【スキスキ】ハーレムな小説を書くスレ【独占】
622 :名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 10:40:05 ID:IXL7RCig
 初心に帰って。ハーレムて言われて思いつくハーレム状況は何でしょう。
 霊)義理の親姉妹と幼馴染

633 :名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 21:56:41 ID:rl/9Tfg9
DV姉 教祖妹 ジャンキー幼馴染 多重債務お嬢様 引きこもり僕っ子 児童虐待兄嫁

731 :名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 02:44:56 ID:TrWsdBAs
 俺こと赤沢宏(あかさわひろむ)ほど、理不尽な日常に生きている男子高校生もおるまい。
 朝はおかしな新興宗教の教祖――巫女か?――をやっている妹(と、俺のことを神の御遣いと信じている熱心な女性
信者たち)のフェラで起こされ、昼は四六時中アンパン(丸いパンの中に餡をつめた菓子パン)でトリップしている幼馴染
に口移しで弁当を食べさせられる。これだけでもう十分お腹一杯なのだが、夜は夜で酒が入ると暴力を振るってくる姉
(俺限定)にボコボコにされて押し倒され、風呂に入れば莫大な借金を抱え込んだお嬢様メイドに無理矢理いろんなとこ
ろを洗われ、さて寝ようかと思ったら自分のことを僕と呼ぶ引篭もり居候娘にヤらせてくれと土下座され、まあなんという
か、十人が十人「それなんてエロゲ?」と言うだろう状況に今、生きている。
 一気に書いちまったから分かりにくいだろうが、まあなんだか厄介そうだということさえ分かってくれればそれでいい。
 要約するなら――一癖も二癖も、下手すると三癖も四癖もありそうな女達にとことん気に入られている俺――といった
ところか。まあ、全員が全員美女美少女揃いだから嫌というわけでは無いんだが――素直に喜べないのも確かだ。
 俺の周りにはこんな連中がわんさか居て――むしろ常識人の方が少数派? っていうか常識って何さ? みたいな世
界になっている。そいつらが揃いも揃って俺のことを妙に気に入っていて――変人に好かれやすいのか、俺は? あん
まり認めたくないことだが――、俺はいつもそいつらの創り出す不思議空間で四苦八苦する羽目になるのだ。
 これから書くのは、そんな俺の不思議日常の話。まあ、俺にとってはこれでも平穏で平凡な一日だ。こんなのを平凡と
か言うのは、非常に躊躇われるのだが。

>>633にかっとなって書いた。今では反省している。
初投稿かつ推敲前なので、予告(のようなもの)をば。ヘタレですんません orz
書いた理由がアレなので、登場する人物(男女問わず)は読者の方々のニーズに合わせようと思います。ワンセンテン
スでいいので、ご意見・ご要望をお願いいたします。

※本作は暴力描写や青少年の精神の育成に不適切な表現を若干含むかもしれません。あと、ショタな展開もありえるか
もしれません。苦手な方は注意してください。
 なお、登場人物は全員主人公にベタ惚れ(男女問わず)なので、文中にNTR(のように感じられるちょっとした世間話)
は絶対に存在いたしません。そこだけはご安心してお読みください。


34 :前スレ731:2006/10/22(日) 20:24:48 ID:oA3FyPwr
今晩は。前スレ731です。
散々お待たせしましたが、この度拙作「巫女妹信者暴力姉引きこもり居候借金お嬢様メイド」を投稿させていただくことになりました。タイトルを考えていただいた>>10さん、本当にありがとうございます。
さて、投稿する前に、皆様にご注意させていただきたいことがあります。なんか駄目そうだと思った方は、「巫女妹信者暴力姉引きこもり居候借金お嬢様メイド」でNG登録をお願いします。
1) 文が長いです。
2) そのくせ、会話文が極端に少ないです。
3) しかも、あんまりエロくないです。
4) おまけに、巫女妹の話のはずなのに、あんまり妹が出てきません。
5) 私は理工系です。

※本作品のHシーンは基本的に3P以上(今回のは怪しいですが)です。ハーレム好きだけど一対一じゃないとヤダ! という方は、「巫女妹信者暴力姉引きこもり居候借金お嬢様メイド」でNG登録をお願いします。

皆様の、ほんの一時の楽しみになれますように。

35 :巫女妹信者暴力姉引きこもり居候借金お嬢様メイド:2006/10/22(日) 20:27:47 ID:oA3FyPwr
 俺こと赤沢宏(あかさわひろむ)ほど、奇人変人に取り囲まれた健全な男子高校生もおるまい。
 ちょっとお人よしな、でもどこにでも居そうな高校生。そんな一般ピープルな俺だったが、何の因果か奇人変人たちの
作りだす、その不思議な空間に囚われて、まるで嵐の中の小船のようにぼろぼろになっていく。心情的にはもうお婿に
いけないよーって感じで、身体的には主に腰の辺りが。
 ――まあ、なんだ。正直そんなに嫌いじゃないよ。嫌いじゃないけど、素直に喜べもしないのだ。
 これからから始まる物語は、そんな俺の、とある休日での出来事。舞台は朝で、ヒロインは妹。なんというか、そう、題
名をつけるのならば、こんな感じか。

