【創作】ハーレムな小説を書くスレ【情報】 6P
85 :サルでも書けるハーレム小説教室 :2006/12/09(土) 06:26:49 ID:q2EAhsyp
A「今回はハーレムの登場人物についてだ」
B「うむ」
A「やはりハーレム物なのだから、色々な女性を読者は見たいわけだ。登場人物には個性を持たせなければいかん」
B「だが、俺はキャラ作りなどさっぱりだぞ」
A「安心しろ。キャラ作りには幾つかの方法がある。今回は一番簡単な方法を紹介しよう」
B「一番簡単な方法があるのか!?」
A「そう、パクリだ!」


「ほらほら上がって上がって」
「お邪魔します」

今日は克子に誘われて、彼女の実家に遊びに来ている。
克子の家は大きな空手道場を経営しているのだ。

「あらあら、いらっしゃい。よく来てくれたわね」

道場の廊下を歩いていると、克子の母親の歩さんがやって来る。
笑顔がかわいい和風の美人で、年に似合わずかなりのお茶目さんだ。
彼女は盲目の片目に眼帯をしており、克子は母の真似をして眼帯をしているらしい。
何にせよ、母子揃って美人なのだ。

「もう、お母さんったら。今日は私と遊ぶ約束なの。邪魔しないで」
「別にいいじゃない。お母さんだって、彼の恋人なんだし」

不満を訴えて音速を超える拳を放つ克子の一撃を、歩さんは回し受けで軽くかわす。
この母子の強さにはたまに恐怖を覚えることもある。

86 :サルでも書けるハーレム小説教室 :2006/12/09(土) 06:28:45 ID:q2EAhsyp
「歩さんも克子も相変わらず凄いね」
「ふふふ、それは空手家ですもの」
「そうそう、伊達に一撃必殺の看板は出して無いよ」

二人は明るい笑顔で俺に答える。
その間にも次々と正拳突きを放つ克子と、散眼を使ってそれを受け続ける歩さん。
この短い会話の間に五十を超える手数の攻防が繰り広げられている。

「それでいて二人とも美人だから、更に凄いよ」
「や、やだ。いきなり何言うのよ」
「おばさんをからかっちゃ嫌よ」

克子と歩さんの顔が真っ赤に染まる。
照れ隠しに放った克子の虎口拳が眉間に決まって俺の視力を奪い、歩さんの掌が風摩殺で俺の顎関節を外した。

「ッッッッッッッ!!!」
「あ、ごめん!」
「や、やだ……私ったら、つい……」

二人は慌てて俺を寝かせて、あれこれと治療を施す。

「お詫びに後で手で抜いてあげるから」
「私も特別にたっぷりしてあげる」

歩さんも克子も手コキに対しては凄いテクニシャンだったりする。
歩さん曰く、何でも人間が生まれたときの形である菩薩の手が重要とのことだ。
克子は全身の関節を同時に加速させることによって、手に脅威のスピードを生むという。
何にせよ、こういうテクニックを日々俺のために考えだしてくれる女性が傍に居て、俺は幸せだ。


87 :サルでも書けるハーレム小説教室 :2006/12/09(土) 06:30:38 ID:q2EAhsyp
B「うーむ、何処かで見たようなキャラクターだな」
A「その通りだ。だが名前を変えてあるので、知らない人は知らないから安心だ」
B「し、しかし……いいのか、これで?」
A「大丈夫だ。パクリとどうどうと公言してれば、パロディで済む。どうしても嫌なら二次創作と言えばいいのだ」
B「しかしだな……」
A「大体、人の物の見方というのはそれぞれ違ってだな、例えばハーレム物が多いエヴァの二次創作でもアスカのキャラクターが可愛かったり、傲慢で鼻持ちならなかったりするだろう」
B「うむ」
A「書く人物によって全く別人になるのだ。名前などが違ったら、オリジナルだと思われることもある」
B「そういうものなのか」
A「更に設定を細かく変えれば、性格も自然と書いていて変わる。全くの別人に化ける可能性もある」
B「おお、なるほど」
A「ディテールさえイジれば、キャラクターもオリジナリティが出てくるものだ。普通の小説でさえ、モデルにしているキャラクターは居る。気にすることは無いぞ」


88 :サルでも書けるハーレム小説教室 :2006/12/09(土) 06:32:46 ID:q2EAhsyp

B「試しに俺もキャラクターをパクってみたぞ」
A「おお、どれどれ聞かせてみろ」
B「女の名前はデューク。眼光が鋭い暗殺者で、眉毛がかなり太い」
A「ほほう、なかなかいいではないか」
B「凄腕のスナイパーで、M16という愛用の銃を使う。好物は牛丼だ」
A「ちょ、ちょっと待て。その女の姓は東郷って言うんじゃないだろうな?」
B「おお、よくわかったな」
A「そ、そんなキャラをパクってどうする!? もっと萌えるキャラを探せ!」

三時間後

B「今度のキャラクターはマスクのプロレスラーだ。彼女は実は異星人なのだ」
A「ほ、ほほう。五十回くらい没にしたが、今度こそ面白いキャラクターが出来そうだな」
B「そしてマスクの額には『肉』という文字がだな……」
A「やめてくれ、ビジュアルイメージが悪すぎる」


六時間後

B「主人公は尻尾が生えた拳法家なんだ。明るいカラッとした性格で、凄い純真で朴訥だ」
A「ほほう、萌えそうな設定ではないか」
B「満月の夜には大猿になってしまうという裏設定がある。口癖はオッス、オラ……」
A「皆まで言うな! そんな地球を吹き飛ばせるくらい強い女はハーレムに要らん!」

十二時間後

B「ならば、こういうのはどうだ。主人公の姉で拳法使い。巨大な馬に乗って、世紀末の覇者を名乗って……」
A「おまえは何でことごとくパクるキャラを間違えるんだ!?」


変 な ハ ー レ ム に 一 歩 近 づ い た


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