【3P】ハーレムな小説を書くスレ【二股】
463 :名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 12:58:01 ID:ZQ7llz35
「・・・住所はここですね、間違いありません」

とある街外れにある和式の邸宅。家屋自身はいつごろ建てられたのか、かなり古びた容貌だった。
それでもちゃんと住人が管理しているらしく、庭も手入れされているため、荒んだ印象はない。
玄関から見た印象では全景を掴みかねるが、そこそこ広く、部屋数も多いようだ。
とある夏の、晴れた休日。
一人の若い女がこの家にやってきた。
細い指でドアベルを押す彼女を、インターホンから聞こえる女性の声が出迎える。
そして、門の閂が外され、招かれるまま彼女は屋敷に足を踏み入れた。






464 :名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 13:00:55 ID:ZQ7llz35
彼の身体には、無数の傷痕がある。

大きく肉を裂くような傷痕が身体中の縦横に走り、その合間を細かな傷痕が埋め尽くす。
傷痕だけではない。指の先など、肉体的欠損もある。
大柄な彼の身体だが、逞しいという印象よりも先に傷痕の痛ましさが目立つ。

そしてもちろん顔にも傷痕がある。
もとは、温厚な瞳を持つ、優しい男の顔であった。
そこに大きな傷が入る。
額から走る2本が眉間で交差し、大きく頬に払う派手な×印の傷痕のため、任侠の人間と間違われてもおかしくない。
しかしその厳つい傷痕に反して、彼の双眸は思いのほか優しい。
だから最初は恐ろしいものに見えていた傷痕でも、彼のことをより深く知るたびにだんだんと哀しい傷痕に見えてくる。

これらの傷痕は、一度の怪我で残ったものではない。
何度も何度も彼を襲う命の危機に対して、かろうじて生き残り、命を繋いだ代償である。

では、これほどの怪我を負い、それでもまだ生き長らえるこの男とはどのような者なのか。
傭兵?スパイ?それとも強さを追い求めつづける格闘家なのか?

否、ただのサラリーマンである。

大場狼人(おおば・ろうど)33歳。大手建機製造メーカー勤務。
大手メーカーに勤めているとはいえ、メセナ事業部社史編纂質所属という、どう見ても窓際の閑職である。

そんな、ただのサラリーマンである彼だが、生まれついて運が悪い。
少年の頃から、何度も何度も大きな事故に遭った。
それはもう、何かに祟られているのではないかと疑いたくなるくらいである。
それだけでなく、彼は、他人を助けるためにわざわざ事故、災害の中に飛び込んでしまう、
困った性格でもあった。


彼の傷痕は、少年の頃から三十路に入った現在までの、苦難の人生の記録でもある。


465 :名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 13:02:31 ID:ZQ7llz35




彼が目を覚ますと、自分の下半身にかかる重みを感じる。
同時に、先程から絶えず続いていたのであろう、性器への刺激をはっきりと感じた。
ぺちゃぺちゃという湿った音と、くぐもった声、鼻から漏れる息。
和服を着た女が、ペニスに舌を絡めている。
大場狼人の朝は、たいていがこんな、淫靡な光景から始まる。
「ふぁ、ぱふぁ、おふぁひょー」
ひときわ大きい刺激が、ぞくりと背中を這い上がってくる。
自分の股の間、ちょうどペニスに奉仕する女が覆い被さるその影から、言葉にならない声が聞こえた。
「ぷは、・・・もう、衣里ちゃん、はしたない。ご挨拶するときは、お口をカラにしてからにしなさいって言ったでしょ?」
狼人の、長大でいびつなペニスから口を離した和服の女が、自分の身体の下にいる少女を嗜める。
口の中いっぱいに含んでいた陰嚢を、でろり、と吐き出して、衣里(えり)と呼ばれた少女が応える。
「ごめんなさい、ママ」
そういって、あまり反省した風もなくあっさりと謝った後、もう一度、
「パパ、おはよう!」
狼人に朝の挨拶をした。
ママと呼ばれた和服の女、幸恵(さちえ)は、そんな娘の様子を微笑みながら眺め、改めて狼人に瞳を向けた。
「狼人さん、おはようございます。お目覚めはいかがでした?」
しっとりと落ち着いた女性の声。弾むように元気な娘の声と対照的に、母親の幸恵の声は聴く者に安らぎを与える。
その声は、狼人の、起きぬけのまどろんだ頭に心地よく届く。その余韻を堪能しながら彼が応えた。
「ああ、悪くない。それよりも衣里、俺はおまえのパパじゃないって言ってるだろ?」
「もー、そんな細かいこと気にしちゃダメだよー」
母親の唾液でべとべとになった男のペニスに、少女はじゃれ付く子猫のように顔を擦りつけて甘える。
少女は、何度言われてもその呼び方を変えることはしない。
狼人も、ほとんど意味のない注意であることを理解しているのだが、それでも言わずには居れない。
まだ独身である彼は、父親呼ばわりされると内心落ち着かないのだ。