 『妹教主と、愉快な信者たち』


36 :巫女妹信者暴力姉引きこもり居候借金お嬢様メイド:2006/10/22(日) 20:32:40 ID:oA3FyPwr
 朝。
 朝である。
 窓から射し込んでくる、朝特有の柔らかい太陽の光に、空を飛び回る雀たちの鳴き声。実に爽快な朝である。今日が
三連休の初めの日だということも、それに拍車をかけている。
 だが、そんな気分を高揚させる要素が揃っているにも関わらず、今の俺の心は澄み切っていた。まるで、ただ一色の
絵の具で塗りつぶされたかのように。色で表すのなら、真っ青な感じで。
 そう、俺、赤沢宏は、今どうしようもないほど憂鬱だった。
 太陽の光が降り注ぐ居間の風景も、気分次第でとても陰鬱なものに見えてくる。
「どうかしましたか? 兄様?」
 はぁ、と本日何度目になるか分からないため息をついた俺に、心配そうにそう尋ねてくるのは妹の棗(なつめ)だ。白と
紅のコントラストが眩しい――まあそのなんだ、所謂巫女服というやつを着ている。向かい合ってチェスをやっていた少
女――三つ編み眼鏡巫女服着用――も、こちらを心配そうに伺っていた。
「いや、なんでもないよ」
 まさかお前が原因だと言うこともできず、適当に誤魔化す俺。そうなのだ。俺を憂鬱にさせた原因というのが、今目の
前にいる可愛い妹なのである。
 妹の棗――赤沢棗は、俺の通っている学園の一つ下の後輩だ。腰まである長い綺麗な黒髪を持った、おしとやかなお
嬢様。まあ、外見から受ける印象とすれば、そんなところだ。だが、この妹の正体は、決して深窓の令嬢などではない。
将来の夢は兄様のお嫁さんと、この歳になっても大真面目に言っている重度のブラコンかつ、趣味と称して怪しげな新
興宗教の教主なんてものをやっている、れっきとした変人だ。本人曰く、
「誰にも迷惑はかけていませんから、いいじゃありませんか」
 とかなんとか。まあ、実際法に触れるようなことはしていないようだから、俺も煩くは言っていない。ただ、その趣味に、
いつのまにやら俺も巻き込まれてしまったのが頭の痛いところだ。
「神の御遣い」
 それがその教団内での俺の立場である。えらく御大層な身分に祭り上げられてしまったものだ。でもまあ、御布施と言
う名目で七桁の小遣いを貰ったり――妹に、というのがなんとも情けないが――、信者の経営するリゾート施設やら、別
荘やらに旅行に行けたり――妹と一緒にだが――で、今の状況も悪くは無い。というか良い。
 だがまあしかし、良い事があれば悪いこともあるのがこの世の理。絶対に嫌というわけでもないが、でもあんまり楽しく
はないなぁという事が、この役得だらけの中にもしっかりと存在するのである。
 とはいえ、妹思いのお兄ちゃんとしては、それがたとえ気乗りしないお願いであっても素直に頷いてあげるのが道理と
いうもの。
 それがたとえ、妹の人生に良くないものであったとしても、妹が望むなら「はい」か「yes.」しか選択肢はない。そう、例えば今日の早朝のように。

37 :巫女妹信者暴力姉引きこもり居候借金お嬢様メイド:2006/10/22(日) 20:37:23 ID:oA3FyPwr
「兄様……気持ちいいですか?」
 ぞくり、と。耳元で囁かれたその言葉に、背筋が震えた。
 荒くなった吐息を俺の耳に吹きかけながら、その声は続ける。
「どうです、その娘は? 兄様の好み通りの娘でしょう?」
 ハァ、ハァ、と、何かに耐えるかのように切なげな喘ぎ声が、首元をくすぐる。視線を下げれば、そこには長い黒髪をポ
ニーテイルにした快活そうな少女が、まだ膨らみきれていないその双球を、盛んに俺の胸にこすりつけていた。
「ふふっ……その娘には、兄様のお許しが無ければ絶対に手を触れてはいけないと、そう言ってあります」
 縋るような目で俺を見上げる少女。その目元には大粒の涙が溜まっていた。
「触れたいのに――その手で触れて、悦ばせて差し上げたいのに、それなのに触れることすらできない哀しさ――兄様
には分かりますか?」
 少女の動きはより一層激しくなっていく。お願いしますお願いしますと、泣き叫ぶように言い続ける。
「さあ、どうするんです? 兄様」
 後ろから肩に手を回し、首を絞めるようにその細い腕を巻きつけたそれは、俺の耳元に顔を埋めるようにして囁いて
くる。少女はとうとう泣き出していた。泣きながら、乳房をこすりつけていた。
 ――まったく。またしょうも無いことを……。
 俺を背後から抱きしめ、耳を舐め、俺の煮え切らない態度を責め立ててくるのは、言うまでも無く妹の棗だった。こいつ
はこういうシチュエーションが大好きらしい。毎度毎度、俺好みの女性を信者の中から選んできては、事の前にこうやっ
て必ず女の子を大泣きさせている。だからと言って、こいつが女の子を虐めて愉しむSかと言うと、そうでもない。これは
準備の段階だ。この変人妹が本当に愉悦を覚えるのは、この後なのである。
 女性の泣いている姿が苦手な俺としては、今すぐにでも手をとって抱きしめてやりたいところだが、それ以上に妹に弱
い俺にとって、その妹のお願いは絶対不可侵の神託みたいなものである。気が滅入るが、我慢だ我慢。
「はいはい。好きにしていいよ」
 両手を挙げてそういうと、妹はにっこりとして、
「はい。好きにさせていただきますね」
 と言った。
「ほら、貴女、泣いてばかりいないで御奉仕を続けなさい? そうすれば、御遣い様も貴女の願いを聞いてくださるかもし
れませんよ」
「う……ぐす……はいぃ……」
 俺にお願いするとは言っても、結局了承を出すのは妹だ。だから、そんな風に縋りつくような上目遣いで見られても、そ
の、なんだ、困る。俺の良心がずきずきと痛む。
 俺の身体から離れたポニーテイルの少女が、ベッドから降りる。
「さあ、兄様。いつも通りに――」
 そう妹に促されるままに、ベッドに腰掛けるような体勢をとった。ポニーテイルの少女は、すぐさまその場に屈み込み、
「お御足をお清めします」
 そう言って、俺の足に口付けをした。
「ん……ぺろ……ちゅ……んむ……ぺちゅ……」
 脛を舐めあげ、甲にキスをし、指を舐めしゃぶる。普通なら忌避して当然の行為を、少女は恍惚とした表情を浮かべな
がら続けていった。片方の足を唾液まみれにすると、もう片方の足へ移り、熱心に舌での愛撫を続けていく。
 全裸の少女――それも普段は快活で人当たりのよさそうな少女を跪かせ、自分の足を舐めさせる。こういうインモラル
なことはあまり得意ではないが、しかし興奮しないかと言われると嘘になる。
 俺はぞくぞくした感覚に突き動かされるまま、少女の口の中に収められた指をぐりぐりと動かし始めた。
「んんっ……んふ……んんん……」
 少女は驚いたようだったが、すぐに舌を指の動きに合わせてきた。まるでディープキスをしているかのようだ。
「くすくす……兄様も興が乗ってきたようですね」
 背後から腕を回し、俺の胸を弄っていた棗が、心底嬉しそうにそう言ってきた。
「満足か?」
 そう尋ねると、
「ええ。それはもう」
 という答えが返ってくる。
「じゃあ、もういいな?」
「はい。後は兄様のお好きなように……」
 そう答える妹の目には、一目でそれと分かる明確な感情の色があった。畏敬と憧憬。何かを崇拝している人間の目だ
った。

