【3P】ハーレムな小説を書くスレ【二股】 2
153 :名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 18:27:45 ID:va2ohsWR
幼い頃隣に引っ越してきた女の子は、江戸時代の名家の末裔(お姫様)だった。
彼女に見込まれて婚約する主人公。
(ここで初エッチ)

今まで彼女を護ってきた忍者の姉妹、その妹が今度は俺を護衛することに。
クール姉、妹ドジっ娘。
(ここで忍者姉妹丼)

主人公の警護をする忍者妹の隙をついて襲い掛かる武者三姉妹。
長女・剣術大学生(暴れん坊)、次女・薙刀高校生(大和撫子)、三女・弓術中学生(気弱奥手)。
主人公の、普段は役に立たない特技が効果的に発動、その場の機転で撃退し、寝返らせる。
(ここで武者三姉妹丼)

三姉妹を雇っていたのは武家の末裔の女の子(鎧武者娘・野心家)で、主人公の婚約者から埋蔵金のありかを聞き出すのが目的。
いろいろとやり取りがあった末(このあたりで鎧武者娘、その側近と3p)、埋蔵金のありかを示したといわれる地図は鎧武者娘の手に渡る。
喜び勇んで地図を下に宝を掘り出そうとするが、埋蔵金ではなく、とても価値のないものだった。
(仲良きことは美しきかな、とか書かれた色紙、みたいな)

そのころ、宝よりも女の子を選んだ主人公は、姫、忍者姉妹、武者三姉妹と呑気に7pを楽しんでいた。
するとどうしたことでしょう、姫と忍者姉妹の背中に地図の刺青が浮き上がる。
この三人を同時に絶頂させることではじめて浮かぶ本当の埋蔵金のありかを示す地図だったのだ。
お宝と女の子を手に入れた主人公は、呑気気ままに過ごしましたとさ。
どっとはらい。


・・・というような和風女の子で固めたハーレムSSのプロットを考えました。
だれか文章化してください。



156 :名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 23:25:05 ID:VPgRb3At
前提;ワードからのコピペなんで見難いけど勘弁してください。

 常盤家、って言えばこの街でちょいと名の知れた名家だ。
 江戸時代天下分け目の戦いでは徳川軍に付き、見事な戦勝を挙げたという事は実に有名な話だ。
 その将軍の名は常盤金成。彼の所有する土地は山一つどころではなく、この常盤市のほとんどが彼の子孫の物である。
 と、いう事は必然的にかの家の方々はものすごいお金持ち。
 そしてセオリーとしてそういった家の方々は下々の者には目もくれない、というのが定説であるはず。
 しかして何故か、この物語の主人公伊豆直利は日曜日の昼下がり常盤家にお呼ばれしていた。

「な、なんで僕なんかがこんな名家に?」

 自分でも把握していなかった。
 それもそのはず。彼がこの家に来たのは三日前、突如黒塗りの車に囲まれて
「お誘い」
 などと達筆な筆で書かれた書状を受け取ったからなのだ。
 初めはギャグか何かだと自分を納得させていたのだが、いざ開いてみるとそこには立派な花押と共に達筆な文字。
 正直読めんかった。
 だがなんとか日取りと場所だけは把握し今に至るのだ。

 この家の主人の事を直利は全く知らない。
 しかし、この家の跡取り娘の事は知っていた。
 その名も常盤紀子。言うまでもなく学校のマドンナである。
 むしろ紀子という名前からもう風格が現れているではないか。
 紀、という気高さを現しそうな字に日本の古風豊かな女性の名によくある、子。
 合わせて紀子。
 そのある種直利の勝手な妄想に違わず、常盤紀子その人はまさにそんな感じだった。
 同学年(二年)とは思えぬ風格品位そして笑顔。
 彼女の微笑みを眼前で捕らえた者は例外なくその場で崩れ落ちる。
 清廉潔白を人型にするとこうなる、と新聞部の取材では書かれた。
 何しろ勉強も運動も出来る上に美人。簡単に言えば完全無欠の美女なのだ。

157 :名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 23:25:38 ID:VPgRb3At
「うーん、やっぱりすごい人だ。……ってなんでそんな人が僕の事を家に招いてくれちゃってるわけ!? やっぱりおかしいよ…… 逃げ」
 
 次の瞬間、和室の障子が勢い欲開け放たれた。

「直利様!? 直利様なのですね!」
「ひぃっ?! 生まれてきてすみません!!」

 よくわからんが謝ってしまった。

「えぇっ!? 生まれてきて悪い事なんてありませんよ?」
「あ、ああ、そうですよね。はは、や、やだなぁ僕ったら」
「ふふふ、面白い直利様」

 何故か紀子は慌てる直利の姿を見て笑みを浮かべていた。
 そして直利の心は時化の時の海のように荒れていた。

(な、な、直利様? いや、もしかしたら、なお敏様の略!? 誰だよ敏様)

 実に意味不明な脳みそが加速していた。

「直利様、お久しぶりですね」
「え? あ、はい。そーですね」

 無論、会ったというか会話した覚えは0だった。
 にも関わらず紀子は間合いを詰めてきて、顔はまさしく直利の目と鼻の先だった。
 彼女の長い長い黒髪(腰まで)がサラリと直利の体に絡む。
 さらに一本一本の間から芳しい香りが立ち上り、直利の鼻腔を刺激する。

「あの日以来ですね…… お会い出来る事を心待ちにしておりました……!」
「え? あ、はい。そーですね」

 二度返事が同じだった。
 じわじわと紀子の顔が近づいてくる。むしろ体が接近してくる


158 :名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 23:26:28 ID:VPgRb3At
 胸の先端が軽く腕に触れる。気付けば今日の彼女は和服を着ていた。
 割と固い服が擦れるようにして圧し掛かってくる。

 じっと見つめ合う事数分。
 先に口を開けたのは紀子の方だった。

「ああ、実に十年ぶりですね。直利様とお話できるのは」
「じゅ、十年振り?」
「ええ、町内子ども会で犬レースをやった時以来です」

 犬レース。その単語には聞き覚えがあった。
 この街の子ども会は代々大規模な事で知られている。
 去年は三百メートル流し素麺。一昨年はホットドック地獄。
 そして十年前は犬レースだ。言わば競馬の犬バージョンのような事をした。
 そこで自分は何をしただろうか、一瞬の逡巡の後、直利は思い出した。

 あれは実に十年前。
 直利は犬が大好きだった。
 いや、むしろ犬が操れるくらいの域だった。というか犬と会話できるというか……
 まぁとにかく意思疎通のような事が出来た。無論今も出来るのだが。
 というわけで彼は十年前のあの日、犬レース出場予定の犬にあるいたずらを仕掛けた。

「おい犬共! こんなつまんねぇ事やめてシャバへ繰り出そうぜ!!」
「わおーんわいんきゃい(合点承知の助ってんだあんちきしょうめ!)」

 というわけで犬と一緒に大脱走。みんなで追いかけっこをかましていた。
 しかしいつもの空き地じゃ流石に手狭。十数匹では満足に追いかけっこできない。
 よってあの頃の厚顔無恥を地で行く直利はあろう事か…… 
 常盤家の庭へ侵入したのだ。七歳のガキに常識は通じない。

「ぃいやっほーぅ! 広い! 広いや!」
「きゃいんわおんわおん(広い! 広いぜ!)」

 が、その庭にはちょうど風邪をこじらせ、縁側で一休みしていた紀子が居た。


159 :名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 23:27:21 ID:VPgRb3At

「うおーんわおにうむ!(いやっほう! こいつぁ可愛いスケがいるぜ!)」

 突貫する犬達。無論風邪気味だった紀子は避ける事適わず……
 押し倒された。

「きゃーーー!!!」
「わおわおわおぬわおぬ(いぃーひっひっひ! エロシウム!)」

 絹を劈く乙女の悲鳴。アホみたいな犬の騒ぎ声。
 すぐさま直利も自分がまずい真似をしてしまった事実を知り急いでかばいに行く。

「だ、駄目だって皆!」
「わおきゃんわんわんわ?(だ、駄目なの?)」
「駄目だって! ほ、ほら一緒に帰ろう」
「きゃんわおーんうおわおん(ちぇー けちんぼこのゲスチン野郎が)」
「な、何それ!?」

 回想終了。

「あ、あの時の女の子!」
「そうです…… けどご存知無かったのですか?」
「ご、ごめん。あの時は必死で誰が襲われているかとか……」

 直利の非常極まりない一言に紀子は雷を受けたかのようにのけぞった。
 頭はぐらぐらと揺れ、目はぐるぐる渦巻いている。

「そ、そんな。私が十年前言った言葉すら覚えてらっしゃらないのですか?」
「ごめんなさい……」
「ひひひひ、ひどい。ひどすぎる…… それじゃあ私の覚悟と勇気は一体……」

 紀子がふらりと立ち上がり、ゆらゆらと昏倒したかと思うとその場に倒れこんだ。
 思わず紀子を直利が受け止める。


160 :名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 23:28:01 ID:VPgRb3At
「あ」

 その瞬間思い出した。あの時もこんな風になったはずだ。
 確か犬達を返した後、紀子が倒れてしまったので抱きかかえたのだ。
 すると息も絶え絶えに彼女が呟いたのだ。
 いや、今思うとあの時の彼女は頬を染めていたのかもしれない。

「有難う御座います……」
「え、あ、うん」
「ああ、こんな風に素敵な殿方に助けて頂ける日が来るなんて私……」

 紀子が恥ずかしそうに顔を伏せる。そして呟いたのだ。

「もし、十年後に私が素敵な女性になれたら、お嫁さんに貰っていただけませんか?」

 ……これだ。彼女が言っている話はきっとこれだろう。
 彼女にそれを言われた時、思わず二つ返事で頷いた覚えがある。
 そりゃそうだ。当事七歳にしてインド人もびっくりの可憐さを持っていた彼女に告白されて断るわけにも行かない。
 むしろ断りたくなんかない。冴えない自分が最も輝いていたのはあの瞬間だろう。

「あの、お嫁さんに貰うって言う奴……?」

 直利が言うと、さっきまで死の淵に在った紀子の顔がぱっと輝いた。
 手を眼前であわせ、キラキラ光る目には涙が溜まる。

「お、覚えていてくださったんですね?」
「うん、っていうか今思い出したんだけど」
「それでも…… 私嬉しい!」

 紀子ががばっと起き上がって直利の首に両腕を回す形で抱きついてきた。
 黒髪が覆いかぶさるように直利の顔にかかり、固い着物を通してかすかに紀子の胸の柔らかさが伝わってくる。



161 :名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 23:28:33 ID:VPgRb3At
「直利様、私はずっと、ずっとお慕い申し上げておりました。あの日直利様に助けられてからというもの
 日々の研鑽は欠かさずいつもお命を助けていただいたあの日の事を」
「は、はい」

 泣きながら彼女は直利の頬に自分の頬を擦り付けてきた。
 とすると当然の成り行きで体は実に近くで接する事となり、息は直利の耳に降りかかる事となる。
 成り行きついでに直利の男性自身も持ち上がりそうになったので、直利は彼女を無理やり引き剥がした。

「そそ、それで今日の用件って何なんですか?」
「……そうでしたね。私とした事がうっかり忘れておりました」

 そう言うと、紀子はその場でゆっくりと立ち上がり指をパチンと鳴らした。
 途端に先ほどまで太陽の光を透かしていた障子が一転光を通さない壁となった。
 どうやら向こう側から衝立のような物を立てたらしい。
 あまりにも唐突な展開に直利は一人ついていけないで当たりを見回す。

「え、何?」
「今日であの約束の日からちょうど十年目、約束どおり……」

 暗闇にようやく目が慣れて、正面を見る。
 そこには着物を脱ぎ、長襦袢一枚となっている紀子が居た。

「約束通り、私をお嫁にもらって下さいませんか?」

 言葉と同時に、長襦袢も彼女の体を滑り落ちた。


256 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/15(月) 00:35:23 ID:X+P71kWZ
「え、ええ? えええ!? ちょ、ちょっとまっ」
「何故ですか?」
「だって、そんな、僕らまだ高校生でっ!」
「愛の前にはそんな事は愛の前には全く関係ありませんわ。
 それにここに来てくれたという事は覚悟して頂けたという事でしょう?」

 生まれたままの姿になった紀子が四つんばいになって迫ってくる。
 彼女の肢体は美しく、いつだったかクラスの男子が話していた情報以上の素晴らしさだった。
 四肢はほっそりとしながらも柔らかそうな線を描き、腹部から腰に掛けての曲線はトップモデルでも適わなさそうな細さを保っている。
 それに反して胸は確実な母性を湛え、左右の狭間にはしっかりと谷が出来ている。
 そんな体に纏わりつく髪がより一層彼女の神秘性を引き出していた。

「そんな覚悟って何ですか?」
「え、もしかしてお手紙を読んでいただけませんでしたか?」
「いや、読んだんですけど。ほら、なんていうかあるじゃないですか。
 達筆すぎて読めない事って」

 ガーン。
 そんな擬音が似合いそうな表情が紀子の顔面に張り付いた。
 まさしくその顔はガラスの仮面にでも出てきそうな感じの顔だ。

「そそそ、そんな。そんな事って……」
「あの、すっごい申し訳ないんですけどあれなんて書いてあったんですか?」
「く、口に出してなんて言えません!」

 紀子が恥ずかしそうにその場に顔を伏せた。全裸で。
 直利はもはやどうしていいかわからず、うろうろと視線を彷徨わせるばかり。
 すると、あたふたと両手を振って混乱している彼の頭上からなにやら紙が一枚降ってきた。

「うわ、ってなんだこれ」



257 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/15(月) 00:35:56 ID:X+P71kWZ
 かさりと音を立てながら中を開いてみる。

『紀子様のお手紙には要約するならば「約束の時が来たから家に来てくれ。そして一生に一度の思い出を作りましょう」と書いてありました。有体に言えば抱いてくれという事です。頑張ってください。貞淑な紀子様にとってはすごい勇気だったのですから。』

「な、なんだこれ」

 よくわからないが、激励の手紙が届いていた。
 しかし、あの手紙にはそんな事が記してあったらしい。
 直利は恥ずかしそうに悲しそうに顔を臥せったままでいる紀子をもう一度見つめた。

 一糸纏わぬ美しい体。
 それが自分の物になるというのか?
 