466 :名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 13:05:47 ID:ZQ7llz35

幸恵と衣里の母娘は、今現在狼人の家に住んでいる。
ちゃんと自分たちの家は持っているのだが、幸恵の夫が長期出張で家を空けることが多いので、その期間を利用してここに住み、娘を学校に通わせている。
娘の衣里は12歳、小学六年生。長めの髪を大きなお下げに結った、初見では大人しそうな感じのする少女である。確かに人見知りはするが、気を許した相手の前では快活で明るい。
母の幸恵は普段から着物を着用する、和風の美人だ。36歳という年齢ではあるがまだまだ肌は若く瑞々しい。
腰まである黒い長髪も艶やかで、情の厚い笑顔の女性である。着物によって押さえ込まれているが胸は大きく、それでも全体的に引き締まった身体をしている。
一年半前の冬、衣里と幸恵、そして夫の家族3人でスキーに出かけた。
そこで運悪く衣里が雪崩に巻き込まれた。スキー客から捜索隊に志願した狼人と、母親の幸恵によって発見されたが、
その直後連続して起こった雪崩に運悪く三人とも巻き込まれてしまう。
幸恵と衣里は狼人に護られるように覆い被さられていたため、それほどひどい状態ではなかったが、狼人は極度の凍傷によって左手の小指を第一関節から失ってしまった。
そして、助かったあとも母娘は足繁く狼人の元に通い、そのなかで二人とも狼人と関係を持つに至る。


「もうそろそろ朝食の支度が終わりそうなので、これ、早く鎮めましょうね」
幸恵がフェラチオを再開した。大きく開けた口で亀頭をぱくりと含み、そのまま、ずず、と啜るように呑み込んでいく。
じゅぷ、じゅぷと口の中で唾液が掻き回される音。舌が踊り、亀頭に強烈な刺激を与え続ける。
激しく吸い上げ、はしたない音を立てて吸い立てれらると、思わず狼人も唸ってしまう。
「じゃあパパ、わたしもパパを気持ちよくさせてあげるね」
そういって衣里も、陰嚢を含み直した。口の中でもごもごと、吸い付いたり舌で撫で回したりと、睾丸を転がすように戯れる。

「く、・・・すげ」
二人掛かりの奉仕に、すでに充分高まっていた性感が加速する。
これほどの奉仕を早々に終わらせるのはもったいない。
できるだけ我慢して、二人が造り出す刺激をもっと堪能していたい。
だが、母娘による絶妙に息の合った強烈コンビネーションフェラで攻められては、それほど長くは持たない。
いよいよ狼人の我慢も限界に達した。


467 :名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 13:06:41 ID:ZQ7llz35

「・・・くッ!!」
短く唸って腰を突き上げ、それを受け止めるように深々と含み込む幸恵の喉奥に、どく、どくと朝一番の濃厚な精液を流し込む。

「・・・ん、んむ、んん・・・・・」
幸恵はおもねるように唸って、吐き出されるどろどろの粘液を、こく、こくりと嚥下する。

「ぷはッ、ママっ、全部飲んじゃだめぇっ!!」
陰嚢を吐き出した衣里が抗議するも、幸恵は、喉奥に流れ込む熱い精液をうっとりと飲み干していく。

「う〜っ、ずるいよ〜っ!!」
恨みがましく睨む娘の視線に気づく様子もなく、母はただウットリと男の精を吸い出していた。
そんな親子のやりとりを耳の後ろで聞きながら、最後の一滴まで出し尽くした狼人は、ふうと大きく息を吐く。

「もう、ママのばかばかばかッ!!わたしも飲みたかったのにッ!!」
娘に肩を揺すられてようやく気を向けた母は、唇でペニスを締め付けて、残った精をこそげおとすように全て吸い取り、ようやく口を離した。
そして娘に、

「ああ、美味しかったァ」
と悪戯っぽい笑顔で、舌の上にまだ残る精液を見せびらかした。

「ママのバカーーーーっ!!!」

がたん!

