清らか過ぎる。真面目すぎる。まっすぐすぎる。調理主任でもある。

・バスカーヴ・ヴィレ:機械整備工。武器職人。自らも大砲もって戦う。てやんでいって言う。頑固。つばでもつけとけって言う。
・ベノ:毒使い、新参、オドオドしすぎ。
・コカ:金の糸はく女の子。自分で歩けない。ゆるい。

・アクシュラ・ゲェル:アウトロー。商隊を襲って逆につかまる。
・シェセト・ガルガンプ:仮面の少女、よく頭をぶつける。
・ポナトット:人形使い、狂気過ぎる。
・ドラス・ビー:蟲使い、仲間とか信じない子。
・ロナ:宝石少女、本名すごい長い。島国育ち、純情。世間知らず。一応シフトリーダー。

630 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:34:02 ID:rLkASWkD

鍋の宴が続いている。

皆が皆、理性と倫理観が煮崩れしだして、性器を押付けあったり、意味もなく笑ったり、ゴキゲンなまま夢も現もよく分からなくなっていた。



「―――ッ!――っ…!!」
「ぬぅぅぅ、そんなに痛いか…どうしよ」
「力抜いてー、リリィはん」

水面に、黄色い花が咲く。リリィ・ルルクトラ。この少女の髪の毛は身体の体積よりも明らかに多い。白いノドは細く、それをふるわせる様は声がでないせいで余計に痛々しい。

パクパクと開くくちびるは真珠のように綺麗で、汚れも無く、舌と歯はとれたての林檎のように潤っている。数度の交接。擦り切れた桃肉から赤い血が流れだし、お湯にたれる。

「――――――ッ!!!…!!」
「封印だけでも解いてあげたらどうですのん?」ヨフネが横から声をかける。
「うんうん、いいかなリリィ?いいかなとはつまり射精のことだけども」
「―――!!…。……。。」

よろしくお願いします、見たいな眼。決意の眼。

この少女、地獄からの生還をミスラの背中で体験しているため、非常によくミスラになついている。しゃべれない彼女を代弁すると、もう単純に王子様だと思い込んでいる。

「本当にいいんだねリリィ?ある意味でオレという人間の塊を注ぎ込むということなんだよ?どろどろのぎっとぎとのべっとべとの、いわば肉が吐いたゲロみたいな…」
「はよしなはれ」

つねり。

「おご…!」

ビュー。びゅくく、びゅるるる。

悪魔のタン汁が注がれてゆく。ミスラはゲハゲハと下卑た顔で舌をだし、チロチロと、無垢な少女のほっぺたとなめたりなぞったり。人間的に品性の欠片もないようなやり方で少女を蹂躙、それでも少女は嫌がらない。戸惑うけれど。

びゅー、びゅる、びゅくく。

入口だけで亀頭を咥える果肉はつやつやして、大きくはないが、やわらかに伸びる。柔軟な肉。少女と正面から交合するミスラの後ろからは、シラカワヨフネが、繋がったままの肉茎を上下。もちのような指。滑らかな舌が、玉の皮をなめす。

ちゅぅ。びゅぶぶ…ぶぽ。
びゅ、びゅっぅ、びゅぼ。じゅるる。
ちゅぽ。…あも、…はむ、…ミスラはん、かわえぇ。
ちゅっ、ちゅぽ、っちゅぽ、っちゅぽ
びゅ。ぬぽん。

射精のたびに、少女は身体を震わせて眼を伏せる。口前で交差する小さな手は、恥ずかしいのか、ミスラに息がかかるのを遠慮しているのか。

びゅー…びゅぶ。

631 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:34:41 ID:rLkASWkD

「……。…っ、」
「ちょっとだけ…奥に…」
「――ッ!!…っっっ!!!」
「あきまへんよミスラはん、…ウチの口で我慢しぃ」
「うー…」

ふぐりがきゅぅきゅぅとヨフネのくちびるに吸いこまれる。つけ根の、一番抑えてほしいところを、やわらかく包み込む感覚。それはそれで確かによいものだ。

「ふふふ、こんなんどうですのん?」
「おおお…このワザは…」
「ウチが動く?ミスラはんが動きはる?」

ヨフネはさらに十本の指とてのひらで女性器を模し、精液とローションを掬いながら肉茎を包む。もちもちと、厚みと弾力を併せ持つてのひらは彼女特有のもの。ミスラは好意に甘えて腰を振る。肉物はヨフネの擬似性器を抜け、抜けた先で先っちょが時折リリィをつつく。

ちゅぱん、ちゅぱんちゅぱっ、ん。ちゅぱんちゅぱんちゅぱん。

「こんなんもありますえ」
「ん?」

放蕩歌人は、リリィの顔をまたぐように覆いかぶさり、性器の前に雪のようなおっぱいを構える。いまにもとけだしそうな、白い白いやつ…

「ま、まさかヨフネ…こんな角度で…そんなプレイを…」

凶器的なおっぱいと、凶器的な肉物がなければ不可能な芸当。それをしてもいいよと、この娘はいう。


ちゅぷぷぷぷぷ…
「あん、ミスラはん…あっついわぁ…」
ぷじゅ、ぷじょ。ぷじゅっぷぶぽ。


さすがに無茶な体位なので、ミスラが少し斜めになったり、ヨフネがおっぱいの先端部をあてがうだけにしてみたりして、妥協案を探り、最終的に射精だけはリリィの膣に行う。変なプレイ。

肉物を抜くと、だまになった精液がボトボトと垂れる。奥の方がまだ閉じているのだろう、膣口からはあふれる精子がとろとろと湧きでている。歌姫はあわてたのか天然なのか、指で押さえて流出を阻止。その絵面、乙女にあるまじきはしたなさ。

もぞもぞと動く指。その格好。犯罪者のために咲いた花現れり。

「……っ!」
「なかなか治りまへんなぁ」
「ふむ?どれどれ、見せてみよ」

モナメテオがリリィののっかかり、うにーっとばかりに指で少女の口を押し広げる。ノド、針の刺さっていた幹部、肛門、コロコロと転がし、手で問診、だした結論は…

「当人の意志の問題じゃな」
「……っ?」
「お主、日頃から己の意思を表にださんじゃろう。普段から使ってないから身体が己の機能をわきまえておらぬ。……もっとはっちゃけねばならんの」
「はっちゃける?」
「バカーでも、アホーでもよい、普段絶対言わないようなことをこの際ぶちまけてみよ。殻を破るのじゃ」
「……っっ、っ!!」
「リリィはん、こんなんどうですえ?」

もにょもにょと耳打ちするヨフネ。真っ赤になるリリィ。

632 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:35:19 ID:rLkASWkD

「なにいうたん?」これはミスラ。
「ふふふ、…いややわーミスラはん、もっさいこと聞かはらんと」
「ほれミスラ、手伝ってやるのじゃ」
「へ?」
「感情を出力するには肉体に入力するのが一番じゃての、ふぉふぉふぉ」
「ああなるほど…」

リリィの眼を見る。まっかっか。それでも、がんばりますから!みたいな決意は感じとれる。

「よっしゃ!やるぞリリィ!!」
「…!!」
「封印なんて吹っ飛ばすぞ!!」
「…!…!!!」

声はでてないが、えいえい、おーっ!っと聞こえる。天然なのか、純粋なのか。間違ってリンゴの木に実をつけた宝石を、誰がどう責めるのか。



つぷぷ…

「――ッ!!――ッ!」

つぶ…っちぶ…っぷじゅ

先ほどだした精液が、肉物押されて入口から流れていく。歌姫はミスラにしがみつき、爪を立て、膜の向こうで叫びをあげる。ミスラの勘違いかもしれないが、顔を見ていればなんとなく言ってる事が分かるものだ。

…やっぱやめようか?
…つ、つづけてください
…痛くない?
…さっきよりは…もっと、強くでも…大丈夫です…ぁぅぅ…ソコなら…

じゅ、っじゅ、っじゅ、っじゅぽ。ぷじゅ…

…ぅぁ…み、ミスラさん…
…ん?
…ヘンです…私…わたし…やぁ…
…リリィ
…ヘンなの…ヘン…わかんないけど…なにこれ…かゆい
…か、かゆい?かゆいってなにさ…

ちゅこっちゅこ…ちゅぶ。…ぢゅっぢゅっぢゅ。

…は…うく…
…こんなんとかこんなんとかしてみたり…
…はう!
…調子に乗ってこんなんとか…
…んぁぅ!!
…な、なに?
…ミスラさん、ミスラさん…!
…どうしたどうした
…わ、わかりました私!今の…こういうことですね!!
…いやいや、そんなはしゃがずに…
…ん、あ…すごいです…こんな風に…なるんだ…ぅぁ

633 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:36:16 ID:rLkASWkD

「お…」
「……!!…ぁ、!…ぅ!!」
「がんばれリリィ…もう少しだ!」

ちゅぱん、ちゅぱん…ちゅこ。きゅぶぶぶ。

「―――ッ!…ぅ…!…っこ…」
「こ?」
「――…!…!っんん!!」
「ん?」
「――――――!!!!」
「リリィ!今だ叫べ!!」



「おまんこっ!おまんこおまんこおまんこ!!!!」



どびゅ…どびゅ…どぴゅ…

「…………へ?」
「おま…ん…え?…きゃぅ…いや、私…あぅ…お嫁にいけない…」

少女の上半身はワタワタと逃げだそうとするのに、膣はきゅうきゅうと肉物を搾る。ヨフネよ、いたいけな少女になにをやらせるのか。


・・・・・・。


ゾゾルドとキルソロが帰ってきた。

手を繋いで、これから学校に行く友達のように。あいも変わらず裸なのだが。

「いやぁ、やはり夜は冷えますなぁ、失敬、ドロを落としますゆえお湯だけ貸してくだされば…」

いいつつ、土鍋の外でキルソロの背中を流すゾゾルド。キルソロに嫌がる素振りはない。

「めでたしやねぇ、ミスラはん」
「うんうん」

ミスラの腹の上で踊っているのはシラカワヨフネ。耳元ではお湯がちゃぷちゃぷはじけて、ミスラの脳をぼうっとさせたりさせなかったり。
首の周りでは、ティコネットの尻とミルチアのふとももがこすれあって、肉の摩擦の熱とにおいが、いやらしくミスラの脳髄を焼かんとしている。

「んぁ…ミルチア…それ…」
「こ…こうか…?…ん、ぁ…ぢゅぶ、…」

まるで2人のネトネトの愛撫をおかずに、ヨフネの膣で己を慰めているようだった。ティコネットが誘導し、ミルチアがフラフラとそれに従う。
沈み込む指。溶け合う肌色。おっぱいがおっぱいに押しつぶされて、押出された乳首をくちびるがしごく。

夢中になって互いをむさぼるから肝心の果肉はお留守になって、じれったそうにモジモジモジモジ。ミスラが充血したそれをソッと指で撫でただけなのに、ビックリしたように腰を引く。

「…ふぁ…んん、ん、…っ!っぁ」
「ティコって…案外女の子好きだよね」
「…ん?ん…ふふ…ウチの男は、ロクなのがいないだろ?」


634 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:36:54 ID:rLkASWkD

妖しく笑いながら、ミスラの顔に恥丘を寄せる。恥毛の生え際まで見せつけるよう、奉仕を怠ればヒザで小突かれる。

「ミスラはんのいけず…ウチばっかに動かせて…」

ヨフネが、ぺちぺちと尻をぶつけるように動く。ミスラ、ティコの腰にしがみついて安定を得、しばしヨフネの相手に専念。そうするとミルチアがいらだって、腕をねじりあげるもんだからそっちにも気を回す。

「おやぁ!?ゼンゼン空いてませんな、どうしたものか」
「お、じゃぁここ使う?」

土鍋に戻ったゾゾルドとキルソロに、ティコが席を譲ろうとする。席て。

「…あ、…その、大丈夫です…あまったトコで…」

随分引っ込み思案になったのはキルソロ。あまったトコて。

「なんじゃ、随分殊勝になったのう」
「キルちゃん、元々素直な子ぉよ…あん」

ヨフネは子宮口でコリコリとミスラの尿道をこすり、ミスラの尿道はびゅるびゅると精子を預ける。角度を調節、手で搾るように肉茎を抜きやり、また奥へ。亀頭の先に感度はなく、残り汁が搾られるときだけ心地よい。
他人行儀な性の音。ようやく抜かれた肉物を、ヨフネは陰唇で丁寧にこすりあげ、余韻を噛締めるための休息をミスラに与える。プロの技だ。


・・・・・・。


10人の美女少女が、土鍋の円周に沿うように並んでいる。向けられた尻の中央にはミスラ、誰に射精するのも自由だった。

「ミルチアー」
「ふゃ…、あ、…ん!」
「ドルキデー」
「ぁぁ…ミスラ様…」
「アザカゼー」
「……ん」

丸くえぐられた陰肉から、断続的に噴きでる放物線。鍋の中は、精液と愛液とローションと汗とよだれとなんやかんやでなんだかどろどろし、生ぬるく、気をつけないと足元がすべる。

「ふにゃ!」

いってるそばからミルチアがずっこけた。綺麗な髪が台無し、頭からぬるぬる湯につかり、化けてでたみたいになる。

「心臓はもう大丈夫?」
「ん…?あはは、そういえばそんなのもあったな…」
「ミルチア…」
「大丈夫だよ…すごく晴れ晴れしてる」

ミルチアはそういうと、ミスラの手をとって自分の胸に当てる。トクトクと血液の送りだされる音。少しずつ、早くなる。

「ん…ミスラ…」

635 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:37:25 ID:rLkASWkD

尻を抱き、身体を割り込ませる。互いのリズムはもうなんとなく理解できていたので、身体のつながりよりも精神的な交わりに重きをおくことができた。
胸の先端に触れる。指に押さえられた乳首が戻ろうとする。小さな火花。くすぐるように背中を撫で、身体を密着させると、少女は恥ずかしそうに眼をそらす。おでこへのキス。ほほ。くちびる。
逃げることのできなくなった瞳を捉え、うすく開いたくちびるの中へ舌を流し込む。肉と肉の摩擦が意識される。少女のふとももは震えている。

「ん…ちゅぷ…ぁ、……――ん!」

ミルチアはわずかにミスラのあごをかむ。白い歯が皮膚の表面をこする。濡れたくちびるが、空気をおいだし、首筋を吸う。吸われた場所が熱くなり、毛細血管がはぜていくのがよく分かる。少女はそれでもキスをやめない。

「ん…ん、ぁ…ふぁ…」

そのまま下から上へ、こするように性器を突上げる。衝撃が少女を抜け、ミスラを抱きとめる腕にも伝わる。胸板の上で、豊かな胸が形を変えている。先端が何度も何度もこすれていく。

「ミスラ…だめぇ、わ…私…ん、ぁん!」

少女は全力でミスラを抱きしめる。ミスラは少しだけ手加減してそれに応える。

身体の中が濡れてゆく。あふれたもので埋められた膣道は、2人の隔たりをなくし、ミスラはちんこの位置をしばらく見失った。

「ミスラ…」
「ん?」
「私…感謝してる…」
「……。」
「…呪われながら生まれてきて、ずっと今まで眼をそらして生きてきた…喜んだりとか…楽しんだりとか…そんなことしたって、どうせすぐに死ぬんだろうって…ずっと思いながら生きてきた…」
「……。」
「まして人を好きになるなんてな…母の神経が理解できなかったよ…」
「……。」
「そしたらお前…いきなり私の目の前に現れて…ふふ、…あはは、…いきなり死んで見せて…わけがわからなかったよ、私は何を怖れていたんだって…」
「いやあれはね…」
「感謝してるんだ…私…。お前が思っている以上に、私は…お前のこと…」
「ミルチア…」
「感謝してるんだよ…ミスラ」


・・・・・・。


636 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:37:57 ID:rLkASWkD

「無駄に終わったわけじゃが…」
「どうしたのさモナモナー、難しい顔して」
「死をもたらすもの…か。分かっていて手をだしたのじゃがの、ワシもザクロも」
「ああドルキデ…そんなテクをどうやって…」
「んは…あふ。…きゅむ、きゅむ。…今思いつきました…ん、ん」

「結局は…分かったフリをしていただけだったのかのう…」



深々とため息をつくモナメテオ。ミスラの股間では、ドルキデ、キルソロ、リリィの3人が、舌の花弁で花を咲かせている。

「こうでしょうかミスラさん…私、よくわからなくて…」
「考えすぎだよリリィ。もっとこう、ある程度は身体の動くままに…おおお」
「犯罪ですよミスラさん……ヘンタイ」
「いつものキルキルだなぁ、うんうん」
「キ…キルキルってなんですか!…もう…別に良いですけど」

ミスラはどんどん陽気になっていく。結論からいえば、儀式はたいした効果をあげなかった。



「もう…無理なのかモナ…」
「すまんのうティコ…ワシの魔力が…もうもたんわい…すまんのう…」

モナメテオの、憔悴しきった顔。乱痴気騒ぎの陰で、ずっとミスラの魔力を抑えていたのだ。少しでも心得のあるものなら、その仕事がいかに膨大なものであるか、容易に理解できた。
ミスラと性交すれば魔力を回復することもできる。もちろん彼女もそれを繰返している。単純にそれ以上なのだ、彼女の労力は。

「そうか…どうなってしまうんだろうな、私たち」

ティコネットはもう、心の準備に入っていた。もちろん、どれだけ予防線を張っても、死という事実は彼女の世界を抉りとっていくだろう。今まで何度も経験してきたこと。

「いやだ」
「ミルチア…?」
「私は認めないぞ…宝剣とやらがあればいいんだろう?探してくる…」

「ま、待ちたまえミルチア君…探すといってもどこを…」
「この状態でミルチアはんが抜けはったら、今以上にバランスがくずれますえ」
「く…っ!」

キルソロが走って逃げた頃とは事情が違う。

「だがどうする!?すでに諦めたというのかお前たちは…!!それでも…」
「すまんのう…けほ、けほけほ」
「メテオはん、しっかりして…」

637 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:38:38 ID:rLkASWkD

「ちょっとションベンしてくるよ」

「ミスラ…?」ティコネットの不安げな声。
「お主…今ここからでたら…」
「大丈夫だよーモナモナ、あと20分くらいなら」
「ミスラお主……。…そうか、お主は…」
「おいミスラ…待て!!…いかないでくれ!!ミスラ!!」

追いすがるミルチアの手を、ゆっくりと解くミスラ。その顔に曇りはなく、穏やかな笑顔が包んでいる。

「大丈夫だって、戻ってきたらまたしようよミルチア」
「ミスラ…ミスラ…!!」

ミスラは階段を降り、手を振りながらとぼとぼと岩陰を目指す。頭の中にこれから死ぬなどという自覚はない、ただただ陽気に、音楽でも聴きながら太陽の下をドライブしている感じ。



「ふぃー」

じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼ…ぽぽぽ…

「うー、さみぃ」

身体が冷える。すぐにまた土鍋が恋しくなる。あそこは良いところだ。ずっといたくなるほど良いところだ。はやく帰っておっぱいにもまれよう。誰と誰にもまれよう…

「うげ…」

げぼぼぼぼ…ぼと

またなんか白いのがでた。ちょっと緑ぃのが混じってる。

「んー?」

転倒。

どうやったら手足が動くのか、やり方を忘れてしまった。

人肌が恋しい。死にたくないと思う一方、少しの間眠るだけだとも思う。



「セー先生…アル…」

思いだしたのは、故郷の皆。あれから随分いろんなことがあった。

「ザクロねーちゃん…ルル…ユピゼル」

仲間の顔が流れていく。カリンザ、グリオー、ラブは生きているか。

「皆…うう…」

手が虚空に伸びる。誰がそれを動かしているのかよくわからない。どこに伸ばしているのかも分からない……


638 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:39:11 ID:rLkASWkD

もにゅもん



「きゃぅー!」
「……んお?」
「あーうー?ゃぅ!」
「……んおお?」

白い髪、白いローブ、白いおっぱい。

「……マユー?」
「きゃぅ、きゃ」

少女はミスラの顔を舐めくりまわす。まちたまえ、今ゲロを吐いたばかりだというのにこの子はどっから…その時だった。



「お困りのようですな!!」


「んあ?」

「お客様のニーズがあれば、例え火の中水の中、野を越え谷越え山を越え、笑顔で行こう砂漠の海へ!史上最強コンビニギルド、黄金猫商会でございまぁあああす!!!」
「いらっしゃいませーー!!!!」

「きゃぅー!!!」
「………な…なんだこりゃ」

突如崖上に現れた、横一列の制服女の子集団。やまぶき色のフリフリミニスカート、ネコのバッジにボーダーニーソックス。なんだこりゃ。

「……なんだこりゃ」

2回言った。


・・・・・・。


「シャマニ…!!」
「おやーん?奇遇ですなぁミルチア殿、これはこれはリリィ姫、御機嫌麗しゅう」
「お友達ですのん?」
「途中まで…私たちを送ってくださったのです」これはリリィ。
「なにをみずくさいことをおっしゃる!金も貰わずに護衛を引き受けてくれるなんてなんて平和なボンボン…もとい、もちつもたれつの良い関係だったじゃぁありませんか。アレですか?目的は達しまして?お宝はありましたかね?こっちの方はさっぱりで…」
「達したといえば達したといえるのかな…しかし…」これはエルエン。



女商人シャマニ。

ピッチリとしたスーツに身を包み、切れ長の眼に高そうなめがね。感情にあわせて頭頂でしばった金髪がチョロチョロ動く。よく開く口はちょっとツバを飛ばしすぎ、それでも体中に満ち満ちた力強いエネルギーが、彼女を美人に分類している。

彼女率いる黄金猫商会は知る人ぞ知る商人ギルド。大陸中に流通ネットワークを張り巡らし、金になるならどんなダンジョンにも出没、儲けがでなけりゃ薬草一つ譲らない。
蛇のように戦車を繋いだ連結装甲キャラバンは、戦闘力はモチロン、食料プラント、医療設備なんかも完備していて、その気になれば孤立した城壁都市くらい征服できるといわれている。


639 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:39:44 ID:rLkASWkD

「ヒスカ…なにやってるんだお前…」
「ぁぅ。ティコさんです」
「おーう、折れちったんだよー、足…」

ヒスカ、ガニメロ、ミルケロル、マユー。彼女等は途中の階層でワタワタしているところをシャマニに拾われていた。わずかに和む空気。分かれてからそんなに日がたってないのに、ひどく懐かしい。

「お前たちだけか…?」
「く、く、クリスさんもいますですよ…はい」



一方ミスラ。通されたのは妖しげな魔術設備の整った牽引車両。ほこりっぽく、ただでさえ薄暗い洞窟の中で、さらに暗い。

「起きとるかの…ミスラ」
「ん…モナ?」
「少しだけ…希望の光が見えてきたぞ…見ないことにしたほうがよかったやもしれぬが…うむぅ」

モナメテオの後ろから、のっそりと黒光りした影が現れる。歩く深海のワカメ。モナメテオと同じくらいの背丈をしたソレは、どこからが服だか分からないくらいもっさもさの髪の毛に覆われた人間だった。

「こやつはスケアクロウといっての…旧い知り合いなのじゃが…すまんミスラ…ワシを怨むなら怨めよ」


「うひゃはははは!!おめーかみすらってのぁ」


「どあぁああ!!なになになんだ!」

ムッとするような体臭。髪の毛にはコケのようなものが張り付き、それがフケであることを認識するのに時間を要する。やけに幼い声のクセに、ちょっと酒焼けして、しゃべり方は肝臓がフォアグラになった商売女のそれ。

「うけけけけ、こわがるんじゃぁねぇよう、これからおめーさんを楽にしてやろうってんだ…まぁ、行く先が天国か地獄だかはしらねーが」
「モナ…なんなんだよこの子はいったい…」
「うげっ、なんだなんだぁギンギンにおったてやがって…てめぇ散々お○んこしといてまだ足りねぇってか?どうなんだ?あ?どうなんだよ?」
「ど、どうなんだっていわれても…いたた…」
「んだよ、オレ様みてーな幼女に踏まれてよがってんじゃねぇぞブタ。どうしよーもねーな、うけけけ、おめーみてーな年がら年中発情三葉虫にはコレ」
「な…なにそれ」
「これか?これは魔界のイソギンチャク。オレ様がねちねちと調教と品種改良を繰返してダナ、よりエロく、よりエゲツナク…どうよこのお○んこのにおい、リアルだろ…?」
「そ…そんなもの何に…」
「何にって?そりゃおめー、こうしてこうしてオレ様の術式を加えてだな…」
「……お、おい…まさか、まてまてはやまるな、話し合おう!話し合おうって!!!!」」
「そりゃーー!!」

640 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:41:03 ID:rLkASWkD

「アーーーーーッ!!!!」


(中略)


「うぐ…ぇぐ……」
「よしよし、ほれ泣くでないミスラ…」
「だってモナ…オレは人として…人として…」
「まだ3ダースあるぜぇー」
「わぁぁっぁああ!!!!」


(中略)


「終わりましたかい?スケアクロウのダンナ」
「おおうシャマニ。大量だぜぇぇ、うけけけけ」
「ははぁー、なるほど。こりゃぁクリス譲ちゃんのいってた通りだ。ご紹介遅れましてミスラのダンナ…ってありゃ?」

「うぐ…、えぐ…ちんこ痛いよう…」
「峠は越えたかのう…これで、しばらくは、な」
「こりゃ、後にしたほうがよさそうで?…そんじゃまた、ああ、ここの設備は自由に使ってくださって結構ですぜ…いやぁ儲かった儲かった」
「まずは眠れミスラ。…ゆるりとな」
「うう…モナぁ…」


七層文明第七層。地表に最も近いところ。冒険6日目が始まった。


・・・・・・。


「さあー、たんと召し上がってくださいねぇ皆々様!!」

目の前に並べられた金色の皿の山。花の香りに山海の珍味。ジュージューととろけそうな肉は見ているだけでよだれがでてくる。
薔薇色のジュースの中には宝石のような果物。ただの水でさえ、その清潔さが舌でわかる。

「あ、あの…シャマニ…さん?」
「はいはいなんですかミスラさん、あ、シャマニでいいですよ、おや飲み物がきれてらっしゃる、おーい!!」
「いや、その…なんでこんな」
「ああどうぞどうぞ、こちらの極楽地獄鳥のモモは絶品ですよ!この灼熱マンボウなんて鮮度抜群、さっきまで生きてましたから…」
「フガモガ…」

「あぅ、このシバヅケちょーおいしーです」
ミルケロルがミスラのひざの上でほっぽぺたを押さえる。あいかわらずの超絶自分ペース。対面のキルソロは敵意に満ち満ちているが、そことグッとこらえて、その横では料理達者なティコもうなっていた。

「う、うまいな」
「ティコはん、そこのおつくりとってぇ」
「きゃぅー」


641 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:41:46 ID:rLkASWkD

食って飲んで休んで。

トイレにたったミスラは、遠くで聞こえる喧騒にひどく安心する。また平和な日々に戻ったような心の安定、スケアクロウと呼ばれた少女のおかげか、ミスラの力はずっと一定に保たれている。

同時に、この状態がそう長くは続かないこともよく分かる。焦燥感。そういえば、クリスはどうして顔を見せないのか、ミスラはトボトボと連結戦車の中を歩きだした。

「お、いたいた、一号」
「へ?」

医療品のにおいをかいだ気がする。ミスラが戦車と戦車を繋ぐ連結部に差しかかった時、交差する通路の横から声がかかった。

「一号、結果はでたのか?」
「え?え?あの?」

黄色い花の煮汁で染め上げたような髪の毛。一本一本が細くサラサラしていて、後ろで一つに束ねている。ひかえめな化粧に、火のついてないタバコ。虫止めのピンみたいに鋭敏なまつげがキツイ性格を想像させ、糊の利いた白衣がそれを肯定する。現れたのはそんな女性。

「誰かとお間違えでは…」
「ん?」

白衣の女性はがっつりとミスラの顔をわしづかみにすると、吐息がかかるキョリまで引寄せる。押しつけがましくない程度の、いいにおい。

「お前は誰だ。名を名乗れ」
「ミ、ミスラと申します…」
「ミスラ…?ああ…」

「ブラドさまここにいたのか」

今度はミスラの後頭部に声がかかる。抑揚のない、見事な棒読み。

「どうしましたどなたですかこの方は」
「ウム、例の提供者と同じ名前だ」
「ていきょうしゃとは例の精子をだすしか脳のないイカれた発情雄のことですかちがいますか」
「間違ってはないがいい過ぎだぞ一号。ここに本人と思しき人物がいるのだ」
「不適切ですか気おつけるべきですかどうしますか」
「不適切だな、気をつけるべきだ」

「あの…」

新たに登場した女性は空き箱みたいな眼をしてミスラを覗き込む。覗き込むというのも不適当で、ミスラの後ろの何かを見ている感じ。
うすい紫色の髪は腰まで伸び、着ているものは白衣なのだが、なんだか変なパイプが通っていて、金属の板が張りついている。

「ていきょうしゃをどうしますか殺しますか解体しますか投薬しますか」
「どれも不適切だよ一号」
「食肉加工業者が喜ぶと思う…」
「それはジョークだね?残念だが意味が分からないよ」

642 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:42:21 ID:rLkASWkD

紫色の女性が発する言葉は、宇宙人の交信のように不協和音をかなで、拭いきれない気持ち悪さを耳の奥に残していく。この人は何がいいたいのか、自分の中で確認するための情報をくれないからもやもやする。
それをすべて冷静に対処し、次々と処理していくのはくわえタバコの女性。頭がいい人なのか悪い人なのか、少なくとも眼が悪いのは確実で、たまにミスラと紫色の女性を取り違えたりする。

「ここではなんだ、コーヒーでも飲まないかね?キミには丁度聞きたい事があるのだよ」
「え?…いや、その…。今あんまり時間がなくて…寿命的なものが」
「ああ知ってるよ、まぁそんなに心配することじゃないだろう。大丈夫だよ」
「え…?あ、大丈夫って…た、助かるんですかオレ…」
「例えばだが、キミの精巣を切りとって人造臓器に接続する。さすれば永続的な精子工場ができ、キミの遺伝子は存続する」
「…へ?」
「例えばだが、キミの身体を少しずつ切りとってパズルのように繋ぎ合わせる。キミはほっといても回復するから注意するのはパズルの鮮度だけだ。完成の暁にはこの世に正真正銘キミ自身が2人存在することになり、オリジナルが爆発したところで問題はない」
「…あの…」
「…まぁ魂が宿るかどうかはやってみなくては分からんが、別に失敗したってキミは爆発するまで死なないし、なんならコピーを山ほどとって…ふむ、最悪でもやはり精子工場にはなるだろうな…」
「…へ?…ちょ…」
「そういえばキミの場合、頭を切り取ったらどうやって治るのかね?身体が生えるのか、頭が生えるのか…どれいっちょ試して…うひゃひゃひゃひゃ」
「わぁぁぁぁあああぁぁぁあ!!!!まって助けて!ごめんなさいごめんなさい!!!」

「とまぁ、これがジョークだ」
「なるほど勉強になったブラド様」

そんな声は聞こえない、ミスラまろび逃げだし、適当に扉を開ける。そんなことうかつにするもんだから当たり前のように女子更衣室に飛び込む。目も眩むばかりの肌色と、やまぶき色の制服、ぱんつ。