 その現実を目の前にしてまだ直利は躊躇していた。
 第一やり方を理解していない。どうすればいいんだ。
 エロ漫画やエロゲーを参考にしてはならない事くらいは理解している。
 あれは男の煩悩で出来ている。リアリティの欠片の無い幻想だ。
 もし恋人が居て行為に及ぶというならばもっと相手を思いやらなければならない。
 そう、これは自分勝手にやっていいオナニーではないのだ。

 震える手で直利は紀子の肩に手を置いた。
 ゆっくりと涙を顔に残したまま紀子も顔を上げる。

「――!」

 美しかった。
 涙に頬を濡らし、眉を八の字にしてこちらを見上げる様。
 さらに少し口を尖らしている仕草など、今すぐ抱きしめてしまいたいくらいだ。
 いや、むしろもう抱きしめてしまった。
 いまさら引き下がるわけにもいかない。もう遅い。

「あ、あの。ぼぼ、僕も覚悟って言うのが出来ました」


258 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/15(月) 00:37:24 ID:X+P71kWZ
「え?」
「えーと、なるべく優しくしようと思うんで、あの、その」

 慌てる直利の目をきょとんとしながら見つめ―― くすりと桜の花びらのような唇がほころんだ。

「――はい、よろしくお願いします」

 初めての作法。
 直利はもちろん童貞なので知らない。無論、作者も知らない。
 でもまぁまずはキスからのような気がする。
 が、いざ直利が気合を入れて接吻をぶちかまそうとしたらふいと紀子は後ろを向いてしまった。

「あ、あれ? 紀子さん」

 突如後ろを向いた紀子が、何かブツブツと呟き始める。
 このままぼんやり立っているわけにもいかないので、直利も近くまで寄る。

「だだだ、大丈夫。皆やってる事やってる事。痛いのはしょうがない。そそそ、それに気持ちよかったりもするらしいし。大丈夫大丈夫。平気平気全然平気……」

 後ろを向いた彼女は顔を真っ赤にしながら何度もそんな事を呟いていた。
 さっきまでの大胆さはいずこへ。今度は一転して花も恥らう乙女と化していた。
 いや、どちらかと言えばこっちが彼女の素なのだろう。
 落ちてきた手紙を信じるならばさっきまでの彼女は相当な無理をしていたはずだ。
 そんな彼女がどうしようもなく愛おしく思え、直利はゆっくりと紀子を抱きしめた。

「あの、なるべく優しくします。なんていうか、出来るだけ」
「……はい!」

 改めて真っ直ぐに見つめあう二人。
 そして、自然と唇が触れ合った。


259 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/15(月) 00:38:50 ID:X+P71kWZ
「あ、ん…… んん……」

 啄ばむようなキス。
 しかし、今から共寝するというのにそれだけで止まろうはずはない。
 次第に直利の理性のタガがガタガタと音を立てて崩れ行く。

「んん、んんっ!? んあっ、あふ…… うん…… くちゅ、ちゅぱ。んあ、はぁっ……」

 離れた二人の口から唾液が糸を引く。まるで互いに離れたくないと主張しているようだった。
そんな様子を見て紀子は恥ずかしそうに目を伏せる。
 なるべく優しく彼女の肩を抱き、布団の上に寝かせてやる。
(今思えば最初から布団が敷かれているのは実に不思議な事だった)

 昼の日中からこんな事をするのは実に気恥ずかしい気分だが、
惜しみなく裸身を晒している彼女を見ていると、そんな常識など頭から吹っ飛ぶ。
もう一度彼女の口腔を味わおうと唇を付け、舌を貪る。
 今度は紀子も抵抗無く舌を差し出してきた。

「ん…… んん」

 ぴちゃぴちゃと水音が口の狭間から漏れ出し、いやらしい音を奏でる。
 一分もそうしていると、直利の物は痛いほどに自己主張を始めていた。
 しかし、当然ながら自ら攻めるわけにも行かずただただそのままキスを続ける。

 キスも続けていれば体の位置がズレる。
 幸か不幸か、その結果直利の物が紀子の太ももに触れる事となった。
 いくら初めてといえど、紀子だってそれが何かはすぐにわかった。
 顔を直利から外し、幾らかの羞恥心を込めて呟く。

「あ、あの。もしその、苦しいのでしたらそろそろ…… 私も覚悟は出来ております」

 その言葉を断れるほど、直利にも余裕は無かった。
 少しの躊躇はあったが、普段の自分からは考えられないほどすばやく服を脱ぎ捨てる。


260 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/15(月) 00:39:37 ID:X+P71kWZ
 紀子同様生まれたままの姿になる直利。
 そんな彼を、主に下半身を見て紀子の目はまたぐるぐると回転しだす。

「だだだ、大丈夫大丈夫。皆やってる皆やってるから怖くない。怖くない。痛いけどそれは当たり前。当然。怖くない怖くない」

 もはや呪文のように繰り返す。
 なるべく彼女を怖がらせないように、直利はゆっくりと紀子の足元へ移動する。
 正常位の体制だ。つまり最もポピュラーな体制なのだが……

「紀子さん」
「ははは、はい!? なんでしょうか、私何か粗相を……」
「いえ、なんていうか、その……」
 
 真実を言っていいものか。いや言わねばなるまい。

「足、広げてもらわないと何も……」
「ああっ、ごごご、ごめんなさい!」

 と、謝ってくれたが足は一向に開く気配を見せない。

「……」
「……」

 気まずい沈黙。
 欲望が先走り、もはや苦痛を感じ始めていた直利にそこまで我慢する余裕はない。
 しかし、それ以上に女性と無理やり行為に及ぼうとする勇気も無かった。
 結果として、彼は――

 いわゆる、男子最大の屈辱を味わう事となった。

「あっ……」
「あ……」


261 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/15(月) 00:40:14 ID:X+P71kWZ
   ◇

 大慌てでティッシュで紀子の脛についた自分の欲望を拭き取る。
 が、それで全てが元に戻るわけではなく、直利の恥まで拭き取る事は不可能だった。

 入れても無いのに出す。

 それがどれだけ恐ろしいか、恐らく古今東西の男子ならば全員が理解できるであろう。
 もちろん、直利も痛い程それがわかっていた。
 というか痛々しい自分が実に痛かった。

「あ、あの、直利様」
「……」
「その、元気をお出しになってください。えーと、男性の方なら誰でも……」

 優しさが、辛い。
 そんな現象が実際にあるなんて思っていなかった。
重さ16tが背中に乗っかっているような辛さを感じる。
こんな事なら全裸でパンツ頭に被って街を疾走した方が面が割れない分いいかもしれない。

「……いや、流石にないか」

 なんだか全ての力が抜けた。
 恐怖で緊張し、歓喜で緊張し、焦燥で緊張し―― 果てた。
 緊張の連続が彼に無限の無気力を生み出した。
 今ならシャオリーでも使えそうな気がする。勇次郎にも勝てる。

 茫然自失となった直利を見て、紀子は慌てていた。
 何しろ初体験直前に相手の男性が魂の抜けた人形のようになってしまったのだ。
 骨髄まで女性である彼女に男の気持ちは理解できない。
 虚空へ打ち出された無数の夢、その無念を彼女はわからないのだ。
 いつの世も女性はわがままとされるが、それも当然。


262 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/15(月) 00:40:58 ID:X+P71kWZ
 無理やりこれは神の試練とでも解釈するしかないのである。

 それはさておき、紀子の焦りもさらに加速していく。
 あれほど元気だったあれは見事に意気消沈たる有様だった。
 噂通り一撃必殺の代物らしい。初見だが、確かに火縄銃に似てない事もない。
 つまり、現在弾切れの状態なのだ。
 さらに直利の様子を見る限り、火縄の炎も切れているらしい。
 ぐったりとした表情には無念としか書いていない。
 彼の元気を取り戻すにはどうしたら……

「あっ――」

 一つだけある。昔読んだ書物に書いてあった。
 しかし、それはどちらかというと初体験では御免被りたい物だった。
 何しろ、生物としては規格外の行動である。とりあえず人間以外はやらない。
 だが他に方法は無いように思えた。

 やるのか?
 やらないのか?

 選択肢は、一つしかなかった。

「えいっ!」
「え、うわっ!」

 力任せに直利の事を突き飛ばす。
 都合正面から突き飛ばされた結果、直利はまるで赤ん坊のようなポーズですっこける。
 無論、足も開いた状態でだ。
 そこへ紀子は無理やり割り込んだ。紀子の長い黒髪が直利の両足に絡む。

「え、え?」

 困惑する直利。
 紀子にそんな愛しい彼の表情を見つめている暇はない。


263 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/15(月) 00:41:42 ID:X+P71kWZ
 先ほどした一大決心を形にするのだ。形に表すのだ。
 そうでもしなければ初体験は終わらないのだ。
 精一杯自分を鼓舞して、彼女は次なる行動へ移った。

「あむっ」
「え、はぁぅっ!?」

 直利は自分の眼前および身体に起こっている現象を一瞬把握できなかった。
 ――自分の物を、あの学園のマドンナが咥えている。
 最初感じた非現実がさらに力を増して到来する。
 次に彼がそれを現実と認識するのは彼女が必死に舌を動かした時だった。

「んん、ん、ちゅ、んん、ん〜〜」
「え、え、いや、ちょっとうわ、紀子さん?!」
「もご、ん、は、はい?」

 彼女は少し目じりに涙を湛えながらこちらを上目遣いに見上げてきた。
 まさに心へ凄まじいクリーンヒット。
 十人に聞いたら百人が大興奮! と答えそうなこの状況にあって直利は狼狽していた。

「何、何してるんですか!」
「何って…… あむ、あの、お口で……」

 心底恥ずかしそうに紀子は呟いた。
 消え入りそうなほど真っ赤に染まった顔を見て、直利も羞恥心のあまり顔から炎が出そうなほどだ。
 そんな心情とは裏腹に、直利の息子は紀子の口の中でどんどん元気を取り戻していく。
 徐々に大きくなるそれに、紀子は苦しそうに喘いだ。

「うう、ん、んん〜 けほっ、えほっ」
「辛いんだったら……」
「いえ、いいんです。やらせて下さい」

 眉を八の字にして、やはり目元に涙を溜めて紀子は訴える。


264 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/15(月) 00:42:13 ID:X+P71kWZ
 そんな可愛い怒り方されたら何も言えなかった。

 少しずつ慣れてきたのか、紀子の舌の動きもぎこちなさが無くなってきた。
 既に完全にやる気を取り戻した竿の周りを、ぬるぬると唾液と一緒に舌が這いずる。
 上手さはないが、思いを込めた作業に二度目の欲望が鎌首をもたげる。
 初めて味わう快感に、直利は思わず相手を思いやる気持ちを忘れてしまった。

