【一夫】ハーレムな小説を書くスレ【多妻】 9P

204 :サッキュんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2007/06/10(日) 23:55:13 ID:+W6F8LGY
 王国から遠く離れたある深い深い森。
 ここは迷いの森と呼ばれ、森の真ん中を走る街道以外には誰もその中へ入らないという魔の森だ。
 現に、ここの森はとても恐ろしい悪魔が呪いをかけていると伝えられており、並みの冒険者では入って一日で骨の髄までしゃぶりつくされ、その魂さえも森に住む死神に奪われると恐れられていた。
 そんな森の中。森の上空を飛ぶ影がいた。大きな黒い翼をばっさばっさと広げて、まるで蝙蝠のように空を舞う。
 しかし、こうもりにしては大きい。よく見ればその影は人型に見えた。
 大きな蝙蝠の翼を持った人間。そんな人間は居ない。ということはこの影は人以外のなにかである。
 その人影はよく見ると女性的な丸みを帯びていた。大きな胸を持ちながらもそこから流れる腰辺りはとても細い。
 そう、この人影は悪魔である。それも淫魔のサキュバスだった。布地の少ない黒のラバースーツを纏って、青白い肌を輝かせ、目的地に向かって夜空を駆けていた。

「ふんふんふーん。今日は数百年ぶりの獲物だわぁ」

 彼女は上機嫌だった。
 それは彼女が股に挟んで運んでいるモノに理由がある。
 彼女が足でがっちりとホールドして運んでいるのは、一人の少年であった。手で運べばもう少し楽に飛べると思うが、そこは魔の下半身を持つサキュバスの意地らしい。
 年は13歳ぐらいだろうか。もっと幼いかもしれない。ぼさぼさの髪の毛と森を探検するには不向きな半ズボンを履いた少年はだらりと気絶して、サキュバスに運ばれている。

「メリー?」
「あ、リリス」

 彼女の背後から、同じ大きな翼を持ったサキュバスが声をかけた。リリスと呼ばれた彼女はこの森に住み着くサキュバスのなかでも一番翼が大きいため、ばさりばさりと空気を大きく震わせて飛んでいる。
 夜空を飛ぶ二つの淫魔の影。

「メリー。どうしたのよ。いつもならこの時間は暗闇森の天辺で月光浴してるはずでしょう?」

 サキュバスは人間の精を吸収することによって生きる悪魔だ。人間の体力や筋肉、精神、精力、レベル(宿屋へ戻るまでの経験値込む)を貪って何百年も生きてゆく。
 が、しかし。この迷いの森では真ん中の街道以外に人間なんて一人も居ない。その街道も今では整備され、街道を警備する警備隊たちにより、悪魔たちは人間を調達することが難しくなった。
 人間で食事を取ることによって魔力を供給する、サキュバスは人間を狩らなければ生きていけない。仕方なくこの森に住むサキュバスたちは毎夜月から放たれる微弱の魔力を受けて生きているのであった。
 ハーレムスレでは、サキュバスの特性上別の男の匂いを消さなければならないため、こういう設定が一番やりやすい。
 そんな毎夜の月光浴の場にも行かず、ただ眠るだけの自分たちの巣へ向かうメリーにリリスが声をかけたのだ。
 そんなリリスにメリーが笑って答える。

「ふふん。もしかしたらこれからは月光浴しなくてもいいかもよん」
「へ、なんで?」

 メリーは足で挟んだ少年を指差した。

「ああー! 人間じゃない!」
「静かにして! 起きてもし暴れたら落としちゃうでしょ!!」

 大きな声で驚くリリスにメリーはしーっと口元に指をあてて声を抑えさせた。やばっとリリスは焦って足に挟まれてる人間を見るが、少年は完全に意識を無くしていて起きる気配は無かった。
 いま飛んでいるすぐ下は下半身がヘビの格好をしたラミアが住む、大沼が広がっているのだ。あっちも久しく人間を栄養にしていないのとショタ好きなので落としたら絶対返してくれないだろう。

「あぶないあぶない、あのおばさん。最近本当に荒れてるからねぇ」

 ちなみにラミアは齢4879歳で見た目あたりを人間年齢に直すとだいたい28歳ぐらいである。まぁ、おばさんなことも……いえないこともないこともないこともない。
 もちろん本人の前では禁句である。

「でしょ。せっかく手に入れたこの子もすぐに枯らしちゃうじゃない」
「ところでー……。メリー。その男の子。まさか独り占めする気じゃないわよね……?」

 リリスは空調で腕を組んでメリーを静かに睨む。しかし、すぐに肩をすくめて神妙な顔も元に戻す。

「んなワケないわよね。あんたのお人よし……あ、おサキュよしはいつものことだもんねぇ」
「そうだよぉ。せっかく手に入れたんだもん! みんなで分けないと」
「はぁー……悪魔のクセに欲が無いわねぇ」

205 :サッキュんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2007/06/10(日) 23:56:14 ID:+W6F8LGY
 まぁ、いいけど。とリリスは呆れたように呟く。この迷いの森に住むサキュバスはそこまで多くは無いが、中でもメリーは『自分はみんなのために、みんなはみんなのために』をモットーに生きるサキュバスの中でも超がつくほどの純粋で天真爛漫な悪魔だった。
 そのせいか、彼女を馬鹿にする者も多いが、彼女の周りに集まる多数のサキュバスは悪魔には無いはずの信頼と尊敬を持って群れているのである。
 リリスもその中の一人だった。ばさりばさりと翼をはばたかせながら、リリスに運ばれる少年をじっと観察する。なんだかんだで人間を見るのは久しぶりだ。しかし、こんな小さな人間ははじめてである。
 自分の仲間にもまだ生まれて間もない体が発展途上のサキュバスが何匹か居る。そいつらは胸もしっぽも食事をむさぼるための性器もこじんまりとしていて、正直人間の男をたぶらかす淫魔としての魅力は少し無いようにも見えていた。
人間もそんな感じなのだろうか。見たところこの小さな人間は若いサキュバスのように体も小さく顔つきも少女のようだ。もしかしたら性知識なんてまったくなく、さらにもしかしたら自分たちを満足できなほどちっちゃいおちんちんかもしれない……。
 ……。
 しかし、そこで自分に都合の良い性教育と性調教を繰り返すことによって、もうえっちのことしか頭に無い脳みそとろけ系で「らめぇ、てぃんぽみるくぅでちゃぅぅぅぅ」等叫ぶ自分好みの人間にカスタマイズが出来るわけだ。
なるほど、つまり最初から経験が無い部分、そこを超えさせることができればあとはもう薔薇色、いや白濁色の素晴らしい未来が待っているということか。
「……逆に燃えるな……」
「何が燃えるの?」
「いや、心が……」
「火事?」
「すまん。忘れてくれ」

 リリスは自分が沼の主ラミアと同類だということに自分で気付いてしまい、頭を押さえる。
 そんなリリスをメリーは能天気な顔で頭に疑問符を浮かべてみていた。

 大きな沼を越えると、さらに一本大きく生えた魔界の樹木(いたって普通の杉の木)のそばを通る。
 そこには、メリーの仲間たちがふわりふわりと月光浴をして魔力を補給していた。

「アンジュー。ワカバー!」

 メリーが大きな声で呼ぶと、一本木に腰掛けて月の光を浴びていた二人のサキュバスが翼を広げてこちらへ飛んできた。
 アンジュと呼ばれたサキュバスはメリー以上に大きな胸を持ち、その透き通るような肌をおしげもなく晒している淫魔だった。翼ではなく黒い霧のようなもので体を浮かせて空を飛び、メロンのように柔らかく揺れるロケット型の大きな胸を常にさらけ出していた。
そのおおきなピンと突き出した胸の先にあるピンクの乳首は何故か絆創膏のようなもので押さえつけるようにして隠されていた。しかしおおきな乳輪までは隠せず、ぺろりとピンクの部分が隠しきれずに覗いている。
ちなみに下のほうもマエバリのような小さな細長いシールをぺたっと貼っただけである。しかも前のみなので、後ろから見ればお尻の穴と隠しきれてない部分まで丸見えであった。
そしてもう一匹のサキュバス。小さな翼だがそれでもメリーやリリスと同じようにばさりばさりと羽ばたいて飛んでくるワカバは、隣のアンジュとは対照的な格好だった。
襦袢と呼ばれる薄い一枚布で体を多い、それをこれまた細長い帯でしっかりと巻きつけてある。襦袢は彼女の体からその腕と足までを全て覆い、手の甲と足指の先まで布で隠されている。見えているところは本当にわずかだ。
東洋の寝巻きを着込んだワカバはサキュバスの武器のひとつである柔肌を一切見せないサキュバスとして、ここらでも変わり者として扱われていた。
まぁ、メリーはそんなことは気にしないので、メリーの仲間として仲良く群れている。
 片方はほぼ全裸でもう片方はまったく肌を出していない。凸凹というかラブコンというか。
 ある意味、なんというか対照的過ぎて逆にお似合いなコンビである。事実この二人はとても仲が良かった。


206 :サッキュんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2007/06/10(日) 23:57:06 ID:+W6F8LGY
「どぉしましたぁんデスかぁ、メリーさん。なんだかぁイイコトとでぇもぉ、あったぁんデスかぁ?」
「メリー殿。今日は別のところで月光浴に行くと言っておったのに、早い帰還でござるな」

共に共通点に「言葉遣いがなんか変」ということもあったためでもある。生まれたところは同じはずなのに何故。

「見てください!」

 メリーが足に挟んだ少年を彼女たちに向ける。その途端、ぽわぽわしていた二人の目つきが変わった。

「……ッ! に、にににに、にぃんげぇん?」
「……本当だ。人間でござる」

 信じられないといった風に二人はその美貌を呆けさす。

「見つけてきちゃったぁ♪」

そんな二人にえへへとメリーは照れるように笑って言った。

「すっっっっっごぉぉぉぉいデスぅ。人間の男の子なんてぇ。もうあえなぁいかとぉおもぉいましたデスぅ」

 アンジュが魅惑の表情で目を細めると、頬に手を当ててうっとりと捕まえられた少年を見つめる。

「うわぁぁ、しかもかぁあいいかぁあいい男の子デスぅぅ。こぉれはマニアごぉのみぃ」

サキュバスだというのに、少年を見る目がまるで恋する乙女である。

「………ふむ……確かに若いでござるな」

 ワカバは冷静な目で少年を観察していた。しかし、数十年以上も久しぶりに見る人間に興奮しているのか、頬が控えめにピンクに染まっていた。

「凄いだろう。メリーはいつかなにかやると思っていたが。こんな人間を見つけてくるとは思ってなかったさ」

 メリーの後ろでリリスは手を組んで自慢げに言う。サキュバスの中でメリーを一番に評価しているのはこの大きな翼のリリスであった。

「とぉこぉろぉでぇメリーさん、この子。これからどうする気でぇすかぁ?」
「もっちろん。これからあたしの部屋に持ち込んで起こしたあと、すっぐに吸精するよ!」
「……ほぉ」
「リリスちゃんも来るんだけど……。アンジュとワカバも一緒に来る?」
 メリーの誘いに二人は断る理由は無かった。

 迷いの森のサキュバスに数百年ぶりにもたらされた幸運を手にしたサキュバスの通称「サキュバス界の変人の群れ」の面々の淫魔たち。
彼女たちの宴が。
いま、始まる。

446 :サっきゅんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2007/06/23(土) 20:03:42 ID:k5LutO54
 とは、いっても。彼女たちの巣とはただ彼女たちが昼の間、ねぐらにするだけの場所。
 迷いの森にある暗闇の崖にぽっかりとあいた穴倉がいくつもある。その中の一つ。グリフォンでは小さすぎ、ノッカーたちには大きすぎる、ちょうど彼女たちサキュバスにはちょうどいい大きさの穴がいくつかあった。
 その中の一つにメリー達は獲物を持って入っていく。この森のサキュバスはいくつかの徒党を組んで行動する。彼女たちが入ったのはメリー組のサキュバスたちが住む巣穴だった。
「あれぇ。他の仲間たちは?」
「こんな夜に巣穴に戻ろうって考えてるヤツなんていないわよ」
 リリスが大きな羽をたたむ。しかしもともと大きい翼だ。畳んでもその大きさは大して変わらず、狭そうにかがんでいる。
「えへぇへぇ。ではわぁたしぃたちがぁ一番にこの子を味わえるわけぇですねぇ」
 アンジュはじゅるりと舌なめずりをした。人間に逢うのは久方ぶりのようで、よだれがだばだばと口元から溢れまくっている。捕まえた人間が子供だというところも嬉しさポイントに加算されているらしい。
「なんで、最近の迷いの森の雌どもはちっちゃい男の子好きが多くなってきたでござろうか……」
 ワカバが冷静に腕を組んでアンジェを見ながらしずかに呟いた。
「そういえば、迷いの沼に住むあのババァや、きぃーきぃー小うるさいハーピィの娘どもも最近はどっからか調達してきた子供の写真集に夢中になってるな……」
 リリスも最近の迷いの森事情に頭を押さえながら答える。
「あらぁ、理由はありますよぉ」
そんな二人に当のショタっ子大好きのアンジュが大きな胸を弾ませて言う。
「妖魔の女の子たちも人間がとれなくなってながぁぁぁぁく経ちますのぉ。そぉするとみんな考えかたぁも変わるみたいでぇ、みぃんな昔みたいにぃさくっと人間手に入れて食べて捨てちゃうよりぃ、
生かさず殺さずでぇ、長い間生命力を供給できるぅようにしたいとぉ考えるよぉになったんですよぉ」
 だったらぁ、すぐ死ぬ大人の人間より長生きする子供のほうがいいでしょ? とアンジェがほわほわした口調で付け足す。
「そぉれに、人間を使って子孫を残すぅラミアおばさんとかぁみたいにぃ。熟女はやっぱりぃ若い子のエキスってヤツに憧れてるんですよぉ。
ほらぁ、子供って何もわかんないからこぉっちが甘言を吐いて、『人間的には間違ってるけどサキュバス的にはもうじゅるりモノのやらしいやらしい知識』を何も知らなぁい子供の脳に上書きしちゃえばぁ…」
「……」
 ワカバが呆れたように口を開けて、アンジュの悶絶する姿に呆れていた。
 そしてリリスはちょうどさっきも自分が考えていたこととまったく同じコトを考えていたという事実を思い出して、一人自分はもう若くないのかと自己嫌悪に陥っていた。
「まぁ、わかるけどさ」
「リリスさんもやっぱりわかりますか!」
 アンジュがまるで自分のオタク趣味がわかる仲間を見つけたように、目を輝かせて喋る。
 ……そんなサキュバスのクセに純な瞳で見つめられても困る。リリスは目をそらして巣穴の奥へもぐっていくメリーに視線を戻した。
 巣穴をくぐってしばらくすると、大きく広い空間へと出る。ここは明かりをうみだすヒカリゴケが天井を覆っていて、夜目の効かない人間でもここが洞窟の中にある部屋だということがわかるだろう。
入り口をアンジュの黒い霧で隠せば、戸締りもばっちりだ。もちろん外へ逃がさないようにするための戸締りである。
「リリスー。ベッド召還してぇー」
「はいはい」
 メリーが大きく腕を振り上げた。
ぼんっ。
出てきたのは天蓋つきの大きな大きなベッドだった。ぱっちりと広げられた白いシーツにふかふかの羽毛布団がかかっている。
「いやぁ、リリスの強大な魔力はこういうとき便利だよね」
「さすがでござる」
「……」
 リリスは自分がドラえもんのような扱いを受けてるような気がしてならなかった。事実、この中で一番力や魔力が強いこともあり、リリスはメリーがなにかやるときには必ず駆り出される。
 流しそうめん大会をやったときは全員が掴み損ねたそうめんが最後に溜まる笊のところで食わされたし……。まぁ、メリーも悪気があったわけじゃないのだが。
「そりゃ」
 ぽふっとベッドに少年が投げられる。
 メリー・以下四匹も飛び込むようにベッドになだれ込むとやわらかな毛布が膨らんで全員の体重を受けたベッドがぎししと音を立てて揺れた。
「さーてと、さっそくやっちゃうか」
「待たれよ」


