【スキスキ】ハーレムな小説を書くスレ【独占】
743 :『行列』:2006/12/05(火) 20:19:06 ID:v7H3BIsm
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「ね。はっきり言わないと気が付いてくれないかもだから、言うね?」

 十七の誕生日、俺の部屋、目覚めたばかりの朝っぱら。

 隣の家に住む幼なじみの克美(かつみ)が屋根づたいに窓から進入、持参のケーキで祝ってくれた。
いつもは活発な克美だけど、なんか今日は様子が違う。ふたりっきりの部屋で、ケーキに立てたロウソクの
火を消して、ちぱちぱという彼女の可愛い拍手。
 そうして二人でケーキを一切れずつ食べ終わったとき。
 プレゼントは?と聞く俺に、妙に改まった克美は、顔を真っ赤にして、こう言った。

「ずっと、キミのことが好きでした」

 いつかは俺の方から告白を、と思っていたのだけど、先手を打たれて克美のほうから言われてしまった。
ずるいような気がしたけど、彼女の告白に「俺も好きだよ、ありがとう」と答える。ちくしょう、なんか格好悪い。

「じゃあ、キミの方から、キス、して欲しいな」

 そんなばつの悪い顔をしている俺に、克美はそういって微笑んでくれた。俺は、せめてキスくらいはかっこよく
してやろうと、彼女の肩を抱く。

 そして、生クリーム味のファーストキス。

 俺は、「プレゼント、ありがとう」と、照れくさいけどちゃんとお礼を言ったのだが、克美はくすりと笑う。

「プレゼント、キスだけで良いの?」

 彼女も顔を真っ赤にしたまま、そんなことを言って悪戯っぽく笑った。

 女の子にそんなこと言われたの、初めてだ。もちろんそこまで言わせておいてヒヨるほど、俺はヘタレじゃない。
 つーわけで、俺は彼女を押し倒した。


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744 :『行列』:2006/12/05(火) 20:19:53 ID:v7H3BIsm


「お兄さま、お誕生日おめでとうございます!」

 そういって、俺の妹、瞳子(とうこ)が部屋に入ってきた。
 俺はといえば、あつかましくも克美に二回戦を挑み、その子宮にドクドクとザーメンを流し込んでるところだったが、
突然の闖入者に驚いて、思わずチンコを引き抜いてしまった。勢いよく飛んだ白いやつが克美の身体を汚していく。

「え・・・、お、お兄さま・・・・・・?」

 瞳子が目をうるうるさせてこちらを見つめる。
 ヤベ! 瞳子が泣くと、あとが大変なんだよ! 何とか上手く誤魔化して、きちんと宥めないと!
とにかく俺は素っ裸で瞳子を出迎えた。そして、パニックを起こしそうな頭を必死に働かせていると、

「克美お姉ちゃんだけなんてズルイ! 瞳子も、お兄さまのこと、好きなんだからっ!!」

 そういって俺の元に飛び込み、キスをしてきた。そして潤んだ瞳で俺を見つめると、するすると服を脱ぎだしていく。

「お兄さまっ! 瞳子のことも、可愛がってくださいっ!!」

 可愛い妹の誘惑に、俺の理性はぐらぐら揺れた。
 いや、俺、さっき克美の告白を受けたばっかりじゃないか! いくら何でもその直後に別の女と、それも実の妹となんて、
そんな節操ナシな事、出来るはずがない!!
 俺がそう決意して克美を見たのだが、彼女は、しょうがないなァ、といったふうに微笑んで、

「うん、瞳子ちゃんのことも、ちゃんと可愛がってあげて?」

 と、そんなことを言ってきた。
 ちょっ、まった、そんなの、・・・・・・アリなのか?