38 :巫女妹信者暴力姉引きこもり居候借金お嬢様メイド:2006/10/22(日) 20:41:01 ID:oA3FyPwr
「んああああっ!」
 ピンク色の綺麗な秘裂に入り込んだだけで、少女は達したようだった。暖かいもので包まれた肉棒が、ぎゅうぎゅうと締め付けられる。
 少女の腕は、俺の首と背中に廻され、その細い腕からは想像もできないほど強い力で抱きしめてくる。腰に廻された足も同様で、俺はどうにも動けずにいた。
「嬉しい……嬉しいです……御遣いさま……有難うございます」
 目に感激の涙を溜め、感謝の言葉を言う少女。
「御遣いさまのお御足をお清めできて……初めてを捧げることができて……今日は私の人生最高の日です」
「……初めて?」
「はい。初めてです」
 ぬう、嘘をついている風でもないし、本当に初めてか? 初めて男に入り込まれて、それでイッてしまうとは……。もともと素質があったのか、あるいは強い信仰心故か。まあ、後者ということにしておこう。少女の名誉のために。
「御遣いさまぁ……」
 俺の身体にぴったりとくっついて、幸せそうな顔をしている少女。それを見て、俺は段々と我慢ならなくなってきていた。
(ぬぅ……可愛い……)
 やはり、女の子はこう幸せそうでなければならぬ。アブノーマルなプレイもそれなりに興奮するが、やっぱり愛情たっぷりなこういうのが一番だ。何より、罪悪感を感じなくて済むしな。
「可愛いな」
「え……?」
「可愛いな、と言ったんだ」
「……っ!?」
 一拍置いて、顔を真っ赤にする少女。敬愛する相手から可愛いと言われた事に混乱して、それでも何か言わなければと思ったのだろう。酷くどもりながらも、叫けぶように声を挙げた。
「かかかか、可愛い!? え、え、ええっ!?」
「ふむ、ますます可愛くなった」
「――っ!?」
 ぼそりと耳元で呟いてやると、それはもう茹蛸のように顔だけでなく首まで赤くして固まってしまった。ああ、もう。本当に可愛いなぁ!

39 :巫女妹信者暴力姉引きこもり居候借金お嬢様メイド:2006/10/22(日) 20:45:08 ID:oA3FyPwr
「んあっ!? ひあっ! あ、あ、あ、あ!」
 とうとう我慢の緒が切れた俺は、しがみ付かれた足をそのままに腰を動かし始めた。がっちりと腰を捕らえて離さない
足のおかげでほんの僅かしか前後できないが、そのためピッチはひどく速い。混乱から立ち直ってない少女がその動き
に反応できる筈もなく、さながら嵐の中で何かにしがみ付く溺者のように、俺の背に廻された腕の力をより一層強くする
だけだった。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ!」
 俺にしがみ付いたまま頭をのけぞらせ、その白い喉から細切れの嬌声を出し続ける少女。段々と高くなっていくその声
を愉しみながらも、俺は物足りなさを感じていた。
(気持ちいいっちゃいいんだが……なんかこう、あと一歩足りないというか……困ったな)
 声の調子からして、あと少しで少女が二度目の絶頂を迎えるのは確実だ。Hは一緒に気持ちよくなる派な俺としては、
できれば一緒にイきたいんだが……この調子では無理だろう。そう考えて、まあこの娘が気持ちよくなればそれで良い
かと諦めた俺だったが、不意に襲ってきた異様な感覚に背筋を粟立たせた。
「くっ……棗!?」
「なんですか? 兄様?」
 呼びかけると、足元のほうから返事が返ってきた。がっしりと首を固定されているせいで顔を見るはできないが、悪戯
が成功した悪ガキような顔をしているに違いない。
「くすくす……ほら、兄様、腰が止まってますよ?」
 そう言って、俺の尻をぺしぺし叩く妹。
「う……分かってるよ」
 そう言い返して腰を動かし始めると、またさっきの異様な感覚が襲い掛かってきた。肛門を、何か湿った物体が這い回
る感触。その蛭に似た物体は、つぷり、と穴の中に侵入してくる。
「くあっ……な、棗っ」
 腰のピストンを続けながらも、体内を異物が動き回る感覚にのたうち回る俺。快感に似たぞくぞくとした感覚が背筋を
震わせ、射精感を急速に高めていく。
「な、棗、たんま、ストップ、ちょっと待って――」
 そんな制止の言葉も、
「む〜、いいじゃないですか。私だって兄様を気持ちよくさせてあげたいんですっ!」
 そんな反論で一蹴されてしまう。
 妹にアナルを舐められて身悶える兄。確かに気持ちいいけど、兄のプライドはずたずただよ。うわああん。
 一部落ち込んだ心とは裏腹に、身体の方は終末に向けてひた走っていった。
「っく……あ……」
「あ、あ、あ、あ! イく、イっちゃいますぅっ!」
 少女は快楽にがくがくと身体を震わせ、絶頂が近いことを知らせてくる。俺も、射精に向けて急速に昂まっていった。
「出す……ぞ! 出すぞ!」
「きて、きてください! 中にぃ! 中にっ!」
 追い詰められた少女が、首筋を噛んでくる。その痛みさえも、今は射精を促す刺激にしかならなかった。