447 :サっきゅんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2007/06/23(土) 20:04:23 ID:k5LutO54
 メリーが少年のズボンを下ろそうとしたとき、ワカバが一言申して止める。
「なによぉ。せっかく手に入れたぁんだからぁ、さっさと頂きましょうよぉ」
 不満げに声を出すアンジュを遮ってリリスが聞く。
「どうして止める?」
「いやな。我々も人間世界との交流が途絶えて久しい。だから、頂く前にすこしはこの少年から、人間界のことを聞いてみたいのだ」
 ほぉ。アンジュがなるほどといった風に頷く。
「ふぅむ。なるほど。確かに、我々がこの森から出なくなって外がどんな様子になっているのか、我々はまったく知らないな」
 外へ人間を遅いに行っていた昔は遠く、忘れっぽい彼女たちにとって今の世界地図はこの迷いの森しかない。迷いの森から外の部分は?マークが中を浮いているのである。
「そんなことよりも早くいただいちゃおうよぉ〜」
「落ち着けアンジュ。とりあえず食事はいつでも出来るでござる」
「そぅそぅ。あたしはワカバの案に賛成。みんなは?」
 メリーが積極的に手を上げると、リリスとワカバもそれをみて一緒になって挙手。
「なぁによなぁによ。わぁかったわよ。メリーがそう言うんならぁ……」
 むぅと、アンジュは頬を膨らませ、しぶしぶ納得する。いま我侭を言ってこの仲間から外されたら、せっかくの獲物ももらえないかもしれないからである。まぁ、そんなことぐらいでメンバーからメリーたちではないのだが。
「じゃあ、起こそうか」
「おぅ」
「ああーん。子供を夜這いするってシチュエーションも好きなのになぁ」
 納得したアンジュだったが不満そうだ。口元に指を当ててぶぅぶぅと文句を立てている。しかし、そんなアンジュには気に求めず、メリーはぺしぺしと少年の頬を叩いた。
「ほら、起きて。おーきーてっ」
「なかなか起きないな」
 まぁ、護送段階でもずっとメリーの足に挟まれたのに、まったく目を覚まさなかったのだ。このぐらいではなかなか起きないのだろう。
「こういうときは水をぶっ掛けると良いと聞いたでござる」
 ワカバの言葉にアンジュが目を光らせた。
「へぇ、じゃあぁあたしぃの母乳をぉかけちゃおっかぁ?」
 そういうと、ぺりぺりっと自分の乳首に貼ってある絆創膏をはがし始めた。ぺぺっと絆創膏が剥がれるたびに彼女の胸がぷるりと震え、絆創膏で抑えた先端が滲んでくる。
 彼女の乳首に張ってある絆創膏は、溢れる母乳を押さえるためのものであった。胸から母乳が噴出するサキュバスは珍しくないが、彼女のように常に先端を滲ませてびゅくびゅく言わせているサキュバスは特殊である。
 そのため彼女は先端に封印の絆創膏(一日に3度貼りかえる)をつけているのであった。
「やめときなさい。それは後でいいからさ」
「ぶぅー」
 せっかくのチャンスもリリスに阻まれ、アンジュは本格的に不機嫌になりはじめた。
「ほら、おきーろー!!」
 今度は思いっきり、少年の頬を引っぱたく。ぱちーんと軽い音が響いて、少年の頬が真っ赤に染まり始めた。
「うう、ううん、うう……」
「あ、起きた」
「さすがメリーの平手打ち」
 少年がうめき声を上げて、ぱちりぱちりとまぶたを震わせた。
 ぱちりと、少年の瞳が開かれる。綺麗な茶色の瞳をしたどんぐり眼の可愛い可愛い少年。
「……う、う、ふぇ?」

448 :サっきゅんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2007/06/23(土) 20:05:05 ID:k5LutO54
 口元を半開きにして、なにが起きたのか分からないといった様子で声を漏らす少年に、サキュバスたちはニヤニヤが止まらない。
 彼の一挙動作はサキュバスたちによって可愛い変換されているのである。もはや鼻をほじっただけでも可愛く写るだろう。最初にあくびと書こうとしたが、あくびは普通に可愛かった。
「ほーら、気がついたかしら?」
「おい、少年。名は何だ?」
「ねぇねぇ、おねぃさんのおっぱい、ほしぃ?」
「む、むむむ、むむ………(緊張して喋れない)」
 好奇心旺盛なメリー。冷静に薦めようとするリリス。早くコトに及びたいアンジュ、そして気にはなるけど言葉が出てこないワカバ。
 その美貌を存分にアピールするように四匹のサキュバスがいっせいに顔を寄せて、少年に詰め寄る。
「どこも怪我してない? おなかは減ってないかな?」
「名前はなんと言う? あぁ、私はリリスだ。君の名前を教えてくれ」
「ねぇ、ねぇ、おねぃさんのおっぱい。びゅくびゅくしてるのぉ、飲む? 飲む? 飲むぅ?」
「え、あ、……むぅ………」
 ……。
 矢継ぎ早に放たれる、美声。全員が全員、久しぶりの生身の人間に興奮しているらしく、その声には人間の感情を高ぶらせる催淫まじりの超音波を知らず知らずのうちに混じらせていた。
「……ん。え?」
 少年が体を起こす。
 そして、自分の状況を見渡すように顔を回した。自分に詰め寄っている四人の美女たち。人生の浅い彼には彼女たちが、男たちの夢の悪魔ことサキュバスだということに気付いてないだろう
 こんなにも美しい美貌を持った美女たちが、自分に詰め寄って甘い声で話してくれば。普通の男はもちろんのこと、まだ若い少年や幼児でさえも、口元をゆるりと緩めてデレデレとなってしまうことだろう。
 が、しかし。
 この少年は違っていた。
「………う……」
「鵜?」
「この流れで鵜は違うだろ」
「どうしたのぉ?」
「……?」
 少年は美女たちを見据え、自分のすぐ目の前まで来ている事実に気付くと。
「………うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああ!!!」
絶望のふちに立たされたように顔をゆがめて、恐怖の表情で叫んだ。

465 :サッキュんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2007/06/24(日) 17:21:58 ID:AiMuXBIy
「ううあぁ、うわぁ、うわ、うわ、うわ、うわぁぁぁん!」
 少年はベッドから転がり落ちて、美貌のサキュバスたちには目もくれず、腰が抜けたようにばたばたと四つんばいのまま逃げていく。
「あらぁ、なぁに。もしかしてぇお尻ぃ? ごめぇんなぁさぁい。あたしは作者がふたなり嫌いだから、そういうのはできなぁいのぉ。ごめぇんねぇ?」
「やめろ。なにか様子が変だ」
 少年はこの空間から逃げ出そうと、洞窟の中で出口を探すように壁伝いに走り回るが、アンジュの張っている結界に阻まれ逃げることが出来ない。
 少年の幼げな顔は恐怖に染まっていて、彼女たちがまるで親殺しの相手かジェイソンか甲鱗のワーム(7/6)の姿にしか見えてないように泣き叫んで逃げ惑っている。
「ねぇ、きみきみ。どしたの?」
 メリーが優しく話しかけようものなら、
「うわぁ、いやぁぁぁぁぁあああ!!」
 さらに恐怖に顔を歪ませ、逃げる。逃げる。逃げ惑う。しかし、彼にとってこのサキュバス戦はある意味イベント戦闘なので逃げられるわけが無かった。
「あれ? あたし何か怖い顔だった?」
「ぜんぜんでござる」
「なーんか、事情がありそうねぇ」
 リリスは腕組みして、ガリガリとアンジュの結界を引っかいている少年を眺めていた。
「おい、少年!」
「うわぁぁぁわぁぁ!」
「少年!」
「いやぁぁぁぁぁ」
「HEY BOY!」
「いやぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ!!」
「ダメだ。耳を貸そうともしない」
 めんどくさげにリリスは頭を抱える。何を言っても叫び声しか帰ってこないので会話になりようもない。
「なにか事情がありそうでござるな」
「あの叫びかたはじんじょぉじゃなぁいもんねぇ」
 アンジュもさすがにこんなに怖がられている立場にあるとわかり、もろだしな体を腕で隠してみたりするが、そんなぐらいで少年は黙ってくれない。
というか手で隠せないほどの巨乳なので彼女が手を添えると、こんもりと柔らかい肉が盛り上がり、さらに扇情的である。
 女性というもの自体を怖がっているようだった。
「あーもう。めんどくさいな……」
 リリスはそう言うと、ばさりと大きな翼を羽ばたかせ一瞬ホバリングしたように、少年との間合いを詰める。さすが、ダンジョン奥の強敵(経験値稼ぎともいう)の定番。この一瞬の間合いの詰めかたは素晴らしい。
 目の前まで一瞬でやってきたリリスを見て、少年の顔はさらに恐怖と悲壮に浮かぶ。次の瞬間。

 ゴンッ。
 ぱたり。

 とりあえず召喚した鈍器で少年の頭をごっつんした。
「ちょ、リリスっ!」
「なにやってるでござるか!」
 メリーとワカバは少年に駆け寄る。少年はせっかく起こしたというのに、この衝撃で今度はぴよぴよと頭の上にひよこを乱舞させて気絶している。
「あらぁらぁ……」
「とりあえず、このままこいつ起こして」
 リリスが二人に命令する。二人はしぶしぶながらそれに従って、少年の体を起こした。
「いまから、この子に催眠術かけるから、それで詳しいことを聞きましょう」
「ほぇ、催眠術使えたの?」
「なにちょれ」
「破廉恥な技でござる」
「………あんたらちょっと黙ってて」
 ?とのんきなマークを出して首をかしげているメリー他三匹は置いといて、リリスは少年の目の前までやってくる。腰を下ろし、少年と同じ目線に立つと、
「………」
 魔眼の力みたいなもので、じっと少年の心の中に語りかけるように見つめる。
 数秒。
「……よし、かかったわ」
「「「おおーー〜」」」
 気の抜けた三匹の歓声にリリスは脱力しそうになった。が、すぐさま気を引き締めて。
「ねぇ、少年。君の名前を教えてくれるか?」
 リリスが優しく語り掛けると、少年の瞳は少しずつ開いていき、虚ろな瞳でリリスたちを見つめていた。

466 :サッキュんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2007/06/24(日) 17:23:27 ID:AiMuXBIy
「……シグ」
「シグくんね」
「うん……」
「どうして、あたしたちを恐れてるのかしら?」
 早速リリスは核心を突いてみた。
「話してみて」
「……うん……」

 シグはぽつりぽつりと話し始めた。
 シグは幼い頃から、ずっと女の子にいじめられていたという。
 少女のように体が細くて内気なシグは、体の強い女の子たちに反撃することも出来ず男のように殴る蹴るの肉体的な暴行から、大切なものをこっそり壊されるといった陰湿なものまで幅広い痛みを受けていた。
 女の子たちも、世間の前では猫を被っていて、いくら虐められていても周りはただの仲良し同士のふざけあいとしか見てくれなかった。
 そのおかげで、シグは男子たちの間でも女の子ばっかり仲良くする裏切り者と呼ばれ、孤立させられていた。
 ついに、シグは女の子恐怖症となってしまったのだ。女の子が近くに居るというだけで泣き叫ぶ。落ち着きを失い、逃げ惑う。
 それを気に入らない女の子たちはさらにシグを虐めた。
 そして、ついに。彼女たちはあろうことか。迷いの森の中にシグを気絶させて置くという洒落にならない虐めを思いついたのだ。
 立ち入り禁止の看板を超えて、迷いの森のなかへ。シグを投棄したのだった。シグが覚えているのはココまでである。
 彼は目隠しと腕を縄で縛られたまま、迷いの森の中を歩かされたようで、そのまま記憶がなくなり……。気がついたらこの洞窟のベッドに居て……。

「ううっ……うっ……」
 少年、シグは辛かったのだろう。自分の半生を語りはじめて、涙していた。催眠術にかかっていても自分の心と体に刻まれた痛みは離すことは出来ないようだ。
「そうか、辛かったね……」
 リリスが同情した声を漏らす。
 自分も似たようなものだったからだ。
彼と違って自分はとてつもなく強い。しかし、そのせいで、この大きな翼と強力な魔力は他のサキュバスたちから疎んじられていた。
メリーが居なければ、今でも自分は孤独だっただろう。だから、彼女は少年の寂しさ、言葉、感情に同情していた。
が、それより心のこと線に触れられていたのは。
「うわぁぁぁぁん! 寂しいのいやだもんねぇ、辛いよねぇ」
「むぅ。涙でハンカチがたりませぇん」
「ござる……」
 残りのサキュバス三匹。あんたら、泣きすぎだ。
「どうする? この子」
 リリスは催眠術をかけたままの少年を見ながら、三人に聞く。
「ううん…。やっぱり迷いの森で倒れてたから……いろいろ事情はあるんだねぇ」
「むー、あぁたしは泣き叫ぶ男の子を無理矢理やぁりたくないですわぁ。ショタっこはやさしぃくおだやかぁにやるのが基本なんですのぉ」
「私はもうどうすればいいのか分からん」
 うーん。三匹は考え込んでしまう。みんなこの人間を補充したい。しかし、この少年のおびえっぷりとその理由を聞いて見た後だと、妙にやりづらくなってしまう。
 ほとんど人間を食事にしてこなかったせいか、みんなこの人間に非情になれないのだ。
「「「うーむ……」」」
 そこで、ぽつりとメリーが言った。