親子の微笑ましいやりとりを苦笑しながら眺めていた狼人は、いきなり大きく開け放たれた襖の音に、びくりと驚いた。
そして襖を開けた女が手にしていた包丁に、ぎょっと驚いた。
さらに彼女が冷たく告げる言葉に、ぎくりと驚いた。

「狼人、女の客が来ている。『知らない女』、だ」

その女、更紗(さらさ)の、怒ったような呆れたような声に、狼人はただ冷や汗を滲ませた。





「第26回、さもん会議っ!!」
衣里が高らかに宣言する。
怒ったような拗ねたような、鋭さを持った声だ。
『さもん』は『査問』だが、『尋問』というか、『拷問』というか。
その部屋に通された客人、そして数名の『住人』が、狼人に注目する。


482 :『傷痕』:2006/01/31(火) 00:31:36 ID:1bI+335B
「第26回、さもん会議っ!!」
衣里が高らかに宣言する。
怒ったような拗ねたような、鋭さを持った声だ。
『さもん』は『査問』だが、『尋問』というか、『拷問』というか。
その部屋に通された客人、そして数名の『住人』が、狼人に注目する。


みーんみーんみーんじーわじーわじーわと、庭でうるさく蝉が鳴いている。
クーラーのない部屋で、狼人の額から汗がしたたり落ちた。

「えー、このお嬢さんは、天道静佳(てんどう しずか)さん。天道百貨店創始者の、お孫さんの一人です」
広い和室。そこに客は通され、狼人、そして他に五人の住人達も座布団を用意した。
50畳敷きの広間ではあるが、その中央ではなくなぜか上座よりに、まるで追いつめられるように座る狼人。
彼の隣に座り、紹介された静佳は、皆を前にして深々と礼をした。
ショートヘアの、気品ある美人である。身なりも清楚で上品、育ちが良いことが窺える。

「初めまして、みなさま。私、狼人さまの『妻』になるべく、家を出て参りました。これからもよろしくお願いします」
彼女の発した『妻』という言葉に、周りの空気が張りつめる。
しかし当の本人は、自分に向けられる視線の温度に気づいていないのか、朗らかな春の日差しのような笑顔である。
二人を取り囲むように、少し間を空けて半円の陣を敷いて座る『住人』達。
彼女らを笑顔のまま見渡してから、静佳が狼人に問いかける。

「で、狼人さま、こちらのみなさま方は?」
自分に向けられる視線の冷たさをひしひしと感じながら、狼人は答える。

「あー、なんというか、その、俺の、・・・同居者、です」

「なるほど、店子さんですね?」

「まぁそうでも在るんだけど、それだけじゃなくて、うー、というか、えー、その」
天然とも言える、害意のない反応を笑顔で返す静佳に、狼人が曖昧に言葉を濁らせていると、
その濁す言葉を正すべく、住人の中の一人が答える。

「私たちは狼人さんの恋人です!」
彼女の名前は遠藤恭子(えんどうきょうこ)。25歳の小学校教師で、衣里の担任でもある。
元は、衣里と狼人の関係を止めさせようとしていたのだが、『いろいろ』あって彼女も狼人に惚れてしまった。
薄手のサマーセーターを羽織る彼女の胸は大きく、中にメロンが二つ入っていても不思議ではないほどの膨らみだ。
彼女が座ったままの座布団ごと、ずいと前に詰め寄ると、上体の動きに合わせて、ぶるんと柔らかなメロンが揺れる。
セミロングに伸ばした髪、丸い瞳、普段は可愛らしい印象のある容貌を、責めるようなきつい顔に変えて詰め寄ってくる。


483 :『傷痕』:2006/01/31(火) 00:33:11 ID:1bI+335B

「まぁ、お妾さんですか。これからも狼人さんをよろしくお願いしますね」
育った環境のせいだろう、静佳は男が正妻以外に複数の女性を侍らすことを当たり前だと考えているようだ。
この場において、一人だけが春のような麗らかさである。

「『おめかけさん』じゃなくて、コ・イ・ビ・ト!! 私たちは、パパと愛し合ってる恋人なんだから!!」
母と同じく普段着である浅黄色の着物を着た衣里が、恭子がやったように座布団ごとずい、と滑るように前に出る。
そして正座の状態から膝立ちで立ち上がり、強く抗議した。
12歳という年齢に応じた小柄な身体なのを気にしているのか、他の女達よりも強く主張する時、
彼女はよく立ち上がってものを言う仕草をする。
丁度、小動物が敵を威嚇するために身体を大きく見せるという、ようはそんな感じである。