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745 :『行列』:2006/12/05(火) 20:20:23 ID:v7H3BIsm


 俺の部屋に今、なぜか『くのいち』がいる。

「あのとき、言ったよね。あなたが十七になったら、また会いに来るって」

 そういって俺の手を、きゅ、と握って彼女は言った。
 いや、確かに言われたけれどもさ、でも俺、それはもうずっと『夢』だと思ってたんだよ。だって、あまりにも現実離れ
しすぎてたからさ。

「だから、来たよ。あなたに会いに」

 彼女、吹雪(ふぶき)は、黒っぽい忍者装束に身を包んだ姿のまま、俺に会いに来た。克美に続いて瞳子を『女』にして、
3人でじゃれついていたところに彼女が突然乱入。
 小さい頃、山で遭難した俺と出会い、助けられたり助けたり、わずかな時間の冒険を共にしたのが彼女だった。山の中で
忍者の修行中だった彼女は、俺を里まで導くと、それっきり姿をくらませた。別れの時、小さな約束をして彼女、山に帰って
いったのだ。探してくれた両親にそんなことを言っても、もちろんだけど忍者なんて信じてくれなかった。だから、何となく
これは全部『夢』だと思ってたんだけど。

「もう私も、仕えるべき主を決めなきゃならないんだ。でも、あなた以外の人に仕えるなんて、出来ないよ・・・」

 そういって俺に抱きついてきた吹雪。今までこらえていた涙がこぼれ、俺の肌に触れる。そして、さらりと衣擦れの音がして
忍者装束が解かれると、黒い服から一転、真っ白な裸体が。

「だから、あなたに仕えたい。お願いだよ、私の純潔を奪って、『契約』を・・・」

 後ろのベッドで事の成り行きを見守っていた情後の克美と瞳子が、吹雪の健気さに涙していた。それでいいの? 君ら。


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746 :『行列』:2006/12/05(火) 20:21:23 ID:v7H3BIsm

 そのころ世界各地では、少しずつではあるが確実に、何かが変化していた。

ロシア。

「はやく、あの人に会いたい・・・・・・」

 極寒の雪原を一人の少女がスノーモービルを駆って走り抜けた。そのエンジン音もかき消すような吹雪の中、彼女は思い人の
笑顔を胸に秘め、アクセルを握りしめた。


エジプト。

「とうとう、目覚めの時が来たのか・・・」

 薄暗い石室の、古い棺を自ら押し開け、その中から褐色の少女が起きあがった。ほとんど全裸とも言える薄い布きれ、
身体を飾る装飾品を揺らして立ち上がった少女は、永い眠りについている間『夢』に見続けた少年の元に向かう。


南米アマゾン。

「ハヤク! ハヤクイカナイト!!」

 幼い少女は、自分を乗せて飛ぶコンドルに檄を飛ばす。幼い頃生き別れになった兄の元へ。


中国。

「『その者、十七の齢を重ねし時、天地鳴動し、彼に災いあまたおこらん』ですか・・・」

 その言い伝えは古くから強く信じられていたが、時を現代に移す今、伝える者も少ない。
 黒い髪をたなびかせた長身の女性は、胸から下げたロケットペンダントを握りしめる。そこには、とある少年の写真が。

「待っていてください。あなたは必ず、私が守りますから!!」


ドイツ。

「フフフ、ついにやってきたか、この時が!」

 軍服を身につけた美女が、不敵に笑う。そしてヒールの音をさせて部屋を出た。
 遙か日本の、とある少年に会うために。
 長い間、密かに彼女が『総帥』と慕い続けてきた、少年の元に。




747 :『行列』:2006/12/05(火) 20:22:50 ID:v7H3BIsm
アメリカ。

「ワタシノ、ジャマヲスルナ」

 そういって、目覚めたばかりの機械の乙女は、あたりを見渡した。人間の全て退避した研究室。すでにそこは、
彼女のいるべきところではない。

「イカナケレバ・・・」

 けたたましいワーニングサイレンの音を遠くに聞きながら、彼女は自身に備わった飛行装備を展開した。まずは
邪魔な天井を、額から発する振動波で粉砕する。
 飛行装備が轟音をあげる。入力された座標は、日本。いや、一人の少年。