「逃がす?」
 え。その一言に三匹のサキュバスたちがいっせいに眼を見開いた。
「な、なに考えてるんだ! せっかく何百年ぶりかの獲物なんだぞ!?」
「そうですぅ。あたしぃもうがぁまんできなくて、おっぱいむにゅむにゅなぁんですよぉ!」
「こんな幸運は二度とないでござるよ」
「わかってるわよ!」
 そんな三匹をメリーは大声を出して制止する。
 しばらくの沈黙が、走る。
「そうだ」
 リリスの声にほかの三人がいっせいにリリスに顔を向けた。
「いい案があるぞ」

「いいか。このシグは最終的にこの森から逃がす。しかし、ただ逃がすわけではない。このシグに我々の淫魔の力を分け与えて逃がすのだ。
女の子に虐められたから、女の子恐怖症になったのだから、要は女の子に虐められなければいいわけだ。
淫魔の力を持ってすれば、女の子だって彼に対して虐めようという気はなくなるだろう。むしろ、愛しくて愛しくて仕方がなくなってくる。
女の子に愛されれば彼はじきに女の子恐怖症を克服していくはずだ。そして、彼が女の子恐怖症を克服した瞬間。彼にもうひとつかけた催眠術が発動する。
その催眠術とは、この迷いの森に入りたくなる衝動が抑えきれなくなるというものだ。彼が迷いの森へ入ると、一目散にある場所へ行くように暗示をかける。
そこを我々が頂けばいいわけだ」

467 :サッキュんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2007/06/24(日) 17:24:19 ID:AiMuXBIy
 と、いうわけで。
 催眠術でトランス状態の少年をベッドの中央にのせて、四匹はぐるりと四方を囲んだ。
「これから、我々でこの子に淫魔の力を分け与える。各自やり方はわかるな?」
「?」
「わからんのか!!」
「とりぃあえずぅ。えっちしちゃえばいいんでしょぉ?」
 リリスがメリーをはたこうとした手を掴んで、アンジュがわくわくした顔で言う。
「まぁ、まぁ。ざっくり言うとそうだが……」
「じゃあ、さっさとはじめましょぉよぉ♪」
 確かに、肝心な淫魔の力の分けかたのひとつはセックスなのだが……。アンジュの様子だとただもうやりたいだけのように見えていた。
「アンジュはもう押さえきれないようでござるな」
「もぉちろぉん。むいちゃえむいちゃえー!」
 アンジュはシグのズボンに手を伸ばしがちゃがちゃとベルトを外そうと金具を掴む。
 が、人生生まれてから今まで、ほぼすっぱだかで生活していた彼女にはズボンのベルトの外しかたがわからない。
「むぅー! むぅー! なぁにこれぇ! 今の男の子たちはみんな貞操体つけてぇるのぉ? こうなったら、リリス! これ焼いちゃってぇ!」
「落ち着け。アンジュ」
「これはこうやって外すでござるよ」
 ワカバがアンジュからベルトを奪うと、細い指でカチャリと金具を緩める。しゅーっという音と共に、シグのズボンからベルトが抜き取られた。
「はぁわわ。すごぉいです」
「では、下ろすぞ」
 ズボンに手をかけたリリスはそう言うと、下着ごと掴んで下ろそうとした。
「うぅ。だめぇ……」
 その瞬間。トランス状態のシグが虚ろな意識の中、小さく悲鳴を上げる。意識朦朧としていても、貞操考はあるようだ。
 しかし、その小さな悲鳴に、
「……かぁわぁいぃぃ」
 アンジュは顔を赤らめて、悦に入った表情で彼のズボンから離れ、シグの顔の位置まで移動する。
 アンジュが離れた後のズボン部分には、メリーとリリスとワカバが顔を寄せていた。
「うわっ」
「おぉお……」
「ひゃぁ…」
 三匹のサキュバスは久方ぶりに見る、人間のアレに感嘆の声をあげていた。
 シグのアレは歳相応の大きさで、こぶりであまり希望に添えるものではなかったかもしれない。ふにゃりと力なく垂れ下がっているシグのアレは弱弱しかった。
しかし、久方ぶりの食事である三人にとってはこれでも最高のごちそうだった。
「じゃあ、まずはあたしたちで、これ。勃たせよっ」
「応」
 いっせいにアレにむしゃぶりつく三匹。

 べちょぺちょちょちょじゅるるるるる!

「いやぁ、あぅっ、あん!」
 サキュバスの三匹がむしゃぶりつくと、すぐにシグのアレは起立を始める。さすがサキュバス。すぐに男を臨戦体制へ持っていくテクニックは誰よりも優れている。
 そして、起立させればこっちのものだ。あとは、広くなった表面積に、各サキュバスが思い思いの最高の刺激を与えるだけだ。
メリーは頂点の穴めがけて舌をねじ込み、リリスは竿や裏スジに軽く歯を立てるようにひっかき、ワカバは揺れる二つの玉を大きく含む。
 初めての刺激に戸惑うように、シグは上半身を浮かせて悶絶する。男の精力をドレインするサキュバスにとって、男を悦ばせるのはなによりも簡単だ。
 たちまち、シグはそのサキュバスたちの与える刺激のとりこになってしまった。
「いいっ、いいよぉっ。きぃもぉちぃぃぃいぃぃぃ!」

 じゅぶじゅぶじゅぶ。
 ぺちょりぺちょり。
 もご、もごもご。

「ねぇ、シグちゃん。あたしぃ、えっちよりいいことしてあげぇよぉとおもうぅんだぁ♪」
 ひとり、参加してなかった。アンジュ。シグはその裸体に眼を奪われる。大きな胸とその頂点に貼られた絆創膏。じゅくじゅくとその先端が濡れてきているその絆創膏をアンジュはもったいげにぺりぺりとはがしていく。
「えへへ。ようやく、このおっぱいみるく。飲んでくれる人が出来たわぁ♪」
 ぺりん。
 絆創膏が全てはがれた。その途端。
「えへへへへ、んぁぁぁああああんっ、なぁあぁあぁあああんっ!!」

468 :サッキュんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2007/06/24(日) 17:25:03 ID:AiMuXBIy
ぷしゅ、ぷしゅ、ぷしゅるるるーー。
 アンジュの乳から母乳があふれ出した。
 それも、絆創膏を貼っていた時のような滲むようなものではなく、大きく弧を描いて乳首から四方へ飛び散るほど大量の母乳。
 母乳が噴出にアンジュは悦に入ったような呆けたような表情で、飛び散る母乳に身を任せる。そしてその母乳はすべてシグの顔へかかるのだ。
「んぁ、あああ。あぶっ、ぶくっ、ぶくっ」
 顔中に大量の母乳を浴びたシグはあまりの量におぼれそうになる。口元へ入っていく母乳をシグはおぼれつつも飲み下だす。
「ごく、ごくごく」
 甘い。極上の甘さ。まるで麻薬のように何度でも何度でもいくらでも飲みたくなる。おぼれそうなのにもかかわらず、シグは息をするのも忘れて降りかかる母乳を飲み下していく。
「ほらぁ、どぉですかぁ? わたぁしのみるくぅ。魔力たぁっぷりですよぉ」
 アンジュは嬉しげに微笑むと、今度はシグに自らの乳首を咥えさせて直接吸わせる。シグはちゅうちゅうと夢中で吸っていた。
「あぁっ、うぅんっ、いいっ、いいですぅ、人間に、吸ってぇ、もらぅのぉっ、いいいいいいいっ」
 白い母乳まみれになっていく上半身。
 シグが母乳に夢中になっていたころ、下半身では。
「あんっあんっあんっあんっ!!」
 メリーが自らの魔の膣でシグのアレをくわえ込んでいたのだ。
「メリーが見つけたのだからな。やはり最初はメリーだ」
 そう言ってリリスは二人の結合部分を蛞蝓のような舌で嘗め回わす。ワカバはメリーの胸を背後から攻めていた。
「いいっ! ひさしぶりのっ! えものっ! えものぉ! えものぉぉぉ!!」
 メリーの悶え声は歓喜に振るえていて、ぐっちょり入っているアレをフルパワーで抜く。抜きまくる。
「お、おいっ! メリーっ。今回は魔力を分けるだけだ! あんまり気合入れてやるな!!」
 あまりの勢いにリリスは声をあげた。この勢いでシグと交わり続けたら、逆に彼からパワーと魔力を奪い取ってしまうのだ。淫魔の力をシグに供給するためには、性交はほどほどに抑えなければならない。
 しかし、メリーの腰は止まらなかった。
「だ、だめぇ! 腰が、とまらないのぉ! きぃもちぃよすぎぃてぇぇ!」
「くそっ。おい、ワカバっ。メリーをシグから抜く!」
 リリスはメリーを持ち上げると、シグのアレから抜き取った。メリーの股間からサキュバス特有の粘っこい愛液がシグのアレに橋を掛けるように繋がっていた。
「ああああああっ! だぁめぇ! もっとぉ、もっとぉ!」
「うるさい! 私がやる」
 メリーを抑えて、今度はリリスがシグのアレを自らの膣に串刺しにした。
「うっっん!!!」
 甘い衝撃! 股間から沸き起こる甘美な味。
「こ、これは……。最高だ…っ! 月の光なんぞ比べ物にならぬほどの! 魔! 魔! 魔!!」
 彼女も我慢できず、全力腰を動かしていた。メリーと同じである。ミイラ取りがミイラになってしまった。
「あふぅあっ! いゃぁほぉ! いぇすうぅ! すごいぞぉ! シグゥ!」
 むしろ。メリーより力の強いリリスが性交することにより、メリーより激しいものとなってしまった。
「あばぁっあぶっぶくっぶくっ」
「どんどん召し上がれぇ〜」
 さらに、上ではアンジュのミルクサービス。魔のミルクだ。飲めば飲むほど、感度は上昇し脳内の理性も崩壊していく。
「ぶくぅぶくぅぶくぅっ!」
「いやぁあ! うぉぉう! なんとぉ! いいぃいい!」
「れろれろれろれろれろれろれろ」
「えへぇ。いっぱぁいいっぱぁい。おっぱぁい〜〜〜」
 もはや、地獄絵図である。いや、天国か?

 びゅくっびゅくびゅくっ!
 じゅわわわわわわ。

 シグが快楽に耐え切れず、射精した。その汁はリリスとの結合部からあふれ出す。しかし、リリスはこれで終わらない。さらに快楽を得ようと腰の動きを止めずに第二回戦。
 が、さすがにリミッタを超えすぎていた。もう淫魔の力の供給というより本格的な食事になってしまっていた。
「皆のもの! 落ち着くでござる!」
 唯一、彼と交わっていないワカバだけが正気を保っていた。彼女だけは、玉を舐めるのみで済ませ、性交の際も少年には一切触れず、サキュバス同士で感度を高めていただけであった。
「落ち着くでござる! メリー! アンジュ! ワカバ!!」
 しかし、全員の情事は一向に止まる気配が無い。
「……仕方が無いな……」
 そう呟くと、ワカバは自分の着物に手を掛ける。そして、懐から取り出したのは……。
「東洋の国ご用達でござる。みんな、喰らえ」
 一人だけサングラスをかけて、その取り出した丸いものを地面にたたきつけたのだ。

469 :サッキュんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2007/06/24(日) 17:27:28 ID:AiMuXBIy
 カッ!!

 東洋の国でニンジャと呼ばれる隠密部隊が使っていたといわれていた最新型の閃光弾だった。

「ごめんねぇ、ちょっとやりすぎちゃったぁ」
「うう……快楽に負けてしまうとは……不覚……」
「あうー、眼がちかちかする……」
 三匹のサキュバスは正気に戻っていた。悪魔であるサキュたちは無事だったが、シグには辛かったようで、本日何度目かの気絶。
「おぬしら、淫魔の力を供給するだけだといったでござるよ。なに本気で狩っておるのでござる」
「面目ない……」
 全員は珍しく、ワカバに頭を下げる。
「もう、そろそろ十分であろう。このシグ少年を迷いの森の出口の近くまで連れて行くでござる。本格的な食事はこの子がこの森に戻ってきてからでいいでござろう」
「はーい…」
 メリーたちは、残念そうに声をあげる。
「そんなに心配するな。こんだけ淫魔の力を分け与えたでござる。すぐに女の子恐怖症を治して帰ってくるでござるよ」
「そうね……」
「そろそろ夜が明けるわ。その前に置いてこないと。みんな、行くよ!」
 四匹の悪魔たちがまた飛び立った。夜の闇を超えて、足には今日食べるはずだった獲物の抱えて、空を越えて駆けていく。
 彼女たちは迷いの森の街道から数百メートル離れたところに、シグを置いた。ここならもとの場所へ戻れるだろう。
「ふふふ、じゃあまたねっ」
 気絶したままの少年の頬にメリーはちゅっと小さくキスすると、サキュバスたちは森の奥へ帰っていった。

「我慢よ。あの子が女の子恐怖症を克服するまで。でも、どうせ、すぐ克服するでしょっ。
 なぜならシグ少年は私たち、サキュバスたちの淫魔の力を分けてあげたんだから!
 すぐに帰ってきて、今日の続きをしてね!!」

 そんな想いと欲望を抱えて、四匹のサキュバスは闇の中へと消えていった……。

(終わり)


 おまけ:
「ううん……。僕、いったいどうやって迷いの森から出てきたんだろう……。気がつけば、街道の近くだったんだよなぁ……」
「おい、ちびシグ!」
 びくっ!
「なぁ、なぁに……?」
 振り向くと、いままでシグをいじめていた女の子たち。
「ちびシグ、よく迷いの森から出て来れたわねぇ」
「あんたが帰ってきたせいであたしたち先生やお父さんお母さんからすっごく怒られたのよ!」
「そうよ! いままでいい子で来たのに、一気に悪い子にされちゃったじゃない!」
「そ、そんなぁ。僕に言われても……だって、やったのは君たちじゃないかぁ」
「そんなこと知らないわよ! あんたのせいよ! あたしたちに謝りなさい!」
「責任とってよ! せーきーにーん」
「ええっ 責任って言われても……」
「まったく、口で言ってもわからないようね……。こうなったらみんな、体で教えてあげましょう」
「そうね」「うんうん」
「や、やめてよ! もうリンチは嫌だよぉ!」
「みんなっ! やっちゃえぇぇぇ!!」
「おーう!!」
「ちょ、殴るのはやめて! せめて顔だけは! うわぁ、うわぁ、うわぁぁぁぁぁああああああ………って!
 な、なんで僕の体を舐めるの!? 殴るんじゃないの? うわぁ、ちょ、なんで僕の服を脱がして、いやぁぁっ、そこぉ、だめぇ! 汚い! うわぁ、え、あれ、そこ、うわんっ。なに、新しいいじめ!?
 いやぁ、もご、もごもご、なんで? おっぱい……? うわぁ、あんっ、あんっ、あんっ!! みんな、なんで裸になってるの!? あんっ! あんっ! あん! あんっ! あんっ! あんっ! 出る、出るぅ、出ちゃうぅぅぅぅぅ!
 ふわぁ……、出た……。え、今度は別の人!? え、あ、うわっ! や、誰!? 耳に吹きかけるの! こんな苛め方だめだよぉ! あ、ミラン先生! いいところに、助けて! 先生助けてぇ! みんなが、みんながいじめるんだぁ!!
 ちょっ、な、なんで先生も脱いでんの!? わ、あ、きゃ、あんっ あんっ! そんなおっぱいで押さえつけないで! 先生も僕の乳首引っ張らないでぇ!! あっ、あ、あ、あ! あ! あ!き、気もちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいい!!!」

ぶしゅるるるるるるるるるうるるるるるるるるーーーーーー!!