そして隣に座る母を振りかえり、おめかけさんってなに、と小声で聞く。
口の側に手を立てた母がこっそりと、あいじんのことよ、と教えてやる。

「それで、狼人さんとはいつお知り合いに?」
そういって、幸恵が娘や恭子に倣うように座布団ごと、ずずい、と前に進む。
彼女は朝に着ていた藍色の着物のまま、それでいて朝に見せていたような優しげな表情を拗ねたようなものに変えて、静佳を睨む。
そしてたまに、ついと静佳の隣にあぐらをかく狼人を流し見る。

「あー、あのな、こないだ俺がちょっと入院した怪我あるだろ、あのときに知り合ったんだけどな、」
狼人が、空気に耐えられずフォローを開始するが、その言葉の途中で感極まったように静佳が割り込む。
「はい、私が銀行にいたところ、悪漢の拳銃からその身を盾にしてお救いくださいましたの!」
なんというか、幸せそうな、夢見がちな瞳で話し始める。

「悪漢が私に拳銃を向けたとき、ああ、ここで私の命は終わるんだ、お父様お母様、お祖父様ごめんなさいと心の中で想い、
ぎゅっと目を閉じましたわ。それで、大きな拳銃の音がしたかと思うと、私の身体が横に押し飛ばされていたんですの。
狼人様が私を庇ってくださったんです!! そのときに、ああ、私が生涯この身とこの心をお捧げするのは、きっとこの方なんだわ、
と確信いたしました!!!」
陶酔、しながら静佳は語る。
狼人は目をつむり、こめかみに手を当てて、ううむと唸る。
それを聞いていた住人も、ううむ、と唸る。
彼女らそれぞれ似たような経歴があるため、静佳が言わんとしていることは分からなくもない。
だからといって、簡単に納得も出来ないのだが。

すぱーん!!

静佳の陶酔過去語りと皆の唸りを中断させるかのように、突然鋭い襖の音。


484 :『傷痕』:2006/01/31(火) 00:35:35 ID:1bI+335B
「拳銃ねぇ。そうするとこないだの傷は銃創なんだ。道理で僕らに見せたがらないはずだよ」
その少女、更紗は、人数分の茶と菓子を乗せた盆を両手に持ったまま、器用に一本足で立ち、
行儀悪く足の指で縁を引っかけ勢いよく襖を開けた。自然な動作で片足を使って、
それでいて上半身の揺れがない。見事なバランス感覚だ。
すらりと長い足を限界まで短くカットしたジーンズで誇示し、上半身も薄手のシャツでほっそりした身体を
よりスマートに見せているのだが、今の彼女はその上に割烹着を着ている。
18歳の女の子のセンスとしては実にちぐはぐなのだが、狼人や住人達はもはや見慣れてしまっていた。
彼女のもっとも特徴的な部分からすれば、そんなアンバランスささえもアクセントに過ぎない。
更紗の髪は白く、腰まで長い。幼い頃にあった事故のために、頭髪の色素が抜け、以来ずっと白髪なのだ。
彼女はとある出来事のあと狼人に拾われ、この家で暮らしてきた。
鋭い目つきと醒めた容貌そして特徴的な白髪のため、意外に思われがちだが、彼女は現在この屋敷の食事全般を仕切っている。
運んできたお茶と菓子を、客人、住人、そして家の主に配ると、座布団をもう一つ引っ張り出してきて自分も半円に加わる。
「こないだニュースでやってた、大手銀行襲撃事件にまで首を突っ込んでたんだ、狼人は。
 坂から転げ落ちてケガした、なんて嘘までついて隠しちゃってさ」
更紗は狼人に、咎める気持ちを言葉と視線に乗せて送った。

「狼人さん、ちょっとそこにお座りなさい」
そういって、自分も更紗や衣里達と同じ位置まで座布団を滑らせる女。
今まで黙っていた彼女、その声はトーンを潜め、諭すような口振りだ。

