Bitter Choco Liqueur
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ビターチョコリキュール
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「麗香先生のアブナイ白ウサギ」
僕は、新川晃。中学二年生。成績は中より少し上で、運動神経は中より少し下。友達はそこそこいるほうだと思う。もっとも、背が小さくて色白だから、よく女の子みたいだって馬鹿にされている。それでも、僕は健康な男子だ。えっちなことにだって興味があるような……
「あ、ママ? ……うん、大丈夫。戸締りもしっかりしてあるから」
夕方の自宅。僕は、リビングで今駅にいるママに電話していた。両親は、仕事の関係でよく二人そろって家を留守にする。そんな時の留守番は、小さい時には寂しくてよく泣いていたかもしれないけれど、今はもう日常の一部になっている。ママが用意してくれた料理を温めて早めの夕食を取った僕は、一人の時間をどう過ごそうかとのんびりと夢想した。
ピンポーン♪
その時、呼び鈴が鳴った。外はもう、暗くなっている。こんな時間に誰だろうか? 僕は、インターホン越しに外の様子をうかがう。そこにいたのは女性のようだったが、夜の闇でよく見えない上に、帽子を目深にかぶっているため表情を伺うこともできない。
「あの……どちら様ですか?」
僕は、インターホン越しに問い掛けたが、返事はない。ただ、少しだけクスリと笑う声が聞こえた気がした。僕は少し恐くなってきた。両親がいない時に限って、怪しいセールスマンが来ることも多い。相変わらず、来訪者は名乗ろうともしないので、僕はそのままだんまりを決め込んでやり過ごそうと決意していた。その時……
ガチャリ……
扉を閉める二つの鍵のうち、片方が回り始めた。僕は背筋が冷たくなり、恐怖心が身の危険を予感させるものへと高まっていく。鍵を持っているのは、僕とパパとママだけのはずだ。そのパパとママは今、新幹線のグリーン席に座っている。そうこうしているうちに、もう片方の鍵も回り始めた。
ガチャ……ギィ……
もう片方の鍵も回り切ると、扉がゆっくりと重苦しい音を立てて開かれた。僕が恐怖に立ち竦み、声も出せずにいると、外にいた女性は玄関へと入ってきた。彼女が後ろ手に扉を閉めると、カチャリと音がした。再び鍵をかけられたのだ。僕は腰を抜かしそうになった。
「うふふ……こんばんは、晃くん?」
その女性の声は僕がよく知る人のものだった。彼女が、帽子を取って素顔をあらわすと、その予感は確信に変わる。
「れ……麗香先生!?」
そこにいた女性は、学校の担任の本宮麗香先生だった。まだ若く(歳を聞いたことはないけれども二十代後半だろうか?)、スタイルもいい麗香先生は、男子の間で密かな人気者だ。僕も、麗香先生と目が合って、思わずどきどきしてしまったことがあるくらい。
「今夜は、ご両親が留守なんでしょう?」
麗香先生の言葉に、僕は息を呑む。正体不明の訪問者が、学校の担任だと分かって少しほっとした僕だったけれども、まだ異常な状況は始まったばかりだった。
「麗香先生……なんで、そのことを?」
両親の仕事の予定を誰か知り合いに話した記憶はない。
「一昨日に出張が決まったんだっけ? お母さんと話していたじゃない」
「だから、なんで……」
「うふ。簡単なことよ」
麗香先生は優しく微笑む。僕の顔面から血の気が引いていく。
「あなたのカバンに、盗聴器を仕掛けておいたから」
こともなげに、さらりと告げる麗香先生。僕はもう、言葉を紡ぐこともできなくなっていた。
「ついでに、晃くんのもう一つの疑問にも応えてあげようかしら?」
「……」
「なんで、私が晃くんの家の鍵を開けられたか」
麗香先生は、授業のときに分からないことを優しく教えるように僕に語りかける。
「3週間前、晃くんが家の鍵をなくしたことがあったでしょう?」
「あ……」
確かに、そんなことがあった。学校で家の鍵を落としてしまったのだ。そのときは、次の日にすぐ見つかったから大事にはならなかったけど、大騒ぎしたことを覚えている。
「あの鍵ね、晃くんが無くしたんじゃないの。私が、ちょっと借りちゃっただけ」
「え……」
「その間に合鍵を用意させてもらったのよ」
麗香先生は、僕に見えるように二つの鍵を掲げながら笑顔で語った。僕は、足を震えさせながら、後ずさりしていた。麗香先生の笑顔は、教室で見るものとまったく同じはずなのに、そこにいる先生は僕の知らない異質な存在に感じられる。盗聴器、合鍵……それじゃあ、まるでストーカーじゃないか?