40 :巫女妹信者暴力姉引きこもり居候借金お嬢様メイド:2006/10/22(日) 20:46:29 ID:oA3FyPwr
「っくあああっ!」
「ああああっ!」
 少女の胎内奥深くに、白濁とした欲望を吐き出す。少女の身体に埋め込まれた肉の楔が震える度、自分でも驚くほどの精液が噴出した。
「はぁ、はぁ、出てる……いっぱい……私の中、御遣いさまのでいっぱいになってます……」
 荒い息をつきながら、幸せそうに言う少女。堪らなくなった俺は、その可愛らしい口を自分の口で塞いだ。
「可愛いかったぞ」
 ただ思い浮かんだ言葉を囁く。
「――は、はいっ!?」
 その言葉にやっぱり赤くなる少女が可愛くて、俺はまたその少女の口を塞いでしまう。
「ん……ちゅぷ……んんん……ふぁあ……」
 顔を離す。目をとろんと潤ませた少女は、俺に向かって幸せそうに微笑んだ。まあ、それは、微笑みというか、えへへ〜みたいな、そんな微妙に締まりの無い笑みだったが。
「御遣いさまぁ」
 子供が甘えるような声。割と気の強そうな娘が、そんな声で甘えてくることについつい頬を緩ませてしまう。
「ん? どうした?」
「お名前で呼んでいいですか?」
「ああ。いいよ」
「い、いいんですか? じゃ、じゃあ……ひ、宏、様……」
「はいはい。あ〜、じゃあ、俺も君のこと、名前で呼ばせてもらってもいいかな?」
「はっ、はいっ! ど、どうぞっ!」
「って、そういえば俺、君の名前教えてもらって――」
「はいはい! ストップ! そこまでです!」
 他人が聞けば砂を吐きそうな台詞の応酬に耐え切れなくなったのか、棗が大声で制止にかかる。
「さあ、お清めしますから、まずは離れていただけませんかっ」
 自分からけしかけておいて、いざ俺が他の女性と甘々なムードになるととたんに嫉妬しだす妹。まあ、いつものパターンだ。
「加奈っ! 貴女いつまでくっついてるんですかっ」
 この段階まで、足を俺の腰に廻してがっちりと固定していた少女だったが、妹のちょっとヒステリー気味の苦情に、慌てて俺を解放した。
「へえ、加奈っていうんだ。いい名前だね」
「兄様っ!」
 おろおろしている少女に向かって笑いかける俺。そんな俺を、妹が無理矢理引き剥がした。少女の胎内に埋まっていた肉棒が、勢い良く飛び出した。
「んあんっ!」
 少女――加奈の秘裂から、ごぼりと音を立てそうな勢いで白濁液が溢れ出す。それを忌々しげに睨んだ妹は、俺のペニスにむしゃぶりついた。
「ん、んぐ、んぐ……ずずっ……ちゅ……」

41 :巫女妹信者暴力姉引きこもり居候借金お嬢様メイド:2006/10/22(日) 20:49:27 ID:oA3FyPwr
 他の女の愛液に塗れた俺のものを丹念に舐め清めていく妹。上目遣いで俺を見上げるその目には、尊敬と憧憬の念
が――この場にはまったく相応しくない感情が表れていた。
 こいつは時々、こういう目をする。俺が誰かに指図しているときとか、今のように誰かの上に立っているようなときだ。こ
いつが毎度毎度女の子を泣かせて俺の前に跪かせるのも、ことの後に汚れたペニスを舐めて綺麗にするのも、そんな
俺が見たいからに違いなかった。それでいて、俺が他の誰かとセックスをしているのを見ると、どうしようもなく嫉妬してし
まうのだ。
 歪んでいるといえば、歪んでいるのだろう。だが、恋焦がれるものを一目でもいいから見たいと思う心は、果たして歪ん
でいるのだろうか?
 口いっぱいに俺のものを頬張った妹の頭を、わしわしと撫でてやる。妹は、ひどく嬉しそうにその目を細めた。
(まあ、いいさ)
 俺は素直にそう思った。
(歪んでてもなんでも、こいつは俺の妹なんだし。だったら――)
 だったら、こいつがやりたいことをやらせてやるのが兄貴ってもんだ。どんなに無茶なお願いでも、任せとけと笑って言
ってやる。それが、俺の勝手な兄貴観だ。
 まあ、そんな自己満足な理由とはまったく別に、俺が妹のどんなお願いでも聞いてやる理由が一つある。それは――、(目を細めてる喜んでるところとか、ほんと猫そっくりだなぁ……ネコミミとか似合いそうだ……今度つけさせてみて――ああ、可愛いなあ!)
 俺は、可愛いものに弱いのだ。

42 :巫女妹信者暴力姉引きこもり居候借金お嬢様メイド:2006/10/22(日) 20:50:14 ID:oA3FyPwr
「はあ……」
 本日数十度目になるため息。
 あの場ではああ思ったものの、やはりそれは人としてどうよ、とか思ってしまったのだった。常識人たる俺としては、やはり更生させるための努力をするべきだろう。でもまあ、いざとなったら二つ返事で、どんなことでも了承してしまうのだろうけど。
「はぁ……」
「兄様? 本当に大丈夫ですか?」
 とうとう我慢できなくなったのか、妹が心配そうに眉を顰めて寄って来る。前髪をかき上げて、俺のおでこに自分のおでこをくっつけた。
「ん〜、熱は無いみたいですね」
 そう言って、だったらお腹が痛いのですかとか、気分が優れないのですかとか、本当に心配そうに聞いてくる妹。だが俺は、
「あ〜いや……」
 と空返事で受け流しながら、まったく別のことを考えていた。それは――、
(こいつ、いぬみみも似合いそうだな……いぬみみ巫女妹……ぬう、ネコミミ巫女妹とどちらにするか……今度両方試してみるか……)
 自分でも惚れ惚れするほどの駄目兄貴だった。