 シグの女の子恐怖症は一生治らなかった。
141 :赤いパパ ◆oEsZ2QR/bg :2007/12/03(月) 23:13:23 ID:gpc3euL3
 サっきゅんのおまもり リベンジ!

 王国から遠く離れたある深い深い森。
 ここは迷いの森と呼ばれ、森の真ん中を走る街道以外には誰もその中へ入らないという魔の森だ。
 現に、ここの森はとても恐ろしい悪魔が呪いをかけていると伝えられており、並みの冒険者では入って一日で骨の髄までしゃぶりつくされ、その魂さえも森に住む死神に奪われると恐れられていた。
「はぁー……」
 そんな森の中の奥深く、木の幹に腰掛け月光を浴びていた一人の少女が大きなため息をついた。
 布地の少ないラバースーツから覗く青白い肌と背中に生えた大きな蝙蝠の翼。そして、体中から発せられる淫靡なオーラ。
 彼女は人間ではない。この迷いの森に住むサキュバスだった。
 いつもは天真爛漫な彼女が、今は大きなどんぐり眼を残念そうに潤ませて、見るからに落ち込んでいる。
 テンションだだずべりだ。
「メリー」
 翼をはためかせてメリーの隣にやってきたのは、迷いの森のサキュバスいち大きい蝙蝠の翼をばっさばっさとはためかせた、サキュバス仲間のリリス。彼女はメリーの隣に寄り添うように腰掛けた。
「はぁぁ……」
「まぁ気持ちはわからんでもないが……」
 そう呟き、リリスもメリーが目を向けている方向へ視線を向ける。そこには……。


「よーしよしよしよしよし〜よしよ〜しよしよしよしいいこいいこいいこいいこいいこいいこよしよしよしよし〜〜」
 二人の視線の先にあったのは小さな男の子の矮躯をかき抱いた幸せそうなラミアの姿。
 自分の豊満な胸に男の子の顔を押し付け、かわいい頭を高速で撫で回しさらには自分の長いヘビの下半身で逃げられないようにしっかりと男の子の足に巻きつかせている。
「もう、絶対離さないんだからぁ〜、ずっとずぅっっとアタシのものぉぉぉぉ。こんなところまで誰にも見つからずに迷い込んでくれるなんて本当にいいこいいこ〜〜♪」
「うわぁぁぁん、助けてぇぇ!」
「無駄無駄ぁ。ほーら、ボクちゃん。お姉さんとキスしましょうね〜、これからずーっとお姉さんとちゅーとかぱふぱふとかぺんぺんとかもきゅもきゅとかいろんなことできるんですよ〜♪ よかったでちゅねー、 むちゅ、むちゅう♪」


「誰がお姉さんだ。誰が」
 沼の中でどろどろぐちゃぐちゃと男の子で戯れるラミアを眺め、リリスは不機嫌そうにそう吐き捨てた。
 自分の中で大きく見下していた年増(4881歳)が自分より先に人間を見つけたこと自体腹立たしい。
「本当なら私だって二年前に……」
 二年前に男の子を手に入れていたはずなのに…! と続けようとして、はっと我に返る。
「ごめんね……」
 ハの字になった翼をさらにしょんぼりと落とし、申し訳なさそうに呟くメリー。
「あ、いや違う! お前を責めているわけじゃないんだ! 我々だって賛同したんだからな! それにあの男を見つけたのはお前なのだから、我々のことなど気にしなくていいんだ!」
 リリスは慌てて手を振り、メリーに弁解した。
「うん……、そうだけど……」
 うぬぬ。リリスは何もいえずそのまま黙ってしまう。

 メリーが迷いの森では珍しい男を見つけたのは二年前のことである。
 その少年と言ってさしえつかないほど幼かった男は、重度の女性恐怖症を患っており、サキュバスたちの姿を見ただけで欲情もせず恐怖におののいてしまったのだ。
 そんな男の子ことシグにメリーたちサキュバスは情にほだされてしまった。
 もともと人間などほとんど来ない迷いの森の奥に住む若いサキュバスであるメリーたちは、サキュバスでありながら人間の男というものにとんと免疫が無い。
 ゆえにシグに対しても、目の前のラミアのように無理矢理組み伏せ拘束しいろんな意味でしゃぶりつくすということに対してかなりの抵抗を感じてしまったのだ。
 目の前で泣きながら「こわいこわい」と叫ぶシグを前に、彼女たちは相談し、シグの女性恐怖症を自分たちの力でゆっくりと回復させてからこのシグを食べようということになった。
 その方法は、シグに女の子が寄ってくる一種の誘惑魔法をかけることだった。虐められていたシグも女の子に好きになってもらえれば女性恐怖症を克服するだろうとみこしてのこと。
 シグにサキュバスの秘密の誘惑魔法をかけた後、一年後に迷いの森に帰ってくるという暗示を刷り込み、メリーたちはシグを解放したのだった。

142 :サっきゅんのおまもり リベンジ! ◆oEsZ2QR/bg :2007/12/03(月) 23:14:53 ID:gpc3euL3
 しかし、それからすでに二年が経っているのにもかかわらず。シグは迷いの森へ戻ってくることはなかった。

 今日もシグはこない。すでに一年間の待ちぼうけを食らわせられているメリーとリリスはお互い見合わせて、はぁと息を吐いた。
 目の前のラミアと少年はすでにお互いの性器を合わせて結合し、二人して悦楽の悲鳴をあげている。
 ふと、情欲に燃えるラミアと木の上から覗いていたリリスの目が合った。
 にんまり。
 明らかにラミアがリリスに対して勝ち誇った顔を浮かべ、嘲笑の形に口元を歪まし、リリスに見えるように結合した箇所を見せつけ、
「ああんっ! 人間の男の子っ! ぼうやぁぁぁ! さいこぉぉぉぉ! いいぃぃぃ! いいぃいいいい! きもちいぃぃぃぃぃい!!」
 リリスへ聞こえるように一際高く喘ぎ声を響かせたのだった。
「メリー、いっそのことあの男の子を奪い取ってやろうか……、私とお前が本気を出せば、あのババアも隙ぐらいは作るだろう。私が囮になっている隙に、お前が男の子を……」
「いい。そんな気分じゃないよ……」
「メリー……」
「それに……」
「それに?」
「それになんだか、シグに悪い気がするから……」
「……そうか」
 まるで人間みたいな感情を持っている。
 リリスはメリーに対して最近そう思うようになっていた。
 サキュバスなんて基本は魔物であり、人間はサキュバスにとってはただの食料。それ以上でもそれ以下でもない。サキュバスたちにとって、シグという男の子はただの食事製造機という認識しかないのだ。
 しかし、メリーは違う。メリーはまるで自分と同等のようにシグを扱っている。シグに対して、サキュバスが持っていても無意味な愛情というものを感じている。
(いや……いちサキュバスとして、それがいいか悪いかの判断はしないでおこう)
 リリスは黙って首を振る。
 しかし、一つ。リリスには悟っている。こんなメリーだからこそ、自分やアンジュ・ワカバたちは一緒に居るということに。
「ん、つーことは私も純愛好きか?」
「どうしたのリリス?」
「う、いや。なんでもない……タダの独りご……」

「ばぁ〜!!」

 こんなときでもエリートサキュバス、リリスの反応は早かった。
 森の木の幹に腰掛ける自分の目の前に突然出てきたソレに対して、長い手で手套を繰り出し、ソレに対して攻撃したのだ。

「あにゃぉっ!」

 ソレはリリスの手套をモロに喰らうと、ひゅるんひゅるんとラッキー7の風船のごとく回転しながら落ちていった。

「ん、なんだ今のは」
「アンジュだった」
「え」

「酷ぃですぅ〜〜」
 下から体勢を立て直して戻ってきたのは、仲間であるサキュバスのアンジュだった。
 どたぷんとロケット型の大きな胸を揺らし、衣服も局部にぺたりと貼ったマエバリだけという露出度の高いサキュバスだ。 ピンと突き出した胸の先にあるピンクの乳首は母乳が溢れないように絆創膏のようなもので押さえつけられている。
 黒い霧を体にまとったアンジュは涙目でリリスに訴える。
「ちょっっっとぉ脅かせよぅとしただけでぇすのにぃ。いきなり殴るなんてぇ酷いでぇす〜」
 しかし、元から漂うほんわかとした雰囲気で怒っていても怖くは無い。ぷんすかぷんすかと漫画みたいに頭から湯気が出ているようだ。
「すまんすまん」
「もぉう、気をつけてくださぁいっ」
 イライラしていたのと、自分の中でサキュバスとしてのどうとかこうとか考えていたせいか、つい手が出てしまった。
「アンジュどうしたの? 今日は月光浴の日じゃないのに、こんなところに」
 メリーは首をかしげて訊く。
 食料である人間がいないこの迷いの森ではサキュバスたちは月から降る微量の魔力で回復している。
 格好から見てもわかるとおり、普段から誘惑フェロモンをむんむんと放出しているアンジュは一回の月からの魔力供給を抜いただけでも普段の半分以下まで力が下がってしまう。


143 :サっきゅんのおまもり リベンジ! ◆oEsZ2QR/bg :2007/12/03(月) 23:15:53 ID:gpc3euL3
 そんな彼女が、月光浴をしないでこんなところになぜやってきたのだろう?
「よぉくぞぉ、きいてくれぇまぁした! ビックニュースがあるんデスのぉ!」
 そんなアンジュはフェロモンを放出させながらぽむーんっと胸を大きく反って、得意げに笑う。
「ビックニュース?」
「えぇ。特にぃメリーちゃんにはぁ喜ばしいビックニュースなんデスよぉ」
 リリスはふと、あることを思い出した。
「もしかして、それはワカバが最近姿を見せていないことに関係があることか?」
 ワカバとは、アンジュの片割れのサキュバスである。東洋の襦袢と呼ばれる寝巻き具に身を包んだ、アンジュとは対照的に肌をまったくと言っていいほど露出していないサキュバスで、サキュバスの中でも変わり者と呼ばれていた。
 元人間だ元くのいちだとか噂されているが、それは本人しか知らないことである。
 そんなワカバが最近、メリーたちの前に姿を見せなくなっていた。そのことを数ヶ月前にアンジュに聞くと、「禁則事項デスぅ」とよくわからないモノマネで返された。
 それ以来、なにか隠していると思ったのだが……。
「はぁい! そぉでぇす! さっすがリリスちゃんするどぉい!」
 ビンゴだったようだ。
「なんなの、一体?」
「ひひひ。聞いて驚かないでくださぁい!」
 くししとアンジュが口元に手をあてて、二人の期待感を煽る。いつもと違う様子にメリーとリリスは顔を見合わせた。
「早く言ってくれ。アンジュ」
「えーっとね、えーっとねぇ……」
 なんだか期待されている様子に、アンジュは心の中で(うっわぁ、今あたしすっごぃ期待さぁれてるぅー!)と妙なところで喜んでいた。
 わくわくしながら、アンジュは口を開く。
「愛しのシグシグちゃんが、つぅぅぅいに見つかったのぉぉぉ!」

……。

「「ええええええーーーーーーっっ!!」」


 迷いの森の近くにある小さな村。
 そこから遠く歩いて4日もかかる毒草と毒沼にまみれた呪われた土地の真ん中に、その城は存在した。
 その城は数百年も昔のこと、ハーレムの国を築いた王が建立しそのまま捨てたと言われている古い古い小さな城だった。
 城壁は朽ち果て、ところどころ石垣に手入れされずに乱暴に育った樹木が侵入し、城の半分を深緑で多い隠している。
 まさにお化けのお城。いや、お化けさえこんなところにすまないだろう。こんなところに住み着いたって脅かす人間なんて誰もいないと思うのだから。
 交通のアクセスも悪いし、日当たり悪いし、近くにロ−ソンもセブンイレブンもセイコーマートも無いもんね。この場所には人間はおろか動物や魔物さえも近づかなかった。