「あ、あのっそろそろ……!」
「ん、んん、ん、うん…… はい?」

 後に言葉は出なかった。
 その代わり、返答しようと一瞬顔を持ち上げた紀子の顔面に本日二度目が降りかかった。

「きゃっ!? ――あ」

 呆然と、それを顔面で受け止める。
 一度目よりも明らかに量が多い。少なくとも三倍はある。
 主に眉間に飛んだそれは粘性でゆっくりと鼻筋から顎へと降りていく。

「あ、ああ! すすみません!」
「いえ、その……」

 紀子は少し、液体を掬い口へ運んだ。

「げほっえほっ」

 またむせた。

「いや、一体何を!?」
「うう、あんまり美味しい物じゃないんですね」
「そ、そりゃそうでしょ」

 若干期待してたが、裏切られた。
 が、別に嫌じゃなかった。


265 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/15(月) 00:42:49 ID:X+P71kWZ
 確かに美味しくない。むしろ不味い。
 だが、嫌じゃなかった。
 そんな事実が紀子の勇気を後押しする。

 さっきとは違う意味で呆然としている直利をよそに、彼女は恐る恐る後ずさる。
 そして、自分から仰向けに寝転んだ。

「あの、元気は出ましたか?」
「えっ?! あ、はい」
「それじゃ、その、えええ、えーと」

 紀子の顔がみるみる内に紅潮していく。表情はガッチガチに固まり、動きはロボットのようだ。
 それでも今度は紀子が自ら、ゆっくりとだが、腰を持ち上げて――

「えーと、あの……」

 いわゆる、おねだりをした。

「あの、一生に一度の思い出を、下さい」


321 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/18(木) 00:58:01 ID:hgbbCFsW
 初めに事に及ぼうとした時よりも、直利の動きは実にスムーズだった。
 なんとなく慣れのような物も出来た上、紀子には最高に恥ずかしい場面を既に見せてしまっている。
 むしろこれからどんな恥ずかしい真似をしても紀子には平気なような気がした。
 それに、彼女が勇気を見せてくれたのだ。ここで引いては男が廃る。

 お互いに無言。しかし、心臓は高く張り詰め、鼓動の音が空気を揺らしているようだった。
 あまり急ぎはしない。ただ、動きは止めないように。
 ついに直利は自分のペニスを紀子にあてがった。

 気まずい沈黙。一瞬の空隙の後に、直利は少しずつ腰を進めていく。
 紀子の腰を掴んで、軽く引き寄せる。紀子が少し引き絞るような声を上げるが、構わず行動を起こした。
 先端が徐々に徐々に、紀子の中へ飲まれていく。
 完全に先端が埋没したすぐ後、少し詰まるような間隔があった。

「あ、あれ」

 今までと同じ強さでは前へ進まない。
 しょうがないので直利は少し強めに前へ出た。
プチッ、という軽い衝撃と共に何かを突き破る感覚。

「あ」

 多分これ処女膜って奴だ。そう気付いた時にはもう襲い。 

「んんっ!? ううぅ〜」

 いきなり膜を突き破ったのだ。相当の痛みだったろうが、紀子は文句一つ言わない。
 ただ目にいっぱい涙を溜めてこっちを見てきているが…… それは直利の情動を高めるだけで非難にはなっていなかった。
 謝ろうかとも思ったが、そしたらここで挫折してしまいそうな気がして何も言わずに前へ進む。


322 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/18(木) 00:58:51 ID:hgbbCFsW

 一分以上も掛けて挿入を試みた所、ようやく紀子の膣へ直利の物が納まった。

「うあっ、はうっ、はぁ…… ぜぜぜ、全部入りましたか?」
「うん、一応……」

 本当は根元の方が結構余っているのだが、あえて言わないでおく。黙っておく事も優しさなのだ。
 そんな直利の心も知らずに、紀子は微笑みも浮かべる。
普段学校で彼女を見つめていた時に浮かべてくれる微笑ではない。
 もし人の心の中から不安や悲哀が一切消え、喜びのみで満たされたらこんな表情になるのだろう。
 積年の思いが達成された事に、紀子は涙を流しながら直利の首を抱きしめる。
 直利の顔が美しい髪に埋まる。今まで嗅いだ事の無い女性の匂いが一杯に目の前を占める。
 なんとなく、直利の心も快楽や快感ではなく、安心に満ちていた。

 無言でしばらく抱き合う。
 感極まる、という言葉があるがまさしくその状態だった。
 今の二人の間には一言も言葉は必要だった。
 まさしく二人は一つになっているのだから。

 が、といっても所詮は人間。感じあうというのも限界はある。
 なんといっても彼らは性交に及んでいるのだ。無論、快楽の類も感じている。
 とすれば男性である直利はムズムズしてくるわけで。

「……」

 腰は動かないが、そこから先にも微小ながら筋肉は存在する。
 暖かい紀子の中に、まるでいくつもの輪で柔らかく締め付けられればその筋肉が反応するのは必然といえた。
 そして、その必然に入れられている側の紀子ももちろん気付く。
 ピクピクと動かれている感覚に頬を赤らめながら紀子が呟く。



323 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/18(木) 00:59:55 ID:hgbbCFsW
「あの、直利様。お辛いのでしたらその、動いても大丈夫ですよ」
「でも紀子さん痛いんじゃ……」
「大丈夫です! ……直利様のなら、平気ですから」

 口元に手を当て、消え入るような声で紀子は言った。
 直利としては最後まで彼女の事を気遣いたかったのだが、彼の男としての本能がその限界を既に告げていた。
 それでもなんとか理性で興奮を押しとどめ、ゆっくりと前後運動をする。
 わずかな水音と共に直利の物が出し入れされる。

「あっ、あっ」

 痛みなのか、それとも別の感覚なのか。どちらとも付かぬ声で紀子が喘ぐ。
 きっと痛いだろうに。
 それでも自分を責める文句を言わない紀子は直利はとても愛しく思った。
 せめて少しでも気持ち良くしようと、彼は行動へ出る。

「あっ、あぁっ!? んんっんむぅ…… ぺちゃ、くちゅ……」

 抱きついていた紀子を少し引き剥がし、口へ舌を挿入する。
 さらに聞きかじった知識を総動員する事にした。
左手をお尻へ持っていき撫でさする。右手を肩へ回し強く抱きしめる。

 愛する男性の力強い行為に安心感を得たのか、紀子の体がだんだんと弛緩していく。
 それに、つい先ほどまで痛みに怯えるような感じだった彼女の中が、だんだんと直利の物を受け入れ始めた。
 自然と、直利の腰の動きも早まっていく。

「んっんあっ、ぷはぁっ。 あっあっあっ駄目っ、何か私ぃっ」

 明らかに声に艶が混じり始める。
 眉間に皺を寄せつつ、細かく短く喘ぐ彼女を見つめていると、
 直利の中でだんだんと射精感がこみ上げてくる。



324 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/18(木) 01:00:26 ID:hgbbCFsW
「あのっ、俺そろそろ……!」
「えっ、あっ、しゃっ射精されるんですか!? あっあっ」

 直利の言葉を耳にして、紀子が直利の首にがっちりと抱きついてくる。
 中で出さないために体を離そうとしていた直利にとってこれは不意打ちだ。
 腰を必死に引くが、初めてだった彼に抜ききる事など到底無理だった。
 明滅する快感が腰周りを走り回り、直利は紀子の中で果てた。

「はぁあぁあああうう…… 中で出てるぅ」

 何度も何度も律動を繰り返した後、二発目の射精に萎えた直利のペニスはずるりと紀子の膣から引き抜かれた。
 それに合わせるかのように紀子も絶頂に達したようで、腰を仰け反らせて何度か震える。
 ゴポリと粘性のある白濁液が漏れ出してくるのを見て、小心者の直利は慌ててしまう。

「うわっ、ごごごめんなさい!」
「あら、何が?」

 対して、紀子は痛みに眉をしかめながらも余裕のある顔で返してくる。

「だって、ほら、僕達まだ学生なのに中でなんて……」
「……そんなの全く構いませんわ。だって……」

 改めて、紀子が首へ抱きついてくる。そしてそのまま耳元で囁いてきた。

「だって、愛してる人の子種ですもの。嫌なはずがありませんわ」
「紀子さん……」

 紀子の言葉に、思わずじわりと涙が染み出してくる。
 今までの自分の人生でこんなに人に必要とされた事など一度も無かった。
 学校ではろくに友達もおらず、植物や動物とばかり付き合ってきた自分にこんな恋人が出来るなんて。
 直利が思い切り、紀子を抱きしめる。
 


325 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/18(木) 01:01:46 ID:hgbbCFsW
「紀子さんっ! あの、僕絶対責任取って…… 紀子さんを幸せにしますから」
「はい、有難う御座います」
 直利の言葉を紀子は嬉しそうに受け取ったのだった。
 




そんな二人の行為を、天井裏から覗き見る存在が二つ。

「うぅっわー。すっごいねー。お嬢様幸せそう」
「…… でしょうね、想い人と一緒になれたのだから」

 片や快活な少女の声。片や怜悧な少女の声。
 二人とも眼下の恋人達へ聞こえないよう、ひそひそ声で会話を続ける。

「でもでも良かったねー。お薬使わないですんで。もし直様が男好きとか女嫌いとかだったら使わざるを得なかったもんねー。インポとかでも」
「…… それはそうね。でも油断は出来ないわ。今のだってただしただけですもの」
「そうだねー、テクニックとかは皆無って言っちゃってもいいもんねー」
「…… だからこれからは利様にもそういう事を学んでいただく必要があるわ。というわけで……」
「明日のお昼休みに屋上へ呼び出すんでしょ? お嬢様が許して下さるかなー」
「…… そこをどうにかするのが私達の役目よ。それに利様には常盤家に入る心構えもして頂かなければならないもの」
「まぁー難しい事は明日になってから考えよーよ。私お薬閉まっとくねー」
「…… ええ、お願い。全ては明日から、よ」

 怪しげな会話が頭上で繰り広げられている事も知らず、
 初めての行為に疲れた二人は夢うつつの思いで二人、共の布団で眠るのだった。


375 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/24(水) 00:50:20 ID:y7Fy3LVg
 幸せな事というのは連続するのものだ……
 直利は今その身にひしひしと幸せを感じていた。
 昨日は昼間から紀子と同じふとんで寝た後、夕飯をご馳走になった。
 さらにそのまま夜まで二人の会話に花を咲かせていたのだ。流石に夜もやる体力は無い。
 もちろんその日は紀子の家に泊まらせてもらった。直利は一人暮らしなのである。
 朝も朝でしっかりと彼女に起こしてもらい、紀子の作った朝食を頂いてきた。
 そしてそのまま二人で登校。二人で登校。アベック登校。
 伊豆直利の人生ここに極まれり。

 幸せな事というのは続かないものだ……
 直利は今その身にひしひしと生命の危険を感じていた。
 二人で登校したはいいものの、紀子は常にこちらにラブオーラ全開。
 その勢いは留まる事は知らず、衆目の中に晒されても収まることはなかった。
 そして、もちろんその中には学校の人間もいる。
 恐怖はここからだ。須らく男子生徒はこちらへ敵意を向け、女子生徒は驚愕の表情と共に見つめてくる。
 生まれて初めて明確な殺意を感じた瞬間であった。
 
 学校へ着いてからの紀子は実に饒舌だった。
 クラスメイトからの質問、ファンクラブからの追及、先生からの詰問。それら全てをこなす様はさすが才女、恵まれた溢れんばかりの才覚。
 昼休みになってもクラスに押しかけてくる人間は溢れんばかり、一緒にご飯を食べようと思っていたが、忙しそうで声も掛けられそうに無かった。
 さりとて、クラスからもうまく逃げられそうに無い。何故なら自分も追い詰められているから。

「伊豆ぅぅ!! お前だけは許さないッ!」
「殺してやる殺してやる殺してやる!!」
「直利っ! 君がっ! 泣くまでっ! 殴るのをやめないっ!」

 どこかで聞いたような台詞を叫びながら机へ迫り来るゾンビ、もといクラスメイト。
 今まさに彼はレオンやエイダの気持ちを理解していた。
 いや、マシンピストルもロケットランチャーを持っていない分、
 直利の方が心細さでは上だろう。ちなみに作者はレッド9が非常に好きである。


376 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/24(水) 00:50:54 ID:y7Fy3LVg
 まぁそんな事はどうでもいい。今は直利がどうこの状況を切り抜けるかなのだ。

「ど、どうしよう」

1、ハンサムな直利は突如として逃走のアイディアを思いつく。
 2、仲間が来て助けてくれる。
3、かわせない。現実は非情である。

3。 3。 3!!