END OF FANTASY

256 :巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:10:52 ID:cTQNovrt
 俺は今、クローゼットの中にいる。
 え、何いきなり、とか思うかもしれない。が、そこは我慢して欲しい。この文だって、ノリと勢いだけで書いて――げふんげふん。
 まあとにかく。今、俺――赤沢宏は、クローゼットの中で息を潜めていた。
「ん……ふぁ……」
 何故こんなことをしているかと言うと、最近俺の布団からなんとなく女性っぽい匂いがするのを不思議に思ったからだ。
「んぁ……はぁはぁ……」
 まあ、匂いがすること自体は大して不思議なことでも無い。
 この家には女性が多いし、俺の部屋の掃除やらなんやらをやっているのも女性だからだ。ただ、その匂いがやたらと強いのが気になっただけだ。
「くぅん……ああんっ!」
 そう、気になっただけ。だから、まあ、なんだ。備えができてなかった。
「宏さま……ひろむさまぁっ!」
 俺のベッドの上で、紺色のワンピースと白いエプロン――まあ所謂メイド服。フレンチじゃないぞ、ヴィクトリアスタイルだぞ――を着た女性がびくびくと痙攣する。
 ワンピースの胸元は大きく開かれ、その豊満な乳房を惜しげもなく晒していた。
 左手は白く張った双丘の一つを掴み、右手は大きく捲り上げられたスカートの中に入れられている。
 先ほどまで響いていた嬌声は止み、荒い吐息だけが聞こえてくる。
「はぁはぁ……」
 くちゅり、と。スカートから取り出したずぶ濡れの右手をぼんやりと見つめていた彼女は、まるで何かに操られるようにその手を枕に擦り付けた。
「ふふ……うふふふふ……」
 ちょっ、この状況で笑うか?
 俺が少しばかり引いていると、彼女は何かに取り憑かれたように話し出した。
「ふふふ……こうしておけば、宏様は眠っている間に私の匂いを嗅ぐことになる。そうすれば、睡眠下での刷り込みにより、潜在意識で私を欲しがるようになる筈。ふふふ……うふふふふふふふ……」
 枕に自らの愛液を塗りこみながら、不気味に笑う女。えらい説明口調なのは、気にするところではないだろう。っていうか犯罪じゃないのか?
 いや、まあ、何にせよ、
「俺の周りに、まともな奴は居ないのか……?」
 数少ない――唯一とも言う――常識人であると信じていた専属メイドのご乱行に、俺はどこかにいるであろう神に向かってそう問いかけていた。
 まあもちろん、回答なんて無かった訳だが。

『あやつりメイド』

257 :巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:14:02 ID:cTQNovrt
 文月奈菜さんは俺専属メイドである。
 いや、別に雇ったわけじゃない。まあ、今は雇っているということになるんだが、少なくとも積極的に雇った訳じゃない。
 今我が家には奈菜さんともう一人お手伝いさんがいるが、別に豪邸というわけではない。普通だ。普通。二階建ての建売
住宅だ。
 なのに何故メイドが二人もいるかというと――成り行きとしか言いようが無い。
 奈菜さんの場合、父親の会社が多額の借金を抱えて倒産し、そのショックで父親が死去。母親は若い燕と一緒にどろ
ん。
 家屋敷を売り払ってなんとか父親の借金は返したものの、今度は失踪した母親がどこかで作った一千万の借金が出て
きた。
 何もかも売ってしまってどうすることもできない奈菜さん。だったら身体を売ればいいとヤのつく自営業の方々に連れ去ら
れそうになったところに俺がやってきた、というわけだ。
 ここは見てみぬ振りをするのが最善の選択肢だったのかもしれないが、そのときの俺はそれも夢見が悪いと思って、せ
めて事情だけでもと聞いてみたのだった。
 で、事情を聞いて、うーむと唸っていたところ、ヤのつく職業のおっさんが、「何だ坊主、そんな顔して、何か文句でもあん
のか? 別にお前が払ったっていいんだぜ?」とか哂いながら言ったもんだから、むかついて、「そうなんですか? じゃあ
これ」と言って何故か持っていた一千万の札束を鞄から取り出し、おっさんに手渡したのだった。
 いや、別にどっかから盗ってきたわけじゃないぞ? 妹が昼飯代とか言って渡してきたのだ。あの妹はたまにこういうこと
をするから困る。
 あー、で、そして、札束数えながら唖然とするおっさんたちを尻目に、やっぱり唖然としている奈菜さんの手を引っ張って
家に連れてきた、というわけだ。

258 :巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:16:27 ID:cTQNovrt
 うーん、懐かしい。
 あの頃の奈菜さんは、こう、お嬢様然としていて、なんというか、こう、爽やかなエロスというか、そういうもんがあったわけだ。周りに居ないタイプだから、最初は結構ドキドキしたものだった。
 今となっては――、
「んはぁ……宏様ぁ、はやく、はやくくださぁい……」
 ただのエロスに成り果てているからなあ……。
「あら、自分からおねだりなんて、はしたない。まったく、所詮は雌犬ですか?」
「ああっ……そうですぅ、私ははしたない雌犬ですぅ……」
「あらあら……。どう思います、兄様? いっそメイドじゃなくてペットにしてしまいますか?」
 奈菜さんは何気にMでかつ変態プレイもアリな人だから、この変態妹と抜群に相性が良い。
「ふぁ、んあぁっ! な、棗様、そ、そんなに乱暴に揉んでは――あああっ!」
「ふふふふ、私自慢の媚薬です。どうです? 効くでしょう?」
「あ、あ、ああぁっ!!」
「くすくす……またイっちゃいました? 堪え性の無い人ですねえ……くすくす」
 怖い。怖いぞ。
 絵面的には美女と美少女の、それはもう堪らんですよ的な光景な訳だが、実際その中に身を置いている俺としては、魔女達の黒ミサにでくわしてしまった一般人のような心境である。
 と、とりあえず、止めるか。止まるのか?
「な、棗、そこら辺でそろそろ……」
「嫌です」
 止まりませんでした。
「まったく、兄様は女の人に甘すぎです。激甘です。そんなだから、いっつも厄介ごとに巻き込まれるんですよ」
 そうだな。もう少し強かったら、お前を真人間にしてやれるのかもな……。
「私としては、もう少し強気に責めて欲しいです。もっと、こう、髪を掴んで無理矢理しゃぶらせるとか」