「いや、すわってるぜ、俺」

「こ・こ・に! お座りなさい!!」
屁理屈(?)で返してきた狼人にキれて、目の前の畳をばん・ばん・ばん!と叩いて促す。

「・・・スイマセン」
狼人は大人しく、彼女ら半径の狭まった半円の中央に座布団を寄せて座る。

「狼人さん、あれほど私たちと約束なさいましたよね?! 無鉄砲なことはしない、怪我をしたときはちゃんとその理由を話す、
 それから、これ以上新しく女を作ることはしない!」
そうやって狼人を強く叱りつける女、敷島瑠美子(しきしま るみこ)は、年齢としては33の狼人より年下の28である。
彼女も狼人と同じ会社に勤めているのだが、社内での立場は年齢のそれを逆転する。
瑠美子は、部署こそ違うものの、狼人よりも上役に当たる課長である。
キツめの風貌にすらりと高い上背もあり社内では女王とも呼ばれているのだが、そんな彼女も昔いろいろとあって、
狼人に惚れて同居するようになった。もちろん会社には秘密で。

「あー、怪我の理由を隠していたことはスマン、謝ります。
 事件が派手に報道されたもんだから、みんなに心配させるのも悪いかと思って、な」
狼人は言い訳を始めた。
「無鉄砲なことをしない、ってのは、何度も約束させられるたびに言ってるだろ、『出来るだけ』って。
 目の前であんな事がおこったら、身体が勝手に動いちまうんだよ。しょうがないんだよ、許せ!」
狼人は開き直った。
「んで、俺は静佳にちゃんと断った! つきあって欲しい、結婚しよう、言われたけど、ちゃんと、きっぱり断った!!」
狼人は責任から逃避しようとした。

「そうです。狼人様は、私におっしゃいましたわ。静佳には立派な家がある、自分はそれを継いだりしない、だから結婚できない、と!」
静佳が、前に進み出た狼人を庇うため、自分も座布団を前に進める。
「ですから私、家を出てきました。両親からは勘当されましたけれど、狼人様と一緒にいられるのならば、全然後悔していませんの!!」
しかし、結果的に、住民達に取り囲まれる狼人の退路を阻むような形になってしまった。


485 :『傷痕』:2006/01/31(火) 00:36:21 ID:1bI+335B
「で、」
最後まで黙って経過を追っていた、プラチナブロンドの女が言った。
真っ白な肌に薄いブルーの瞳、そしてこの髪。風貌は明らかに北欧人のそれだ。
彼女の名は早川あきら(はやかわあきら)、子供の頃に帰化して正式な日本人になっている。
言葉も他の日本人と何ら変わらない流暢なものだ。
引き締まった身体をタンクトップ、ショートパンツに収めているが、どう見てもはみ出し気味なのが彼女のバストである。
先の恭子のソレがメロンならば、あきらのコレは小振りのスイカくらいはある。
しかも芸大に通う彼女はまだ20歳。まだまだ膨らむ余地があるのだ。
狼人を囲む座布団の陣、最後の一角の空きを、彼女がずずいと身を進めることで埋める。
そして、あきらが言葉を続ける。
「結局、狼人さんと静佳さん、もうヤったの? まだヤってないの?」

あきらの問いに、
「えーーーーと、その」
狼人は言葉を濁し、
「まぁ!」
静佳は赤らむ頬に両手を添えて、目を閉じた。

((((((ちゃっかり手は付けてる訳ね))))))

六人の住人達は、全員が同じ事を考えて、溜息を吐く。

恭子、衣里、幸恵、更紗、瑠美子、あきら、六人の女に囲まれ、そして背後の静佳に退路を断たれ、狼人は完全に包囲されてしまった。

鏡に囲まれた筑波のガマのように、狼人はだらだらと脂汗を流し続けたのだった。





「で、結局こーなる訳ね」
瑠美子が呆れつつ、そういった。


486 :『傷痕』:2006/01/31(火) 00:37:11 ID:1bI+335B
広間に敷かれた巨大な布団の上で、皆がそれぞれ服を脱ぎ始める。
通常の布団を3×3倍の広さにした、特別あつらえの敷き布団の上に、狼人と七人の女達がいた。

結局、どーなったかというと。

追いつめられた狼人がキれた。

開き直って、静佳をここに住ませる、と宣言した。
住人達は半ば諦め気味にそれを受け入れた。
もし狼人が、自分に惚れてくる女をきっぱり切り捨てられるタイプの人間ならば、ここまで彼のハーレムが増えたりはしない。
つまり自分たちもここにはいられなかったわけで。
そう考えると、狼人が決めた以上それに反抗するのも躊躇われる。
だからといって人数が増えれば嬉しいのかと言えば、そう単純な話でもなく。