「先生、なんで……」
僕は、ようやく言葉を絞り出した。先生は、学校では見せたこともない妖艶な笑みを浮かべた。履いていたハイヒールを乱暴に脱ぎ捨てると、僕の目の前に詰め寄ってくる。
「……晃くんが、可愛いからいけないのよ?」
先生は、そう呟くと僕の肩に手を回してきた。そのまま、乱暴に唇を重ねてくる。
「……んぐ!」
僕にとって、初めての……ファーストキス。麗香先生とのキスは、僕が想像していたキスとは全く違っていた。麗香先生の舌が、まるで別の生き物のように僕の唇を割って口内に侵入してくる。僕の口の中を舐るように蹂躙しながら、麗香先生の大量の唾液がさらに流し込まれてくる。背筋がビリビリする暴力的な快感が、僕の恐怖心を上書きしようとしてくる。激しすぎるディープキスに、僕は翻弄され、全身の力を抜き取られてしまった。
「晃くんが、可愛いのがいけないんだからね……」
麗香先生は、もう一度そう言うと僕の身体を解放した。筋肉が弛緩してしまった僕は、その場にしりもちをついてしまう。先生は、顔を紅潮させながら、スカートのホックに手をかける。廊下にスカートを脱ぎ捨てると、次はブラウスのボタンを一つ一つ外していく。程なく、麗香先生の服の下から現れたのは、黒い網タイツと白いハイレグレオタードだった。
「よく見るのよ、晃くん……」
先生は、僕に見せつけるように身をくねらせた。サイズの小さいものを着ているせいだろうか? 股間の食い込みがきつく、大きな胸は今にもはじけそうだ。白い布地も薄いものを使っているらしく、桃色に染まった先生の肌がうっすらと浮かび上がっている。さらには、パットも外してあるみたいで、先生のツンととがった乳首が、股間の性器をなぞるスジが、レオタードの上からもはっきりと見えてしまう。ムチムチのお尻の上には、ちょこんとウサギの尻尾がついていた。
「うふふ、後はこれを着けて、と……」
先生は、ハンドバックからウサギの耳のついたカチューシャを取り出し頭に着ける。学校では清楚な麗香先生が、目の前ではえっちなバニーガール姿をしている。僕はいつのまにか、その姿に見入ってしまっていた。
「私のバニー姿、気に入ってくれた?」
先生の問いかけに、僕はコクンと頷いてしまう。
「気に入ってもらえてよかったわ……さ、晃くん……私の身体を舐めなさい」
僕の顔面に、膝立ちになった先生の身体が押し付けられる。汗を吸ってしっとりと湿った白い布地越しに、熱く火照った先生の体温が伝わってきた。
「あ……あぁ……」
もう、僕の思考は麻痺していた。先生の言葉が、耳から脳髄に直接響き、疑問を抱くこともできないまま、従ってしまう。僕は、レオタード越しに先生のへそから下腹部にかけて、ゆっくりと舌を這わせ始めた。ビリビリと痺れるような錯覚に陥り、僕の味覚は喪失していた。その代わりに、先生の身体を舐めるたびに、無理やりなされるままにされているという被虐と、担任教師とイケナイ行為をしているという背徳感の交じり合った悦楽が背筋を貫いていく。
「あぁ……いいわぁ、晃くん」
先生も感じているんだろうか。僕が舐めるのに合わせて身をよじり、荒く息をつきながら、甘いため息をついている。僕はその表情を確かめようと、先生の顔を上目使いで見上げる。
「……!」
放蕩な表情で僕を見下ろす麗香先生。その右手には、ビデオカメラが握られていて、そのレンズは僕の方へと向けられていた。映像に撮られている! 背筋が凍りつくような危機感。でも、その危機感すらも、今の僕には快感を高めるスパイスとしかなりえなかった。先生の身体を舐めまわす行為をやめることができない。先生は、そんな僕に有無を言わさぬよう、一層強くその身体を押し付けてきた。
「あぁん! イイ!!」
麗香先生はひときわ高い嬌声を上げると、身体をこわばらせた。……イったのだろうか? 先生は、荒く息をつきながら、僕の身体を解放する。僕は、思わず名残惜しさを感じて先生を見返してしまう。視線を下ろすと、先生の股間は、びしょびしょに濡れていた。