「ひゃっ!?」
「んぁ…え?」
「はれー…?」
「いやーーーっ!!!」

「わった、った、っご、ごめん!!ごめん!!!」

花瓶やらボールやらぱんつやらの砲撃を受け、反対側の扉を開けるとそこは今まさに使用中のトイレ。

「きゃぁぁあああああ!!!」
「わあぁぁああ!!!見てないから!見てないから!!!」
「違うんです!私が悪いんです!!!」
「あぁぁあぁ、ゴメンゴメン…!!!…って、え?」
「カギをかけなかった私が悪いの!!もうダメ!最低だわ私は…こんなの、扉を開けた人に気まずい思いをさせるだけじゃない!!」
「あ…いや」
「そうよ!それよりもその人がもよおしてたらどうするつもりだったの!私のバカ!!私なんかが分もわきまえずにオシッコなんてするからこんなことに…」
「え?え?あの…なんだかわからないけどとにかくゴメン!!」
「よかったら一緒にしましょ!?ねぇまって!!!」

逆に謝られてビックリしたミスラはその場を逃げだし、なんたる運命のいたずらか、つまずき転び、あわや段差の角に頭をぶつけると思いきや、回転しながらフロ湯に飛び込んで、最終的に泡にまみれたおっぱいに着地した。

「ふぎゅ……ぷは!」

643 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/11/24(土) 00:42:53 ID:rLkASWkD

「おおっ…と、大丈夫かい少年?ハッハッハ」
「あらやだ、かわいー」
「おいセネア、その子例の…」

「あ、あああ…あ、すいません!!信じてもらえないかもしれないけどわざとじゃ…」

「ハハハ、そういうことにしておこうか、気をつけたまえよ!」
「よかったらいっしょにはいるー?きゃはは!」
「こらキャリベル、困ってるでしょ…ほらキミも、ホントにはいりたいなら服くらい脱いできな」

戦車の中にしてはお風呂場は広い。車両一つ丸々当てられていて、3人くらいではいるのが適当人数。丁度今、ミスラを囲む女性がそうであるようにだ。

はてな、この商隊では着替えを覗くのが一番罪が重くて、トイレは覗かれる方が悪くて、おっぱいに突撃するのは許容範囲…もうわけが分からない。

ミスラをおっぱいの間に抱える女性は、実に整った顔立ちで、眉毛がキリリとしており、男装すれば女性に喜ばれそうな顔をしている。実際には髪が長く、間違っていないのになんか変な違和感がある。それは妙にキザったらしいしゃべりかたのせいか。なんか歯が白すぎるし。

キャリベルと呼ばれた金髪の女性は、何がおかしいのかずっとニヤニヤしている。他の2人は、一応隠すところはさりげなく隠しているのに、この人だけは堂々とさらけだして、むしろ胸を張っている。確かに、どこを見ても恥じるところなどない、完璧なプロポーション。

「あ、ああ…あの…」
「なによ?どうしたのよ」
「いや…」

前2人の、モデルのような体型を眺め見て、その顔の位置を念頭においていると3人目がどこにも見当たらない。それもそのはず、ちっこいのだ、ゾゾルド達と同じくらい。

「お前今チビって思っただろ」
「……思ってません」
「チビのクセになんで上から目線なんだって思っただろ」
「……思ってません」

「よく見ろ生えてんだろーが!!!」

「わあぁっぁあぁぁあ!!!ごめんなさいごめんなさい!!でも大丈夫!もっとちびっこくてじじ臭いのが知り合いにいるから…」

「フォローになるかぁぁああ!!!」
「アッーーーーーーー!!!」

「きゃはははは!エノにちびっていったらだめだよー、ぼーや」

いってないはずだ。理不尽だ不条理だ。太陽がまぶしいから悪いんだ。ミスラはほうほうの態で泣きながら逃げた。


・・・・・・。

121 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:46:09 ID:urSH+n5g
↓これキャラ


●ザクロ団の皆さん
・ミスラ:主人公

・クリステスラ:反則的な生命エネルギーを内包する宝剣。人間になったり剣になったりする。人間形態時は青白く光る長髪、伏し目がち、なげやり。
・カリンザ:着物剣士。横暴、粗雑な外見に反して容姿の方は艶やかな黒髪、白い肌。
・グリオー:召喚魔術師。魔術師特有の三角帽、その下はショートカット。ちょっとしたことですぐ怒る。
・ラブラノ・オドケナウ:ネクロマンサー。金髪巻き毛、羊みたいな感じ。ツリ眼、キバ、乱暴、わがまま。

・ミルケロル:魔法使い見習い。ピンクの短髪くせ毛。よく指をくわえてあぅあぅいっている。天然。ちびっこい。
・ガニメロ:学者。黒髪寝癖、鳥の巣頭。どもる。ちびっこい。

・エルサ:エルフ騎士。金髪、長髪。サラサラしたのが腰まで。眼は細い。
・ギルジム・ティコネット:銃士。料理長。赤みがかった黒髪セミロング。しっかりしすぎてたまにもろい
・ヒスカ・クランクアイ:泥棒。青みがかった黒髪ポニーテール。近眼めがね、細い眼で睨むように人を見る。よくヘラヘラ笑う。
・ザラク・ニー:武闘家。黒髪。結った束を二つ肩から胸に垂らす。デコが広い。
・ローキス・マルス:重戦士、でかい、バッサバサの髪。いつもぼーっとしてて、眼とじてるように見える。
・トロピア・ストランテ:遊び人。ピンクの巻き毛腰まで。冷え性。人のこと赤ん坊扱いする。
・モナメテオ:自称大魔導師。ロリロリしてる。長髪。じじくさい。
・ナキリコ・ニルバナ:僧侶。エロの大好きな娘。
・シラカワ・ヨフネ:歌人。いつも寝てる。

・マユー:謎の少女。白い髪白い服。14・5歳に見えるのに、精神の方は3・4歳。

・ゾゾルド:銀髪、神父っぽい服。魔族。
・ドルキデ:ツリ眼、銀髪、黒ワンピース。魔族。
・キルソロ:銀髪、短髪、活発、イライラしてる。魔族。


●百合騎士団の皆さん
・リリィ・ルルクトラ:亡国の姫君、歌がうまい、黄色い髪・量多
・ミルチア・マルキアデス:暗黒騎士。黒髪焦げ茶まじり。ムラっけのある精神
・エルエン・トラキストラ:リリィの家臣、緑髪の中わけピッチリロング、ボクっていう
・アザカゼ:リリィの家臣、赤い髪、ちょいウェーブ、自分の世界作り上げてる人

122 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:47:35 ID:urSH+n5g


●黄金猫商会の皆さん

・シャマニ:商人、金髪めがねポニー、いつもスーツ。
・スケアクロウ:魔術師。モナの知り合い。黒いワカメみたいな髪の毛。フケ。げはげは笑う。床に落ちたものそのまま食べる。幼女。袖口で鼻水すする。
・ブラッドダリア・ゼグデス:マッドでサイエンスな人。吸わないタバコ咥えつつ、黄色い髪にいつもの白衣。
・一号:ロボ的な人。ブラッドダリアの助手。超棒読み。

・ミルキフィリオ:めがね、元奴隷にして死刑囚、いつもいつも懺悔懺悔。生まれてきてごめんなさいが口癖。現在巡礼中。
・セネア・セピア:劇団員。紳士過ぎる。歯白すぎる。背高い、黒髪長髪。
・キャリベルローズ:酒場担当、踊り子、金髪ウェーブ。足長。
・エノ・アセアリア:賞金稼ぎ。歳と性格の割りにチビぃ。首の骨をベキッておる武器使う。通称スコーピオン。
・ロト・ハーヴェル:魔術師。無口。本と小動物以外あんまり興味ない。灰色おかっぱ。
・キゥリート・セグネスシティ:保安チーフ。商隊内の規律担当。厳格なモラリストにして超ナルシスト。黒髪、おでこ。
・アリスナイン:キゥリート部下、氷使い、事務全般をこなす。青みがかった白い髪のショート。大人。
・ギャラ・メイラ:キゥリート部下、ムチ使い、事務全般をこなす。しなったムチみたいな髪の毛があっちこっちに跳ねる長髪、たまにめがね。大人。

・ドミニク・コードウェル:3文モノ書き。ぱっさぱさのみつあみ、帽子、めがね。小悪党みたいなしゃべりかた。シャマニの妹。
・シェロソピ・ミステリオーノ・ロンドンドン:マジシャン。深緑の髪の毛、適当すぎる性格。痴女。
・トメキチ:幼女。サラサラ金髪。大理石みたいな肌。天使そのもの。ただし手にフル回転の芝刈り機をもつ。一人称、オラ。

・ムナク・ジャジャ:商隊守備隊長。戦闘力は一番高いのだがいかんせん自由すぎる。
・ユイラ:傭兵。ムナク部下。顔傷だらけ、超暴力的。っだこぅるぁ、みたいなしゃべり方。武器、ギロチンの刃。ミスラに完全服従。
・ユキボタル:傭兵、というより用心棒。ムナク部下。喪服、西洋顔で顔面蒼白、線香臭い。ミスラに完全服従。

・フラミア・ラミアミア:名家のお嬢様、ですわ口調、金髪、わがまま。現在没落してバイト中。
・セルヴィ:その従者。スーツ。背筋伸びすぎ。涙もろい。白髪交じり。
・リットーサ・メルメルヴィ:名家のお嬢様。吸血鬼、牙、赤い髪中わけおでこ。別に知らんし、みたいなしゃべり方。現在没落してバイト中。
・モチャ:その従者。薄い黄緑いろのふわふわした髪の毛。目隠れてる。UMA。
・ミリモ:東方の辺境民族ユモウ族が姫君。日本人形みたいな感じ。没落してバイト中。うっかりさん。
・タツカゲ:その従者、九の一。あわて者。ポニーテール。

・テンネ:頭脳労働担当。東方月国出身。語尾に「ね」ってつけたがる。目見えない。
・クロル:テンネの弟子。心が清らか過ぎる。真面目すぎる。まっすぐすぎる。調理主任でもある。

・バスカーヴ・ヴィレ:機械整備工。武器職人。自らも大砲もって戦う。てやんでいって言う。頑固。つばでもつけとけって言う。
・ベノ・ザレロ:毒使い、新参、オドオドしすぎ。
・コカ:金の糸はく女の子。自分で歩けない。ゆるい。

・アクシュラ・ゲェル:アウトロー。商隊を襲って逆につかまる。
・シェセト・ガルガンプ:仮面の少女、よく頭をぶつける。
・ポナトット:人形使い、狂気過ぎる。
・ドラス・ビー:蟲使い、仲間とか信じない子。
・ロナ:宝石少女、本名すごい長い。島国育ち、純情。世間知らず。一応シフトリーダー。

123 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:48:32 ID:urSH+n5g
どこをどうきたのか、気がつけばブゥーンという機械音だけが響くスペースに倒れこんでいた。商品販売車両、ミスラを挟む左右の棚には強化ガラスがはめられていて、お金を投入すれば物品が買える、要は自販機。

商隊のメインであるせいか、随分と広い。というか、広すぎる。こんなスペースがどこにあるのか、おそらく魔術的な空間操作、それ以外に考えがたい。

「…なんか、すげぇ疲れた…」

隅っこにはベンチがあった。何でもいいから休みたい、ミスラは倒れこむように横になる。わずかなニスのにおい。ひんやりとして心地はいいが、眠り込んだら風邪を引きそうだった。
寝ようかなどうしようかな、でも今寝たら死ぬかもしれんしな…ふと、そのまま視線を奥にやると、凹型にくぼんだスペースに女の子が座っていた。先客がいたのだ。

「あ…す、すいません」
「……。」

灰色の髪を、おかっぱに切りそろえた少女は、チラリとミスラを一瞥して、手元の本に視線を戻す。沈黙。相変わらず聞こえてくるのは自販機の音ばかり、ミスラは身体を起こして立ち去ろうとする。

「……なぜ?」
「へ?」
「なぜあやまるの?」
「あ、いや…邪魔したかな…っと思って」

突然の少女の質問で、ミスラその場を動くタイミングを失ってしまった。再びの沈黙。しゃべるのは少女の番だ。

「座ったら?」
「う、うん…」

いわれた通りにする。並んだ2人。この車両では自販機の明かりだけが光源となっている、してみれば、少女が本を読んでいるのはこの光だよりなわけだ。
うっすらと仄めく燐光が、少女をこの世ならざるものに仕立て上げる。彼女が頁をめくるごと、ミスラの世界も次へ次へと誘われていくような。

「眼、悪くならない…?」
「……。」

ジャブはかすりもしなかった。

「……キミ、この商隊の子だよね?」
「…そう」

次に放ったのは9割9分ハズレのない質問だったが、意外にも答えが返ってくる。制服は着ないのか、今は時間外だから、ブツ切りの質疑応答が続き、その間も少女は頁をめくる手を止めない。

「飲む?」
「え?う、うん」

やがて初めて、少女の方から質問を切りだした。差しだされたのはプリン牛乳という名のけったいな飲み物、無論、この空気で断わる勇気はミスラにはない。

「…ロト」
「へ?」
「名前…聞かないから」
「あ、ああ…、そっか、…オレはミスラ…」
「知ってる」
「そ、そう…」
「それ」
「ん?…ああこれ美味いね!初めて飲んだよこんなの…」
「まずいからあげた」
「…そう、うん、よく考えたらなんだろうねこの粘っこい後味…もごもご」

そういえば間接キスか、と気づいたミスラは思考の迷路に迷い込む。もしかしてオレに気が…ばかな気にしすぎだぜ…しかしこの異空間ならあるいは…。

結局、時間だ、といって少女は立ち去り、後にはぽつねんとミスラだけが残った。牛乳の後味も残った。

少女の座っていたところを触ってみる。もう既に、体温は残されていなかった。

124 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:49:07 ID:urSH+n5g

・・・・・・。


そういえば小便をしていない。

でもあのゴメンナサイ少女にでくわしたらどうしよう、その前になんでこんな入り組んでるのだこの商隊は。まぁでも膀胱が破裂したくらいなら治るだろうから…でもそしたらにおいが…云々。

「――――――ぁ…ん」

「ん?」

「――――――ぁ―――んぁ…」

キャタピラが小石を粉砕する音に紛れて、くぐもった呻き声が聞こえてくる。なにかしら、特に大した考えもなくフラフラと誘われるミスラは右へ左へ、魔術的回廊を行ったりきたり。

「倉庫…?」

着いた先はキャラバンの最後尾。ボコボコになった盾や、薬の空き瓶が箱や棚に突っこまれ、首のもげた人形が恨めしげに光源であるランプを見ている。
車両自体が、木枠と皮を強引に鉄板で固めた感じのポンコツで、ところどころ開いた穴から外が見える。
気のせいかな?幻聴くらい聞こえてきても不思議じゃない、そんな風にボンヤリしていたから、最初目の前のソレがなんなのか良く分からなかった。

「ふぁ…ぁ、…――き…あぅぅ」

2つの影が交わっている。少女の影と少女の影。禁断の愛。

なんのいまさら、たかだか見知らぬ女の子がコソコソ乳繰り合っていたからといって、何を驚く事があろう。だがミスラは腰が抜けた、砕けた。その異常な情景。

「…キゥリートのここ…きれいだよぅ…」
「……。」
「…キゥリートこそ…ここ…もっと見せて…」
「……。」
「好きだよ…キゥ…」
「……。」
「私もぉ…」

キゥリートと呼ばれた少女はキゥリートと呼ばれた少女の舌を舐める。胸を押付ける、股間を押付ける…
不思議なことにキゥリートはキゥリートと同じ動きをする。右手は左手、左手は右手。図ったように、示し合わせたように…まるでそう、鏡と同じ―――ってか、鏡。

―――そう、影の一つは少女の鏡像。少女は、古びた姿見に映る自分の姿を眺めながら、自分に問いかけ、自分でよがって、自分に愛を囁いているのだ。全部が全部、独り言の一人演技。

キゥリートは陶酔した瞳で、鏡の中の自分に、よだれまみれの舌を絡ませている。とろとろの果肉、その汁を、自分で口に含み、自分の胸に垂らして塗りたくる。

「私…好きぃ……好きなのぉ…自分大好きぃ……」

125 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:49:36 ID:urSH+n5g

(やばいやばいやばいやばい……!!!コレはだめこれはだめこれはだめこれはだめ…)

この世で最も見てはいけない地獄の妄念、文字通りの独りよがり。砕けた腰で這いずりよたよた、角を曲がって心臓をなだめる。

「おおおお…忘れろぉ…忘れろオレ…」

それでもむくむくとおっきするちんぽこに、コイツ蹴り飛ばしてやろうかと思うミスラであった。

「だめですよー、そんなかわいそうなことしたら…」
「………誰?」

もうビビらない。心の芯から煮崩れした身体は、突然斜め横に現れた少女にも無反応。

「……ニヤリ。」
「な…なんだよ」
「私の名前はドミニク、ドミニク・コードウェル。人呼んで漆黒の新聞記事」
「……なにその印刷ミスみたいな通り名」
「…ニヤリ。やりますねミスラさん」
「だからなんだよ…わき腹をつっつくなよ…」
「この商隊でわからない事があったら私に聞いてくださいね…うふふふふ」

ドミニクという自称3文もの書きは、黒い帽子を深々と被り、眼鏡はまさしく牛乳瓶の底。多分あんまり洗ってないみつあみはパサパサしていて、だらだらに伸びきった服の袖でときどき鼻をすする。

「お兄さん、キゥリートに魅入ってましたねぇ…」
「な…そんなこと…」
「いいですよぉ隠さなくたって…ここだけの話ですがね」
「ふんふん」
「あの娘、普段はこれでもかってくらい堅物でしてねぇ…この隊での地位は保安チーフ。趣味は商隊の綱紀粛正ときたもんだ…」
「マジでか…」
「おっといけね…ウワサをすればなんとやらでさぁ」

こそこそとしゃべっているところに当のキゥリートが現れる。なるほど、先ほどまでの艶っぽい印象はどこへやら、つりあがった眼に度のきつそうな眼鏡をかけて、ピカピカのおでこは法の番人が引き抜いた刀剣のようだ。

「なにをしているのかね、ドミニク君?」
「い…いやぁなんでもありませんよぉ…へっへへ」
「フン、どうだか。私の仕事を増やさないでくれたまえよ、まったくこんな大変なときに…」
「へへぇ、ダンナにはかなわねぇや」
「オヤ?アナタは…例の。…アナタもこんな娘とつきあうのはおよしなさい、ろくなことにならない」
「え…?あ、…はぁ…」
「どうせまたくだらないゴシップ話でしょう?苦情が殺到しているんですよ、こんな小さな隊でも最低限のプライバシーがあるのでね」
「あ、はい、すいません」
「アナタが私の頭痛の種にならないことを祈りますよ」

法の番人はそういうと、イライラしながらいってしまった。


126 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:50:12 ID:urSH+n5g

「こえー…」
「そしてこれがあの女のエロ動画」

『あ、ぁっぁん!キゥリート…初めてなのにぃ…!!』

「うぉぉぉおおおおぉ、お前…すごいな」
「……ニヤリ」

なんか魔法の円盤の上で、キゥリートの恥ずかしい姿がありありと照らしだされる。局部のアップ、俯瞰、限界まで延びた舌。

「お役にたてまして?……つきましてはね、ご協力願いたい事が…へっへへ」
「うんうん、オレにできることなら…」



こうしてミスラ、ザクロ団のいわなくてもいいことを、ペラペラペラペラしゃべってしまった。性癖、性感、あの女はオレのちんこがなきゃ3日といられねーんだ云々。

もう、アホばっかりだ。


・・・・・・。


「お、メロ、何してんだ?」
「や、や、こ、これはミスラさんこんにちわ」

小用を足したミスラはようやく当初の目的を思いだし、クリステスラを探し始める。横にはドミニク・コードウェルの姿。なんかすごく仲良くなった。友達ってこんな感じだよね、ミスラはドミニクの肩を抱き、ドミニクもそれに応える。

現在3人がいるのは植物プラント車両。この場所も、間違えて外にでてしまったと思うくらい空間が広い。足元は戦車の中なのにも関わらず土が覆われているし、なにやら見たこともない南国のフルーツが、空を埋め尽くさんと実っている。

ガニメロはなにやら山盛りの石版ととっくみあっていた。

「勉強してんのか?」
「は、は、はい、部屋はなんだか騒々しい連中がふ、増えてしまって…」
「あー…」

容易に想像が着く。死体とかミサイルとか髑髏とか。

「へっへぇ…アイーサウルベンたぁ…お譲ちゃんやりますねぇ…」
「え、え?わ、わ、わかるんですか?」
「コリャすごい。ご丁寧に文化軸ごとに仕分けてある。いやぁ部屋に引きこもってなにやってるかと思ったら…要チェックだなぁお譲ちゃん」

「ドミィ、頼む分かるように…」

「あ、あ、アイーサウルベンというのはですね…!!!」

ガニメロ、えらく活き活きと話し始める。


127 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:50:51 ID:urSH+n5g
―――アイーサウルベン。

この世界のあらゆる文化圏にする通底する世界観、それに基づく主義、神話の総称。世界はミクロにもマクロにも拡大し続けている。永劫、閉じることもなければ繰返すこともない。大なるものから見れば小なるものは存在しないに等しい。無限の時空格差。
絶対確定不可能世界。世界は観測から逃げ続ける。神は生まれ続ける。神は殺し続ける。人間は生まれ続ける。人間は殺し続ける。世界を広げているのは生と死の車輪。すべての存在は安定を夢見て、それゆえに崩壊する。安定の存続が生か死か、安定の崩壊が生か死か。
宇宙は固まりやがて砕ける。星は固まりやがて砕ける。大気は固まりやがて砕ける。生命は固まりやがて砕ける。死を望むものは自ら死に、生きようとする者だけが生きることに適した。なぜ生きるかではない、最初に回った車輪の方向を我々は生きるといったのだ。
人間は固まりやがて砕ける。アイーサウルベンもやがてそうするだろう。



「……ぜんぜんわかんない」
「あ、あ、え、えぅ…そ、そうですか」

小さな学者は予想外にしょんぼりする。悪いなぁとは思っても、分からないものは分からない。

「へっへ…この後まだまだ続くんですよ。…この世になにものもないのであれば、我々は結局サラエの元に集うだろう」
「サラエ?」

一瞬ドキリと、心臓をつかまれたような気がした。まぁ、実際死にかけだし。

「神様みたいなもんですな。アタシからいわせりゃ邪神ですよ、この世の始まりとみなされて、あらゆる存在を孕ませる。どこに逃げても孕むんですな、過去にいようが未来にいようが、こりゃたまりません。今こうしている間にアタシも孕む」
「そりゃぁ…すげぇな」
「アイーサウルベンありきで考えると、今度は文化圏を共時的にだけでなく通時的に考えなきゃならんのですわ…これが文化軸」
「わかんね」
「ししし、簡単にいうと、7層文明を7つと見るか、7つで1つと見るかの立場の違いですな」
「はぁー」

「あ、あ、あ、ドミニクさん…ヒューヘンの『サラエニズム』はお、お、お読みになりましたか!」
「…ニヤリ。まぁ教養の範囲内ですがねぇ」

ガニメロがすごくはしゃいでいる。考えてみればこの娘、いつもミルケロルなどと一緒にいるが、話の内容を人と共有しているところを見た事がない。ミスラとしてみても、なんだか娘に友達ができたみたいでうれしいものだ。

「ははぁ、この文化は表面上似てるように見えるけど、軸で見ると違うのか」
「は、はい!そうなんです!!!」

というか、こんなにかわいかったかこの娘、とミスラ思う。

「じゃぁこれは?メロ…」
「は、はい!こここ、これはですね…!!!」
「こっちは?」
「ここ、これはですね!!!」

これはのっかるしかあるまい。なるほどミスラの頭でもいろいろ聞いてればなんとなくいわんとしていることがつかめてくる。同時にこのちっこい頭に詰まった知識量に圧倒され、尊敬の念すら抱く。

「はぁー、なるほど奥が深いんだな…じゃぁこの手は?」
「はいはい!この手は…この…テ、て、手ぇ!!??」



石版の間、地面から、人間の手が生えていた。

128 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:51:31 ID:urSH+n5g

「わぁっぁああああ!!!ほ、ほ、本物か!!」
「ふぃ…ふぎゅ…て、って、手…」
「お二方、そこを動かずに…こりゃぁ事件のにおいがするぜ…」

ドミニクが耳に挿していたボールペンで手をツンツンする。動く。生きてる。

「お、おい、掘りださなきゃ!!」
「ははぁ、こりゃぁさては……なんだハズレか。まぁ、ほっといても問題ないですけどね」

そういわれてほっとくわけにはいかない。あわててミスラ、土を掘り返す。二の腕、腋の下、マンと、おっぱい、おっぱい…

「あひー?はらひらぁ〜」

やがて現れたのは世にも面妖なメイクを施した、黒やら深緑やらの髪の毛をした女の子。マントの下にはなにもはいていないという痴女スタイルで、メイクのせいで歳は定かでない。が、案外いってそう。なんというか、肌の張りが。

「な、な、な、なんでしょうか、こ、ここの人…」
「さ、さあ…大丈夫ですか?」

「はひー…うにゅぬぱ………ビックリした?」

「は?え、…しました」
「やたー!!!」

なんだろう、この出来損ないの根菜類みたいな間の抜け加減は。

「この人はシェロソピ・ミステリオーノ・ロンドンドン。数年前に雇ったサーカス一座……に、さりげなく捨てられた女性です」

ドミニクが鼻で笑う。ああコイツ、この女の人を下に見てる。



「えへん!さあさご開帳!!プリンセスシェロソピが不思議な世界にご招待!!超絶悶絶イリュージョン、はーじまーるよー!!!」

そうこうしているうちになんか始まってしまった。逃げようとしたガニメロをとっつかまえ、あのセールスマンにありがちな、相手に間を与えない割り込みトークでまくしたてる。

「お譲ちゃん、何か世界で一番大切なものとかってあるー??」
「は、は、え?こここ、これですけど…」
「やぁさ、なんだい汚らしい石っころをだしてきたね!さてはキミ、幼少時代にお腹がすき過ぎて、一人ママゴトして自分を紛らわしてたタイプだな!!
「あ、あ、そそ、それはじいちゃん達のお骨を固めたもので…この遺跡に埋めてあげようかと…」

さらっととても重いことをいうチビ学者。そう、彼女の祖先は皆、この7層文明の探索を夢見て死んでいったのだ。今、一族の集大成がついにこの地に足を踏み入れた、泣ける話ではないか。

「わかるよお譲ちゃん…私もね、子供の頃家に帰っても誰もいないから…ずっと一人で手品やってたのよう…よし!!おねいさんがお譲ちゃんの空っぽのお腹と心を満たしてあげる!せーの、チーポンカン!!」
「え、え、え?」

歯車はどこにも引っかからないまま回り始める。プリンセスがてのひら振ればアラ不思議、極彩色の身体に悪そうな煙がもりもり噴きでて…


129 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:52:05 ID:urSH+n5g

ぽわわわわ〜ん

「ヘイ!カツ丼おまち!!」

なんとじいちゃん方の骨の塊がアツアツのカツ丼になったではないか。これには一同拍手でこたえる。ご満悦なプリンセス。

「あ、あ、すす、すごいです!すごい!!」
「ありがとー!ありがとー!!」
「あ、あの、それで…ぼ、ぼぼ、ボクのじいちゃんは…」
「じいちゃん?あなたのじいちゃんはねー…」
「は、はい…」
「じいちゃん…」
「……。」
「……。」
「……。」
「……アレ?」
「え、え?え?」
「……ん、やべ」
「え?あ?やばい?」

「以上!プリンセスシェロソピのショートコントでしたぁ〜〜!!!」

「え?え?ええええ!???」
「……コントなんだ」

ガニメロ一族の夢。その思いの詰まった結晶は、こうしてキャベツと炭水化物になって散った。プリンセス、そのまま走って逃げる。

「み、みみみ、ミスラさぁん!!!」
「め、メロ…これは…なぁドミィ」
「残念でさぁ…やつはとりかえしのつかないものを盗んでいきましたねぇ」

よしよしとガニメロを慰めるミスラ。だが彼は知らなかったのだ、こんなキワモノはまだ序の口であるということ。はたしてこの黄金猫商会、魔窟である。


・・・・・・。


130 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:53:55 ID:urSH+n5g


「オメタチ…」

「ん?」

場所は変わらず植物プラント。斜面になった小道の先に、麦藁帽の小さな女の子がいる。

正直ミスラは魅入ってしまった。黄金色の髪、ほつれた髪がわずかな照明に輝いて、白熱のプロミネンスを思わせる。白いワンピースは翼のようで、大理石のように白い肌は、人々が顕在化を求めてやまなかった天使そのものではないか。
丘の上に降臨した彼女を前にして、誰がかしずかずにおれようか。我々は彼女によって審判を待つ土くれにしか過ぎないのだ。裁くのはそう、その手の中でフル稼働する―――芝刈り機。



「オラの畑でなにしてるだ!!!」



「わああぁぁぁっぁぁああああ!!!!」

それからのこと、ミスラはよく覚えていない。

なぜなら記憶をするための器官を根っこから引っこ抜かれたからである。どことはいわない。おかげであんまり痛くもなかった。

目覚めた後で聞いた話では、少女の名前はトメキチというらしい。

あんなサラサラした金髪の女の子がなぜトメキチか、ミスラは軽い眩暈を感じながらもドミニクに問いただした。そこで明らかになったのは、涙涙の出生秘話。



昔々あるところに、マコマコンドと呼ばれる豊かな村があった。村には一人の男と一匹の犬がいた。男の名前は知られていない、犬はトメキチといった。
男は変人として町人から笑われる存在だった。自分がどんなに餓えて苦しんでいても、トメキチには上等のゴハンをだす。毎日毎日だ。

からかう側もトメキチにだけは手をださない、前にそれをやって、男に指を食いちぎられた者がいたからだ。トメキチにさえ手をださなければ男を人一倍働く。朝から晩まで休みなく働く。
だから彼を笑うことはあっても、追いだしたりする者はいなかった。村の畑は男が切り開き、男が耕しているようなものだ。男のおかげで、村人もずいぶん楽ができた。豊かになった。

ある時トメキチが天寿をまっとうした。当然男は泣いた、トメキチにしがみつき、朝から晩まで泣いた。男は仕事をしなくなった。ずっと泣いてばかりいるからだ。村には男の鳴き声がいつまでも響き渡った。
それでもトメキチが土に還れば、男も諦めざるをえないだろう。しかし不思議なことに、トメキチの身体は一向に腐らない。男は泣き続ける。いつまでもいつまでも泣き続ける。やがて村人は男をやっかむようになった。気味が悪かったのだ。

男は殺され、トメキチとともに山に埋められることとなった。村人は男のことを忘れようとした。しかしそれはできなかった。豊だった村を、未曾有の飢饉が襲ったのだ。
土が腐り、毒の雨が降る。井戸からはなにかの骨が湧きでるようになり、夜な夜な、トメキチに似た犬の影が村中を徘徊するようになった。
村人は一人逃げ二人に逃げ、ついには誰一人として、その地に足を踏み入れるものがなくなった。マコマコンドの名はしだいに人々の記憶から忘れられていった。

ある時徳の高い僧が現れ、呪われたマコマコンドの話を耳にした。彼の僧は魍魎跋扈する山中におもむき、発狂したモンスターを千切っては投げ千切っては投げ。男とトメキチの墓に達すると、念仏を唱えんと座禅をくみ、えいやとばかりに喝をいれた、その時である。
うすぼんやりと墓が燐光を帯びている、さはなんぞと、元々は木杭を打っただけの粗末な墓だから、ずぼりと抜いて土をどけやる。なんたることか、現れいでたのは玉のような幼女であった。その手には人間のされこうべ、ああその奇跡をなんと解釈すればよいだろう。