静佳の方は、狼人が結婚しないことを説得すると残念そうにしていたが、妾という立場であっても一緒にいられるならば、と納得した。

そしてさっそく、親睦会を兼ねた歓迎のセックス大会となった。提案は唯一の男、狼人くん。
いつもは休日の昼過ぎから始まる宴だったが、それまで間が持たないとの判断で時間を早めて開始した。





「・・・あれは、なにをなさってるんですか?」
静佳は、自分の目の前で行われていることの意味を測りかねて、隣に座る瑠美子に尋ねる。
最初、静佳、瑠美子を含め、主役である狼人も皆全裸で大きな布団の上でくつろいでいた。
そして、はじめるか、といいながら狼人が立ち上がると、それに合わせて一人、あきらが立ち上がる。
二人は寄り添い、抱き合いながら激しいキスを交わした。ちゅ、ちゅうとお互いの舌と唾液を吸い合う、深いキスだった。
しばらくそれを堪能したあと、唇を離した晶は、彼の前にひざまずいて、その左太股にある大きな火傷の痕に舌を這わせた。
そうして彼女が狼人から離れると、続いてもう一人の女、恭子が狼人とキスをする。
ただ、今度は、恭子が狼人の肩にある傷痕を舐め始めた。

静佳の問いに、瑠美子が答えてやる。
「んー、まぁ、挨拶みたいなものかしら? 始まる前にね、狼人さんの身体の傷にもキスするの。自分が関わった傷痕にね」

更紗に至っては、狼人の顔にある派手な×字傷にキスすると、ぼろぼろと涙をこぼし始めた。
初見で彼女にクールな印象を持っていた静佳は、どこか辛いのか、やりたくないのを無理矢理させられているのかと、心配になった。

「更紗が泣くのはいつものことだから、あんまり気にしないでやってね」

衣里が、狼人の欠けた小指にしゃぶるようなキスをする。
幸恵も、娘と一緒になって彼の小指にキスをする。

「あなたまで合わせること無いわよ。別にやらなきゃ駄目な儀式とか、規則とかって訳じゃないから」
そういって瑠美子も、狼人にキスをしにいった。

儀式とか規則ではなくとも。

自分を護るために彼は傷を負った。
そしてその彼を好きになった自分。
少なくとも、その事実を避けて、彼を愛することは出来ない。

「私にも、させてください、キス」
その時はじめて見た、彼が、自分のために付けた傷痕。
彼のすべてが自分ひとりだけのものにならなくても、彼の身体に残るこの傷痕だけは、自分だけのものだ。
そう思えると、無性に愛おしくなって。
気がつくと、自然と傷痕にキスしていた。


487 :『傷痕』:2006/01/31(火) 00:37:56 ID:1bI+335B





「あきら、『乳リクライニング』やってくれ」
「うん、いいよ」

胡座をかいて座る狼人の背中に向かって、あきらも正座の足を崩して座り込む。
そして、ゆっくりと後ろに倒れてくる狼人をわずかに前屈みで受け止めてやる。
すると彼の肩が丁度あきらの巨大な胸の下に支えられ、彼の頭が二つの柔らかなスイカを枕代わりにする形になる。
あきらが自分の両脇を締めて胸を前に寄せると、二つのふかふかクッションを装備した安楽背もたれのできあがり。

「狼人さん、気持ちいい?」
「あー、サイコー。このまま眠っちまいそうだ」
真っ白い肌の、ぷるぷる柔らかバスト。彼が顔を左右に揺らすと、それに合わせて、ふよん、ふよんと震えるように乳が揺れる。
覆い被さるように顔を倒して、その青い瞳で眺めてくるあきら。
彼女の長い銀髪が狼人の頬にこぼれて、さらさらとくすぐってくるのも心地よい。

「今度眠るとき、コレで寝かせてあげるよ」
あきらが嬉しそうに言った。


「はいはい、でも今はまだ寝ちゃ駄目よ! 眠たいなんて気が起きないくらいに、気持ちよくしたげるんだから」
そういって瑠美子が、枕を一つ持参してきた。
狼人に胡座を解かせ、立て膝をつかせると、腰を浮かせて隙間に枕を挟み込む。これで彼の腰の位置が高くなった。
その両足の間。瑠美子が這うように俯せになって顔を突っ込み、首を起こす。すると、彼女の目の前にちょうど男の陰嚢が。