259 :巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:17:31 ID:cTQNovrt
 ごめん、無理だわ。もうなんか戻せる気がしないわ。
「大体、これは私の薬品庫から『お薬』を盗もうとした罰なんですよ? 兄様も人事じゃないんですから、もう少しやる気を出してもらわないと困ります!」
「いや、でもな、何か気が乗らないというか……それに、俺の部屋に盗られて困るようなものは無いし――」
「そういう意味ではありません。いいですか、盗まれそうになった薬は、所謂惚れ薬、という奴です。効果は――分かりますよね? 使う相手も、もちろん」
「そういう意味かよっ! っていうか何でお前がそんなものを――いや、言うな。怖いから。何となく予想はつく」
 相変わらず謎な妹だ。
「まったく――この雌犬は以前から暗示とかサブリミナルとか怪しい媚薬とかを試してたんですよ、知ってましたか?」
「いや、そんなことやってたのか知らな――いや、一回見たことあるな。アレか。あと、ナチュラルに雌犬とか言うな」
「雌犬は雌犬です。本人も肯定しているんですから、もう思う存分躾けてください。あ、鞭とか使いますか?」
「使わん。痛いのは嫌いだ。するのもされるのもな。あと、躾ってなんだ、躾って」
 鞭使いますかとか、年頃の娘が言う台詞じゃないよなあと俺が頭を痛めていると、この常識外れの妹は可愛らしく首を傾げて、
「だって、この雌犬は兄様の専属メイドでしょう? でしたら、お兄様が飼い主では?」
 とか、もう本当に可愛らしい抱きしめたくなるような仕草で、思わず張っ倒したくなるようなことをほざいてくれた。

260 :巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:18:37 ID:cTQNovrt
「いや、おかしいだろ、それは? そんなことは――いや、そうなのか? それでいいのか?」
 奈菜さんの雇い主は俺だし、忠誠を誓っているのも多分俺。もし仮に奈菜さんを雌犬だと定義した場合、飼い主になる条件を持った奴は俺くらいで――いや、まて、良いのか、この考え方?
「くっ、反論したいが、できない。間違っていると思っているのに間違ったところを見つけられない。もどかしい……」
「ふふふ……では、兄様が飼い主ということでいいですね? どうやらこの雌犬も待ちきれないようですし……」
 そう言って示した先には、半泣きで自分を慰めている奈菜さんの姿。俺の視線が向いているのに気づいたのか、媚びた笑みを浮かべる。
「さあ、兄様?」
 ぽん、と手渡される鞭。俺はそれを部屋の隅に投げ捨て、奈菜さんに近づく。と、奈菜さんが飛びついてきた。
「宏様、宏さまぁ……」
「うわっ、んんっ!?」
 うわ言のように俺の名前を呼びながら纏わりついてくる奈菜さん。そのまま、上機嫌の犬のように俺の顔を舐め始めた。
「ちょっ、奈菜さん!? んむぅ、は、んんんっ」
 特に口周りを重点的に舐めてくる奈菜さんの頭を撫でてやりながら、どうしたもんかと考えていると、
「あらあら、本当に雌犬ですねぇ……くすくす」
 いつの間に近づいたのか、俺の背中にぺったりと張り付いた棗が心底楽しそうに言った。弾力のある双球の感触。
「楽しそうだな……んっ!」
 奈菜さんを首筋の方へ導いてやり、会話の自由を確保する。替わりに、無防備な首筋を好き勝手舐められることになったが。
 俺の今にもため息をつきそうな言葉に、我が妹は奈菜さんとは逆の首筋を舐めながら答えた。
「当たり前です……他人相手とはいえ、兄様がご主人様をするんですよ? ああっ……考えただけでも、もうっ……!」
 感極まった声とともに震える妹。まさか、考えるだけでイッたのか?
「はあはあ……兄様、私もペットにしていただけませんか? 雌犬は奈菜さんに任せるとして、私は雌猫で……はあはあ……」
「へ、変態かお前は。そんなことできるわけ――っあ! 奈菜さん、いきなり激しすぎ……っ!」
 妖しげな吐息を耳に吐きかける変態妹に気をとられていると、股間に強烈な快感が走った。
 下を見ると、尻を上げた四つん這い状態の奈菜さんが、手を使わずに口だけで俺の肉棒を愛撫していた。