 しかし、この城にはすくなくとも人間が二人住んでいる。

 ぶちゅり、ぶちゅぶちゅ、ぶちゅり。

 女が手を動かすたびに、粘着質な音が股間から響き渡っていた。
「んー……、んっ、んっ、んー……」
 その音と共に、少年も閉じた口からかすかな声を漏らしている。女から与えられている刺激を享受している熱っぽい声だ。
 しかし、少年の顔は快楽を受けて悦んでいる顔ではない。欲望に身を任せているのにその快楽の波に乗れず、そのままどうすることもできないといった欲求不満の表情。
 妙齢の女は筒状のものを少年のペニスに被せて、上下に動かしていた。
「どうですか? シグ様」
「んー……。きもちぃぃよ……。きもちぃぃんだけど……」
 少年、二年前にサキュバスたちに誘惑魔法をかけられた少年シグはむにゃむにゃと口を篭らせて体を上げる。
「やっぱりイケませんか……?」
 こくんと頷くと、女は無念そうにため息をつく。
「そうですか……。食用スライムにごま油とご飯粒ともけ……草を混ぜたモノだったんですが……。これも失敗ですね」
 女は諦めきれずに、何度かずにゅりぶにゃりと上記のものを混ぜた筒を上下させるが、一向に反応が変わらないことを悟ると、素直に筒を引き抜いた。
 中に入っていた食用スライムやらの粘液まみれた少年のペニスが露わになる。シグの肉棒は二年前とはまったく変わっていた。
 しょんぼりとしていたはずの小さな象さんは、子供の腕ほどに太く長く成長し、皮は完全にムケきっていました。
 赤黒く光る亀頭は竿の太さを凌駕するほど膨らみ、エラが翼を広げるように大きく張り出しています。
 射精するがごとくびゅぅびゅぅと我慢汁を飛ばし、湯気が出るほど熱を放っている肉棒はまったく治まる気配が無く、今も快楽を求めてぶるんぶるん脈動し震えていた。
 サキュバスの誘惑魔法によって少年の小さな矮躯とアンバランスに大きく成長したソレは、女を悦ばすためだけに作られた悪魔の凶器だった。
(続く)

682 :サっきゅんのおまもり リベンジッ! ◆oEsZ2QR/bg :2008/04/13(日) 23:28:26 ID:t/Q31wzU
登場人物、
シグ:数年前サキュバスに襲われた男の子。
メリー:人間年齢的には13歳っぽいぐらいの純真無垢なサキュバス。
リリス:大きな翼をもった、力の強いサキュバス。クールでとっても強い。
アンジュ:のうみそてんごくなサキュバス。マエバリで母乳が噴出す巨乳。羽は無い。BUSINに出てくるサキュバスをピンクにした感じ。
ワカバ:ござる口調の露出度低なめなサキュバス。浴衣を着ている。



 サキュバスの誘惑魔法により、無意識のうちに女を誘惑し快楽を求める体になってしまったシグは、村中の女達に体を貪られるところを村の自警団に捕らえられた。
 捉えられた時のシグは体中にキスマークと様々な女の体液にまみれ、ボロボロになってしまっていた。しかし、彼の肉棒は物凄い勢いで成長していて、怒張したペニスはこの世のものとは思えぬほど禍々しく変化していたという。
 その後、いろいろと諸問題が発生したのだがハーレムスレ向きではないのでそこらへんは割愛。察してください。
 最終的には村長の口利きにより、シグは村の遠く離れた荒地にあるこの古城に幽閉されてしまった。

「ううう……ごめんね、せっかく作ってくれたのに……」
 シグが申し訳なさそうに正座をして女に謝った。正座しながらも禍々しい肉棒は怒張し天を向いているわけなのだが。びゅくびゅくしているわけなのだが。
「ぺろっ、いえいえ、いいんです。おにゃかっぷ作戦もあまり期待はしてませんでしたから。ぺろぺろっ」
 その正座した真ん中に生えている肉棒を舌で綺麗にしている女は、気にせずに答える。ちゅぅうっと亀頭に吸い付き特性カップの食用スライムをすべて舐めとる。
「今日もダメでしたね……」
「うん……。もうちんちんが破裂しそうだよ」
 出させろ! 出させろ! と主人を急かすように脈動するぺニス。シグはそんな自分の凶暴化したペニスを静めたいのだが、できない。
「もしかして……、また一回り大きくなられました?」
 人差し指と親指で根元から距離を測る女。ためしに指をわっかにして巻きつけてみると、親指と人差し指がくっつかない。どんどん太くなっている。
「ネリー……。最近はここばかり血が回りすぎて、くらくらするんだ」
 そういって、シグは自分の肉棒を指差す。まるで湯気が出ているよう。
 大きさについては自分じゃよくわからない。でも最近はお風呂に入ると、先端だけがちゅぽんと島のように覗いてしまっているのだ。
「ちんちんが膨らみすぎて爆発とかしないかな……?」
「そんな奇病は聞いたことありませんが……、うう、それにしても本当に……見ているだけで、体の心から熱くなってくるおちんちんですね……」
 冷静を保っていた女が、だんだんはぁはぁと息を切らし頬を染め上げ熱い眼差しに変化する。シグの肉凶器を右手で掴むと、それを上下させて、あまり皮を伸縮させていく。
「はぁ……、はぁ……、本当に……、心が崩れそう……すいませんっ。もう我慢できません。挿れさせてくださいっ!」
 女はそう言うと、ひざまずいていた体を起こしすぐさま立ち上がり、シグの下半身を跨いだ。そしてじゅぶじゅぶに濡れている自分の秘所に愛撫もなしに一気に突き挿れた。
「あああううううっ!!」
 普通の人間よりかなり増強されたペニス。その魅力にすでに心の底からとりつかれている女は突き刺された瞬間絶頂に達してしまった。
「んんん!」
 シグも突き入れた瞬間の膣の締め付けに思わず目をつぶる。しかし、イけない。
「ああんっ! やぁん! いひぃぃ! 汁がぁ!! シグ様のおちんぽ汁がぁぁ! あたしの子宮にあたってるぅぅ!」
 このおちんぽ汁とは我慢汁のほうだ。精液ではない。しかし、噴出す勢いと量が桁違いなので女は精液のように感じ悦んでいるのだ。肉棒の形にぽっこりと膨らんだ彼女の下腹部の中には透明なカウパー液がとろりとろり溜まっていっているのだろう。
「ふひぃっ! 壊れちゃう! 壊れるぅぅ! ひぃぃ! はぁぁぁん! あああああん!!」
 もはや、よがり声というより金きり声か。女は目いっぱいに涙を浮かべすでに達しているはずなのに、何度も何度も腰を打ち付けていた。
 彼女はネリー。村長たちが空気感染する誘惑の魔力を少しでも軽減させるためにとシグにつけたお世話係だ。どういった経緯で今シグのお世話係をしているのかというと、書いてもいいが本編とは関係ない上にハーレム感が薄れる設定があるのでカットする。

683 :サっきゅんのおまもり リベンジッ! ◆oEsZ2QR/bg :2008/04/13(日) 23:29:26 ID:t/Q31wzU
 まぁ、要素だけ抜くと「ちょっくらサービスして帰るつもりだったが、魅力にメロメロになってお世話係になってしまった」というヤツである。ちなみに性に精通している。あとメイド服である。あと蒼髪である。
 そんなシグの上でよがるネリーを見ながら、シグはもやもやとした気持ちが治まらない。
 気持ちいい。気持ちいいけど、ダメ……。あんっあんっ、ネリー。違う。違う。
 記憶の隅にあるなにか。以前、自分は体で制御できないほどの快楽を受け取った気がする。ネリーなんかじゃ比べ物にならないぐらいの、脳がすす焼けるほどの快楽を。
 それが二年も体に呪いのようにおぼろげに残っている。誰だろう? 誰が与えてくれたんだろう?
「……リリス……?」
 片隅に残る、誰かの名前。それが思わず口に出る。
「?……どぉっ、し、ましっ、たぁ? ぁぁっ、あああああーーーー!!」
 ぷしゅるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
 大きく潮を吹いたネリーの体ががくりと傾き、シグの胸へ倒れこむ。その体を優しくしっかりと受け止めながらも、シグはたったいま呟いた誰かをなんとか思い出そうとしていた。



 そんなお城の上空で。
「おっ、きたでござるな」
 城のボロボロになった屋根の先端に腰掛けていたワカバが気配に気付く。目を細めて付が浮かぶ空を見上げれば、上空から三匹のサキュバスたちが降りてくる。
「ワカバちゃーん!」
「ワカバ!」
「ワカバー」
 メリー・リリス・アンジュたちが息を切らせて、ワカバの傍へ並ぶ。
「シグはどこ?」
 挨拶抜きに開口一番に、メリーが訊く。
「あそこだ」
 ワカバが指差したのは、ちょうど屋根から見下ろした先にある王の間とよばれる部屋の窓の中だった。明り取り用の窓として天井につけられた窓は、ちょうど部屋の中にあるベッドの様子を除き見ることが出来る。
「ん? よぉくみぇないけどぉ……?」
「ああ、アンジュは夜眼が利かないからあんまり見えぬかもな。でも、メリーとリリスは見えるだろう?」
 メリーは眼を見開いた。暗い暗い部屋の中、ベッドの上で月明かりに照らされベッドに横になって寝ている男の子の姿。浅黄色の髪の毛と黄色い肌、何度も夢に見たあの可愛い可愛いシグ。
「……確かに、あれはシグに間違いないな……、メリー?」
 リリスの呟きを無視して、メリーは思わず窓まで飛びついた。窓のガラス越しから見えるシグの姿を確かめるように何度も瞬きして眼を凝らす。二年前より少しだけ成長した姿の恋焦がれる男の子が、ガラス越しの目の前にいる!
「うんっ! シグ! シグだよ! シグ!!」
「しーっ! 声が大きいでござるよ!」
 慌てて、ワカバが飛びついて声をふさぐ。明り取り用の窓からシグまでおよそ5メートルほど。いくら窓越しでも出しすぎれば声が聞こえてしまう。
「もごっもごっ」
「落ち着け、メリー! 大声が出るのもわかるがっ」
「だって、だってぇぇぇ……」
 破顔するメリーに、リリスは「本当にオトメみたいなヤツだな……」と呟く。二年ぶりに愛する男の姿を見て取り乱すメリーは、サキュバスとは思えないほどの純情な乙女のようであった。
 メリーを落ち着かせると、4匹は一旦城から離れる。
 満月が浮かぶ夜空にシルエットが4つ。
「で、どうするでござる?」
「どうするって……、行くに決まってるわ! シグのところに!」
「そぉこなくっくちゃぁ♪」
 メリーが炎を燃やして拳を突き上げれば、アンジュもぷるるるるるんっと絆創膏付の爆乳を揺らして可愛く腕を振り上げる。
「しっかし、その前に気になることがあるんだが……」
 そんな二人とは対照的にリリスは冷静だった。
「どうして、シグはこんな辺鄙な城に居るんだ? この城は我々が生まれる前から朽ちていて無人だったはずだ。それにこの辺りは獣さえも住まぬ毒沼……。なんだ、シグは毒沼の王子だったのか?」
 人間も魔物さえも寄り付かないこの古い城はシグのような可愛らしい男の子が住むには不釣合いにも程がある。
 いや、こんなところ誰も住む気は起きないだろう。よっぽどの事情がない限りは……?
「そこらへぇんはちゃぁんとワカバちゃんが調べてるよぉん」
「なんでお前が自慢げなんだ」

684 :サっきゅんのおまもり リベンジッ! ◆oEsZ2QR/bg :2008/04/13(日) 23:31:28 ID:t/Q31wzU
「あたぁしはもぉワカバちゃんから聞いてるもぉん。それを、わかりやすくするためぇに紙芝居にしてみました」
「せんでいい!」
 漫才を始めそうなリリスとアンジュの二人を無視して、ワカバにどうなの?と視線を送るメリー。
 ワカバは頷くと淡々と話す。
 自分達サキュバスがかけたおまじない(というか呪い)により、女を発情させるフェロモン発するようになってしまったシグ。
 自分ら的には、まぁ女の子からチヤホヤされるぐらいの呪いにしとくかのつもりだったが、久しぶりの人間相手だったせいで思った以上の強い呪いをかけてしまったようだった。
 そのせいで、シグからは女を発情させるどころか、女の持つ劣情と欲望の箍を一気に外れさせるほどの強い強い毒催淫臭を放つようになってしまったのである。
 当然、そんな毒淫の香りにシグの小さな村は抵抗策など持ち合わせておらず、村の女たちはシグに狂わされ、まさに村は破瓜の血で破瓜の血を洗う大惨事となってしまった。
「誰がうまいこと言えと」
「続けて」
 村長らが駆けつけたときには村中の女(この村は珍しいことに若くて美人な10代〜30代が多い特殊な村)は全員嬉しさノックダウンしていた。
 見たことも無い奇病に恐れおののいた村長や村の者らは、シグを殺すべきかしかし、殺したら股何か災いが起きるかもしれない、とかどうしようどうしようとなり……。
 最終的にシグに一人の娼婦をつけて、この村から離れた僻地に幽閉したのだった。
「というお話ですぅ」
「なるほど、それでここに閉じ込められてるのだな」
「シグ可愛そう……」
「その原因を作ったのは我らなんでござるが……」
 ワカバが頭をポリポリと掻きながら呟く。
「こんなところに閉じ込められてたら、私達のところに来ないのも頷けるな」
 メリー、リリス、ワカバのサキュバス達の心の中に罪悪感が湧き出していた。そんな気分を断ち切るように、アンジュは勤めて明るい声(というか何も考えていない)で声を出す。
「ま、私達はぁ魔族ですものぉ。そぉんなこときにしなぁいきにしなぁい♪」
「気にしないって……!」
「ねぇ、みんなぁ、シグとえっちしたくなぁいの? シグのところにいかなぁいの?」
 その言葉に全員止まる。他のみんなは『シグの様子を見に行く』ぐらいの気持ちだったのだが、アンジュだけは『えっちなことをする』だけしか浮かんでなかったようだ。
「細かいことは無しにするでござる。ココまで来た以上、全員でシグのところへ行くでござるよ」
 全員。黙って頷いた。