「んふふ、相変わらず素敵なキンタマ。食べちゃいたいくらい」
「怖えーこと言わんでくれ、課長」
ちゅ、ちゅと啄むようなキスを袋に繰り返し、こそばゆい刺激を送る瑠美子。
陰毛が顔をくすぐるのにも気にした様子なく、今度は鼻で袋全体を持ち上げる。

「その課長に、肛門を舐めさせるなんて、大した平社員だこと」
そういって瑠美子は、鼻ごと押しつけるように唇をアナルにあてがい、尖らせた舌でシワを撫でてきた。


488 :『傷痕』:2006/01/31(火) 00:38:44 ID:1bI+335B
「うおっ!」
狼人はその刺激に思わず唸った。
瑠美子の舌は派手な動きではないものの、逆に最小限の動きで男の弱点を的確に責めてくる。
その攻めは効果的に狼人の身体を駆けめぐり、ペニスの海綿体にどんどんと血液を送り込んでいく。
先程までの半立ちが、見事に天を仰いで屹立した。


「さぁ、それじゃあわたしが、狼人さんのイボ付きペニスをおしゃぶりして差し上げますね」
狼人の腰、その右側から幸恵が顔を覗かせる。彼女の白くて細い指が、赤黒く淫水焼けしたグロテスクなペニスに寄り添う。
さわさわと撫でるような指使いで真珠の埋まったペニスのサオを愛おしむ。
そして、赤く引かれた紅の間から舌をちろりと出し、亀頭に這わせようと、

「ダメぇーっ!!」

・・・したところに、狼人の腰の左、幸恵の向かい側から割り込んだ衣里の頭突きがカウンター気味に炸裂する。

「きゃん!」
年齢のわりに(失礼)、可愛らしい声を上げてのけぞる幸恵。

「ママは朝、パパの精液を独り占めしたでしょ! だから今回はおあずけなの!!」
「ええ〜っ、そんなぁ・・・」
ぎろりと睨む視線で母を下がらせて、娘が亀頭に舌を這わせた。

「なんか、こそばゆいな、衣里」
自分の醜悪なペニスに奉仕する少女に、背徳的な刺激をぞくぞくと感じる。しかしペニスに与えられる刺激はまだ小さなものだ。

「うん、もっと気持ちよくしたげるね、パパ」
そういって衣里は、舌を引っ込め、くちゅくちゅと口の中で唾液をためる。
そしてペニスの上から、その唾液をたらりとこぼして、大きく開けた口で亀頭を頬張る。
口が小さくて自由に舌を動かせない分、くねくねと器用に首を捻り、顔ごと動かせて舌と口内粘膜を亀頭に擦りつける。
そしてさらに、サオを伝ってこぼれる唾液の滴をまんべんなく塗りつけて、絡めるようにしゅこしゅこと指でサオを擦り立てる。
「くぅ、やるじゃねーか」
とても小学生とは思えないテクニックで、狼人の巨大なペニスに強烈な刺激を送り続ける衣里。
そしてふと、彼女の瞳が正面に向けられた。

「・・・くすん」
年齢のわりに(失礼)、可愛らしい仕草でいじける幸恵。
人差し指の先を口にくわえ、物欲しそうな視線を娘に送る。

「・・・・・・・・・もう、しかたないなぁ・・・」
ペニスから口を離した衣里は、母を手招きしてやる。ぱぁっと表情を輝かせていそいそと寄ってくる幸恵。
左右から母娘がペニスを挟んで正対し、顔ごと擦りつけて舌でねぶりあげる。
美しい母娘の顔は、どろどろの唾液でべとべとに汚れ、それでもそれに構うことなく二人でペニスを挟み付ける。
さすがは血の繋がった母娘。
呼吸をぴったり合わせて、ある時は二人同時に顔を上下させ挟んだペニスを直線的にシゴき、
次は二人交互に顔を上下させ、ペニスをグネグネと曲げるようにシゴきあげる。
上から見下ろす狼人は、自分の醜いペニスを、母娘がその美しい顔を使って擦りあげている様子に、たまらない刺激を感じる。


489 :『傷痕』:2006/01/31(火) 00:40:09 ID:1bI+335B

「狼人ぉ、キスしよう!」
急に、視線を遮るように更紗が現れた。いまだにぼろぼろと、涙をこぼし続けている。
狼人は彼女に応じ、唇を合わせ、舌を吸い合った。
彼女はセックスの最中も絶えず涙を流し続ける、『泣き女』である。
原因は、過去のトラウマに寄るのだが、とにかく更紗はセックスを始めると涙を流し、瞳を潤ませ続ける。
ぐすん、ぐすんと鼻を啜りながら、それでも懸命に口を吸い上げる更紗は、普段のクールさからかけ離れた儚さがある。
まるで幼い子供をあやしているような気分にもなるが、彼女と触れ合っている粘膜部分は明らかに大人の愛撫である。
ちゅぱちゅぱと唾液の絡まる音を立て、お互いに舌を踊らせる。