261 :巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:19:09 ID:cTQNovrt
「んふぅ、んっ、んっ、んっ、んんぅ」
 じゅぶ、じゅぼという水音が聞こえてくるほど激しいディープスロートに、はき出したくなる欲求が高まる。
「っ……くあっ……!」
「はあはあ……ふ、ふふふ、良いです兄様、その表情……最高です……はあはあ」
 耳元で囁かれる艶めいた言葉にぞくぞくする。押し付けられていた柔らかいモノが上下に動き始めた。柔らかい中にある硬い感触に気分が昂ぶる。
「っ、で、出るっ……!」
 俺のそんな切羽詰った声に応えるように、深く咥えこむ奈菜さん。棗の方は俺の胸に手を這わせながら耳を甘噛みしてくる。
「くああ……」
 喉まで届くほど深く咥え込まれたまま強く吸い上げられ、耳の穴に舌を差し込まれる。胸に加えられる微妙な刺激と、背中に感じる胸の弾力と乳首の硬さに昂ぶらされ。高く持ち上げられ誘うように揺れる奈菜さんの腰の動きに興奮する。
「っ、あぁっ!」
 絶え間なく襲ってくる快感に耐え切れず、俺は奈菜さんの咥内に遠慮の欠片も無く精液を吐き出した。
「っはあ、はあ……っくぅ!?」
「あ、奈菜さん、飲み込むのは待ってください」
 じゅるじゅると尿道に残っていたものまで吸い込んでご満悦な表情を浮かべている奈菜さんに、未だに俺の胸を弄っていた棗が待ったをかけた。
 快楽でぼんやりとしている頭で、はて、なんだろうかと思っていると、
「独り占めはずるいですから、ちょっと分けてくださいね」
 とかなんとか場違いなほど朗らかに言いながら、我が家の変態妹は、奈菜さんの唇にむしゃぶりついた。
「んんっ! んん……んぅ……むーっ!」
「んちゅ、ん、んく、ぷはぁ。うふふ、兄様の味、やっぱり最高です」
 とろんと眼を垂れ下げて、幸せそうに言う妹。折角のご馳走を盗られた奈菜さんは、それを恨めしそうに睨み付けている。
「ううー……くぅーん」
 諦めたのか目線を外し、しょんぼりした様子でこちらを見つめる奈菜さん。その姿が捨てられた子犬のようで、俺はついついおいでおいでとやってしまう。
 くっ、可愛いのが悪いんだ。
「くぅーん、くぅーん……」
 子犬のように鳴きながら、やはり子犬のように甘えてくる。これは、あれか。さっきの雌犬の続きか?
 頭を撫でてやると、甘えた鳴き声をあげながら首筋に頬を擦り付けてくる。あー可愛いと思う反面、俺の胸板で押しつぶされる柔らかくて大きな双球の感触と、擦り付けられるこれまた柔らかい太股の感触に、またアレが大きくなってくる。

262 :巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:19:49 ID:cTQNovrt
「くぅーん? くぅん、くぅん」
 だんだんと自己主張を強めていくアレに気づいたのか、それはもう嬉しそうに満面の笑みを浮かべる奈菜さん。
「はっ、はっ、はっ、くうぅん」
 俺の首筋に顔を埋めたまま、奈菜さんは体重をかけて俺を押し倒しにくる。特に拒む理由も無いのでそのまま押し倒される俺。
「はあ、はあ、くーん」
 奈菜さんは俺の首筋に舌を這わせながら、俺のモノを受け入れるために腰を上げる。奈菜さんの柔らかい下腹部に押しつぶされていたソレは、重石が取り除かれるとぴんと直立した。
「はぁ、はぁ、はぁ」
 震える吐息が、奈菜さんが極度の興奮状態にあることを教えてくれる。顔は嬉しそうに笑ったままだが、眼だけはひどく真剣で、笑っていない。
 先端が奈菜さんのソコに触れる。膝まで垂れるほどの愛液。このまま腰を下ろせば、俺のソレは大した抵抗も無く奈菜さんの奥まで貫くだろう。
 そして、奈菜さんが腰を下ろ――
「控えなさい、この雌犬」
「きゃんっ!」
 そうとして、我が愛すべき変態妹に痛烈なスパンキングをくらい吹き飛んだ。
 ここまで来てそれかよ! と文句の一つでも言いたかったが、この特殊性癖持ち妹の鋭い眼差しを見て断念した。やばい。割と本気で怒ってらっしゃる。
「く、くぅーん」
 蹴られた尻を撫でながら、こちらを恨めしげな眼で見る奈菜さん。そんな奈菜さんに、我が妹は怒りの声を挙げた。
「度を弁えなさいこの雌犬。ご主人様の上に乗ってお情けを受けようなど言語道断。騎乗位や正常位は人間様のやることです。雌犬は雌犬らしく後配位でお情けを受けなさい」
 ちょっ、なに言ってんの。俺は思った。相変わらず凄いことを言う妹だ。俺はそんなこと欠片も望んでないっつーのに。
 そんな俺の内心を嘲笑うかのように、我が家のぶっ飛んだ妹は、自らの美学と感性に則った雌犬のマナーを奈菜さんに指導し始める。

263 :巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:21:55 ID:cTQNovrt
「ほら、その汚らしいお尻をこちらに向けなさい……また蹴られたいのですか? ――よろしい。では、ソレを高く上げて―
―上げ過ぎです。上半身は伏せて――そうです。ふふふ、では、自分で広げてみなさい。そうそう、いいですよ、これで貴
女も立派な雌犬ですね、ふふふふふ」
 妖しく笑う棗。高く掲げられた奈菜さんの尻に顔を寄せ、奈菜さんが自ら広げた秘部に指を潜り込ませる。
「うああっ……」
「くすくす……まだ薬が抜けてませんでしたか」
 わざとらしくそう言いながら、指で奈菜さんの中を掻き回す。
「あんっ、あっ、あああっ!」
「あら、先ほどの犬の真似はどうしました?」
「わ、わんっ、わんっ、きゃ、きゃぅっ、きゃんっ!」
「くすくす……もう良いですよ、兄様」
 満足したのか、そう言って指を引き抜く棗。直前でお預けされたのもあって、俺のアレはまだ勢いを失っていなかった。
「……良いのか?」
「何を疑ってるんですか? 良いに決まってるじゃないですか。これは兄様の犬ですよ?」
「……いや、もういいか。分かった。入れるぞ?」
 ここでやったら飼い主決定だよなあとか、こんなアブノーマルなプレイに興奮するなんて、俺はノーマルな筈なのにっと
か、色々と俺の中で葛藤があった訳だが、まあ結局若さには勝てず、奈菜さんの尻に手を這わせた。
「わおぉぉん」
 それだけで、奈菜さんは切なげな声と共に身体を震わせた。どうやら軽くイッたらしい。