僧は神仏のなさりように畏れおののき、少女を生き仏に据えて、再びマコマコンドを再生すべく尽力したという。その努力は実り、彼の村はこれまでになく幸にあふれ、長く長く栄えたのだ…。

131 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:54:38 ID:urSH+n5g


「…ニヤリ。で、そのマコマコは代々巫女を祭っていやして、これが皆トメキチを名乗るんですな」
「へー、で、なんでここにいんの?」
「これがね、ウチのアネキがマコマコについた時には、必死に畑を耕すあの子がいただけで…まぁ、結局滅びたんですな。時代です。そこがあまりにも危険な土地だったから、うまいことだまくらかして土ごと移動させてやろうって…今はその途中でさ」
「アネキ?ドミィ姉さんいるのか」
「…ニヤリ。いちお、この商隊のリーダーでさ」
「え?シャマニさん?」

驚いたところで、車両の入口に隠れてミスラをうかがう影に気づいた。トメキチである。手には芝刈り機の変わりに、人間の髑髏を持っている。

「うおおお…と、トメキチ…ちゃん?」
「……オメぇ」

あいかわらず、思わずナデナデしたくなるようなちっこい顔をして、それを左右にひょこひょこ振りながら不信そうに近寄ってくる。ちなみにミスラ達がいるのは医療用車両。だってぶっ殺されたからね。

「……似てるダ」
「…なにが?」
「……なんで気づかなかったダ」
「…ど、どうしたの?」
「……ぶっ殺して初めて分かったダ…オラ…オラ…」

少女の瞳に大粒の涙がたまっていく。ははんこれはアレか、泣くな。



「会いたかったダ……にくひこぉ!!!」



「どあぁぁあああ!!!なんだなんだ、どうした!!」

悪い気はすまい。軽いしやらかいし、ふわふわしてるしかわいいし。よだれでベッタベタにされるのもいいだろう、そこら中噛みつかれるのもいいだろう。さらさらの髪の毛が口の中にいっぱい入ってくるのもいいだろう。

ただ何度も何度も、手持ちの骨とミスラの頭骨を比べようとするのはどうなのだ。最終的になんとかやめてくれるようにはなったが。


・・・・・・。

132 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:55:09 ID:urSH+n5g

恐ろしい話だが、ミスラがクリスを探しだしてからまだ一時間もたってない。

時の流れすら、魔法の回廊に閉じ込められてしまったような、不可思議な感覚。羽みたいなトメキチを背中に抱いて、ドミニクとともにクリスを探す。

連結戦車の中は探せば探すほど広がっているような感じがする。戦車だといっているのに出窓があるし、外から見たときは当然そんなものなかったから、またなんかごにゃごにゃなっているのだろう。ミスラはもう、難しいことを考えるのはやめた。

窓枠の中では、ダンジョンが緩やかに流れていく。そんな景色の中に、少女が一人。

少女は巨大な、血まみれのモンスターの尻尾を持って、ガタガタガタガタバウンドさせながら、どうやら戦車と並走している。
その無慈悲さたるや。現れるモンスターのことごとくを表情一つ変えずに叩き潰し、まるで次遊ぶオモチャを物色するように、ひっ捕まえてはポイポイと放り投げる。死体に飽きたら次の死体。向かってくる獣を素手で止めたり、逃げる獣を矢で射たり。

窓を画面に、端から端までいったりきたりするから、ミスラとしては少女を操って遊んでいるような錯覚まで感じる。

「あ…あの子は…」
「ありゃー、みつけっちまいましたね。まま、多分この商隊で一番目立つ人ですけどね」

少女が何気なく振り返り、ミスラと眼が合う。まっすぐな眼、真円の黒点。その視線は時間と空間を貫き、ミスラと少女の2点を結ぶ。

死んだな、ミスラは思った。狩られる者の感覚。くちばしが、今まさに己の首をつままんとしている。肌の泡立ちが止まらない。

そんな反応に満足したかのような笑みが少女に広がり、次いで跳躍、どこへ行ったと探すミスラの前に、頭上から装甲をぶち破って出現する。

「やほー」
「おわぁ!びっくりした…」

水平にザックリ切っただけの前髪をして、肌の色は黄色人種。我流で着こなした簡易の鎧からは、思わず触りたくなる二の腕が伸びている。年のころはミスラと同年代か、ついでに背も同じくらい。

「ムナク・ジャジャさん、この隊の守備隊長でさ。…どうするんですかい?隊長が率先して魔法障壁をぶち破っちまって」

ムナクと呼ばれた少女はドミニコの問いには答えず、ジロジロとミスラの顔を覗き込む。左下から右下から。ミスラの方も、なんなんだコイツはとばかりにこの少女のバカにできる要素を探そうと見返すが、見事なまでに欠陥がない。


133 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:55:40 ID:urSH+n5g

「汗かいちったぜ」
「ん?」
「ムレムレ好き?」
「む…ムレムレ?」

少女はミスラの脇からはみでたトメキチの足を掴み、ふくらはぎにほおずりをすると、やわらかさが気にいったのかカプカプと噛みついた。トメキチに反応はない。寝てるのか。

「背中かいてくれよー」
「背中?」

いいながら少女は鎧を放り投げている。全体で見ると少し華奢な体つき。これでモンスターをギタギタにしていたのか、ミスラの眼からは、少しかがんだ少女をうなじから見下ろす形になって、余計細く見える。

「そうそうそこそこ」
「ここ?」
「もっちょい、下」
「こ…こう…?」
「もっちょいもっちょい」

わずかな布の上から、少女の身体をなぞっていく。背骨のでこぼこ、腰のくぼみ。少女は床にヒザをつき、両手をうにーっとやる猫のポーズでかかれ続ける。

「そこ、そこ」
「……ここ?……ここ!?」

指示通りに指を下ろしていくと、いつの間にか尻についてしまった。パレオみたいな腰巻に、多分それより下はないであろう、ビキニ。少女はパレオをヒラリとめくり、少しだけ尻を突きだす。

「このへん?」
「違うよー、もっと下だよ」

最終的にたどり着いたのは、どうみても尻の穴。ちょっとま、息をするのを忘れて眩暈がする。

「はやくはやく」
「あの…でも…」

ミスラは拒みながらも、しっかりとその形のいい尻を撫で回す。誰だってそうする、ミスラもそうした。
中指をビキニに引っ掛け、ちらりとめくる。問題の紅点は確かにかゆそうにしている。尻をもぞもぞさせる少女。中指は周辺の、すこし粘った部分をなぞり、中央へ。

「おっ、そこ。クイってやって、クイって」
「こ…こう?」
「おうぅぅ…」
「…どうでしょうか」
「ん、あんがと」

少女は服を調え、脱ぎ捨てた鎧はそのままに、魔法の回廊を走っていった。手を振りながら。

「……ああいう人でさ」
「……ぜんっぜん、わかんない」
「……多分、においづけでさ」
「……におい」

もちろん、中指のにおいをかぐ。


・・・・・・。


134 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:56:14 ID:urSH+n5g

「散策は終わりましたかいダンナ」
「あ、シャマニさん…」

結局クリスには会えずじまい。妙な異空間に紛れこんだせいで、なんだかのぼせてしまった。トメキチをドミィに預け、ザクロ団の面々の元へと戻る、今途中。

「クセの強いのが多いでしょう、ウチは」
「はは…まぁ確かに」
「何か足りないものでもあったらいってくださいよ、すぐにそろえさせまさぁねぇ」
「ん…ってか、なんでそんなに親切にしてくれるの?」
「にゃはは、なぁ〜にをみずくさいことおっしゃる!ダンナは今予断を許さぬ状況なんですぜ?もっとわがままにかまえてつかぁさい!!」
「は、はぁ…」

「…で、いい娘は見つかりましたかい?」

「へ?」
「クセは強いが粒はそろえてますでしょ?ちゃんと全員生娘ですから…」
「お…おいちょっと」
「そのまま買い取ってもらっても結構ですよ?にゃはは、今時の男子たるもの、穴奴隷の一人や二人…」
「なんの話をしてるんだ!!」

「なぁに、商隊そっくり持っていって貰ったってツリがでまさぁ。今後ともごひいきにお願いしますよ…」
「だからなんの話を…」
「やだなぁダンナ、商売の話に決まってるじゃぁないですか。アタシが売って、ダンナが買うんだ」
「買う…?」
「おやーん?ホントにご存じない?冗談抜きで?するってぇと、モナメテオさんのいってたことは本当だったんで」
「ご存知ない。買うもなにも金なんて持ってないぞ」
「ははーん。ま、隠すことじゃありませんがね。ダンナ、ダンナは少し御自分の価値を知ったほうがいい」
「オレの価値?」



シャマニが会話に間を挟む。ここからはマジメな話、といったところか。

「なんでウチの隊は女ばっかりだと思います?なんでそろいもそろって処女ばかりだと思います?なにもそろえようと思ってこうなったわけじゃない、簡単ですよ、健康な男子は皆魔族にさらわれて実験材料にされるからだ。
今世界は慢性的な男不足、辺境ではそれほど危機感ないかもしれないが…そういやリリィ姫もそんな感じでしたかね。ご自分達の祖国がどうして魔族に狙われたのか分かってなさそうだ」

「そ…そうなの?」

「そうですよ、そうですとも。もっぱら、魔王が子孫を残すのに躍起になってるって話でさぁね。魔族には男がいない、人間を婿にするわけにもいかないから魔族化しようと試みる。魔力を注入してね。ところが女はこれで魔族化するが、男だとうまくいかないんだな。
大概が爆発する。今のあなたなら分かるでしょう?だから狩る。うまくいくまで狩り続ける。あっという間でしたよ、一度バランスが崩れると人間は人間で勝手に自滅しますしねぇ」

135 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:56:52 ID:urSH+n5g

青天の霹靂。

考えたこともない話だが、考えてみて当然の話ではあった。

最後に男に会ったのはいつだろうか。祖国ルルカナンの地で、城壁を追いだされる隣人の背中が最後。あとはもう皆死体かアンデットだ。
ザクロ団に男がいないのは、せいぜい前線に立つから死にやすいのだろうくらいにしか思ってなかったし、処女ばかり続くのは、度々意識を失っている間に非処女にもでくわしているだろうくらいに考えていた。

「今じゃ、生きた精子は大体一回の射精分で金200Kgに相当しますぜ」
「…いやいやいや」
「だ・か・ら、アタシらがミスラのダンナをもちあげるのは当たり前」
「うう…」
「男の子でも孕もうものなら人生変わりますしね…にゃはは」

シャマニが、意味ありげにシャツの第一ボタンを外す。普段のかしましさは演技なのか、開いた胸元から、押し込められた色香があふれだす。

ザクロ団の面々は知っていたのだろうか。少なくとも主要メンバーは知っていてもおかしくない、ヘルザクロは過保護のきらいがあるから、わずらわしそうな事実は選別してミスラから遠ざけそうだ。

「そうではない、確信がもてなかっただけじゃて。ワシらとて長い間孤立しておったおじゃからの」
「モナ…」

モナメテオとスケアクロウ、その後ろには、クリス。

「これからが本番じゃ。これよりワシ等は宝剣メルズヘルズを手に入れて参る。それまで生きておるのじゃぞ、なんとしても」
「おおっと、もうつきましたかい?じゃぁさ、ミスラのダンナ、残念ながらアタシは宝剣の方に…っと」
「うけけけけ。やいシャマニ。オレ様かドミニクに隊長権限おいていけよ。テンネはダメだ、あいつぁエロにぁ疎いから…」

「まったまったまった!整理を、話の整理を」たまらずミスラ。

「土鍋のときと同じ要領じゃ。慣れきった魔力よりは新しい魔力が良い。処女であれば勝るものはない。丁度ここにはそろっておる」
「ややや、お買い上げで決心なさいましたか?それじゃここにハンコを…」
「まてまてまてまて!!勝手に…なにを勝手な…!!」
「やぁや、ありがとうございます!これで黄金猫商会はミスラのダンナに服します。煮るなり焼くなり犯すなり、なんなりと…あ、ハイこれ猫バッジ」
「話を進めるなって!オレ抜きで…オレの金なんだろ!?…オレはなにも…!!!」

「あるじじゃないよ」

主体なき会話の流れを断ち切るように、クリスがミスラの前にでた。



「売ったのは私」

136 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:57:51 ID:urSH+n5g
「クリス…?」
「私を売って、あるじにあげたの」
「クリス…お前…」

「にゃははは、宝剣クリステスラ、確かにいただきました!いい取引でしたよ、にゃはは」

「待てよクリス…待てってば!!」
「私のせいだもん」
「クリス!!」
「ごめんねあるじ…」
「クリス!!!なに勝手なことしてんだよクリス!」
「さよならあるじ」
「クリス!お前は…お前はオレの…!!」

「うけけけけ。お前はこっち」

連結戦車が動きを止めた。クリスは振り返ることなく歩いていく。ミスラはそれを眺め続ける。叫べども叫べども、クリスの背は遠のいていく。


・・・・・・。


「離せ!離せよ!!あんな勝手なマネ…」
「うっせーバカ、テメェが不甲斐ねぇから悪いんだろがバカ、騒ぐなバカ」
「う…」
「どの面下げて主人面してやがる、お○んこ三昧でうかれてんじゃねーぞバカ、テメェは生かされてる身なんだよ、自覚しろバカ」
「うう…バカバカいうなよ…」
「まぁアレだ、生きりゃぁいいんだよ生きりゃぁ、さっさとそのしちメンドクセえ力をテメェのものにしちまえ」
「うぐ…やります、やりますすいません、つねらないで…」

結局、ミスラにできるのはちんこをおっ起てること。

「33人」
「ん?」
「オレ様いれて33人だ。一片に集めてもいい、端から順番にでもいい。そんなに悪ぃ状況じゃねぇだろ?33のお○んこがどれ一つ逆らわねぇんだ。そういう条件で集まってんだからなオレらは」
「さ…さんじゅ…」
「遠慮はいらねぇぜ、犯せ犯せ!ぎゃははは……おっ、丁度いいや、ホレそこの角」
「かど?……あいたっ!」

スケアクロウに押出され、出会い頭に人にぶつかる。どうみても人殺しの強面の、主食は生肉ですといわんばかりのオリエンタリズムにのっとった偏見丸出しの価値観でかんがみるならば野蛮一直線の顔中傷だらけの女性。

「っだコルラァっ!!!っっ殺すぞこんのガキ…」
「チッ…やめろユイラ。例の客人だ」

強面の横には女性がもう一人。その格好は昔カリンザに聞いた事がある、東方月国の民族衣装和装喪服。眼が青いから、生まれが月国というわけではあるまいに。

137 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/03(月) 18:58:24 ID:urSH+n5g

二人とも、なんだか知らないが殺気の量が尋常でない。台所でもないのに包丁を握って徘徊している人間くらい怖い。

「どどど、どうすんだよスケアクロウ!なんかすごく怒って…」
「うけけけ。ち○こ舐めろっていってみろよ」
「なに?ちんこ舐めろ?」

「ああゴラ!?ッテメ、っとぼけたことぬかしてっと…わかりました」
「はい?」
「…っくそ。その猫バッジ…、そうかよ決まったのかよ先にいえよ…ちきしょ」
「ムッ…ここでするのか?」

喪服の女性の方が前をはだけさせると、けしからんことになにも履いてない。見せつけるような、黒々とした陰毛。

「うけけけけ。そっちの、オレ様の頭を悪くしたような単細胞がユイラ、もう片方の、死人みたいに線香臭いほうがユキボタル。んあ?なんだオメェ、ガタガタぬかした割には簡単なち○こだな」
「うぐ…」
「なんてお呼びしたらいいでしょうかねぇー、ミスラ様?親分?オレのコトは穴でも肉でも呼んでくださいねぇーん」

強面の傭兵ユイラは、さっきまでのこれから野ウサギの皮を剥ぎますよ的なギラついた眼もどこへやら、なんだか少女のように飛跳ねている。装備がガチャガチャ、そうそう軽いものでもあるまいに、それが親戚の結婚式に出向く女の子に見えんこともない。

「すごい変わりよう…」
「この商隊にはいってからいいことがなくてな…そういうことでもしなけりゃぁやってられんのだ」

ユキボタルがしなりとミスラの肩にもたれかかる。さりげなく組まれる腕。耳元で囁かれる声。いわく、例によって処女だそうで、年甲斐もなく胸が高鳴ってしょうがない云々。確かめてみるかと導かれた腕は冷たいおっぱいに着地し、奥の方で、コトコトいう心臓の音が聞こえる。

「うけけけけ。オメェは神なんだよ。命令しろよ、こいつらにもオレ様にも…ホレホレ」
「うぐぐ…」


―――かくして。

そういうことだから、そういうことが始まった。

いいだろうやってやる。例えちんこが擦り切れようとも、今はこの、自分の中で膨れ上がる力を制御することに全力を注ぐのだ。


・・・・・・。

213 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:42:35 ID:UnVeOI6K

「あー!!!!!っっもう!!イライラしますわ!イライラしますわ!!!」

ゲシゲシとヘコまされていくのは罪のないロッカー。怒りの主は上から下まで高級そうな女の子。ちょっとキツめのコルセットの下には眼の疲れそうなレース模様が入り乱れ、素材の色がくすんでなければ申し分なかっただろう。

ここは更衣室。おかしな科学者2人組から逃げ惑うミスラが、最初につっこんだところである。

「コホン…フラミアお嬢様、おやめください…レディーとしてそのような蛮行…」
「うるさいうるさい!お黙りなさいセルヴィ!!このわたくしに逆らうというの!?」
「お嬢様…私はそのような…」
「みられたのよ!?みられたのよ!!あんな血の色も分からないようなオス犬に私のぱんつを…うぁっぁああ!!」

ゲシゲシゲシゲシ

フラミア・ラミアミア。かつて国境をまたがる勢力を有し、歴史の表も裏も根こそぎ牛耳ってきた名家、ラミアミア家の次女。まぁ、ぶっちゃけもう滅びたが。

「なんでなんですの!!わたくしが!このわたくしが!!このような下賎な職業で…バイトなんて!!!」
「お嬢様…強くありませ…」

セルヴィと呼ばれた、どうみても執事ないでたちの女の人は、ハンカチを噛みながら主の乱心に心を痛めている。



「あんさー、いい加減にしてくれん?邪魔やし」

フラミアが開けっ放しのロッカー、その扉に隠れるように着替えていた少女が声をかける。中わけ、あっかい髪、はみでた牙。リットーサ・メルメルヴィ、知る人ぞ知る彼女もまた名家の出である。
メルメルヴィ家。人でも魔族でもない、彼等独自の形態と歴史を有し、誇り高き進化を遂げた異形の一族、吸血鬼。人々の影となり、闇より静かに、人間の歩みを導いてきた、そんな一族である。まあ、滅びたが。

「グチグチグチグチうるせーの、もうあきらめんや?無駄やし。そんなヒマあったら一円でも稼げ」
「もちゃ…」

横にいる薄い黄緑色の、酵母で膨れたパンみたいな髪をした少女が相槌を打つ。彼女はリットーサの異能の力で、彼女に完全に忠誠を誓う側近である。悲しいかな、もちゃもちゃとしかしゃべれないから、名前もモチャ。一応未確認生命体に分類される。

「なんですのあつかましい!アナタにそんな口をきかれる覚えはなくてよ!…まぁ、アナタはわたくしと違って卑賤な制服がよくお似合いになるからいいでしょうけど…」
「なんて?今ケンカ売った?売ったな?」
「もちゃー!」
「お嬢様、おやめください…なにとぞ、リットーサ様も」

一触即発、そんな時。


214 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:43:22 ID:UnVeOI6K

「はれー!!!」

変な黒髪の塊が2人の間に飛び込んできた。

「もうだめじゃ、もうだめじゃぁ!!見られてしもたのじゃ!しもたのじゃぁぁ!!」
「ミリモ姫様!ご自愛くださいませ!そのように自らを傷つけなされてはなりませぬ!!!」

チョコでできたキノコみたいな少女と、それを追いかける黒装束。遠く月国よりさらに北、極寒の地にて大地を移ろう人々、ユモウ族の長、ミリモ姫とその従者タツカゲである。

「タツカゲ…見られたであろ?見られたからには、捧げねばならぬのであろ?わらわの…わらわのみさおをぉ…オロオロオロ」
「掟にござりますればやむなし…さればこそ、さればこそ姫様には己を強くもっていただかなければなりませぬ!!我等一族の誇りをもってすればいかなる蛮行をもこらえて…」
「そうではない!そうではないのじゃぁぁ…」
「な、なんと申されまする!?」
「これが…恋というものなのかの…タツカゲ」
「ひ、姫様!!まさかあの男に…」
「う…歌を送ろうと思うのじゃ…う、うとまれはすまいかのぅ…めんどくさいおなごじゃと…」
「な、なにをおっしゃりまする!!姫様に思いを寄せられて、恐悦のあまりにいきみ死ぬことはありはすれど…よもや邪険にするような男であればそれまで!このタツカゲが斬って捨てて…」
「待つのじゃ…待つのじゃタツカゲ…!!」

更衣室から飛びだそうとするタツカゲを止めようとするミリモ姫。よもやうっかり者のせいで思い人を斬られはすまいか、そうなったらわらわはどうすれば…

もちろんそんな心配は杞憂におわる。

逆行を背に、入口で仁王立ちしているのは当の思われ人ミスラ。突っこんできたタツカゲを楽々とキャッチし、おっぱいを揉みしだき、高らかに雄たけびをあげる。


「処女はいねーがー!!!!」


・・・・・・。


「ふぁ……ぅぐ、……ん、ぁ、やぁ…」

更衣室の床付近は少し空気が冷たい。

だからこそ皆理性がよく活動し、室内にいる全員が、その場で起こっていることをそこそこ客観的に見つめる事ができた。一匹の欲情したオスに嬲られる、かよわき少女たち。そのエロスと背徳感。

「……ん、…ふぐ…。」

イスに手をつき、不自然なまでに尻を突上げることを強制されたリットーサは、ぱんつの上からくちゅぐちゅと、ミスラの指に蹂躙される。
上には赤いシャツを一枚着ただけの状態。お腹に添うように這い上がるミスラの左手が、たまに乳房を撫でていく。少女にとって、ぱんつの染みを意識するというのは産まれて初めてのことだ。自分の肉からにじみでた雫が、滴っていくのがはっきりと分かる。

「うぁ…!そんなん…ないよ…」
「んー?なにがないのかね?この猫バッジが目にはいらんのかね?」
「ちがっ…んぁ…」

つぷん。


215 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:43:54 ID:UnVeOI6K

「やぁっ!!」

少しでも嫌がる素振りを見せれば、容赦のない中指の一突きが、内壁の柔肉をえぐりとる。だから少女は、真綿で締め付けるようなじんわりとした快楽に、ただただ耐えるしかないのだ。

「あぅぅ…」

ミスラはぱんつを少しずらし、糸を引く恥肉を指の腹でぺとぺとやりながら、ねっとりとした柔肉を広げてみせる。穴の先には、ガタガタとヒザを震わしたフラミア・ラミアミア。

「な、なんですのまったく…そんな汚らわしい穴を広げて見せるなんて…」
「ホホゥ、汚らわしいとな…?」

これにはミスラも食いつく。

「か…勘違いしているようだからいっておくわ!そこのメス猫はともかく、私がシャマニと契約したのは私の子供、即ちラミアミア家の跡継ぎが欲しいからなのよ!それだけなの!!
アナタはただの付属物!わたくしの高貴な膣に子種を注げることを、ありがたがってひれ伏していればいいのよ!!」
「ふんふんなるほど、まったく聞いてもないことをぺらぺら主張するお嬢さんだね……あの、執事さん?」

「は…、セルヴィと申します」
「セルヴィさん、じゃぁその、口でしてもらって…」
「は…失礼しますその…知識はあるのですが…なにぶん実戦経験がないので…その…」
「ああいい、そっちの方がいい、うんうん」

「ちょっとセルヴィ!あなたそれでもラミアミア家に仕える人間ですか!」
「ああしかしお嬢様…お嬢様が今ご自分でおっしゃられた通り、我々はこの商隊の方針に従うことを決めておるのです、それを破ったとあってはそれこそ家名に傷が…」
「おだまりなさい!そんなことをいうのはこの口なの!?あなたにはラミアミア家に仕えるラミあびへぁ…痛い!」
「お、お嬢様…!」
「あぅ…あぅ…あなたのへいよ…へるひー…」

「えーいめんどい!!ユイラ!ホタル!!ひん剥け!」

「はぁい、ミスラ様ぁん」
「御意に」

2人の猛者が、機敏かつ丁寧に、やーやーいう少女に襲い掛かる。

ユイラとユキボタル。2人はこの更衣室にくる前に、完全にミスラに服従することを宣言した。ただし、自分達を退屈させないという条件付で。

「お放しなさい!汚らわしい手でわたくしに…!!」
「うけけけけ。黙ってみてろっての」

ちなみに、スケアクロウもいる。

更衣室内メンバーは、ミスラ、スケアクロウ、ユイラ、ユキボタル、フラミア、セルヴィ、リットーサ、モチャ、ミリモ、タツカゲ…はっきりいって狭い。
女の子の生活圏に特有の、ほのかないいにおいの裏に、長い長い時間の堆積を経た汗のにおいが鼻をつく。結構ぼろい。補修代をケチってる感じ。



ちゅぼ…。ちゅぶ…
くぽっ……ちぅ、ちゅぷ。ちゅぼっちゅぼ、ちゅぶぶぶ。

「ぬおお、これが初めてだと…バカな」
「は…その…んむ、…んぁ、一人訓練だけは絶やさぬよう心がけておりました…ちぅぅ…」
「おおお、そんなところに舐められる場所があるとは…」

セルヴィの白髪交じりの頭髪が前後に揺れる。ただただ流麗なだけではない、美しく整った顔でよせよと思うほどに舌を突きだし、亀頭の周囲をチロチロと舐める。くちびるを伸ばして尿道を吸う。じゅぼじゅぼと卑猥な音をたてる。

216 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:44:53 ID:UnVeOI6K

んふ、ふぁ…ん、ちゅご、…ちゅぷ。…んぁ
くぽっくぽ、っきゅぼ。っきゅぅぅぅ。ちぅ、ちゅく、ちゅぷ。

美の壊し方を心得ているのである。そのギャップが、ミスラの目に強烈に焼きつく。
入念に亀頭を責めるとろけそうな舌、熱い息。

「手伝いたい人、挙手」

息も絶え絶え、咥えられながら室内に問うミスラ。応える者はいない。皆が皆、ミスラに会ったばかりの、初対面に近い状態なのだから当たり前。

「うむうむ、せんなきこと。だがそれがいい」
「うけけけ。オレ様がしてやろうか?」
「…一回歯磨いてからね」

スケアクロウ、この妖怪、現在すっぽんぽんなのだが、ヘソが見事に黒い。歯もしかり、指の間もしかり。
その歳で、そんなに代謝物がたまる訳でもあるまいに、なにがたまったらそんなネチャネチャするのか、ギネスでも目指しているのか。

「フロぁ嫌いなんだよフロぁ」
「ええい寄るな寄るな妖怪め」
「けぇ、生意気なクソガキだなぁおい」

「その…不肖それがしめが…」

忍者タツカゲが恐る恐る名乗りをあげた。マユの上で切りそろえられた前髪、凛としたポニーテールの、すばらしきキューティクル。

「タ…タツカゲぇ…お主、お主…」
「姫様ご安心召され…拙者が毒見役をいたしますれば…」

人のちんこを毒扱い、だがよかろうて、そんな白い八重歯でくちびるを噛締められたら、よいではないかといいたくもなろうものだ。

「こ、こうですかな…?」
「あ、いや、多分このように…」
「あいや、なるほど…」

ぎこちない会話の元で、なぞりあげられていく肉物。尿道にあてがわれる、感じたことのない肉の感触。執事と忍者は互いに協力し、様子をうかがいながら、逸脱せぬよう控えめな愛撫を試みる。


ちゅぶ…ちゅっ、ちゅこ。
きゅぷ…ひゅぽ。っきゅぶ
…ちゅぼ…
ん、…ぶ。ちゅぶ。ちゅぢゅ。
…んぁ。…んはぅ
きゅっぽきゅっぽきゅっぽ…ちゅぶぶ…
きぅ…きぅぅ…くぽ
ぎゅぷ。
ん…

吸いつくくちびる。下から上から。キス。ついばみ。キス。くちびるは、肉茎をなぞりながら亀頭へ。一足先に先端をちょぶちゅぶと吸っているのはタツカゲ。寄ってきたセルヴィの舌に場所を譲り、タツカゲの残しただ液をセルヴィがすする。

「ん!…っ。」
「はぅ…あつ…」

どびゅん。

ほとばしる精液が2人の顔を汚していく。忍従のプロフェッショナルゆえか、本来ならば屈辱的であるはずの変態行為もさらりと受容。綺麗なまつげを、毒々しい白濁の吐瀉物が覆っていく。

217 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:45:40 ID:UnVeOI6K

「んぁ…こ、こんなに…」
「ぁぅぅ……」

びゅる…びゅる…びゅぐぐる…

「いや…なんですのこれは…」
「ふぅ……ぐへへへへ。さぁ尻をだすのだフラミア譲…」
「いや……やっぱりこんなのいやーー!!!」
「あ、こら、」

薄給のお嬢様は、頭につけたブロンドのお団子を震わせながら逃げだしてしまった。ミスラ追おうにも射精中につきままならない。それはぶっかけられている従者も同じ。

「はぶ…んぁ。お、おじょうさま…んぷ」呻くセルヴィ。
「待て…待つのだフラミア譲!!」叫ぶミスラ。

悪ノリが過ぎたか、そりゃ、こんな状況を全員が全員ハイそうですかとはいくまい。あやまらねばならぬ。誤解というか多分その見解は正しいから、なんとか受け入れてもらえるよう説き伏せねばならぬ。だがしかし、立ち上がろうとするミスラを押しとどめるのは2人の傭兵。

「へへへ。ミスラ様ぁ…あんなのどうだっていいからさ…」
「これ以上待たされるのは…な」

ユイラの二の腕がミスラの首に絡みつく。同じくユキボタル。その目は好奇にギラついている。刺激を求めて闊歩する肉食獣。日々退屈に倦んだその目は、久しぶりの獲物を逃すまいとよだれをたらしている。謀反するぞ、エロいことしないと謀反するぞ。

「うぬぅぅ、いいだろう並べ並べ、この淫乱サファリパークめ!!股を開け!ああセルヴィさん、いってあげて」
「かたじけのうございます」
「顔顔、ついてるついてる」
「も、申し訳ない…。」

執事は折り目のついたハンカチで精液を拭うと、主を追って廊下に消えた。この人、走るでなくヒザを曲げない早歩きである。

ペースをあげなければならない。ミスラは2匹の肉食獣の尻をまさぐりあげる。わずかな湿り気、大歓迎とはいかないが、準備ができてないこともない。そこまで繁盛していない熱帯の植物園みたいな。



ぢゅぶぅ…ぅ。

「くぁ……!」

強引めな挿入。ユイラの肉が歪んでいく。メリメリと、肉のはがれる音が聞こえるような、粘っこい膣肉を進めるのは、ミスラのちんこがべとべとなおかげだろう。

痛みなどよりもめんどくさいほうが耐えられないと豪語する傭兵に、望みどおり肉物を打ち込み、前後左右に自由に動く。泡立つ愛液が糸を引き、床に染みを作る。

「あ…がぅ。…っあ!!」
ちゅぶっちゅぼ、っちゅぶ、……ちゅぽんちゅぼん…っっちぱん
じゅこんじゅこんじゅこ……ぐぐぐ。ぬぷぅ…ちゅぷ…。

背後から尻を下腹にたたかれる音。彼女の肉は動くにつれてじっとりと温度を上げ、汗を噴き、運動に最も適した状態までもちあがる。


218 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:46:14 ID:UnVeOI6K

「ああすご…っったい、うぁぁあ」
ぢゅぱんぢゅぱんぢゅぱんぢゅぱん…づぶぶぶ…
「っあ!!ひぁぅ…ミスラ…さまぁ…ぅぁぁぁ…」

ぶぱんぶぱんぶぱんぷぱんっ…
きゅぶっ…ちゅぼ、ちゅぽっ…つぶ

そうしている間にもリットーサのくちびるを吸い、ユキボタルの秘肉をいじって次に備える。腰だけの、単調な前後運動で間をおき、止めて、膣の肉を広げるようにゆっくり回す。