 と思った次の瞬間だった。
 突如黒板消しの粉のような粉が教室中に舞った。
 軽い爆発とも思える勢いで舞い散るそれらに、教室の空気は一瞬で真っ白に染まる。
 まさに超スピードとかそういうのではない何かを感じる速さであった。
 さらにそれが生徒の器官に入る。クラスメイトその他が全員目を擦り、一斉に咳き込む自体となった。

「え? え? うげっ、ごほごほ器官に粉がっ?! あ、目が痛い!! っていうかうわっ!?!」

 これまた突然に襟が背後から掴まれて、後ろへ直利は引き倒された。
 さらに襟は掴まれたままに、引きずられて窓の外へその身を投げ出される。
 紀子と付き合う事を妬んだファンクラブの仕業―― 一瞬で容易にそれが想像できた。
 ああ、やはり分不相応というのはあるものだ。あの時犬を外へ出さなければ自分はこんな目に合わなかったのかもしれない。
 よくわからない後悔をしながら、直利が死を覚悟していると、また彼の身に超常現象が起こった。
 なんと、体がそのまま垂直上昇を始めたのだ。

「はぁっ!?」

 自分の身に何が起きているか一瞬理解出来なかった。
 追い詰められた自分が舞空術でも身に付けたのか。
 そんな阿呆な妄想を他所に、体はぐんぐん宙へ浮かび、屋上へ投げ出された。


377 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/24(水) 00:51:39 ID:y7Fy3LVg

「あてっ!」

 背中を強打し、思わず声を上げる。
 弁当片手にのた打ち回っていると、彼の体にさっと影が差し掛かってきた。
 一瞬、雲かとも思ったがその正体は違った。
 人だ。二人の女子高生がこちらを見下ろしてきている。そして、勇人は彼女達を知っていた。

「橘姉妹?!」
「そうそう! 兄ちゃん! スカイラブハリケーンッ!」
「…… それは橘兄弟でしょう」

 何故かハイテンションな声と、妙に冷静な声。ほぼ同じ声がステレオで聞こえてくる。
 彼女達こそ、双子なのに性格が正反対な事で知られている橘姉妹である。

 橘茜。明星高校二年三組出席番号十二番。
 いや、そんな事務的な項目なんて読者はもちろん作者も興味ない。
 セミロングの髪を止め具で上へ纏め上げ、快活な顔は常に笑顔を浮かべている。
 事実、彼女は三組の元気娘として知られており、体育祭文化祭その他ではまさしく盛り上げ役として重用されている。
 といっても直利にとってはその程度の印象で、後は運動神経がいいという事くらいしか知らない。

 橘葵。明星高校二年三組出席番号十一番。
 いや、だからそんな事務的な項目(ry
 彼女もまた髪が多少長めだが、茜のように纏めてはいない。そのまま伸ばしっぱなしだ。
 怜悧な瞳は射抜くように直利を見下ろしており、茜よりも冷たい印象を与える。
 クラスではその明晰な頭脳を買われ、学校のイベントなどでは事務を担当していた。
 といってもやはり直利にはその程度の印象で、頭がいいらしいという事しか知らない。
 
 直利は、普通の友人こそ居るが、無論女性の友人なんていない。
 というか、話した事ないし目を合わせるだけでドキドキする。
 昨日、紀子の家に行ったのだって


378 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/24(水) 00:52:23 ID:y7Fy3LVg
「い、行かなかったら殺られるかもしれない……」
 という常人には到底理解しがたい被害妄想が走り回った結果だ。
 その結果殺られるのではなくてヤってしまったわけだが、
そんな下らない親父ギャグは今の直利には重要ではない。

 足が震える。声が出ない。いくらクラスメイトとはいえ、こんなアングルで見られた事は無い。
 もしかして、新手のカツアゲか。そう思ったが、直利の想像は全くの別ベクトルで裏切られる事となった。
 なんと、突然その二人が地面に跪き、まるで侍従のように頭を下げてきたのだ。

「直様! 橘茜、並びに――」
「橘葵。本日よりあなた様の護衛に回らせていただきます」

 紀子の告白を受けた時並みの衝撃が、直利の脳みそを襲った。

    ◇

 詰まる所、話を要約するとこうだった。

「つまりですねー、私達は生まれた時からお嬢様、紀子様のお世話をするために家事とかそういうのをずっと訓練してきたわけですねー」
「…… その上で、お嬢様の命を狙う悪鬼羅漢からお嬢様をお守りするために忍びとしての修行も重ねてきたのです」
「っていうわけで、お嬢様と一蓮托生の人生を歩む事になった直利様のお命も多分その悪鬼羅漢の類に狙われると思うんでー、まぁお守りするわけですよー」

 一体どこのギャルゲーの設定だろうか。
 そう直利は思った。

「あ、大丈夫ですよー。別に命を狙われるとか言っても今まで一度足りとも狙われた経験なんてありませんからー」
「…… 実際問題、ありませんね。ですから私達は今まで通りお二人の家事の類を担当させていただきます」


379 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/24(水) 00:53:08 ID:y7Fy3LVg
「実を言うとですねー。あのお屋敷の家事私達二人でやってるような物なんですよー。今親方様はアメリカに行ってるもんでー」
「…… アメリカに寿司の旨さを知らしめるとおっしゃってました」

 流石は金持ち。道楽のスケールが物凄すぎる。
 圧倒的な物語の展開に、思わず直利もこめかみを押さえる。しかし、状況が整理されてくると共に、次第に腹が減ってきた。
 思えばさっきまでは飯を食おうとしていたのである。
 しかし、手元にある弁当は実に先ほどの粉のせいで真っ白だった。

「…… 利様、申し訳ありません。茜が……」
「いやー、はっはっは。実に思いっきり粉の量を間違えてしまいましぶふっ」
「…… 本当に申し訳ありません。この子もこうして頭を下げているのでお許しください」

 いや、それは頭を下げているのではなくて倒れているというのである。
 それに女性に頭を下げられるのは苦手だし、弁当が粉まみれになったとはいえ
 結果として助けてもらえたのだから感謝こそすれ文句を言う立場ではない。

「謝らなくていいって。僕も助けてもらったわけだし」
「有難きお言葉…… そうだ、よろしかったら私のお弁当を一緒にいかがでしょうか?」

 そう言うと葵はそばにあった鞄から大きめの重箱を取り出した。
 三段重ねになっており、おかずやらごはんやらがぎっしりと詰まっている。
 見ただけで「おいしいぉ〜」と語りかけてくるようだ。

「いいの?」
「もちろんです。私達はお嬢様と利様にお仕えするのが信条。いかな時でもこの身を粉にしてご奉仕する次第です」
「み、右に同じ」

 二人の行為に答えて、直利はお弁当を食べさせてもらう事にした。
 まず最初に出し巻き卵。ふんわり焼きあがったそれは、箸にしっとりと吸い付く。
 まるでスポンジのようなそれを、口へ。


380 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/24(水) 00:53:43 ID:y7Fy3LVg
「こ、これは!? 卵とだしがまるでオーケストラのように口の中でハーモニーを奏でている!?
 さらに絶妙な焼き加減がそれらをサポートし、さながら卵焼きが口で踊っているようだ!
 ええいっ、板前を呼べっ!」
「私です」
「すっごいおいしいですよこれ!」

 思わず遠慮を捨てて、箸を重箱の中へと運ぶ。
 煮物、昆布、フライ、サラダ。何もかもが絶妙な味わい。まさしくインド人もびっくり。
 そんな彼を見て、葵は安心したかのようにため息を吐く。

「…… ふぅ、良かった。お口に合わなければどうしようかと思いました」
「葵ちゃんの料理は世界一なんだから大丈夫だよー。ドイツの科学力並ー」

 よくわからない誉め方をしながら、茜も煮物をぱくつく。

「お、これおいしー」
「そう? 今日の朝作ってきたばかりなんだけど」
「本当においしいですよ。まだ若いのに、こんなおいしく作れるなんて!」
「そんな……」

 葵がわずかに頬を赤らめ下を向く。
 そんな彼女を茜は覗き込むように見つめる。

「おやおやー 何照れてるの?」
「……!? 照れてません!」
「やっだなー、お嬢様と直様のを見てるよりかは大丈夫でしょー?」
「ななな、なんですかそれっ!?」
「馬鹿っ! あの事は内緒だと行ったでしょう!」
「言われたような気がしないでも…… いやーごめん。うっかりしてた」

 結局、洗いざらい橘姉妹は全て白状した。


381 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/24(水) 00:54:27 ID:y7Fy3LVg
 結果として、ただただ悶絶する男が一人。

「…… 申し訳ありません。ですが、臣下としてはお二人の事が心配で」
「ごめんなさいー。でも、ほら、まだお薬を使わなかっただけ良かったじゃないですかー」
「お薬?」
「あっまずっ!」
「まずっ! じゃなくてなんですかお薬って!」
「えーとですねー。その、こういう代物でー」

 そう言うと茜は懐から日本酒のビンを取り出した。一体どこに入れていたのだ。

「日本酒?」
「いや、中身がですねー。日本酒をベースにしたお薬になってます」
「効能は?」
「そうですねー。中身にイモリの黒焼きや天狗岳のコケ。その他うさんくさい材料を盛り込みましてー。結果として媚薬が出来ます」
「媚薬!?」
「はいー♪ 飲むと一週間は妄想機関車が頭を駆け巡ってやばい状況になるとは葵ちゃんの弁です」
「そんな物を僕に?!」
「結果として盛らなかったのでいいじゃないですかー」
「良くないですっ!」
「むむぅ、葵ちゃんはどう思います? って葵ちゃん?」

 何故か葵の表情が、薄笑いで固まっていた。正直ちょっと気持ち悪い。
 さらにこめかみから滝のような汗が流れ、頬がひくひく震えている。

「…… 葵ちゃん?」
「まちが…… 煮物……」
「葵ちゃーん? 何をバグってるんですかー? もうちょっとはっきりー」
「ま、間違って煮物の日本酒に、それを」
「…… はい?」

 葵が明確な言葉を発しようとしているが、それは直利の耳に入っていなかった。


382 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/24(水) 00:55:14 ID:y7Fy3LVg
 何故なら、理由はわからないが彼の物が強く強く前方へ自己主張し始めようとしていたのだ。
 女性の前でなんて真似を、と思い沈めるのに必死だったのだが、次の彼女の言葉に直利の理性は崩壊した。

「今のお弁当の煮物に間違って、その媚薬を……!」
「えぇーっ?!」

 一瞬の静寂。

「あぅっ?!」
「あぁ……」

 そして次の瞬間、屋上に居る三人は沸きあがる情動に抗いきれず、
 まるで腰を抜かしたかのようにその場に座り込んだのだった。

408 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/26(金) 00:54:07 ID:DXnYvxTH
「はぁうっ?! あぁなんか気持ちがふわふあするぅ」
「…… んっあっ、ふあ、はぁ……」

 二人の美少女、それも双子が同時にその場へへたり込む。
 さらに顔は真っ赤に染まり、劣情に身体を委ねているのがわかる。
 そして―― 直利自身も相当やばい事になっていた。

「おお……」

 何故か軽い感動すら覚える。ペニスが硬く屹立し、ズボンを突き破らんばかりに盛り上がる。
 さらに驚く事に興奮から出る先走りが彼のズボンを少し濡らし始めていた。
 これが媚薬の威力か、と感心すると共に命の危険を感じる。

 そんな直利の股間を二人はしっかりと見つめていた。
 視線を感じ、ようやく直利は自分の暴君と化したそれを隠した。
 正直な話、人から見られていい気分がするものではない。

「あ、ああごめん! あのちょっとトイレ行って処理してくるから!」
「待ってください!」
 
 直利を呼び止めたのは茜だった。

「えーっとー、私達のミスなのに直様のお手を煩わせるわけにも行かないのでー」
「え?」
「私が処理して差し上げます」

 そう言うが速いか、茜は実に自然な挙動で自分より大きい直利の体を壁へ押し付けた。
 さすが忍者、などと場違いな思いを浮かべている間に、あっさりと直利のズボンがずり下ろされた。
 もはや岩石もかくやといわんばかりに硬化したそれが茜の目の前に突き出される。
 まだトランクスに包まれているとはいえ、べっとりと先走りが付着したそれは相当な匂いを発している。
 自らの主人の匂いを吸い込み、茜の瞳が緩む。