インド。

 一人の少女が、悠久の川、ガンジスのほとりにたたずんでいた。

「風よ、雲よ、ガンジスよ。心あれば教えて欲しい。彼は、あのときのように、わたしを受け入れてくれるのだろうか・・・」

 その澄んだ瞳は遙か彼方を見つめ、この世の理、人を想うことの真理を探っていた。

「・・・・・・やはり、自ら行かねば答えは得られないのか。・・・彼の元へ」


冥土の世界。

「これでようやく、私もあの人の元に向かうことが出来ます!」

 生前、自分を助けてくれた一人の少年、彼を守るため、守護天使の特訓を受けてきた。

「私、じゃなくて、私たち、だよ」

 そういって彼女に声をかけた別の少女は、背後に控える多くの女達を代表するかのように微笑んだ。


そして宇宙。

「早く彼に伝えなければ!」

 その女性は、一枚の透明な外壁越しに宇宙空間を見つめていた。汎用人型兵器、SPTのコクピットに身を沈めた
彼女は、焦る心を律して一路地球に向かっていた。

「地球は狙われている!!」

 彼女は、一刻も早く、あの少年を守らなければならなかった。


748 :『行列』:2006/12/05(火) 20:23:58 ID:v7H3BIsm


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「ねぇ、私みたいなおばさんじゃ、いや?」

 そういって俺の胸にしがみついてきたのが、俺の担任の律子(りつこ)先生。休みの日にも関わらず、わざわざ俺の家に
尋ねてきてくれたと思えば、突然の告白。すごく恐がりだった先生を、夜の学校で励ましたのがきっかけだったらしい。
 だから先生、おばさんとか自分で言わないでよ、まだ28じゃん! 十分若いよ、っつか俺、先生のタイトスカートの
ヒップをオカズにして、オナニーしたことがある位なんだよ!
 俺がどうやって先生を宥めようかと悩んでいると、「さすがお兄さま、人気者ですわ」と無意味に自慢げな瞳子や、
「やるねぇ」と感心する克美、「うんうんさすが我が主、これも人徳の賜」と感動している吹雪の3人が、仲良く身体を
触れ合わせて、こちらの様子を見ている。俺の小さなベッドはもう満員だ。

 いや、きみら、俺が目の前で他の女の子を抱いていくのを応援するのって、良いのか?きみら的に。




 それよりも。

 なんか、妙な胸騒ぎ。

 まさか、まだまだあとが控えてる、とか言うんじゃないだろうな。

 嫌な予感と共に、俺は、窓の外を見てみた。


(↓家の前、女達が体育座りで行列待ちしている様子)
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 (↑最後尾)

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(↑ようやく日本にたどり着いたものの、行列の長さに呆然とする女たち)



END OF TEXT






245 :『行列』:2006/12/05(火) 20:43:36 ID:v7H3BIsm
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 そして。

 運命の誕生日から一年、その少年は。

 幼なじみの克美を悪質なサイコストーカーから守りながら、瞳子の所属するラクロス部を支配しようとしている賭博組織をぶっ潰
したあと、吹雪の持つギヤマンの鐘を奪おうする卍党を叩きのめす。さらに極度の恐がりである律子先生に襲いかかる悪霊を鬼の
手で地獄に送り返しつつ、ヨガの秘術を伝える少女に協力して日本人差別集団『死ね死ね団』を壊滅させ、(中略)このへんテキト
ーなんで読み飛ばしオケ(中略)、サイボーグ少女を助けて闇の武器商人『ブラックゴースト』を根絶やしにしたあと、ついでだから
『ボアジュース』生産工場を焼き払った。さらについでに『ドラジャンヌードル』生産工場も。おまけに、隣にあった『翼手に変身させる
チョコレートバー』生産工場もとりあえず壊しといた。そうこうしているうちに魔法の国の女王試験が近付いてきたのでそれに協力し
てライバルからの妨害を防いだのと同時に、女子中学生二人組にお願いされて『アクダイカーン』を倒しに行くことになったんで、そ
の前に別の女子中学生二人組を助けて『ドツクゾーン』の住人達を改心させてやることにした。しかし思わぬところで邪魔が入り、や
むなくグラドス星からの侵略を防ぐためにSPTで戦うことに(中略)守護天使たちを嫁しようと襲い掛かる四聖獣たちに見せ付けるよ
うに目の前で天使たちをファックしてやると、その隙を突いてギギの腕輪を奪いにゲドンが襲撃してく(中略)なんとかラスプーチン
の秘法を守りぬいたのだが、今度は吹雪の持つギヤマンの鐘を狙って卍党が・・・って卍党は壊滅したっけ(中略)銀河の命運をか
けてドグラとの最終宇宙大戦に勝利したのだった。


 ・・・というような大活躍をし、自分を慕う女達を守った。

 だがそのお陰で彼は出席日数が足りず、もう一年間、余分に高校へ通うハメになったという。


END OF TEXT


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