ぐにぐにと内側から歪む蜜肉。くぽくぽとつなぎ目から汁がこぼれ、ぬるついた膣道は熱と痛みにあふれかえる。

「ふぁぁぁ…やぁ、……んぁぐ!!んっぁぅぅぅ!!!」

ユイラの尻は少しでも焦らすと、イライラしながら左右に揺れて、せかすようにミスラをたたく。
そんな様子を見れば、誰だってそういうプレイが弱点だと思うではないか。だからミスラは腰を引き、入口あたりでぬちぬちといじくるだけの、意地の悪い嬲り方に切り替える。ナメクジだって時計を見る回数が増えるだろう、そんな速度。

「やっぁ!!!オイコラ…っひぐ!!っんだよソレ!!」
「おー怖い怖い。怖いからタツカゲ君、こっちきなさい」
「あっ、ちょ、ウソウソ、ミスラ…様ぁ!!」


ぬぽん。


「ひっ…ったぁい!!お待ちくだされ…まだ準備が…ふにゃぁ!!」

オタオタする忍者の少女を捕まえ引き込み、ユイラの体温が抜けぬうちに挿入、ぬちぬちといきなり肉蓋までいれこみ、ぬこぬこつついてから、ギクシャク前後。

「いったぁっい!!や、ぁ、だめ、だめぇ!!!」
「ミスラ様!ずるいオレにも…!!」

正面から交合する2人の後ろから、おあずけを食ったユイラが抱きつく。ミスラの下腹に手を回し、少しでも肉の余韻を得ようと、ミスラの足に性器をすりつける。
3人の人間が、一つの固まりになったような密着度。体温で湯だったおっぱいが、背中からのしかかってくる。

ちゅぶ……
ちゅぼんちゅぽんちゅぼ……つぶ。
ちゅぶ、ちゅぽっ……ちゅこ…ちゅぽんちゅぱんちゅぱんっ

「ぁっ!やぁ、痛ぃ!痛いよ…ご、後生でござる…とめ…って!!…ぁぁぁ!!!」
「ずるい…冷めるだろミスラ様ぁ!!!」

ミスラは後ろからすがりよるユイラの首を引寄せ、くちびるを吸う。ぎゃーぎゃーと牙をむいていた少女はそれきり押し黙り、すべての不満は舌の愛撫へ。
さっきまでこすっていた肉を指で撫でる。ぴくりと身を引いた傭兵はキスを中断、乙女のような瞳でミスラを見る。指を動かすたびに、その瞳が愉悦に歪む。


219 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:46:51 ID:UnVeOI6K

ちゅこ…ちゅむ。

「…ん、…ぁっ」
「このへん?」
「…ん、………はい。…んぁ」

じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽ…

「ふぇぇ…痛い、痛い、いたい、いたいぅ…ぁぁぁ母上ぇ…」
「タツカゲぇ…だ、だ、大丈夫なのかぇ…?」
「やぁやぁそれにしてもかわいらしいお嬢さんだね、変な髪だけど」
「はぅ!わた…わにゃ…!!わわわ、わらわはそのその…そにゃ…」
「そにゃ?」
「ほにゃぁ…急にさしこみが…ひぃ…ふぅ…ひぃ」

2人の少女に挟まれながら、なんだか一人でよじりよがっているチョコみたいな少女を捕まえ引寄せる。独特の香のようなにおい、すべすべする肌。左手一本で民族衣装のヒモを解いていくと、玉のような肢体があらわになる。

「ふぁ…いた、ぃぅぅ…お待ちくだされ…姫様には…まだはよう…ぅぅぅ」
「よいのじゃタツカゲ」
「ひ…姫様!?」
「この厳しき世、わらわだけが籠の中で安穏としていることなどまかりならん…なにもかも与えられそろえられる、そんな宮廷生活にあっては人としてのあり方を忘れる…それゆえ城を飛びだし大地に身をゆだねたのが我等ユモウ…」
「あ…ああ…姫様……さようにござります…つようなられて」
「時に奪われ、無慈悲さにあえいでこそ命は輝き、その灯火は周囲の闇を照らすのじゃ…!!さぁミスラ殿!!ひとおもいにこのあなるを貫かれよ!!」
「ひひ、姫様ぁ!そっちの穴は違いまする…!それこそまだはや…ぁぁう!!」

びゅぼ…びゅる…ぶぼっ。びゅぶ。

そんなやりとりを拝見しつつ、従者タツカゲを床に押しつけ、肉の天井に当てるように、射精に次ぐ射精に射精。
いきなりの暴挙に、なにをされたのかいまいち把握できていない従者の、ひくひくと痙攣する腹に残りの汁を吐きだし、両手を広げて覚悟を決めたミリモに向かう。

愛らしいほっぺた、みみたぶ、表向きは紳士を装いつつも、欲望の充満した血と肉で少女をねぶるミスラ。首には相変わらずユイラの腕が巻きついている。おっぱいの先端を、背中にこすりつけているのがわかる。

「ミスラ様ぁ…キスしてぇ…」

そんな声を聞きながら、ゆっくりとミリモを抱き、床に敷いた誰かのタオルの上に正座。座位の形である。

「よ、よよよよ、よろしくおねがいしまする!!」
「おおお、近いよ近いよ、近いトコで力いっぱい叫ばない」
「ごごご、ごめんなさいませ!」

変な子。

ミスラはおかしゅーてしゃーない。笑いながら、変なテンションで空回りする少女を落ちつかせてゆく。ゆっくりゆっくり、そのくちびるを指でなぞったり、指を咥えて舐めさせたり。
しだいに、ガタガタ震える肩は静かになる。

「うひゃぅ…ぅぅ、ふみゅらほほへ…」

無垢な少女を、毒々しく汚れきった肉とちんこで押さえつけるというその行為に、いままであんまり使ったことのない、ミスラの黒い神経がわずかにうずく。

肉でできた陶器の器。透明な液体が、こんこんとわいている。

「ほれほれタツカゲ、なにをボーっとしているのだ」
「…ふにゃ」
「お前さんのご主人様が大人の階段を突き抜けようとしておるのだ、手伝わんか」
「ふぇ?」

220 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:47:44 ID:UnVeOI6K

横でくったりしているタツカゲをつつき、愛撫の群れに参加させる。腰、わき腹、背中、くすぐったがるミリモをミスラが押さえつけ、従者の舌が、主を這う。
とりわけあなると呼ばれる穴は念入りに、2人の主従に流れる気まずさが、ミスラの嗜虐心を超絶に突上げる。もっとだもっと舐めれ…後生にござるぅ…か、かまわぬタツカゲ、やるのじゃぁ…



ちゅぷん。



挿入の段になり、己の性器の変調に眼を白黒させる姫君、アウアウいいながら飛び上がろうとするのを押さえ、ゆっくりと深部へ。

「ああうう!!!っぁ!!」
「ひ、姫様…」
「ふぁふぁうぁぅぁぅぁぅぁぅ…あっぁぁっぁあ」
「姫様!?姫様お気を強くもたれませ!!」
「ふぁぁうぁうあぁうあう…痛いのじゃ痛いのじゃ痛いのじゃ!!!」
「姫!!」
「痛いイタイイタイイタイイタイイタイ!!!!いーたーいー!!!」

なんだかいろいろ切れてしまった。

半狂乱になって髪の毛を振り乱し、その身に宿すすべての力でミスラと従者を振りほどこうと暴れまわる。

「離さぬかタツカゲ!!お主なんぞわらわに恨みでもあるのか!?ぁぁぁぅぅ…!!おのれおのれ!とりあげてやった恩を忘れおって…ぬにゃぁぁあぁ!!!殺せ!いっそ殺せぇ!!」
「姫様ぁぁ!!」

ご乱心の姫君を、さてミスラはどうしたもんかと思いあぐね、結果さらに強引に抱きとめ、押さえつけてくちびるを奪い倒す。ユイラも手伝う。舌を噛まれる。構わず入れる。

「ふにゃ…ん、あぷ。…ふぁ、いぁ…あぅぅぅぅ…」

ちゅ、ちゅぷ…っつぷ。

舌を抜ける「れ」と「ろ」の音。こんなときにしかださないラ行の羅列。終始弱った獣の呻き声のような声が口の端から漏れ続けて止まらない。だ液の音、だ液に濡れたくちびるの音、エナメル質の表面をすべる舌。

つぶ…ひゅぷ。…つぷん、ちぷ…
「ふぁぁぁ…ぁむ。…ひぁ…んっ、く、ふむ…ぁぁぅぅ」
ちゅぷ、ちゅぐ。ひゅむむ。…あむ。ふぁ……ぁぅ。やっ…!
んぁ、んやぁ…ちゅ、ちゅぅぅうぅ、…ちゅぼ。はぅ…はぁ…ん、っくぁ
「ふぁぅぅぅ……ん、ん、んぐ。…はぅ、ん、ん、んん!!……ぷはっ」
ちゅっ、ちぅ。ちぅぅぅ。ちゅぼっ…ふぁ。ぁ、ぁぅ…みふらどの…あぅぅぅ

ちゅぶ。
ちゅぼ。

ぢゅこっぢゅこっぢゅこ…

やがて口腔粘膜のこすれる音に、精液の潰れる音が連動する。ぢゅぼぢゅごと、艶やかな果肉からは想像もできない音が響き、ごぼごぼと、注がれてはならない量の白い汁が、少女の中心からあふれだす。

少女はそれの意味するところがわからない。どっちかというとキスの方が気にいってしまい、夢中になり、はぅはぅいいながら舌をだす。ミスラの方も、応えて吸う。飽きずに吸う。


・・・・・・。

221 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:48:32 ID:UnVeOI6K

またタツカゲをひっ捕まえた。

ブーブーいう傭兵や妖怪を無視し、ねとねとの残っている膣内をえぐりあげる。
慣れたどころか、むしろ先ほどよりも具体的に痛いという少女をヒザに乗せ、後ろからぐりぐり、愛液と泡だった精液でベッタベタの陰毛を指でこすり、陰唇の上から雛尖も刺激する。

この忍従の少女を相手にしていると、ミスラの方も加減具合がよくわからなくなってきて、暴虐ともいえるやりかたで結合部を刺激、射精の度に魂を抜かれるような感覚に陥る。

「ぅぁぁう!!…ん、はぅ、…ぁん!!ぁ、ぁぐ…ぅぅ……」

ちんこの先がきゅぅきゅぅと圧迫される。形のいい乳首をおもむろにつまむ。別にミスラ、いじめようとしていじめているわけではない、なんかこう、そういう風にしたくなる。

「ぁぁ…ふぁ…痛いよぅ…うぁぁぁ…」

ぐっぽぎゅっぽきゅっぽぶっぽ…ぶじゅ…ぅぅ、じゅぶ。ぶぷ。
ぁぁぁぅ、ぅぁ……はぅぅぅぅぅ、いたい、いたぅぅ、ぁふ
ぷぽんっ、ぶぽんぶぷ、ぶ。…じゅぼ、っじゅぽっじゅぽ…

びゅぐ、びゅぐ

ミスラのヒザの上で抱かれた少女は、逃げるという行動そのものを頭から忘れたように呆けて、内側から根っこ状に広がる稲妻のような痛みが、口から抜けるのを待つばかり。気持ちいいことなんてありゃしない。
ただずっと、薄暗いモヤが、下腹部に溜まっていく、それをただただ無抵抗に見つめるばかり。

ぶぽ、ぶぽ、づぶぷぷ…
――ふぁ、ふぁぁ、だめ、……もうぅ、やぁぁ…!!!
じゅぽっじゅぽっ。ぷぶ。
…ぅ、ぅぁ…ん、んぐ、ぁ、ぁっ、ぁっ!
ふぁっ!ぁぁ!ぁっ!ん、ぁ!
ぁぅ!

「だめぇ!!…もう、こんな…ぅぁぁ。…だめぇ…!」

艶やかな髪の束に鼻を埋める。鼻腔がどこをなぞっても甘いにおいがある。
ミスラは物置代わりのベンチにスペースをつくって寝そべり、タツカゲの比較的小さな身体を、ひかがみをもってもちあげる。

いわゆる体育座りを、ころんとひっくりかえした体勢。仰向けのミスラに、タツカゲの尻の窪が支点となるわけだが、ジタバタもがく少女の背中に、鼻っ面をつぶされそうになる。

「ふぁっぁう!!た、たんま…!!たんまでござる…ぅぅ。かような…無慈悲な…ぁぁ、んんん!!!」

びゅぐんびゅぐんびゅぐ…

またしてもダラダラと注がれる精液。ミスラ気づくに、これぞ世にいう、名器というやつ。この娘、やたらネトネトと、ヒダの肉が亀頭に絡むのだ。

びゅく…びゅ、びゅぶ…ぶぶ

「ん…ん…っは。…ぅぅ」

そのままヒザをもってひっくり返し、ベンチにうずくまる少女を後ろからゆっくり責める。座位はダメだ、ミスラのちんこの踏ん張りが利かない。殺られる、そう思った。

タツカゲはタツカゲで、延々と続く肉の摩擦にさすがに脳髄がやられてきて、特に腋の下なんかをまさぐられた日には、髪を振り乱して叫びたくなるような、えもいわれぬ快楽が頭を埋める。

これは毒だ、絶対に毒だ。

222 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:49:20 ID:UnVeOI6K

そんな生まれて初めての痛みと快楽に幻覚されたのか、忠実なる家臣の少女は、生涯最大の不覚を犯してしまった。

「んぁ…ん、んぁぐ…」
にゅぽんにゅぽん。
「ひぁ…あああうう!!!」
にゅくく…くく。
「ぅぁぁあ!!!」
ちゅこ、ぢゅぷ、ぢゅぷぷ…

ぬこんぬこんぬこん…

ぢゅぼっ



すなわち、生まれて初めてミリモ姫を守るという己の任務を忘れたのだ。完全に。



「やだ…やだぁぁぅ!!!…ふぁ!」

なにもかもどうでもいい、この感覚は彼女にとって恥であり、誰にも話すことのない秘密となるのだが、その出来事にいいようもない開放感を感じるのも事実だった。
ある意味で、肉から直接与えられる神経信号よりも重たい、精神的な陶酔感。足元不確かな精神状態が想起する、酩酊感。

「も…もぅ…ぅぁ、う…ぁっ、ぅ…ぅぅぅ…」

びゅぐ、びゅる、びゅっ

くぽん。

骨の髄までとろけた少女をほったらかし、ミスラはすぐに次の獲物を捕獲する。捕まったのはリットーサ。タツカゲは吸血少女の嬌声を、分厚い膜の向こうっかわに聞いた。


・・・・・・。


「んっ!っぅく!…ぁ、…やぁ…!!!」

…ちゅぱん、ちゅぱんちゅぱん。…ちぢゅぱん
ずぷ。…ちゅぶ。…ぢゅぼ。
つぱんつぱんつぱんつぱん。ぬぶぶ。じゅ。

ベンチの上に四つん這いにされ、ベンチをまたぐミスラに背後を犯される少女リットーサ。

出血の量がコトの他多く、なんかやばいトコ切れたんじゃね?っと心配ムードのミスラに対して、体質だし、の一言で安心させた少女は、初めて味わう肉の火に身体を焼かれていた。

「ん…いいかも…」

少女は犯される自らを感じる。

あまり大きくはない乳房を拭っていく指先。生ぬるい液体が先端につけられ、コリコリとしごかれる。張り詰めた乳首の周りに、なにかがでそうででない感覚が停滞し、結局、深く息を吐いて逃げることしかできない。
モヤモヤ感、不充足感。不満足、イラつき。これまでの人生、腐るほど感じてきたこれらの感覚を、なんだか今日は、この男が満たしてくれそうな、そんな気がする。予感がする。

「んぁ…っ、っくぅ…ぁ、ぁっ、ぁっあぅ!!」

223 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:49:51 ID:UnVeOI6K

かねてより自暴自棄のきらいがあるこの吸血鬼は、実のところ重度のマゾヒストである。自分で自分を支えるのはめんどくさい、どうせなら全てを投げだして、誰かに丸ごとひきとってもらいたい。自分を埋めてもらいたい。他の誰かに。全部、全部を。

商隊に身を売ったのもそんな考えからだった。シャマニが男だったらなぁと何度も思う。押さえきれなくなって、戯れに性器を押付けてみたこともあった。ところがシャマニは憎たらしいほど大人だから、カラカラと笑ってやり過ごすのだ。

(アイツのいってたこと、ホントになんのかや)

いつかイイヒト現れますよ、とシャマニはいった。それがこんなゲテモノだとは思わなかったが、正直悪くはない。
後ろから自分の身体をむさぼる獣を省みる。その形相が必死すぎて、笑いをこらえるから腹筋が痛い。何だコイツ、何なんだコイツ。

「なぁ、あんたさ…」
「ぐるる…ん?」
「今…なに考えてるん?」
「んぇ?」

びゅる…びゅぐびゅぐ、びゅるぐるびゅ…

「んん、…やっぱいいや…くぅ…」

もう勘弁してください、と思った時点で、リットーサはこの化け物が気にいってしまった。化け物、そうか自分も化け物だから、これまで人間がつまらなくて仕方なかったのだ。
今はもう次はどんな風に犯されようか、それが楽しみで仕方ない。ちょっと、想像してよだれがでる。よだれ、よだれまみれにでもしてもらおうか。



一方、予想外によがる尻を見つめて、自分がなんかテクニシャンなんだと信じてしまったミスラは、調子に乗ってリットーサの従者を呼びつけ、自分の前に桃肉を開かせる。

「モチャー!!」
「なに?こういうことはしたコトがないからよく分からないだと?つまりあれか、オナニーもか」
「モチャ…」
「おっぱいをいじっていたら気持ちよくなったことはあるだと?フフン、十分ではないかこの淫乱め!!」

ミスラはモチャ語で少女に自慰を強要し、そのたどたどしい指に割りいって舌を入れる。逃げようとする尻を押さえ、動きを止める指を甘く噛んで叱責する。

「………ん……もちゃ…」
「んぁ!…や、…やぁ!ミスラさんだめ!止め…とめ…っぁあぁう!」

適当に腰を振っていたら、まさかまさかでリットーサが達してしまい、なんだか悪いことをした気になる。ミスラ、肉物から外れて、ふるふると震える果肉を指でこしょぐり、演技じゃねぇだろなと確かめてみると、ビクリと飛跳ねたのでそういうこともあるもんかと納得。
そのまま主人の上にモチャを乗せ、貫いては射精、近くでもぞもぞしていたユイラ、ミリモにも同じことをする。ミスラのテンションはうなぎのぼり。変な方向にのぼりおり。さながらいきなり閃いた下り飛竜。

224 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:50:39 ID:UnVeOI6K


「よし、おいでホタル」
「ン…。ああ、では失礼する」

ずっと静かに、喪服の上から股間をまさぐっていたユキボタルを手で招く。耳に残るかすれ声。少し疲れた感じの色っぽさ。改めてみるにこの用心棒、深い深い溝のような眼が、引き込まれそうな底知れぬ魅力を宿している。

つぷん。

股間は既に、時間のたった愛液のにおいで蒸れかえっていた。くちぐちと、ひっつくような粘っこい音。乾いたつやつやとあふれたぬるぬる、だ液のにおいがするのは、自分のものを塗っていたからか。

「はぁ……んぁ……ん……っ。…ぁ」

ミスラの目の前でゆらゆらと、朱色の肉が前後する。痛みも快楽も、あるべきものをすべて受け入れるように、冷静なその態度は、なるほど騎士アザカゼを大人にしたらこんな女性になるだろうか。

……ちぐ…つぶ………ちゅこ…

それにしてもこの傭兵、年の頃がまったく予想できない。

ミスラより上であることは間違いないのだが、白いしホリが深いし、角度によってはやたらとやつれて見えるのだが、正面からよく見ると、染みやしわなど一個もないのだ。
小さい頃に、こんな子と友達だったような気がする。あの子はどこへいったか。

「あふ……どうした?やけに丁寧だな…ん」

ユキボタルが、焦らすようなしぐさで身体をずらす。その所作、男のくすぐり方を心得たやり方。鼻血がでそうだった。

――雪のにおい。

記憶の底にしまった風景を思いだす。

白い森。季節はずれの雪。町にはもう二度と帰れないのではないかと、凍えた日。あの日オレは…



「なーに浸ってやがるんでい」
「はごっ!」

ズゲシ、と、爪の黒い足でケリが入る。どこか別の次元に飛んでいきそうだった意識は無事生還、振り返ればスケアクロウがイライラしていた。役回り的には完全にモナメテオ。脱線したら、グーで止める。

「ルルカナンに雪なんざふらねぇよボケ、さっさと腰振れ」
「ですよねー、…なんだろね」
「んぁ…なんださっきから」
「ああ、ああ、なんでもないよホタル…」

かぎ続けていたらそのままあの世に導かれそうな、普通に暮らしていたらまずかがないにおい。木を焚いたような、不可思議なにおい。異界への扉のにおい。

現世の境界をあやふやにするそうした誘惑にまどろみながら、その名の通り雪のように冷たい胸をこねくると、わずかに赤みが差し、この娘が生きていてくれるのだとちゃんと分かる。

「それがいい…もっと」
「ん?ここ?」

225 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:51:17 ID:UnVeOI6K

乳房の先の突起に舌を這わす。白いからだがひくりと震える。喪服は既にほとんどはだけていて、帯を緩めれば足元に落っこちそうだった。

へそを舌で撫で、下腹の厚みを確かめる。薄い。浮いた腰骨をつつくと、嫌だといって逃げようとする。その腰をつかみ、引寄せる。驚くほどスムーズに、肉物は埋没。

「んぁ……、ふぁ…。…ん……」

派手な擬音のないしっとりとした交尾。熱と息づかいが交わされ、彼女の吐いた熱い息が、ミスラの鼻腔を焼いていく。ほほを伝う涙。噛締められたくちびる。その歯を舐め、くちびるの溝を舌で埋める。また、深い深いところの息が、わずかに漏れる。
普段他人に吹きかけることなどありえるはずのない、あまりにも濃密な、ユキボタルの呼気。心音が、鼓膜を揺する。こぼれた2人のだ液が、絡まりあって彼女の胸元にこぼれていく。

「ん、んく。…んぅぅ………ぁふ…」

そのまま尻を揺すり、ミスラは乱暴に己を吐いた。離したくちびるから、しばらくぶりの酸素が舞い込んでくる。


・・・・・・。


少し怠惰な時間が過ごされた。コレだけ濃密な、しつこいくらいの交尾を繰返しておきながら、時間はほとんどたっていない。

ミスラのちんこは、ユキボタルの華奢な手に包まれ、いたわるように上下にしごかれている。
ミスラは彼女の恥毛、門渡りを舐め、彼女のてのひらに射精する。性器のむさぼりあい。べとべとになった指にまた射精、あきれるホタル。不満を漏らすユイラをひきずりこんで性器を押し当て、その舌を吸う。

ちぶ…ちゅぷ、ちゅぱ…はむ…ん

んぁ、…ん、んん、んふ…あゃ…
ぶぽ…ちゅこっちゅこっ…つぷ。
ちゅぽっちゅぽっちゅぽっ…くぷぶ。
やぅ…

「んぁ…ん、…ミスラ様…」
「ん?んご…、げほ、げほ、な、なに?ホタル」
「…もう一回欲しいわけだが…はむ。」
「んぁ!!…ふぁ…オレもぉ、ミスラ様…」
「うむうむ、よしユイラ、ホタル、2人してひっつきあうのだ」

くったりしたまま抱き合う2人。それをおかずにオナニーしてもいいくらいの、半分溶けたおっぱいとおっぱい。

モチャを呼び、酷いです、こんな扱いってないですとモチャ語で訴える少女に構わずぶちまけ、少し落ち着いたところで2人の料理にとりかかる。

226 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:53:52 ID:UnVeOI6K

熱を帯びた尻。ゆっくりと広がる肉。ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な、と指を埋め、いちいちピクリと反応する2人に満足しつつもユイラの方に挿入。
音量を絞らないままの愉悦の声が漏れ、彼女の上から組伏せているユキボタルが状況を確認するためにチラリとミスラを見る。

ちゅぱん、ぢゅぱん、ちゅぱんぢゅぱん。

「ふあぁっぁあ!!!くぅぅぅ、…ぁぅ!いぁっぅ!!!」

ぬここここ…
ちゅぱんちゅぱんちゅぱんちゅぱん……
ふぁ…いぁぁ…
ぶっぶ、ぶっぶぷ。ちゅぼ。
くぽんくぽん、ぶぽ。
熱っ…ぃ。熱い…ぅぁ…
…ちゅぶぶぶ…

「ぁぁっぁぁぅぅぅぃあぅぅぅ…!!!うぇっ、ぅぅ…いぁ、いっちゃう、…いっちゃぅでちゃう!!」

ぬぽん。

「ふぇ!!?またぁ!!?」
「ぬはははは、下品なこというからだよユイラ」
「殺すっ!…じゃなくてー、もー…ずーるーいー!!!」

果肉から抜けたちんこは雛尖をかすって上に跳ね、そのままミスラは、角度を調節しながらホタルの陰門に当ていれる。入口で戸惑い、すぐに飲み込まれて、今度の嬌声はユキボタル。

「…んぁあ!!……ぁふ。…ん」
「ミスラ様……もう…はやく!!」
「ユイラはホタルのおっぱいいじってな」
「ん、…へーい」

…ぷぶぶぷ……。

「ん……ぁ…や……」

ぬぱんぬぱんぬぱんぬぱん…
ちゅぶ、ちゅこ…くぷ…。…にゅもん。
ぷじゅ。

「ぁ…んぁ…ぅぅ」

じゅぱんじゅぱんじゅぱん……ぢゅぱん…
…ちこっ
ぅぁ………そんなとこ…
ぢゅぽんぢゅぽんぢゅぽん…ぷぷ…じゅぷ…
ぷぶ、ぷぼ。…ぶぷ。…。

「やぁ、ちょっとはげし…ぅぁぁ」

227 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2007/12/11(火) 01:54:24 ID:UnVeOI6K

つぽんつぽんつぶぶぅ…つぶ、ちゅぶ…ちゅっ…
ちゅぼ。ちゅぱんちゅぱんぢゅぱんぢゅぱ…
ぶっぽぶっぽ…ぶっぽ……ぶぷ
びゅぽ。
ぅぁう!!
…きゅぅぅぅぅ…

ぬぽん。

「……ふぇ?やだもっと…ぁぁ」

ユイラへ。ホタルへ。順番こに蜜肉を苛め抜き、やがて摩擦の熱が収まりつかなくなる。見ただけで分かる、熱を帯びた果肉。2人の下腹は精液でドロドロになり、ねとねとと癒着したように糸を引く。

「ふぁ…、ん、ぐぅぅう…ぁぁぁぅぅぅぁ…ぅぅう!!う!!ぁ!!」
「ん、んぁ…っく。んん…や……あっ。……くっ。」

ユキボタルが、ユイラの胸に舌を這わせながら、彼女に抱きついて、ふるふると膣の刺激に集中し始めた。緩慢な愛撫、ユイラの方はむしろそれをありがたがっているように見える。ユキボタルの頭を抱え、乳首を吸われる度に腰が跳ねる。

「……ぅぁ…!!!」
「ひぁぁぅぅ!!だめ!もぅ…ぅぁあ!!!」

ぬぱんぬぱんぬぱん…ちゅぶ。
づぷん。づぷぶ…。じゅぶ。
じゅぽっじゅぽっじゅぽ……。

びゅぶん。

ミスラはそんな2人を眺めながら、亀頭だけを入口にあてがい、肉茎をしごいて射精した。2人に二度づつ。
さらには、もういいです、酷いですというモチャを引きずり込んで膣にだし、狙いをミリモ姫に定めたところで更衣室の扉が開いた。


・・・・・・。

589 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:10:54 ID:Ir2w3wQr
ドミニク・コードウェルは毎朝2杯のコーヒーを飲む。不活性の脳のままで豆を引き、お湯が沸くまでの間にパンを3口、一緒に1カケラのチョコをかじるのが至福の瞬間――そう、今の彼女を満たすのはカフェインと糖分くらいしかない。


幼い頃から特ダネを追い続けてきた彼女にとって、ダンジョン暮らしは退屈そのもの。なるほど従業員は変態ばかりで、それこそ始めのうちは恋にも似た情熱で追い掛け回していたのだが、そんな鉱脈はとうの昔に掘りつくしてしまった。

後はただ、うんざりするほど代わり映えのない毎日。

彼女の商隊での地位はたんなるアルバイト、いくら彼女が商隊のボスであるシャマニの肉親であるからといって、3食昼寝がタダでついてくるわけではない。自分の食い扶持は自分で稼ぐ、その辺はむしろ姉の方が厳格で、ドミニク自身も当然のことだと納得している。

「……………ぁ……は…ぅ…………………んっ!」

熱いコーヒーがのどを通ると、彼女の身体はようやく起きだして仕事に向かう。見せる相手もいないから、化粧もしないし顔だって洗わない。油がつくから、クシで鋤くのも気が進まない。
寝る前と違うのは、ゴムの伸びきったズボンを強制的に腰に止めるためのベルトくらいで、それすら、トイレのときに邪魔だからできればつけたくないのだ。どうせフリフリの制服が待っている、彼女は廊下を行く間の一過性の他人の眼に、たいした価値は見出せない。

「ん……ぁ…」

口をポカンと開けたまま、親鳥のゲロを待つだけの空洞化した蝋人間のいうつまんないと違って、彼女の叫びは莫大なエネルギーを内包したままの核廃棄物に似ている。
情熱は並外れてあるから、それゆえに平地では満たされない。危険な不完全燃焼はブスブスとガスをだし、その鬱屈は負の圧力で毒のマグマへと変貌する。

そんなものを身体に溜めて、正気を保てる人間などいやしない。彼女は彼女なりに自分の性質を理解して、どうにかこうにか自分をごまかそうとするのだが、そのやり方というのがとどのつまりがオナニーである。

「あっぁ……ぁ…、…ゃ」

やり方自体は小さい頃から知っている。無知なりに、おしっこをするところが、それ以外にも妙な役割を担っていることを、大人たちの雰囲気からそれとなく嗅ぎとっていて、指でぺとぺとやることを繰返していたらある日突然一線を越えてしまった。

大げさでもなく、世界が丸ごとひっくり返るような快楽。よだれがやたらと糸を引き、それがほほを伝ってこぼれる感触すら、頭蓋骨を振動させるほど心地よい。

今思えば、それが秘め事に対する甘い思いの原風景。人がてのひらで物を隠せば、その裏に必ず蜜が塗ってあると、なんだか知らないが身体で覚えてしまった。

卑猥な気分に浸る時、夢想の中で相手をするのは常に姉。当時は男性器の形もセックスのなんたるかも知らないから、もやもやと霧がかった股間を必死でこすりつけるという行為をただひたすらに頭の中で反芻していた。