 風、心地よい風でシグは目を覚ました。あたり一面の花畑の中にシグは居た。立ち上がりあたりを見渡す。
 赤、青、黄色、色とりどりに花に囲まれた花畑。まるで御伽噺で見た楽園のようだ。咲いている色とりどりの花の甘い匂いが鼻腔をくすぐる。
「綺麗……」
 360度見渡せばそれはそれは素晴らしい眺め。あの丘の向こうはどうなっているのだろう。
 花を踏みつけないように注意して歩く。丘へあがると、その先も当たり一面の花、花、花。
 なんという名前の花かはわからないが、ただ、綺麗な花ということだけは確かだった。
 ふと、見下ろすと花の海の奔流の中にぽつんと綺麗な水辺があることに気付いた。 そうだ、あの近くまで行ってみよう。
 花の香りを感じながら足を動かし、丘を下って水辺へ。
 透き通るように澄んだ水だ。水もここまで綺麗なんて、ここはやっぱり楽園に違いない。
 思わず口をつけて飲んでみた。まるで、砂糖菓子を混ぜたような甘い味がした。
 どうしてだろうと、底を覗く。なるほど、水辺の底にもいっぱいいっぱい綺麗な花が咲いていた。この花の蜜が水に染み出してるのだ。
 それにしても、病み付きになりそうな味。もっと、もっと飲みたくなってくる。シグは水に顔をつけ夢中で飲み続けた。
 じゅるじゅるじゅる。甘い、甘い。いつのまにか水辺の水をシグはぜーんぶ飲み干してしまった。
 お腹いっぱいになったら眠くなってきた。シグは花のベッドに大の字に横になる。花のひとつひとつが優しく身体を包み込んでくれている。まるで花のクッションだ。
 空を見上げれば青い空。そこにピンク色の花びらが舞い散っている。
「ふぅ、美味しかったぁ……」
 心もお腹も満腹…、と思ったそのとき。
「あああー! ぜーんぶ飲んじゃってるー!」
「え!?」
 頭上から響いてきた可愛らしい声に思わず、身体を起こす。
「なになにー」
「あー、無くなっちゃってる」
「そんなぁ、せっかくぅ集めたのにぃ」
 シグの目の間に現れたのは、大きさ10cmほどの小さな小さな妖精だった。

685 :サっきゅんのおまもり リベンジッ! ◆oEsZ2QR/bg :2008/04/13(日) 23:32:20 ID:t/Q31wzU
 まるでトンボのような長細い半透明の羽が背中についていて、身体はレオタードみたいなぴっちりとした服を着ている。くるくるシグの周りに集まる4匹の妖精たち。
「ちょっと君! わたし達の花蜜ジュース、ぜーんぶ飲んじゃってくれてどうしてくれるつもり!?」
 その中の一匹がシグの顔の前で、腰に手を当ててぷんすか膨れた顔で訴えてきた。シグは焦りつつも、妖精の可愛い顔に思わず見とれる。
「おい、聞いているのか?」
 視線の横から今度は大きな羽をもった、ショートカットの妖精がシグに向かって憤慨した顔を向ける。
 4匹の妖精たちがシグの目の前に集まってきた。みな、可憐な花を具現化したような可愛い可愛い姿の妖精たちだった。
「あぁぁん、わぁたしたぁちの花蜜ジュース……」
「あれだけあった、花蜜ジュースがからっぽでござるとは……」
 聖歌隊の賛美歌のごとき美しい妖精の声に、シグは怒られていることはわかっていながらも、心はどきどききゅんきゅんときめいてしまう。
 しかし、シグは頭の中で「この子達、どこかで見たことあるような……」とデジャブを感じていた。
 そんなシグのぽーっとした顔がピンッとはじかれる。
「こらぁー。なにぼぅっとしてんの! どろぼーさん!」
「ど、泥棒って……」
「この花蜜ジュースは私達のなのよ!」
「花蜜ジュースは作り始めてから完成するまでに87年かかるという設定なのでござる。今日ようやく完成と言うときに……」
 そういわれても……、とシグは頭をポリポリかく。
「弁償してもらわないといけんな」
「弁償? でも、僕お金ないよ……」
 だいいち、花蜜ジュースなんて初めて聞いたよ、いくら?……と続けようとしたそのとき。
「じゃあ、お金なぁいなぁら花蜜ジュースよりもぉっと美味しいものいたぁだいちゃいまぁすぅ」
 突然、妖精の中の一匹が光を振りまきながら宙をくるりんと回転したかと思うと、一直線にシグのズボンの付け根に突撃してきた!

 ぽふっ。

「うわっ」
 急所に突撃されたというのに、痛みよりも何故か甘い刺激がシグの全身に駆け巡った。
「おいしぃ、シグちゃんのじゅぅーす。いただきまぁす♪」
 股間に突撃したほわほわ声の妖精が小さな手でシグのズボンのジッパーを下げ(この時代設定でジッパーは普通無いが)、ズボンの中に侵入しようとしている。
「ちょ、アンジュ! あんた展開急ぎすぎ!」
「はやいもの勝ちだもーん!」
「わ、私もはやくしたいっ!」
「失礼するでござる」
「あ、待てお前ら……! 淫夢はもうちょっと雰囲気に浸からせたほうが、のめりこみやすいのに……たくっ!」
 その妖精を筆頭に、目の前に居た妖精たちが、つぎつぎにシグのズボンに殺到していく。
「な、なんで!?」
 御伽噺であんなに可愛らしい存在で、なおかつ今目の前に対峙している妖精たちも、一際可愛いのに。なぜズボンに殺到するの!?
 ズボンの中に入っていく妖精たちを手で払いのけようとするが、妖精はするするとズボンの中へ。
「ちょ、うわぁ、んっっ!!」
 最後に妖精が入った瞬間、シグの身体はまたもや甘い感覚に痺れる。
「待って! よ、ようせいさん! きっ、きついよぉ!!」
 いくら小さいとはいえ妖精たちが4匹も殺到したのだ。シグのズボンはパンパン。
 そのズボンの中で、妖精たちは動き回っている。右へ左へ。上へ下へ。
 妖精たちはケンカしているのか、どたばたと暴れ周り、その動きがシグの股間のブツに断続的な圧迫を与えてくるのだ。
 圧迫。圧迫。押さえ込み、ぐりぐりぐり、圧迫!
 もふもふもふもふもふもふ!
 ぐりぐりぐりぐり!
 どんどん体積を増すシグの肉棒。それがさらにズボンのスペースを奪うこととなり、肉の圧迫はさらに増していく。
「あっ! あっ! き、きついぃ! んぐっ! いた! うわぁ! あっ! た…たまぁ! たまぁを、たまたま、踏まぁ、ふまぁないで! そこもダメ! あっ、あっ! あっ!! っっ!!!」

「ああああああああああああーーーーーーーーーー!!!!!!?????」

686 :サっきゅんのおまもり リベンジッ! ◆oEsZ2QR/bg :2008/04/13(日) 23:33:06 ID:t/Q31wzU
 シグが目を覚ましたとき。
 そこには……
「こんばんは、やっと逢えたね。シグ」
「ハロー。シグ、淫夢は楽しかったかい?」
「それにしても我が淫夢術とこの足技を使っても一行に射精せぬとは……、お主の肉棒は魔物以上の魔物だな、シグ」
「うふふふふぅ、おっきぃおっきぃシグのおちんちぃん、もうクラクラぁ、こぉやってぇ、ピンクの部分を潰すとぉ苦しそうに呼吸してぇるみたぁい♪」

 ぐにゅぐにぐにょぐにゅにゅにゅ!

「わ、わ、わぁぁぁぁぁ!?」
 可愛らしい蝶の羽を毒々しい悪魔の羽根に変えて夢の中に出てきた4人の妖精たちが、シグの股間を裸足で押しつぶしていた。


156 :サっきゅんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2008/05/06(火) 23:04:01 ID:EX1HzlMn

ぐにっぐにっぐにっ

「んくぅ……んくぅ!」
 覚醒したばかりのぼんやりとした頭のままシグは、パンパンに張り詰めた股間に刺激が与えられていることに気付き、薄く目を開ける。
 まつげ越しに見えた自分の下半身は青白い4本の足から生えているように見えた。
 その足がうねうねと動いている。まるで一つ一つが意思を持って。この足は自分の足ではない。自分以外の足だ。
「だ……だれ……?」
「あら? 気がついた?」
「うふふ、久しぶりだな」
 メリーとリリスは嬉しそうに目を細める。
「覚えてるでござるか? 私たちのこと」
「わぁすれちゃったぁとかぁ、言わなぁいでほしぃなぁ♪」
 途端。シグの脳内でフラッシュバックする記憶。
 森の中。女性恐怖症だった自分。4人のおねぇさん。いや、4人じゃない。4ひきの魔物。モンスター。
 そして……。
 よくわからない。よくわからないけど……、たしか僕は、このお姉さん達に……。

 びくびくびくびくびくびくびくびくびくん!!!
 どっくんどっくんどっくんどっくん!!!

「うわぁわぁぁぁぁぁ!」
 肉棒の亀頭が悦びに震え、どくんどくんと大きく脈打ち始める。ただでさえ大きかったシグの肉棒は、その体積をさらに増やし子供の腕ほどにまで膨らみきった!
 その膨張には痛みさえ伴うもので、シグは声をあげて下半身からの鈍痛に耐える。しかし、膨張と同時に感度も何倍にも増したような気がしてならなかった。なにしろこの欲望ペニスが空気に触れていることでさえも、甘い快感としてシグの脳内を快楽で狂わせるのだ。
 頭の中では霞で思い出せなくても、身体は鮮明に覚えているようだった。まるで調教された犬のよう。
「思い出した? うふふ、久しぶりー」
「や、やめてぇ……!」
 身体を起こそうとするシグ。しかし、腕が動かない。自分の腕が両方とも頭の上へ伸ばされ手首をがっちり固定されているのだ。
「あ、あれ?」
「動かそうとしても無駄でござる」
 顔を逸らせて、自分の頭の上へ目を向けると、そこには先刻まで自分のアレに酔いしれていたネリーがシグの手首を両手で押さえ込んでいた。
 真っ裸で頭にはメイドのカチューシャのみをつけているだけの姿のネリーは、生気を失った顔で自らの主人の動きを制していた。
「ね、ネリー! なにやってるの! 離してよ!」
 シグは焦る声で動きを止めているネリーに叫ぶが、ネリーは何も見ていない瞳でただじっとシグの腕を掴んだままだ。
「ネリー!」
「無駄でござる」
 ワカバはシグの怒張した肉棒の付け根を足の腹で押さえ、同時につちふまずのへこみでシグのタマ袋を柔らかくにぎにぎさせながら答える。睾丸がタマ袋を右左と流れる感覚に、肉暴と校門の間がきゅぅっとなる感覚に襲われた。
 もうひとり、タマ袋をにぎにぎさせていたのはメリーだ。メリーは小さな足指でワカバが押さえ込むほうとは反対の方向からシグのタマ袋を握りこんでいた。
 ワカバの押さえ込むような刺激ではなく、メリーはタマ袋の中の精子の詰まった睾丸を指で挟み潰す感覚を与えていた。力を入れればぷちゅりと潰れてしまいそう痛くて危うい奉仕。
 しかし、メリーが指で挟むたびに睾丸は風船のように張り詰め、股間に電気のような痺れを伴いながら反対の袋へ移動する。それで逃げたと思えば反対のワカバによって押さえ込まれ、シグのタマタマはまたもやメリーの指へ戻ってくる。
 タマタマのキャッチボール。
「このメイドの思考は私たちが奪い取ったわ。もうこの娘は私たちの奴隷……」
「まぁ、ただぁ単にぃ催眠術ぅってぇ、やつなぁんだけぇど♪」
「ごめんね。シグ。でもいきなり暴れだしたものだから……」
「この女は教養が低いな。すぐにかかったでござるよ」
「ええ!」

157 :サっきゅんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2008/05/06(火) 23:04:41 ID:EX1HzlMn
 いつもシグのために尽くしてくれて、いろんな方法でシグを快楽に導こうと努力してくれるネリーの瞳には光は無い。ただ、ぼうっとシグの腕を掴んでそのまま目の前の行為をなにも考えることなく眺めているだけだ。
「ネリー! 正気に戻って! 手を離して! たすけてぇ!」
 シグの言葉にネリーは少しだけ反応する。ぼうっとした表情で必死に助けを叫ぶ主人に視線を落とす。
「ご主人様のためご主人様のためご主人様愛してるご主人様に射精してもらうためご主人様が悦ぶためにご主人様がリリス様たちの奴隷私は奴隷奴隷奴隷奴隷奴隷隷属する隷属する隷属する………」
 だがネリーの半開きの口元からはまるで文章にならない言葉が静かに流れるだけだった。
「ねりぃぃぃ…」
「ほら、おしゃべりしている暇はないでござる、っと、よっ!!」
 むきゅっ。
「んぐっ!」
 睾丸を挟んだ瞬間の鈍い痛みが精管を伝わって肉棒へと続いていく。ポンプで押し出すように先端から透明なカウパーがびゅくびゅく噴出していた。
「あららぁ、もう足がべぇとべぇとなぁの、ぺたぺたな液ぃ吐いちゃってぇっ……かぁわいい♪」
 そのカウパーに足を濡らせているのはマエバリサキュバスのアンジュだ。アンジュは天に高々と伸びる肉棒を真上から足でぷっくりと膨らんだ亀頭を潰している。
 敏感すぎるピンクの亀頭を自分の足だけで包み込むと、肉棒の先で自分の足のツボを押すようにぐいっと押さえつけた。そして押さえつけたまま足を右へ左へ振り亀頭全体をぐにぐに摺りつけていく。

 ぐにににぐにぐに

 熱い息切れを繰り返すシグの鈴口は摩擦でそれ以上にどんどん熱くなっていく。そんなシグの尿道に溜まったカウパー液を搾り出すように足指を動かすのはリリスだ。
「ふふふ。こうやると……タマタマから尿道をとおってくるのがわかるだろう?」
 白い足指で竿を掴みこむとシグの薄い陰毛にまみれた付け根から皮を、

 ずりゅりゅりゅ

「んひぃぃぃぃ〜〜っ!!」
傘の下まで一気に擦り上げていく。皮かむり気味だったシグの男根は傘の陰に隠れた動脈と精脈の筋ばりが露出されていき、さらにグロテクスな仕上がりとなる。
 皮の伸び縮みを限界まで伸ばされ、無意識のうちに腰を突き上げてしまった。突き上げた先はアンジュの足の裏。運動なんてしてないんじゃないかと疑うほどの柔らかな足にシグは鋼鉄のような硬い肉棒を何度も押し当てる。
 ねばつく液が足の裏と亀頭に白いブリッジを作っていた。
「大丈夫? 折れちゃわない?」
「へーきへーきぃ♪ むしろこんな風にしても大丈夫だもぉん」
 えいっとアンジュは足をあげると、なんとシグのそそり立った肉棒に蹴りを入れた! と言っても、けして強い蹴りではない。そそり立つ肉棒をバウンドさせるように蹴ったのだ。
 ぶるりんっと跳ねる肉棒はシグの下腹部を跳ねた。
「あぐぅ!」
 跳ねた肉棒はそのまま、汁を垂らしながらもとの頂点へもどってくる。まるでバネを仕込んであるようだ。
 張り詰めた肉が根本から捻られる感触にシグは足の付け根から快感がわきあがっていくのを感じた。ぐりゅぐりゅと血流が湧き上がり、何かが暴れているようだ。
「ほらぁ、面白いよぉ」
「ふふふ、蹴られる度に汁を撒き散らしおって、変態だなシグは」
 もう一度、アンジュが蹴りを入れると、今度はリリスも面白がって、ふたりで蹴り始める。指を丸めて震えるシグの肉棒を左右から蹴りあう。
 びたんびたんと肌と粘膜があたる音が響き、反動で噴出し飛ぶ透明の粘液は二人の膝上まで降りかかっていた。
「や、やめてぇ……! あんっ、ああうっ! あああぅぅ!」
「だぁーめ。えへへへ。おもしろぉい」
「すごい……」
「止めてって言ってるわりには、すごい気持ちよさそうじゃない」
「身体は本当に正直でござるな」
 確かにこれまでの快感とは段違いだ。シグの股間を根本から何人も蹴りあう行為はネリーには不可能だ。ニーソックスを履いた足で両手足コキというものはやってくれたことはあるが、ネリーはここまで自分のちんちんを乱暴に扱うことはなかった。
 ネリーはシグの肉欲の塊をまるでご神木のように大事に優しく扱ってくれていた。だからこそ、刺激が足りないというものもあったのだが……。

158 :サっきゅんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2008/05/06(火) 23:05:41 ID:EX1HzlMn

 びたんびたん!