264 :巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:22:54 ID:cTQNovrt
「大丈夫? 入れるよ?」
「くぅーん」
 俺の問いかけに、奈菜さんは甘えた声で鳴いて腰を擦り付けてくる。
 一旦腰を引き、ペニスを奈菜さんの秘所にあてがう。それだけでも、奈菜さんは快楽に染まった大きな息を吐きだした。棒の先端に吸い付いてくる秘唇の感触に背筋がぞくぞくする。
「入れ――」
「ちょっと待ってください」
 ――またか。
 いざ腰を突き出そうという所で割り込んできた妹を睨む。
「なんだよ?」
「駄目です。そんな普通の後配位の格好じゃあ駄目です。ここは圧し掛かるようにするか、もしくは押さえつけるようにするかのどちらかでお願いします」
 こいつはどこかのAV監督か?
 いいですね、お願いしますよ、とかなんとか言っている変人妹に、心の中で至極真っ当な突込みを入れながら、俺は止めていた腰を進めていく。
「っあ、あああっ」
 ちなみに、俺は圧し掛かる方を選択した。これなら、まあ、普通の後配位に見えないことも無いからだ。妹の話を無視するという選択肢は最初から無い。おそらく、俺が死ぬまで無いだろう。
 そんな理不尽な現実を忘れるため、俺はがむしゃらに腰を振りたくる。
「わ、わんっ、ああっ、あんっ、あ、あ、わんっ、あっ、くぅん、あ、ああああっ!」
 何とか犬の真似を続けようとする奈菜さんだったが、激しい刺激にそれどころではないらしい。背筋がこわばり、中はぎゅうぎゅうと締め付けてくる。
「ひ、ひぐっ、あっ、あっ、ああああっ! うあ、あんっ、ぐしゅ、うああああっ!」
 あまりに激し過ぎる刺激に泣き出してしまった奈菜さん。泣きじゃくりながら腰を動かす奈菜さんを、しっかりと抱きしめる。
「っ、だ、出すよ、奈菜さん。中で、いい?」
「うわんっ、わんっ!」
 俺の問いかけに、恐らくOKという意味だろう鳴き声を返す奈菜さん。
 ラストスパートとばかりに小刻みに腰を動かしながら、ちらりと横に視線を奔らせると、そこには我が妹君がだらしない笑みを浮かべてながらこちらを凝視していた。
「さ、最高です……これは、いい……」
 大好物を前にした子供のような表情で呟く妹。相変わらず変態チックな性癖である。
 まあ、そんなことはさておいて。
 吐き出したい欲求が堪えられないほど昂まった俺は、奈菜さんの中深くに突き入れる。ぴったりと俺の腰と奈菜さんの尻が合わさった状態で、俺は堪えていたものを解き放った。
「っく、ああ……」
「ふあぁぁぁぁ……」
 柔らかい奈菜さんの身体を抱きしめながら、二度三度と腰を振るわせる。一度出したにも関わらず勢い良く飛び出る精液に、奈菜さんは腰をぶるぶると振るわせた。
「っあ、はあ、はあ、良かったです、奈菜さん」
 汗と涎と涙でぐちゃぐちゃになっている奈菜さんの顔をぺろりと舐める。
「くぅーん」
 奈菜さんは、甘えた声で鳴いた。

265 :巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:24:21 ID:cTQNovrt
 とある日曜日の昼下がり。
 俺は奈菜さんと二人、居間で紅茶を飲んでいた。
 特に話はしない。どちらもあまり自分から話すほうではない。それがお互い分かっているから、沈黙もあまり辛いものではなかった。
 ふと思いついた疑問を、特に考えもせず口に出してみる。
「そういえば、惚れ薬を盗もうとしたのって、何で?」
 俺は可愛いものが好きだ。そして、奈菜さんは可愛い。
 今まで恋愛感情らしきものは抱いたことはないが、可愛いものへの対応は、人に言わせると恋人に対するそれらしい。なら、別に奈菜さんは惚れ薬など盗まなくても良かったのではないだろうか?
 小首を傾げながら言う俺を困ったように見つめながら、奈菜さんは答えた。
「だって、宏様は大切な人ですもの」
 だから、自分のモノにしなければならない。自分から離れられないようにしなければならない。でなければ、いなくなってしまう。母のように。
「……ごめん」
「いえいえ。良いんですよ? それに、今の私は宏様のペットですから。宏様は、ペットを途中で捨てるような人ではないですものね?」
 両手で頬を隠しながら、身体をくねらせる奈菜さん。先ほどまでのシリアスが台無しだった。

266 :巫女妹(中略)お嬢様メイド:2007/04/03(火) 21:26:47 ID:cTQNovrt
「そうだ、宏様。私からも質問が」
「ん? 何?」
「私のこと、好きですか?」
「好きだよ」
 何を今更。さっき好きだって言ったばかりじゃないか。
「では、棗様のことは?」
「好きだよ。あの変態チックなところは治してほしいけど」
「絹様のことは?」
「好きだよ。酔ったら殴ってくるのは治してほしいけど」
「早苗様のことは?」
「好きだよ。あんぱん食わせようとしてくるのは治してほしいけど」
「では、誰が一番好きですか?」
「皆同じくらい好きだよ。一番なんて決められない」
「そうですか……やっぱり、無駄でしたね」
「?」
「なんでもありません。紅茶、もう一杯いかがです?」
 後になって分かったことだが、この時の紅茶の中に、奈菜さんが盗もうとした我が妹謹製の『惚れ薬』が入っていたらしい。どうせ使っても無駄ですよ、と妹に渡されたそうだ。
 この時はそんなことなど知りようも無かったから、素直に紅茶のお代わりを貰った。
「ん、ありがとう」
「いえいえ、私は宏様の雌犬ですから」
「……雌犬と紅茶のお代わりにどんな関係が」
「くすくす、お礼なんて必要無いということです。ペットがご主人様のお世話をするのは当然の事ですからね」
 爽やかに笑ってそんなことを言う奈菜さんに、何となく照れくさくなってそっぽを向く。
「……そりゃどうも」
 頬を掻きながらぼそりと呟いたその言葉に、奈菜さんは一言、
「わんっ♪」
 と返事をした。

 今度犬耳を買って来ようと、切実にそう思った日曜日の出来事だった。

END OF FANTASY


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