「あ……ゃぅ…だめ…」

それから時が経ち、生理がきて、人並みに胸が大きくなっても、定期的に自慰にふける習慣は変わっていない。
ここ数年は、世界の裏に隠された真実を追いかけるのに必死で、それこそ寝る間も惜しんで知識の泉にしゃぶりついていたのだが、なんだそこそこ世界の形が掴めてみればたいしたことはない。やってることは自慰と一緒なのだ。

迷っているうちは森を抜けよう抜けようとそればかりを考えて、抜けさえすれば世界の全てが安定するかのように思えるのに、いざ目の前が開け、一瞬のオルガスムが終わってみれば何のことはない、森に入る前と同じ景色だ。

霧は惑っているうちが良く、湖は底が見えないから神秘。
なるほどねとしか思わなかった。

「んっ…ぁっ……ぅ…んん!」


590 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:11:26 ID:Ir2w3wQr
気がついてみれば、世界に知りたいことなどほとんど残っていない。森を抜けることには達者になり、それゆえ抜けたときの感動など水で薄めたように味がない。未知も禁忌も、子供の時のような強烈な焦燥感を与えてくれるものは何もない。

「んっ!…んぁ!…ぁぁあ!!」

いまや唯一の希望はまだ見ぬ人の、肌の味。彼女は自分の分泌液を手に受け、その味で精液の味や舌触りを夢想する。プルトニウムが止まらない。はやくはやく新たな燃料を燃やさなければ。ほんとうにこのままでは、女でもいいかなどと考えてしまう。

更衣室には宝の山。汗と体臭と、経血とホルモン物質。

そうして彼女が倒錯の沼に片足が沈みかけた頃、のこのこと現れたのがミスラである。


・・・・・・。


「こんなところで始めてらっしゃるたぁ…」
「ドミィ…」

更衣室の扉を開けたのはドミニク・コードウェルだった。ミスラをお腹の下でふにゃふにゃするミリモ姫をいじくりつつ、見まごうばかりに変身したドミニクを見る。

変身、まさしくそれ以上ない変わり様。

普段は開口一番、ネタはありませんかと雑誌の締め切りにでも追いかけられていそうなこの少女だが、いまでは適当に結んだ髪も後ろにおろし、胡散臭そうな眼鏡も外している。
洗いたての髪のにおい。肌の肌理の細かさも、南国のキラキラ光る浜辺の砂のような色をして、ここにくるまでにどんな魔女と密談を交わしたのか、その眼に湛えた光は蠱惑的な、深海の貝殻のような色をしている。

「どうせなら広いトコで…ってどうしたんですかいミスラさん?」
「ドミィお前…こんないい女だったとは…ぐるるる」
「やぅ…ちょ、ミスラのダンナ、痛ぇですよ…そんなゴツゴツと押し当てて…」
「うはははは、よいではないかよいではないか…、それともなにか、この猫バッジが眼にはいらんのか」
「もう…ダンナ…」

乙女らしく恥らう少女を、両手で退路を断ちつつも壁際に追い詰める。そんな仕草ができることを今までどうやって隠していたのか、少し眼を背ける様子とか、身体をかばおうとしてやっぱりやめる様子とか、いちいちミスラの心をワキワキさせる。

「あれー?ホント、ドミニクなん?」

リットーサが従者のモチャを抱いて寄ってくる。ドミニクは少しバツの悪そうな様子、やはり普段しないような格好を、同僚に見られるというのは恥ずかしいものか。

「なになに仲良いの、2人は?」
「別にー、会ったら話すくらいだし、当番が回ってきたりしたらね」

なげやりな吸血鬼は、ほかってあったタオルで己の性器を拭い、次いで腰、首、口の端を拭う。順番がおかしかろう、そう思ったが何のことはない、さりげなく精液のにおいを嗅いで酔っているのだ。

「いきやしょうダンナ、ウチの従業員はまだまだ数がいやすから…」

ミスラがリットーサに気をとられたスキをついて、ドミニクはするりと更衣室から外にでる。ミスラはエサでつられた猿みたいについてって、着いた先は3号車。なんでも、50人くらいは同時に入れるスペースはあるらしい、どこにそんな空間的余地が、もちろん魔法、超便利。

異国の花のにおいが鼻につく。ミスラはゆっくりと、見上げるようにドーム状の異空間に眼を配る。

薄暗い、少し緑の混じった茶色の天井に、フワフワと黄色い提灯が浮いている。点在する広めの丸イスはなにかの皮でできているのか、おそらく同じ動物の毛でできているのだろう絨毯が敷いてあって、見るからに高そう。
妙な紋様のタペストリー、土でできた帽子、鉢植え、今にも死にそうな人形。聞いてみればほとんどがデッドストックだそうで、そこまで粗末に扱うものでもない微妙なものがここにくるとかこないとか。

591 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:12:13 ID:Ir2w3wQr
「あ、来たねミスラ君」

出迎えたのは、バスタオルの美女少女軍団。知った顔もあれば知らない顔もある。
座る者壁にもたれる者、モジモジする者、物事一切に興味のなさそうな者。

年頃の少女たちが、そろいもそろってふとももをさらけだすその異様さは、名品珍品不良在庫の比ではない。色とりどりの髪の色、肌、瞳の全部が、ミスラの身体をうかがうように見つめている。
少しだけ廊下の冷気に頭を冷やされたミスラは、改めて状況の異常さを痛感、少しだけげっそりした。

「事情は大体分かってます、もう準備はできてますからね」
「んん…一体アナタは…」
「私はテンネといいますね。一応参謀というか、軍師というか、頭脳労働担当ですね」
「ほほぅ…しかしこれはまたいいおっぱいをお持ちで…ゲフゲフ」
「あらうれしい。でも先に紹介だけ済ませましょうね」

クロガネ・テンネ。黄金猫商会ではNO2に当たる人物。

生まれつき光を知らない彼女の目は常に閉じ、そうであっても、魔力素粒子の流動すら将棋の駒のように頭の中で把握している彼女を、人は「天眼」と呼ぶ。
彼女がカサをさせば必ず雨が降り、彼女が米を蓄えれば必ず飢饉になる。月国出身で、カリンザもヨフネも、名前を聞いたら飛び上がるような大人物なのだが、もちろんミスラにわかるはずもない。ただただいやらしい目でおっぱいを見るばかり。たゆんたゆん。

「この子がクロル。私の弟子ですね」
「こ、こんにちわ。不束者ですがよろしくお願いします…」

なんだか男の子みたいな少女が、ぺこりとお辞儀をする。一目見てこの子賢いなと分かる顔で、動作も自然で無駄がない。綺麗な黒髪にショートカット。本当に女の子か?と疑問に思ってしまったミスラは、お願いしますといいつつもバスタオルをピラリとめくる。

「あ…あの…」
「生えてないね」
「すいません…気にはしてるんです…」
「毛のほうじゃなくてね」



そんなこんなで、ちょこちょこと紹介が始まった。
基本的には戦車の中ででくわした順番、気のせいかもう随分昔の話である。

ミスラを分解云々で困惑させた科学者態の変人はブラッドダリアというらしい。その助手的な、紫色の髪をした、セリフが全部棒読みな人は一号だとしかいわなかった。
続いて風呂場でミスラが突撃した三人。男装の麗人っぽい人はセネア・セピア、売れない劇団員。気のいいおねぃさん的な人はキャリベルローズといって、酒場担当看板娘である。ちびっこいお姉さんはエノと名乗った。

ロト・ハーヴェル、彼女の名は事前に聞いた。バスタオルのまま本を読み、ミスラがちんこを向けても反応しない。
キゥリート・セグネスシティ、自己愛にふけっていた彼女は、今はキリリとして威厳があり、2人の部下を連れていた。

「アリスナインよ」
「ギャラ・メイラです」

いかにも職務に忠実な、といわんばかりの女性2人と握手をする。キゥリートを17・8歳とするならこの2人は20代半ばだろう、青みがかった薄氷のような髪をしたアリスナインと、自由に、方々に跳ね回る焦げ茶の髪をもつギャラ。久々にまともな大人の人だとミスラは思う。
戦闘特化というよりも、むしろ隊内のめんどくさい事務処理を一手に引き受けているのがこの2人。企画立案、経理に総務、税金対策まで全部カバーしているのだそうだ。

奇術師シェロソピがいて、眠たげなトメキチがフガフガいいながらミスラの足に抱きつく。寝ぼけているのか、引き離そうとすると噛みつくので放っておくより仕方がない。

守備隊長ムナク・ジャジャは、ヘロヘロになったユイラとユキボタルを興味深げに眺めている。この謎の不可思議隊長も、一応2人にしてみれば直属の上司なのだそうだ。


592 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:13:07 ID:Ir2w3wQr
「あれ?なんでヒスカがいんの?」
「うっせ、折れたんだよ、足、足、バーカ」

こちらはザクロ団のダメな大人の見本、ヒスカ・クランクアイ。そんな彼女の横にはリリィとアザカゼ。リリィは危ないから待機、アザカゼはお守りとして連結戦車に残った。
してみると宝剣探索メンバーはモナ、クリス、シャマニ、ティコ、ヨフネ、ミルチア、エルエンということか。魔族3人娘はどうしたのだろう。探索に参加してたら感心だが、案外ミルケロルやガニメロ、マユーなんかと遊んでるかもしれない。

現在ミスラの状況把握能力が的確であるならば、リットーサ、モチャ、ミリモ、タツカゲを加えて、小計25人もの美女少女が一同に会していることになる。さすがにもう、なにがなんだか。

「えーと、ニッケルくん?」
「クロルです」
「あーごめん、あの人達は…」
「あっ、バスカーヴさん、コカさん、ベノさん、おつかれさまです」

3人追加。

クロルがさわやかにあいさつを交わす。確かに社会人として最初に覚えるべきはあいさつだ。それはとてもよいことだ。
ミスラはテキパキ動く少女をを見ていると、ついついお小遣いをあげたい衝動に駆られる。

「ひゃぅ!…なんでしょうかミスラさん…」
「キミはなんかすごくいい子だね、いい子はこうやって頭を撫でて育てないとね」
「え?…はぁ。…あの……」

「はいはいミスラ君、コカちゃんを紹介しますね。あっちのおぶられてる子、体内で金の糸を作ってくれるこの隊の稼ぎ頭なんですけどね。足が弱っちゃって自分は歩けないんですね。」
これはテンネ。



「んー?だーれー?」

コカと呼ばれた少女はクッションの上に横たえられると、物憂げにミスラの方を覗き見る。線が細い。羽ペンの先でこすったように細い。それをゆったりとした服が覆っていて、浮いた鎖骨が妙になまめかしい。
流れるような銀髪は、その体躯の栄養を搾りとっているのではないかと思えるほど綺麗で、丁寧に手入れされていて、キラキラとわずかな光すらも跳ね返している。

「この人はミスラさん。コカちゃんのいいひとですよ」
「ふぇー?」
ミスラを見たり、テンネを見たり、不思議そうに、警戒しがちに、あるいは興味深げに。

「そうなのー?」
「ん?んん?多分そうだよよくわかんないけど」適当に応えるミスラ。
「きぁー、どうしよ、どうしよ、なんでいってくれないのよー、おフロおフロ、ロトー…」

少女はオロオロと、ロト・ハーヴェルに助けを求める。ロトは読んでいた本をその場において少女に寄りそい、よしよしとばかりに頭を撫でる。すごい仲よさそうな2人。

593 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:14:46 ID:Ir2w3wQr
「おう坊主、よろしくな」
「ぼ、坊主…?」
「いやー、しっかしテレくせーなーオイ、はっはー」

バンバンバンッ

真っ赤になりながら豪快に背中をたたくのはコカを担いでいた人。いわゆるサラシというやつをして、今から祭でも始めるのか、そういうのが好きそうな感じがありありとする。後ろで縛った髪は先の割れた筆みたいになって、鼻先にかけている眼鏡は多分ダテ。
やけにさっぱりして、すがすがしく、腹に含むものが一切感じられない。同時に、すげー頑固そうだとミスラは思った。この人の前に、ちゃぶ台置いたら危険だろう。

「ミスラ様ー、こんなオッサンまぜたらつまんねーすよ」
「てやんでい!!テメェは黙ってろこのすっとこどっこい!」

「て…てやんでい?すっとこ…」

ちゃらちゃらとミスラに甘えてきたユイラが一喝されてしまった。バスカーブ・ヴィレ、黄金猫商会最古参のメンバーで、機械類の修理修繕、武器の加工まで一手に引き受ける職人である。

「かーっ!まかしたぜにーちゃん、オレぁやり方しらねーからな!ホレ譲ちゃんも挨拶しな!!」

バスカーヴの背中に隠れるように、少女が一人オドオドしている。ずっと地面を見て、ミスラの問いかけにも答えない。バスカーブいわく、なんでも一番新しいメンバーで、極度の恥ずかしがり屋。それゆえ商隊にもあんまり溶け込めてないからよろしくたのまぁ、とこうきた。

「嬢ちゃんよ、名前くらいいってやりねぇよ」
「よろしくねー」
「……。」

応えない。

「……。」
「……。」
「……。」
「……。」
「そりゃーー!!!!」
「…っ!!」

脅かしたら、ビックリして、走って逃げて、こける。

「ば…ばばば、ばっきゃろう、てめぇなにしてやがんでい!!」
「あ、いや、ちょっかいかけてみたくて…」

少女は転倒時に頭をガードしなかったため、せっかくのボブスタイルがくっちゃくちゃになって、半べそである。普通、こけたらガードしないほうが難しいと思うのだが。

「おいおい譲ちゃん、つばでもつけとけってわけにゃぁ…いかねぇよな」
「……ぐす。」
「リリィ!リリィヘルプ!ヘルプミー!!」
「あっ、なんでしょうかミスラさん…あら」

リリィはずっこけた少女に近づくと、よしよしと頭を撫でてやる。少女はリリィにがっしりと抱きつく。予想通りというべきか、リリィなら多分こういう子に強いだろうと、なんか雰囲気で呼んだら当たった。

594 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:15:52 ID:Ir2w3wQr
「ベノちゃん大丈夫ですよ、この人は怖くないですから」
「……。」
「そうか、ベノちゃんっていうのか」
「……。」
「……。」
「……。」
「そりゃーー!!!!」
「…っ!!」

「だ、だめですよミスラさん、なにを…」
「あ、いや、ごめんねベノちゃん、仲良くしよ」

ガブリ。

噛まれた。

「あたたたた…痛い、痛いよベノちゃんでもかわいいよ」
「……!?」


ベノ・ザレロ。体内に毒物を代謝する血族。呪われた一族の血を絶つために旅にでて、頼りないながらもこれまで数々の修羅場を潜り抜けてきた猛者である。
普通なら、その噛みつきは魔界の大陸クジラすらしとめる猛毒であるのだが、ミスラにはあんまり関係なかった。呪われた血、親しくなった者を些細なことで殺してしまう運命。だから人には関わらないように生きてきた。心も内側に向けてきた。それなのにミスラ、この人は……

引っ込み思案だからそんなこと口にださないが、ベノにとってこの出会いは、本当に驚嘆すべき出来事なのだ。


・・・・・・。


少し間が開いた。

再確認的な意味合いで、軍師テンネが現在の状況を説明。黄金猫商会はミスラの所有物となったこと、シャマニは宝剣を探しにいったこと、魔族の接近、ミスラの爆発が近いこと。

ミスラは少し離れたところからその輪を見つめる。横にはリリィ、アザカゼ。リリィはヒザに、眠たげなトメキチを抱いている。

「なんかよくわかんねーことになってんなぁ…」

ヒスカ・クランクアイがめんどくさげにミスラにもたれかかる。バスタオル越しの全体重。相手にちょっかいをかけて、そこから会話を探るのはこの娘の常套手段だ。

「確かにアホになれとはいったぜアタシは…まさか実行するアホがいるとは」
「なんだよ」
「なに?そっちのお2人さんはもう食べちゃったの?」
「いいだろ、オレの嫁1号と2号だ。お前等と違ってオレにやさしくしてくれるのだ」

リリィとアザカゼを両脇に抱える。リリィの柔らかいわき腹、アザカゼのぐにぐにする腹筋、2人ともやはりバスタオルで。アザカゼは一瞬イラっとした表情を見せるが、特に文句もいわない。
ちりちりと指先ではぜる陰毛。ヒスカに見せるように、果肉を少し開く。

「あぅ、ダメですミスラさん…そんな」
「んお?なにがダメだリリィ、この透明な汁はなんだ、ん?ん?」
「や、…ダメ。開いちゃやぁ…」
「ぐはははは、リリィのリリィ部分が蜜蜜になってもう…」

「うおーい、ホントにダメだなコイツ…」

595 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:16:27 ID:Ir2w3wQr
そうしてアザカゼと一緒になってリリィをいじいじしているところにクロルが寄ってくる。話はまとまったらしい。

「まず模範演技としてボクからすることになりました。なにぶん未熟者ですがよろしくお願いします」
「ああいえいえこちらこそバナジウムくん」
「クロルです。間違えるにしてもクロムかなんかですよね」
「…オホン。ってか、ここに集まってる人たちはフラミアちゃんみたいにはならないの?ちんちんをまんまんにえっちらおっちらするんだよ分かってるの?」
「え?…ぁ、っと、そ、そうですよね、おおかた大丈夫です。皆さんいろいろあった上でこの場におられるので…」

クロルがどう説明しようかといった感じで周囲を見渡す。その視線の上にイケイケのお姉さんがひっかかる。横にはちびっこいお姉さん、エノ・アセアリア。

「きゃはは、アタシはオーケーでーす。だってぇー、人生楽しまないと損だもんね、もうすぐ世界終わっちゃうかもしれないしー」
「はいはいアンタは空っぽでいいねキャル。…ああ気にしなくていいさ、私はキミを助けるためだと思ってる」
「はぁ…」

「心配しないでねミスラ君。納得してない子もすぐに合流すると思うからね」
軍師テンネが締めた。それを合図に、クロルが居住まいを正す。

「それではよろしくお願いします!」


・・・・・・。


「ふぁ……痛ぁ…」

くち…ちぐぐ……ぐ
くぷん。

四つん這いに尻を上げるクロルに、ゆっくりと挿入を開始する。
なにが嫌かって、ほぼ全員が、食い入るようにみてるからやりづらい。いきなり本能を開放して、どぎついまぐわいを見せつけるわけにはいかない。ハッキリいえばミスラはそうしたい、尻の穴とかそうしたい。

「あぅ…ごめんなさいミスラさん…、だ液を足してもらってもいいですか…っぅ」
「ああ、はいはい」
「皆さんも…十分に潤しておかないと…あぅ、スムーズに行きませんから…あたた」
「だいじょぶ?」
「はい…なんとか…がんばりますぅぁぁぁ」

終始模範演技という義務感にとりつかれたまま、スコスコと射精する。なぜか一同拍手。先ほど更衣室で先行挿入したグループは少し得意そう。

「こ、このように…性的な刺激が一定に達すると射精が開始されます…あぅ。…ミスラさん、皆さんに見えるようにしていただいても…」
「はいよー」

ぶぽ。びゅくん、びゅくん

また拍手。なごんだ空気の中で、クロルの尻は濁ったゲルで汚されていく。

「ぅぅ…こんな言い方は失礼かもしれませんが…やはりこの量は異常なようです。また、通常男性器は射精後すみやかに収縮しますが、ミスラさんの場合そういったこともありません。我々の目指すべきところは、まずそれを正常な範囲に戻すことで…」
「ふんふん」
「もうご存知かもしれませんが、我々の魔力をミスラさんにぶつけます。術の方はスケアクロウさんがコントロールしてくれますので、ミスラさんは自由になさってください」
「んー、ってか、ぶつけられたらオレ爆発するんじゃ…」
「中和の意味合いですね、水で薄めるみたいなもんです」
「あーなるほど」
「子供が欲しい方は膣内で精子を受けてくださいね。そうでない方はあちらでロトさんに着床回避の術式を受けてください…ひぁ、やだ、まだでてくる…」


596 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:17:00 ID:Ir2w3wQr
それからはもうとっかえひっかえという感じで、押付けられる尻やふともも尻の穴、あまねく応戦し、舌でなぶり、一番近い膣に挿入する。
キャリベルローズとシェロソピ・ロンドンドン、チャラチャラした2人にユイラが加わって、順に突き、コカを抱いたセネア・セピアに後ろからかぶりつく。

「うおおおおお意味が分からない意味が分からない」

一号はなにを考えているのかよく分からない、ガクガクと口を台形にしながらうろたえ、ものすごい眼でミスラを睨んでいる。

ブラッドダリアは終始冷静、こんなもんかとむしろつまらなそうにされたのは腹に応える。その手に掬った精液を舐めとる有様、いやらしさもなく義務的に。


・・・・・・。


「にくひこぉ…」
「はいはい今行くよトメキチ」

集団から外れて、半分寝ぼけたままの天使がふにゃけている。この娘、自分がなんでバスタオルを巻いているのかも分かってはおるまいに。

「ほれ離れろアザカゼ」
「…ん?」
「やーん、ミスラ様もっとー」
「へいへい、はしたないよユイラ」

体液でべとべとになった身体を誰かのタオルで拭きとる。こびりついたにおいがきつ過ぎて、鼻が馬鹿になっている。

「にくひこ…」
「ん?」
「約束……守ってくれるの…?」
「なんぞ?」
「オラ…待ってただ…ずっと…ずっと…ずっとぉ…」

トメキチはそういうと涙を流し、ミスラのくちびるに舌を寄せる。ミスラも応える。なんだか分からないが応える。とろとろのだ液が、頭のどこかで乳臭いと感じつつも、どういうわけか甘く感じる。

細い腕で、もう離しはすまいとしがみつく少女。きゅぅきゅぅと、糸を引くような声が、ノドの奥から途切れることなく続いている。その糸を手繰るようにノド元にキスをし、鎖骨を伝い、まだ生えた痕跡もない腋の下へ。

タオルが密かに解けていく。その風圧で髪が舞う。

「ふぁ…。ん、ぅぅ…」

ミスラを押しやろうとするてのひら。その手に力はなく、むしろ甘えるように髪の毛をかき乱す。その指を捕まえて咥えるミスラ。すると少女はだ液に濡れた自分の指をくちびるに寄せ、悩ましげな表情のまま口に含む。

「きゅぁう!…にくひこ、にくひこぉ…」

少女の指から、だ液の味が消えていく。少女はそれに恐怖する。濡れたくちびるは糸を引き、その糸はまた愛しい人の存在を求める。味、におい、ぬくもり。少女は唾液のついた指でミスラのほほを捕まえ、ようやく安堵。

さてもミスラ。心身ともにとろとろになった少女を見るに、これ以上とろとろになる所もあるまいと肉物を果肉にあてがう。

「おめーそれ、犯罪じゃねーの?」
「うっせー現役犯罪者、時代背景だ、しかたがないのだ」

後ろからおっぱいを押付けるヒスカと舌をかみ合い、懐かしいだ液でノドを潤す。その行為をうらやんで、キャリベルローズが寄ってくる。

肝心のちんぽこはというと、先端がぬっぽりと包まれしばらく、なんだかつっかかってもげそうな感じがしていた。熱い体温。このまま進んだらポロッととれるのではあるまいか、んなバカなで進めてみれば、ちゃんとうまいこと軌道にのるから良くできている。人体の不思議。

597 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:18:27 ID:Ir2w3wQr
「…んぐ…ひぅ……ぅ……ぁぁ………」

深く深く。角度を変えて、また奥へ。先っちょから、なんとなく少女の息づかいが聞こえてくる気がする。狭い。亀頭と肉茎の間あたりが妙に締めつけられる。痛いまでもいかない、粘膜を削られている少女のことを思えば痛いというわけにもいかない。

「…ぅぁ、うぐ……。…ふぁぁ…」

その場で少し、縦に横にと揺らすように腰を動かし、少しでも緊張を感じたら動きを止める。少女は熱に浮かされたように、ふぅふぅと息を吐く。それを吸い、吸いあいながら、背中や尻に指を這わす。彼女の額には、汗の粒。

発育途中の間接。浮いた骨。白い頭皮。

汗の粒が一つ、丸イスのクッションに音も無く吸われる。少女はずーっと、痛みに耐えて、こらえている。くちびるをくちびるで開くと、こらえていた少女の不満が、口の中に爆発する。
彼女はミスラの身体の中から、あらゆるものを吸い上げようと試み、ミスラの舌になだめられる。そのまま、ツンとはった乳首を指で押し、周囲を撫でる。ミスラは自分のためだけに数度揺すり射精。少女は己の中に注がれているものを感じ、放出の脈動を確かめる。

「ん…ぁ」

最後に一度、少女は今のミスラには分かりようのない言葉でお礼を言った。ミスラにはなんとなくそれが分かった。


・・・・・・。


時計は全然進まない。

クッションの効いた丸イスの上では、優等生のクロルと、エノ・アセアリアが同時に組み敷かれていた。身体を守るように丸めて伏せり、その尻を、掻き分けるようにミスラが舌で責める。

2人とも、ベトベトになったタオルを海藻みたいに巻きつけて、なんやら分からない体液でぬるぬるに、下腹部は、湯気でもでそうなくらい熟れている。両者ないまぜになった痛みと快楽でボーっとして、時々くる快楽のうねりに、熱いため息を吐くばかり。

「ふぁ……ん……ぅー…」
「はぁ……ん、……んっぁ…」

同じくらいの体躯。感度。それでもさすがに肌のハリの差は明白で、その事実をエノに伝えると歯をむきだしにして怒る。

「う…うっさいな…!…ぁぁ、っぁ、んぁぁ、あーもう!!!」

周囲の評判いわく、プライドの塊だというこの賞金稼ぎの小さなあねさん。ミスラごときにいいようにされるのがよっぽど悔しいのか、うんうんと呻いた後に突然叫んだり足をバタつかせたり。

最終的に気に食わなければ、ぶん殴って押し通す。そういう分かりやすい生き方をしてきた彼女にとって、まぁこのセックス的なことは何から何まで始めてづくし。
元々男女の性が自分に影響を与えるなんて考えたこともありゃしない、黄金猫商会に入ったのも気のいい仲間がいたという理由だけで、ミスラのことも、ちょっと困ってる子がいるから、気まぐれな慈善行為に手を貸そう、その程度のことだった。

よい意味で天真爛漫。ある意味で、育ってないのは身体だけではないのだ。

598 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:19:51 ID:Ir2w3wQr
「ぁぁぁ…ぅぁ!やっ!ぁぅ…!!!ちょっと…それどこまでいれんの…!」
「ん?まだ入口だけど…」
「ウソだウソだウソだ!!舌!舌ヤダ!絶対入ってる!ちょっとバカほじくるなぁ!!」

肥え太った長い舌が、身体の内側でひっくり返るたびに、意思とは無関係に身体が跳ね、だしてもいない声がキーキー漏れる。頭の中の線という線が通電しては断線し、こんがらがって新たな刺激に押出され、関係ないこと意味のないこと、考えては止め、考えては止め。

一応戦闘要員でもあるエノ、まさかその脚力でミスラを蹴っ飛ばすわけにもいかないから、暴れようとする自分を懸命に内側に力を押さえ込もうとするのだが、変な汁がずっと漏れてて、それと一緒に身体を制御する力も抜けていく。
尻の穴に近づいたミスラの鼻に、思わず肉を押付けたりぶつけたり、やってから「あ、ごめん」とか思うのだがそれをいうのもなんか変で気まずくて、
そう思うとなんでこんな出会って大して時間もたってない男に性器を舐められているのかとか、根本的な所から考えたり考えなかったり。

痛いのか気持ちいいのか好きなのか違うのか。汚らしいのか自然なことなのか。申し訳ない気持ちと得体の知れない充足感と、この少年は自分の身体で興奮しているのだという誇りと、まだまだ背とか伸びるんだという期待と不安と。

まあ要するに、もうわけが分からない。



「まってよ…まって…!一回止めて…やだもう…!!」

クロルの性肉を優しく撫でつつ、顔中エノの愛液まみれなミスラ。くちびるの裏っかわで陰唇をねっとりと舐り、小刻みに舌を動かしては、控えめな刺激を雛尖に与える。
ミスラはミスラで、没頭というか、あんまり理性が働いている状態ではない。

「違う違う違う!!違うの…こんなんじゃないの!!」
「んぁー?じゃぁどんなんなの?」

…づぷ。ちぷ。…ぢゅぷぅ

「ぁっぁう!やっ、った、っか、…だ、めぇ…奥は…っ!!」
「エノさんは…えらい感度がいいね」
「ふぁ…、や…ぁ、ぁっぁん!!」
「感度がいいというか、年齢のせいで鈍化した神経と、真新しい粘膜がうまいこと融合してこう…エロいことに丁度よいというか、セックスしたくてしょうがない身体になってるわけだ」
「んぁ!…や、…許してもう……、それは…ホントに…やぁぁ」
「ところでエノさんっつった方がいいの?エノでもいいの?」
「ひや!!…もぉっぉぉお…ぁぁぁ」

ミスラは膣の奥に中指と薬指を突き入れて、奥の奥の肉をぐねりとひねる。ちょっと凝ってる肉があって、それがヒクヒクと、痙攣しているのが伝わってくる。
肉が溶けたようにねとねととした、脂のような愛液。反射で跳ねる腰。尻の穴が、そのたびにすぼまる。

「つまりこう、痛いのには慣れてるけど、慣れてるからこそ、快楽のキャパがでかいというか処女なのに感じちゃうというか…あ、ここ切れてる」
「勘弁してホント勘弁して…ぁぁっぁぁぁぃぁぁ…ひぅ…ひ。…ひぅ」
「ん?んお?エノ?ちょ、やば」
「ひぐ…ひっ、…ひっぅ…ぁっ、ぁぐ」

ひっひっ・ふー

エノ・アセアリア。過呼吸にてリタイア。


・・・・・・。

599 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:20:35 ID:Ir2w3wQr
「ホレこの紙袋でスーハーしてたまえ」
「うぐぅぅ…ちくしょうちくしょう…クソガキのクセに…クソガキのクセに…」

ダウンしたエノ・アセアリアを、ブラッドダリアが冷静に処置する。その横で、エノの狂態に意味がわからなそうなのが助手一号。



「痛くないの?」
「えー?大丈夫だよー」

ミスラの上ではキャリベルローズが腰を振る。大雑把で結構雑な動きなのだが、それがミスラから見れば新しい。何より、一生懸命。

生来不器用だから、おちゃらけて笑い飛ばすことで生き抜いてきた人生。自分一人で何もできないことを自覚しているからこそ、人を思いやり全力でその人に向き合おうとする、それが彼女だった。
誰かが争えば何もできないくせに割ってはいる、だから、このゲテモノぞろいの黄金猫商会の中ですら、誰一人彼女を嫌う者はいない。

「お、お、どーよキャル。…オメーひざ笑ってんじゃん」
「やーん、ユイラちゃん…いじわる」

傭兵ユイラがキャリベルローズの後ろから乳房を揉み、いつもやってる様子でおっぱいとおっぱいをくっつけあう。
セネア・セピアがミスラの顔にゆっくりとまたがって、失礼、などといいながら果肉を前後。ミスラの手に、嬉々として性器を押付けているのはバスカーヴ・ヴィレとユキボタル。

皆してミスラをおいてけぼりに楽しそうに、意味ありげな顔でクスクスクスクス。ともすれば寓話の中にでてくるイタズラ好きの妖精の群れ。魔の海に誘う人魚。
彼女達の関係をミスラは知らない。見る限り特別仲悪いことなんてことはないだろう、新参はミスラの方なのだ、そう思えば妙にさびしい。

「仲良いことなんかねーすよミスラ様…ん、ウチら酒入れたって話すことねーし」ユイラ。
「お前はバカみたいな妄想を勝手に垂れ流すだけだしな」ユキボタル。
「戦場で兵隊さんたちに片っ端から犯されたいのよねー」キャリベルローズ。