「あああああああぐぐっ!!」
「みんなで蹴りあうともぉっと気持ちいいよぉ。協力してぇ」
「うん。シグ……。いっぱい気持ちよくしてあげる……」
「私もやってみよう」
「手伝うでござる」
 いつの間にか4本の足が全てそそり立つ肉棒を蹴りあい始める。まるで右へ左へ肉棒は四方八方に捻られゴールの無いサッカーのようだ。
 亀頭のカリ裏を指の腹ではじくこともあれば、先端をすりっと擦ることあり、すかぶって太ももを足の付け根まで跳ねられて、予想外の方向へつつきまわされる。

 ぶるんっ! びたんっ! べたっ! びたびたっ!

「あふっ! あふ…! 痛ぁっ! んっ! あうあっ!」
「うふふふふふふふ。こんなのはどうかしら?」

 むぎゅっ!

 肉棒サッカーに参加していたはずのメリーの足がさらに一本増え、なんと今度はシグのタマを掴んだ! 思ってもみないところからのいきなりの刺激と痛みにシグの腰は浮き上がる。
 ちなみに、そこをアンジュの生足がずりぃぃ〜。後にシグはこれが地味に効いたと語っている。
「ひぎぃっ!」
「人間の女の子は空なんて飛べないでしょう? こういう芸当できないものねー♪」
 メリーは自分の翼で浮き上がって、右足でシグの肉棒を蹴りながらと同時に左足でシグのタマタマをを握りこんだのだ。にぎにぎにぎにぎと先ほどとは打って変わって強めに睾丸を責める。シグが激しい愛撫をなかなか受けたことが無いと感じ取ったのだろう。
 男の弱いツボをすぐに察知できるサキュバスのメリーはシグには痛みを伴う刺激が一番だと感じ取っていた。
「あんあ! あんっっ!」
「うふふぅ、女の子みぃたぁいに喘いでるぅ。わぁたぁしもぉ」
「私らの秘儀、両足攻めでござる」
 メリーに習って、他のサキュバス三匹も身体を宙に浮かせて両足を使ってシグの欲望の詰まった股間をその美脚で踏み込む。
 サキュバスの性技が炸裂する器官は、もちろん下の口、それと上の口、さらに手の指先、そして足だ。サキュバスにとって足は精を搾り取るための武器のひとつなのである。
 しかし、足というものはなかなか厄介なもので感覚の反応が実はサキュバスの体の中で一番鈍いのである。しかし、足フェチの人間は多い。
 そのため、迷いの森のサキュバスは昔から足の性技を鍛えるために、生まれて間もないころから迷いの森に生えている猫じゃらしを使って足技を練習するのだ。
 魔族たちが住む恐ろしい森に猫じゃらしが生えている光景と、さらにそれに足をくっつけてこちょこちょ笑いながらトレーニングするサキュバスの姿はなんだかマヌケだが。
 しかし、その武器である足が四本から八本に増えたのだ。シグにとっては単純に快楽が2倍になったと考えていいか? いや、2倍ではない。
「うふふふ、タマタマもぎゅっぎゅってしてあげるね」
「ほらほら、皮を擦られながら蹴り飛ばされるのはたまらないだろう? ほらほらほらほら!」
「この辺りは体内の敏感な器官があつまっているのでござるよ……。押さえつけられるだけでも痛気持ちいいでござろう?」
 その快楽は4倍にも8倍にも、何倍にも何重にもなってシグを襲いかかるのだ。パンパンに膨れ上がった肉棒にサキュバスの生足は汚れるのも気にせず擦りつけツボを押し、脳が痺れるほどの快感をシグに与えていく。
 そのとき、シグは自分の肉棒の変化に気付いた。
 ひさしぶりのような、何か、大きなものが体中から集められて、自分の股間へと集約されていく感覚。
「ああああああ!? なに。なにか、なにかくるぅぅ!?」
「あははっ。イクんだね! 射精するんだね!」
「しゃ……しゃせい?」
 そうだ。この感覚は。射精する時の感覚。
 すっかり忘れていたが……。ということは、僕は射精するの!?
「しゃせいっ、するのっ? ぼくっ、しゃせぇ、しゃせっ!」
 射精なんて2年ぶりだ。これまで何度もネリーに気持ちよくさせられているにもかかわらず射精できなかった自分。
「そう、射精。シグのおちんちんのさきっぽから、しろーいミルクがぷしゅうぷしゅう出るのよ♪」
「出るの!? ほんとうにぃ!? 出るの!!?」
 自分はついに射精できるのだ。そう気付くと、この股間で蹴られる感触も脳を揺るがすほどの甘い響きに変化していく。

159 :サっきゅんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2008/05/06(火) 23:06:15 ID:EX1HzlMn
「うふふ、いっぱぁい出してねぇ」
 あああ! 本当に、本当に射精できるんだ!! 射精できる喜びがシグの心いっぱいに広がっていく。
 視線を上げると、虚ろな顔のネリー。表情は読めず、意識もはっきりしておらず、ただ空虚な視線でシグを見つめているだけだ。
 しかし、シグは今の自分の喜びをネリーに一番伝えたかった。気持ちよくしてくれているのはネリーではない。
 が、この2年間自分のためにオナカップ作戦やニーソックス足コキ作戦、ピンクローター作戦、縞パン作戦、擬似痴漢作戦、体育教師と男子生徒作戦、将棋部部長と新入部員作戦、dでもないものを盗んでいきましたあなたの心です作戦、キツネさんごっこなど、
 様々な方法を使ってシグを射精させるために頑張ってくれていたネリーに今の自分の喜びを一番伝えたかったのだ。
「ネリー! しゃせいっ、しゃせいっ! しゃせいっできるよっ! あしで、みんなの足でしゃせーっ!! イク、イキそう! イクぅぅ! イクゥゥ! ネリィィィぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

 どぶぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅどぴゅるるるるるーーーーー!!
 ぶぴょぶぴょぶぴょっびゅびゅびゅびゅどぶぶどぶぶぶぶぶぶりゅりゅりゅりゅゅゅゅゅゅ!!

 シグはネリーの名前を叫びながら、ペニスの先から2年間溜めに溜めていたちんぽミルクを勢いよく吐き出した。
「あんっ」
「いやぁん」
「おぉおおお」
「なんと……」

 どぷりゅりゅどぴゅりゅりゅりゅりゅ! びゅるるるるるるんっ、どびゅるるるん!

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 シグも2年ぶりの射精に気持ちよさに脳髄がスパークを起こすほどの快楽に、涙と絶叫を抑えられない。
 尿道は勢いよく飛び出す精液で鈴口の裏側まで反り返るような快楽を与え、下半身は浮きだちまるで自分とは別の生物になってしまったのように感じられた。
 2年間溜め込んでいた精液はそれはそれは大量で、まるで水道管を破裂したみたいに白濁色のゼリー状の腐水が飛び出していく。天井まで届くほどの射精。
「ああんっ。すっごぉぉぉい、こんな美味しそうな精液が……たくさん……」
 大きく宙へと放たれた精液ゼリーはメリーたちの顔まで飛び、魔の美貌のサキュバスたちの顔じゅうに振りかかっていく。
 その間にもシグの射精は終わらない。

 びゅりゅりゅりゅりゅりゅ! ぶぴょぴょぴょぴょぴょ! びゅるるるるん!

「いいいいいい! きもちぃいいいいいい! でりゅゅゅゅゅゅ!! ねりぃぃぃぃぃ!!」
 なにしろ2年分溜め込んだ快楽。量も量だ。4匹のサキュバスたちの顔中にシグのねっとりとした精液が大量に降りかかっていく。
「あんぐ、あむぅ、あぁん、あちゅい、すごぉい、たべほぉだいだわぁぁぁぁぁぁ」
 アンジュは口を大きく開けて顔まで飛んでいく精液を口でキャッチして、恍惚の表情で口へ精液を溜めていく。精液をためながらもぶちゅぶちゅと胸元に降りかかる精液をローション代わりにして自らの爆乳をもみしだいていた。
「ござる……、人間業ではないでござるよ……、あふぅ、目がぁ……」
 ワカバも並外れたシグの射精に思わず、目を丸くする。その目に精液が飛び散った。
「熱い、ふふふ、化けたな……」
 降りかかる白濁のごちそうを顔中、体中で受け止めながらリリスは満足そうに呟いた。できるだけ、太ももにかかるように足を折り曲げて吹き上がって落ちていく精液を受け止める。

 どっぷどっぷどっぷ! どぷどぷどぷどぷ! どぷぷる! どぴゅるるる!

「あああああ! ねりぃぃぃぃ! あんああああああ! うあああああ!」
「せぇぇき………、ごしゅじんさまの……、せぇぇき……」
 肉棒から一番離れていたネリーにも精液は飛び散り、栗色の髪とメイドのアイデンティティーのカチューシャも白い液でびしゃびしゃになってしまっていた。
 シグのおちんちんを中心に半径4メートルに飛び散る腐臭白濁ゼリー。サキュバスたちやベッドを白く(一部黄色)に染め上げ、まるでミルクの入ったバケツををぶちまけたようだった。
 というか、これほどの量がどうやってこの小さなシグの矮躯に詰まっていたのだろうか?

160 :サっきゅんのおまもり ◆oEsZ2QR/bg :2008/05/06(火) 23:07:26 ID:EX1HzlMn

 びゅるるるる、びゅるる、びゅるる、

 びゅるるる、びゅる、びゅるん、びゅるるっ、びゅるっ、どくどくどくどく……
 どくん、どくん、どくん、どぷる、どぷるるるる。ぷるるんっ。どぶ、どぷ、どぷ………

「あ、あ、あふぅぅぅ〜〜〜……」
 ようやく射精が終わったのは、最初に射精して10分たったごろであった。
 通常数秒しかないオーガニズムをシグは2年分一気に放出したシグはもはや快楽量に脳と身体が追いつかなかったらしく、気を失ってしまい、浮き上がった腰は力なく精液の海へ落ちる。
 足、身体、そして顔を精液だらけにしたサキュバスたちは、お互いにかかった精液を見て笑いあった。
「凄い量でござる。迷いの森でくすぶっておったらこんなことなんて一生無かったでござるな」
「ごっくん、ごくごくんっ、おいしぃ、おぃしぃ♪」
「シグかわいいわ……、それに私達のためにこーんなに出してくれて……」
「いや、私達のためにとはちょっと違うな」
 リリスの言葉にメリーたちはえ?と言葉を返す。
「ワカバ。この思考を奪い取った女の名前はなんだった?」
 腕を掴んだままのネリーを指差すリリス。
「ネリーでござる」
「そう。シグは射精するとき、何故か我々ではなくこの女の名前を呼んだ」
 そう指摘され、メリーたちはハッと気付いた。シグのあの叫び声のことを。射精に夢中であまり気にしていなかったが、そういえば射精している最中も、大きな塊が噴出す度にシグはこの女の名前をたびたび叫んでいた。
 メリーたちの心の中に嫉妬がわきあがってくる。そして、
 自分達が魅了したにもかかわらず、シグは自分らではなく、この何てこと無い、『拙い性技しか持たない女の名前を呼んだ』という事実がメリーたちのサキュバスとしてのプライドを一気に燃え上がらせた。
「われわれの想いはどうやらまだシグに伝わりきってないということだ」
「そぉねぇ、よぉく考えればぁ、まだ足だけだぁもんねぇ……」
 ぺりり。アンジュが自らの爆乳の先端に貼り付けたシールを剥す。アンジュの胸からはすでに抑えきれないほどの母乳が精液と混じりあいながら小さく噴出していた。
「シグにしっかりしっかり、私達のことを知ってもらわないとね!」
「我々もシグのことをまっていたのでござるからな。シグには目いっぱい気持ちよくなって、一生われわれと添い遂げてもらうでござる」

 サキュバスたちはお互いにニヤリといやらしく微笑むと、自分に降りかかった精液まみれのシグにいっぺんに覆いかぶさった。

 そんな中、一人シグの腕を掴んだまま、顔にべったりという表現では間に合わないほどの量の付着した精液をぺろぺろと舐め取っているネリーの瞳が、少しだけ、少しだけ光を取り戻していたのだが……、メリーたちは気付いていなかった。
(続きます)


328 名前:サッきゅんのおまもり リベンジ! ◆oEsZ2QR/bg :2009/07/20(月) 00:13:39 ID:sr3w+Zzk
 シグは久しぶりの射精に腰砕けになっていた。股間を中心に体のつま先から脳の奥まで一本の電線でつなげられて、甘い電流を流されたかのような快楽。
 ようやく、気がついても、シグの身体はまだ快感に意識が合わずシグは虚ろな瞳でふわふわと宙へ視線を泳がせていた。
 その身体へ翼と芳香を広げて、シグの身体へ舞い降りていく悪魔娘たち。
 目指すはシグの体中にねっとりと散った精液だ。白く濁ったゼリー状の淫液をサキュバスたちは一斉に舐め始めた。
「……あっ、あぁぁ……あぁぁぁぁぁ……」
 サキュバスたちの唇が身体に触れた瞬間、シグの口から声にもならない息が漏れた。