409 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/26(金) 00:54:39 ID:DXnYvxTH

「はぁっ、これが直様のおち○ちん……」
「いやっ、ちょっと、駄目だって!」
「何がですかー?」
「だ、だってそれはその、ほらのの、紀子さんに悪いし」
「ああ、それなら大丈夫ですよー」

 茜が直利の物を、手が汚れるのもいとわず握りながら答える。

「家臣を使って何をしようとも、責められる言われはないですよ。昔っから忍びっていうのはそういう役目も兼任していたです」
「そうなの!?」
「オフコース! だから問題無しっ!」

 そのままの勢いで思い切り茜はトランクスをずり下ろした。
 直利のペニスがまるで釣り針のように飛び出してきて、茜の顔面を直撃する。
 だが、彼女はそんな事にも全く嫌そうな顔をせず、むしろ魅惑的な微笑を浮かべた。

「それではー」
「待ちなさい! 茜!」

 そんな彼女の行動を止めたのは双子の葵だった。

「そ、そんな事していいわけがないでしょう!? 利様はお嬢様の……」
「でも、直様のはこんなになっちゃってるよ?」
「そ、それでも……!」
「だったらこういう風な事になっちゃった責任を私達が取るべきなんじゃないかなー」
「…… うう」
「まぁ葵ちゃんがやらないならそれでいいよ。私は私で頑張るから」

 茜がもう一度直利の方へ向き直る。
 跪き、上目遣いで直利を見つめながら彼女は言う。

「直様。今回はこんなミスをしでかしてすみません。だから、私のお口でその…… 直様が満足されるまでオナニーしてください」


410 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/26(金) 00:55:15 ID:DXnYvxTH

 それはもはやオナニーではないのではないだろうか。
 口をわずかにためらいがちに開け、舌を出す。しかし、それもまた葵によって妨げられた。

「ま、待ちなさい!」
「もぅなにさー。やらない人はそこで見てれば――」
「私もやります! も、元はと言えば私のミスなんですから……」

 消え入りそうな声で葵は呟く。顔は真っ赤に染まり、羞恥のため直利の顔を見れないようだ。
すすすと、すべるような動きで直利の前まで来るとその場に茜と同じように跪いた。

「あ、そーだ。直様。誤解無きよう申し上げたいんですけどー」
「な、何?」
「私達、媚薬飲んじゃったからこういう事するわけじゃないですよ。直様だからするんですからね?」

 茜が上目遣いで、少し困ったように眉を寄せて言った。
 それに同意するように葵も恥ずかしそうに何度も頷く。

「う、うん」
「それじゃー、失礼しまーす」
「…… 失礼します」

 茜が躊躇い無く、直利のペニスを握る。媚薬の影響だろうか、抵抗は既に取り除かれたようだ。
 そのまま彼女の指が緩急をつけてグリグリと茎の部分を刺激していく。
 ペニスをとられてしまった葵は、茜よりはまだ吹っ切れていないようで
 ぎこちない手つきで二つのだらしなくぶら下がった玉を軽く弄ぶ。

「ううっ」



411 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/26(金) 00:56:00 ID:DXnYvxTH
 気持ち良さそうな直利に気を良くしたのか、二人の動きがさらに活発になる。
 茜はペニスをさらに速く擦り、葵は柔らかく揉み始める。
 二人の美少女、さらに双子にこんな事をしてもらっている状況。
 それだけで早撃ちの異名を持つ直利は限界に達した。

「で、出るっ!」

 が、願望叶わず出るその瞬間に茜に肉棒は握り締められた。
 路が無ければ出るものも出せず、射精が中途半端に止まる。

「な、なんで……」
「駄目ですよー、まだ始まって間もないのにー」
「…… こんな所で出しちゃ勿体無いですよ」

 本末転倒とはこの事だ。
 しかし、既に媚薬が回って淫蕩に耽り始めている双子姉妹にはそんな常識は関係無かった。
 一人だけ意識をまともに保てている直利も、勃起が止まらない。
 ならばこの状況も望むべき所だ。

「…… それでは、そろそろ」
「うんそうだね! それじゃーお口でー」

 二人が朱色に染まった唇を開け、真っ赤な舌を差し出す。
 そして、二枚の舌が全くの同時に亀頭へ触れた。

「うわ」

 あまりの異質な感覚に、直利が思わず声を漏らす。
 そんな彼の気持ち良さそうな声を聞き、彼女達も心のタガが外れたのか動きが唐突に滑らかになり始めた。

「んふぅ…… 直様、んちゅ、おいひい……」
「利様ぁ…… あむ…… くちゅくちゅ」


412 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/26(金) 00:57:13 ID:DXnYvxTH

 二人とも、まるで熱に浮かされたかのように直利の物を舐めしゃぶる。
 まぁ、実際に薬に浮かされてはいるのだが、その興奮のしようといったらない。

「あむぅ、直様ぁ。私達のためにこんなに硬くしてくれるなんて…… あむ、んむぅ。
私どうしよう」

一度口を離し、まるでいとおしむように直利のペニスを握る茜。
葵もまた口を離し、陶然とそれを見つめる。

「…… ああ、私こんなはしたない事を…… んむぅ、ぺちゃ……」

 口でははしたないなどと言いながら、葵は舌をペニスへ這い回らせる。
 どうやら、媚薬による体の疼きを押さえきれないようだ。

「ほら、葵ちゃん。下のほう舐めて差し上げて。寂しそうだよ」
「うん、わかった…… ん、あん、じゅるるる」

 茜に促され、葵はまた直利の玉の方への愛撫へ回る。
 ただ決定的に違うのは、先ほどまでは手だったが今度は口での奉仕という事だ。
 その小さい口に一生懸命二つ同時に頬張ると、葵はくにゅくにゅと玉を甘噛みして絶妙な刺激を与える。

「もご…… すごい…… これが男の人の匂い……」

 口の中に二つも含みながら、葵は官能に喘ぐ。
 すると、こんどは肉棒のほうに柔らかな刺激が奔った。

「よぉーし、葵ちゃんはそっちで頑張るから、私はこっちを頑張っちゃうぞー」

 なんと茜が顔を汚す事も厭わず、直利のペニスに頬ずりをしていた。
 蕩けそうな笑みを浮かべて、ずちゅずちゅと音を立てながら何度も顔を行き来させる。

「それじゃあいただきまーす。ちゅぽ…… んん…… ひもひひひれすは?」


413 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/26(金) 00:58:13 ID:DXnYvxTH

 まるでペニスで歯ブラシをするような面持ちで加える。
 口腔内では舌が絶えず亀頭を舐め、螺旋を描くように丁寧に律動する。
 さらに、口全体でペニスを締め付けて快感を直利へ与えていった。

「はぁ…… はぁ…… こんな風に男の人のを…… はむぅ…… んちゅぅ」
「んふふー、葵ちゃん可愛い。むちゅ、あむぅ…… そんなに直様のたまたまおいしい?」
「だって…… こんないやらしい事…… んちゅっ……」

 啄ばむようなキスを、葵は直利の睾丸に何度も何度も降らせる。
 いちいち吸い付くような、こそばゆい刺激が直利の背中を駆け巡っていく。
 快感が増幅するに従い、直利のペニスがびくびくと震える。

「あむぅ、ぺちゃぺちゃ…… あれ、直様。もう少しで出ちゃいそうですか?」
「え、うん」
「えへへー、どうぞ。私達のお口にたっぷり出しちゃってくださいねー」
「…… どうぞ、私達の顔に…… その、たっぷり射精してください」

 ペニスを咥えていた茜も、睾丸を含んでいた葵も一度顔を離す。
 そして改めて二人同時に直利の亀頭へ舌を伸ばしていく。
 二人とも激しいラストスパートをかけ、直利のペニスはすさまじい快感の中で爆発した。

「う、うああっ!?」
「あむっ! んはぁっ、直様ぁ! んちゅ、くちゅぅ」
「んむぅ…… ぺちゃんちゅ…… 利様すごい……」

 鈴口から吹き出した精液を、その口と顔面に受け止めながら、二人とも精液を舐め上げていく。
 さらに射精を促そうと、二人して全てを舐め取ろうとする様は圧巻だ。
 びゅるっびゅるっ、と精液が溢れ出して二人の制服すらも容赦なく汚していく。
 だが、彼女達はそれを嫌がることもせず、むしろ喜びの元にそれらを舐めとっていく。
 たっぷり三十秒は射精を続け、ようやく止まった。

「ふ、二人とも。すっごい良かったよ……」


414 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/05/26(金) 00:58:51 ID:DXnYvxTH
 激励の言葉も聞こえないのか、淫蕩に染まりきった二人は互いの顔の精液を舐め取り合っていく。
 白い液体をまるで取り合うかのように舐めあう二人の様はまさしく官能的だった。
 そんな光景をまざまざと見せ付けられ、直利はさらに自分の物が盛り上がっていくのを感じた。

(で、でもこれ以上二人に迷惑かけるわけにも行かないよね。
 とりあえずトイレかどこかで気が済むまで頑張ってこよう)

 二人に気取られないように、抜き足差し足忍び足。
 しかし、現役バリバリの忍びにそんな素人っぷりでばれないわけが無く。

「んむぅ、ぺちゃぺちゃ。直様ぁ? どこへ行かれるんですかー?」

 間延びした声で背後から声が掛けられた。
 ゆっくりと後ろを振り向くと、茜が葵を組み伏せて葵の顔をぺろぺろ舐めていた。
 無論、葵も負けじと茜の顔を舐めている。二人の大きめな胸が互いにつぶれて妙にエロティックだ。

「いや、そのトイレに」
「…… なんでですか?」
「いや、そのなんか収まりつかないんで自分で処理しようかなぁと……」
「なぁーんだ。そんなことですか」

 茜が呆れたように呟く。葵も、顔を真っ赤にしながらも相槌を打つ。

「…… 利様、御恩と奉公って知ってますか?」
「鎌倉時代の、侍とかの……」
「そうですよー。それでですねー。今私達、奉公しましたよねー?」

 すると…… 二人同時にスカートを捲り上げながら言った。

「「だから、ご褒美下さい」」


485 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/04(日) 21:59:55 ID:xNDwJrwq
 ご褒美。
 実にそそられる言葉である。
 日本の性的文化が発祥して幾久しく。
 数多ある春画本またはそれに類する書物漫画に記されてきた単語。
 ご褒美。
 その言葉の意味する所、状況意図から察するところ一点しか生じないのは自明の理。
 ならばここでまさしく奉公に対する御恩を授けるは主君たる者の役目。
 言葉本来の表の意味、そして時代に隠された裏の意味。
 まさしくその二点を一挙に果たす事の出来る好機!
 ならば、いざ!