うっせーバカ、といいながら、ユイラとキャリベルローズが本気くさいキスを始める。それが見えたのもつかの間、視界はセネア・セピアの尻で埋まる。
この麗人の、飄々とした感じはなんとなくはぐれた仲間のローキスを思わせる。話に入ってはこないが、楽しんではいるのだ。自分の立ち位置をわきまえているというか、なんというか。



きゃーきゃーいう声。わいわいいう声と熱っぽい声。逃げていく体温と、痛いくらい押付けられる性器。



「ん?今入ってるの誰?」
「オウ…悪ぃな坊主、つき合え…」

バスカーヴ・ヴィレが、これまた漢らしく大雑把に腰を振る。思いっきり痛みをかみ殺している顔で、前へ後ろへ。

「悪いね少年、そろそろ私もまぜてもらうよ」

セネア・セピア。

時計は全然進んでない。ぬこぬこぬこぬこ。


・・・・・・。

600 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:21:44 ID:Ir2w3wQr
一号。

人の粘膜とこれほど無関係そうな人間もおるまい。人というよりはなんか他の金属が数パーセント混ざった合金のような無骨さで、いつも上から目線だから、それはもうその自信を裏付けるような、さぞかし精緻を極めた極限の人間能力を有しているのだろうと思えばそうでもない。

どちらかといえばぶきっちょ、ちんこに触れる指もたどたどしいし、力の加減も分かってない。

「おおおうううああああ」

一人でバグって一人でパニくる。

そんな人がなんでまた口腔愛撫なんぞする気になったのか。既に何人もの体液でぬるぬるにぬめったちんこは難易度が高かろうに。

「意味が分からない意味が分からない意味が分からない意味が分からない意味が………」

ブツブツブツブツ、糸を引く透明な液に怯えつつ、ゆっくり上下。両手で包むようにするのだが、ヒナでも抱えるようにやるもんだからくすぐったいだけで快楽はない。
震えながらくちびるを亀頭に当てては、あからさまに嗚咽を漏らし、口を押さえた指の間からは、ゲロの前にでる大量のだ液がこぼれでる。涙目で、あきれた博士が助け舟をださなければ本当に吐いていたかもしれない。

「ホレホレばっちいな、この紙にペッてしたまえ、ペッて」
「ブラド様あおえあ…うおぇ」

ブラッドダリア、黙ってさえいれば色っぽいのは助手と同じで、少し濡れた髪を今はおろしている。

「お前にはまだ早かったか?なぁ一号…」
「分からない博士これなにが面白い意味分からない」
「ホレ、舌を伸ばせ。…ふふ、力はゆっくりいれるのだ」
「うぎううもうやだぁぁ」

ちぽ。…つぷ。…ちゅぼっちゅぼ…。
ちゅぶ…。

ブラッドダリアにうながされ、一号がしぶしぶと口腔愛撫を再開する。眼をつぶって、ちんこがを見ないように、それでも気持ち悪いときは、ブラッドダリアのだ液でうがいをする。

「えぶ……ぅぁ、ん、ん、んぐぁ…っぇ、…ぇぅ」

ぐぷ、ぐぷ……ぶぷ。…きゅぷり。

とろりとしただ液が、濡れたくちびると尿道を繋ぐ。ぜぇはぁとノドの奥の方で呼吸をして、やはり嗚咽。少し休んでまた再開。
ちんこを支えているのはブラッドダリア。彼女は一号のくちびるが離れた時など、スキを見ては緩やかに茎をしごいて快楽の隙間を埋める。時折サービスで這う舌。肛門をマッサージする指。

「ん……ぇぶ。……ん、ん、んっ。…ぐ…ぁぷ」


きゅぽん、きゅぶ。…ちゅぷんちゅぷん…ちゅぶぶ。…ぐぷ。
ひゅぶ、…くぽんくぽんくぽん。
ぶぽ。ぷぽん、ぷこぉ…

601 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:22:15 ID:Ir2w3wQr
ねちっこい、舌と舌の裏の交わりの愛撫。熱い粘膜が、ひゅぽひゅぽとマヌケな音を立てながら抜けていく。しつこいくらい絡みつくやわらかい指。あるいは無骨な指。尿道が、舌の腹に弄ばれる。睾丸を咥えるくちびる。一号のノド奥に、尿道が当たる。

「うえあぅぅぁあなんかでてきた博士」
「ん…ゆっくり吸ってやりたまえ、ゆっくりだぞ」
「ううううう」

ちゅぶ…ちゅぼ。

「あるいは不意をついて無機質にしごく」
「ううううううやあああ」

ぬっこぬっこぬっこぬっこ

「ほれでるぞ一号。舌、もっと伸ばしたまえ」
「はうううううう」

びゅぐ、びゅる、ぎゅぶ。

「うぇうぁああぅあ生ぬるいいいあああ」
「中に残ってるのも搾ってやるのだ」
「ううううううう」

ぎゅっぽぎゅっぽぎゅっぽ…ちぅぅぅぅ

「ふふ…そのまま飲まずに…よだれと絡めてち○こをすすってやれ」
「うううう博士のバカ博士のきちがい博士の轢断死体いいぅうういうあ」

ミスラのだした精液は、一号の舌の上には乗り切らず、おでこやら鼻筋やら、汚すに汚して飛び散り跳ねる。ミスラ、最終的に、汁の残った尿道を彼女の舌の腹で拭う。


・・・・・・。


「あ…あのミスラさん…はぅ、何でボクばっかり…」
「ブロードウェイくんの肌はこう…一番すべすべするのだ…」
「もう…やだ…ロしかあってない。……クロルです」

顔の上にクロルを乗っけて、飽きることなく果肉をすするミスラ。その下腹部を、相変わらず一号がすすっている。彼女の髪の毛は精液でべっとべと。コツを掴んできたのか速度が上がり、加えこんだまましがみつく様にミスラの腰にひっついている。

「んぶ…ぁぅぅぅまたでたみすら」

飽きる事がないといえば一号も一緒。舌の上で、射精のために硬直する肉茎を感じると、器用に抜いては指でしごく。射精を眺め、その汁をアゴやらのどやらで受けきるとまた愛撫の再開。嗚咽一転、通り越して楽しくなってきたらしかった。


602 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:22:51 ID:Ir2w3wQr
「ふぁ…んっぁ………。……くっ……」

クロルはいつしか丸イスの隅っこに追い込まれ、Mの字に開いた股間を責められる。
ミスラの股間には離れようとしない一号。上を向いたその口腔に、ガマンできなくなったミスラは腰を打ち込む。

ぐぽんっくぽん、くぽんくぽ…
きゅぽんきゅぽんきゅぽんきゅぽん…

「ん、んふ、んぁ、……んふぁ、うぐ…ぁん」

同時に親指で、クロルの艶やかな脾肉をぐにぐにと押し、血流を良くして今後の成長を祈ってやる。付け根の部分、汗やらなんやら溜まっていそうなところをいやらしく這っていく舌。中指と薬指が、性器に触れるか触れないかのところの肉を、ずっとうろちょろしている。

ぐねくねぐねくね。

「ふぁぅ!!」

少女の身体を、ビクリ、と小さな痙攣が襲う。クロルは反射の一種だと捕らえてくちびるを噛む。冷静にならなければ…そう思うほどに、既に声をだして呻いている自分がいて、主人の帰りを待つ子犬のような声が、一体自分の身体のどこからでているのか不思議でならなかった。

自分でも知らなかった自分。それを、ついさっき会ったばかりの男に明るみにだされることに酷い羞恥を覚える。脈絡のない思考が、頭の中に飛び散っていく。

「ぁぅ!……ぁっっぁぅ…ん!!…ふぁ…やぁ、だめ…」

柔肉を襲う舌の腹が、ついに蜜肉を覆うように包み、ぎとぎととした息を、産まれる前の肉に当てていく。腐食。クロル、押さえつけられたままの、尻の方から這い上がってくる疼痛のうねりを、なんとか受け入れようと心では思うのだが、身体が先に拒否をする。逃げようとする。



「だめ…ぅ……だめぇ」

ビクビクと跳ねる尻肉。ミスラは強引に引きずりこねり、下から上へなぞりあげる。抵抗する足、それを押さえつける野獣のてのひら。

「ん、…ふく…ぁぁぁぅ」

浮いた腰が、助けを求めてユラユラ揺れる。無毛のそこが、ただれた液のせいでテラテラと照りかえる。ミスラはそこを嫌というほどすすり続ける。それこそ犬みたいに。

ずぷ…じゅぷ、…っぷぷ。ちゅぶ…

「はぁ……くぁ……ぁ」

BGMは、人の口に男の性器がたたきつけられる音。一号さん、そこはそんなことをするところじゃありませんよ、クロルは思う。そんなにいやらしく舐めたら…一号さんだめですよ、はしたないですよ…

一号は白い歯で、亀頭の肉を軽く噛む。口の中の空気を抜いて、ほほの裏の肉で搾るように吸う。尿道の少しだけ内側を、蝶みたいに舌ですする。

603 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/01/23(水) 23:23:25 ID:Ir2w3wQr
クロルまた思う。ああ一号さん楽しそうですね…よかった、一号さんが楽しそうなの初めて見ました…不思議ですね、口でしてても気持ちがいいんですか…ボクは気持ちいいです…うんぬん

「……やっぱり…こういうことから眼をそらしていたら…生きてなんていけないんですね師匠…ぁふ」
「いやいや、声でてるよ」
「…ふぇ?…ぁ、…ぁっ…やだ…」

夢と現実の境界線でうつらうつらとする真面目な少女。
突然、そんな彼女の右腕から肩にかけての肉がギュゥっとしまり、ひきつけを起こしたような発作が襲う。

「ふぇ!?……ぅくっ………あぁあ…ぁっ…っく!!」

達してしまったわけである。

べっとりと濡れた股間から、ニヤニヤといやらしい顔をしたミスラがのぞく。任務達成。そのバカのちんこを、一号が先っぽだけ咥えて、きゅぽきゅぽと肉を飲むようにすすっている。この口腔に何回くらい射精したのか、連続過ぎてそろそろ腰砕け。



横を向けばオドオドと下を向いたベノがいる、リリィがいる。リリィが抱いているのはコカという名の女の子。とろりとした眼でミスラを見つめ、ゆっくりと自分で自分を慰めている。

「リリィや、リリィ!」
「あ、はいミスラさん…」
「ベノちゃんはOKなの?オレのこと嫌ってないの?」
「え?はい大丈夫ですよ。…むしろですね」

そういってリリィはミスラの耳に口を寄せる。

「ミスラさんのこと好きになっちゃったみたいです」
「なにおう!?そんなバカなことがこの世にありえるのか!?」

ベノ・ザレロは髪の毛の間からミスラを見ている。というかミスラのちんこを咥え込む一号を見ている。

「わたしもー」

コカがゆるーく、手を振る。ミスラも手を振る。そっからはもう考えるのをやめた。
嫌がる一号をムリヤリ引き離し、5人をまとめて、抱き込むようにのしかかる。全員オレのもんだなんだいいながら。時計は進まない。


・・・・・・。

112 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:45:12 ID:JW/aF/mN
・ミルキフィリオ:めがね、元奴隷にして死刑囚、いつもいつも懺悔懺悔。生まれてきてごめんなさいが口癖。現在巡礼中。
・セネア・セピア:劇団員。紳士過ぎる。歯白すぎる。背高い、黒髪長髪。
・キャリベルローズ:酒場担当、踊り子、金髪ウェーブ。足長。
・エノ・アセアリア:賞金稼ぎ。歳と性格の割りにチビぃ。首の骨をベキッておる武器使う。通称スコーピオン。
・ロト・ハーヴェル:魔術師。無口。本と小動物以外あんまり興味ない。灰色おかっぱ。
・キゥリート・セグネスシティ:保安チーフ。商隊内の規律担当。厳格なモラリストにして超ナルシスト。黒髪、おでこ。
・アリスナイン:キゥリート部下、氷使い、事務全般をこなす。青みがかった白い髪のショート。大人。
・ギャラ・メイラ:キゥリート部下、ムチ使い、事務全般をこなす。しなったムチみたいな髪の毛があっちこっちに跳ねる長髪、たまにめがね。大人。

・ドミニク・コードウェル:3文モノ書き。ぱっさぱさのみつあみ、帽子、めがね。小悪党みたいなしゃべりかた。シャマニの妹。
・シェロソピ・ミステリオーノ・ロンドンドン:マジシャン。深緑の髪の毛、適当すぎる性格。痴女。
・トメキチ:幼女。サラサラ金髪。大理石みたいな肌。天使そのもの。ただし手にフル回転の芝刈り機をもつ。一人称、オラ。

・ムナク・ジャジャ:商隊守備隊長。戦闘力は一番高いのだがいかんせん自由すぎる。
・ユイラ:傭兵。ムナク部下。顔傷だらけ、超暴力的。っだこぅるぁ、みたいなしゃべり方。武器、ギロチンの刃。ミスラに完全服従。
・ユキボタル:傭兵、というより用心棒。ムナク部下。喪服、西洋顔で顔面蒼白、線香臭い。ミスラに完全服従。

・フラミア・ラミアミア:名家のお嬢様、ですわ口調、金髪、わがまま。現在没落してバイト中。
・セルヴィ:その従者。スーツ。背筋伸びすぎ。涙もろい。白髪交じり。
・リットーサ・メルメルヴィ:名家のお嬢様。吸血鬼、牙、赤い髪中わけおでこ。別に知らんし、みたいなしゃべり方。現在没落してバイト中。
・モチャ:その従者。薄い黄緑いろのふわふわした髪の毛。目隠れてる。UMA。
・ミリモ:東方の辺境民族ユモウ族が姫君。日本人形みたいな感じ。没落してバイト中。うっかりさん。
・タツカゲ:その従者、九の一。あわて者。ポニーテール。

・テンネ:頭脳労働担当。東方月国出身。語尾に「ね」ってつけたがる。目見えない。
・クロル:テンネの弟子。心が清らか過ぎる。真面目すぎる。まっすぐすぎる。調理主任でもある。

・バスカーヴ・ヴィレ:機械整備工。武器職人。自らも大砲もって戦う。てやんでいって言う。頑固。つばでもつけとけって言う。
・ベノ・ザレロ:毒使い、新参、オドオドしすぎ。
・コカ:金の糸はく女の子。自分で歩けない。ゆるい。

・アクシュラ・ゲェル:アウトロー。商隊を襲って逆につかまる。
・シェセト・ガルガンプ:仮面の少女、よく頭をぶつける。
・ポナトット:人形使い、狂気過ぎる。
・ドラス・ビー:蟲使い、仲間とか信じない子。
・ロナ:宝石少女、本名すごい長い。島国育ち、純情。世間知らず。一応シフトリーダー。

113 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:46:10 ID:JW/aF/mN
「んっ…!…ゃ…」

ベノ・ザレロはお腹を丸めて痛みをこらえる。果肉に対して明らかに容量オーバーな肉物は、ぶぽぶぽと卑猥な音を立てるし、ミスラは躊躇なく射精するし。
膣の中に赤いのがにじんでは、白いのが洗いだし、にじんでは洗いだし。落ち着いてきたのをまた広げるし、広げたところに当てるように射精するし。

ミスラとしては、自分のことを好きだなどという少女を更正させるべくいじめているつもりなのだが、少女は健気にされるがまま。

「リリィ、リリィ」
「ぁ…ふぇ?なんですかミスラさん」

ミスラ、2本指でリリィの膣天井をこすりながら、問いただす。なんでなん、何がこの子をこうさせよるん?

「もう…ぅぁ…自分で聞いたらいいじゃないですか…ぁ」
「みすらさーん、やーんずるいー…」

ベノが中央で、リリィが右。左でコカがよがっていて、その左で一号が休憩中。一番右はクロルだった。

ミスラはコカの性器周辺の丸みを、指の腹でゆーくりとなぞりなぞり、少し濡れたその指で、乳首の先を撫でたり撫でなかったり。
自ら立ち上がる力がないという彼女の脚は、胸の刺激に反応して緩やかに宙を動く。そのゆるやかな動作は、さながら羽化したての蝶のよう。

「リリィ怒んないでよリリィ」
「やっ……ぁぅ…しりま…せん、もう…はぅぁ……ぁっ」

リリィの首筋を舐め、薄く浮いた血管を這う。くちびるをくちびるで開いて白い歯をだし、少し離れた距離からだ液を注ぐと、文句もいわずに少女は飲む。

「ふァ…!」
「きゃぅ!」

ごぽり、とベノの膣から抜けた性器を、不意打ち気味にリリィに挿入。またそういうことするんですねみたいににらめつける眼を知らん顔して受け流し、リズミカルに腰を振る。リリィは仕方のない子供を相手にするようにそれに応える。
斜めの体勢でベノのとがった牙を舐ると、小さい声で何かいっているのだが、よく聞こえない。

―――ちくぐ…。ぷ。
つぱんつぱんつぱんつぱん…くぐぐ…

「ん…ぁ…………め…」
「ん?なになにベノちゃん」
「…お口は…ダメです……はぁ…毒が……毒がでちゃう…」
「毒…?」

いわれてみれば、ベノの牙の先には小さな穴のようなものがついている。それこそいわれなければ分からないような極小のヤツ。なるほど、蛇みたいなもんだ。

「大丈夫だよこんなもん、でちゃうものは全部だしちゃいなよ、だしたらいいじゃない効かないし」
「…だめです……それでも……私そのときの感情で毒の種類が変わるから…」
「ほうほう」
「……今でたら……なにがでるか分からない…」
「ははぁ…」

114 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:46:50 ID:JW/aF/mN
それから彼女は言語を介する毒や、時空間を超越する毒の恐ろしさについて語るのであるが、その間もミスラは少女の膣を指で広げてぺとぺとさする。正直そんなもんの脅威がピンとこない、今のミスラにはピンとこない。しばし考え、だした応えは…

「…ふっ…ぁ…んぐ…ぅ!!!!」

少女の小さな口にちんこをねじ込むこと。



ぐぷ…ぎゅぷ、ぎゅぶ…きゅぼ
ちゅぶ…びゅぐ…

「んぐ…、…ぁぐ…ん、ん、ふ…ぐ」

―――ぬこ…ぉ…ちゅぼ…
っぱつんぱつんぱつんぱつん……ぱつん。

びゅぐ、びゅぐ、びゅる。

「んぶ……ぅぇ……ん、」

カプリ。

被害は幸いにも、ちんこの先が少しピリピリした程度ですんだ。


・・・・・・。


「ぁっぁぁぁぅはぅぅぅ!!!んっ!んぁ!やぁぁ…」

そこそこ強がっていたリリィが、ビックリするぐらいたわけた嬌態で腰をくねり、横の4人をたまげさせる。かくいうミスラもドッキドキ、だってこの娘は昨日くらいまで処女だったのだ。

「やぅ!!…ひっぁ…か、…あぁ…!!!」

ミスラは少女の感情にのせられる様に腰を振る。無呼吸運動で振れば振るほど腰がうねり、吸いつき、可憐なはずの歌姫はほとんどアヘン窟で人生の終焉を迎える娼婦のような顔をして、獣の悪魔を迎えいれる。

「リリィリリィ、どうしたの?なんかあったの?」
「…ゃ…だって…!ミスラさんが…ぁっぁぅ…あぅぅぅぅ!!」

ふるふると震えるくちびるを舌で慰める。回らない舌にだ液の油を注ぎ、固くなった乳首をこねる。

「ん…ふぁ…ふ…ん」

一時的だとしても、くちくちを止めたときの恨めしそうな顔といったらない。物足りない物足りない。玩具を買ってくれない親を見つめるような目付きで、ミスラに選択の余地などないのだといわんばかりに、粘膜の結合を訴えかける。

くぽん。

「ふぁ…?や…ミスラさん…!」
「ひゃぁ!」


116 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:47:15 ID:JW/aF/mN
あえてクロルにチェンジ。世の中には焦らすという言葉がある、と語りながらリリィをいじめ、優等生の膣でぬこぬこ。さすがにまだ痛そうだが、かまわず往復。抜いて、リリィへ。絶叫。飛んでコカ。

「やーん、ミスラさーん」
「はいよー」

なるほど気分はゆるゆるだが膣はキツキツとかオッサンみたいなことを考えながらコカの奥に進むミスラ。艶々した肉の先に、粒粒とした壁面があり、それが亀頭にすれると妙に心地よい。

「あ、痛くないんだ…コカちゃん」
「はーい。でも入ってるのはわかりまーす」
「そういや、さっきも乳首の方が感じてたね」
「あーんミスラさんのえっちー」

なんぞこの子。

コカの足はホントに細い、というより軽い。もちあげてクネクネさすと、たまにピクってなったりギクってなったりする。キスは糸がでるからNG、でもちょっとだけお願いしますというのでその通りにする。


ちゅぶんちゅむん…ちゅぽ。
きゅぶ…きゅぷ…


前後を続けていると少女の顔に赤みが差す。やーんとかきゃーんとかいう声が段々眠たげになり、泣きそうになり、ノドが絡んだようになるのは糸がでてきてるからなのか。

「大丈夫ー?」
「はーい、幸せでーす。」
「幸せかー」
「ありがとーミスラさーん」
「え?なんで」

偽りなしの言葉を吐く少女をぎゅってして射精、肉物はその横の一号の、また口。


・・・・・・。

117 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:47:59 ID:JW/aF/mN
「ひゃぅ!」
「あ、コカ…!!」

丸イスの端から、コカが素っ頓狂な声をあげてずり落ちる。ベノの膣天井をこすりあげることに躍起になっていたミスラは我に返り、何かを訴えかける眼でアウアウいうベノを置いてコカの元へ。

「おうおう、大丈夫かいコカちゃん」
「はーい」

そのままがっしりとミスラにしがみつく少女の力は案外強い。実質この二本の腕で生活のほとんどをまかなっているのだから当然だろう。ハンディがあるからといって舐めてはいけない、特に魔力という身体の延長パワーを考慮に入れると……

「わざと落ちたろ」
「やーん、ミスラさん捕まえたー」

小さい頭が胸の中でころころ転がる。ミスラは不覚にも心が和む。久しぶりに故郷に帰ってきて、真っ先に飛びついてくる小動物をどうして振り払うことができようか、その手を

「……。」
「んお!?どうしたベノちゃん、痛い痛い痛い」
「………………です」
「なになに?ゼンゼン聞こえないよもっと大きな声で……」
「わ………番……」
「なんて?」
「……私の番です!!!」
「ぎゃー!!!」

ベノの手は鉄の塊みたいな強度を持ってミスラの腕を引き絞る。その様鬼神、魔人、戦場の阿修羅。背後に見える手のいっぱい生えた神様的な偶像が哀れなミスラを睨みおろし、交尾の続きを要求する。

大人しく従うしかあるまい。そう思うのだが、身体が動かない。

「ミスラさーん、私もー」

とろけたような声をだすコカの口から、光を湛えた糸がこぼれでて、ミスラの体の要所要所を縛りとめているのだ。
まるで粘土質の地盤の中に閉じ込められたような圧力、強烈な窒息感が、ミスラの脳にエマージェンシーを発動させる。

「リリィ!リリィリリィ!!!ヘルプミー!!!」
「……。」
「リリィ?かわいいリリィや、なんでそんな怒ったような…」
「私だって途中です…」
「へ?」
「ちゃんとしてください!!」
「ぎゃーす!!そこは脈だ!リリィ!リリィよ!!!」

118 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:48:28 ID:JW/aF/mN
そんな光景を見ながら、優等生のクロルは自分のだ液で果肉をこする。陰唇周り、尿道口、包皮越しにゆっくりと雛尖を押し、傷口を確認するように膣の中に指を入れる。

「あ、別に傷自体が痛いわけじゃないんだ…」

一人独学で性器の反応を確かめ、いじいじいじいじ。なんぞ閃いたのか意を決め

「すいませんミスラさん!ボクももう一回…」

その横で一号が、ミスラの精液を租借しながら大の字で天井を見ている。


・・・・・・。


コッソリと近づく手が、ミスラの首を掴んでひっこぬく。遊び半分で5人の少女に精子をかけていたミスラはのけぞるように引きずられ、誰だと思ったら守備隊長のムナク・ジャジャだった。

肉食獣が羊に噛みつくようなキス。というか実際噛んでいる。引き離そうとした手をガシリと掴んで、さすまいとしたのは騎士アザカゼ。赤い騎士は魔女みたいに、ノドの奥まで指を咥え、性器に見立てて舐めすする。

リットーサが、腕にまとわりついて切なげに性器を擦っている。タツカゲ、ユキボタル、その他ぞろぞろ増えだして、ミスラの四肢をひっぱるように奪い合い罵りあい……

密度はどんどん増す一方

キーンと、ひどい耳鳴りがする

その向こうで、もう何がなんだか分からない、肉色の塊の混ざり合い

まずは落ち着けと口を動かしたミスラのこめかみに、誰かの肘が入って意識が昏倒

遠のく意識の中で、女の嬌声と精液の混ざる音だけが、ねとねとねとねと響いている



「あっ!!…ミスラ様…ぁぁ!!おっきい…」
「ミスラさん…だめ…もう、がまん……できないよぉ…」
「ミスラ殿…!こんな…ご無体な…」

――ぬこんぱこんぬこん。ねとん――

「……んぐ。…ん…ふぁああ!!」
「ちょっとお前ら…痛っ!踏むなバカ!!」
「ははぁ…コリャ大変だなぁ」

――じゅぼん、にゅぽん、じゅぽん――

「はっぁぅうう!!!ぁぁぁ…」
「もちゃぅ…」
「みすらみすらみすら…」
「ふぁぅうぅう、ミスラ殿どこじゃ、どこじゃ!!」

――ぬこぬこぬこぬこ――


119 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:49:04 ID:JW/aF/mN
「ぶはぁ!!!」

ミスラ大げさでなく、あわやどざえもん。その手は陸地を掴もうとして、ヌルッとすべる。

「げほ!!ごぁ…ふが…!!!ちょっ…まっ…」

その有様をなんと形容するべきだろうか。肌色のポタージュをペットボトルで飲まされているような…顔中にピーナッツバターを塗られているような…体中がぬるぬるべとべと、甘く苦しく酸素がない。
一番新鮮なのが誰かの吐いた物憂げなため息と尻のにおい。ああ圧死ってこうやってするんだとか思えてきて、尻の穴に鼻の穴を潰されながら暗い闇をウトウト、不意に、生暖かい水が顔中を覆いだして、小水が口腔に充満。激しくむせる。

「げほっ!!げは!!げっほげっほ…!!!」

見ればロト・ハーヴェルが漏らしているのだ。

漏らしたもん全部、当然のように鼻に入る。飲んでも飲んでも鼻に入る。死ぬから、普通死ぬからそんなそんな……ミスラの脳内、ついには見渡す限りが花畑。



(死ぬ…これは死ぬ…うげ…げほ)

(ほわわわわ〜ん)

(んご、んげ、…んぁ?)
(プリンセスシェロソピの、朝まで生ラジオー)
(うわ、こんな時にまたメンドくせぇのが…)

チャカッチャカッチャッチャッ!ヒューッ!