「わ、わたしもキスしたいです!!」
静佳は、このままでは自分が置いていかれると思った。
狼人にどんどん絡まっていく他の女達を見ていると、受け身ではいけない、と思い知らされる。
だから、狼人と更紗がキスをするその反対側から顔を割り込ませ、自分の舌を差し出す。
そして狼人の手を取って、自分の股間にあてがい、ぬるぬるの女性器で指先を擦る。
静佳のそれに倣って、もう片方の手を更紗が取り、同じように性器で擦り立てる。

三人は顔を密着させたままで。
舌を突き出す二人の女、それを交互に吸いしゃぶる狼人。
そして狼人が顔を振るたびにぷるぷると揺れるあきらの乳まくら。
ぬるぬるの唾液をまぶして、アナルに突き入れられる瑠美子の舌先。
お互いが舌を出し、絶えず唾液を補給しながら舌と唇と顔を擦りつける母娘。
六人の女は、狼人を核として絡まる肉の塊となって、ただひたすら快感を与えるためにうごめいていた。

「ああっ、しまった!」
恭子が声を上げる。
実は彼女、臭いフェチなものだから、さっきまでずっと狼人のシャツの臭いを嗅いで悦に入ってた。
だから、狼人を愛撫するその肉の塊の中に混ざることが出来なかった。
仕方がないので、あとでおこぼれをもらうべく傍で寂しく待機することにした。
うまくいけば、射精のタイミングに合わせられるかもしれない。


490 :『傷痕』:2006/01/31(火) 00:40:44 ID:1bI+335B

(も、もうダメだ、限界だ!)
アナルは舌でほじくられ、陰嚢は誰かの手でやわやわとくすぐられ、ペニスは母と娘ににゅるにゅるとしごき立てられ、顔をぷるんぷるんの巨乳に挟まれ、舌はちゅぱちゅぱと激しく吸われ、指先はくちゅくちゅと女淫をまさぐる。
全身余すところなく与えられる強弱甘苦の刺激に、狼人の忍耐力も限界に達しようとしていた。

「うおおおおおっ!!出すぞッ!!!」
ブビューーーッ!! ビューーーーッ!! ビュゥーーーーッ!!
とうとう限界に達した狼人は雄叫びをあげ、亀頭先端を包む刺激の中に勢いよくマグマを噴出させた。
何度も脈打ち、次々と精液を吐き出す。
射精されたその液体は、亀頭先端に唇をあてがって受け止めた誰かの口中に全て収められた。
その口が、バキュームのようにサオの中に残った精液を吸い上げていく。
最後の一滴まで出し終えてようやく、ふうと大きな息を吐く狼人。
最高の射精だ。
これほどの女達が何人も自分に尽くしてくれた上での射精だ。気持ちよくないはずがない。


「まったく、約束の時間よりも先に始めちゃうなんて、油断も隙もあったもんじゃない」
そんな声が聞こえた。
いつの間にか開けられた襖の傍で、眉を寄せて怒っている少女。
セーラー服に眼鏡の知的な委員長タイプ。
17歳の高校2年生、羽田結花(はねだ ゆか)である。

「ふもふむふぉふぉふぉふぉ!!」
いつのまにか。
這いつくばってアナル舐めをしていた瑠美子の背中をまたいで、ペニスに顔を突き合わせて擦りつけていた幸恵と衣里の間を裂いて、素早い動作で隙を逃さず、亀頭に唇を付けていたのはこの少女。
巫女装束に身を包んだ14歳の中学2年生、羽田瑞希(はねだ みずき)
リスのように頬いっぱいザーメンをため込み、ふもふも唸るだけなのを姉が通訳する。
「罰として、この精液は、私たち姉妹だけで頂きます」
姉の元に返っていった巫女装束は、姉に口移しで精液を半分分けた。そして姉妹は、それぞれの取り分をこくりこくりと嚥下した。

「そ、そんなぁ〜」
先に始めていた女達を代表して、情けない声を上げたのは、恭子だった。






保管庫へ戻る