 ……などといういざ鎌倉な精神など直利が持ち合わせているわけもなく。

「だだ、駄目だよ! そんな事しちゃその」

 言外に、紀子に申し訳ないという意味の言葉を篭らせる。
 何を口でやってもらっといていまさら、な感じだが男には身勝手な譲れない点があるものだ。
 しかし、そんな御託なんて薬の魔力に絶好調捕らわれ中の彼女達には全く通じない。

「直様ー、何言ってるんですかー。直様が今からなさるのは浮気でもなんでもないですよー」
「…… そうです。それに考えてもみてください。私達の体にあの薬の成分が回りまわったままでは満足にご奉公もできません」
「そうですそうです。だからぁー早くお薬下さいー」

 お薬。
 実にそそられる言葉である。
 数多ある(以下略

 人間は五感の内、幾つかの感覚を支配されると、必ず発狂するという。
 そして、それを逆手に取ればまさしく漫画か何かのように人を操る事すらも出来る。
 とすれば、今の直利の五感は……



486 :名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 22:00:44 ID:xNDwJrwq
 視覚…… 実に扇情的かつ魅惑的なこの情景。一流ホテルの景観も叶わぬ。
 聴覚…… 脳を直接侵されるかのような伝統的なエロワードとエロブレス。
 触覚…… ぬめった二人の舌と唇の感触は想像を絶する快感だった。
 嗅覚…… つい最近まで知らなかった少女の香り、それが破格の二人分だ。

 後は味覚だけ……! 味覚だけ……! 舌を押し当て確認するだけ……!
 こんな下りのエロ漫画だか青年漫画があった気がするのだが、思い出せない。
 ギャグが先行してオチが思いつかなかった、悪い例である。

 作者がそんな反省をしている間も直利の欲望は爆発しそうだった。
 その証拠に、彼の足は精神と反対に少しずつ二人に向かって進んでいく。
 一歩、また一歩。確実に歩みは進んでいき…… いよいよ二人の背後に直利は立った。

「直様〜 早くー」
「…… あの、利様。出来れば早くしていただければ嬉しいのですが」

 葵の上に乗っている状態の茜は腰を左右に振り、乗られている状態の葵はおずおずと腰を持ち上げる。
 既にしっとりと濡れそぼり、ショーツは薄くその内側に張り付いている。
 もはや、お預けは不可能。例え頭を押しのけられてもその手に食らい付き反抗してしまうだろう。
 まずは茜の物からだ。ピンク地に黄色いボーダーが入ったショーツをゆっくりととっていく。
 ぬちょ、と線がひっぱられ淫水が湯気を立てながらアーチを作る。
 彼女の股間から分泌されたそれが葵の下着へゆっくりと垂れ落ちた。
 葵の物は茜より少し大人っぽい。水色の無地だが、レースが多少入っている。
 唾を嚥下。直利はそれも遅々とした速度で抜いた。

 結果として、そこには美味しそうなごちそうが二つも並ぶ事になった。
 ごちそう役二人も、潤んだ瞳でこれから起こる情事を期待しているのだが……

「で、でもやっぱりこんなの不味いんじゃ…」

 また直利は躊躇していた。得てして男と言うのはこういう事に対する勇気が出ない生物なのだ。


487 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/04(日) 22:01:22 ID:xNDwJrwq

「もー、大丈夫ですってばー! あ! そうだ、こうして……っと」
「……? ひゃんっ?!」

 葵が嬌声を上げる。それも無理はない。茜が腰を落として、彼女の物と葵の物を擦り付けるようにしたのだから。
 自然とクリトリスも押しつぶされ、まるで貝を合わせたかのような形になる。

「ほらほら、こうして間を擦るようにすれば入れなくてすみますよ? そしたら浮気とかじゃないですよね?」
「そ、そうかな。うん、そうだよね。そうそう」

 直利も相当頭にキテいるようだ。薬というものは本当に人間をおかしくさせる。
 大義さえあれば人間はなんでもしてしまう、という見本と言ってもいい。

 しかし、そんな理性は既に吹っ飛んでしまった直利は合わせられた秘裂の間に自分自身を捻じ込んでいった。

「あ、あぁん」
「ふあ…… ああ……」

 ぬるりとした感触が直利の亀頭を包む。
 入れているわけではないが、それとは違うまた新しい快感が奔る。
 一切の遠慮なく、一気に腰を奥まで突き入れた。

「あふぁっ、ああ。なんか変な感じぃ」
「うぁ…… あ」

 別に女性の中に入れているわけでもないのに、この快感だ。
 当然媚薬が血中に走りまくっている直利に、腰を動かさないなんて選択肢はなかった。

 ずっちゅぬっちゅぬっちゅ



488 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/04(日) 22:02:10 ID:xNDwJrwq
 前後に運動する直利のペニスを、茜と葵のクリトリスと秘所が刺激する。
 それと同時に彼女達の性感も高められ、二人の声にさらに艶が加わった。

「あうっ、あんっ! あぁう〜 直様、もっとぉー あうんっ」
「…… んっんっんっ…… んあっ……」

 しかし、ただ二人の間を行き来するだけでは射精に至るほどの快感を得る事は出来ない。
 もちろん、一人で慰めるのに比べたら何倍もの快感なのだが、
あまり圧力が掛かるわけでもない今の行為ではただ腰の辺りにもどかしさが溜まるだけだった。
もはや無言となり必死になる直利を見かねて、葵が声を掛ける。

「あ、あの…… 利様。もしお辛いのでしたら私達の中へ……」

 葵からのまさかの誘いに、直利が焦る。

「え、でもそんな事しちゃったら……」
「大丈夫ですよー。中に入れちゃっても中で出さなければ浮気とかじゃないですって」
「え」
「…… そうですよ。だから、その、早くしていただけると幸いなのですが」

 二人とも熱っぽい視線を直利へ送ってくる。
 蕩けた目線と切なげに寄せられた眉は、直利の心に最大級のパンチを繰り出した。
 実際は一瞬なのだろうが、実に長い長い逡巡が直利の中で有った後――
 彼は自分の欲望に素直になる事にした。

 自分の物に手を沿え、茜の秘所に宛がう。
 十二分に濡れていたため、ぬるりとした感触と共に簡単に入り込んだ。
 そして、少し進んだ後、プチリと何か突き破る感覚があった。

「あ、あれ?」
「――っつぅー…… いやーやっぱり痛いもんですねー。ははは」
「しょしょ、処女だったの!?」
「えぇまー、機会に恵まれませんでー」


489 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/04(日) 22:02:45 ID:xNDwJrwq
「そ、そんな! 僕はなんて事を……!」
「気にしないでくださいよー。別になんてことないですから。それにー」

 そこで茜は顔を直利から背け、口の中でもごもごと何かを呟いた。

「え、なに?」
「…… 茜は利様に処女を捧げられて嬉しいそうです」
「な! なんで人が敢えてこっそり言った事をしゃべっちゃうの!?」

 自分に、処女を、捧げられて、嬉しい。
 男としてこれ以上嬉しいことがあろうか? 
いや、そんなもん無数にあるだろうが、今の直利にとってそれは至上の喜びだった。

「……あんまり痛くないようにするから」
「え、あのーそれよりその、もごもご」
「…… どっちかって言うと気持ちよくして欲しいそうです」
「だからなんで人が敢えてこっそりいっひぁああうぅっ?!」

 茜が嬌声を上げる。直利が急に彼女の中へ自分の物を叩き込んだからだ。
 茜の中は十二分に濡れており、さほど進むのに障害はなかった。
 そして、何度か腰を前後させた後、直利は彼女の膣から一筋赤い物が垂れているのを見た。
 その姿に興奮した直利は、さらに猛り狂った分身を茜の中へズブズブと埋め込んでいく。

「ひぃっ、うんっ、ふあ、ふああぁ…… 入ってくるぅ……」
 
 そんな興奮している片割れを見て、葵も興奮したようだ。
 もそもそと茜の胸をまさぐると、制服から彼女のブラジャーをいじる。
 やわらかな双球は、ブラジャーを外されると実にあっけなく外へ飛び出した。

「え? 葵ちゃん一体なにを…… ひゃうぅっ!?」
「ん…… 茜、もっと気持ちよくしてあげる……」

 冷静沈着にしか見えない彼女だったが、今その目は淫蕩に濡れきっていた。


490 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/04(日) 22:03:16 ID:xNDwJrwq
 茜の乳首を口に含むと、ころころとその舌先でそれをこねくる。

「いやっ、あう、駄目だよぅ」

 美少女二人の痴態を眼にして、直利のテンションも俄然上がってきた。
 蕩けそうな膣内。茜も嫌そうに呟いているが、まさしく身体は正直だった。
 何度かペニスを出し入れしているうちに、茜の中がだんだんとよくわかってくる。
 上へ擦り付けるようにして挿入してやると、亀頭がぞりぞりとした部分に当たるのだ。

「いいっ、ひあうっ!? ああぁつ、気持ちいいよぅっ!!」
「ちゅぱ…… 茜、気持ちいいのね? んん……」
「んんっ?! んぷふぁっ、気持ちいいよぉ……」

 二人で口付けを交わし、さらに快感をむさぼりあう。
 直利の肉棒も限界が近づいていた上、キスによる硬直で急激に圧迫されたため遂に茜の中にその欲望を吐き出した。

 どくん! びゅくん! びゅくっ!

「ああうっ! あぁ〜……」
「あ」

 中で出してしまった。そんな事実に呆然としながらも射精は続く。
 そんなな落としを他所に、茜の腰は気持ちよさそうに何度も律動していた。

「あん。溢れちゃう」

 可愛く舌を出して笑うと、彼女は勿体無さそうに腰を上へ持ち上げた。
 そして、茜に触発されるように葵も腰を持ち上げる。

「あ、あの。次は私に……」
「え。ええ? で、でも僕茜ちゃんの中に…!」
「大丈夫ですよー、子供が出来てなかったら浮気になんてなりませんからー」
「そ、そうかな。いや流石にそれは……」


491 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/04(日) 22:03:50 ID:xNDwJrwq
「…… 大丈夫ですよ。それより、ほら、利様の物が苦しそうに……」

 もう二度目の射精を済ましたと言うのに、彼のものは一向に萎えていなかった。
 それどころかいまだ口にしていないごちそうを目の前にしてさらに猛り狂っている。
 毒を食らわば皿まで、という言葉が思い出される。

「…… 利様、そんな状態では授業に出られません。手早く処理しないと」
「もーう、もっと素直に『私に入れてください!』って言えばいいのにー」
「ななな、何を言ってるの!? ……私は別にそんな」
「いや、でも僕は嫌がってる人にそんな無理やり……」

 流石に二度もやって少し理性が戻ってきているようだった。
 まだまともな思考にまでは至ってないようだが。

「え?」
「あ、だったらもう一度私に入れてくださいー。私直様のだったら四六時中いつでも歓迎してますよー」
「そ、そうなの? それじゃあ……」
「ま、待ってください!」

 直利のペニスがまた茜の中に潜ろうとした瞬間、葵が叫んだ。
 同時に少し、ほんの少しだけ腰を持ち上げてくる。

「…… わ、私に入れてください。さっきから、その二人のを見せ付けられて、が、我慢が……」
「ふーん、最初っからそういえばいいのにぃ。直様ぁ、葵ちゃんにお願いできますか?」

 そこまで言われて男直利、断る理由など木っ端ほども思いつかなかった。
 言葉を掛けるのももどかしく、直利は亀頭を葵の秘所に当て一気に貫く。
 ぶちっ、と処女膜を破るのももどかしいほどの速さで挿入が完了する。
 媚薬のため痛覚のほとんどを遮断されている葵は、奔ってきた快感に思わず仰け反った。

「ひ、ひあぁっ!? あうう…… 入ってるぅ……」
「んっふっふー、ほらほらぁ。下ばっかりじゃないよー?」


492 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/04(日) 22:04:22 ID:xNDwJrwq

 茜は先ほどまでの復讐とばかり、今度は葵の服をはだけさせる。
 双子なのだ。どこが気持ちいいかなど熟知している。
 茜は葵の巨乳の先端を口に含むと、大いにすすり上げた。

「んっはぁぁ!? 茜ぇ、それらめぇ……」
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅるるる」

 葵は早くも呂律が回らなくなってきていた。茜はそれを知ってかしらずか、葵を無視して愛撫を続ける。
 直利も、茜とはまた違う葵の中の快感に酔いしれていた。
 茜の物をかずのこ天井と言うなら、葵の膣内はまさにミミズ千匹という奴だった。
 蕩けるようにねっとりと絡んでくるため、直利も腰を引くのが一苦労だ。

 じゅっぷ じゅっぷ じゅっぷ じゅっぷ 
 
「んあ…… うああうう」
「き、気持ちいいよ。葵さん」
「ひゃう…… はひ、はひぃ…… うれしぃれすぅ……」
「ん〜♪ 葵ちゃん可愛いー」

 よがり、頬を染める葵の顔に満足するように茜がさらに葵を愛撫する。
 下半身は獣性を叩きつけてくる直利に責められ、顔はまるで犬のように茜が舐めてくる。
 青みがかった髪は頬に張り付き、快感のあまり半開きになった口から唾液が垂れる。
 最早まともに機能せず、ただダランと突き出された舌に、茜が自分の舌を絡めてきた。

 ぶちゅぅ にちゃにちゃ にゅるにゅる

 それに呼応するように、葵もまた茜を求める。
 睫毛を重ね合わせるようにいやらしい行為に没頭する彼女達に当てられ、直利もラストスパートを仕掛けた。

 パンパンパンパンパンパン!!



493 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/04(日) 22:04:57 ID:xNDwJrwq
「いっ、あっ、うっ はぁ…… だめぇ……」
「ううっ、葵さん! もう、出ます!!」

 ぶぴゅっ、ぶぴゅるっ!