闇の中に滑落する意識のどっからか、陽気音楽とともにマジシャンの声が聞こえてきて、頼んでもないのにオープニングトークが始まる。お便り紹介、RN飲尿狂いのミスラさん。

「なになに、ボクは今女の人のおっぱいやお(ピー)に鼻腔や口腔を埋められて死にそうです、どうしたらいいですか、あとパンツの色教えてください、きゃー、これセクハラよー」
(うぜぇ…)

なんだろうかこの不協和音。痴女マジシャンの少し演技がかった声は、ミスラの脳内全てに反響するように響き渡る。なんか本能的に、どこに逃げても回り込まれそうな威圧感がある。

「ぱんつははいてませーん、なんちて、そっか飲尿狂いのミスラさんはモテモテでえろえろなのねー、若いなー」
(あのねシェロソピさん、あなたのノリについていくのは結構気力を消耗してだね……)
「だーめ、プリンセスと呼びなさい」
(…はぁ)

「えへへ、もしも君の心が素直に私をプリンセスと呼ぶのならば、プリンセスは君を助けてやることにやぶさかではないのだよ。えっへん、どーだ!」
(もうなんなんですか。いい年こいてそのしゃべり…、助かるの助からないの?助かるなら助けてプリンセス)
「なになに〜?声がちいさいぞ若者!まあよし今回だけね、そんかし今度お仕事手伝ってね」
(へーい、なにすんの?)
「大丈夫よー、ちんこ切ってくっつけるだけ。種も仕掛けもないからねー」
(……おい)

世界は白く反転。気づいたらシェロソピの胸の中にいた。

120 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:49:28 ID:JW/aF/mN
「じゃがじゃーん、ミスラ君げっとー」
「げほっ、げは……うげぇ……助かった。ありがとうプリンセス」

空気ってとてもうまい。女体の群れは主を失って崩壊、きゃーきゃーいってるがいい気味である。憎たらしい尻、ふともも、性器、おっぱい。

「ええーい!!!並べ!並ばんかたわけども!!順番こに犯してまわして犯して犯して……ふごがっ!!?」

アバラのあたりに殺気を感じ、はぜるように横に飛びのく。そこにいたのは、ドミニク・コードウェル。

「ドミィ…さん?」
「ずるい人ですぜ…ダンナ……こんなの…こんなの見せつけられたらアッシは…」

いつもと違う、違和感、狂気。踏み切りの音が聞こえていない人間のもつ、平常から逸脱した価値観、視点。せっかくおめかしして可愛くなってるその眼は、ヘドロの表面みたいに泡だって変な色。

「たまんねぇんでさ…ダンナを見てると…ふふはは…なんでしょうね」
「落ち着けドミィ…な?な?」
「朝から晩まで、ダンナの汁を浴びて泣きたい…ダンナの肉をノドに詰まらせて死にたい…ダンナを子宮に入れて…十月十日を過ごしたい…」
「怖い怖い怖い…落ち着け…落ち着くんだドミィ…!いつものシャイなあの子に…」
「アッシはもう……ダンナを自分のものにできるなら…地獄にでも喜んで…」



「はいはーい、皆いったん休憩いれようねー」



軍師テンネの手拍子が、ぐだぐだと集団狂気と個人的狂気に陥りかけた一同を救った。…のも束の間。

「失礼します…テンネ殿…」
「あらあら、セルヴィさんですね。始まりましたか?」
「は…あの、アクシェラ殿がストライキを敢行しまして…」

執事セルヴィが飛び込んできた。早歩きで。


・・・・・・。

121 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:50:28 ID:JW/aF/mN
アクシェラ・ゲェル。祖国を守るため、暴力を礎に集結した、犯罪組織の首領。
全盛期はブイブイいわせていたのだが、魔物に狙われ組織は壊滅、逃げ延びて、まずは力を蓄えようという時に黄金猫商会を強襲、わけのわからない少女一人に根っこまで狩りとられて現在に至る。


「ミルキィさん、シェセトさん、ポナトットさん、ドラスさん、フラミアさんが同調して…あとは……」
「ロナさんが人質にとられております…」
「師匠、丁度残りの全員ですね…」
クロル、ちょっぴりほほを染めながら整理。まだ、あそこがひりひりするらしい。

「申し訳ございませんテンネ殿……お嬢様が……まんまとアクシェラ殿の口車に乗せられて…」
セルヴィ、よよよとばかりに泣き崩れる。

「うんうん、うまいこと腹黒いのと情緒不安定なのを引っこ抜いたね」
「私が行こう、隊内の問題は私の管轄だ」

キゥリート、一歩前へ。アリスナイン、ギャラも続く。その威厳たるやどうだ、このエロと愛液の支配するいびつな空間をスパンと切り裂く烈風のごとき厳粛さ。威風。

別になにも悪いことをしていなくても、思わず背筋を伸ばしてしまう、まさに集団の骨格足るべき規律の成せるワザである。

なにが起こったのかはミスラは知らない、だがアレだ、まかしときゃぁ大丈夫だ、だってボクらにはキゥリートがいるんだから…うんうん、ミスラは、出動する消防車を見送るような感じで少女を見上げる。

「5名ほど借り受ける、なぁにすぐ済ませて戻るから…」



「それはダメですね、だってアナタ裏切るでしょう?キゥリート」



「なにを…!?」
「ロトを連れて行かれたらこまるんですね。この状況で禁呪なんか発動されたらめんどくさいですものね」
「ななな…アナタは何の話を…」
「あなたはおとなしくミスラ君にお股を預けてくださいね。あなたがこの商隊の無政府状態に嫌気がさしているのも分かります。でもホントはそれはタテマエ。自分以外に身体を触られることに吐き気を催すから、これを機に隊の規約をぶち壊したいのでしょう?」

ぺらぺらぺらぺら。

「でもね、心配しなくてもあなたのトラウマは呪いみたいなものですからね、すぐに解決しますよ。だからミスラ君とえっちしてね。意外と気持ちいいと思いますよ、こればっかりは私もよく分かりませんけどね…」
「まままま…待ってもらいたい!ちょっと待て!!まるで私が何か反乱を起こすかのごとく決めつけて…こここ、これは侮辱だぞ!!」
「クロル、そこの内線とってください」

「は…はい師匠」
弟子の手から師匠に魔法の受話器、渡すか渡さないかでコールが鳴って…

「はいはいテンネです。ああ、アクシェラさんですね、降参ですか?ではムナクを迎えにやります。いえ怒ってませんよ、だいたい分かってましたから……ああ皆耳ふさいで口開けて…」


どーん……がらがらがっしゃー

122 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:50:55 ID:JW/aF/mN
っと、爆発、皆準備してて助かる。
テンネとことこ歩き、扉を開けると煙を噴いた女の子が一人。

「ドラス、もう諦めたらどうですか?」
「ふぎゅー…くそぉぉ、聞いてねーぞこんなのー…」



察するに……

起こりそうだった反乱が2つか3つ、始まる前に勝手に潰れた、ということか

「さぁミスラさん、続きをどうぞ」
このにこにこ笑う軍師の手で。


・・・・・・。


透明な闇。

真っ暗なのに全てが見通せるような錯覚。意識が戻る瞬間はそんな感じだった。

ミスラは現在肉片になっている。なんでか、とんでもない女の子が商隊にいたからだ。
神経をタコ糸のように例えるなら、それを全部爪と爪ではさんでピーってやる、そんな狂気を、笑いながらやってみせる少女。まったくやられたのがミスラだから、ネタの割れたスプラッタで済んだのだ。



ミスラはほんの数分前の出来事を思いだす。

黄金猫商会の構成員が勢ぞろい、正直名前があやふやな娘っ子がちらほらいる。軍師テンネはじゃじゃ馬ばかりを担当する保母さんのよう。その笑顔には焦りも曇りも無く、じゃぁ皆、いっぱい楽しもうねとでもいいたげな。

「この子がミルキフィリオですね、こっちがシェセト。2人とも純真すぎて、人のいうこと丸呑みにするので扱いに注意してくださいね」

新たに加わったメンバーの紹介が始まる。ミルキフィリオ、トイレでミスラに用を足しているところを見られ、なぜか自分が悪いと謝り倒した女の子。今もブツブツ、ごめんなさいを繰返す。
シェセト・ガルガンプ、いかつい骨のような仮面を被っているので何者なのかよくわからない。ただものすごくまごまごしている。わなわなともいう。あと髪がきれい。

「この子はロナですね、ロナリアル・クレポンテニア・ギニメンデコ・スースポンテアニーニュ・ガストロデンデンコ…まぁ本名は置いといて、綺麗な子でしょ?」

これにはうなずかざるを得ない。ロナ、本名略。色黒なのだが、肌が艶々していて、爪や瞳の光沢が真珠のようにきらめいている。髪の毛は濡れたように潤って、色気が、水になって滴り落ちそうな、そんな雰囲気。

「よろしく、お願いします」
「ああ、よろしくお願いします」
「私――初めてです、…がんばりたい」
「はい?」

イントネーションが、おかしい。

「言葉…少しだけ話せます」
「ははぁ…」

日本語お上手ですね、そういいたくなるしゃべり方。なんかモジモジしてるから、なんかいい。


123 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:51:26 ID:JW/aF/mN
ドラス・ビーと呼ばれた少女はずっとふてくされている。その横で、フラミア・ラミアミアはわんわんと泣きじゃくっている。



残るは二人、反乱に失敗した少女アクシェラは、陰のある顔立ちをして、若くして自殺する人にありがちな苦悩の色を、その深いホリに刻んでいた。

「はは…オレはね、自分は結構器用な方だと思っていたんだよ…」

ペッタリと撫でつけた七三、あったかそうな黒のタートルネックを、今脱ぐところ。

「そこそこの労力を注げば、そこそこの成果は返ってくるってね…はは、誰だってそう思いたいもんじゃぁないかい?それが当たり前のことだってね。世界はそうあってほしいもんだ」

ミスラそれには応えない。代わりにゴクリと息を呑む。
他の人は気にも留めないのに、どうにも自分だけは惹きつけられてしかたがない、そんなポートレイトを発見したときの、あの瞬間。あの喜び。
その一枚の絵が、写真が、空間から際立って、他のなによりも強調されて感じる。時計の針が止まり、その瞬間に釘付けにされたような……

「ダメなんだなぁ…問題なのはそいつが世界の歯車にかみ合っているかどうかなんだ…オレがなにをするかじゃぁない…おや?どうしたい?」
「は…!いや…その」

カリスマ性。そんな言葉がピッタリはまる。生まれた時空が異なれば世界と戦うこともできただろうに、あいにくこんな魔人達に囲まれていては、消えるのを待つ灰の中の火に過ぎない。

「いやぁ……げふげふ、綺麗な人ですね…」
「はは…うれしいね。こんなのでよかったら慰めておくれよ、もう化け物の相手はしんどい…はぁ……ちかれたよぅ…」

今夜は飲もうよ、そんな未来を見失った少女の横に、最後の一人。縄で縛られてギャーギャーわめいている彼女の名は、狂気の人形師ポナトット。



「あひゃひゃははは!!!うぜェ!マジうぜェ!!殺せよ!殺せったら!!ホラどうした、縛るだけかよ!?あひゃひゃひゃひゃ!!!縛るなら脈にしろよ脈!!!」

人形と人間の区別が本当につかない、本当の意味で本当に真性なお方で、スケアクロウがマジメに説明するには、オレ様は努力型の変態、ポナは天才型の変態、だそう。
本当に危険な娘なので、普段は牢屋で過ごしているとかいないとか。2度3度、痙攣を起こして泡を噴いたから縄を解こうとしたら、演技だから、とテンネが怖い顔で止めた。

「できればですね、もうこの体制から入れてもらったほうがいいんです」
「そ…そんな危険な子なら無理してナニせんでも」
「ですからね、無理でないようしてもらおうと…こんなかわいい子の未来がお陀仏では世界の損失ですものね。大丈夫あなたならできます。いつもみたいに、ね?」
「はぁ…」

さてもこの狂気の人形師、縄の下はシャツ一枚しか着ていないのだが、頭部、ギザギザに適当に切られた金髪が、蜜蝋のように麗らかな肌の色とあいまって、いかにも危険な、油を塗ったばかりのナイフを思わせる。
超攻撃的な眼。身体のあちこちに擦りむいた様な跡や、アザがあって、もう少し自分をいたわればいいのにとそう思う。

手は後ろ、前屈のまま両膝を縛られて、食い込む縄目が、見ているものを後ろめたい気分にさせる。やりすぎではないか、話せば分かるのではないか。

124 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:52:08 ID:JW/aF/mN
「厄介な問題は今のうちに片付けておきたいんですね…ロト」

呼ばれたロト・ハーヴェルは、相変わらずの無表情であらわれてポナトットを一瞥、スラスラと空間上に発光する文字を刻んでいく。さっき、どさくさにまぎれて小水を漏らしたのは無かったことになっているらしい。
放射状に光が伸び、金属を焼き切る時にでるのと同じ火花が、ミスラとポナトットを包む。

禁呪。涼しい顔で当たり前のように発動しているが、この呪文はかつて世界の中心を貫いた世界樹からこしらえた、永遠に読み終わることのできない書物の力を借り、対象を無限の文字の世界に叩き込むとかどうたらこうたら、それはもう恐ろしい術である。

「じゃぁあとよろしくねー…」

テンネの声が、水の膜の向こうから聞こえてくる。やがて暗転、空間にはミスラとポナがぼんやりと浮かぶのみ――2人っきり。

「なんだこりゃ…?」
返事はない。
「よろしくったって…」

目の前には、瞳を血走らせ、緊縛された少女。
なんとなく、テンネの思考が読めた気がする。

ため息一つ。

ポナトットの蜜肉に食い込む縄の玉を、2・3上下させてあまりをつくると、ゆっくりとその戒めを解いていく。



刹那の虐殺。



こうしてミスラは、めでたく肉片となった。


・・・・・・。


時間にしてどれほどか、ミスラは爪と歯で解体され、血管や神経を適当につながれて、弄ばれる自分を眺めていた。自分ではない自分の身体をした者が、ポナトットと一緒に踊っている。ミスラは回復する、また殺される。何度か繰返して…

「つまんない」
「ん?」
「お前つまんない」

少女はミスラに飽きてしまった。

ひきつった笑い顔もどこへやら、パパなんて嫌いだもん顔になってむくれている。
飽きたといっても空間から断絶された結界の中、他に玩具はないのだ。ミスラ、少女にすりより、機嫌を直すようおうかがいをたてる。仲良くしようよ、うざい死ね、そんなこといわずに…

それこそ人形のように投げだされた少女の足をチマチマといじくる。この少女、性的な羞恥を備えていないのか、下半身をまさぐられることに恥入る様子は微塵もない。極まれに、その場の気分で首から上が吹き飛ばされるが、おかまいなし、チマチマチマチマ…


聞こえてくるのは、シャツの衣擦れと息づかい。


育つがままの、ほったらかしの肌。耳の裏が、少しざらざらする。指のつけ根の皮がむけている。ミスラそこを舐め、さんざ自分の血を吸った爪の間に舌を這わす。少女は嫌がらない。
「……。」
少女はぶすっとしながら、ミスラの方を見ようともしない。だが、他の何を見るわけでもない。彼女の中には、宇宙の始めのようになにもない。


125 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:55:15 ID:JW/aF/mN
こすこす、さすさす…

悠久の時間の後、少女の瞳が、わずかにミスラに傾く。少女の中で、再び何かが燃焼を始める。
ミスラはかわらず、少女の股間をいじくり続ける。少女の足がわずかにひらく。そっちの方が、なんだか都合がいい。少女はいじられている場所に意識を向ける。なんだろうか、別に悪くない。そう思い、また少しだけ足を開く。

「ゥ……。」

脈絡なく飛跳ねる注意、意識。彼女の思考には一貫性がない。連続性、過去とか未来とか、そういうものは彼女を束縛しない。ブツブツ切れる、ソバみたいなもんだ。
目の前に現れた、一番楽しいもので頭がいっぱいになればそれでいい。いつもそうしてきた少女は今、ほのかに熱い股間の熱がなんであるか、それを知りたくなって、それ以外のことをがどうでもよくなる。

チクリと跳ねる、小さな火花。

桃色の花。咲いては散り、散っては舞う。少女は夢中でその痕跡を追いかける。やがてわずかならが、その花を咲かせている人物が気がかりになる。

「ウー……ゥゥゥ…」

少女の花肉が舌によって開かれる。桃色に充血したヒダ。小水のにおいがわずかにする。少女はミスラの鼻に自らをすりつける。自分自身を喜ばせるための動き。単調な繰り返し。じっとりと肉を押し当て、寄せては引く快楽の波に身を寄せたゆとう。

「ウウー…。ゥァ―――っ。」

突きだされた尻に、ピンと伸びた脚。中指が、まだ青い果肉に埋まっていく。つぷつぷと、ぬめりと温度のある液体。自ら誘い込むように飲み込む肉。


はてさて。


どうしたものかとミスラは思った。下手に挿入を試みて、チンコを千切られたりしたら精神的に立ち直れない。とはいえあの軍師の口ぶりを反芻するに、多分そういうことをしなければここからだしてもらえないだろう。
グズグズしていたらこの無明の空間で身体が爆発する恐れもある、それは困る。はたして自分の身体は今どうなっているのか、一つわかったのは、死んでから復活するのはあまり身体に良くないということ。なんだか頭がフラフラして、爆発の時間を早めているような気さえする。
あんまり悠長なことはしてられない。

「ンン…ァゥ………ンッ!」

少女は身体を横に、丸くなって、ふるふると震えている。薄っすらと生えた恥毛を撫で、果肉の入口を浅くこする。虫の鳴くような声、ミスラは恐る恐る、桃色の肉に亀頭の先端をあてがっていく。

「ンゥゥ……ギゥ…」

先端が粘膜に包まれたところで、ゆっくりと前後。L字型に開いた少女の、無防備な左足を捕まえて口に含み、右手でふとももや下腹の肉を愛撫する。大丈夫、殺されない。

もう少し埋没。強張った陰門がカリ首に引っかかる。もしかしたら膜かもしれない、その辺のところを確かめるべく、ちんこの先に神経を集中、肉の地形を把握するよう努める。

くぷ…こぷぷ。くぷ。……ぷじゅぅ…。
じゅぷ…じゅぷぶ…ぷぷ。

「ァグ!!…ン、ァァ……」


126 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:56:00 ID:JW/aF/mN
肉茎が、ゆっくりと真新しい姫肉とこすれあう。両手で、細い腰を押さえつけるようにして、細心の注意を払いながら、奥へ奥へ。肉の深部に到達、少女の様子を見る。

ポナトットの瞳は薄っすらと閉じ、まつげの先がまぶたの力で揺れている。わずかに開いた口。そこから、歯の軋る音と、小さく息を吐く音が聞こえる。
この空間で唯一肌色を覆っている、少女のシャツ。コレはもうほとんどまくれ上がって、少女の両二の腕に引っかかっている布キレに過ぎなくなっていた。

くぷ…。くぽ…
くぶ…、きゅぽ。

ゆっくりと、ゆっくりと。膣道の奥に空洞をつくり、また埋める。埋めてから空気を押出して、肉物の先端を、肉の壁で包みこむようにする。また離れる。尿道の先からあふれた液が、子宮の入口に糸を引く。糸はゆっくりと内壁と混ざり、肉と肉の摩擦を和らげる。

くぽん、くぽん、きゅぽん、くぽっ…

少女は細い首をよじらせて、喘ぎ喘ぎミスラを見る。これはなんだろう、これをしているのはこいつだろうか。心地よい、痛みと快楽。
少女は、コイツがいなくなったら、コレを感じることができなくなるのだろうかと思い、確かめるべくミスラの首に爪の先を当てる。ソレをすれば、コイツは動きをとめるはずだ。

「ゥァ……」

だができない。コレが止まるのが、酷く怖い。得体の知れないモノが、コレが止まった瞬間あふれ返るのではないか。ソレが始まったら、自分はソレを止めることができないかもしれない。そうなったらと思うと、怖い。

「ヒゥ……ぁ、…ぅ、お前…」
「ん?」
「お前…なんだ?」
「オレ?ミスラだよポナトット」
「ミスラってなんだ?」
「ミスラってのは名前。人の名前」
「人…?」
「そう、人」
「わかんない、よくわかんない」
「んーとね…」

少女は泣きそうな顔になっている。理解したいのに、掴めない。捕らえることのできない世界。そういえばこの娘、自分のことを「私」とか一人称で表現したことがない。そういう世界に、住んできたのだ。

「んー…人ってのは…」
「……うん」
「あったかいの」
「…あったかい?」
「冷たくしたら、ダメだよ」
「…わかんない」
「…わかんないか」
「…わかんない」
「そか」
「……でも、ミスラは好き」

その瞬間、2人を綴じていた禁呪が解けた。ロト・ハーヴェルが本を閉じる。全ての出来事を読んでいたのだ。難しいことは良く分からんが。


・・・・・・。

127 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:56:19 ID:JW/aF/mN
「あのさ、スケアクロウ…」
「んだよ……ぁぅ!!」
「もしかして、責められるの弱いんだ?」
「うっせーバカ!!…ゃめ!中指やめろ…ぅあぁあ!!」

不浄の魔女の、アカの溜まったふとももの裏側と対比して、驚くほどピンク色の果肉に指を埋める。においがきつい。気のせいか、愛液もわずかに淀んで、人よりとろとろしているように見えなくもない。

「普段ドSぶってるけどさ、本当にドSならもっと割り込んでオレのこと搾取してもいいと思うんだよね」
「ぅぁ…やぁ…ん!ゃ…うあ!!」
「一向に風呂に入る気配がないのもさ、入ったらオレにエロいことされるのわかってて、踏ん切りがつかなかったんじゃ…」
「入ってくるから…入る!入るって…!!だから…やめ…待って…ぁあぁぁぐ!!」

ピュゥ…ぴゅぅぅ……ぴゅっ。

断続的に跳ね上がる少女の膣から、透明な液体が噴き上がる。ミスラは手を止めない。その液で、性器の周囲や肛門を洗いつつ、弱そうな肉をこねこねとつっつく。

「らめ…やらぁぁ!!ぁっぁ、うあぁあ!!」
「おお、ラ行がでた」
「遊ぶな…!オレ様で…ぁぁっぁぁああ!!!」

くっぽくっぽくっぽくっぽ…

深緑色の髪の毛が、水際のワカメみたいにのた打ち回る。その口に、愛液でべとついた指を突っこむ。魔女は、自分のにおいに嗚咽を漏らしながらも、しぶしぶといった表情で、べとついた汁を舐め始める。

「はぷ…んぐ。…ぇぅ、ぇぐ。…ん、……んぐ、ぅえ…」
「スケアクロウさ…もしかしてだけどさ…」
「…うぐ…んん」
「酷いことされるの…好きなの?」
「……………うん。」


把握した。


これからされることを想像して打ち震える少女のほほを掴み、限界まで舌を伸ばすよう指示。赤々と毒々しいその舌は、ねっとりと粘っていて、亀頭を乗せると、ピリピリと電気が走る。

ぐぷ…ぐぽ。ぐぷぶ…
ぐぽっぐぽっぐぽ…
ぎゅぷ、ぎゅぷぷぷ…

「んぐ、…ん、んぶ、……ぁふ、んぁ…」

産まれてから一度も洗ったことのないと豪語する口腔に挿入。危険なことをしているという危機感が、亀頭の感覚を鋭敏にし、すぐさま射精したい欲求にかられる。
ミスラ上位の、性器の舐めあい。少女はじゅるじゅると、心から堪能するように、ノドの奥で亀頭をすする。たまらず射精。抜こうとした腰を小さな手が掴んで、咎めるようにミスラにしがみつく。

「…ん、んご、…ぅぇ……ぁ、ふぁ…ん」

128 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:56:43 ID:JW/aF/mN
皆の見ている前でなんとはしたない、そう思ったが、見られてるからこそこの娘はたまらないのだろう。

ふと、どういう神の采配か、都合よくホッポリだされている歯ブラシが目にとまり、天啓と心得たミスラはそれをひっつかむ。

「………磨こうかスケアクロウ」
「……んぐ、…ぅぁ?」
「うはははは」

一瞬わけがわからないという顔をするスケアクロウ。とっぷりと、口に溜まった精液で、歯と歯のスキマや、歯茎、舌のコケ、それらの汚れを磨け、とこの男はいう。
世にも奇妙なマヌケな図。想像して、ドMな魔女はくらくらする。

「……ふぁい…んぐ」

シャコシャコと、場違いな音が響き渡る。涙目の少女、寝そべりながらそれを眺め、手を止めないよういいつけながら腰の上へと果肉を導く。騎乗位。

つぷん。

「ふぐぐぁ…ぁ、や…」
「そうじゃないよスケアクロウ、もっとこう、毛先をあてがって、軽い力で小刻みに揺するの」
「…ふぁ…い、ん、んっ!んぐ…ぅぁ」
「違う違う…しかたないなぁ……、ちゃんとやらないとアソコも磨いちゃうよ?」
「ふぁう!!」

膣内を毛先で磨かれる自分を想像したのか、少女はまた達してしまった。身体に力が入らないのか、投げだすように崩れてミスラにもたれる。ぜぇぜぇと息を吐く口から、現代でいうところのプラスチックみたいな持ち手が覗き、硬質のテカり具合がひどくいやらしい。

ミスラは少女の中に精を放つ。ゆっくりゆっくり、射精されていることを噛締める時間を与えるように。

「じゃ、口の中のもの全部飲んで」
「ぁふ……ふぁぁい…。んぐ、ん」

この世の幸福、その全てを享受したように幸せそうな少女。その膣からあふれた精液を、毛先の柔らかい歯ブラシで掬い、肛門、腋の下、足の裏、長い年月溜まった溜まった汚れを落とす。
そうされている間、彼女が何回達したのか、途中から見てなかった。


・・・・・・。


129 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:57:55 ID:JW/aF/mN
「うおぁぉあ!ナニコレ冷たっ!!」
「消毒だよミスラ君。なんといってもスケアクロウ君はばっちいからね」

手袋を装着した変人科学者、ブラッドダリアが、実に事務的に手コキを始める。アブラナ色の長髪に、味気のない眼鏡、コレで白衣を着たら女医さんに見えなくもないが、あいにく今はバスタオル。

「別に、オレの力で滅菌しまくってるんじゃないの…ないんですか?」
「推測で女の子を危険にさらすのかね?ベノ君の概念的な毒と違ってこっちは生物的な毒だからね、ホラ、キゥリート君は特別綺麗好きだし」

「ままま、待て待て待ちたまえ!何で私がすることになっているのだ!許さんぞそんな…!!」

自分大好きキゥリート。本来ならば威厳バリバリ、その一喝も、なんだか今はむなしく響く。



人間は大嫌い。醜くただれて汚らわしい。放っておけば際限なくつけあがり、自分の欲望のためなら他人の苦痛も省みない。
山奥の、閉じた村落で育った彼女は、嫌というほどそういうことを見せつけられながら幼少期を過ごした。夜毎男を咥え込む母、好き勝手に生きて、家族を捨てた父。

不公正ないいがかりで事の善悪が定められ、誰もが他人を蹴落とすことと、不幸をつまみに酒を飲むことしか頭にない。嫌気がさして、村をでる。

王都での、地獄のような労働の日々。軽々と身体を売る商売女に唾を吐き、血反吐を撒き散らしながら勉強する。積みあがっていく書物。合間に、法を軽んじる狼藉者を叩きのめしていたら自然と名が上がった。
異例の若さでの仕官。自分が捕まえた悪党の死刑に立会い、それが父だと知ったのは後のこと。彼女の精神はピクリとも反応しなかった。自業自得。彼を殺したのは法であり自分ではない。当たり前の事が当たり前のように遂行されたのだ。

しばらくは安定した時間を過ごした。法に仕えることの充実感、善悪を超えた、他の何者かに動かされる感覚。キゥリートは、ただ法のためになすべきことをなす自分の手足を眺めればいい。

しかし転機は早かった。王宮はすぐに、腐った卵のような正体を現す。
魔物に怯え、享楽にふける貴族。度を越えた肉欲。なんのことはない、綺麗に着飾っているだけで、やっていることは故郷の連中と同じなのだ。豚が服を着るだけで、豚であることを隠せると思っているのだろうか。

彼女は王都を去った。直後、魔物によって国が滅ぼされたと知ったがどうでもよかった。

シャマニとの出会い。金以外なにも信じないこの女は、ある意味で自分と似かよったところがある。少なくともその辺の人間よりは心地よい。契約の内容も、別にいいと思っていた。肉欲の行為が、自分の信念に何らかの影響を及ぼすなど、考えても見なかったのだ。

130 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:58:18 ID:JW/aF/mN
「恋を…したんだ」

「ん?コイ?」
「この商隊の倉庫で…始めて私は自分の姿を知った」
「へ?」
「自分の顔をハッキリ見るのは…初めてだったんだ…そんなもの…気にするヒマもなかったから…」
「ははぁ…」
「自分のこと…男だと思ってたし…」
「は?」
「なんでもない!聞くな!聞いてくれるな!!」
「え?…あー、そんなバカな…うん」
「彼女の身体に触れたかった……気がついたら指が……いけないとわかっていたのに…」

キゥリートの告白に、ミスラのちんこはガチガチに反応する。だって、どうまさぐったとか、においがどうだったとか、聞いてもないのに事細かに説明するんだからね。

「止まらなかった…いつもいつも、勤務中も…自室にこもって自慰にふけることばかり考える…私は、結局同類だった…今まで見下してきた連中と…」
「ん?あれ?」
「まぁいいさ…ここまできて逆らう気はない…こんな腐った契約でも、法は法だからな…」
「んおお?なんか一人で勝手に納得して落着して…」


自分大好きキゥリート、完全に自分に酔っている。


「さあ犯さば犯せ!!…可哀想なキゥリート…ぁぁ…」
「いや……そう?じゃぁ遠慮なく…」

ちゅぷん。

「いつか…んん、…お前を裁いてやる…ぁぅ…この手で…ぇぅ」
「……。」
「ふぁ……おのれ…悪党めぇ…ぅぐぐ」
「……。」
「負けるかぁ…屈するものかぁ…」
「ぐはははは!淫乱女が!これなら豚の方がしまりがいいぜぇ!!」
「ふああん!だめぇ…!!」

あ、この娘もMなのか。


・・・・・・。

131 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:58:56 ID:JW/aF/mN
「すご…ホントにいっぱいでるねキミ……気持ちいい?」
「痛かったらゴメンね…ふふ」

あちこちで、くぽくぽと身体をついばむ音が聞こえる。ゆるやかに、じっとりと、熱く熱く、染みるような愛撫。されるがままのミスラには、ミスラから見て、どちらかといえばお姉さんな人たちが群がっていた。

アリスナイン、ギャラ・メイラ両キゥリート部下、イケイケな金髪娘キャリベルローズ、変態科学者ブラッドダリア、一号、痴女奇術師シェロソピ、軍師テンネ、ユイラ、ユキボタル、アザカゼ…

皆して、ミスラというおもちゃで遊びまわすというか、弄ぶというか、ミスラが反撃しようとしてもスルリとかわされ、ちんこをつかまれ搾られる。
背中に密着したアリスナインが、熱いおっぱいを押しつけながら、耳元でずっとこれはどう?とか、お○んちんいれたい?とか囁いている。その手は、絶妙な力加減で達した直後の肉物をしごきあげ、いくら嫌がっても止めてもらえない。

びゅぐ、びゅるっ。ぴゅ。

「あ、またでちゃったね…」
耳の中にくすぶる、アリスナインの声。耳の穴から脳みそを引きずりだされて、直接舐められているよう。

「もう両手からこぼれちゃうよ…」
ミスラの下腹部周辺では、ギャラ・メイラがわざわざ手で受けた精液をミスラに見せる。

その肉感的な体つきといったらどうだろう。風呂あがりに鏡を見て、うわぁ…とか思いつつもついついケーキに手を伸ばしてしまうような、いたって健康に育った身体。無添加。天然。
結果エロっちいから成功というか、裸にエプロンで台所に立っていたらどんだけ仕事で疲れて帰ってきてもとりあえず後ろから抱きしめたくなるというか、そんな肉つき。

「ケホ、ケホ……あんまりおいしくないね…けほ」

精液を口に含み、やっぱり不味くて咳き込み吐きだすしぐさ、反則である。



足がぬかるみに落ち込んだように熱い。ユイラ、シェロソピ。まだそんなに親しくもなっていないセネア・セピアが、恥じらいもせずミスラの足指を舐める。ミスラに巻きつこうとするアザカゼの腕、だ液でぬるついて、ネトネトと、においと熱がこもる。主導権はミスラにない。



ずっとミスラに、口での奉仕を強要する一号、彼女の首筋に舌を這わすキャリベルローズ、群れに加わる執事セルヴィ、タツカゲ、ああもう誰が誰だか、鼻の穴がおっぱいの裏にふさがれる。圧力釜で炊かれた米の気分がわかる……

「じゃ、いただいちゃいますねミスラ君…」

テンネが、ほほを右手で押さえながら笑っている。膣肉に溜まった空気しか吸ってないミスラには選択する権利も無い。ぬるぬるするものに、ちんこが丸ごと包まれる。

くぷ…。きゅぷ。…ちゅぽっちゅぽ。

「ぁ…、やっぱり痛いですね…うん」

132 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 22:59:19 ID:JW/aF/mN
いいながら彼女はゆっくりと後ろを向く。でたり入ったりするところがよく見える。長い髪、束ねている布がヒラヒラ揺れる。

きゅぶ。きゅぷ。…ぷぽ、ぷぽ。

「やすむなこら低脳きさま他にとりえもないクセに」
「無理いうな…ぅぁ…うげろ…」

一号の陰唇がミスラのほっぺに押付けられ、弧を描くようにミスラの口の端へ。この娘も、熱気にやられてバグってきている。さっきあんだけしたんだからお前もするんだとかなんとか良く聞こえない。ミスラ、息を大きく吸い、酸素を補給してから少女の果肉を吸い倒す。

「ふぁう!」
「おお、どうした一号」感心するブラッドダリア。
「感じてない感じてない感じてなんかない感じてなんかない…ぅぅ」
「なんてことだ、こんな淫乱につくった覚えはないんだが…」

ミスラはテンネの腰をもち、前後に振る。彼女はそれにあわせる。日頃から運動不足なせいかぎこちなく、モタついて、タイミングが少しズレ、ちんこがひっかかってたまらず射精。
あらあらとばかりに口を押さえた軍師は席を空ける。こんなもんですかね、ほほを少し染め、余韻を感じ、後でまたお願いしますねと付け加える。



アリスナインは終始余裕でミスラを迎える。結構な時間ミスラをいたぶり、精神的優越を獲得した余裕。ミスラは夢中で腰を振る。ぬるぬるになった張りのある尻、この透明なコーティングが全部、人の口からでただ液。
後ろから巻きつくアザカゼにキスをする。誰かの手首が脈を締めて息苦しい、脳がとろけて辺りが暗い。キスの相手はいつの間にかアクシェラ・ゲェルに。コーヒーとハッカの味がして、熱気の中にあって動じない瞳は、少しミスラを心配しているようにも見える。



「さあ一号、早いトコもらいなさい、今のうちだぞ」
「ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」

ガチガチに固まった一号を皆して押さえつけ、強引に挿入。ミスラは下から彼女を抱きしめ、それを言い訳に、しばらく他のメンバーの愛撫を逃れる。裸体の盾、しばしの安全。鼻に舞い込む紫色の髪。水に溶けそうなほど薄く、ほのかに香る。

「ィあぁっぁぃあぅぃあぅぅぅぅぅぅぁぁいうぃぃぁあぁ」
「力入れすぎじゃなーい?一号ちゃん」キャリベルローズ。
「ほーらよしよし、痛くない痛くない」ブラッドダリア。

ミスラの真上でアップになった一号は、全力で奥歯を噛締めながらミスラを睨む。その顔を両手で掴み、なんとかキスでもして落ち着かせようとするも、一号は全力で拒否する。

「ぅぁぁぁぁぁなんでこんな痛いことするブラド様私嫌いになったかぁぁぁぁ」
「ばかたれ。しょーもないことをいっているとこの場で直腸検査をするぞ、……いいやしちゃえ」