「晃くんも……気持ち良くなってきたみたいね……」
僕のズボンの股間は、大きくテントを張っていた。先生は、僕のベルトをはずし、ズボンを下ろし、パンツを脱がす。僕のペニスは、今までで一番大きく、固くなって飛び出してきた。下半身を露出させ、泣きそうな表情になっている僕を、先生はビデオカメラの中に映像として収める。先生が、カメラ片手に膝でペニスをぐりぐりと刺激すると、僕の背筋に快楽の電流が突き抜け、さらにペニスが大きくなっていった。
「今度は、晃くんをもっと気持ち良くしてあげるわ」
先生はそう言うと、レオタードから今にもこぼれ落ちそうな乳房を突き出してきた。二つの大きなメロンなようなそれは、僕のそそり立ったペニスを包み込んでいく。
「うぁ……!」
僕は、快感に悲鳴をあげた。絹のように滑らかな感触の胸の谷間が僕のペニスを飲み込んでいる。必死に快感に耐える僕を、先生は嬉しそうな表情で見つめると、その大きなミルクタンクを自分で揉み上げ始めた。激しく形を変えていく両の乳房は、柔らかく温かい刺激となって僕のペニスに快感を与えていく。胸の間に挟み込む行為は聞いたこともあったし、想像したこともあったけど、実際の快感は僕の想像をはるかに越えていた。
「うふふ……」
先生は、妖しく微笑みながら、自らの唾液を胸の間にたらす。それは、溢れ出す僕の先走り液と交じり合って、潤滑油となり、タダでさえ堪らない胸の谷間のすべりをさらに滑らかなものへと変えていく。乳房を揉みしだく感触も、さらに激しくなり、僕は限界へと高められていった。
「先生! 僕、もう!!」
「あぁん。大丈夫よ」
パクリ! 僕が限界を訴えると、すぐに先生は僕のペニスの先端を口に含んでしまった。その感覚が引き金となって、僕は先生の口の中に射精してしまう。自分でしたときには絶対にできないような勢いだった。先生は目だけで笑いながら、頬がこけるほど吸引し、僕のペニスから吐き出される精液を喉を鳴らして呑み干していった。
「あ……あぁ……」
「あは! 晃くんの精液とっても美味しかったわよ?」
先生の声だけが聞こえた。僕は、刺激の強さに涙ぐんでしまって、目の焦点が合わない。たぶん先生は、僕のそんな姿をカメラに収めているのだろう。
「さ、今度は晃くんのお部屋に案内して。いつまでも廊下でヤるワケにはいかないでしょう」
「ふぁい……」
先生はハンドバックとビデオカメラを片手に、僕の背に手を回すと、下半身を露出させたままの僕を無理やり立ち上がらせる。僕は、先生に抱きかかえられるような格好になりながら、よろよろと自分の部屋へと向かった。
「余計な服も脱いじゃって、ほら」
「あぁ、先生……やめて……」
部屋の扉をくぐると、先生は僕が身につけていた上着も脱がせ始めた。僕は、弱々しくも抵抗しようとするが、そんなものは無意味だった。すぐに全裸にさせられてしまい、部屋の真中に立たされて、その様子をビデオカメラで撮影されてしまう。先ほどの行為のせいで、半勃ちになったペニスが情けなく、せめて股間だけでも隠そうとしたが、それも先生に制されてしまった。
「先生……僕の裸なんて撮って、どうするつもりなんですか……?」
僕は恐る恐る先生に尋ねた。
「あら? だって、いつでも晃くんを身近に感じていたいんだもの。それに、もしもの時の保険という意味合いもあるしね」
「それで、僕のことを脅迫するんですね……」
僕は、顔をうつむけながら、先生の返答に応じた。
「あ……ごめんなさい。そうよね。私だけが撮影してたら、アンフェアよね……」
先生は、子供をあやすような優しい声をかけながら、僕に近づいてきた。その手で僕の手を取ると、ビデオカメラを手渡した。
「先生、これ……?」
「うふふ……今度は、晃くんが私の裸を撮影して。これで、お相子でしょ?」