 直利の声と重なるようにして、精液が大量に葵の中に叩きつけられた。
 熱い精液を膣の奥に排出され、葵は目じりに涙を浮かべながらアクメに達する。
 それを愛おしく感じているのか、茜は頬を葵によせ、ぐりぐり頬ずりをした。

「あ、ああ…… ぼ、僕また…」
「…… 大丈夫ですよ、今日は危険日じゃありませんから」
「そうですよー、ちなみに私も安全日です」

 二人とも、秘所から大量に精液があふれ出す。合わせ貝状態になった場所から出てくるそれはひたすらいやらしかった。
 しかし、それすら最早直利の心を捉えはしなかった。何しろ浮気どころの話ではない。
 中で出してしまっては子供が出来るかもしれない。
 いや、実際問題やってしまった時点で浮気とかそういう次元な気がする。
 だけど…… 何故か気持ちよかった。

「って、何をしてるんですか!?」
「ん…… ぴちゃ、ぺちゃ、ん…… 何ってお掃除です」
「そうですよー、汚いままじゃだめですよー」
「そうじゃないですって! ぼ、僕こんな!」

 直利が狼狽して身を仰け反る。しかし、二人の舌が直利のペニスを捕らえて離さない。
 そんな直利を二人で下から見上げる形で、彼女達は嬉しそうにペニスをもてあそぶ。

「う、うわああ」

 完全に屹立したペニスを二人して舌でいじくる。
 直利のペニスは自身の精液と彼女達の愛液で汚れていたが、すぐに綺麗になっていく。

「こっちも汚れてますねー んちゅ、んん…… ぷはぁ」


494 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/04(日) 22:05:38 ID:xNDwJrwq
「こっちもです……  んん…… むちゅぅ……」

 茜の唇が亀頭に押し付けられ、吸い上げてくる。

「んん、んちゅ〜 ちゅるるる」

 葵は竿を横から唇ではさむようにして、さらに舌で全体的に嘗め回してくる。

「はむ…… れろ…… んむぅ……」

 全く信じられない光景だが、これは現実である。直利は二人の美少女に中だしした挙句に、彼女らに奉仕されているのだ。
 そしてペニスは先ほどの汚れとは無縁なようにどんどん綺麗になっていく。
 しかし、目標とは別に萎えていたそれはぐんぐんと元気を取り戻していった。

「あれれ〜? まだまだ元気みたいですねー」
「…… 私達はただ掃除をしているだけなのに……」
「そ、そんな事言われても!」

そんな直利の抗議もよそに、彼女達はまだまだ愛するご主人様のペニスを舐め上げる。
茜はぱっくりとペニスを咥え、先端をこするように唇の中へ飲み込んでいく。
そして、葵もそれに負けないようにペニスを横から舐めていく。

「ん、んん、んん」
「ぺちゃ…… むちゅう……」

二人は苦しげに唸りながらも、満足げに彼の物を舐めしゃぶる。
赤い茜の髪と、青い葵の髪が交じり合い、舌が交錯する。
その度に彼女達は満遍なく口全体を使って直利を愛し続けた。

「き、気持ちいい……!」

声を上げる直利を愛おしそうに見つめながら、彼女達はさらなる奉仕へ望む事にした。
二人とも一度は締めていた制服のブラウスを外し、大きな胸を互いに露にする。


495 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/04(日) 22:07:06 ID:xNDwJrwq
ポロン、と白いブラジャーに包まれた紡錘の形の双乳が現れる。

「よいしょっと…」
「ええっ?!」

そして、直利は驚愕した。
なんと二人の胸により自分のペニスがすっぽりと挟まれてしまったのだ。
合わされた谷間から露出する亀頭がびくんびくんと律動する。

「そそそ、そんな」
「どうですかー? 気持ちいいですかー?」
「き、気持ちいいよ」
「…… 良かった」

 小首を傾げながら、彼女達は頬を染める。
 そして同じに白く豊満なバストを両側から手で押し上げ、直利の勃起したペニスに擦り付ける。
 四つの瞳が淫蕩に緩み、直利のペニスを見つめた。
 二つの谷間から顔を出した亀頭に、量感たっぷりのバストが押し付けられる。

「わ、わわわ」

 狼狽する直利の行動に、鼻から嬉しそうな吐息を漏らすと彼女達は胸を揺すり始める。
 細い二人の指が柔らかい脂肪に埋め込まれ、むにゅりと張りのある肌が漏れ出た。
 さらに二人の乳首がペニスを挟んでお互いの頭を潰しあっている。

「…… ああ、私男の人にこんないやらしい事……!」
「ん〜 いまさら過ぎるくらいいまさらだよー。それじゃまずはご挨拶からですねー」

そう言うと茜は直利のペニスに口を寄せ、一つキスをした。

「おちん○んさん、私橘茜って言います。これからよろしく〜」

 揺れる四つの胸の間に唇を差込み、葵も同じ事をする。


496 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/04(日) 22:07:37 ID:xNDwJrwq

「わ、私は橘葵です…… よろしく……」

 二人の美少女の不可思議な行動に、直利の頭は暴走寸前だった。
 呆けている直利を他所に、彼女達は本格的な奉仕に臨む。

 柔らかい胸を両手で中央に寄せ、互いの指の間から突き出した乳首の先がさらにいじられるようにした。
 そのままさらに胸の振動を強くし、亀頭から肉竿さらには睾丸に至るまで快感が奔るようにする。

「あうん、おっぱいのさきっちょがぁ」
「茜ぇ……」

 二人とも快感に身を任せるが、それ以上に直利のペニスに刺激が来る。
 こそばゆい微妙な刺激に直利も腰が丸ごと浮き上がるような思いだった。
 ぴんと尖った乳首が茜葵共にこねくり回されて薄い色の乳輪が歪む。

「ねぇ、直様。こういうのお好きですか? 二人のおっぱいでむぎゅってされるの」
「す、好きです」
「…… そうですか…… 良かった」

 葵は笑顔を浮かべ、より一層淫らに胸を押し付けてくる。
 むぎゅむぎゅと巨大な質量の胸が直利のペニスを刺激してきた。
 茜も負けじと反対側から巨乳を押し付け、さらなる奉仕へ挑もうとする。
 左右から同時に最高の刺激を与えられ、直利の息子は遂に音を上げた。

びゅるっ! びゅるるぅっ!!

 激しい射精が二人の間に放出されるが、茜と葵はそれでも胸を動かして射精を促進させる。
 二人の巨乳の間から精液が噴水のように噴出し、顔や胸をどんどん汚していく。
 熱い奔流に喜びながら、最後の一滴まで彼女達は気持ちよく搾り出してくれた。



497 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/04(日) 22:08:10 ID:xNDwJrwq
「はぁ…… あ、有難う二人とも」
「んふふ〜 こんなにたくさん出してくれたんですねー。ぺろ、むちゅう」
「…… とっても…… おいしいです……」

 二人ともうっとりとした瞳で、ペニスに顔をよせて付着した精液を舐め上げる。
 さらにお互いの顔や胸に付着した分もぺろぺろと舐めとっていった。
 谷間からぬるっと、ペニスを引き抜き直利は姿勢を正す。
 二人がまだ精液の舐め合いに従事している間に、直利は思考の整理を始めた。

「はぁはぁ……」

 人生で最も濃い体験だった。何しろ始めての連続だ。こんな真似二度とできるかわからない。
 何しろVS二名だ。VS二名なんてギルティギアイスカ以来だ。いや、実に意味不明な思考回路であった。
 それにパイズリなんて行為も初体験だ。何を隠そう彼は巨乳好きだった。
 いや、大変な体験だった。直利は後ろめたさもあり、二人に声をかけずにズボンすら穿かずに屋上から出ようとした。
 が。

「直様ー? どこにいかれるんですかー?」

 やはり、茜が背後から声を掛けてきた。ブリキの人形のようにゆっくりと直利は振り返る。
 そこには果たして、制服の胸元をはだけたまま、ショーツを穿いていない下半身を惜しげもなく露出する彼女達がいた。
 二人とも屋上の手すりに片手をかけ、もう片手を足に添えて秘所を直利に見せ付けるようにして立っている。

「……まだ随分とお元気のようですね」

 直利が自らの下半身を見る。
 実にお盛んだった。


498 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/04(日) 22:09:18 ID:xNDwJrwq
 そして、二人の声が重なる。

「「どちらからに、なさいます?」」

    ◇

「ああっ、直さみゃあっ!! もっとぉぉ〜」
「私にもぉっ…… もっとくだしゃいぃ……」

 げに恐ろしきは忍びの薬、であった。

「んあぁっ! あぁっ! き、気持ちいぃー」
「あふぁ…… んんっ、んん…… んはぁ…」
 


575 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/12(月) 00:19:48 ID:Ilu2KNa4
「……大体のお話はわかりました」

直利の話を、愛する恋人紀子は目を瞑って聞いていた。
そんな彼女の顔を、直利はまともに見ることが出来ない。
当然だ。例え媚薬に浮かされていたとかいえ昂然と浮気をかましたのだ。
もし自分が正常であれば、あんな事はしなかった…… ような気がしていた。
ちなみに、メイド二人は席を外してもらっていた。

「それで、直利様はこれからどうされたいのです?」
「え?」
「ですから、直利様はどうされたいのですか?」

どうしたいのか。
そんなの決まっている。あの一時期の気の迷いを許してもらえればそれで構わない。
そう言いたいのは山々なのだが、双子の処女を奪ってしまったという事実が重く胃袋に圧し掛かる。
手を叩いてはい終わり、ですむ問題ではないのだ。
直利が苦しみ黙っていると、紀子が言葉をかけてきた。

「わかりました、直利様の気持ちが」
「え?」
「伊達にあなたの事を影ながら見つめ続けてきたわけではありません。茜! 葵!」

紀子が天井目掛けて声を張り上げる。
すると、音も無く二人の忍者メイドが降りてきた。
席を外してもらった意味がまるでないあたりはどうやら完全スルーらしい。威厳が0だった。
自分の人生を軽く直利が見つめていると、紀子と茜、そして葵が三つ指を立てて頭を下げてきた。

「え!? な、何!?」
「どうやら、彼女達の話を聞く限り直利様は結構な女性好きのようで」
「そ、そうかなぁ」


576 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/12(月) 00:20:37 ID:Ilu2KNa4
説得力も0だった。

「それに、直利様の事は以前より…… 好色な方と承知しておりましたので」
「ええっ?!」

少なくとも直利的にはあまり好色なほうでないつもりだ。
部屋にエッチな本なんて二冊しかないし、むしろ同級生達と比べたらエロくない方と思っていた。
すると、まさにその二冊を葵が懐から取り出して目の前に置いてきた。一体いつ取ってきたんだろうか。
眼前に手持ちである珠玉の二冊を並べられてはさらに直利は心の平静を保てない。

「真に勝手ながらその二冊のほうを拝見させて頂きました」
「拝見しちゃったの!?」

末代までの恥である。母親に机の上に整理されるよりも恥ずかしい。

「その…… それでそれを拝見する限り、直利様は複数の女性を相手にするのがお好みのようで……」

確かにそこにあるエロ本のタイトルは「ご主人様とたくさんのメイド達」「らぶらぶ♪ エッチなハーレム」の二つ。
なんというか読むだけでもっていうか見るだけでも、っつーか書くのが非常に恥ずかしいタイトルだ。

「いや、でもそんな僕はそのそんなつもりは……」
「いえ、夫の最上の幸せを願うのが妻の務め。二人にも初めから話は通してあります」

そこで改めて彼女達は頭を垂れ、驚愕の言葉を口にした。

「これからも私達全員で、直利様の相手をさせていただきます」
「よろしくお願いしますー」
「…… よろしくお願いします」

「え、え、えええぇーー!!??」

こうして、直利の受難の日々が幕開ける事となるのだった。


647 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/13(火) 20:02:48 ID:n5a8+c2Q
どうやら、三人の女性を公式に抱けるようになった直利。
いや、「抱ける」ではない。むしろ……
そんなある日の日曜日の事である。

直利は日曜日は必ず七時半に起きる。
普通の高校生なら七時半に起きたら何をするだろうか。
まぁ髪をセットし、デートへ赴くか… それとも友人と町へ繰り出すか。
しかし、直利の七時半は違う。そう、知る人ぞ知る番組。
八時からの「仮面ライダー」を見るために起きるのである。
毎週毎週これが楽しみで早起きするのだ。
よって、起床時間は七時半。これは譲れない定説であり、計り知れない思いがこめられているのだ。
が、今の直利は仮面ライダーを見る事は叶わない。
何故なら……

「むぅぅ…… ぺちゃ、むちゅ」
「あむ、ぺろ。ぺちゃ…… ああ、朝からこんなに大きく……」

 一体これはどういう事だ。
 確かに自分は先日から紀子の家に下宿させてもらってはいるが…… 予定だと起きたら目の前に障子があるはずだ。
 しかして今目の前にあるのは二つの肌色の桃。なんなんだこれは。新手のスタンド使いの攻撃だろうか。
 さらに股間には言いようの知れぬ快感が奔っている。サーキットである。
 寝ぼけ眼にそんな阿呆らしい事を考えていたら、ようやく目が覚めてきた。
 ハダイロノ、モモ?