 べろぉん。じゅびっ、べろべろべろっ。

 シグの幼い胸板の上で、舌をちりとりのよう歪ませて精液を掬い取っているのはメリーだ。
 その赤い舌で左のピンクのポッチの周りを円を描くようにして精液を味わっている。なにしろ、サキュバスに身体を文字通り魔改造されてから2年間溜めに溜めた、シグのエロミルクだ。
 その量は彼女の長い舌でもなかなかすべて掬い取るには追いつかないほど。
「濃厚で美味しい……。ああ、口の中でちゅぷちゅぷして……」
 掬い取った精液を口の中でぷちゅぷちゅと噛み味わう。ドロリと口の周りについた精液がねっとりと光っていた。
「ふふふ……っ 子供の精液でこんなにも魔力が溢れるとは」
「なに言ってるの、シグの精液だもん。当たり前だよ」
 対するリリスもシグの胸板に貪りついていた。
 彼女は唇と尖らせてバキュームのようにして精液を吸いこんでいた。

 じゅじゅずずずずずず、ずずずずずずず……。

 精液を口に溜めて少しづつ味わっているメリーと違い、彼女は精液の喉越しを味わうタイプだった。
 こびりついた精液が彼女の口へ吸い寄せられていく。そして口から摂取し、彼女はそのまま喉の奥まで飲み込んでいた。
「ずずず……、さすが……この喉に……引っかかる……粘つきが……たまらんっ、ずずず、ずずずずず……」
 リリスはその巨大な羽根のすみずみまで魔力を吸収し供給するかのごとく、吸い込んでいった。
「リリスちゃぁん、欲張りすぅぎぃ」
「ずずず……っ、もっとだ、もっと……、もっと……」
「まったく、意地が汚いでござるな。もうすこし品よく舐めとるでござるよ」
 品の良い者は食べ物を舐めとらないが……サキュバスたちに人間のマナーなんぞ通じるわけがない。
 シグの上半身をメリーとリリスにとられたワカバはシグの白い生足に狙いをつけた。少年の生足は体毛が薄く、白い太ももの肉がとっても柔らかに見えた。
 ワカバはシグの股の間に正座で座った。そこで両手をきちんと合わせてると、
「いただきます」
 彼女は上半身を倒し、サキュバスらしくない品のあるお茶碗のような小顔を下ろしていった。シグのなま足に。

 むぎゅっ、ばふっ。

 彼女はシグの股の下、すなわちふとももとふとももの間に顔を突っ込んだ。ふとももにはペニスに近かったため、多くの精液が滴り落ちている。

 びちゃびちゃ、びちゃびちゃびちゃ。



329 名前:サッきゅんのおまもり リベンジ! ◆oEsZ2QR/bg :2009/07/20(月) 00:14:01 ID:sr3w+Zzk
 そのふとももに滴る精液を顔中、いや頭全体へまぶしだしたのだ。シグの白濁色の液を彼女は額や頬、おかっぱの髪の毛一本一本に塗り込めていた。
「……ふぅ……悦なり………」
 開いた両手で彼女はシグのなま脚を持ち上げ、そのままふよふよしたふとももで両頬へ押し付ける。
 ……どこが品があるのか。
 そんな彼女たちの背中を飛び越えた、アンジュはシグの顔の目の前までやってきた。身体をふわりと浮かばせ逆立ちするように直立した。
「おぉーい。シグぅ、起きてるぅ?」
「あ、ああああ……」
 シグは体中を貪られる感触によじれながら、ようやく目の前に現れた美女の顔に気がついた。
(きれいな……ひと……)
 優しさと母性を生クリームに混ぜたような甘いあま〜いアンジュの優しい笑顔。ぽぽぽっと心の奥が暖かくなる。
「えへへぇ、おきたぁっ。じゃあ、わぁたしからぁのぷれぜんとぉ♪」
 が、その笑顔にだまされてはいけない。彼女が持っているのは優しさと母性を混ぜた生クリームのボウルに、淫欲という名の麻薬をボウルから溢れんばかりに盛り込んだ、自分の欲望に純度100%に忠実な淫靡な笑顔である。
 決してシグの身体の安否を気遣った微笑ではなかった。
 シグの意識がはっきりしたとわかるや否や、彼女は空中で飛行機の曲芸のようにくるりと一回転。遅れて彼女の持つマシュマロのよう豊乳も回る。
 空中で自分のみるく溢れる巨大なおっぱいを下から掬い上げるように支えた。ぽたり、シグの頬に彼女のミルクが一滴落ちた。
 あれ?なんだろ? 
 しかし、その瞬間。考える間もなくアンジュの大きなおっぱいが空から降ってきた。
「!?」
「きゅーん♪」

 むにゅぅぅぅっっ。
 もにょ。

 せっかく意識が起きたシグの顔面へと降り注ぐ、大きいという言葉だけでは片付けられない淫肉の塊。
「ん、え?」
 本来の目的である男を誘惑するために作られたその柔らかな曲線美は、シグの顔の形に合わせてふんにゃりと曲がりシグの顔を包む。
 シグの視界はサキュバスの肌色の柔肌で支配された。なんとか鼻と口元は胸の谷間へすべったので息が出来るのが幸いだ。
 鼻息を荒く呼吸をすれば、アンジュのまろやかな芳香が鼻孔を擽る。
 両頬、おでこ、鼻にまるで大きな水風船を押し付けたようにむにゅむにゅのもにょもにょ。なぜかこんな状況なのに、この胸に挟まれただけでシグの心は優しさに包まれた。ならきっと目に映るすべてのことはえーっと、おっぱい。
 ふわふわとした笑みで自分の胸にシグを包んだアンジュは彼の頭を可愛がるように撫でてあげる。
 髪をとくような優しげな指使い、アンジュ自身もこの少年への恋慕がこもっているのだろう。その悪魔美女の表情は唇からよだれをたらしえへへとゆるみきっていた。……あ、欲望しかこもってなかった。
「えへへ、ほぉんと、かぁわいいねぇ〜〜。えへへへ」
 アンジュのやりたかったことはただ乳房を押し付けるだけではない。
 彼女は一度シグの顔面から乳房を離すと、今度は自分のロケットおっぱいを寄せあげ、桃色のニップルをシグの口の中へ。
「はぁい、シグにわぁたしのおっぱぁいあげるぅ〜」
 口に合わされたおっぱい。その先端からはアンジュの甘い母乳があふれ出していた。
「むじゅ!?」
 はじめは口の中が甘く感じる程度の量。
 シグは目を丸くする。自然に舌は動いた。幼少期の本能か、そこに素晴らしいものがあるとわかっているのか、アンジュのピンクのポッチへ向けて舌をぺろり。
 小さな豆に舌の先端を撫でられる。甘い。舌の先から口内へ幸福な味が広がっていくようだ。
(まま……)
 シグの頭の中に数年前までは普通に暮らしていた母親の姿が思い浮かんだ。
 この廃城へ幽閉されてからは一度も会うことはできず、手紙でさえもやり取りすることは禁じられていた。さらにネリーとの長い長い蜜月により、シグは母親の顔もうろ覚えになっている。
 しかし、
(大好きだったママ……)
 もう一度、今度は味を確かめるように、もっともっと味わうために、シグは押し付けられたアンジュのおっぱいを啜りだした。

330 名前:サッきゅんのおまもり リベンジ! ◆oEsZ2QR/bg :2009/07/20(月) 00:14:36 ID:sr3w+Zzk

 ちゅぅ、ちゅうちゅ……、ちゅう……。

 吸い付きはまだまだおっかなびっくりの優しい吸いつきだ。
 口の中へ溢れていく優しい甘さ。
「うふっ、シグったらぁ。あかちゃぁんみたぁーい」

ちゅう………ちゅぅ……。

(ママのあじがするようなきがする)
 口の中に広がる甘美な味わい。
「ま、ままぁ……」
 シグは押し付けられたおっぱいに手を添えると、甘いミルクを求めて貪るようにちゅうちゅうと吸いはじめた。
「あんっ、シグぅ、吸って、吸ってぇ」
 自分の敏感なポッチが可愛いお口に吸引され、アンジュはあんっと悶えた。普段から溢れている母乳だが、アンジュにとってこの母乳を吸われたのは何百年ぶりである。
 かなり忘れかけていた、久しぶりの男の吸い付きにサキュバスらしくなく本気で感じてしまっていた。
 そうなると調子にのり始めるのがアンジュのお気楽な性格である。
「そぅそぅ、もっともぉっと欲しいんだよねぇ〜、はぁい、いっぱぁぁぁぁい飲んでねぇ〜〜」
 アンジュは溢れるヨダレをぬぐおうともせず、自らの腕でシグに押し付けたおっぱいへと移し、その豊乳のあふれ出す先端に向けて搾り出すように揉みはじめた。
「ん、んしょ、んしょ……」
「まま……?」
 すると、

 ぷしゅ、ぷしゅしゅ、ぷしゅるるるるるーーーーーーーーー!!

「!!!」
 アンジュの乳首から音を立てて母乳が噴出したのだ。先ほどまで岩清水のようにちょびっちょびっと滲んでいたアンジュの母乳は、水道管が破裂したのごとく凄い勢いでシグの口の中を蹂躙していく。
「あああ〜〜〜〜んっ! おっぱぁいがいっぱいでちゃゃううう!!」
 普段もたまに量を調節するために自ら搾って母乳を出すこともあるが、今日はシグに吸われていたせいかサキュバスの本能に大きく関係したのだろう。いつもより勢いよく溢れる母乳に、アンジュは赤くなった顔で響くような甘い声をあげた。
(ま、ママのあじがっ、いっぱい!)
 シグの口内にマックスコーヒーよりも甘くて不健康なミルクが溜まっていった。それはシグの口内の限界容量を超え、唇の端からミルクがちょろりと漏れる。
(ああっ! こぼれちゃう! ママのぎゅうにゅう、こぼれちゃう!!)
 こぼしちゃいけない!!
 口がふさがれているのでそう心の中で叫ぶと、シグは急いで口の中へ溢れた母乳を喉へと流し込む。

 ごくっ。ごくごくっ、ごくっ。ごくっ。

 甘美な液体が喉を通ってシグの胃の中へと流れていく。

 ごく、ごくごくっ、ごくっ。



331 名前:サッきゅんのおまもり リベンジ! ◆oEsZ2QR/bg :2009/07/20(月) 00:15:01 ID:sr3w+Zzk

 口の中に溢れた母乳を飲んでも、まだまだアンジュの乳首から溢れるおっぱいミルク。

 ごくり、ごきゅっ、ごっきゅっ、ごっきゅっ、ごきゅっ!

 シグは息をするのも忘れて、このミルクをがぶ飲みするのに夢中になっていた。
「ああああぁん、おっぱい、吸いすぎよぉぉ、シグぅぅ、うふふ、うふふふふ、うふっ」
 あまり出しすぎてもシグが飲みきれない。アンジュは胸を揉みあげ、勢いよく出過ぎた母乳の勢いを少し落とす。ちょうど、シグのがぶ飲みには少し足りないぐらいに。
「ごきゅ……、もっと、もっとママのミルク……ちょうだい」
 ようやく一息ついたシグは催眠術にでも操られてるようにそう呟くと、アンジュのおっぱいの先へ口をすぼめ、胸の上でザーメンを吸引しているリリスのように音を立てて吸い付き始めた。

 ちゅうるる、ごきゅ、ちゅううううっ、ごくっ。

 なんてことない。アンジュはシグに少しでも勢いよく母乳を飲んでもらうためにあえて少なめにしたのだ。そのおかげでシグはアンジュの胸にもっと!もっと!と口を吸いつけて、離さない
「ぁんっ そうそぅっ、シグぅ、いくらぁでもおっぱいあげちゃうからぁ、いっぱい吸いついてぇねぇ〜〜」
 アンジュもシグの頭を優しく抱え、女神のような笑顔でシグにミルクを注ぎ込んでいた。
(あまーい……、あまぁーい……、あまいよぉう……)
 せっかく戻りかけたシグの思考力はおっぱいにより、なんなく低下。盲目的にアンジュの大きな胸をちゅうちゅうと吸う。
 吸えば吸うほど、もう会えなくなってしまった母を思い出せるような気がしたのだ。
 ただ、実際には淫魔の体内からたっぷりと搾り出された純正の魔淫液なため、彼が懐かしがっていた本当の母親の像は淫魔の都合のいいように変えられていたのだが。
 すでにシグの想像する母親像は、優しくて礼儀正しい実の母の朗らかな笑顔から、露出狂で淫靡なシグを際限なく甘えさせ堕落させるアンジュのいやらしい悦顔へと摩り替わっていたりする。
 そして、サキュバスの体液をごくごくと摂取していたシグは、気付かないうちに身体はどんどん性欲を溢れさせるための身体となっていった。
 その証拠に、先ほど彼が二年分の精液を噴出させたペニスは、二年分の精液にもなんのその、ガッチガチに膨らんで勃起していた。
(あ、もう片っぽのおっぱいからもミルクが出てる……)
 シグが顔を埋めているのはアンジュの左の胸である。片方の胸からにも母乳がぷしゅりぷしゅりと溢れていた。
「あんっ、ねぇシグぅ、こぉっちのおっぱいも飲むぅ?」
 アンジュは淫靡な笑顔でそうシグに聞く。シグもこくこくと頷く。しかし、片方も吸おうとすると今ここに口にしているピンクのポッチを離さなければいけない。
 もう片方のミルクも飲みたい! でも、こっちのおっぱいは離したくない。シグはどうしようかと母乳を飲みながら視線を這わす。
 と、そのとき。
 
 はむっ!
 突然シグの横へ蒼い影が飛び出してきた。

 ちゅう、ちゅうっちゅうちゅう、ちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうっ、ちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅちゅうちゅうううぅぅぅぅぅ!

「あんっ! なぁに? あんっあんっあぁぁあああぁぁあああああんんっ!」
「………ちゅちゅ……」
 アンジュの右おっぱいへ、シグのお世話係でもあり性欲処理メイド奴隷であるネリーが吸い付いたのだった。

(続く)




保管庫へ戻る