先生はそう言うと、背に手を回して白いハイレグレオタードのチャックを下ろし、ゆっくりと身をくねらせながら脱ぎ始めた。僕は、先生のストリップに、ごくりと生唾を飲み込みながら見入ってしまう。程なく、レオタードを床に脱ぎ捨てた先生は、胸も股間も隠すことなく部屋の中央に直立した。サイズの小さいレオタードから解放されたその身体ははじけるほどだった。さっきまででも十分に大きかった胸はさらに一回りか二回り大きくなったように見えるし、張りのいい剥き出しのヒップも太股までを覆う網タイツとあいまってずっと煽情的に見えてしまう。僕は熱に浮かされたようにカメラを構えると、レンズ越しに先生の姿を捕え、撮影のボタンを押し始めた。
「晃くん、このDVDは私たちだけの秘密にしましょうね」
先生は、見せつけるように身体をくねらす。大きさと弾力を兼ね備えた乳房を、熟れた果実のようなヒップを、網タイツに包まれたムチムチの太股を、僕はカメラの中に映像として収めていく。ひとしきりその身体を見せつけた先生は、部屋を横切り僕のベットの上にのぼって四つん這いになった。
「私の恥ずかしいところも、しっかり撮ってぇ……」
先生はベットの上で僕のほうに尻を向けると、両手の指で恥肉と尻肉を押し開いて見せた。そこには、僕が生まれてはじめて見る女性器、さらにはお尻の穴までもが剥き出しになる。僕は夢中になってカメラで先生の痴態を追いかけていた。
「ねぇ、晃くん。私のハンドバックを拾って……」
「あ……はい……」
僕は、先生の声にはっと気がつき、言われたとおりに部屋の隅に投げ出されていたハンドバックを拾う。
「その中にね、ウサギの尻尾が入っているから、それを取って」
僕はハンドバックの中を探す。言われたものはすぐに出てきた。バニーガールのお尻についているふさふさの尻尾。その先には……男性器をかたどった張り型がついていた。
「先生……これ……」
「うふふ……何に使うかはわかるでしょう? 私、バニーガールなのに尻尾がついていないから……晃くんにつけて欲しいの……解る?」
「……はい……」
「お願いね……根元のスイッチを入れるのも忘れないで……」
僕はカメラを持ったまま先生に近づき、その菊座に尻尾の先の張り型を押し当てる。先生の後の穴は、抵抗もなく異物を飲み込んでいった。
「ん……はぁん……」
先生は、うっとりとした声で嬌声を上げる。その淫靡な声が、もうわずかしか残っていない僕の理性にとどめをさしていく。僕は、もはや先生の声と自分の欲望だけに従い、張り型を押し込み、そのスイッチを入れた。
「あぁぁん!!!」
感極まった先生の絶叫が響く。ブゥン、と機械音を立てて振動するウサギの尻尾は、先生の直腸を激しくえぐっているのだろう。
「いいわ!! 晃くんに! 私のお尻が犯されている!!」
激しく身悶える麗香先生。僕は、尻を突き上げて乱れる先生をカメラの中に収める。
「イク!! イクゥ!!!」
一際大きく叫んだあと、麗香先生は股間から激しく潮を吹かせながら、絶頂した。前進から力が抜けたらしく、振動する尻尾が刺さったままのお尻を突き上げた格好になりながら、ベットにうずくまってしまう。その様子を一心不乱に見つめていた僕は、ペニスが再び硬くそそり立っていることに気がついた。
「晃くん、私、もう我慢できないわ……」
「先生……僕も、我慢できません……」
「それじゃあ、一緒に一つになりましょう?」
「はい……」
「カメラは、そこの机の上において……そう、二人のセックスが良く映るように……」
僕を突き動かすものは、もはや牡の本能だけだった。魅力的な女性と交わって腰を振る以外のことを考えられなくなった。僕は、先生の言うがままにベットに上り、先生の背後にまわるとその腰に手を当てた。
「来て……晃くん!!」
「はい……!!」
僕は、先生の中に自分のそそり立つペニスを突き入れた。先生の秘所は、びしょびしょに濡れていて何の抵抗もなく僕のものを受け入れる。その中は、蕩けるほどに熱かった。
「晃くん!! イイわ! 前と、後が同時に犯されているみたい!!」
先生は尻尾のついたままのお尻を激しく振りながら、身悶えている。
「僕も、僕も気持ちいいです! 我慢できない!!」