「うわぁっ!!??」

 思わず思いっきり後ずさる。座ったままの姿勢でこんなに後ずされるとは。人とは恐ろしいものである。
 下半身丸出しのまま襖に激突すると、直利は二つの桃、もとい二人のメイドに声を掛ける。



648 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/13(火) 20:03:59 ID:n5a8+c2Q
「な、なにしてんの!?」

 直利の絶叫に、茜が答える。

「何って。紀子様から直様には最高のお目覚めを体験していただくと言われ」
「何それ!?」
「…… 世間一般で言うところのフェラチ」
「そうじゃない!! そうじゃないよ!!11」

 直利の心臓はとても弱く、血潮は鉄じゃなくてくず鉄、心は硝子だがフロントガラス並みに粉々に割れやすい。
 あまりのサプライズに語尾が1になるのも当然であった。

「…… でも、利様のものがとても苦しそうだったので……」
「男は皆こういうもんなの!」
「それだったら、すぐに直さないといけないのではないのですかー?」

 いつの間にやら茜がにじり寄ってきていた。それに負けじと反対側から葵もまた。
最早逃げ切れぬ完全フォーメーション。いいのか。直利ジャパン初戦敗退か。
 心のジーコが泣いているぞ! 

   ◇ 

 結局日本、ではなくて直利の心は二人のメイドに大敗した。
 彼らの体勢は既に最初の頃に戻っていた。すなわち、直利は布団に寝そべり、二人のメイドが上から被さるような状態だ。
 しかし、はじめとは違う部分もある。直利が積極的である、という点だ。

 あの時とは違い、直利は自分の欲求の赴くままに行動したりはしない。
 ちゃんと彼女達を気遣っていた。つまり、今まで一度もまともにやって事ない行為、愛撫とやらにチャレンジしていた。

 二つの可憐な桃がこちらへ向けて転がっている。
 右のお尻はまさしく桃色のショーツを身に付けており、クロッチの部分が自分の行為に

649 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/13(火) 20:04:38 ID:n5a8+c2Q
没頭しているためか既に濡れていた。
 対して左のお尻。こちらは青と白の縞々模様である。一見クールな外見である葵だったが、意外と下着は可愛い。無論、こちらも十二分に濡れている。
 直利はじーっとためつすがめつ見つめた後、ショーツを二つ同時に横へずらした。
 そこにはもちろん、濡れた二つの花びらがある。
 慎重に、慎重に。まるで割れ物を扱うような慎重さで指を挿入していく。
 入り口の所で一つビクリと身体を震わせたが、あとは思いのほか簡単に指は埋まっていった。
 こんな所まで同時とは、大した双子である。

「んはぁっ! な、直様〜 もうちょぉっと速く動かしてくれると嬉しいかなぁ〜なんて」
「利様…… あの、私感じやすいのでもう少しゆっくり……」

 こういう所は双子で違うらしい。
 普段の直利、つまり素直かつ常に「ステータス異常:ビビリ」である直利ならば素直に二人のいう事に従うのだろうが
 何故か今日の直利は二人にいたずらを敢行しようと思った。
 すなわち、二人のお願いの逆を実行しようというわけである。

「……?! 利様っ……! そんなっ、あっ、指を早く動かしては…… あうっ」
「えー、なんで指を止めちゃうんですかー」

 茜の文句などに耳は貸さない。ただ一心不乱に直利は葵を攻めてたてる。
 葵はもう直利の物を愛撫するのを忘れ、自分のご主人様の行為に心を奪われてしまっている。
 前戯の技術など、直利には無いに等しいのだが高まってくる性感にはぎこちない手つきでの行為は効果覿面だった。
 指を少し鍵状に曲げ、そのまま内壁をこそぐようにして擦る。
 それだけにも関わらず、葵は眉を八の字にして喘いだ。

「直様〜 葵ちゃんだけじゃなくて私も〜」

 茜が切なげな声をあげ、直利を睨んでくる。頬を膨らませる姿が妙に可愛く、直利も手を動かさないわけにはいかない。


650 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/13(火) 20:05:12 ID:n5a8+c2Q
 右手もまた左手と同じように、茜の秘所に挿入。そして指を二本差し入れて中をいじり倒してやる。

「あうっ、はぅ〜。そうですそれそれー はうっ」
「…… んあ…… き、気持ちいい……」

 既に二人の下着は下着としての機能を果たしてはいなかった。
 濡れに濡れたそれを直利は乱暴に剥ぎ取ると、愛撫を終了し直利は本格的な行為に入る事にした。
 まだ今日は一度も欲望を放出していない。むしろ、途中でフェラチオをやめられてしまって大変機嫌が悪かった。
 二人を引き起こし、四つんばいの姿勢にさせる。まさに王者の目線。
 しかし、ここで悩む。どちらから先に入れればいい物か。
 人の良い直利にはどちらを先に優先するとかそういう発想が出ない。むしろ、どちらかのみを構うのは何かもう片方に悪い気がした。
 そんな直利の心理はあっさりと双子には見切られているようで、彼女達は率先して事へ臨む。

「…… あの、利様が入れたい方からどうぞ」
「じゃあ私からってのはどうでしょうか?」
「えっ……」

 相変わらず漫才みたいな会話をしている二人だ。
 くすりと苦笑をもらしながらも、やる事はやるために直利は先に葵のスカートをたくし上げた。

「あ…… 私からですか…… んんんっ」

 ずぶぶぶぶっ

 いつもは冷えている言葉も、途中から嬌声へと変わる。
 既に直利の怒張は張り詰めており、なんの予備動作も無くペニスを葵の中へ推し進める。
 突き入れられている葵の中も、全く何の抵抗も無く素直に直利を受け入れていった。



651 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/13(火) 20:05:45 ID:n5a8+c2Q
 ずぶっ ずちゅう

「んああっ、あうん…… 利様のが中にぃ……」
「うわ、葵さんの中すごい……」

 直利は葵にもたれかかるような体制を取ると、腰を一気に引き、そして一気に突いた。
 快楽を生み出す葵の膣に包まれる度に直利に快感が与えられる。

「そっそんなに激しくっ……!」

 子宮口まで突き上げられた葵は短い髪を振り乱しながら喘ぐ。

「葵さんの中すっごく気持ちいいよ……!」
「んあっ、あっ、有難う御座いますっ!」

 直利に最早躊躇は見られない。大切な恋人である紀子の許可をもらっているのだ。
 彼女に対してなんの禍根もない状態で葵の中へペニスを突っ込んでいる。
 以前媚薬にとらわれていた時には控えめだった腰の動きも、今回は違かった。
 奥の方から快感を引き出すように、ぐいぐいと腰をグラインドさせる。

「んああ…… すごい気持ちいいです……」

 蕩けた瞳とともに葵が呟く。その言葉に気を良くしたのか、腰の動きはさらにいやらしく変化していく。
 ペニスが子宮を叩く度に葵の身体が仰け反り、荒々しく抉られる毎に葵の気はまともでは無くなっていく。
 普段の怜悧さは何処へやら。彼女の頭の中は淫蕩の事以外宿っていなかった。

「ああっ…… 駄目ですっ…… わたっ、私…… んあっ…… おかしくなっちゃう……」
「駄目だよっ、僕に尽くしてくれるって言ったでしょ」
「は、はいぃ…… でも、でもぉぉ……!!」

 直利の動きも次第にラストスパートへ入っていく。
まるでパイルバンカーのように強烈に腰を打ち付けていくに従って葵の快感も一気に

652 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/13(火) 20:06:37 ID:n5a8+c2Q
振り切った。

「ふあんっ……」

 いつもあまりしゃべらない彼女らしく、まるで無理やり噛み潰したかのような嬌声。
 しかし、直利にとってはそれで十分だった。
 葵はアクメに達したため既に四肢でその身体を保っている状態ではなく、くてんとそのままうつ伏せに倒れてしまった。

 直利がぬるりと彼女から肉棒を引き出す。まだ彼はイッてはいない。
 少し手持ちぶたさに思っていると、葵の物とは違う桃尻が目に入った。茜だ。

「直様〜 葵ちゃんばっかり構ってひどいですようー」
「あ、あはは、ごめん」

 彼女はまるで発情期のメスのように、尻を高く上げて扇情的に振っていた。
 よほど我慢できなかったのだろう。先ほどまでの愛撫をしていた時より明らかに愛液の量が多い。
 直利は少し苦笑を浮かべながらも自らの欲望を吐き出すために彼女へペニスを入れた。

「んあんっ! あぁ〜 これが欲しかったですよ」
「そう? じゃあ入れるだけでいいのかな?」
「ええっ?! いやそんなわけないいぃああっ」

 茜の返答を待たず、直利は腰を律動させていた。
 ズンズンとリズミカルに彼女の秘所を突く。腰がお尻にぶつかるたびにたわみ、勢いの強烈さを表現していた。
 腰のリズムに若干遅れて、茜の豊満な胸も揺れる。

「んあっ?! 直様ぁ、だめですよぅっ、そんな所触っちゃぁ……!」

 茜は普段から間延びしたしゃべり方をするが、行為に及んでいる最中は最早幼児退行してるのではないか、というくらい舌足らずになる。
 そんな彼女により快感を与えようと直利は四つんばいの茜に覆いかぶさる。


653 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/13(火) 20:07:24 ID:n5a8+c2Q
 そして、そのまま両手を腰から胸に持っていき、彼女の大きな胸をわしづかみにした。

「あっあっ…あっうっうっうっ」

 直利の肉棒が奥を突くたびに彼女はくぐもった声をあげて快楽に喘ぐ。
 引き絞られた声はさらに直利の心を刺激し、より一層強く腰が叩きつけられる。
 奥まで、より奥まで。子宮をさらに抉るように茜を襲う。

「あ、茜ちゃん。すごい気持ちいいよ」
「んあっ、あっ、ありがとうごじゃいますぅ」

 まともな応答など出来なくなっていた。
 後ろから強烈に腰を叩きつけられている茜は既に快楽の虜となり、ただただ直利に身を任せるだけ。
 そんな彼女の美しい体を、背後から抱きしめるようにして直利が犯していく。

「うぁあっ、もう駄目ぇ」

 ショートカットの髪の毛が額に張り付き、まるで水を浴びた後のようになっている。
 既に布団はじっとりと濡れて二人の行為の激しさを表現していた。

「茜ちゃん、こっち向いて」
「ひゃ、ひゃい…? んむっ」

 愛しいご主人様の要求に後ろを振り向いてみると、茜の口に突然直利の舌が挿入された。
 まるで蛞蝓のように這いずり回るそれは、茜の口の中を問答無用に犯しまわる。
 しかし、彼女はそんな直利の行為を嫌がる所か率先して受け入れていた。

「んん、くちゅくちゅ」

 いやらしい音が寝室内に響き渡る。
 腰を打ち付ける音も早鐘のように鳴り、二人の快感も徐々に高まっていく。

「んあぁ、直様ぁ、私そろそろ」


654 :Pakuri ◆96amd.H9cQ :2006/06/13(火) 20:08:11 ID:n5a8+c2Q
「うん、僕もイくよ」

 ずちゅずちゅずちゅ

「んっ、んっ、んっ」

 ガクガク揺れる身体に合わせて官能の声が上がる。
 そして、直利のが茜をしっかりと抱きしめると、その最奥に自分の欲望を吐き出した。

「あううぅ」

 子宮めがけて精液を注ぎ込む。その熱い奔流を受けて茜は身をくねらせた。
 茜の身体が横倒しに倒れるのと同時に、大量の精液と共に直利のペニスが引き抜かれる。
 流石に二連続の放出には疲労を感じるようで、さしものペニスもへたっていた。
 いや、一物だけではない。
 直利の身体もたいがいに疲れていた。当然だ、いわばこれは一人で格闘ゲームを二人プレイするような物。
 そりゃ疲労もひとしおだろう。特に下半身の疲れはひどく、がくがくな状態だった。

「…… あの、利様」
「最高のおめざめでしたかー?」

 ……

「え、あ、うん」

 優柔不断な人間は幸せになれないとはいうが、直利の場合はこれいかに。



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