くぷん。

「ふぁぅあ!!」

プシュー

133 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 23:00:05 ID:JW/aF/mN
「む?いかん」
「え?なに、ちょ…」
「壊れたかも」
「ピガー!!!」

一号は暴れる暴れる、頭突きをされてほお骨がジンジンする。柔らかそうな背中は、ミスラがひっぱったところで鉄板みたいにビクともせず、一発食らったら終わりそうな拳が次々と顔面を強襲。

「ちょ…おち、おちついてぇおわぁ!!一号!?」
おかげで浮かれた熱は少し冷めた。

ボグった一号、止めに入る他のメンバーを振りほどきつつも、股間はしっかり密着、上半身で暴れに暴れ、きゅぅきゅぅ締まって気持ちがいいとかそんな場合ではない。

「これはいけませんね、キゥリート…は使い物にならないからムナクさん」
「へーい」

戦慄する裸ないしバスタオルの女子約30人。逃げるものまごまごするもの抑えに入る者。

そんな中、とんとんとん、っと、風を置いて走ってきたムナク・ジャジャが、投げ飛ばされた他のメンバーをヒラヒラ避けて、ボスキャラよろしく両手を振り上げて威嚇する一号のヒザを一蹴り……身体を駆け上がってシャイニングウィザードを決めた。

「ふぁぅぅ…ピガー」
「ちょちょちょ、やりすぎやりすぎやりすぎ…ふご」

役目を終えた最強の戦士はミスラの顔にどかりと胡坐をかく。フラフラする一号の頭をナデナデ、ほっぺたをひっぱたり、意味もなく熱を測ったり。相変わらず行動が良く分からん。

「ぁぁぁぅぅぅ私はなにをなにが…」
「ふが…おっ、直った?」ミスラ。

ちんこは入ったまま。


・・・・・・。


「ふぁぅぅぅぁ!!みすらみすらみすら!!」

尻を突上げた一号を容赦なく後ろから攻め立てる。ぱんぱんぱんぱん休みもせず、ぶたれた尻が少し赤い。
口腔愛撫のときの変容に引き続き、ムナクの一撃で、なんだか変なスイッチが入ったように感度が良くなった一号、ミスラは鬱積した欲望の熱をぶちまけるように腰を振る。完全にミスラのターン。

ちゅぱんぱんぱんぱん、ぷちゅ、ぶじゅ、じゅぽ、じゅぼ……
「あぅぅぅぅぅ、みすらぁ…みすら」

覚えたての男の名前を口にして、鋼鉄のようだった間接はくにゃくにゃに、自分を支える力もなく、獣のように突かれてよがる。計算通りだ、とブラッドダリアは適当なことをぬかした。

じゅぱんじゅぱんじゅぱんじゅぱんっ
じゅっこじゅっこじゅっこじゅっこっ
ぬぱんぬぱんぬぱんぬぱんぬぱんっ

ぶぽ。

「ぁぁっぅぁぅぅぅぅぃぁぁ…」

ミスラはもう、ちんこから伝わってくる快感よりも、自分が動いて、この娘がよがり倒すのを見ていることが気持ちいい。超高速でエロ化していく電気っぽい娘。なんだか見てると、心が不安になるというか、脳みその右の方がチリチリする。

右腕にムナク・ジャジャの腰を抱いて、その指は果肉へ。
一号の腰を、上からクッションに押し付けながら膣に射精、ガクガクと震える一号、湯気のたった肉物を、間髪いれずにムナクに挿れる。2人ともオレのもんだ、体勢的にはそんな感じで。


134 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 23:00:52 ID:JW/aF/mN
「ぅぉぉぉーぅ…」
「変な声だすなよ…」
「けっこーいってーなー…ぅちぃ」
「う…まだ早かったか」
「気にしねーでくれよぅミスラー。ぉぉーう…」

ニッカリと笑う少女。遠慮はいらねーぜぃミスラ…初めて呼ばれた名前。なんとなくこの瞬間から、互いにタメ口で話す関係が成立する。ミスラにとって、完全に五分五分で離せる存在は貴重だし新鮮だ。

オレのここ、ヘンじゃねーかぃ?――んなことないよ――へへ、こーゆーのわかんねーから後まかした――断片的だが、それで十分な会話。
合間を縫って、左腕の一号にキスをする。彼女は喜んで舌を伸ばし、伸ばしながらおっぱいをさしだす。ミスラの舐めやすいように舐めてほしいところを舐めてほしいように…

「みすらみすらさきっぽだめだ…ぅあぁあ」

左手のてのひらに、膣からでた暖かい液が溜まる。味が気になって舐めようとする。一号はやだやだいいながらそれを止める。ムナクの膣奥がきゅぅきゅぅ締まり、精液が中の肉に吸いとられる。



「ダンナ…」
「んぁ…、ドミィ」

全身を深い痺れが襲っているところ、ムナクの髪から顔を上げると、ドミニク・コードウェルの姿があった。
少し前に少し見せた、黒い怨念と独占欲の塊は今はなく、うつむいて新婚さながら初々しい。黒い髪はその若さを存分に発散、開花を控えた蕾のよう。

「ここんところが…」
「ん?」
「チクチク痛いんでさぁ…。ダンナが…ダンナのそんな姿を見てると…」
「ドミィ…」
「それ以上に…熱い。…どうにもならねぇんです…出会ってまだ時計の針が2回りかそこら…なのに…罪な人ですぜダンナは…」
「ダンナはよそうぜ」
「…?」
「名前で呼んでよドミィ」
「………へへ、すいやせん、育ちが卑しいもんで…」

シャマニとドミィ、産まれてから、なに一つ手に入らない生活を送ったというこの姉妹。金を集め情報を集め人を集め、その日を生きることだけを考えていたら今に至った。

「アイーサウルベン…ちゃんと覚えてますかいミスラ?」
「ん…?あの世界は大きいとかなんとか」
「この世は確かなものと不確かなものがぐるぐる回って…畢竟どっちがどっちかソレすらもわからないってヤツでさ」
「うん、わかってる、わかってた」
「へへ、……姉はそんな世界の中から金を選んで、ソレを神様にして生きてきました…」
「ふんふん」
「アッシはそれがうらやましかった。自分にもそういうものが欲しかった。疑うということすら思いつかないような世界の中心……だから集めた、世界に関するありとあらゆる情報」
「見つかった?」
「へい……アッシは、あなたを世界の中心にしようとおもいやす、ミスラ…」


・・・・・・。


135 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 23:01:25 ID:JW/aF/mN
時の流れも不確かな中で、同じ時刻というのがどれほど信頼に足るかは分からないが、ミスラが奇妙な商人キャラバンと乱交三昧なその時、同時刻。一人の少女が数日振りに空を見ていた。

「へー、こんなトコにでんのか。こりゃ分かんねーな」

見るからに育ちの悪そうな少女は、ぶるぶると頭を振って土とほこりをはらい、タンと一緒に口の中の砂を吐きだす。態度の悪い、黄金色の巻き毛。これ以上なくたくましい、あえて群れからはぐれることを選んだ羊。

「んー?」

少女は大気に充満するにおいに少し眉をひそめる。嗅ぎなれたにおいではあるが、こうも密にただよっていていいにおいではない。こうまでこのにおいが漂うのは、疫病の蔓延した都市か、略奪の限りを尽くされた敗残国か。

「おい」

少女はにおいの元に語りかける。においの元は朽ち果てるのを待ちながら少女を見る。なぜこの娘の声が自分の元に届くのか、においの元はわからない。

「なにー?子供?どれだ?このうんこみてーなヤツか?オイどけ、おめーが潰してどうする」

少女はにおいの元の内臓の下から、小さな白い塊を引きずりだす。わずかな命の声。においの元にとって、それは福音に等しかった。
その子がいれば、においの元は約束の地へ旅立つことができる。自らの使命を果たすことができる。においの元は小さな少女にお礼をいいたかった。だがやり方がわからない。においの元と少女では存在が違いすぎるのだ。

「マユ?よく聞こえねーよ、オイ行くなバカ、そっちいったらいくらオレでも手がだせねー」

その時一陣の風が舞い、少女は骨の砂塵の向こうに現れた黒い塚の存在を知る。それは彼女に、現状の認識をもたらすに十分な証拠。すべての元凶。イヤな記憶がよみがえる。彼女は塚に向かって唾を吐く。

「アイツラにやられたのか?」
少女の声は静かに怒気をはらむ。

「おいでかいの」
においの元は立ち止まる。

「でかいの、オレ様の声を聞け。オレ様のいう通りにしろ。アレが憎いか?憎いだろ?殺したいいよな?ブチ殺したいよな?」

実際のところ、においの元はもう眠りたかった。自らを殺した者への恨みはさほどない。子供たちは生きているし、彼等には果たさねばならない約束があった。
眠りゆくことは彼等の最も優先すべき義務、この砂漠が命を失ったときからの責務なのだ。

しかしこの少女そうしたいというのであればやぶさかでもない、少女がそれを求め、それが彼女への礼になるのなら、においの元はそうするべきなのだろう。

それにしてもこの少女は、実に楽しそうに笑う。

「ちょっと手伝ってけでかいの、お前のカタキだ」

気がつけばにおいの元には世界を認識する術が再び宿った。水の中から見ているようではあるが、彼等は少女の求めに応じて立ち上がった。


・・・・・・。


136 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 23:01:44 ID:JW/aF/mN
「きゃうー!!!」
「ちょちょちょ、ちょっとちょっとマユー、さささ、騒がないでください…!」
「あぅ、メロちゃん一番うるさいです」

黄金猫商会戦車車両3号車、即ちミスラと美女少女の乱交会場と4号車を繋ぐ廊下。どもりがちなちび学者のガニメロは、なぜだかテンションが上がりだした少女マユーをなだめるのに骨を折る。
それを見る見習い魔術師のミルケロルは他を寄せつけないほどにマイペース。

「はぁ…ふぅ…ままま、まったくミスラさんって人は…少しはぼ、ぼ、ぼくらのことも考えて欲しいもんです…ううう」
「うーうー!!」
「だだだ、だめですよマユー!アナタにはまだはやいです!ももも、戻りますよ!…って、ひやぁぁぁぁあ!!!」
「うあー?」

そりゃ、驚きもするだろう。上から下まで真っ白な無垢なるマユー、その細い腰を捕まえてみれば、股間が血の色に染まっているのだから。

「あぅ?まゆちゃんもう大人です」
「ど、ど、ど、どうしたらいいんですかこれー!!?」

小さな学者はあたふたあたふた。そういう知識はあえて避けてきたから勝手が分からない。
たよりにすべき大人共はセックス三昧、ぬこぬこぬこぬこ……

「あーんもうどうしたら……あああ…あんな小さな子までテゴメにしてる…み、み、ミスラさんて…ホントにもう…」
「あぅー?メロちゃんさっきからグズグズぬかしながらしっかり覗いてるです」
「ちちち、ちがいますよ!…ああ、ウソだウソだ…あんなえげつない繋がり方が…」
「あぅ、メロちゃん仲間に入りたいならそういえばいいです」
「ふぇぇ!?ちち、違います違います!!ぼぼぼ…ぼくなんかがその…」
「みすらさんくる者はこばまないです」
「あ、あ、ええ!?、ミル…アナタまさか…!?」

ポゥッとばかりにほほを染めるミルケロルに、子供なのは自分だけだと小さな学者は悟ったのである。


・・・・・・。

137 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 23:02:22 ID:JW/aF/mN
円筒状の巨大な塔が、獲物の腹に突き刺さるようにいくつもいくつも、角度を変えて大地に刺さっている。大地といっても、核をもった星ほどの確かさがこの層状文明にあるはずもない。
肉体による経験範囲に収まる程度の常識をわきまえていれば、この構造物がいつ崩落を始めてもおかしくない危険なものだという認識が、足元不確かな浮遊感とともに身体を襲うだろう。

実際ギルジム・ティコネットはわずかな眩暈を感じていた。

傾き癒着しあった塔の群れの、間を縫うように走る階段があり、どれ一つとして地面に平行な直線がない。上下左右をとりかこむ塔の壁面とあいまって、空中を無理矢理走らされているような錯覚に陥る。
目指すべきは階段の昇る先、塔の群れの中央、最も巨大な支柱の頂上にしつらえられた祭壇だった。

「ミルチア!ザコに構うな!!」
「分かってるさ…分かってるけど…クソ!こいつら結構早いし硬いし多いし…」

ギルジム・ティコネットは照星を定めもせずに引き金を引く。空気の割れる音が3つ連なり、騎士ミルチアのしとめそこなった土偶の頭を吹き飛ばす。
ほうっと気を抜いたミルチアの背後、塔の壁面粘土質の壁の中から図ったように新たな土偶が湧いてでて、ビックリしたミルチアをフォローするのは騎士エルエン。

「うひゃぁっぁあ…あぶなぁ…」
「ミルチア君…なぜ君はいつもそう…すぐ気を抜く」

波にさえ乗れば修羅のごとく動くのに。騎士エルエンはため息を吐く。

それでもまだ、リリィの元に置いてきたアザカゼに比べれば分かっているほうだ。少なくともミルチアは他人のために剣を振るえる。
アザカゼときたらホントにもう、己の欲望のためにしか動かないというか、具体的に殴る蹴る、ぶった切るその他暴力が気持ちいいのであって、大儀とか恩義のために動いたことなど一度だってないのだ。

無理矢理連れてきていたら、ミスラのことに気がいって足手まといになっただろう、あのじゃじゃ馬、今頃思う存分えっちらおっちらあんなことやこんなことを…

「うう…ミスラ殿…そんなプレイが好きならボクにいってくだされば…いやいや、ミスラ殿がしたいというのなら…」
「なにぼーっとしてはりますのん?エルエンはん」
「はぅっ!?」

今まさに、股間を潤ませる騎士エルエンにラリアットをかまそうとしていた土偶の兵士を、放蕩者のシラカワ・ヨフネがデコピンで眠りにつかせる。
この一日のほとんどを寝てすごす少女は、実のところもう寝る時間であり、さっきからあくびが止まらない。

先頭を行くモナメテオは力の配分を考えずに魔力をふるう。
数百年を生きて、日頃は大樹のように悠然とする彼女も、今はもう沸騰しきって、未来のことなど見えていない。空気も読まずに湧いてでるモンスターにイラつき、己の無力にイラつき、ともすれば横を行くクリステスラに当り散らしてしまいそうになる。

「…ミスラ…ミスラ…!」

煮えたぎる心の中で、彼女はふと、イラつきの原因が他のところにあるのではないかと思いたつ。

記憶の中の重たいフタが、わずかに開く。閃光。

その記憶が事実なら、彼女は己が狂うのを止められるか自信がなかった。


・・・・・・。

138 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 23:03:14 ID:JW/aF/mN
「は……ぁぐ…ぅぁぁ……!!」

ノドの奥からこぼれでた吐息を吸う。ミスラの下に組み敷かれたドミニクは、避けた痛みでお腹をつっぱるようにのけぞり、へその下でミスラの身体を押し返す。
とめどなく溢れる涙と血と苦悶の呻き。摩擦以上にどこか腰周りを痛めたのか、呼吸のバランスが少し崩れて、不規則に上下するノドが彼女の内面の戦いを物語っている。

「…ダンナ…もっと、……もっと激しくしてくだせぇ」
「え?いやいや、ムリだよドミィ、どうみても」
「いいんでさ…つねって…そういうのが…」
「こ…こう?」
「っぁあぅ!!!…ぁぁ…ぁ、っふぁ…もっと…」
「も…もっと…?」

綺麗な乳首を、指でよじる力を強めていく。ドミニクは下唇を思いっきり噛締めて、ケンカでも吹っかけるような顔でミスラを睨むのに、アゴを引いてもっとやれという。

無茶だろう。困惑して腰の動きがおろそかになるミスラの前で、赤い恥毛がフラリと揺れる。

「私が代わりにやったろーかや?ミスラさん」
「ん…?やるってなにをさ、リットーサ」

ミスラを見下ろすのは、多分年下のくせにタメ口でしゃべる吸血鬼。礼儀をわきまえてなさそうなのに、そのくせ一応人のことをさんづけで呼ぶ辺り、悪気はないのだが言葉遣いをしっかり習ってこなかったというか、要するに天然育ちのヤンキーである。

赤い髪の少女は腰に抱えられながらもちゃもちゃいう従者モチャの小さな膣を二本指でほじくりかえし、その淫水のついた指先で自らの秘肉もなぞりあげる。
桃色の肉の亀裂からは、覚えたばかりの快楽のにおいがにおいたっていて、たまらずミスラが舌先でつっつくと、キャーキャーいいながら腰を引く。花ざかり。

「はっ!?」

殺気を感じて下を向くと、どう見ても「邪魔スンナテメェ殺すぞ」という顔をしたドミニクがリットーサを睨みつけている。怒気と殺気が黒く冷え固まって、随分と人を刺すのに適してそうなナイフというかなんというか。

「ドミィドミィ、子作り行為の最中に人を殺すことを考えるなんて、皮肉にしては芸がないぜ」
「ダンナ……わかってますよ……チッ」
「別にかまわんやさーミスラさん、どいてどいて」

リットーサは怯むでもなく、向けられた敵意をむしろ楽しむように笑みを浮かべ、繋がったままのドミニクに顔を近づけていく。
その口から覗くのは、鋭利ではないが肉に喰い込むのにはもってこいな牙。

「だいじょーぶ、跡とかつかねーし」
「ちょっと…なに……ひゃうっ!!」

そのまま吸血少女は、抵抗を試みるドミニクの首筋にかぶりつく。人間の風習からは埒外に当たる行為にミスラは萎縮、もちゃもちゃいう従者に状況の説明を求める。

「もちゃ…」
「なになに、別に血を吸ってるわけじゃなくて、子供動物のじゃれあいみたいなもんだと?うぬぬぬ…それにしては淫靡な…」
「んぷ……へへ、ミスラさん、動いたげて…あむ」
「……ぁぅ……やぁ…」

愉悦の炎をともすドミニク。吸血少女は興がのったのか、真っ赤な舌先で物書きの乳房をねぶり、静かに深く、牙を立てる。

「はぅ…ぁ…え?ふぇ??…や…やぁ…!!ふぁぁあ!!!」

139 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 23:03:46 ID:JW/aF/mN
ちゅぱん、ちゅぽん。…つぽ。

「んおお、なんだなんだ…なんかやばいことしてないだろうなリットーサ」
「べつにー、タダの痛み止めのおまじないやし…」

ぱつんぱつんぱつん…きゅぶ。

クスクス笑う吸血鬼は、イケニエになった少女の乳首を咥えながら、なめらかな指で陰核をなぞる。その指がミスラの肉茎に触れ、不意の感触はすぐに射精に変わった。


・・・・・・。


「まずは仮面をとってもらわないと…」
「オゥゥゥ…ァァ…ゥァ…」

シェセト・ガルガンプはマゴマゴしている。いわく、生まれたときからこの仮面をしているらしく、呪われているらしく。
世界の刺激に対してすべからく不慣れというか敏感というか、ムリに仮面を剥ぐとオシッコを漏らすとか何とか。

「やっぱりやだぁぁぁあ!!!」

一方でフラミア・ラミアミアはあいも変わらず泣きじゃくっている。アクシェラさんの嘘つき、あの男をブチ殺してくれるとおっしゃっておりましたのにわんわん……

「テンネさん、ムリだよこの子らは…」
「強引にやっちゃえば大丈夫なんですけどね。ではですね、とりあえずこちらの2人から…」

示された先にはロナ、ミルキフィリオの両氏の性器。

「本当にもう少しなんですねミスラ君。きっと全てがうまくいきます…本当に本当に…」
「テンネさん?」

「テンネー、どうすんのさオイラ、やらんでもいいのー?」
「はいはい、ドラスもね、お願いしますね」

意味深なテンネの言葉はくちびるとともにミスラを離れ、ミスラはまた蜜欲の海に溺れていく。こんなことをしている場合ではないという焦燥感はあるのだが、何をすべきなのかは分からない。ただ、目の前の柔らかい肉に手を伸ばす。


・・・・・・。


140 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 23:04:24 ID:JW/aF/mN
「なんじゃこのこんがらがった封印は…」
「オイまだかモナ!もう限界だぞ!!」
「やっておるわ!!」

どこを見ても土偶土偶土偶。円形の塔の頂点、中心には一段高い祭壇があり、リボンにも似た光の封印がこんがらがっている。ザクロ団並びに百合騎士団の面々は外周を見据える形で陣を展開。

「ははーん、こりゃぁさすがに、文明の最重要遺跡ともなると防衛機構もケタが違いますねぇ」
「ええい邪魔じゃ、このイカサマ女狐!!戦わぬならせめてわきに退いておれ!!」
「ひゃー怖い、クリス譲ちゃん、アタシら非戦闘員はお言葉に甘えてましょ」
「……。」
「む…?なんじゃクリス…」
「私もやる……メルの考えてそうなことはわかるもん。…多分」
「あちゃー、するってーと、役立たずはアタシだけで…?にゃはは…」

土偶がバラバ砕かれる。霧散し、充満する土の破片。片隅に、砕かれた土偶を拾って食べてる土偶がいる。一見ひ弱そうなその土偶は、見る間に膨張し、黒く硬く、醜悪な魔人と化す。

「この…!!」

烈火のごとく魔物の群れを切り結んでいた少女達であっても、さすがに疲労の色は隠せない。終わりの見えない敵の兵力は、湖面の底の様な圧力を持って一人一人にのしかかる。空のなんと遠いことか、息はすでに吐きだしてしまっているのに。

足がもつれ、普段ならばたわいなくいなせる一撃がわき腹を襲う。また同じ力で眼前の敵をなぎ倒さねばならないことに途方もない絶望を覚える。主に逆らう二の腕は、鉄のように重い。

「おいミルチア君…しっかりするんだ!!」
「ふぅ…」
「ミルチア…」
「なぁエルエン殿…ミスラには黙っといてくれないかな…?」
「なに…?まさか……おいやめろ!!」

瞬間、意を決したミルチアの心臓が爆ぜ、黒い体液が身体を内側から食い破る。柔らかな筋肉を蝕むようにぶくりと膨れた血管が全身を多い、次々と折り重なる鱗はやがて獣のような概観を構築。

否。それは生き物ですらない。この世の悪意を凝縮したような面相。肉の塊。淡く輝く静脈は、明らかにこの世の文脈とは別次元の存在である。

「あんまりかわいくないからな…この姿は」



黒の心臓。

彼女の一族が、代々背負ってきた業。

最も怨み、最も頼りにしている相棒。ある時はその鼓動を聞きながら眠りに落ち、またある時はその鼓動がいつ止まるとも知れず怖れた。自らの一部であり、他の何者かである矛盾した存在。彼女の人生は、常に心臓との対比でしか語ることができない。

彼女はよく夢を見る。紫色の鉄の世界。その世界はあらゆる建物が有毒の空を目指している。

子供のミルチアは病弱で、クレヨンの色を覚える前に死ぬことが確実だった。
彼女の母は先生と呼ばれていて、毎日毎日、一日のほとんどを寝てすごすミルチアのために両手をさすってやる。例え夢でも、ミルチアはそのぬくもりだけははっきりと思いだすことができる。

夢の中で母はいつも祈っている。弱い心臓に生まれてごめんなさい、ミルチアはいつも心の中で申し訳なく思う。


それからなぜ、ミルチアが母を殺すことになったのかはよく分からない。強い心臓を貰ったミルチアがいて、その手は血にまみれている。夢はいつも全てを語りはしないのだ。

「私はもうお前のことなんてちっとも怖くないんだ相棒。次は許してやるチャンスだぞ…ミスラを救えるのなら私は…」

黒衣の獣は、大気を震わす雄叫びと共に哀れな土偶を引きちぎっていく。

141 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 23:04:43 ID:JW/aF/mN
「ミルチア君…」

早計だ、騎士エルエンはミルチアの無計画に半ばあきれる。たかだか遺跡の守護兵相手に使ってよい力ではない、リリィに固く禁じられた、命を削る獣化能力。
後には魔族の長だって控えているのだ、いるのだが……彼女は沸々と湧き上がる己の闘志を抑えきれずにいた。

「そうかキミは……ふふ、なるほど」

ミスラのことを思えば、力など後からいくらでも湧いてでる。もっと早く、気づけばよかった。

「我が剣我が命、ミスラ殿に捧ぐ!!」

刹那、騎士エルエンの魔力が両翼を備えた白馬となり、群れ固まった土偶の壁を踏み砕いていく。
そんな強力な魔法がくると思ってなかった土偶はたまったものではない、縦横無尽のひづめに潰されぐッちゃぐちゃ。

主人を守るためにのみ使うことを許された百合騎士団最終奥義。その数百年にも及ぶ禁忌を最初に破ったのは、皮肉にも史上最も融通が利かないと称された少女であった。



それを見たシラカワ・ヨフネとギルジム・ティコネットは、感嘆と共に安堵のため息である。

「はー、すごいわーミルチアはん」
「ああ…まったくだな」

手練れ揃いのザクロ団でも、はたしてこれほどの使い手が何人いるだろうか。正直戦闘能力でいえば中の下にあたるティコネットは、また自分の居場所が一つなくなるのかと2人の騎士をうらやましく思う。

自分にできることは料理と偵察、せめて2人のように真っ正直に生きられたなら、もう少しミスラの役にたてただろうか。



「ちょっとちょっと…なんですかありゃぁ……」

最初に異変気づいたのは女商人シャマニだった。ついでモナメテオ、ティコネット。
ミルチアとエルエンは、己の中に焚きつけた灯火が無慈悲にも踏みつぶされるのを感じる。

遺跡を構成する無数の塔、そのうちのいくつかが無様に膨れ、にわかに人の形を形成する。あまりにも巨大な兵士。ゆっくりと、追い詰めるように這い上がってくるその土くれは、表情のない顔で祭壇の上をのぞき見る。

「ミスラ…」

黒衣の少女はもう、己を支えるヒザがどこにあるのかも分からない。大地の津波。ほとんど壁。こんなもの、何をどうしたら勝ったことになるのか。世界が丸ごと、自分を犯しにくるかのような錯覚。

「クリス!!狙われてるぞ!!」

あくまで静かに、しかし誰に求めることのできない巨大な固まり。それが自分を目指していることを知っても、クリステスラは動かない。
平生感情の起伏に乏しく、体温も人に比べて高くはない少女が、今では熱をもち、大量の汗を身体に伝わせながら、神経を蝕む魔力の網を、一つ一つほどいている。

すべてはミスラのため。自分のせいで命の危機にある、自らの主のため。

「クリスお主…」

その意を汲んだモナメテオは、もうほとんど残ってはいない魔力をかき集めるべく、たよりのない腕で印を結ぶ。ティコネットが、ヨフネが、ミルチアが、エルエンが、ありったけの力で巨人の進軍を阻止しようとする。

142 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 23:05:11 ID:JW/aF/mN
「あるじ…」

バツリ、と、また一つ神経の線が乱暴に千切られる。痛み。吐き気。

頭蓋の後ろに穴が開いて、手で押さえなければスープがこぼれてしまうだろう、手で押さえさえすればまだ助かるかもしれない、もう手遅れかもしれない、手遅れならせめてそのピンク色の吐瀉物をかき集めておかなければいけない、汚らしい姿で死にたくはない

余計な思念が魔力の集約を阻害する。魔女の両手が、固い信念で貫かれた心を弄ぶ。

「あるじ……あるじ…!!」

壁紙を引っぺがすように遠のいていく意識。無理矢理、叩きつける様に元に戻してクギを押しこむ。耳の中で球体が割れる音、目の奥で飛び散るガラス。

あるじ…

クリステスラは、はるか昔に自分が初めて好きになった人間のことを思う。

浮気性。ロクデナシ。女垂らし。スケベ。のんだくれ。甲斐性無し。へたれ。変態。きちがい。

貧民街のその男の名は、クリスの耳にもすぐに入った。毒虫。精液袋。貴族階級者の集まりではその話はもちきりで、いわく貧民街はその男の精液が溜まった汲みとり便所のようであり、においがここまで漂ってくるとかこないとか。

兵隊達がどれだけ追い掛け回しても、必ず女達が束になって邪魔をする。貴族の中にも、すでにその男の子供を孕んでいる者がいる。実は王は不能者であり、代わりにその男が女王のベッドに潜り込んでいる、などなど。

それでも日々の儀式に忙殺され、クリスはしばしその名の存在を忘れる。生まれながらに宝剣となることを決定づけられた運命、少女がその男の名を思いだしたのは、丁度最終儀式の前日だった。

死にも等しい眠りの前に、夢の中で退屈しない程度の土産話を持っていこう、そんな軽い気持ち。
ベタな話だが暴漢に襲われて、その男はこれでもかというタイミングで助けに現れる。

被せられたマントのにおい。

少し服がはだけた育ち盛りのクリスを前に、男は欲情するどころか乳臭いと言い捨て、もう少し育ってからこい、なによもう私明日死ぬんだもんうんぬん、世にも恥ずかしいケンカがはじまってピーチクパーチク。
生まれてからずっと押さえ込んでいた感情が爆発し、ボロボロと泣きだしたクリステスラの愚痴を、その男は嫌がりもせずに全部聞いて、なにも聞いてなかったのか適当なことをぬかす

じゃぁ、眼覚めたら迎えにいってやる

何千年かかると思っているのだ。あきれたが、そのバカさ加減がうれしくもある。

その時は一生ついていってやるから

彼女はそうして眠りについた。


眼が覚めたらあの男がいるのだ。そう思えばつらくもない。というか、それ以外に彼女は、世界に対する未練を残していなかった。そういう風に生きてきたのだ。

長い長い眠りの中で、その男は勝手にカッコよくなり、頭が切れ、偶像化され、信仰され、なんでもできるスーパー超人と化す。
その男のことを考えるのは彼女の唯一の楽しみであり、慰めでもある。甘ったるい一人の時間。その夢が覚めないことが一番いいのは、うすうす感づいていた。

目覚めれば、あの男の残り香は消えるのだ。何もない世界で、再び生きる気力が自分にあるとは、彼女は思っていなかった。思っていなかったのだが……

143 :はなじる ◆.qH/g3E8zU :2008/02/16(土) 23:05:56 ID:JW/aF/mN
「あるじのバカぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「おわぁ…!な、な、なんじゃクリス…」
「ふぇ?…あ、ち、ちがう」

……まさかの数千年ぶりの再会が、口腔愛撫を見せつけられる所から始まった時は、この世の全てがどうでもよくなったものだ。

別に怒ってはない。クリスは気をとり直してもっかい考える。

その分、元をとるかのようにいちゃいちゃしたのだ。むさぼりあったのだ。元からああいう緩んだ人間なのだ、節操のない男なのだ、死んだらいいのだ。現にもう死ぬではないか。いい気味だ。いや死んだらダメだ……

怒ってない。

ない。ないのだ。

……いや、やっぱり少しは。いやいやいや。

ズッコケクリス。肝心なところで集中力が途切れるから、どこまで封印を解いてたか忘れてしまった。最初から?いや、この辺からなら多分…あれぇ…?

「バカタレクリス!!何をやっとるのじゃおのれはもう…!余計からまっとるではないか!!」
「あ、あ、あれ…?あれ…ぇ?や、やだもう…!!」
巨人はもう目の前。潰れる。確実に潰れる。潰れたら死ぬ。もう起きられない。



巨人が掌を閉じ始める。

少女は潰されるのを待つ。ごめんねあるじ。

物も言わぬ巨人の脳天

モグラの戦車がブチ抜いた。


・・・・・・。




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