僕も、頭の中が真っ白になって激しく腰を振りつづける。やがて、すぐに僕の限界がやってくる。
「先生……僕、もうダメ! いっちゃう!!」
「いいわ! 来て!! 私の中に出して!!」
僕は先生とつながったまま、射精した。先生の中に、さっきほど以上の精液を注ぎこんでいく。そのあまりの開放感に僕は力尽きてベットの上に仰向けに倒れてしまった。
(……僕は、どうなるんだろう……)
激しい性交を追えて、徐々に冷静さを取り戻してきた僕はぼんやりとそのことを考えていた。ストーカーの如く先生に家まで押しかけられ、誘惑され、裸を撮影され、さらにはセックスまでしてしまった。僕の中で、漠然とした不安が甦ってくる。その時……
「んちゅ……」
僕の股間から再び快感が響いた。見れば、先生が僕の股間に舌を這わせていた。
「あぁ……先生。もうやめてください……」
「んん……いやよ……もっと楽しみましょ?」
先生は、萎えたペニスに指を絡ませ、性感帯を巧みに刺激してくる。再び僕のペニスが起き上がってくると、今度は舌を這わせ、硬くそびえ立つように快感を送り込んできた。
「いや……先生、やめて……」
「ダメよ……せめて、もう一回……」
先生は仰向けになっている僕の上にまたがると、無理やり立たされたペニスの上に腰を下ろしてきた。
「……!!!」
僕のモノは、熱く蕩ける先生の中に再び呑み込まれてしまう。なされるままの僕の上で激しく腰を振る麗香先生。僕の中の不安が、肉欲と悦楽で無理やりに上書きされていく。僕が、それに耐え切れずまた絶頂してしまうのにはそれほどの時間はかからなかった。
「うふふ……ステキよ、晃くん」
ネットリとした麗香先生の声が響く。僕がこれからどうなるのかは分からない……でも、僕が麗香先生とのセックスの虜となってしまったことだけは、確かだった。
***
ガチャリ……
僕は、自室の扉をくぐった。すぐに扉を閉めなおすと、自分のパソコンを立ち上げる。ママとパパが仕事で使わなくなったのを譲ってもらったものだ。そして、カバンから一枚のDVDを取り込ませるとパソコンに読み込ませる。僕はイヤホンをパソコンに繋げ、DVDに収められたムービーファイルを開く。
『よく見るのよ、晃くん……』
イヤホンからは、麗香先生の声が響く。DVDには、あの日、麗香先生に僕が嬲られ、僕が麗香先生とセックスした映像が収められている。このDVDは、学校で麗香先生に手渡されたものだ。麗香先生は、このDVDで毎日オナニーをするように僕に告げた。僕は断ることができなくなっていた。
『あは! 晃くんの精液とっても美味しかったわよ?』
あの日の激しいセックスを思い出して、僕の股間は勃起する。でも、それだけではなかった。今、僕の部屋には、盗撮カメラがセットされている。あの日、先生が帰り際に、僕の目の前で仕掛けていったのだ。僕は、盗撮カメラに見えるように、オナニーを始める。
「あぁ……イイ……」
今までもオナニーをしたことがあったが、あの日以来明らかに快感の質が変わった。先生に見られている、そう思うだけで背徳感が背筋を走り抜け、その快感が病みつきになってしまっている。DVDを見ないことも、盗撮カメラを外すことも自分でできる。でも、できない。
「先生……僕、イク……!!」
僕は、ティッシュペーパーの上に射精した。多分、また後日、麗香先生からもっと卑猥な要求をされることだろう。僕はそのことが不安で、その不安が堪らなく甘味だった。
(END)
Tweet
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女性主導
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バニーガール
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女教師
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